JP2001140504A - フェンス装置 - Google Patents

フェンス装置

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JP2001140504A
JP2001140504A JP31957899A JP31957899A JP2001140504A JP 2001140504 A JP2001140504 A JP 2001140504A JP 31957899 A JP31957899 A JP 31957899A JP 31957899 A JP31957899 A JP 31957899A JP 2001140504 A JP2001140504 A JP 2001140504A
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fence device
fence
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JP31957899A
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Susumu Okamoto
進 岡本
Hiroshi Yamada
博司 山田
Masahiro Koide
雅広 小出
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SEKISUI EXTERIOR KK
Sekisui Jushi Corp
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SEKISUI EXTERIOR KK
Sekisui Jushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 敷地対応力に優れて、多用途に用いることが
出来ることにより汎用性が良好なフェンス装置を提供す
る。 【解決手段】 地表面6から立設された少なくとも一対
の縦柱12,12間に、所定長さモジュール寸法を有す
る短尺横竿部材15,15及び長尺横竿部材18,18
を掛け渡すと共に、縦柱12,12間には、所定長さモ
ジュール寸法横幅を有するパンチングボード19或い
は、幅広ネットボード20を装脱着可能な取付具30…
によって取り付けるフェンス装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、庭先に設けられ
て、ガーデニング或いは、洗濯物の乾燥等、多用途に用
いることが出来るフェンス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフェンスとしては、ブロック或い
はレンガ等を積層して、隣地境界線に沿って設けられる
ものが知られている。
【0003】また、従来の物干し台としては、例えば、
図21に示す特開平10−179987号公報に記載さ
れたようなものが知られている。
【0004】このようなものでは、一対の支柱1,1と
桟材2とによって、枠体3が形成されている。これらの
桟材2,2間には、物干し竿8…が架設されている。ま
た、これらの支柱1,1下部の脚部4,4間には、載置
台5が形成されている。
【0005】そして、これらの載置台5の上部に適宜、
重量物が載置されることにより、使用中に、風等の影響
が受けにくくなるように構成されている。
【0006】また、図22,図23に示す特開平10−
118397号公報に記載されたものでは、地表面6に
載置される一対の基礎台7,7から、前記物干し竿8…
を支持する支柱9,9が立設されている。
【0007】この支柱9の下部には、履物10を掛け干
しするポール11,11が突設されている。
【0008】このように構成された従来の物干し台で
は、前記支柱1,1間或いは支柱9,9間の距離を物干
し竿8の長さに適合させるように離間させて装着する。
【0009】そして、基礎台7の重量或いは、前記脚部
4,4と載置台5上に載置される重量物との合計重量を
増大させることにより使用中に、風等の影響を受けにく
くなるように構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のフェンスでは、風通しが悪く、しかも隣地境界線に
沿って設けられる場合には、ガーデニング等、他の用途
に用いる場合には、所定の制約を受けていた。
【0011】また、前記従来の物干し台では、前記支柱
1,1間或いは支柱9,9間の距離を物干し竿8の長さ
に適合させるようにしているため、敷地形状によって
は、支柱1,1間等の長さが短くなり、物干し竿8の安
定を保つことが困難な場合があった。
【0012】このように安定性を確保するため、地表面
6に、支柱1等を固定すると汎用性が損なわれるといっ
た問題があった。
【0013】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、敷地対応力に優れて、多用途に用いることが出
来ることにより汎用性が良好なフェンス装置を提供する
ことを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、地表面から立設さ
れた少なくとも一対の縦柱間には、所定長さモジュール
寸法横幅を有するパンチングボード或いは、網状板部材
を装脱着可能な取付具によって取り付けるフェンス装置
を特徴としている。
【0015】このように構成された請求項1記載のもの
では、前記取付具を用いて、前記パンチングボード或い
は、前記網状板部材が前記縦柱に装脱着できるので、用
途に応じて、前記パンチングボード或いは、前記網状板
部材を取り付けて使用できる。
【0016】また、請求項2に記載されたものでは、地
表面から立設された少なくとも一対の縦柱間には、所定
長さモジュール寸法を有する横竿部材を掛け渡すフェン
ス装置を特徴としている。
【0017】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記一対の縦柱間に掛け渡された横竿部材を用い
て、例えば、布団を干す等、更に、多用途に使用でき
る。
【0018】また、請求項3に記載されたものでは、地
表面から立設された少なくとも一対の縦柱間に、所定長
さモジュール寸法を有する横竿部材を掛け渡すと共に、
該縦柱間には、所定長さモジュール寸法横幅を有するパ
ンチングボード或いは、網状板部材を装脱着可能な取付
具によって取り付けるフェンス装置を特徴としている。
【0019】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記地表面から立設された少なくとも一対の縦柱
間に掛け渡された横竿部材が、所定長さモジュール寸法
を有するので、縦柱間の距離は、該横竿部材の装着によ
り一義的に決定される。
【0020】このため、必要に応じて、前記所定長さモ
ジュール寸法横幅を有するパンチングボード或いは、網
状板部材が、取付具によって装脱着されて、物干しとし
ての機能と、目隠しとしての機能を発揮させることが出
来る。
【0021】また、請求項4に記載されたものでは、前
記所定長さモジュールは、少なくとも単位モジュール
と、該単位モジュールの整数倍の幅広モジュールとを有
している請求項1乃至3記載のフェンス装置を特徴とし
ている。
【0022】このように構成された請求項4記載のもの
では、前記幅広モジュールを分割して、単位モジュール
等として用いることが出来るので、敷地対応力に優れ、
汎用性が良好である。
【0023】更に、請求項5に記載されたものでは、前
記フェンスを建物から所定距離離間させて略平行に沿わ
せて延設すると共に、上部に、該建物から延出される天
幕部材を係止する請求項1乃至4記載のフェンス装置を
特徴としている。
【0024】このように構成された請求項5記載のもの
では、前記天幕部材を前記建物から延出して、フェンス
と建物との間を覆うことにより、庭先に簡便なテントを
設けることが出来る。このため、居室等、屋内空間と連
続する空間を得ることが出来、更に、多用途に用いるこ
とが出来る。
【0025】更に、請求項6に記載されたものでは、前
記縦柱の配置を、前記パンチングボード或いは、網状板
部材が略直交する方向で交わるように略直角に配置して
なる請求項1乃至5記載のフェンス装置を特徴としてい
る。
【0026】このように構成された請求項6記載のもの
では、前記縦柱間に前記パンチングボード或いは、網状
板部材が略直交する方向で交わるように設けることによ
り、更に、目隠し等、用途に応じた使用態様が得られ
る。
【0027】そして、請求項7に記載されたものでは、
前記横竿部材には、ベンチ部材の側端縁が係止されてい
る請求項2乃至6記載のフェンス装置を特徴としてい
る。
【0028】このように構成された請求項7記載のもの
では、前記ベンチ部材の側端縁を前記横竿部材に係止す
ることにより、容易に前記ベンチ部材を装着させること
が出来、更に、多用途に用いられて、汎用性が良好なフ
ェンス装置が提供される。
【0029】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0030】図1〜図10は、この発明の実施の形態1
のフェンス装置を示すものである。なお、前記従来例と
同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明
する。
【0031】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のフェンス装置では、地中に埋設された基礎束13か
ら上方に向けて地表面6から円筒状の金属製の縦柱12
…が、3本立設されている。
【0032】これらの各縦柱12,12間は、所定長さ
の単位モジュール寸法a(約1m)及びこの単位モジュ
ール寸法aの2倍の幅広モジュール寸法b(約2m)を
有して、これらの3本の縦柱12…が直線上に位置する
ように配置されている。
【0033】この縦柱12の側面には、上下方向に沿っ
て所定間隔をおいて取付孔14…が複数形成されてい
る。
【0034】また、これらの縦柱12,12間のうち、
単位モジュール寸法aを有する縦柱12,12間には、
所定単位モジュール長さの短尺横竿部材15…が、上下
方向に3本所定間隔をおいて水平に掛け渡されて、図3
に示すように各端部15aが、ボルト部材16によって
固着される嵌着支持部材17に嵌着されている。
【0035】更に、これらの縦柱12,12間のうち、
幅広モジュール寸法bを有する縦柱12,12間には、
所定単位モジュール長さの長尺横竿部材18…が、上下
方向に2本所定間隔をおいて水平に掛け渡されて、図2
及び図3に示すように各端部18aが、ボルト部材16
によって固着される嵌着支持部材17に各々嵌着されて
いる。
【0036】そして、これらの縦柱12,12間には、
図4及び図5に示す所定長さモジュール寸法横幅を有す
るパンチングボード19或いは、図6及び図7に示す所
定長さモジュール寸法横幅を有する網状板部材としての
幅広ネットボード20が、図8乃至図10に示す装脱着
可能な取付具30によって取り付けられている。
【0037】この取付具30は、前記縦柱12の側面
に、ボルト部材30aによって固着される支持片30b
と、この支持片30bとの間に、前記パンチングボード
19或いは、幅広ネットボード20を挟持する押さえ片
30cとから主に構成され、前記縦柱12の反対側側面
から挿通されたボルト部材30dを螺合させることによ
り、装脱着可能となるように構成されている。
【0038】そして、この実施の形態1では、図1に示
すように、最も下側の前記短尺横竿部材15には、目入
り樹脂製の板状部材32…を複数並設してなるベンチ部
材31の一側端縁31aが係止されていて、他側端縁3
1b下面側に形成される脚部31cと共に、これらの板
状部材で構成される腰掛け面部33を下方から支持する
ように構成されている。
【0039】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0040】この実施の形態1では、図1に示すよう
に、前記地表面6から立設された一対の縦柱12,12
間に掛け渡された短尺横竿部材15,15が、所定長さ
単位モジュール寸法を有するので、縦柱12,12間の
距離は、この短尺横竿部材15の装着により一義的に決
定される。
【0041】従って、前記所定単位長さモジュール寸法
横幅を有するパンチングボード19を前記取付具30を
用いて容易に装着出来る。
【0042】また、前記地表面6から立設された反対側
の一対の縦柱12,12間に掛け渡された長尺横竿部材
18,18が、所定長さ幅広モジュール寸法を有するの
で、縦柱12,12間の距離は、この長尺横竿部材18
の装着により一義的に決定される。
【0043】従って、前記所定幅広長さモジュール寸法
横幅を有する幅広ネットボード20を前記取付具30を
用いて容易に装着出来る。
【0044】そして、必要に応じて、前記取付具30の
ボルト部材30dの螺合を緩め、単位長さ或いは幅広の
前記所定長さモジュール寸法横幅を有するパンチングボ
ード19或いは、幅広ネットボード20が、取付具30
によって容易に装脱着される。
【0045】このように、幅広ネットボード20等、網
状板部材による物干しとしての機能と、パンチングボー
ド19による目隠しとしての機能とを、何れの縦柱1
2,12間の位置でも発揮させることが出来る。
【0046】例えば、花壇支持具34,34を前記幅広
ネットボード20に係止したり、収納棚35,35を前
記幅広ネットボード20の何れの位置にも係止させて使
用できる。
【0047】また、ハンガー36,36或いは履物1
0,10を係止する履物干しフック部材37,37を前
記幅広ネットボード20の何れの位置にも係止させて使
用できる。
【0048】更に、前記パンチングボード19の裏面側
には、洗濯ばさみ収納箱38が装着されて、このパンチ
ングボード19で隠されることにより、図1中反対側で
ある隣地或いは道路からの外観品質を良好な状態に保持
できる。
【0049】そして、前記ベンチ部材31の側端縁31
aが、下側の前記横竿部材15に係止することにより、
容易に前記ベンチ部材31をこのフェンス装置に装着さ
せることが出来る。このベンチ部材31は、腰掛け面部
33に腰掛けることが出来ると共に、最も高い位置の短
尺横竿部材15に布団を掛ける際の足場ともなり、更
に、多用途に用いられて、汎用性が良好である。
【0050】また、前記取付具30は、前記パンチング
ボード19及び幅広ネットボード部材20の前記縦柱1
2,12に対する装着に共用出来るので、更に、量産に
より、製造コストの増大を抑制できる。
【0051】
【変形例1】図11は、この発明の実施の形態1の変形
例1のフェンス装置を示すものである。なお、前記実施
の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付して説明する。
【0052】この変形例1のフェンス装置では、前記パ
ンチングボード19に換えて、単位モジュール寸法に収
まる横幅を有する網状板部材としてのネットボード39
が、前記取付具30…を介して、前記縦柱12,12間
に装着されている。
【0053】このように構成された変形例1のフェンス
装置では、更に、ネットボード39によって、物干しと
して機能する部分の面積が増大する。また、ネットボー
ド39は、単位モジュール寸法に収まる横幅で構成され
るので、量産により製造コストの増大を抑制できる。
【0054】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1と略同様であるので説明を省略する。
【0055】
【変形例2】図12は、この発明の実施の形態1の変形
例2のフェンス装置を示すものである。なお、前記実施
の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付して説明する。
【0056】この変形例2では、前記縦柱12に対する
縦柱112の配置が、前記幅広ネットボード20延設方
向に対してパンチングボード19を略直交する方向で交
わらせるように建築物40の壁面41に近接されて略直
角に配置されて、建築物40の壁面41に形成された勝
手口開口部42を覆うように構成されている。
【0057】このように構成された変形例2記載のもの
では、前記縦柱12,112間に前記パンチングボード
19が、幅広ネットボード20と略直交する方向で、建
築物40方向に延設されて交わるように設けられること
により、駐車場43方向からの目隠しとなる。
【0058】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1と略同様であるので説明を省略する。
【0059】
【変形例3】図13は、この発明の実施の形態1の変形
例3のフェンス装置を示すものである。なお、前記実施
の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付して説明する。
【0060】この変形例3のフェンス装置では、変形例
1のフェンス装置で、幅広ネットボード部材20配設側
に、延設されて他の一枚の幅広ネットボード部材20が
前記縦柱部材12,12間に設けられている。
【0061】このように構成された変形例3記載のフェ
ンス装置では、前記延設された幅広ネットボード部材2
0によって、物干しとして機能する部分の面積が、2m
ずつ増大する。また、ネットボード39は、2倍のモジ
ュール寸法に収まる横幅で構成されるので、量産により
製造コストの増大を抑制できる。
【0062】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1と略同様であるので説明を省略する。
【0063】
【変形例4】図14及び図15は、この発明の実施の形
態1の変形例4のフェンス装置を示すものである。な
お、前記実施の形態1と同一乃至均等な部分について
は、同一符号を付して説明する。
【0064】この変形例4のフェンス装置では、変形例
3のフェンス装置の上部に、水平方向に沿って樋部材4
4が延設されている。また、縦柱212の上縁12a
と、この樋部材44との間には、前記建築物1方向に突
設されて、前記庇部31を支持する支持面47aを有す
る支持金具47が設けられている。この支持金具47
は、上縁12a上端面に固定されている。
【0065】そして、前記樋部材44の建築物側一側縁
44aは、ボルト部材48,48による締結時に、前記
庇部45bの取付側端縁45cと、この支持面47aと
の間に挟持されると共に、外側側壁44bが、前記支持
金具47の縦壁部47bにボルト部材49で固定され
て、溝部44cを前記縦柱212の上縁12aの上方位
置に位置させている。
【0066】また、この樋部材44の左右いずれかの一
側端縁部には、上下方向に沿って延設される縦樋50の
上端部50aが、溝部44c底面に形成された開口44
dを介して接続されている。
【0067】この縦樋50は、図14に示すように、前
記縦柱212内に収納されると共に、下端部50bが、
縦柱212の側面から突設された蛇口部51に連結され
ている。
【0068】このように構成された変形例4記載のフェ
ンス装置では、前記庇部45a,45bから樋部材44
へ流下した雨水は、前記縦樋50から前記蛇口部51ま
で流れ落ちて、この蛇口部51を開放することにより、
取り出すことが出来、雨水の再利用を図ることが出来
る。
【0069】また、前記庇部45a,45b及び樋部材
44は、単位モジュール或いは、幅広モジュールで横幅
を規格されて構成されているので、量産により製造コス
トの増大を抑制できる。
【0070】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1と略同様であるので説明を省略する。
【0071】
【変形例5】図16は、この発明の実施の形態1の変形
例5のフェンス装置を示すものである。なお、前記実施
の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付して説明する。
【0072】この変形例5のフェンス装置では、変形例
3のフェンス装置の単位モジュールを有する縦柱12,
12間の上部に架設されて、ブランコ付き短尺横竿部材
115が、前記嵌着支持部材17,17を介して固定さ
れている。
【0073】このブランコ付き短尺横竿部材115は、
前記短尺横竿部材15と同一長さに形成されると共に、
一対のチェーン部材53,53のブランコ腰掛け板部5
2を揺動自在に垂下している。
【0074】このように構成された変形例5のフェンス
装置では、子供をブランコで遊ばせながら、洗濯物を、
前記幅広ネットボード20,20等を用いて干すことが
出来、使用利便性が良好である。
【0075】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1と略同様であるので説明を省略する。
【0076】
【変形例6】図17は、この発明の実施の形態1の変形
例6のフェンス装置を示すものである。なお、前記実施
の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付して説明する。
【0077】この変形例6のフェンス装置では、図17
中右側の幅広モジュール相当部分の略中間位置に縦柱1
2を増設し、2分割して、2つの単位モジュールとして
いる。
【0078】そして、一方の前記一対の縦柱12,12
間には、人がぶら下がっても屈曲しない程度まで補強さ
れた強化短尺横竿部材215が、前記嵌着支持部材1
7,17を介して固定されている。
【0079】更に、この変形例6では、幅広モジュール
側の縦柱12,12間に、前記板状部材32…が、複数
並設されて、一側端を前記下側の長尺横竿部材18に係
止させる幅広ベンチ部材131が設けられている。
【0080】このように構成されたこの変形例6のフェ
ンス装置では、前記変形例5の作用効果に加えて、更
に、前記強化短尺横竿部材215を鉄棒として用いるこ
とが出来る。
【0081】このため、孫子を、前記ブランコ或いは鉄
棒で遊ばせながら、近接した前記幅広ベンチ部材131
を縁側として用いて日光浴等を行い、家族の親睦を深め
ることが出来る。
【0082】また、図17中右側の前記幅広モジュール
が2分割されて、単位モジュールとして用いることが出
来るので、別途延設方向に縦柱12を設ける必要が無
く、敷地対応力に優れ、汎用性が良好である。
【0083】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1と略同様であるので説明を省略する。
【0084】
【変形例7】図18は、この発明の実施の形態1の変形
例7のフェンス装置を示すものである。なお、前記実施
の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付して説明する。
【0085】この変形例7のフェンス装置では、単位モ
ジュールを有する縦柱12,12間に、上から網状板部
材としてのネットボード39及びパンチングボード19
が、各々前記取付具30,30を介して固定されてい
る。
【0086】このように構成されたこの変形例7のフェ
ンス装置では、通風の良好な上部を用いて、物干しとし
て機能するネットボード39を装着すると共に、プライ
バシー保護の機能を有するパンチングボード19を下部
に装着出来、上下方向の位置に応じて異なる機能を発揮
させることにより、更に敷地対応力を向上させて、多用
途に用い汎用性が良好である。
【0087】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1と略同様であるので説明を省略する。
【0088】
【変形例8】図19は、この発明の実施の形態1の変形
例8のフェンス装置を示すものである。なお、前記実施
の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付して説明する。
【0089】この変形例8のフェンス装置では、単位モ
ジュールを有する縦柱12,12間に、上下一対の網状
板部材としてのネットボード39,39が、各々前記取
付具30,30を介して固定されている。
【0090】このように構成された変形例8のフェンス
装置では、ネットボード39,39が、単位モジュール
寸法に収まる横幅で同様に構成されるので、量産により
製造コストの増大を抑制できる。
【0091】更に、前記幅広モジュールを分割して、単
位モジュール等として用いることが出来るので、敷地対
応力に優れ、汎用性が良好である。
【0092】他の構成及び作用効果については、前記実
施の形態1と略同様であるので説明を省略する。
【0093】
【実施の形態2】図20は、この発明の実施の形態2の
フェンス装置を示すものである。なお、前記実施の形態
1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して
説明する。
【0094】この実施の形態2のフェンス装置では、前
記フェンス60を建物61から所定距離離間させて略平
行に沿わせて延設すると共に、上部を構成する長尺横竿
部材18に、この建物の掃き出し開口部62の上縁の側
壁面に設けられた巻き取り収納装置63から延出される
布状の天幕部材64が係止されるように構成されてい
る。
【0095】この天幕部材64には、先端縁に沿って所
定の重量を有するポール部材65が設けられていて、前
記長尺横竿部材18に係止した状態で、巻き戻り不能と
なるように設定されている。
【0096】次に、この実施の形態2の作用について説
明する。
【0097】この実施の形態2のフェンス装置では、前
記天幕部材64を前記建物61の巻き取り装置63から
延出して、フェンス60と建物61との間の庭先66の
上部を覆うことにより、庭先66に、強い日差しを遮
り、雨よけとなる簡便なテントを設けることが出来る。
このため、居室等、屋内空間と連続する空間を得ること
が出来、例えば、ガーデンパーティ等に使用出来る広い
空間を演出する等、更に、多用途に用いることが出来
る。
【0098】以上、この発明の実施の形態1を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
【0099】例えば、前記実施の形態1では、2倍の前
記所定長さモジュールを用いているが、特にこれに限ら
ず、例えば、3倍、4倍等、該単位モジュールの整数倍
の幅広モジュールであるならばどのような機構が用いら
れても良い。
【0100】また、前記パンチングボード19或いは幅
広ネット部材20等と、前記短,長弱横竿部材15,1
8等とを同時に用いるものを示して説明してきたが、特
にこれに限らず、前記パンチングボード19或いは幅広
ネット部材20等と、前記短,長弱横竿部材15,18
等との何れかを用いたり、用途によっては、全くパンチ
ングボード19等を用いずに、使用してもよい。
【0101】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、前記取付具を用いて、前記パンチングボー
ド或いは、前記網状板部材が前記縦柱に装脱着できるの
で、用途に応じて、前記パンチングボード或いは、前記
網状板部材を取り付けて使用できる。
【0102】また、請求項2に記載されたものでは、前
記一対の縦柱間に掛け渡された横竿部材を用いて、例え
ば、布団を干す等、更に、多用途に使用できる。
【0103】また、請求項3に記載されたものでは、前
記地表面から立設された少なくとも一対の縦柱間に掛け
渡された横竿部材が、所定長さモジュール寸法を有する
ので、縦柱間の距離は、該横竿部材の装着により一義的
に決定される。
【0104】このため、必要に応じて、前記所定長さモ
ジュール寸法横幅を有するパンチングボード或いは、網
状板部材が、取付具によって装脱着されて、物干しとし
ての機能と、目隠しとしての機能を発揮させることが出
来る。
【0105】また、請求項4に記載されたものでは、前
記幅広モジュールを分割して、単位モジュール等として
用いることが出来るので、敷地対応力に優れ、汎用性が
良好である。
【0106】更に、請求項5に記載されたものでは、前
記天幕部材を前記建物から延出して、フェンスと建物と
の間を覆うことにより、庭先に簡便なテントを設けるこ
とが出来る。このため、居室等、屋内空間と連続する空
間を得ることが出来、更に、多用途に用いることが出来
る。
【0107】更に、請求項6に記載されたものでは、前
記縦柱間に前記パンチングボード或いは、網状板部材が
略直交する方向で交わるように設けることにより、更
に、目隠し等、用途に応じた使用態様が得られる。
【0108】そして、請求項7に記載されたものでは、
前記ベンチ部材の側端縁を前記横竿部材に係止すること
により、容易に前記ベンチ部材を装着させることが出
来、更に、多用途に用いられて、汎用性が良好なフェン
ス装置が提供される、という実用上有益な効果を発揮し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のフェンス装置で、全体
の構成を説明する斜視図である。
【図2】実施の形態1のフェンス装置で、図1中A−A
線に沿った位置での断面図である。
【図3】実施の形態1のフェンス装置で、図1中B−B
線に沿った位置での断面図である。
【図4】実施の形態1のフェンス装置に用いられるパン
チングボードの正面図である。
【図5】実施の形態1のフェンス装置に用いられるパン
チングボードの側面図である。
【図6】実施の形態1のフェンス装置に用いられるネッ
トボードの正面図である。
【図7】実施の形態1のフェンス装置に用いられるネッ
トボードの側面図である。
【図8】実施の形態1のフェンス装置で、取付具による
装着の様子を説明する図1中C−C線に沿った位置での
断面図である。
【図9】実施の形態1の支持片の側面図である。
【図10】実施の形態1の取付具の正面図である。
【図11】変形例1のフェンス装置で、全体の構成を説
明する正面図である。
【図12】変形例2のフェンス装置で、全体の構成を説
明する平面図である。
【図13】変形例3のフェンス装置で、全体の構成を説
明する正面図である。
【図14】変形例4のフェンス装置で、全体の構成を説
明する正面図である。
【図15】変形例4のフェンス装置の構成を説明する図
14中D−D線に沿った位置での断面図である。
【図16】変形例5のフェンス装置で、全体の構成を説
明する正面図である。
【図17】変形例6のフェンス装置で、全体の構成を説
明する平面図である。
【図18】変形例7のフェンス装置で、要部の構成を説
明する斜視図である。
【図19】変形例8のフェンス装置で、要部の構成を説
明する斜視図である。
【図20】本発明の実施の形態2のモジュール物干し装
置で、天幕を上部に係止させた様子を説明する庭先の斜
視図である。
【図21】一従来例の物干し台の構成を説明する斜視図
である。
【図22】他の従来例の物干し台の側面図である。
【図23】他の従来例の物干し台の平面図である。
【符号の説明】
6 地表面 12,112,212縦柱 15,115 短尺横竿部材 18 長尺横竿部材 19 パンチングボード 網状板部材 20 幅広ネットボード 39 ネットボード 30 取付具 60 フェンス装置 61 建物 64 天幕部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 博司 滋賀県蒲生郡竜王町鏡731−1 積水樹脂 株式会社内 (72)発明者 小出 雅広 東京都新宿区西新宿6−3−1 セキスイ エクステリア株式会社内 Fターム(参考) 2E142 CC04 CC14 DD22 EE14 HH01 HH12 HH22 HH23 MM00 MM03 MM11 MM13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地表面から立設された少なくとも一対の縦
    柱間には、所定長さモジュール寸法横幅を有するパンチ
    ングボード或いは、網状板部材を装脱着可能な取付具に
    よって取り付けることを特徴とするフェンス装置。
  2. 【請求項2】地表面から立設された少なくとも一対の縦
    柱間には、所定長さモジュール寸法を有する横竿部材を
    掛け渡すことを特徴とするフェンス装置。
  3. 【請求項3】地表面から立設された少なくとも一対の縦
    柱間に、所定長さモジュール寸法を有する横竿部材を掛
    け渡すと共に、該縦柱間には、所定長さモジュール寸法
    横幅を有するパンチングボード或いは、網状板部材を装
    脱着可能な取付具によって取り付けることを特徴とする
    フェンス装置。
  4. 【請求項4】前記所定長さモジュールは、少なくとも単
    位モジュールと、該単位モジュールの整数倍の幅広モジ
    ュールとを有していることを特徴とする請求項1乃至3
    記載のフェンス装置。
  5. 【請求項5】前記フェンスを建物から所定距離離間させ
    て略平行に沿わせて延設すると共に、上部に、該建物か
    ら延出される天幕部材を係止することを特徴とする請求
    項1乃至4記載のフェンス装置。
  6. 【請求項6】前記縦柱の配置を、前記パンチングボード
    或いは、網状板部材が略直交する方向で交わるように略
    直角に配置してなることを特徴とする請求項1乃至5記
    載のフェンス装置。
  7. 【請求項7】前記横竿部材には、ベンチ部材の側端縁が
    係止されていることを特徴とする請求項2乃至6記載の
    フェンス装置。
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