JP2001142399A - バインドクリップ - Google Patents
バインドクリップInfo
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- JP2001142399A JP2001142399A JP32079999A JP32079999A JP2001142399A JP 2001142399 A JP2001142399 A JP 2001142399A JP 32079999 A JP32079999 A JP 32079999A JP 32079999 A JP32079999 A JP 32079999A JP 2001142399 A JP2001142399 A JP 2001142399A
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Abstract
な垂直状の立姿勢とすることができ、しかも両側の挟持
片を堅固に接合すると共に開口操作を楽に行うことがで
きるようにしたバインドクリップを提供する。 【解決手段】固定側挟持片5と可動側挟持片6とはピン
部材で回動自在に枢設され、固定側挟持片5と可動側挟
持片6とが下部の離間位置で湾曲状の板バネ13によっ
て挟持されたことにより閉口方向に弾性付勢され、固定
側挟持片5は内側面が平坦な垂直面14を成すと共に下
方に延長されたレバー15aを有し、可動側挟持片6は
内側上端部16の断面が湾曲状であって多数の突起17
を有すると共に下方に延長されたレバー15bを有し、
さらに固定側挟持片5の突出部7の上辺は垂直面14に
離間する方向に上り勾配を有する傾斜辺19aにされる
と共に、固定側挟持片5のアーム片10と可動側挟持片
6の離間せる位置に突設された突出片19との上辺が傾
斜辺を有する段差形状に形成されたものである。
Description
やカード等のポップあるいはポップホルダーを垂直に立
てた状態で挟持するようにしたバインドクリップに関す
るものである。
を行うために、ポスターやカード等のポップあるいはポ
ップを挿着したポップホルダーを垂直に立てた状態で掲
示することが行なわれている。このために用いられるバ
インドクリップの従来例について、図面を参照しながら
説明すると、図7及び図8に示すように、スタンドの支
柱31の上部に嵌合固定された挿着穴32aを有する支
持部材32と、この支持部材32の上面に一体成形され
た底面板33の一方の両端部より外方へ突出すると共に
内壁面が底面とほぼ直角となる固定用挟挟片34と、こ
の固定用挟着片34の底面板33の両端部より外方へ突
出する部位の下部内壁面に形成された1対の突状の係合
部36、36と、所定間隔離間されて一体成形された底
面角部へボード状のポップP或はポップを収納したポッ
プホルダーPHを導く傾斜面38を有する一対のガイド
部材39と、固定用挟挟片34の係合部36に係合する
係合部40を有する可動用挟着片41と、この可動用挟
着片41を固定用挟挟片34に回動可能で且つ常時挟着
方向に付勢するように取り付けられた板スプリング42
とで構成され、固定用挟挟片34と可動用挟着片41の
内壁面の対向位置には脱落防止片43、44が突設され
ることにより、固定用挟挟片34と可動用挟着片41と
の間に挟持したポップP或はポップホルダーPHの抜け
出しを防止するようにしている。
た従来のバインドクリップ30は、一対の傾斜面38、
38を有する一対のガイド部材39、39によって、ポ
ップPまたはポップホルダーPH(以下、単にポップP
ということがある)等を固定用挟着片41の内壁面に確
実に接触するようにガイドするため厚さの異なるポップ
PまたはポップホルダーPHでも確実に挟着して垂直状
態に位置させることができる。ところが、上記のバイン
ドクリップは、図8(c) に示すように、固定用挟挟片3
4と可動用挟着片41との間に挟持したポップPは固定
用挟挟片34の壁面の垂直性に倣って垂直に立つもので
あるが、ポップPの抜け出しを防止するために設けられ
た固定用挟挟片34側の脱落防止片44の突出厚さのた
めにポップPが正確な垂直状の立姿勢を有するのではな
く、斜め方向に傾斜するという欠点があった。また、固
定用挟挟片34と可動用挟着片41とが係合部36、4
0で互いに係合されると共に固定用挟挟片34と可動用
挟着片41との下部が板スプリング42で嵌合された回
動構造とされているため、捻じれ等の外力が生じたと
き、板スプリング42の弾性力に抗して係合部36、4
0が互いに脱落してしまうという問題点があった。さら
に、固定用挟挟片34と可動用挟着片41とは下方向に
延長されたレバーが設けられていないため、開口すると
き、固定用挟挟片34と可動用挟着片41の上端を両手
で開かなければならないという問題点があった。本発明
は、このような問題点を解消するためになされたもの
で、ポップまたはポップホルダーの挟持状態を正確な垂
直状の立姿勢とすることができ、しかも両側の挟持片を
堅固に接合すると共に開口操作を楽に行うことができる
ようにしたバインドクリップを提供することを目的とす
る。
めに、本発明のバインドクリップは、スタンドの支柱の
上部に嵌合固定し得る支持部材を備えたバインドクリッ
プにおいて、前記支持部材の上部に固定側挟持片が一体
成形されると共に、該固定側挟持片の内側下部に沿う突
出部の離間せる凹溝に設けられたピン部材に前記固定側
挟持片に対向して設けられた可動側挟持片の内側に離間
して突設されたアーム片が回動自在に枢設され、さらに
前記固定側挟持片と前記可動側挟持片とが下部の離間位
置で湾曲状の板バネによって挟持されたことにより前記
固定側挟持片と前記可動側挟持片とが常に閉口方向に弾
性付勢され、前記固定側挟持片は内側面が平坦な垂直面
を成すと共に下方に延長されたレバーを有し、前記可動
側挟持片は内側上端部に形成された押え部の断面が湾曲
状であって多数の突起を有すると共に下方に延長された
レバーを有し、さらに前記固定側挟持片の突出部の上辺
は前記垂直面に離間する方向に上り勾配を有する傾斜辺
が形成されると共に、前記固定側挟持片のアーム片と前
記可動側挟持片の離間せる位置に突設された突出片との
上辺が傾斜辺を有する段差形状に形成されたことを特徴
とする。
面を参照しながら説明する。本発明によるバインドクリ
ップは、図1に示すように、スタンド2の支柱3の上部
に嵌合固定し得る支持部材4を備えたバインドクリップ
1において、図4に示すように、支持部材4の上部に固
定側挟持片5が一体成形されると共に、図3に示すよう
に、固定側挟持片5の内側下部に沿う突出部7の離間せ
る凹溝8、8に設けられたピン部材9、9に、固定側挟
持片5に対向して設けられた可動側挟持片6の内側に離
間して突設されたアーム片10、10が回動自在に枢設
され、さらに、図5に示すように、固定側挟持片5と可
動側挟持片6とが下部の離間位置で湾曲状の板バネ1
3、13によって挟持されたことにより固定側挟持片5
と可動側挟持片6とが常に閉口方向に弾性付勢され、図
4に示すように、固定側挟持片5は内側面が平坦な垂直
面14を成すと共に下方に延長されたレバー15aを有
し、可動側挟持片6は内側上端部に形成された押え部1
6の断面が湾曲状であって多数の突起17、17…を有
すると共に下方に延長されたレバー15bを有し、さら
に固定側挟持片5の突出部7の上辺は垂直面14に離間
する方向に上り勾配を有する傾斜辺19aが形成される
と共に、固定側挟持片5のアーム片10と可動側挟持片
6の離間せる位置に突設された突出片19との上辺が傾
斜辺19b、19c、10bを有する段差形状に形成さ
れたものである。このようなバインドクリップ1につい
てより詳細に述べると、図1に示すようにスタンド2に
垂直に立設固定された支柱3の上部にバインドクリップ
1の支持部材4に設けられた挿着穴4a(図5参照)が
嵌合されることにより、支持部材4が支柱3に固定され
ている。バインドクリップ1の支持部材4の上部には固
定側挟持片5が一体成形されている。この固定側挟持片
5は、図2に示すように、横方向に長い長方形に近似し
た形状を有し、図3に示すように、その内側下部に沿っ
て突出部7、7…が形成され、夫々の突出部7には複数
箇所に離間してひけ防止用の凹部21、21…が設けら
れている。このひけ防止用の凹部21は、プラスティッ
ク成形加工の際に成形表面が内側にへこむ現象を防止す
るために設けられたものである。また、図3に示すよう
に固定側挟持片5の突出部7、7…には離間せる位置に
凹溝8、8が形成され、夫々の凹溝8、8には横方向に
沿ってピン部材9、9が固設されている。また、このよ
うな固定側挟持片5に対向して設けられた可動側挟持片
6は、固定側挟持片5と同様に横方向に長い長方形に近
似した形状を有し、その内側に離間してアーム片10、
10が突設されている。また、図4に示すように、夫々
のアーム片10には係合穴11が形成され、この係合穴
11が、図5に示すように固定側挟持片5の夫々のピン
9、9に嵌着されることにより、可動側挟持片6は固定
側挟持片5に対してピン周りに回動自在に開閉すること
が可能とされている。さらに、図2に示すように上記の
固定側挟持片5と可動側挟持片6とには、夫々の対向す
る下部の離間位置に板バネ13を嵌合するための嵌合溝
22、22が形成され、夫々の嵌合溝22に湾曲状の板
バネ13を嵌合することにより、図5に示すように、ピ
ン部材9の周りに回動自在に開閉するようにされた固定
側挟持片5と可動側挟持片6とが常に閉口方向に板バネ
13、13によって弾性付勢された状態にされている。
上記の固定側挟持片5は、図4に示すように、内側面が
平坦な垂直面14を成し、その中央位置には全体の三分
の一程度の幅をもって下方に延長されたレバー15a
(図2に平面状況を示す)が形成されている。また、可
動側挟持片6は、図4に示すように、内側面が平坦な垂
直面14を有すると共に内側上端部に形成された押え部
16が断面湾曲状であって上下方向に多数の突起17、
17…を有する。この可動側挟持片6の押え部16は、
図6に示すように、湾曲状に形成された端面に上下方向
に沿って複数の突起17、17…が、例えば5°ずつの
角度で形成され、夫々の突起17は可動側挟持片6の横
方向に沿って線状に形成され、湾曲形状の押え部16の
いずれかの突起17で任意の厚さのポップPを均等に押
えつけることが可能となる。また、この可動側挟持片6
にもその中央位置に全体の三分の一程度の幅をもって下
方に延長されたレバー15bが形成され、図5に示すよ
うに、上記の固定側挟持片5のレバー15a、15bと
で対に使用され、両方のレバー15a、15bを片手の
指で挟み込むことにより、固定側挟持片5と可動側挟持
片6とをピン部材9の周りに回動して開口することがで
きる。さらに、図4に示すように、固定側挟持片5の突
出部7の上辺はその垂直面14に離間する方向に上り勾
配を有する傾斜辺19aが形成され、さらに可動側挟持
片6の離間せる位置に突出片19、19(図3参照)が
設けられ、各突設片19には傾斜辺19aの上方にさら
に緩やかな上り勾配を有する傾斜辺19bと角部20a
を経てより急な上り勾配を有する傾斜辺19cとその上
方に平坦辺19dが連続的に形成された段差形状にされ
ている。一方、図4に示すように、固定側挟持片5のア
ーム片10の上辺には、アーム片10の係合穴11の上
方周辺が円弧辺10aに形成され、該円弧辺10aから
上り勾配を有する傾斜辺10bを有してその上に平坦辺
10cを有する段差形状に形成されている。上記のよう
な固定側挟持片5と可動側挟持片6とをピン9で接合し
た状態は図5(a) または(b) に示す通りであり、可動側
挟持片6の回動状態によって夫々の段差形状は異なる
が、図5(a) に示すように、薄厚のポップP1(二点鎖
線で示す)を挟んだ場合、このポップP1は一側が固定
側挟持片5の垂直面14に支持される一方、ポップP1
の他側下端の角部は傾斜辺19aに当接して支持され
る。このような薄厚のポップP1はその角部が傾斜辺1
9aに当接する範囲の厚さにおいて自由な厚さのポップ
Pを可動側挟持片6で挟持することができる。また、ポ
ップP1よりも厚いポップP2、P3の場合において
は、所定厚さのポップを効果的に挟持することが可能と
なる。即ち、図5(a) に示すように、ポップP1よりも
厚い厚さのポップP2の一側が固定側挟持片5の垂直面
14に支持されると共に他側下端の角部が固定側挟持片
5傾斜辺19bと19cとの境を成す隅部20aに当接
して支持される場合、また図5(b) に示すように、ポッ
プP2よりも厚い厚さのポップP3の一側が固定側挟持
片5の垂直面14に支持されると共に他側下端の角部が
固定側挟持片5の平坦辺19dと固定側挟持片6の傾斜
辺10bとの境を成す隅部20bに当接して支持される
場合において、双方ともポップP2、P3の角部が隅部
20a、20bに拘束された状態で支持される結果、こ
のようなポップの上部に人の手が触れる等の外力が生じ
た場合でも、隅部20a、20bに支持されたポップP
2、P3に移動が生じにくい状態となって抜け脱防止効
果を発揮し、ポップを垂直状態に維持することが可能と
なる。また、いずれの厚さのポップであっても、その厚
さに応じて垂直面14の反対側面を可動側挟持片6の押
え部16の適宜の突起17で押えつけた状態となってポ
ップPの抜け脱防止とすることができる。
クリップによれば、固定側挟持片と可動側挟持片とはピ
ンで接合されているため脱落することがなく、比較的厚
いポップまたはポップホルダーであっても強力に挟持す
ることができ、しかも両側に設けられたレバーによって
開口操作を片手で楽に行うことができる。また、ポップ
またはポップホルダーの挟持状態を固定側挟持片の垂直
面に沿って面で支持することによって正確な垂直状の立
姿勢とすることができ、しかも可動側挟持片の内側上端
部は湾曲状の押え部が形成されると共に多数の突起を有
するため、ポップまたはポップホルダーの厚さに応じて
当接する押え部の突起によって支持することができ、ポ
ップまたはポップホルダーの抜け脱防止とすることが可
能となる。さらに、ポップまたはポップホルダーが所定
の厚さに形成され、このポップまたはポップホルダーの
一側面が固定側挟持片の垂直面に沿って面で支持される
と共に、その他側下端の角部が隅部に当接して支持され
た場合、ポップの上部に人の手が触れる等の外力が生じ
た場合でも、隅部に支持されたポップに移動が生じにく
い状態でポップの垂直挟持状態を維持することが可能と
なる。
柱に固定してポップを挟持した状態を示す斜視図であ
る。
る。
と可動側挟持片とを分解した上面図である。
と可動側挟持片とを分解した状態を示す図である。
り、夫々厚さの異なるポップを挟持した状況を示す。
の押え部の形状を示す側面図である。
図7のD−D矢示断面図であり、(c) は図7のE−E矢
示断面図である。
12)
やカード等のポップあるいはポップホルダーを垂直に立
てた状態で挟持するようにしたバインドクリップに関す
るものである。
を行うために、ポスターやカード等のポップあるいはポ
ップを挿着したポップホルダーを垂直に立てた状態で掲
示することが行なわれている。
従来例について、図面を参照しながら説明すると、図7
及び図8に示すように、スタンドの支柱31の上部に嵌
合固定された挿着穴32aを有する支持部材32と、こ
の支持部材32の上面に一体成形された底面板33の一
方の両端部より外方へ突出すると共に内壁面が底面とほ
ぼ直角となる固定用挟挟片34と、この固定用挟着片3
4の底面板33の両端部より外方へ突出する部位の下部
内壁面に形成された1対の突状の係合部36、36と、
所定間隔離間されて一体成形された底面角部へボード状
のポップP或はポップを収納したポップホルダーPHを
導く傾斜面38を有する一対のガイド部材39と、固定
用挟挟片34の係合部36に係合する係合部40を有す
る可動用挟着片41と、この可動用挟着片41を固定用
挟挟片34に回動可能で且つ常時挟着方向に付勢するよ
うに取り付けられた板スプリング42とで構成され、固
定用挟挟片34と可動用挟着片41の内壁面の対向位置
には脱落防止片43、44が突設されることにより、固
定用挟挟片34と可動用挟着片41との間に挟持したポ
ップP或はポップホルダーPHの抜け出しを防止するよ
うにしている。
た従来のバインドクリップ30は、一対の傾斜面38、
38を有する一対のガイド部材39、39によって、ポ
ップPまたはポップホルダーPH(以下、単にポップP
ということがある)等を固定用挟着片41の内壁面に確
実に接触するようにガイドするため厚さの異なるポップ
PまたはポップホルダーPHでも確実に挟着して垂直状
態に位置させることができる。
8(c) に示すように、固定用挟挟片34と可動用挟着片
41との間に挟持したポップPは固定用挟挟片34の壁
面の垂直性に倣って垂直に立つものであるが、ポップP
の抜け出しを防止するために設けられた固定用挟挟片3
4側の脱落防止片44の突出厚さのためにポップPが正
確な垂直状の立姿勢を有するのではなく、斜め方向に傾
斜するという欠点があった。
1とが係合部36、40で互いに係合されると共に固定
用挟挟片34と可動用挟着片41との下部が板スプリン
グ42で嵌合された回動構造とされているため、捻じれ
等の外力が生じたとき、板スプリング42の弾性力に抗
して係合部36、40が互いに脱落してしまうという問
題点があった。
41とは下方向に延長されたレバーが設けられていない
ため、開口するとき、固定用挟挟片34と可動用挟着片
41の上端を両手で開かなければならないという問題点
があった。
めになされたもので、ポップまたはポップホルダーの挟
持状態を正確な垂直状の立姿勢とすることができ、しか
も両側の挟持片を堅固に接合すると共に開口操作を楽に
行うことができるようにしたバインドクリップを提供す
ることを目的とする。
めに、本発明のバインドクリップは、スタンドの支柱の
上部に嵌合固定し得る支持部材を備えたバインドクリッ
プにおいて、前記支持部材の上部に固定側挟持片が一体
成形されると共に、該固定側挟持片の内側下部に沿う突
出部の離間せる凹溝に設けられたピン部材に前記固定側
挟持片に対向して設けられた可動側挟持片の内側に離間
して突設されたアーム片が回動自在に枢設され、さらに
前記固定側挟持片と前記可動側挟持片とが下部の離間位
置で湾曲状の板バネによって挟持されたことにより前記
固定側挟持片と前記可動側挟持片とが常に閉口方向に弾
性付勢され、前記固定側挟持片は内側面が平坦な垂直面
を成すと共に下方に延長されたレバーを有し、前記可動
側挟持片は内側上端部に形成された押え部の断面が湾曲
状であって多数の突起を有すると共に下方に延長された
レバーを有し、さらに前記固定側挟持片の突出部の上辺
は前記垂直面に離間する方向に上り勾配を有する傾斜辺
が形成されると共に、前記固定側挟持片のアーム片と前
記可動側挟持片の離間せる位置に突設された突出片との
上辺が傾斜辺を有する段差形状に形成されたことを特徴
とする。
面を参照しながら説明する。
示すように、スタンド2の支柱3の上部に嵌合固定し得
る支持部材4を備えたバインドクリップ1において、図
4に示すように、支持部材4の上部に固定側挟持片5が
一体成形されると共に、図3に示すように、固定側挟持
片5の内側下部に沿う突出部7の離間せる凹溝8、8に
設けられたピン部材9、9に、固定側挟持片5に対向し
て設けられた可動側挟持片6の内側に離間して突設され
たアーム片10、10が回動自在に枢設され、さらに、
図5に示すように、固定側挟持片5と可動側挟持片6と
が下部の離間位置で湾曲状の板バネ13、13によって
挟持されたことにより固定側挟持片5と可動側挟持片6
とが常に閉口方向に弾性付勢され、図4に示すように、
固定側挟持片5は内側面が平坦な垂直面14を成すと共
に下方に延長されたレバー15aを有し、可動側挟持片
6は内側上端部に形成された押え部16の断面が湾曲状
であって多数の突起17、17…を有すると共に下方に
延長されたレバー15bを有し、さらに固定側挟持片5
の突出部7の上辺は垂直面14に離間する方向に上り勾
配を有する傾斜辺19aが形成されると共に、固定側挟
持片5のアーム片10と可動側挟持片6の離間せる位置
に突設された突出片19との上辺が傾斜辺19b、19
c、10bを有する段差形状に形成されたものである。
り詳細に述べると、図1に示すようにスタンド2に垂直
に立設固定された支柱3の上部にバインドクリップ1の
支持部材4に設けられた挿着穴4a(図5参照)が嵌合
されることにより、支持部材4が支柱3に固定されてい
る。
は固定側挟持片5が一体成形されている。この固定側挟
持片5は、図2に示すように、横方向に長い長方形に近
似した形状を有し、図3に示すように、その内側下部に
沿って突出部7、7…が形成され、夫々の突出部7には
複数箇所に離間してひけ防止用の凹部21、21…が設
けられている。このひけ防止用の凹部21は、プラステ
ィック成形加工の際に成形表面が内側にへこむ現象を防
止するために設けられたものである。
突出部7、7…には離間せる位置に凹溝8、8が形成さ
れ、夫々の凹溝8、8には横方向に沿ってピン部材9、
9が固設されている。
て設けられた可動側挟持片6は、固定側挟持片5と同様
に横方向に長い長方形に近似した形状を有し、その内側
に離間してアーム片10、10が突設されている。
10には係合穴11が形成され、この係合穴11が、図
5に示すように固定側挟持片5の夫々のピン9、9に嵌
着されることにより、可動側挟持片6は固定側挟持片5
に対してピン周りに回動自在に開閉することが可能とさ
れている。
持片5と可動側挟持片6とには、夫々の対向する下部の
離間位置に板バネ13を嵌合するための嵌合溝22、2
2が形成され、夫々の嵌合溝22に湾曲状の板バネ13
を嵌合することにより、図5に示すように、ピン部材9
の周りに回動自在に開閉するようにされた固定側挟持片
5と可動側挟持片6とが常に閉口方向に板バネ13、1
3によって弾性付勢された状態にされている。
に、内側面が平坦な垂直面14を成し、その中央位置に
は全体の三分の一程度の幅をもって下方に延長されたレ
バー15a(図2に平面状況を示す)が形成されてい
る。
に、内側面が平坦な垂直面14を有すると共に内側上端
部に形成された押え部16が断面湾曲状であって上下方
向に多数の突起17、17…を有する。この可動側挟持
片6の押え部16は、図6に示すように、湾曲状に形成
された端面に上下方向に沿って複数の突起17、17…
が、例えば5°ずつの角度で形成され、夫々の突起17
は可動側挟持片6の横方向に沿って線状に形成され、湾
曲形状の押え部16のいずれかの突起17で任意の厚さ
のポップPを均等に押えつけることが可能となる。
置に全体の三分の一程度の幅をもって下方に延長された
レバー15bが形成され、図5に示すように、上記の固
定側挟持片5のレバー15a、15bとで対に使用さ
れ、両方のレバー15a、15bを片手の指で挟み込む
ことにより、固定側挟持片5と可動側挟持片6とをピン
部材9の周りに回動して開口することができる。
5の突出部7の上辺はその垂直面14に離間する方向に
上り勾配を有する傾斜辺19aが形成され、さらに可動
側挟持片6の離間せる位置に突出片19、19(図3参
照)が設けられ、各突設片19には傾斜辺19aの上方
にさらに緩やかな上り勾配を有する傾斜辺19bと角部
20aを経てより急な上り勾配を有する傾斜辺19cと
その上方に平坦辺19dが連続的に形成された段差形状
にされている。
のアーム片10の上辺には、アーム片10の係合穴11
の上方周辺が円弧辺10aに形成され、該円弧辺10a
から上り勾配を有する傾斜辺10bを有してその上に平
坦辺10cを有する段差形状に形成されている。
片6とをピン9で接合した状態は図5(a) または(b) に
示す通りであり、可動側挟持片6の回動状態によって夫
々の段差形状は異なるが、図5(a) に示すように、薄厚
のポップP1(二点鎖線で示す)を挟んだ場合、このポ
ップP1は一側が固定側挟持片5の垂直面14に支持さ
れる一方、ポップP1の他側下端の角部は傾斜辺19a
に当接して支持される。このような薄厚のポップP1は
その角部が傾斜辺19aに当接する範囲の厚さにおいて
自由な厚さのポップPを可動側挟持片6で挟持すること
ができる。
P3の場合においては、所定厚さのポップを効果的に挟
持することが可能となる。
よりも厚い厚さのポップP2の一側が固定側挟持片5の
垂直面14に支持されると共に他側下端の角部が固定側
挟持片5傾斜辺19bと19cとの境を成す隅部20a
に当接して支持される場合、また図5(b) に示すよう
に、ポップP2よりも厚い厚さのポップP3の一側が固
定側挟持片5の垂直面14に支持されると共に他側下端
の角部が固定側挟持片5の平坦辺19dと固定側挟持片
6の傾斜辺10bとの境を成す隅部20bに当接して支
持される場合において、双方ともポップP2、P3の角
部が隅部20a、20bに拘束された状態で支持される
結果、このようなポップの上部に人の手が触れる等の外
力が生じた場合でも、隅部20a、20bに支持された
ポップP2、P3に移動が生じにくい状態となって抜け
脱防止効果を発揮し、ポップを垂直状態に維持すること
が可能となる。
その厚さに応じて垂直面14の反対側面を可動側挟持片
6の押え部16の適宜の突起17で押えつけた状態とな
ってポップPの抜け脱防止とすることができる。
クリップによれば、固定側挟持片と可動側挟持片とはピ
ンで接合されているため脱落することがなく、比較的厚
いポップまたはポップホルダーであっても強力に挟持す
ることができ、しかも両側に設けられたレバーによって
開口操作を片手で楽に行うことができる。
状態を固定側挟持片の垂直面に沿って面で支持すること
によって正確な垂直状の立姿勢とすることができ、しか
も可動側挟持片の内側上端部は湾曲状の押え部が形成さ
れると共に多数の突起を有するため、ポップまたはポッ
プホルダーの厚さに応じて当接する押え部の突起によっ
て支持することができ、ポップまたはポップホルダーの
抜け脱防止とすることが可能となる。
定の厚さに形成され、このポップまたはポップホルダー
の一側面が固定側挟持片の垂直面に沿って面で支持され
ると共に、その他側下端の角部が隅部に当接して支持さ
れた場合、ポップの上部に人の手が触れる等の外力が生
じた場合でも、隅部に支持されたポップに移動が生じに
くい状態でポップの垂直挟持状態を維持することが可能
となる。
柱に固定してポップを挟持した状態を示す斜視図であ
る。
る。
と可動側挟持片とを分解した上面図である。
と可動側挟持片とを分解した状態を示す図である。
り、夫々厚さの異なるポップを挟持した状況を示す。
の押え部の形状を示す側面図である。
図7のD−D矢示断面図であり、(c) は図7のE−E矢
示断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】スタンドの支柱の上部に嵌合固定し得る支
持部材を備えたバインドクリップにおいて、前記支持部
材の上部に固定側挟持片が一体成形されると共に、該固
定側挟持片の内側下部に沿う突出部の離間せる凹溝に設
けられたピン部材に前記固定側挟持片に対向して設けら
れた可動側挟持片の内側に離間して突設されたアーム片
が回動自在に枢設され、さらに前記固定側挟持片と前記
可動側挟持片とが下部の離間位置で湾曲状の板バネによ
って挟持されたことにより前記固定側挟持片と前記可動
側挟持片とが常に閉口方向に弾性付勢され、前記固定側
挟持片は内側面が平坦な垂直面を成すと共に下方に延長
されたレバーを有し、前記可動側挟持片は内側上端部に
形成された押え部の断面が湾曲状であって多数の突起を
有すると共に下方に延長されたレバーを有し、さらに前
記固定側挟持片の突出部の上辺は前記垂直面に離間する
方向に上り勾配を有する傾斜辺が形成されると共に、前
記固定側挟持片のアーム片と前記可動側挟持片の離間せ
る位置に突設された突出片との上辺が傾斜辺を有する段
差形状に形成されたことを特徴とするバインドクリッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32079999A JP2001142399A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | バインドクリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32079999A JP2001142399A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | バインドクリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001142399A true JP2001142399A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18125383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32079999A Pending JP2001142399A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | バインドクリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001142399A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011095346A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Ns Planning Kk | シート状物立て |
KR101908243B1 (ko) * | 2017-12-13 | 2018-10-15 | 이원우 | 집게 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0360468U (ja) * | 1989-10-12 | 1991-06-13 | ||
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JPH0968921A (ja) * | 1995-09-01 | 1997-03-11 | Maruzen Seisakusho:Kk | 展示カード保持体用ばねクリップ |
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-
1999
- 1999-11-11 JP JP32079999A patent/JP2001142399A/ja active Pending
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