JP2001130417A - ステアリングコラムの操作レバー締付固定位置調整装置 - Google Patents

ステアリングコラムの操作レバー締付固定位置調整装置

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JP2001130417A
JP2001130417A JP31442899A JP31442899A JP2001130417A JP 2001130417 A JP2001130417 A JP 2001130417A JP 31442899 A JP31442899 A JP 31442899A JP 31442899 A JP31442899 A JP 31442899A JP 2001130417 A JP2001130417 A JP 2001130417A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チルト機構を備えたステアリング装置の操作
レバーの操作角度における締付力の固定位置を適正に設
定するのに、極めて簡単なる構造とし、また装置全体の
省スペース化を実現すること。 【解決手段】 ステアリングコラム16を装着した可動
ブラケット2を固定ブラケット1に設けた前後二組の挿
通孔A,Aと、該挿通孔A,Aに挿通する締付固定ボル
ト5,5の締めつけにて前後,上下方向の適宜の位置に
固定可能で、且つ前記両締付固定ボルト5,5のボルト
頭部を第1ストッパー部材10と、第2ストッパー部材
11によりそれぞれ係止し、且つ第1ストッパー部材1
0と第2ストッパー部材11のそれぞれ調整用長孔部1
0a,11a同士を固定用ボルト13にて固着するこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チルト機構を備え
たステアリング装置の操作レバーの操作角度における締
付力の固定位置を適正に設定するのに、極めて簡単なる
構造とし、また装置全体の省スペース化を実現すること
ができるステアリングコラムの操作レバー締付固定位置
調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より多くのチルト・テレスコを調整
するステアリング装置が開発されている。一般に、チル
ト・テレスコ機構は、そのハンドルを回転自在に支持す
るステアリングコラムに固着されている可動ブラケット
と、車体側に取付固定され、且つ可動ブラケットを挟持
する固定ブラケットとを挿通する締付固定ボルトを設
け、その締付固定ボルトの一方側に、ボルトの回転方向
を固定するストッパー部材を設けている。
【0003】その一方に固定ブラケットを介して可動ブ
ラケットを締め付ける螺子部を設けている。その螺子部
にレバーの螺子部を螺合させて、レバーの回動による螺
子の締付力による押圧力で固定ブラケットが可動ブラケ
ットを挟持状態で締付け固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】固定ブラケットと可動
ブラケットとを締付固定ボルトの締付力により固定,且
つ調整時における可動が適宜に行えるタイプとしたもの
において、前後方向に2本の締付固定ボルトが使用され
るタイプが存在する。該締付固定ボルトには、その締付
固定ボルトの回転方向を固定するためのストッパー部材
がそれぞれ設けられている。該ストッパー部材は、その
一方側が可動ブラケット側に固定されて、もう一方側が
ボルト頭部に嵌合(又は係止)し、その締付固定ボルト
の螺子部と螺合するレバーの締付固定の操作を安定させ
るものとして設けられている。
【0005】また、チルト・テレスコ操作を行うときの
ロック及び解除を行うために操作レバーが使用される
が、その操作レバーの初期位置で、締付固定ボルトが最
も適正な締付力を出すことができるようにするためにス
トッパー部材が装着されており、ストッパー部材により
操作レバーの初期位置を調整することができる。このよ
うなストッパー部材は、通常のチルト機構を有するステ
アリングコラムの位置調整装置には、ごく一般的に使用
されている。
【0006】ところが、出願人による特願平10─12
1318号で示したステアリングコラムの位置調整装置
では、前述したように2本の締付固定ボルトが使用され
チルト・テレスコの使用範囲を大きくしている。このタ
イプでは当然、2つのストッパー部材が使用される。
【0007】また、ハンドル調整範囲が大きくなり、単
に従来技術と同じようにストッパー部材を可動ブラケッ
トに固定して、締付固定ボルトを嵌合固定しようとする
と、ストッパー部材を固定するための部位を設けるため
に、前記ハンドル調整範囲の外まで可動ブラケットとス
トッパー部材を拡大することとなり、装置全体が大型化
することになる。さらに、2本の締付固定ボルトの締付
力は、一定となるように、ストッパー部材が装着されな
くてはならない。
【0008】また、2箇所の締付固定ボルトと螺合する
アーム部材の位置合わせには、その締付固定ボルトの螺
子部と螺合するアーム部材の位置に対して前記締付固定
ボルトをそれぞれ締付固定することから、そのボルト頭
部の位置は、それぞれ任意となってしまい、単に一固体
のストッパー部材により2本の締付固定ボルトの回転方
向を固定することが極めて困難となる等の種々の欠点が
存在する。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、
ステアリングコラムを装着した可動ブラケットを固定ブ
ラケットに設けた前後2組の挿通孔と、該挿通孔に挿通
する締付固定ボルトの締付けにて前後,上下方向の適宜
の位置に固定可能で、且つ前記両締付固定ボルトのボル
ト頭部を第1ストッパー部材と、第2ストッパー部材に
よりそれぞれ係止し、且つ第1ストッパー部材と第2ス
トッパー部材のそれぞれ調整用長孔部同士を固定用ボル
トにて固着してなるステアリングコラムの操作レバー締
付固定位置調整装置としたことにより、2箇所の締付箇
所を有するステアリングコラムのブラケットにおいて、
締付固定ボルトの固定箇所を省スペース化することがで
き、且つ加工数及び部品点数等を少なくし上記課題を解
決したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。まず、固定ブラケット1と可動ブラケ
ット2とから構成され、固定ブラケット1は車体の所定
位置に固定され、可動ブラケット2は、固定ブラケット
1に支持される〔図7(A),(B)参照〕。そして、
固定ブラケット1と可動ブラケット2とから構成される
ブラケットの幅方向両側に挿通孔Aからなるステアリン
グハンドル位置調整部が構成される。
【0011】その固定ブラケット1は、左右一対の支持
側板1aと取付板部1bとから構成されている〔図1
(A)参照〕。そして、支持側板1a,1a同士が平行
に対向され、該支持側板1a,1aの上端に略平坦状の
取付板部1b,1bが形成され、前記支持側板1a,1
aの下端に両支持側板1a,1aを平行且つ対向するよ
うにして連結板1cにより連結されている。
【0012】その車内の所定位置に固着される両取付板
部1b,1bは、車内の所定位置にカプセル部材15,
15,…等を介して装着され、衝突等の衝撃発生時にの
み取付位置に対して抵抗を受けつつ摺動しながら衝撃エ
ネルギーを吸収し、衝撃を和らげて運転者を事故から保
護する構造となっている〔図1(A),(B)及び図6
等参照〕。また、いずれかの支持側板1aには、係止用
突起片1dが形成されており、後述するリターンスプリ
ング18の一端が係止される。
【0013】その可動ブラケット2は、前記固定ブラケ
ット1の両支持側板1a,1a間に装着される。その可
動ブラケット2は、コラム支持部材2aと可動支持部材
2bとから構成されている。コラム支持部材2aは、ス
テアリングコラムを支持固定する役目をなす部材であ
り、また可動支持部材2bは前記コラム支持部材2aを
支持固着し、前記固定ブラケット1に適宜に位置調整可
能に装着されるものである〔図6(B)参照〕。
【0014】次に、挿通孔Aの構成は、前記固定ブラケ
ット1及び可動ブラケット2にチルト動作と,テレスコ
動作を行なうための縦長孔3と横長孔4がそれぞれ形成
されたものである。その縦長孔3は、主にチルト調整を
行なう役目をなし、横長孔4は、主にテレスコ調整を行
なう役目をなすものである。その挿通孔A,Aによりス
テアリングハンドル17の回転操作面の傾斜調整を行な
うことができる。
【0015】前記挿通孔Aは、縦長孔3と横長孔4との
交差する部位のことを示すものである。そして、前記固
定ブラケット1には両支持側板1a,1aに貫通して左
右一対の縦長孔3を構成し、該縦長孔3が固定ブラケッ
ト1の前後方向(ステアリングコラムの軸方向に等し
い)に沿って2組形成されている〔図7(A)参照〕。
同様に、可動ブラケット2の可動支持部材2bを構成す
る両可動支持側部2b1,2b1 には、幅方向に貫通し
て左右一対をなす横長孔4を構成し、該横長孔4が可動
支持部材2bの前後方向に沿って2組形成されている
〔図7(B)参照〕。
【0016】そして、可動ブラケット2の可動支持部材
2bの両可動支持側部2b1 ,2b 1 が固定ブラケット
1の両支持側板1a,1aにより挟持状態となるように
組付けられ、前記縦長孔3と横長孔4とを略十字状に交
差させて挿通孔A,Aが構成され、該挿通孔A,Aに締
付固定ボルト5,5が挿通される。
【0017】その締付固定ボルト5と後述するアーム部
材6の内螺子部6aとの螺合による締め付け力により可
動ブラケット2の可動支持部材2bが固定ブラケット1
の支持側板1aに押圧固定される〔図2(A)及び図6
(B)等参照〕。2つの締付固定ボルト5のうちの一方
には、アーム部材6が装着され、該アーム部材6の回動
によりアーム部材6が締付固定ボルト5の螺子軸方向に
回転移動し、固定ブラケット1と可動ブラケット2との
締付及び解除を行なうことができる。
【0018】前述したように、縦長孔3は、固定ブラケ
ット1の両支持側板1a,1aに形成され、横長孔4
は、可動ブラケット2の可動支持部材2b,2bに形成
されるが、上記と反対に、前記縦長孔3が可動ブラケッ
ト2側に形成され、前記横長孔4が固定ブラケット1側
に形成されるものであってもかまわない。
【0019】そして、可動ブラケット2は、固定ブラケ
ット1に対して縦長孔3の長手方向に沿って移動するこ
とでチルト動作が行なわれ、横長孔4の長手方向に沿っ
て移動することでテレスコ動作を行うことができる。そ
して、所望のチルト・テレスコ位置にてステアリングハ
ンドル17の位置が設定された状態で締付固定ボルト5
を締め付けることによりチルト・テレスコ調整による適
正位置を強固に固定することができる。
【0020】アーム部材6は、締付固定ボルト5の螺子
部5aから放射方向に延出した平板状の回動部材である
〔図1(B)参照〕。そのアーム部材6は、締付固定ボ
ルト5の螺子部5aに螺合する内螺子部6aが形成され
ている。該内螺子部6aは、前記螺子部5aと螺合し、
そのアーム部材6の回動動作により、締付固定ボルト5
のボルト頭部5bとアーム部材6とが固定ブラケット1
の支持側板1a,1aを押圧し、固定ブラケット1が可
動ブラケット2を挟持固定することができる。
【0021】また、アーム部材6には、前記内螺子部6
aから所定間隔をおいて、枢支部6bが形成されてい
る。該枢支部6bは、後述する連接部材7が枢着する部
位である。その連接部材7は、平板状の細長状とした軸
状をなし、その両軸端には前記枢支部6bと枢着する枢
支端7a,7aが形成されている。その連接部材7の両
枢支端7a,7aは、両アーム部材6,6の枢支部6
b,6bにピン部材等を介して枢支連結されている〔図
1(B)参照〕。
【0022】両アーム部材6,6と連接部材7により、
リンク機構を構成するもので、両アーム部材6,6は、
連接部材7を介して常時同方向に回動するように連動
し、同等の回転角度で回動運動する。従って、連接部材
7は、両アーム部材6,6が常時,平行である状態で連
結される。そのアーム部材6,6のいずれか一方には操
作レバー9が装着されている。具体的には、アーム部材
6と操作レバー9とは一体的に形成されている。
【0023】前記固定ブラケット1において、アーム部
材6,6及び操作レバー9等が装着されている側とは反
対側の支持側板1aにも挿通孔A,Aが存在しており、
締付固定ボルト5,5のボルト頭部5b,5bが位置し
ている。その2つのボルト頭部5b,5bは、第1スト
ッパー部材10及び第2ストッパー部材11により回転
方向に回動しないように固定するものである。
【0024】その第1ストッパー部材10及び第2スト
ッパー部材11は、同等の外形をなしており、第1スト
ッパー部材10について説明すると、調整用長孔部10
a,ボルト頭部固定部10b及び調整板10cから形成
されている〔図3(D)参照〕。その調整用長孔部10
aは、略上下方向が長孔の長手方向となる調整長孔10
1 が形成されている。
【0025】また、ボルト頭部固定部10bは、六角形
状のボルト頭部5bが挿入可能で且つ各角部と係止可能
となるように多角形状とした固定貫通孔10b1 が形成
されている。該固定貫通孔10b1 は、図3(D)に示
されるように、12角形状をなしており、ボルト頭部5
bに対してどのような角度からでも固定貫通孔10b 1
にボルト頭部5bを挿通させることができる。また、上
記ボルト頭部固定部10bは、貫通孔形状ではなく一部
が開放形状でスパナタイプの略C字形状とした実施例も
存在する。
【0026】前記調整板10cは、前記調整用長孔部1
0aとボルト頭部固定部10bとを連結する平板状のも
のである。該調整板10cは屈曲部10c1 が形成され
て、該屈曲部10c1 を介して調整用長孔部10aとボ
ルト頭部固定部10bとが段違いとなるように形成され
ている〔図3(A)参照〕。
【0027】また、前記調整用長孔部10aの形状は、
前記ボルト頭部固定部10bを円の中心とする略円弧形
状に形成されることが好ましい。次に、第2ストッパー
部材11の調整用長孔部11a,ボルト頭部固定部11
b及び調整板11cについては、前記第1ストッパー部
材10と同様の形状である。
【0028】第1ストッパー部材10と第2ストッパー
部材11は、車体の前後方向を基準にして、前方側に第
1ストッパー部材10が、後方側に第2ストッパー部材
11がそれぞれ配置され、それぞれの締付固定ボルト
5,5のボルト頭部5b,5bをボルト頭部固定部10
b,11bに挿通させる〔図1(A),図2(A),
(B)等参照〕。また、上記とは反対であっても構わな
い。即ち、第1ストッパー部材10が後方側で、第2ス
トッパー部材11が前方側としてもよい。
【0029】その第1ストッパー部材10と第2ストッ
パー部材11の調整用長孔部10a,11a同士を重合
し、それぞれの調整長孔10a1 ,11a1 を一致さ
せ、支持部材12と固定用ボルト13とを介して固定ブ
ラケット1に固定するものである〔図3(A),
(B),(C)参照〕。
【0030】第1ストッパー部材10及び第2ストッパ
ー部材11にて、2本の締付固定ボルト5,5のボルト
頭部5b,5bを挿通させ、その調整用長孔部10a,
11a同士を連結固定することで、一方の締付固定ボル
ト5の回転をもう一方で押さえることができ、両締付固
定ボルト5,5の回転方向におけるストッパーとするこ
とができる。この第1ストッパー部材10,第2ストッ
パー部材11は、締付固定ボルト5,5のボルト頭部5
b,5bに係合した後に、そのボルト頭部5b,5bを
カシメ、又はピン孔とピンとを設けて脱落防止構造とす
る実施例も存在する。
【0031】次に、前記支持部材12は、種々の実施例
が存在し、そのボルト頭部支持部12a,固定用ボルト
螺着部12b及び固定板片12cから構成される〔図3
(A)参照〕。ボルト頭部支持部12aには、貫通孔1
2a1 が形成されている。支持部材12のボルト頭部支
持部12aは、貫通孔12a1 に締付固定ボルト5の軸
部が貫通し、且つボルト頭部5bと固定ブラケット1の
支持側板1aとの間に挟持される部位であり、且つ固定
ブラケット1に固定されるようになっている〔図1
(A),(B)参照〕。
【0032】前記固定板片12cは、ボルト頭部支持部
12aと固定用ボルト螺着部12bとを連結する平板状
に形成された部位であり、屈曲部を介してボルト頭部支
持部12aと固定用ボルト螺着部12bとが段違いとな
るように形成されている。
【0033】図4(A)に示された支持部材12は、前
記ボルト頭部支持部12aが2つ形成されており、両ボ
ルト頭部支持部12a,12aの中間箇所に固定用ボル
ト螺着部12bが設けられている。該実施例では、2本
の締付固定ボルト5,5に両ボルト頭部支持部12a,
12aが装着されるものである。即ち、2本の締付固定
ボルト5,5によって支持固定されて脱落防止構造とす
るものである〔図4(B)参照〕。
【0034】また、支持部材12のボルト頭部支持部1
2aは、締付固定ボルト5のボルト頭部5bと固定ブラ
ケット1の支持側板1a,1aとの間に設ける座金の役
目もなしている。そのために、新たに座金を設ける必要
がなく、固定ブラケット1の支持側板1aに対する押圧
面を大きく確保して押圧固定を安定させることができ組
付性が向上できる。
【0035】次に、固定ブラケット1と可動ブラケット
2との間に張り掛けられるリターンスプリング18を固
定ブラケット1と支持部材12との間に張り掛けられる
実施例が存在する。該実施例では、支持部材12にフッ
ク12dが形成され、前記リターンスプリング18の一
端が固定ブラケット1側の係止用突起片1dに、他端が
前記支持部材12側のフック12dに係止される〔図5
(A),(B),(C)参照〕。
【0036】該実施例では、まず、ステアリングコラム
16を挿通孔A,Aによりその組み合わせからなる方向
に沿って上下・前後方向と自由且つ適宜に移動調整させ
ることができるので、その調整範囲において、固定ブラ
ケット1に対し、ステアリングコラム16の移動範囲が
拡大する。
【0037】そのステアリングコラム16が装着されて
いる可動ブラケット2と、固定ブラケット1との間にリ
ターンスプリング18が装着されている実施例の場合に
は、固定ブラケット1側のリターンスプリング18の係
止部位置に対して可動ブラケット2は、ステアリングコ
ラム16と同じように移動するので、その移動方向又は
位置によっては、前記リターンスプリング18が傾いた
状態で引き伸ばされることがあり、リターンスプリング
18の伸び量が多くなり、必要以上に弾発力が生じてし
まうことがある。
【0038】これに対し、固定ブラケット1と支持部材
12との間にリターンスプリング18を装着した実施例
で、ステアリングコラム16の位置調整装置を行う場合
について説明する。まず締付固定ボルト5,5は、前後
2組の挿通孔A,Aに対して可動ブラケット2が前後方
向に移動しても横長孔4方向に沿っては移動しない。
【0039】そして、締付固定ボルト5は、固定ブラケ
ット1側の縦長孔3方向にのみ移動する。従って、締付
固定ボルト5,5に嵌合している第1,第2ストッパー
部材10,11と係合して、その支持部材12も、縦長
孔3方向にのみ移動する。そのためにステアリングコラ
ム16の調整位置に関係なくリターンスプリング18の
伸縮方向は、常に固定ブラケット1と支持部材12との
間に略固定的に配置することができる。
【0040】したがって、リターンスプリング18が固
定ブラケット1と前後方向に移動する可動ブラケット2
との間に張り掛けられた場合のように、伸縮方向が傾き
状態となり、リターンスプリング18が必要以上に大き
く引き伸ばされることがなく、その伸縮状態を良好にす
ることができる。また、図4(C)及び(D)に示され
た実施例では、第1,第2ストッパー部材10,11及
び支持部材12を前記調整用長孔部10a,11a同士
を固定用ボルト13とナット14とによって固定された
ものである。
【0041】
【作用】本発明は、2本の締付固定ボルト5,5による
固定ブラケット1の可動ブラケット2に対する適正な締
付状態を操作レバー9の初期設定位置で調整することが
できる。まず、2本の締付固定ボルト5,5は、固定ブ
ラケット1の幅方向一方側の支持側板1a側では、アー
ム部材6,6,連接部材7及び操作レバー9が装着さ
れ、操作レバー9の回動操作により2本の締付固定ボル
ト5,5とアーム部材6,6との螺子推力により締付力
が発生するようにしている。
【0042】そして、操作レバー9を回動させ、締付固
定ボルト5,5とアーム部材6,6による締付を解除す
ることで、固定ブラケット1の両支持側板1a,1aの
可動ブラケット2に対する挟持圧力が減少し、可動ブラ
ケット2が固定ブラケット1に対して移動可能となる。
【0043】ステアリングコラム16を初期位置にて、
締付固定ボルト5,5による固定ブラケット1の締付力
が適正値になった締付固定ボルト5,5のボルト頭部5
b,5bの任意位置に対して、第1ストッパー部材10
と第2ストッパー部材11を嵌合させ、各々のボルト頭
部5b,5bの嵌合位置のズレを調整用長孔部10a,
11aの適宜移動により、両締付固定ボルト5,5によ
る締付力が適正且つ等しくなるように保持する。
【0044】そして、締付力が適正になった位置で第1
ストッパー部材10と第2ストッパー部材11の調整用
長孔部10aと調整用長孔部11aとを固定用ボルト1
3にて固定する。図9(A)は、操作レバー9の初期位
置で、締付固定ボルト5,5に適正な締付力を与えるた
めに、任意位置となる締付固定ボルト5,5のボルト頭
部5b,5bに対して第1ストッパー部材10と第2ス
トッパー部材11を適宜に回動させた状態を示したもの
である。
【0045】実際には、両ストッパー部材が同一線上に
並ぶことは稀であり、多少の角度的ズレは生じる〔図9
(B)乃至(D)参照〕。特に、図9(D)では、両締
付固定ボルト5,5のボルト頭部5b,5bが同一向き
でない場合でも調整ができることを示している。
【0046】即ち、前記第1ストッパー部材10,第2
ストッパー部材11の固定貫通孔10b1 ,11b
1 と、調整長孔10a1 ,11a1 とで容易に任意のボ
ルト頭部5bで嵌合し、調整長孔10a1 ,11a1
重合して固定することで両締付固定ボルト5,5のスト
ッパーとすることができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明は、ステアリングコラム
16を装着した可動ブラケット2を固定ブラケット1に
設けた前後2組の挿通孔A,Aと、該挿通孔A,Aに挿
通する締付固定ボルト5,5の締付けにて前後,上下方
向の適宜の位置に固定可能で、且つ前記両締付固定ボル
ト5,5のボルト頭部を第1ストッパー部材10と、第
2ストッパー部材11によりそれぞれ係止し、且つ第1
ストッパー部材10と第2ストッパー部材11のそれぞ
れ調整用長孔部10a,11a同士を固定用ボルト13
にて固着してなるステアリングコラムの操作レバー締付
固定位置調整装置としたことにより、2箇所の締付箇所
を有するステアリングコラムのブラケットにおいて、締
付固定ボルト5,5の固定箇所を省スペース化すること
ができ、且つ加工数及び部品点数等を少なくすることが
できる。
【0048】即ち、両締付固定ボルト5,5を固定する
ための第1ストッパー部材10と第2ストッパー部材1
1とを備え、任意位置の両締付固定ボルト5,5のボル
ト頭部5b,5bを固定し且つ調整用長孔部10a,1
1a同士を固着するので、第1ストッパー部材10,第
2ストッパー部材11の固定ブラケット1への固定を一
つの箇所で行うことができる。
【0049】したがって、第1ストッパー部材10,第
2ストッパー部材11の固定を別々の箇所で行うことが
なく、一つの調整用長孔部10a,11a同士の共通す
る部位で固定用ボルト13を介して行うために、省スペ
ース化することができ、且つ加工数及び部品点数等を少
なくすることができる。
【0050】次に、請求項2の発明は、固定ブラケット
1と、ステアリングコラム16を装着した可動ブラケッ
ト2と、2本の締付固定ボルト5,5と、前記固定ブラ
ケット1と可動ブラケット2にそれぞれ形成した縦長孔
3と横長孔4とから構成される前後2組の挿通孔A,A
と、前記締付固定ボルト5,5にそれぞれ固着されるア
ーム部材6,6と、いずれかのアーム部材6,6に装着
される操作レバー9と、前記両アーム部材6,6を連結
し且つ連動させる連接部材7と、前記両締付固定ボルト
5の一方のボルト頭部5bに係止するボルト頭部固定部
10bと調整用長孔部10aを有する第1ストッパー部
材10と、前記締付固定ボルト5のもう一方のボルト頭
部5bに係止するボルト頭部固定部11bと調整用長孔
部11aを有する第2ストッパー部材11とからなり、
前記第1ストッパー部材10と第2ストッパー部材11
はそれぞれの調整用長孔部10a,11aを重ねて固定
用ボルト13にて固着してなるステアリングコラムの操
作レバー締付固定位置調整装置としたことにより、まず
操作レバー9の初期位置にて2本の締付固定ボルト5,
5の適正締付力を設定することが簡単にできるし、第2
に構造が簡単でコンパクトゆえに省スペースとすること
ができる等の効果を奏する。
【0051】上記効果を詳述すると、本発明の装置は、
2本の締付固定ボルト5,5の螺子部5a,5aに螺合
する両アーム部材6,6を介して操作レバー9の所定位
置で固定する際に、該操作レバー9とアーム部材6,6
の位置に対して締付固定ボルト5,5を締付固定するの
で、そのボルト頭部5b,5bは、それぞれ適宜に任意
の位置となるが、その任意位置に対して、第1ストッパ
ー部材10,第2ストッパー部材11は、ボルト頭部固
定部10b,11bを有しており、ボルト頭部5bに対
して自在に合わせることができる。
【0052】また、一方その2本の第1ストッパー部材
10と第2ストッパー部材11にはそれぞれ調整用長孔
部10a,11aが形成されているので、その締付固定
ボルト5,5間において、第1ストッパー部材10の第
2ストッパー部材11はボルト位置に対する位置ズレ分
を許容して、両締付固定ボルト5,5を一体的に固定す
る第1ストッパー部材10,第2ストッパー部材11に
より、容易に2本の締付固定ボルト5,5の回転方向を
固定することができる。
【0053】次に、請求項3の発明は、請求項1又は2
において、前記締付固定ボルト5,5のいずれか一方に
ボルト頭部5bと前記固定ブラケット1との間に支持部
材12を挟持し、該支持部材12に前記第1ストッパー
部材10と第2ストッパー部材11との調整用長孔部1
0a,11aを固着してなるステアリングコラムの操作
レバー締付固定位置調整装置としたことにより、2本の
締付固定ボルト5,5の固定ブラケット1との間に座金
を設けることなく、且つ支持部材12を座金として共用
することができ、固定ブラケット1に掛かる押圧面を大
きく確保することができ、締付荷重を安定すると共に、
ストッパー部材の脱落を防止することができる。
【0054】次に、請求項4の発明は、請求項1,2又
は3において、前記固定ブラケット1と支持部材12と
の間にリターンスプリング18を掛け渡してなるステア
リングコラムの操作レバー締付固定位置調整装置とした
ことにより、支持部材12と固定ブラケット1との間の
リターンスプリング18の装着により、常に固定ブラケ
ット1の縦長孔3に沿った方向にリターンスプリング1
8を伸縮させることになり、第1ストッパー部材10,
第2ストッパー部材11と固定ブラケット1との横長孔
4(前後方向)は変わらない状態になるので、リターン
スプリング18の巻き回し方向に伸縮させることがで
き、リターンスプリング18の伸縮が傾き状態となって
大きく引っ張られることを防止し、位置調整操作におい
て、強く引っ張られることが軽減でき、安定した操作感
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一部切除した側面図 (B)は本発明の操作レバー側から見た側面図
【図2】(A)は本発明の一部切除した要部平面図 (B)は本発明の要部斜視図
【図3】(A)は本発明の要部分解斜視図 (B)は本発明の要部側面図 (C)は本発明の要部縦断平面図 (D)は第1ストッパー部材の正面図
【図4】(A)は本発明の別の実施例の要部分解斜視図 (B)は本発明の別の実施例の要部縦断平面図 (C)は本発明の別の実施例の要部分解斜視図 (D)は本発明の別の実施例の要部縦断平面図
【図5】(A)は固定ブラケットと支持部材との間にリ
ターンスプリングを張掛けした実施例の側面図 (B)は(A)の実施例の要部分解斜視図 (C)は(A)の実施例の要部側面図
【図6】(A)は本発明の使用状態を示す側面図 (B)は本発明の使用状態を示す縦断正面図
【図7】(A)は固定ブラケットの斜視図 (B)は可動ブラケットの斜視図
【図8】チルト・テレスコ調整の状態を示す側面図
【図9】(A)は本発明の調整状態を示す側面図 (B)は本発明の調整状態の一例を示す要部側面図 (C)は本発明の調整状態の別の一例を示す要部側面図 (D)は本発明の調整状態の別の一例を示す要部側面図
【符号の説明】
A…挿通孔 1…固定ブラケット 2…可動ブラケット 5…締付固定ボルト 10…第1ストッパー部材 10a,11a…調整用長孔部 11…第2ストッパー部材 12…支持部材 13…固定用ボルト 16…ステアリングコラム 18…リターンスプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングコラムを装着した可動ブラ
    ケットを固定ブラケットに設けた前後2組の挿通孔と、
    該挿通孔に挿通する締付固定ボルトの締付けにて前後,
    上下方向の適宜の位置に固定可能で、且つ前記両締付固
    定ボルトのボルト頭部を第1ストッパー部材と、第2ス
    トッパー部材によりそれぞれ係止し、且つ第1ストッパ
    ー部材と第2ストッパー部材のそれぞれ調整用長孔部同
    士を固定用ボルトにて固着してなることを特徴とするス
    テアリングコラムの操作レバー締付固定位置調整装置。
  2. 【請求項2】 固定ブラケットと、ステアリングコラム
    を装着した可動ブラケットと、2本の締付固定ボルト
    と、前記固定ブラケットと可動ブラケットにそれぞれ形
    成した縦長孔と横長孔とから構成される前後2組の挿通
    孔と、前記締付固定ボルトにそれぞれ固着されるアーム
    部材と、いずれかのアーム部材に装着される操作レバー
    と、前記両アーム部材を連結し且つ連動させる連接部材
    と、前記両締付固定ボルトの一方のボルト頭部に係止す
    るボルト頭部固定部と調整用長孔部を有する第1ストッ
    パー部材と、前記締付固定ボルトのもう一方のボルト頭
    部に係止するボルト頭部固定部と調整用長孔部を有する
    第2ストッパー部材とからなり、前記第1ストッパー部
    材と第2ストッパー部材はそれぞれの調整用長孔部を重
    ねて固定用ボルトにて固着してなることを特徴とするス
    テアリングコラムの操作レバー締付固定位置調整装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記締付固定
    ボルトのいずれか一方にボルト頭部と前記固定ブラケッ
    トとの間に支持部材を挟持し、該支持部材に前記第1ス
    トッパー部材と第2ストッパー部材との調整用長孔部を
    固着してなることを特徴とするステアリングコラムの操
    作レバー締付固定位置調整装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、前記固定
    ブラケットと支持部材との間にリターンスプリングを掛
    け渡してなることを特徴とするステアリングコラムの操
    作レバー締付固定位置調整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005199733A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Nsk Ltd ステアリングコラム装置
CN103171607A (zh) * 2011-12-21 2013-06-26 株式会社捷太格特 位置调整式转向操纵装置
US9586610B2 (en) * 2015-08-06 2017-03-07 GM Global Technology Operations LLC Steering column rake adjustment lock/unlock device

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