JP2001135021A - データ記録媒体、データ再生方法及び再生装置、並びにデータ記録方法及び記録装置。 - Google Patents

データ記録媒体、データ再生方法及び再生装置、並びにデータ記録方法及び記録装置。

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JP2001135021A
JP2001135021A JP2000224405A JP2000224405A JP2001135021A JP 2001135021 A JP2001135021 A JP 2001135021A JP 2000224405 A JP2000224405 A JP 2000224405A JP 2000224405 A JP2000224405 A JP 2000224405A JP 2001135021 A JP2001135021 A JP 2001135021A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ記録媒体に記録された著作物データの
所在等の管理を行い、著作物データの違法な複写を確実
に防止する。 【解決手段】 少なくとも著作物データを含むデジタル
データが記録領域2に記録されるとともに、識別情報記
録領域4に記録媒体固有の識別を可能とする識別情報を
記録し、リードイン領域3に識別情報の有無を示す判別
情報を予め記録し、記録媒体固有の識別を行う識別情報
を用いて記録されたデジタルデータの管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽曲などの著作物
データを含むデジタルデータが記録されるとともに、記
録媒体固有の識別を可能とする識別情報が記録されたデ
ータ記録媒体、このデータ記録媒体に記録された著作物
データを再生するデータ再生方法及び再生装置、及びデ
ータ記録媒体に著作物データを記録するデータ記録方法
及び記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】著作物データである楽曲などのオーディ
オデータをデジタルデータに変換して記録し、光学的な
再生手段によってデータの読み出しを可能としたディス
ク状記録媒体としては、一般に、CD(コンパクトディ
スク)が広く用いられている。CDは、直径を12cm
とするもので600MB以上のデータを記録可能とする
記録媒体である。このCDには、標準化された記録フォ
ーマットに基づいてデジタルデータの記録が行われる。
CDの標準の記録フォーマットを基礎にして、例えば、
コンピュータで処理されるデータやテレビジョンゲーム
用のソフトウェアを記録したCD−ROM、データの追
加記録を可能とするCD−R、データの書き換えを可能
とするCD−RW等が提供されている。
【0003】また、高画質の画像情報等をデジタルデー
タに変換して記録したデータ記録媒体としてDVD(Di
gital Versatile Disc)が提供されている。
【0004】CDやDVDは、原盤からの大量複製を可
能とするとともに大量頒布を可能とする記録媒体であ
り、同一の楽曲やビデオ情報等の著作物データを記録し
たものは、基本的に同一の形態を有し、1枚1枚が共通
の形態及び意匠が施された収納体に収納されて頒布され
る。
【0005】このように共通の著作物データが記録され
た独立した記録媒体をそれぞれ共通の収納体に収納して
頒布されるいわゆるパッケージメディアの識別を行うた
め、記録媒体を収納する収納体や記録媒体に付属して収
納体に収納される印刷物にシリアル番号を印刷し、ある
いはシリアル番号を印刷したシールを貼付している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなパッケー
ジメディアにおいて、収納体や収納体に収納される印刷
物にシリアル番号を設けたものにあっては、記録媒体単
体では他の同種の記録媒体との識別を行うことができな
い。また、シリアル番号を印刷したシールが剥がれた
り、シリアル番号を記入した収納体や印刷物等を紛失し
た場合には、シリアル番号と記録媒体との対応がとれな
くなるばかりか、シリアル番号が全く分からなくなって
しまう。さらに、記録媒体のみが単独で他者に渡ったと
き等の管理が困難となる。
【0007】また、従来広く頒布されているパッケージ
メディアは、例えば光ディスクの場合、光学ディスクか
らディスク基板を剥離することによりスタンパが作製さ
れて、違法な複製品が製造された場合に、正規品と違法
な複製品とを判別することが困難であるという問題があ
る。また、CD−R、CD−RWを用いて複製された場
合も同様に、正規品と違法な複製品とを判別することが
困難である。
【0008】したがって、このような違法な複製品は、
再生装置側の検出手段によって、違法な複製品であるこ
とを検出することによって、再生を規制する等の制限機
能を動作させることが困難であるという問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、同一の著作物デ
ータが記録された同種のデータ記録媒体間の識別を可能
として著作物データを記録したデータ記録媒体の管理を
確実に行うことができるデータ記録媒体及びこのデータ
記録媒体にデータを記録するデータ記録方法及び記録装
置、並びにデータ記録媒体に記録されたデータを再生す
るデータ再生方法及び再生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するため、本発明に係るデータ記録媒体は、著作物デー
タを含むデジタルデータを記録するるとともに、記録媒
体固有の識別を可能とする識別情報とこの識別情報の有
無を示す判別情報を予め記録したものである。
【0011】ここで、記録媒体固有の識別を可能とする
識別情報は、他の記録媒体との識別を可能とする情報で
あり、さらに、この情報には、記録媒体に記録された著
作物データを構成する個々のコンテンツを識別するため
の情報を含む。
【0012】また、本発明に係るデータ記録媒体に記録
される識別情報は、複数の符号系列のエラー訂正符号化
あるいはエラー検出符号化が施され、少なくとも1つの
系列の符号で識別情報の認証が行われる。
【0013】本発明に係るデータ記録媒体を再生するデ
ータ再生方法及び記録装置は、データ記録媒体に記録さ
れた記録媒体固有の識別を行う識別情報が存在するか否
かを示す判別情報を読み出し、この判別情報により識別
情報が存在すると判別されたときに識別情報を読み出
し、この判別情報の判別結果に応じてデータ再生方法を
制御し、第1のデジタルデータの記録方法とは異なる記
録方法により記録された第2のデジタルデータの再生を
可能とする。
【0014】また、本発明に係るデータ記録媒体は、少
なくとも厚さ方向あるいはトラック幅方向のいずれかの
方向に物理的形状変化が形成された反射膜を備える。ま
た、反射膜は、熱記録によって、再生光に対する反射率
が未記録状態の反射率に対して0.5%以上10%以下
の範囲で変化する構成とされる。すなわち、データ記録
媒体には、反射膜による追加記録領域が設けられる。そ
して、追加記録領域には、少なくとも著作物データを含
むデジタルデータが記録されるとともに、記録媒体固有
の識別を可能とする識別情報と、この識別情報の有無を
示す判別情報が記録される。
【0015】また、本発明に係るデータ記録媒体にデー
タを記録するデータ記録方法及び記録装置は、少なくと
も厚さ方向あるいはトラック幅方向のいずれかの方向に
物理的形状変化がなされた反射膜を備え、この反射膜
が、熱記録によって、再生光に対する反射率が未記録状
態の反射率に対し0.5%以上10%以下の範囲で変化
する構成とされて、この反射膜による追加記録領域が設
けられたデータ記録媒体に対して追加記録を行う。そし
て、追加記録領域には、追加記録信号によって変調され
たレーザ光を照射して、反射膜を変質させてその反射率
を変化させる熱記録によって、追加記録領域に少なくと
も著作物データを含むデジタルデータを追加記録すると
ともに、記録媒体固有の識別を可能とする識別情報と、
この識別情報の有無を示す判別情報を追加記録する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデジタル記録
媒体及びこのデータ記録媒体に記録されたデータを再生
するデータ再生方法及び再生装置、さらに、データ記録
媒体にデータを記録するデータ記録方法及び記録装置を
説明する。
【0017】まず、本発明に係るデータ記録媒体を説明
すると、このデータ記録媒体は、ディスク状の記録媒体
1であって、図1に示すように、楽曲等のコンテンツに
基づく著作物データ等の主たるデータが記録される記録
されるデータ記録領域2と、このデータ記録領域1の内
周側に設けられたリードイン領域3とを備え、さらにリ
ードイン領域3よりも内周側に、記録媒体固有の識別を
可能とする識別情報が記録される識別情報記録領域4が
設けられている。
【0018】本発明に係るディスク状記録媒体1をさら
に具体的に説明すると、このディスク状記録媒体1は、
従来用いられているCD(コンパクトディスク)やDV
D(Digital Versatile Disc)で用いられている記録フ
ォーマットによって記録される第1のデジタルデータ
と、第1のデジタルデータの記録フォーマットとは異な
る記録フォーマットに基づいて記録される第2のデジタ
ルデータが記録される。
【0019】第1のデジタルデータは、楽曲や映像等の
コンテンツに基づく著作物データであって、ディスク状
記録媒体1に記録される主データを構成する。また、第
2のデジタルデータは、第1のデジタルデータと合成さ
れて高品質のオーディオデータを構成し、あるいは第1
のデジタルデータとして記録される著作物データの一
部、例えば著作物データが歌唱と楽曲を含むときそのい
ずれか一方のデータである。さらに、第2のデジタルデ
ータは、信号圧縮されたオーディオデータや画像デー
タ、あるいはテキストデータ等が挙げられ、その具体的
な内容としては、第1のデジタルデータに付属されるポ
スター、ジャケット、歌詞、ライナーノーツ、インタビ
ュー音声や記事、新曲案内等であり、さらにまた、第1
のデジタルデータがオーディオデータに関する著作物デ
ータであるとき、この著作物の演奏者のコンサートチケ
ット抽選情報やネットライブ視聴情報等であり、さらに
は、第1のデジタルデータに対応する著作物データを供
給する頒布元や演奏家等の著作者へのインターネット等
の通信ネットワークを介した連絡先であるURL(Unif
orm Resource Locator いわゆるサーバのアドレスであ
るホームページアドレス)等が含まされる。
【0020】第1のデジタルデータに付加されて記録さ
れる第2のデジタルデータは、第1のデジタルデータを
構成する記録ピットの形状や、記録ピットのトラック方
向に直交する方向の位置を変化させることにより記録さ
れるもので、第1のデジタルデータのデータ再生には影
響を与えることなく再生可能とするものである。すなわ
ち、第1のデジタルデータの記録フォーマットに対応し
たデジタルデータのみを再生可能とする再生装置を用い
たときには、第1のデジタルデータのみの再生が可能と
なり、第1のデジタルデータとともに第2のデジタルデ
ータの再生を可能とした再生装置において、第1及び第
2のデジタルデータの再生を可能とするものであり、上
位互換性を保証するものである。具体的には、第1のデ
ジタルデータが記録ピットの記録トラックの長手方向の
エッジあるいは長さで変調されたいわゆるピットエッジ
記録であるのに対して、第2のデジタルデータは、記録
ピットをトラック方向と直交する方向であるトラック幅
方向のトラッキング方向に位置を変位させたり、記録ピ
ットのトラック幅方向の幅をを変化させることによって
記録される。これらの記録ピットの位置や形状の変化量
は、第1のデジタルデータのみを再生可能とする再生装
置により第1のデジタルデータを再生するとき、第1の
デジタルデータの読み取りを可能とする誤差の範囲内に
とどめ、第1のデジタルデータの再生に影響を与えない
範囲で設けられる。
【0021】上述のように第1のデジタルデータととも
に記録フォーマットを異にした第2のデジタルデータが
記録される本発明に係るディスク状記録媒体1には、当
該記録媒体の1枚1枚を個別に識別するための記録媒体
固有の識別情報あるいは個別IDが記録されている。識
別情報あるいは個別IDは、第1及び第2のデジタルデ
ータを読み取る光学ヘッドにより読み取り可能な記録形
態で記録される。この識別情報あるいは個別IDは、図
1の例では、少なくとも第1のデジタルデータが記録さ
れるデータ記録領域2の内周側に設けられるリードイン
領域3よりも内周側に設けられる識別情報記録領域4に
記録される。
【0022】識別情報あるいは個別IDの記録領域は、
ディスク状記録媒体1の内周側に設けられる識別情報記
録領域4に限られず、少なくとも第1のデジタルデータ
が記録されるデータ記録領域2の外周側に設けられるリ
ードアウト領域のさらに外周側の領域や、リードイン領
域内の一部等に記録するようにしてもよい。CDやDV
Dの記録フォーマットに基づいてデータの記録が行われ
る読み取り専用の光ディスクは、記録すべきデジタルデ
ータに対応する凹凸パターンを転写するスタンパを用い
て同種のものが大量に生産される。そこで、識別情報あ
るいは個別IDは、記録媒体の製造工程の最終工程、若
しくは最終工程の近くで個々の記録媒体毎に反射膜に直
接書き込むことによって記録される。この個体識別情報
あるいは個別IDを記録したディスク状記録媒体の製造
方法については後述する。
【0023】上述したディスク状記録媒体1に記録され
る個体識別情報あるいは個別IDは、図2に示すような
記録フォーマットに基づいて記録される。この図2にお
いて、先頭の例えば32ビットが同期(Sync)部とさ
れ、この同期部に続く領域が個体識別情報あるいは個別
IDが記録される記録部とされる。この記録部に記録さ
れる個体識別情報あるいは個別IDは、情報本体がデー
タ変換され、具体的には暗号化されて記録される。した
がって、個体識別情報あるいは個別IDが記録される記
録部は暗号化エリアとされている。暗号化エリアは、例
えば16ビットの音楽供給事業者IDと、32ビットの
媒体番号と、16ビットの製造装置ID、48ビットの
シリアル番号と、16ビットのエラー訂正符号(ECC-
A)あるいはエラー検出符号(EDC-A)と合計128ビッ
トから構成される。
【0024】ここで、音楽供給事業者IDは、ディスク
状記録媒体に記録される著作物データを構成する各コン
テンツを制作しあるいは供給する著作権を所有しあるい
は管理する著作権所有者を特定する情報である。媒体番
号は、ディスク状記録媒体の頒布登録を行うために用い
られる。製造装置IDは、ディスク状記録媒体を製造す
る装置を特定する情報であり、さらに48ビットのシリ
アル番号を記録する製造装置を識別する情報である。こ
の製造装置ID自体も、ディスク状記録媒体固有の識別
を行う個別IDの情報の一部として用いる。48ビット
のシリアル番号は、ディスク状記録媒体を個々に識別す
るための識別情報あるいは個別IDの主要部であり、記
録媒体を最初に頒布する音楽供給事業者等が自由に割り
付けることができ、連続番号でなくてもよい。さらに、
この暗号化エリアに連続して、例えば64ビットのエラ
ー訂正符号(ECC-B)が付加され、先頭の同期部も含む
全体として224ビットで構成されている。
【0025】ここで、上記16ビットのエラー訂正符号
(ECC-A)あるいはエラー検出符号(EDC-A)について
は、例えば生成多項式が、 g(x)=x16125 +1 のCRC(巡回冗長符号)により生成される。この生成
多項式g(x)は、ディスク状記録媒体を最初に頒布する
音楽供給事業者等が任意に設定できるようにしてもよ
い。これにより、でたらめな「ビット列」は確実に排除
できる。この符号は、64ビットのエラー訂正符号(EC
C-B) とは目的が異なり、本来のエラー訂正やエラー検
出の目的ではなく、個別IDの認証用に用いられる。す
なわち、そのような個別IDが存在するか否かの判別を
行うことができる。
【0026】また、64ビットのエラー訂正符号(ECC-
B)については、例えば、 f(x)=x8 +x4 +x3 +x2 +1 の生成多項式を用い、f(α)=0のとき、 G(x)=(x+1)(x+α)(x+α2 )…(x+α7 ) のような(24,16,9)リード・ソロモン符号を用
いることが挙げられる。この符号は、4バイトの検出訂
正あるいは8バイトの消失訂正が可能な訂正能力を有し
ている。
【0027】以上をまとめると、2つ以上のエラー訂正
符号(ECC)あるいは誤り検出符号(EDC)を用
い、一方は本来のエラー訂正やエラー検出のために用
い、他方はディスク状記録媒体固有の識別を行う識別情
報あるいは個別IDの認証のために使用するものであ
る。
【0028】また、暗号化エリアに記録される識別情報
あるいは個別IDデータを示す例えば128ビットのデ
ータは、RSA(Rivest, Shamir and Adleman)方式の
公開鍵方式や、DES(Data Encryption Standard)方
式等の共通鍵方式で暗号化されることにより盗用が保護
されている。
【0029】この図2に示す個別IDのフォーマットは
一例を示しているに過ぎず、各領域のビット数や配置等
は任意に設定でき、各領域の種類も増減があってもよ
い。例えば、ディスク状記録媒体1に記録される個々の
著作物データを特定する著作物IDを記録するようにし
てもよい。この著作物IDは、ISRC(Internationa
l Standard Recording Code)にしたがって記録され
る。
【0030】さらに、図1に示すディスク状記憶媒体1
に設けられるデータ記録領域2に記録される第2のデジ
タルデータの所定部に、個別IDの一部情報、例えば製
造装置ID等を書き込むことにより、違法コピー防止等
の安全性や信頼性を高めることができる。
【0031】さらに、図1に示すディスク状記録媒体1
のリードイン領域3には、個別IDが存在するか否かを
示す有無判別情報が、所定の位置、例えばユーザエリア
等に記録されている。これは、個別IDの有無判別情報
として、あるいは、第1のデジタルデータに加えて記録
フォーマットを異にして記録された第2のデジタルタデ
ータが付加された記録媒体であるか否かの判別情報とし
て用いるようにしてもよい。逆に、記録フォーマットを
異にする第2のデジタルデータが記録された記録媒体で
あるか否かの判別情報を個別IDの有無判別情報として
用いてもよく、これらを1つの判別情報にまとめて記録
するようにしてもよい。
【0032】次に、図1に示すように、第1のデジタル
データとともに記録フォーマットを異にした第2のデジ
タルデータが記録され、記録媒体固有の識別情報あるい
は個別IDが記録されているディスク状記録媒体1を用
いる本発明に係る再生装置を説明する。
【0033】この再生装置は、図3に示すに、この装置
に装着され、スピンドルモータ16によって回転駆動さ
れるディスク状記録媒体1のデータが記録された領域を
走査し、この記録媒体1に記録されたデータの読み出し
を行う光学ヘッド11を備える。光学ヘッド11によっ
て読み取られたディスク状記録媒体1に記録されたデー
タは、RFアンプ12に供給される。RFアンプ12か
ら出力される再生RF信号は、EFM(8−14変調)
復調回路13に送られてEFM復調された後、リードイ
ン読出し回路14に送られる。また、RFアンプ12か
ら出力されるトラッキングエラー信号、フォーカスエラ
ー信号等のサーボ用の各種信号や、EFM復調回路13
からの再生クロック信号等はサーボ回路15に供給さ
れ、サーボ回路15から各種サーボ信号が出力される。
サーボ回路15から出力されるスピンドルサーボ信号
は、ディスク回転駆動用のスピンドルモータ16に供給
され、トラッキングサーボ信号及びフォーカスサーボ信
号は光学ヘッド11の2軸アクチュエータに供給され、
スレッドサーボ信号が光学ヘッド11をディスク径方向
に移動させるスレッド機構17のスレッド駆動モータに
供給される。このサーボ回路15とCPU(プロセッサ
ユニット)18との間では、制御コマンドや制御データ
等の送受が行われる。
【0034】リードイン読出し回路14は、ディスク状
記録媒体1のリードイン領域3から読み出されたデータ
を有無判別回路21に供給する。有無判別回路21は、
リードイン領域から供給されたデータ中に記録媒体固有
の識別を行う個別IDの有無を示す判別情報が含まれる
か否かの判別を行う。有無判別回路21が、判別情報が
無しと判別したたときには、再生装置は、CD若しくは
DVDフォーマットに基づく記録フォーマットに基づい
て記録された第1のデジタルデータのみが記録されたデ
ィスク状記録媒体であると認識してデータの再生を行い
その再生データを出力端子22より出力する。
【0035】再生装置は、有無判別回路21で個別ID
有りと判別されたときには、制御信号をリードイン読出
し回路14に供給し、再度光学ヘッド1をディスク状記
録媒体1の最内周側に移動させてリードイン領域3に記
録された情報の読み出しを行わせるとともに再生モード
を選択するスイッチ23をオンとして、リードイン読出
し回路14から供給される個別IDを含む信号を個別I
D識別回路24に送る。この例では、個別IDあるいは
識別情報もリードイン領域3に記録されている場合を想
定しているが、図1に示すディスク状記録媒体1のよう
に、リードイン領域3の内周側に設けた識別情報記録領
域4に個別IDあるいは識別情報が記録されている場合
には、この識別情報記録領域4に記録された情報を読み
出して個別ID識別回路24に送る。個別ID識別回路
24は、個別IDが正常に識別されたか否かを判別し、
正常(OK)のときには、第1のデジタルデータに加え
てさらにディスク状記録媒体1に記録された第2のデジ
タルデータの再生を行いその再生データを第1の出力端
子25より出力する。個別IDが正常に識別できなかっ
た(NG)ときには、デジタルデータの再生禁止信号を
第2の出力端子より出力する。
【0036】この本発明に係る再生装置の再生動作を、
図4を参照してさらに具体的に説明する。
【0037】まず、最初のステップS41でディスク状
記録媒体を装着し、光学ヘッド11によりディスク状記
録媒体のリードイン領域をアクセスし、リードイン領域
に記録された情報の読み出しを行い、ステップS42
で、有無判別回路21により個別IDの有無を示す判別
情報を判別し、個別IDが有りと判別されたときにはス
テップS43へ進み、個別IDが無しと判別されたとき
にはステップS47へ進む。
【0038】ステップS43では、有無判別回路21に
より個別IDが有るか否かを判別し、YESのときには
ステップS44に進み、NOのときにはステップS46
に進み、著作物データに相当するデータの再生モードを
停止あるいは禁止する。ステップS43での判別は、個
別IDが実際に書かれているか否かの判別だけでもよい
が、さらに、図2に示すような個別IDのフォーマット
を有する場合に、エラー訂正符号(ECC-A)やエラー検
出符号(EDC-A)を用いて、個別IDが正常に認識され
たか否かを判別するようにしてもよい。ステップS44
では、有無判別回路21により装着されたディスク状記
録媒体に第1のデジタルデータとは記録フォーマットを
異にする第2のデジタルデータが有るか否かを判別し、
YESのときにはステップS45に進み、第1及び第2
のデジタルデータが記録された本発明に係るディスク状
記録媒体1を再生する再生モードを選択し、第1及び/
又は第2のデジタルデータの再生が行われる。また、ス
テップS45において、判別結果がNOデータあるとき
には、ステップS46に進み、再生モードを停止あるい
は禁止する。
【0039】ステップS47では、有無判別回路21に
より個別IDが有るか否かを判別し、YESのときには
ステップS46に進んで再生モードを停止し、NOのと
きにはステップS48に進む。ステップS48では、装
着されたディスク状記録媒体に第1のデジタルデータに
加えて第1のデジタルデータとは異なる記録フォーマッ
トで記録された第2のデジタルデータが有るか否かを判
別し、YESのときにはステップS46に進んで再生モ
ードを停止し、NOのときにはステップS49に進んで
第1のデジタルデータを再生する再生モードを選択して
ディスク状記録媒体に記録されたデータの再生を行う。
【0040】なお、ステップS47、S48は、第1の
デジタルデータに加えて第1のデジタルデータとは異な
る記録フォーマットで記録された第2のデジタルデータ
が記録されたディスク状記録媒体からデータの複写を行
った場合に個別IDや第2のデジタルデータが複写され
ても、データの再生を停止又は禁止するステップである
が、これらのステップの一方又は双方を省略してもよ
い。
【0041】ここで、ステップS43等における個別I
Dが有るか否かの判別動作の一つの具体例として、個別
IDが正常に認識されたか否かをも判別するような動作
の詳細を、前述した図2に示す個別ID若しくは識別情
報のフォーマットの場合の例を図5を参照しながら説明
する。
【0042】図5に示すステップS161において、図
2に示すフォーマットの個別ID又は識別情報が当該再
生装置に入力若しくは受信されると、次のステップS1
62で、エラー訂正符号ECC-Bによるエラー訂正を行
い、ステップS163でこのエラー訂正が正常に終了し
たか否かを判別する。正常に誤り訂正が行えたYESと
判別されたときにはステップS164に進み、NOのと
きにはステップS170に進んでリトライを行う。ステ
ップS164では、図2に示す暗号化エリアの128ビ
ットの暗号化データを復号し、ステップS165に進ん
で、16ビットのエラー訂正符号(ECC-A)あるいはエ
ラー検出符号(EDC-A)によるエラーチェックを行う。
【0043】次のステップS166では、エラー無しか
否かの判別、すなわち個別IDの認証を行い、NO(エ
ラー有り)の場合には、ステップS171に進んでエラ
ーの場合の処理、すなわち、不正に複写が行われたデー
タであると認識して再生禁止処理等を行う。ステップS
166でYES(エラー無し)と判別された場合、すな
わち個別IDの認証が正常に行われた場合には、ステッ
プS167に進み、図2に示すシリアル番号等の認証あ
るいは確認を行う。ステップS168では、ステップS
167での認証が正常に行われたか否かを判別し、NO
のときにはステップS172で認証不可の場合の処理を
行い、YESのときには次のステップに進む。これは、
図5に示す一連の動作が例えば図4のステップS43で
の動作に相当し、ステップS167でYESとされた場
合には、図4に示す次のステップS44に進むことにな
る。
【0044】以上の説明において、ディスク状記録媒体
に個別IDが存在するか否かを示す有無判別情報が記録
されている場合の例であったが、このような有無判別情
報は無くともよい、例えば、個別IDの記録位置が予め
決められている場合に、この個別IDを直接読み出しに
いくようにしてもよい。このような例の要部を図6に示
す。
【0045】すなわち、図6は、再生RF信号が個別I
D読出し回路27に供給され、この個別ID読出し回路
27で個別IDが読み出された場合である個別IDが有
りの場合には、本発明に係る第1のデジタルデータに加
えて第1のデジタルデータとは異なる記録フォーマット
で記録された第2のデジタルデータが記録されたディス
ク状記録媒体を再生する新フォーマット再生系28によ
る再生を行い、個別ID無しの場合には、第1のデジタ
ルデータのみが記録されたディスク状記録媒体あるいは
第1のデジタルデータのみを再生する旧フォーマット再
生系29による再生が行われる。図6は、個別IDの有
無に応じた再生系の選択する概念を説明するために示す
図であり、1つの再生装置において、新フォーマット再
生系28や旧フォーマット再生系29を独立に設ける必
要はない。
【0046】また、第1のデジタルデータに加えて第1
のデジタルデータとは異なる記録フォーマットで記録さ
れた第2のデジタルデータが記録されたディスク状記録
媒体であるか否かの判別情報を当該ディスク状録媒体に
記録するようにし、このディスク種類の判別情報に応じ
て、個別IDの有無を判別するようにしてもよい。さら
に、判別情報を記録しなくとも、記録ピットが第1のデ
ジタルデータの記録方法とは異なる所定の記録方法、例
えば記録ピットのトラック幅方向の形状や位置を変化さ
せる方法で、第2のデジタルデータが記録されているこ
とを判別してディスク状記録媒体の種類を判別し、これ
によって個別IDの有無を判別するようにしてもよい。
【0047】例えば図7に示すように、第2のデジタル
データが、記録ピットのトラック方向のほぼ中央部の幅
を狭く形成されることにより記録されてもよい。いる。
【0048】図7に示すように、記録ピットP2 のトラ
ック方向Tのほぼ中央部のトラック方向Tと直行する方
向の長さ、すなわち幅W11を他の部分のトラック方向T
の長さ、すなわち正規の幅W12よりも狭い幅W11とする
ことによって第2のデジタルデータを記録する。更に、
複数の記録ピットP1 間に形成されるランドR1 に、正
規の記録ピットP1 の深さより浅い凹部50を形成する
ことによって第2のデジタルデータを記録する。
【0049】ここで、トラック方向Tのほぼ中央のトラ
ック方向Tと直交する方向の幅W11が可変されて第2の
デジタルデータが記録される記録ピットP2 は、周期5
T以上のものが用いられ、正規の記録ピットP1 の深さ
より浅い凹部50を形成することによって第2のデジタ
ルデータが記録されるランドR1 も、周期が5T以上の
ものが用いられる。
【0050】第2のデジタルデータを周期5T以上の記
録ピットP2 に記録することにより、記録ピットP2
より記録される第1のデジタルデータの検出出力の減衰
を防止しながら第2のデジタルデータを十分な検出出力
で読み取ることを可能とするためである。
【0051】次に、上述したような判別情報あるいは個
別IDが付加されたディスクを製造する手順を図8を参
照して説明する。
【0052】図8において、レジスト塗布工程51では
ガラス原盤にフォトレジストを塗布し、次のカッティン
グ工程52にて、記録すべきデータに応じた凹凸のピッ
トパターンをカッティングし原盤を作製する。このカッ
ティングは、後述する図9に示すようなレーザカッティ
ングを行うカッティング装置を用いて行われる。
【0053】ピットパターンがレーザカッティングされ
た原盤は、現像・定着工程53で現像処理されて定着処
理された後、金属原盤作製工程54にて表面に電解メッ
キが施されてマザー盤である金属原盤が作製される。次
に、金属原盤をもとにしてスタンパ形成工程55により
スタンパを製造し、このスタンパを用いた基板形成工程
56を経てポリカーボネート(PC)やアクリル等の透
明樹脂の基板が製造される。ここで製造された基板には
上述したカッティング工程で原盤に形成されたピットパ
ターンが転写される。基板のピットパターンが形成され
た面側には、次の反射膜形成工程57によりスパッタリ
ングにより反射膜が形成される。
【0054】本発明に係るディスク状記録媒体1は、こ
の記録媒体の最終製造工程を経た後、あるいは最終工程
の近くの工程で識別情報あるいは個別IDの記録が行わ
れる。これら識別情報あるいは個別IDは、ディスク状
記録媒体1に形成される反射膜を利用して記録される。
【0055】ここで、本発明に係るディスク状記録媒体
に用いられる反射膜は、後工程で識別情報あるいは個別
IDの記録を可能とするため、データの記録を可能とす
る材料を用いて形成される。また、反射膜は、ここに記
録された識別情報や個別IDを光学的に読み取りを可能
とする材料で形成される必要がある。
【0056】そこで、本発明に係るディスク状記録媒体
の追加記録領域をなす反射膜は、CDやDVDの反射膜
と同程度の反射率若しくは従来用いられている光学ヘッ
ドで読み出し可能な反射率を有しながら、レーザ光を用
いた熱記録によって読み出し用のレーザ光等の光ビーム
の反射率が変化されるような材料により形成される。す
なわち、反射膜は、熱記録によって読み出し用の光ビー
ムに対する反射率が概ね0.5%以上10%以下の範囲
で変化する特性を示す金属膜によって形成される。具体
的には、Alを主成分とする金属膜であるAl100-x
x のAl合金膜、あるいはAgを主成分とする金属膜で
あるAg100-xx のAg合金膜によって構成される。
【0057】反射膜をAl100-xx のAl合金膜によ
って構成する場合、そのXは、Ge,Ti,Ni,S
i,Tb,Fe,Agのうちの少なくとも1種類以上の
元素によって構成されるものであり、この場合の、X全
体のAl合金膜中の組成比x〔原子%〕は、5<x<5
0〔原子%〕に選定される。
【0058】また、反射膜を、Ag100-xx のAg合
金膜によって構成する場合、そのXは、Ge,Ti,N
i,Si,Tb,Fe,Agのうちの少なくとも1種類
以上の元素によって構成されるものであり、この場合
の、X全体のAg合金膜中の組成比xは、5<x<50
〔原子%〕に選定される。
【0059】このような反射膜は、例えばスパッタリン
グ法によって所定の膜厚に形成される。そして、ディス
ク基板に形成され、識別情報や個別IDが記録され、あ
るいは記録される反射膜上には、次の保護膜塗布工程5
8で、スピンコート法により保護膜が塗布形成される。
【0060】なお、反射膜への識別情報や個別IDの記
録は、反射膜をディスク基板に形成した後に行われる情
報記録工程で行うようにしてもよい。この識別情報や個
別IDの記録は、反射膜にレーザ光を当てて反射率に変
調をかける熱記録によって行われる。
【0061】追加記録された追加記録部は、記録ピット
による再生出力に対して、追加記録部の反射率の変化に
基づいて、すなわち再生出力に対し、反射率の増加ある
いは減少に基づいて微少変化する。したがって、この微
少変化を検出することによって、この微少検出出力を追
加記録の再生信号とすることができる。
【0062】そして、その追加記録信号は、実際上、そ
の密度が低いこと、帯域が低いこと、更に例えば追加記
録に際して同一信号を複数の追加記録領域に記録させる
ことによって、例えば複数箇所の再生を行うなどの通常
とは異なる再生方法を適用することによって、この追加
記録に係わる反射率変化は、0.5%以上あれば、安定
した追加記録の再生を行うことができる。
【0063】しかしながら、この追加記録における反射
率変化が、余り大きいと、再生出力とのゼロクロスレベ
ルとの差が小さくなって、本来の記録の再生出力に影響
を生じてくることから、この反射率変化は、0.5%以
上10%以下とすることが望まれる。
【0064】次に、上述したディスク状記録媒体の製造
工程において、原盤を作製する図8に示すカッティング
工程52において使用されるカッティング装置の一例の
図9を参照して説明する。
【0065】ここで用いられるカッティング装置は、図
9に示すように、記録すべきデータに応じたピットパタ
ーンをカッティングするために用いられるレーザ光源6
1として、He-Ne ガスレーザやAr ガスレーザ等が用
いられる。
【0066】レーザ光源61から出射されるレーザ光
は、光変調器62に送られ、この光変調器62で記録さ
れるデータに応じて変調が行われる。光変調器62によ
り変調されたレーザ光は、反射ミラー66により反射さ
れてレジストが塗布されたディスク原盤67に照射され
る。反射ミラー66は、光変調器62からのレーザ光が
ディスク原盤67の内外周を走査するように可動機構に
より可動変位される。
【0067】ここで用いられる光変調器62は、印加電
圧によって屈折率が変化するEOM(電気光学変調器)
62aと、印加電圧によって偏光が変化するEOD(電
気光学偏光器)62bとを有している。これらのEOM
やEODの代わりに、圧電素子により媒体中に超音波の
粗密波を発生させるタイプのAOM(音響光学変調器)
やAOD(音響光学偏光器)を用いてもよい。
【0068】本発明に係るディスク状記録媒体1に従来
用いられているCDフォーマットに基づいて記録される
第1のデジタルデータを構成するコンテンツである楽曲
等の情報が、この情報の供給源となる第1の情報供給源
63から第1のデータ発生器65に入力される。第1の
データ発生器65には、第1の情報供給源63からの情
報とともにサブコード信号発生器64からの信号が入力
される。第1のデータ発生器65に入力された情報及び
サブコードは、第1のデータ発生器65によりCDフォ
ーマットに変換されたデータとして出力されて光変調器
62のEOM62aに供給される。このEOM62a
は、従来用いられているCD用の記録フォーマットに基
づいたピットパターンを形成するために用いられる。
【0069】また、第1のデジタルデータに付加される
情報や、第1のデジタルデータとは独立した著作物デー
タ等を構成する情報の如く、第1のデジタルデータとは
記録方法を異にしてディスク状記録媒体に記録される第
2のデジタルデータを構成する情報は、第2の情報供給
源68から第2のデータ発生器69に入力される。第1
のデータ発生器65に入力された情報は、第2のデータ
発生器65により第1のデジタルデータとは記録方法を
異にしたデータとして出力されて光変調器62のEOD
62bに供給される。EOD62bは、例えば第1のデ
ジタルデータに基づいて形成されるピットパターンを構
成する記録ピットを記録トラックの延長方向に直交する
トラック幅方向に変位させて第2のデジタルデータを記
録するために用いられる。
【0070】上述のように、第1の著作物データに対応
する第1のデジタルデータに加えて第2の著作物データ
に対応する第2のデジタルデータが記録され、さらに記
録媒体固有の識別を行う識別情報若しくは個別IDが記
録された本発明に係るディスク状記録媒体は、個別ID
や第2のデジタルデータに含まされる著作物データを供
給する頒布元や演奏家等の著作者へのインターネット等
の通信ネットワークを介した連絡先であるURLを用い
て種々の利用が可能となる。
【0071】次に、上述したようなディスク状記録媒体
に記録された個別IDを用いた複写制御あるいは複写管
理の方法を説明するための再生装置を図10を参照して
説明する。この図10において、前述した図3の構成の
各部と共通する部分については、共通の符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0072】本発明が適用されたディスク状記録媒体の
ように、記録媒体固有の識別を行う個別IDが記録され
ていない従来広く頒布されているパッケージメディアと
してのディスク状記録媒体は、この記録媒体に記録され
た著作物データが複写されたとしても、いずれのディス
ク状記録媒体を親に複写が行われたか不明となってしま
う。そのために、著作物データの違法複写や違法頒布行
為を規制することが困難である。
【0073】本発明が適用されたディスク状記録媒体に
おいては、電子透かし(Watermark)を用いて個別ID
を記録する。この電子透かしは、例えばスペクトラム拡
散等で著作物データを再生して視聴する場合に支障がな
いように埋め込むいわゆるデータハイディングにより記
録するすることにより、デジタル信号としての出力のみ
ならず、デジタルデータをアナログ信号に変換して出力
する場合にそのデータ中に電子透かし(WM)が埋め込
まれ、複写を繰り返しても、複写されたデータ中にその
電子透かし(WM)が引き継がれるのでデータの出所や
履歴を追うことが可能となる。
【0074】すなわち、図10において、EFM復調回
路13からCIRC(クロスインターリーブリードソロ
モン符号)エラー訂正回路19を介して得られた著作物
データは、加算器20に送られて、RFアンプ12から
得られた個別IDを個別ID識別回路161で識別して
取り出し、電子透かし(WM)生成回路162に送り、
この生成回路162からスペクトラム拡散等の方法によ
り加算器20に送り、この加算器20により著作物デー
タそのものに重畳加算する。加算器20から出力される
電子透かし(WM)が重畳された著作物データは、出力
端子163からデジタル出力として取り出され、あるい
はD/A(デジタル/アナログ)変換器164でアナロ
グ信号に変換されて出力端子165からアナログ出力と
して取り出される。
【0075】また、図10に示す装置を構成する加算器
20から出力される電子透かし(WM)が重畳された著
作物データを暗号化回路166に送り、個別ID識別回
路161からの個別IDの少なくとも一部の情報をを暗
号化の鍵として用いて暗号化回路166で暗号化して出
力端子167から取り出すようにしてもよい。これによ
って、暗号化されたデータ出力は、個別ID固有の暗号
化出力となり、極めて安全性の高い暗号化出力となる。
【0076】上述した例では、再生装置は、ディスク状
記録媒体から情報を再生する光学ヘッド11を備える構
成とされたが、この光学ヘッド11を用いてディスク状
記録媒体の追加記録領域に情報を追加記録可能とされる
記録装置として構成されてもよい。
【0077】詳細な説明を省略するが、ディスク状記録
媒体に追加記録を行う記録装置は、上述した再生装置と
構成がほぼ同様とされて、光学ヘッド11が、追加記録
する情報に応じて変調されるレーザ光を照射することに
よって、反射膜を変質させてその反射率を変化させる熱
記録によって追加記録を行うことができる構成とされて
いる。
【0078】上述したように、本発明に係るディスク状
記録媒体によれば、識別情報あるいは個別IDを有する
ことにより、例えば光学ディスクからディスク基板を剥
離することによりスタンパが違法に作製された場合、光
学ディスクからディスク基板を剥離したときに識別情報
あるいは個別IDが無くなる効果が得られる。
【0079】なお、識別情報あるいは個別IDは、ピッ
ト又はランドの両方の領域に設けることが可能とされ
る。例えば、固定ピットパターンを用意し、比較的長い
ランド部分に設けるようにすることによって検出精度を
向上することができる。
【0080】更に、識別情報あるいは個別IDを記録す
る記録領域のみを、予め、グルーブとすることによっ
て、反射率のベースラインを一定とすることが可能とさ
れ、検出精度を向上することが可能とされる。
【0081】また、本発明に係るディスク状記録媒体
は、トラック方向のほぼ中央部が幅狭とされるピット形
状によって記録された第2のデジタルデータを有するこ
とによって、例えば光学ディスクからディスク基板を剥
離した場合にも、ピット形状が残存する。しかしなが
ら、CD−RやCD−RW等を用いて複製する場合、記
録装置では、上述したようなピット形状を記録すること
ができないという効果が得られる。
【0082】また、本発明に係るディスク状記録媒体
は、記録密度が例えば倍密度等とされる記録密度が異な
るような異なる記録フォーマットのパートを有すること
によって、例えば光学ディスクからディスク基板を剥離
した際にも、複数の記録密度のパートが残存する。しか
しながら、CDーRやCD−RW等を用いて複製した場
合、記録装置では、上述したようにパートごとに異なる
記録フォーマットで記録することができないという効果
が得られる。
【0083】そして、上述のように本発明に係るディス
ク状記録媒体によれば、例えばCDに識別情報のみを採
用した光学ディスクの場合には、違法に複製された際
に、識別情報が無い光学ディスクが、一般のCDと同等
品となるため、正規品か違法な複製品であるかを判別す
ることが困難である。
【0084】しかしながら、以上のように構成されるデ
ィスク状記録媒体として例えば光学ディスクは、識別情
報あるいは個別IDと、トラック方向のほぼ中央部が幅
狭とされるピット形状あるいは異なる記録フォーマット
のパートとを組み合わせて有することによって、違法な
複製品の場合、識別情報あるいは個別IDが存在しない
とともに、トラック方向のほぼ中央部が幅狭とされるピ
ット形状や異なる記録フォーマットのパートが存在する
ことにより、違法な複製品であることを判別することが
できる。
【0085】また、このような光学ディスクによれば、
識別情報あるいは個別IDを有するCD−RやCD−R
W等を用いることによって複写された場合、識別情報あ
るいは個別IDが存在したとしても、トラック方向のほ
ぼ中央部が幅狭とされるピット形状や、異なる記録フォ
ーマットのパートを存在させることができないため、違
法な複製品であることを判別することができる。
【0086】すなわち、このような光学ディスクによれ
ば、例えば記録再生装置側の検出手段によって違法な複
製品を判別することが可能とされるため、記録再生装置
において再生禁止等の再生制限を機能させることができ
る。
【0087】なお、上述の説明では、本発明が適用され
るデータ記録媒体として、ディスク状記録媒体を用いた
例を挙げて説明したが、カード型の記録媒体やテープ状
の記録媒体にも適用できる。また、データの変調方式も
EFM(8−14変調)に限定されず、8ー16変調等
の種々の変調方式を用いることができる。この他、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能で
ある。
【0088】
【発明の効果】本発明は、同一の著作物データが記録さ
れた同種のデータ記録媒体間の識別を可能とする識別情
報をデータ記録媒体に記録しているので、著作物データ
を記録したデータ記録媒体の管理を確実に行うことがで
き、データ記録媒体に記録された著作物データの所在等
の管理を行い、著作物データの違法な複写を確実に防止
して、著作権者の利益を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたディスク状記録媒体の概略
構成を示す図である。
【図2】ディスク状記録媒体固有の識別を行うための識
別情報である個別IDの記録フォーマットの一例を説明
するために示す図である。
【図3】本発明が適用されたディスク状記録媒体の再生
に用いられる再生装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明が適用されたディスク状記録媒体に記録
されたディスクを再生する手順を説明するために示すフ
ローチャートである。
【図5】個別IDを認証する手順を説明するために示す
フローチャートである。
【図6】個別IDを直接読み出して再生動作を切り換え
る例を説明するために示す図である。
【図7】ディスク状記録媒体に形成される記録ピットの
長さ方向のほぼ中央部を第2のデータに変形された例を
示す平面図である。
【図8】本発明が適用されたディスク状記録媒体を製造
するための手順の一例を説明するために示す図である。
【図9】本発明が適用されたディスク状記録媒体を製造
するために用いられる原盤を製造のためのカッティング
装置の概略構成を説明するために示す図である。
【図10】本発明が適用されたディスク状記録媒体を再
生するために用いられる再生装置の他の例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 ディスク状記録媒体、3 リードイン領域、4 識
別情報記録領域、11光学ヘッド、12 RFアンプ、
13 EFM復調回路、14 リードイン読出し回路、
15 サーボ回路、21 個別IDの有無判別回路、2
4 個別ID識別回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井橋 孝夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 猪口 達也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 木島 薫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 AB07 BC03 CC04 DE02 DE15 DE43 DE49 DE52 DE70 GK08 GK17 GL10 5D090 AA01 CC14 DD03 DD05 FF09 GG29 GG32 GG33

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも著作物データを含むデジタル
    データが記録されるとともに、記録媒体固有の識別を可
    能とする識別情報と、この識別情報の有無を示す判別情
    報が予め記録されているデータ記録媒体。
  2. 【請求項2】 上記識別情報は、上記デジタルデータが
    記録されるデータ記録領域の内周側に設けられるリード
    イン領域の内側の領域に記録されている請求項1記載の
    データ記録媒体。
  3. 【請求項3】 上記識別情報は、上記デジタルデータが
    記録されるデータ記録領域の外周側に設けられるリード
    アウト領域の外側の領域に記録されている請求項1記載
    のデータ記録媒体。
  4. 【請求項4】 上記判別情報は、上記デジタルデータが
    記録されるデータ記録領域の内周側に設けられるリード
    イン領域に記録されている請求項1記載のデータ記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 上記識別情報は、他のデータ記録媒体と
    の識別を行うシリアル番号情報を含む請求項1記載のデ
    ータ記録媒体。
  6. 【請求項6】 上記識別情報は、上記デジタルデータに
    含まされる著作物での提供者を示す著作物提供者情報を
    含む請求項1記載のデータ記録媒体。
  7. 【請求項7】 上記識別情報は、上記記録されたデジタ
    ルデータを識別する著作物識別情報を含む請求項1記載
    のデータ記録媒体。
  8. 【請求項8】 上記識別情報は、当該記録媒体の製造装
    置を示す製造装置情報を含む請求項1記載のデータ記録
    媒体。
  9. 【請求項9】 上記識別情報は、データ変換された情報
    である請求項1記載のデータ記録媒体。
  10. 【請求項10】 上記データ変換された情報は、暗号化
    データである請求項9記載のデータ記録媒体。
  11. 【請求項11】 上記識別情報は、エラー訂正符号化さ
    れている請求項1記載のデータ記録媒体。
  12. 【請求項12】 上記識別情報は、複数の符号系列のエ
    ラー訂正符号化若しくはエラー検出符号化が施され、少
    なくとも一つの系列の符号で上記識別情報の認証が行わ
    れる請求項1記載のデータ記録媒体。
  13. 【請求項13】 上記デジタルデータは、8ー14変調
    又は8ー16変調の変調方式に従って記録されている請
    求項1記載のデータ記録媒体。
  14. 【請求項14】 上記データ記録媒体は、再生専用であ
    る請求項1記載のデータ記録媒体。
  15. 【請求項15】 少なくとも著作物データを含む第1の
    デジタルデータと、上記第1のデジタルデータの記録方
    法とは異なる記録方法により記録された第2のデジタル
    データと、記録媒体固有の識別を行う識別情報とが予め
    記録されたデータ記録媒体。
  16. 【請求項16】 上記第2のデジタルデータ及び上記識
    別情報の少なくとも一方が存在するか否かを示す判別情
    報が予め記録されている請求項15記載のデータ記録媒
    体。
  17. 【請求項17】 上記識別情報は、上記第1及び/又は
    第2のデジタルデータが記録されるデータ記録領域の内
    周側に設けられるリードイン領域の内側の領域に記録さ
    れている請求項15記載のデータ記録媒体。
  18. 【請求項18】 上記識別情報は、上記第1及び/又は
    第2のデジタルデータが記録されるデータ記録領域の外
    周側に設けられるリードアウト領域の外側の領域に記録
    されている請求項15記載のデータ記録媒体。
  19. 【請求項19】 上記判別情報は、上記第1及び/又は
    第2のデジタルデータが記録されるデータ記録領域の内
    周側に設けられるリードイン領域に記録されている請求
    項15記載のデータ記録媒体。
  20. 【請求項20】 上記識別情報は、シリアル番号情報を
    含む請求項15記載のデータ記録媒体。
  21. 【請求項21】 上記識別情報は、上記第1及び/又は
    第2のデジタルデータに含まれる著作物データの提供者
    を示す著作物提供者情報を含む請求項15記載のデータ
    記録媒体。
  22. 【請求項22】 上記識別情報は、上記第1及び/又は
    第2のデジタルデータに含まれる著作物データを識別す
    る著作物識別情報を含む請求項15記載のデータ記録媒
    体。
  23. 【請求項23】 上記識別情報は、当該記録媒体の製造
    装置を示す製造装置情報を含む請求項15記載のデータ
    記録媒体。
  24. 【請求項24】 上記識別情報は、データ変換された情
    報である請求項15記載のデータ記録媒体。
  25. 【請求項25】 上記データ変換された情報は、暗号化
    データである請求項24記載のデータ記録媒体。
  26. 【請求項26】 上記識別情報は、エラー訂正符号化さ
    れている請求項15記載のデータ記録媒体。
  27. 【請求項27】 上記識別情報は、複数の符号系列のエ
    ラー訂正符号化若しくはエラー検出符号化が施され、少
    なくとも一つの系列の符号で上記識別情報の認証が行わ
    れる請求項15記載のデータ記録媒体。
  28. 【請求項28】 上記第1及び/又は第2のデジタルデ
    ータは、8ー14変調又は8ー16変調の変調方式に従
    って記録されている請求項15記載のデータ記録媒体。
  29. 【請求項29】 上記データ記録媒体は、再生専用であ
    る請求項15記載のデータ記録媒体。
  30. 【請求項30】 上記第1のデジタルデータはピットエ
    ッジ記録であり、上記第2のデジタルデータはピットの
    形状の変化によって記録されている請求項15記載のデ
    ータ記録媒体。
  31. 【請求項31】 上記第1のデジタルデータはピットエ
    ッジ記録であり、上記第2のデジタルデータはピットの
    位置の変化によって記録されている請求項15記載のデ
    ータ記録媒体。
  32. 【請求項32】 上記第2のデジタルデータは、圧縮さ
    れたオーディオデータ、画像データ、テキストデータの
    うちの少なくとも一つである請求項15記載のデータ記
    録媒体。
  33. 【請求項33】 上記第2のデジタルデータには、通信
    ネットワークに接続するための情報が含まれている請求
    項15記載のデータ記録媒体。
  34. 【請求項34】 上記第2のデジタルデータには、携帯
    電話に接続するための情報が含まれている請求項15記
    載のデータ記録媒体。
  35. 【請求項35】 少なくとも著作物データを含むデジタ
    ルデータが記録されたデータ記録媒体を再生するデータ
    再生方法において、 上記データ記録媒体固有の識別を行う識別情報の有無を
    示す判別情報を読み出し、 次に、上記判別情報により上記識別情報が存在すること
    が判別されたとき、上記識別情報を読み出すデータ再生
    方法。
  36. 【請求項36】 少なくとも著作物データを含むデジタ
    ルデータが記録されたデータ記録媒体を再生するデータ
    再生方法において、 上記データ記録媒体固有の識別を行う識別情報の有無を
    示す判別情報を読み出し、 次に、上記判別情報の判別結果に応じてデータ再生方法
    を制御するデータ再生方法。
  37. 【請求項37】 少なくとも著作物データを含むデジタ
    ルデータが記録されたデータ記録媒体を再生する方法に
    おいて、 データ記録媒体に第1のデジタルデータの記録方法とは
    異なる記録方法により記録された第2のデジタルデータ
    が記録されているか否かを判別し、 上記第2のデジタルデータが記録されていることが判別
    されたときに、上記データ記録媒体に記録された識別情
    報を読み出すデータ再生方法。
  38. 【請求項38】 少なくとも著作物データを含むデジタ
    ルデータが記録されたデータ記録媒体を再生するデータ
    再生装置において、 データ記録媒体にデータ記録媒体固有の識別を行う識別
    情報の有無を示す判別情報を読み出す読み出し手段と、 上記読み出し手段により上記データ記録媒体に上記識別
    情報が存在することが判別されたとき、上記識別情報を
    読み出すように読み出すように制御する制御手段とを有
    するデータ再生装置。
  39. 【請求項39】 少なくとも著作物データを含むデジタ
    ルデータが記録されたデータ記録媒体を再生するデータ
    再生装置において、 データ記録媒体にデータ記録媒体固有の識別を行う識別
    情報の有無を示す判別情報を読み出す読み出し手段と、 上記読み出し手段により読み出される上記判別情報の判
    別結果に応じてデータ再生方法を制御する制御手段とを
    有するデータ再生装置。
  40. 【請求項40】 少なくとも著作物データを含むデジタ
    ルデータが記録されたデータ記録媒体を再生するデータ
    再生装置において、 データ記録媒体に第1の著作物データの記録方法とは異
    なる記録方法により記録された第2の著作物データが記
    録されているか否かを判別する判別手段と、 上記判別手段によって上記データ記録媒体に上記第2の
    著作物データが記録されていることが判別されたとき、
    上記データ記録媒体に記録媒体に記録されたデータ記録
    媒体固有の識別を行う識別情報を読み出す読み出し手段
    とを有するデータ再生装置。
  41. 【請求項41】 少なくとも厚さ方向あるいはトラック
    幅方向のいずれかの方向に物理的形状変化が形成された
    反射膜を備え、 上記反射膜が、熱記録によって、再生光に対する反射率
    が未記録状態の反射率に対して0.5%以上10%以下
    の範囲で変化する構成とされて、上記反射膜による追加
    記録領域が設けられ、 上記追加記録領域には、少なくとも著作物データを含む
    デジタルデータが記録されるとともに、記録媒体固有の
    識別を可能とする識別情報と、この識別情報の有無を示
    す判別情報が記録されることを特徴とするデータ記録媒
    体。
  42. 【請求項42】 上記追加記録領域が、上記物理的形状
    変化がなされた記録部を有する記録領域内または外に設
    けられたことを特徴とする請求項41に記載のデータ記
    録媒体。
  43. 【請求項43】 上記追加記録領域が、上記物理的形状
    変化がなされた記録部を有する記録領域内の、上記物理
    的形状変化の最短周期部以外に設けられたことを特徴と
    する請求項41に記載のデータ記録媒体。
  44. 【請求項44】 上記反射膜が、単層金属膜からなるこ
    とを特徴とする請求項41に記載のデータ記録媒体。
  45. 【請求項45】 少なくとも厚さ方向あるいはトラック
    幅方向のいずれかの方向に物理的形状変化がなされた反
    射膜を備え、上記反射膜が、熱記録によって、再生光に
    対する反射率が未記録状態の反射率に対し0.5%以上
    10%以下の範囲で変化する構成とされて、上記反射膜
    による追加記録領域が設けられたデータ記録媒体に対し
    て、 上記追加記録領域に、追加記録信号によって変調された
    レーザ光を照射して、上記反射膜を変質させてその反射
    率を変化させる熱記録によって、上記追加記録領域に少
    なくとも著作物データを含むデジタルデータを追加記録
    するとともに、記録媒体固有の識別を可能とする識別情
    報と、この識別情報の有無を示す判別情報を追加記録す
    ることを特徴とするデータ記録方法。
  46. 【請求項46】 少なくとも厚さ方向あるいはトラック
    幅方向のいずれかの方向に物理的形状変化が形成された
    反射膜を備え、上記反射膜が、熱記録によって、再生光
    に対する反射率が未記録状態の反射率に対し0.5%以
    上10%以下の範囲で変化する構成とされ、上記反射膜
    による追加記録領域が設けられたデータ記録媒体に対す
    る光記録手段を具備し、 上記光記録手段は、上記データ記録媒体に対し、追加記
    録情報に応じて変調されるレーザ光の照射手段を有し、 上記レーザ光の照射により、上記反射膜を変質させてそ
    の反射率を変化させる熱記録によって、上記追加記録領
    域に少なくとも著作物データを含むデジタルデータを追
    加記録するとともに、記録媒体固有の識別を可能とする
    識別情報と、この識別情報の有無を示す判別情報を追加
    記録することを特徴とするデータ記録装置。
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