JP2001126925A - 積層インダクタ - Google Patents

積層インダクタ

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JP2001126925A
JP2001126925A JP30932199A JP30932199A JP2001126925A JP 2001126925 A JP2001126925 A JP 2001126925A JP 30932199 A JP30932199 A JP 30932199A JP 30932199 A JP30932199 A JP 30932199A JP 2001126925 A JP2001126925 A JP 2001126925A
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Japan
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electrodes
laminated
coil
electrode
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JP30932199A
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Kuniaki Kiyosue
邦昭 清末
Hiromi Sakida
広実 崎田
Katsumi Sasaki
勝美 佐々木
Sumio Tate
純生 楯
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装性が向上し、しかもQ値の大きな積層イ
ンダクタを提供することを目的とする。 【解決手段】 素子体1中にコイル部4を埋設し、しか
もコイル部4に引出部5,6を接続し、その引出部5,
6は電極2,3と接合し、コイル部4の巻軸Zと電極
2,3が交差する構成となっている。この時、コイル部
4の膜厚をL7とし、電極2,3の厚さをL6としたと
きに、1.5<L6÷L7<7.0とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波回路等を有
する電子機器に用いられる積層インダクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在、高周波回路等に用いられているイ
ンダクタとしては、 (1)積層パターンを用いてコイルを形成する積層イン
ダクタ (2)絶縁体や磁性体上に導電膜を形成し、その導電膜
にスパイラル状の溝を形成したチップインダクタ (3)巻線をコアに巻回したインダクタ 等が一般に用いられている。
【0003】電子機器の小型化によって、インダクタの
小型化や高特性等が求められてきており、様々な改良行
われている。
【0004】特に、インダクタとして、シート上に半円
形等の導電パターンを形成した積層シートを複数積層し
たいわゆる積層インダクタにおいて、どの方向に実装し
ても特性の変化があまりない積層インダクタの開発が行
われている。先行例としては、特開平11−26241
号公報、特開平8−55726号公報、特開平10−9
2691号公報、特開平11−260644号公報など
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな構成では、方向性の内積層インダクタにおいては、
インダクタ自他が非常に小型化されているために、回路
基板との接合の状態が悪くなったり、素子立ち現象が発
生したり、Q値の劣化が発生したり等の不具合が生じて
いた。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、方向性の影響が少ない積層インダクタにおいて、実
装性の向上する積層インダクタを提供することを目的と
している。
【0007】別の目的としては、Q値の大きな積層イン
ダクタを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイル部の巻
軸と電極が交差するような積層インダクタであって、コ
イル部の膜厚をL6とし、電極の厚さをL7としたとき
に、1.5<L6÷L7<7.0とした。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、素子体
と、前記素子体中に埋設されたコイル部と、前記素子体
中に埋設され前記コイル部と電気的に接続された一対の
引出部と、前記素子体の両端部に設けられ前記引出部と
電気的に接続された一対の電極とを備え、前記コイル部
の巻軸と前記電極が交差するような積層インダクタであ
って、コイル部の膜厚をL7とし、電極の厚さをL6と
したときに、1.5<L6÷L7<7.0とした事によ
って、L6÷L7が1.5以下であると、特に電極の厚
みが薄くならず、回路基板等の上に形成されたランドと
の接合強度が向上ししかもL6÷L7が7.0以上であ
ると、電極に丸みが生じ素子立ち現象が発生する確率が
高くなる。請求項2記載の発明は、素子体を柱状とし、
前記素子体の両端部と側面部に電極を形成するととも
に、前記側面部上における前記電極の長さをL4とした
ときに、L4÷L1≦0.25とした事を特徴とする請
求項1記載の積層インダクタとする事によって、実装性
を向上させることができ、しかも回路基板への実装密度
を向上させることができる。請求項3記載の発明は、素
子体の側面に設けられた電極の突出量それぞれを20μ
m〜120μmとした事を特徴とする請求項1記載の積
層インダクタとする事によって、更に、素子立ち現象を
抑えることができ、しかも回路基板などとの接合性を向
上させることができる。請求項4記載の発明は、素子体
の長さをL1とし、一対の引出部の内の一つの長さをL
5としたときにL5÷L1≦0.3とした事を特徴とす
る請求項1記載の積層インダクタとすることによって、
L5÷L1>0.3とした場合に比較して、Q値等の特
性を向上させることができる。請求項5記載の発明は、
電極は少なくとも耐食膜か接合膜の少なくとも一つを有
している事を特徴とする請求項1記載の積層インダクタ
とする事によって、電極にランドなどとの接合性を向上
させることができ、しかも電極の耐候性を向上させるこ
とができる。請求項6記載の発明は、シート上に導電層
を形成した積層シートを積層してコイル部を作成した事
を特徴とする請求項1記載の積層インダクタとする事に
よって、シートの枚数を調整することによって、巻数を
変化させることができるので、インダクタンス値を容易
に変化させることができる。
【0010】以下、本発明におけるの実施の形態につい
て説明する。
【0011】図1は本発明の一実施の形態における積層
インダクタを示す斜視図である。
【0012】図1において、1は素子体で、素子体1中
にはコイル部(後述)が埋設されている。素子体1の両
端部には電極2,3がそれぞれ設けられている。電極
2,3はそれぞれ端面1a,1b上及び側面1cの一部
に設けられている。
【0013】素子体1の長さL1,高さL2,幅L3と
した下記の様な条件を満たすことが小型化,素子の強度
等にとって有利である。
【0014】 0.5mm≦L1≦1.7mm 0.2mm≦L2≦0.9mm 0.2mm≦L3≦0.9mm 以上の様に素子体1のサイズを規定することによって、
回路基板等に素子を実装しても、回路基板における実装
面積を小さくすることができ、回路基板の小型化及びそ
の回路基板を搭載した電子機器の小型化薄型化を行うこ
とができる。
【0015】また、以上のサイズに規定することによっ
て、コイル部の巻数をある程度確保することができ、イ
ンダクタンス値等が回路の特性にマッチさせることがで
きる。
【0016】以上の様に構成された積層インダクタ素子
の特徴は、素子体1の中に埋設されたコイル部の軸と素
子体1の端面1a,1bに交わる事である(特に好まし
くは軸Zと端面1a,1bが略垂直に交わることであ
る)。この様な構成によって、4つの側面1cのいずれ
かの面を回路基板上に当接あるいは対向させても、積層
インダクタの特性の変化は極めて小さくなり、積層イン
ダクタ方向性を無くすことができ、実装性が向上する。
【0017】なお、本実施の形態では、素子体1を角柱
状とし、しかもL2=L3となるような構成としたの
で、実装性を更に向上させていたが、素子体1を円柱状
や更には断面正多角形状の角柱状とすることもできる。
【0018】また、素子体の角部(側面1cと側面1c
が交わる部分や端面1a,1bと側面が交わる部分等)
に面取りを施すことによって、素子体1のチッピングや
クラック等の発生を防止することができる。具体的な面
取りの度合いとしては、0.03mm以上であることが
好ましく、面取りが0.03mmより小さいと、角部に
バリなどが発生し易くなり、素子体1の欠け等が発生す
る。
【0019】更に、電極2,3それぞれの側面1cには
み出している部分のはみ出し長さL4は、素子体1の長
さL1を基準にしてL4÷L1≦0.25とすることが
好ましい。L4÷L1が0.25より大きいと、回路基
板上に素子体1を実装した際に素子体1の側方に大幅に
半田等の接合材がはみ出すことになり、実装密度を向上
させることができない。更に、L4÷L1が0.25よ
り大きいと、電極2,3の間隔が狭くなり、回路基板な
どに実装したときに、電極2,3が短絡する可能性が強
くなる。なお、L4÷L1=0というのは、端面1a,
1bのみに電極2,3がそれぞれ設けられていることを
示す。
【0020】次に、コイル部について説明する。
【0021】図2は本発明の一実施の形態における積層
インダクタを示す断面図である。
【0022】図2において、4はコイル部で、コイル部
4は素子体1の中に埋設されている。前述の様にコイル
部4の巻軸Zと素子体1の端面1a,1b(あるいは電
極2,3)は交差するように(特に好ましくは略垂直に
交わるように)構成されている。また、コイル部4の両
端には引出部5,6がそれぞれ電気的接続され、引出部
5,6は電極2,3とそれぞれ接合している。コイル部
4は図3に示す様なシートを積層して構成されている。
図3において、7〜10はそれぞれ積層シートで、積層
シート7〜10は、基本的には誘電体材料,磁性材料,
絶縁材料等で構成されたシートの上に、銅,銀,金等の
導電性金属や導電性合金等の導電性材料をパターン形成
して導体層7a〜10aを形成したものである。
【0023】具体的に説明すると、積層シート7〜10
を積層するものであるが、巻数は、積層シート8,9を
交互に積層する数で決定される。例えば、積層シート8
上に積層シート9を導電層8aと導電層9aが直接対向
しない等に重ねる。導電層8aと導電層9aの導通させ
るために、ポイント8cとポイント9cを電気的に接続
させる。この時の接続の方法としては、例えば積層シー
ト9のポイント9cに裏面まで(導電層8aのポイント
8cが露出するように)貫通する貫通孔を設け、この貫
通孔内に導電部材を設けて、ポイント8cとポイント9
cを電気的に接続する。この様に、積層シート8と積層
シート9を積層することでコイル部4の一巻きを構成
し、コイル部4の巻数は上記2つの積層シート8,9を
一つの組として、その組をいくつ積層するかで調整され
る。そしてコイル部4の両端は、積層シート7,10が
それぞれ配設され、ポイント7b,10bはそれぞれ積
層シート8,9のいずれかと電気的に接続され、ポイン
ト7c,10cは引出部5,6のいずれかと接続され
る。
【0024】また、上記各導体層の厚みは、5μm〜1
5μmとすることによって、良好な導電性を示し、しか
も小型化に適している。
【0025】また、図2に示す引出部5,6の長さL5
は素子体1の長さを基準として、L5÷L1≦0.3
(好ましくは0.2更に好ましくは0.15)の条件を
満たすように構成することが好ましい。この条件を満た
すことによって、積層インダクタのQ値を向上させるこ
とが出来る。L5÷L1が0の場合も存在し、この場合
は引出部5,6が存在しない実施の形態である。この場
合は、積層シート7〜10を素子体1の端面にむきだし
にした状態で、そのむき出しになった積層シート上に電
極2,3を直接形成する。
【0026】次に引出部5,6について説明する。
【0027】図4に示すように、引出部5,6は絶縁材
料等で構成された部材間に導電層11を挟み込んだ積層
シートを1枚若しくは複数枚積層して構成される。
【0028】また、図5に示すように引出部5,6の構
造として、一つのシートか若しくは複数のシートを積層
した積層体に貫通孔12を形成しその貫通孔12内に導
電材料を埋め込むか、貫通孔12内の内壁に導電材料の
膜を形成する方法が考えられる。貫通孔12はレーザ加
工等によって、形成される。
【0029】次に引出部5,6と電極2,3の関係につ
いて説明する。
【0030】図6に示すように、引出部5,6に素子体
1の端面から窪んだ部分を設け、この窪み部内に電極
2,3を入り込むように構成することによって、電極
2,3と引出部5,6との接合面積を広くして電極2,
3の密着強度を大きくすることができ、更には、電極
2,3と引出部5,6の接触面積を広くすることが出来
るので、電極2,3と引出部5,6間の導通を良好にす
ることができ、特性の劣化を防止できる(上記構造は、
図4、図5(貫通孔12内に導電材料を重点する構造)
に示す構造に対応)。
【0031】また図7に示すように、貫通孔12内の内
壁に導電膜を形成することによって引出部5,6を構成
する場合には、貫通孔12内に電極2,3の一部を入り
込ませる事によって、前述と同様に電極2,3の接合強
度及び良好な導通を得ることが出来る(上記構造は図5
に示す構造に対応)。
【0032】更に図8に示すように、引出部5,6を素
子体1の端面から飛び出すように構成することによっ
て、上述と同様に接合強度及び良好な導通を得ることが
できる(上記構造は、図4、図5(貫通孔12内に導電
材料を重点する構造)に示す構造に対応)。
【0033】次に電極2,3とコイル部4の関係につい
て説明する。
【0034】図2において、コイル部4を構成する導電
層の膜厚をL7とし、電極2,3のそれぞれの膜厚をL
6とすると、1.5<L6÷L7<7.0とした。この
構成によって、例えばL&÷L7が1.5以下である
と、端面1a,1bにおける電極2,3の突出量が小さ
くなり、ランドなどとの接合がうまくいかず接合不良を
起こす確率が非常に高くなり、L6÷L7が7.0以上
であると、電極の角部に丸みが生じることになり、素子
立ち現象の発生確率が非常に高くなる。
【0035】本実施の形態では、一般にコイル部4の導
電層の膜厚L7を厚くすることは、素子体の外形が大き
くなり、素子体1の重量も大きくなる傾向にあり、更に
は、素子体を小型化しようとすると、コイル部4の導電
層の膜厚を薄くする傾向にあることに着目し、上記L6
÷L7の関係を規定した。
【0036】具体的には、導電層の膜厚L7を7μmと
した場合(ケース1)には、電極2,3のそれぞれの厚
みL6は10.5μm〜49μmに設定する必要があ
る。この様に設定することで、上記作用効果を得ること
ができる。また、導電層の膜厚L7を12μmとした場
合(ケース2)に、電極2,3の厚みL6は18μm〜
84μmとする。すなわち、一般的にケース1の場合
は、ケース2の場合に比較して素子体1の形状が小さく
できるので、電極2,3の膜厚は、最低でも10.5μ
mあれば、十分な電極の突出量を得ることができ、回路
基板等との接合強度を向上させることができる。なお、
ケース2の場合、最低膜厚をケース1の場合と同じよう
に、10.5μmとすると、一般的にケース2はケース
1よりも素子体1の大きさが大きいので、電極2,3は
端面1a,1bから十分な突出量を確保することができ
ず、十分な接合強度を得ることはできない。
【0037】反対に、ケース1の場合、電極2,3それ
ぞれの膜厚L6をケース2の場合の最大膜厚84μmと
すると、電極2,3に丸みが生じ、しかもケース2の場
合に比較してケース1は素子体の大きさが小さく、軽量
であるので、素子立ち現象が顕著に表れる。
【0038】なお、前述のコイル部4を構成する導電層
の厚みL7は、少なくとも異なる5地点の厚みの平均で
あり、電極2,3の厚みも同様に少なくとも5地点の厚
みの平均である。
【0039】また、電極2において少なくとも異なる5
地点の膜厚の平均と、電極3において少なくとも異なる
5地点の膜厚の平均が異なった場合には、双方の膜厚の
平均値を加算して、2で割ったものをL6とする。
【0040】次に電極2,3について説明する。
【0041】電極2,3それぞれにおける素子体1の側
面上の突出量P1は20〜120μmとする方が好まし
い。突出量が20μm以下であると、接合性が悪くな
り、実装性があまり向上せず、しかも素子立ち現象が発
生する確率が高くなり、120μmを超えると、膜付け
時間が長くなり、生産性が悪くなる。
【0042】又、具体的電極2,3の構造としては、例
えば、銀などの導電性材料のペーストを焼き付けて構成
したり、また、焼き付けた導電部の上にニッケルなどの
耐食性を有する耐食膜を設けたり、或いは導電部の上か
ら耐食膜の上に半田や鉛フリー半田などで構成された接
合膜を設けても良い。
【0043】電極2,3としては、 ・導電材料を焼き付け等で形成した導電部のみ ・導電部の上に接合膜を設ける ・導電部の上に接合膜を設ける ・導電部の上に耐食膜を設け、更にその上に接合膜を設
ける 等の具体的構造が挙げられる。
【0044】
【発明の効果】本発明は、コイル部の巻軸と電極が交差
するような積層インダクタであって、コイル部の膜厚を
L6とし、電極の厚さをL7としたときに、1.5<L
6÷L7<7.0とした事によって、実装性などを向上
することができる。又L6÷L7が1.5以下である
と、特に電極の厚みが薄くならず、回路基板等の上に形
成されたランドとの接合強度が向上ししかもL6÷L7
が7.0以上であると、電極に丸みが生じ素子立ち現象
が発生する確率が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における積層インダクタ
を示す斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における積層インダクタ
を示す断面図
【図3】本発明の一実施の形態における積層インダクタ
を構成する積層シートを示す平面図
【図4】本発明の一実施の形態における積層インダクタ
の引出部を示す図
【図5】本発明の一実施の形態における積層インダクタ
の他の引出部を示す図
【図6】本発明の一実施の形態における積層インダクタ
を示す部分断面図
【図7】本発明の一実施の形態における積層インダクタ
を示す部分断面図
【図8】本発明の一実施の形態における積層インダクタ
を示す部分断面図
【符号の説明】
1 素子体 1a,1b 端面 1c 側面 2,3 電極 4 コイル部 5,6 引出部 7,8,9,10 積層シート 7a,8a,9a,10a 導電層 11 導電膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 勝美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 楯 純生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E043 AA09 AB09 5E070 AA01 AB01 AB06 AB10 BA12 CB13 CB17 CB18 CB20 DB02 EA01 EB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】素子体と、前記素子体中に埋設されたコイ
    ル部と、前記素子体中に埋設され前記コイル部と電気的
    に接続された一対の引出部と、前記素子体の両端部に設
    けられ前記引出部と電気的に接続された一対の電極とを
    備え、前記コイル部の巻軸と前記電極が交差するような
    積層インダクタであって、コイル部の膜厚をL7とし、
    電極の厚さをL6としたときに、1.5<L6÷L7<
    7.0とした事を特徴とする積層インダクタ。
  2. 【請求項2】素子体を柱状とし、前記素子体の両端部と
    側面部に電極を形成するとともに、前記側面部上におけ
    る前記電極の長さをL4としたときに、L4÷L1≦
    0.25とした事を特徴とする請求項1記載の積層イン
    ダクタ。
  3. 【請求項3】素子体の側面に設けられた電極の突出量そ
    れぞれを20μm〜120μmとした事を特徴とする請
    求項1記載の積層インダクタ。
  4. 【請求項4】素子体の長さをL1とし、一対の引出部の
    内の一つの長さをL5としたときにL5÷L1≦0.3
    とした事を特徴とする請求項1記載の積層インダクタ。
  5. 【請求項5】電極は少なくとも耐食膜か接合膜の少なく
    とも一つを有している事を特徴とする請求項1記載の積
    層インダクタ。
  6. 【請求項6】シート上に導電層を形成した積層シートを
    積層してコイル部を作成した事を特徴とする請求項1記
    載の積層インダクタ。
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