JP2001126261A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP2001126261A
JP2001126261A JP30791499A JP30791499A JP2001126261A JP 2001126261 A JP2001126261 A JP 2001126261A JP 30791499 A JP30791499 A JP 30791499A JP 30791499 A JP30791499 A JP 30791499A JP 2001126261 A JP2001126261 A JP 2001126261A
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waveform equalization
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Akihiro Muramatsu
秋弘 村松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CLVディスクをCAV再生する場合や反り
を生じているディスクを再生する場合に再生を中断する
ことなく、ジッタを最適化調整する。 【解決手段】 光ディスク2の再生に先立ちディスク径
方向の複数の位置でテスト再生する。それぞれの位置で
検出される再生RF信号のジッタを最良にするように波
形等化回路20の波形等化特性の調整パラメータを最適
値に調整する。該光ディスク12の実際の再生時にディ
スク径方向位置に応じて、波形等化回路20の波形等化
特性調整パラメータをテスト再生による調整値から予測
される最適値に随時調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DVD(ディジ
タル・ビデオ・ディスク)プレーヤ等の光ディスク再生
装置に関し、再生を中断することなく光ディスクの径方
向の各位置でエラーの少ない高品位な再生を行えるよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】DVD等のマーク長記録方式で情報を記
録した光ディスクを光ピックアップで読み取ると、その
再生RF信号波形は高域成分(パルス幅が短い信号)ほ
ど信号レベルが低くなる。このため、この再生RF信号
をそのままスライサに入力して所定のスライスレベルで
2値化すると、ジッタが大きく、エラーが多発すること
になる。そこで、この再生RF信号を波形等化回路に入
力して、その高域成分のレベルを持ち上げてからスライ
サで2値化することにより、ジッタを低域させている。
従来のDVDプレーヤはジッタ検出回路を内蔵し、ディ
スク再生に先立ち、ディスク最内周位置でテスト再生
し、その位置でジッタが最良(例えば最小)となるよう
に波形等化回路の波形等化特性を調整し、該調整値に固
定してディスク全体の再生を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】DVD等のCLV(線
速度一定)方式で記録された光ディスクの再生方法とし
て、CAV(回転速度一定)方式で回転させて再生する
ことにより、高速再生を可能にし、またディスク径方向
位置に応じた回転速度の可変制御を不要にする方法があ
る。このような、CLVディスクのCAV再生ではディ
スク内周側と外周側で転送レートが変化し(この転送レ
ートの変化はバッファメモリで吸収される。)、再生R
F信号の高域成分の振幅(DVDの場合特に3Tピット
の振幅)が大きく変動する。このため、波形等化回路の
波形等化特性をディスク最内周位置で調整して固定する
従来の調整方法では、外周に行くに従いジッタが増大す
る問題があった。
【0004】また、光ディスクに反りが生じていると、
読み取り用レーザ光のフォーカスがいわゆるピンボケ状
態となり、ジッタが増大する。このディスクの反りによ
るジッタを減少させるには、フォーカスエラー検出の合
焦調整(フォーカスバランス調整やフォーカスオフセッ
ト調整)を行うとともに、波形等化回路の波形特性を調
整するのが有効である。ところが、光ディスクの反りは
通常外周側にいくほど大きくなるので、波形等化回路の
波形等化特性をディスク最内周位置で調整して固定する
従来の調整方法では、外周に行くに従い反りの増大に伴
いジッタが増大する問題があった。
【0005】CLVディスクをCAV再生する場合や反
りを生じているディスクを再生する場合の上述したジッ
タが変動する問題を解消するために、光ピックアップで
読み取りを行いながらジッタを検出して、リアルタイム
で合焦調整や波形等化特性調整を行うことが考えられ
る。しかし、合焦調整や波形等化特性調整は、調整値を
様々に変更してジッタが最良(例えば最小)となる最適
点を探す制御であり、調整の過程でジッタを悪化させる
調整点も通過するため、光ピックアップで読み取りを行
いながらリアルタイムで調整を行うことはできない。
【0006】この発明は、上述の点に鑑みてなされたも
ので、CLVディスクをCAV再生する場合や反りを生
じているディスクを再生する場合等に、再生を中断する
ことなくディスク径方向各位置で合焦調整値や波形特性
調整値をジッタを良好にする適正値に調整できるように
して高品位の再生ができるようにした光ディスク再生装
置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、光ディスク
からその記録信号の読み取りを行う光ピックアップと、
該光ピックアップの受光信号から作成される再生RF信
号の波形等化処理を行う波形等化手段と、該波形等化処
理後の再生RF信号のジッタを検出するジッタ検出手段
と、光ディスクの再生に先立ちディスク径方向の複数の
位置でテスト再生し、それぞれの位置で前記ジッタ検出
手段で検出される再生RF信号のジッタを適正化するよ
うに前記波形等化手段の波形等化特性を適正値に調整
し、該光ディスクの実際の再生時にディスク径方向位置
に応じて、前記波形等化手段の波形等化特性を前記テス
ト再生による調整値から予測される適正値に随時調整す
る制御手段とを具備してなるものである。これによれ
ば、ディスク径方向各位置の波形等化特性をテスト再生
に基づき適正値を予測して設定するので、再生を中断す
ることなくディスク径方向各位置で波形特性調整値をジ
ッタを良好にする(例えば最小にする)適正値に調整す
ることができる。
【0008】また、この発明は、前記光ピックアップの
受光信号から作成されるフォーカスエラー検出用を利用
してフォーカスバランス、フォーカスオフセットのいず
れか一方または両方を調整する合焦調整を行う合焦調整
手段をさらに具備し、前記制御手段が、前記テスト再生
時に、前記各テスト再生位置で前記波形等化特性調整に
先立ち、前記ジッタ検出手段で検出される再生RF信号
のジッタを適正化するように前記合焦調整手段を調整
し、前記実際の再生時にディスク径方向位置に応じて、
前記合焦調整手段の調整値を前記テスト再生による調整
値から予測される適正値に随時調整する制御を併せて行
うものとすることができる。これによれば、ディスクに
反りがある場合に、ディスク径方向各位置でジッタをよ
り良好にして(例えば、より小さくして)再生すること
ができる。この場合、前記制御手段は、例えば前記テス
ト再生による前記合焦調整手段の調整値をメモリに記憶
し、前記実際の再生時に該メモリに記憶された調整値に
基づき、再生位置のディスク径方向位置に応じて合焦調
整手段の適正調整値を予測演算するものとすることがで
きる。
【0009】なお、以上の各発明は、線速度一定で情報
が記録された光ディスクを回転速度一定で再生する場合
に特に好適に適用されるが、それ以外の場合(例えば線
速度一定で情報が記録された光ディスクを線速度一定で
再生する場合等)にもディスクの反り対策等の目的で適
用することもできる。
【0010】また、この発明は、線速度一定で情報が記
録された光ディスクを回転速度一定に駆動する回転制御
手段と、該光ディスクからその記録信号の読み取りを行
う光ピックアップと、該光ピックアップの受光信号から
作成される再生RF信号の波形等化処理を行う波形等化
手段と、該波形等化処理後の再生RF信号のジッタを検
出するジッタ検出手段と、光ディスクの再生に先立ちデ
ィスク径方向の所定の1箇所の位置でテスト再生し、そ
の位置で前記ジッタ検出手段で検出される再生RF信号
のジッタを適正化するように前記波形等化手段の波形等
化特性を適正値に調整し、該光ディスクの実際の再生時
にディスク径方向位置に応じて、前記波形等化手段の波
形等化特性を前記テスト再生位置に対する線速度の変動
に応じて予想される適正値に随時調整する制御手段とを
具備してなるものである。これによれば、線速度一定で
情報が記録された光ディスクを回転速度一定で再生する
場合に、ディスク径方向各位置の波形等化特性をテスト
再生に基づき適正値を予測して設定するので、再生を中
断することなくディスク径方向各位置で波形特性調整値
をジッタを良好にする(例えば最小にする)適正値に調
整することができる。また、テスト再生をディスク径方
向の所定の1箇所の位置(例えば、最内周位置またはそ
の近傍位置)でのみ行うので、テスト再生に要する時間
を短くすることができる。
【0011】なお、以上の各発明で前記制御手段は、例
えば前記テスト再生による波形等化特性の調整値をメモ
リに記憶し、前記実際の再生時に該メモリに記憶された
調整値に基づき、再生位置のディスク径方向位置に応じ
て波形等化特性の適正値を予測演算するものとすること
ができる。
【0012】また、この発明は、光ディスクからその記
録信号の読み取りを行う光ピックアップと、該光ピック
アップの受光信号から作成される再生RF信号の波形等
化処理を行う波形等化手段と、該波形等化された再生R
F信号をバッファメモリに蓄積しながら復調処理する復
調手段と、前記波形等化処理後の再生RF信号のジッタ
を検出するジッタ検出手段と、前記光ピックアップの受
光信号から作成されるフォーカスエラー検出用の2信号
に基づきフォーカスエラーを検出してフォーカス制御を
行うフォーカスサーボ手段と、前記フォーカスエラー検
出用の2信号を利用してフォーカスバランス、フォーカ
スオフセットのいずれか一方または両方を調整する合焦
調整を行う合焦調整手段と、前記フォーカスサーボ手段
のフォーカスドライブ信号の低域成分を検出するフォー
カスドライブ信号低域成分検出手段と、再生中に前記フ
ォーカスドライブ信号低域成分が所定値以上に達したこ
とまたはディスク最内周位置と再生位置のフォーカスド
ライブ信号低域成分の差が所定値以上に達したことのい
ずれか一方と、前記再生RF信号のジッタが所定値以上
に達したことのうち、いずれか一方または両方を検出
し、前記バッファメモリに所定量以上のデータが格納さ
れていることを条件に、前記光ピックアップによる読み
取りを中断して、前記ジッタ検出手段で検出される再生
RF信号のジッタを適正化するように前記合焦調整手段
を調整し、該調整後前記光ピックアップによる読み取り
を再開させる制御を行う制御手段とを具備してなるもの
である。これによれば、再生中にフォーカスドライブ信
号の低域成分(ディスクの反りに対応)が大きくなった
場合またはジッタが大きくなった場合に、バッファメモ
リに所定量以上のデータが格納されていることを条件
に、光ピックアップによる読み取りを中断して、ジッタ
調整を行うようにしたので、ディスクが反りを生じてい
ても、再生の連続性を確保しながら、ジッタを良好にし
て再生することができる。
【0013】この場合、前記制御手段は、前記合焦調整
後前記ジッタ検出手段で検出される再生RF信号のジッ
タを適正化するように前記波形等化手段の波形等化特性
を適正値に調整する制御を行い、該波形等化特性調整後
に前記光ピックアップによる読み取りを再開させる制御
を行うものとすることができる。これによれば、ジッタ
をより良好にして再生することができる。また、前記制
御手段は、前記調整制御中に、該調整制御の所定の中止
事由が生じた場合に、該調整制御を中止して、該調整実
行前に使用していた調整値に戻して前記光ピックアップ
による読み取りを再開させる制御を行うものとすること
ができる。これによれば、何らかの原因でバッファメモ
リが空に近くなって再生の連続性が確保できなくなった
場合等に調整動作を中止することにより、再生の連続性
を確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)CLVディスク
をCAV再生する場合等に適用されるこの発明の実施の
形態を説明する。この発明が適用されたDVDプレーヤ
等の光ディスク再生装置のシステム構成を図1に示す。
光ディスク再生装置10において、線速度が一定に記録
されたDVD等の光ディスク12はスピンドルモータ1
4で回転速度が一定に駆動され、光ピックアップ16で
記録情報が読み取られる。線速度一定で記録された信号
を回転速度一定で読み取るので、光ピックアップ16か
ら出力される再生RF信号の周波数帯域は、内周側で低
く、外周側で高くなる。再生RF信号はRFアンプ18
で増幅され、波形等化回路20で波形等化される。波形
等化回路20はトランスバーサルフィルタやCR型可変
フィルタ等の可変等化回路で構成される。波形等化回路
20の波形等化特性はCPU22により可変調整され
る。波形等化回路20がトランスバーサルフィルタで構
成される場合の調整パラメータは遅延時間と加算係数で
ある。CR型可変フィルタで構成される場合の調整パラ
メータはカットオフ周波数(ブースト周波数)とブース
ト量である。波形等化された再生RF信号はスライサ2
1で2値化される。2値化信号処理回路24は2値化さ
れた信号からクロック信号を再生し、該再生クロックを
用いて、該2値化信号を再サンプリングして、再生クロ
ックに同期した2値化信号を出力する。また、2値化信
号処理回路24は、再サンプリング前の2値化信号と再
生クロックとの位相誤差を検出し、これを平滑化してジ
ッタ検出信号として出力する。再サンプリングされた2
値化信号はバッファメモリ28に一旦蓄えられ、データ
復調回路26でEFM復調等のデータ復調処理およびエ
ラー訂正処理が施されて出力される。データ復調回路2
6からは光ディスク12の再生位置から読み取られたア
ドレス情報も出力される。
【0015】CPU22は、光ディスク12が挿入され
たときに、再生に先立ち、光ピックアップ16を光ディ
スク12の信号記録領域の最内周位置と最外周位置にそ
れぞれ位置決めして、光ディスク12を実際の再生時に
用いる一定の回転速度で回転してテスト再生し、ジッタ
検出信号によりジッタを検出しながら波形等化回路20
の波形等化特性の調整パラメータを調整し、ジッタが最
良(例えば最小)となる該調整パラメータの値をそれぞ
れ求める。該テスト再生を行った最内周位置のディスク
径方向位置の情報とその位置で最適化された波形等化特
性調整パラメータの調整値の情報および該テスト再生を
行った最外周位置のディスク径方向位置の情報とその位
置で最適化された波形等化特性調整パラメータの調整値
の情報はメモリ30に記憶される。実際の再生時にCP
U22は、メモリ30に記憶されている最内周位置の波
形等化特性調整パラメータの調整値と最外周位置の波形
等化特性調整パラメータの調整値に基づき、再生位置で
の波形等化特性調整パラメータの最適値を予測して、波
形等化回路20の波形等化特性調整パラメータを該予測
された最適値に随時変更する。例えば、波形等化特性調
整パラメータの最適値が最内周位置から最外周位置まで
径方向位置に応じて線形に変化するとして、各再生位置
のディスク径方向位置での波形等化特性調整パラメータ
の最適値を算出して(予測して)波形等化回路20に設
定する。この時、再生位置のディスク径方向位置の情報
は、復調されたデータに含まれるアドレス情報に基づい
て演算して取得するほか、トラバース位置センサ32に
よる光ピックアップ16のディスク径方向位置の検出情
報、トラックカウント信号のカウント値(最内周位置か
ら再生位置までのトラック本数に相当)の情報、最内周
位置での線速度に対する再生位置での線速度の比(例え
ば、特定の信号長(3T,11T,14T等)の1周期
の時間比)の情報等に基づいて演算して取得することが
できる。なお、テスト再生する位置を3点以上に設定し
て、それぞれの位置で最適化した波形等化特性調整パラ
メータを結ぶ特性を用いて、各再生位置での波形等化特
性調整パラメータの最適値を予測することもできる。
【0016】CPU22による制御手順の一例を図2に
示す。光ディスク12の挿入が検知されると、該光ディ
スク12を実際の再生時に用いる一定の回転速度で回転
し、光ピックアップ16を信号記録領域の最内周位置ま
たはその近傍位置に移動して、その位置でテスト再生す
る。そして、波形等化回路20の調整パラメータ(トラ
ンスバーサルフィルタの場合遅延時間と加算係数、CR
型可変フィルタの場合カットオフ周波数とブースト量)
を調整して、ジッタが最良(例えば最小)となる値に調
整する(S10)。そのときの調整値およびその再生位
置に関する情報はメモリ30に記憶される(S11)。
次いで、ディスク回転速度を前記一定の速度に保持した
まま、光ピックアップ16を信号記録領域の最外周位置
またはその近傍位置に移動して(S12)、その位置で
同様にテスト再生する。そして、波形等化回路20の調
整パラメータを調整して、ジッタが最良(例えば最小)
となる値に調整する(S13)。そのときの調整値およ
びその再生位置に関する情報はメモリ30に記憶される
(S14)。
【0017】テスト再生を3点以上で行う場合はさら
に、ディスク回転速度を前記一定の速度で保持したまま
光ピックアップ16を最内周位置と最外周位置の間の予
め定められた位置に移動する(S15)。予め定められ
た位置とは、例えば最内周位置と最外周位置をn等分し
た位置や最内周位置から予め決められた移動量だけ外周
に移動した位置などである。そして、それぞれの位置で
同様にテスト再生し、波形等化回路20の調整パラメー
タを調整して、ジッタが最良(例えば最小)となる値に
調整する(S16)。そのときの調整値およびその再生
位置に関する情報はメモリ30に記憶される(S1
7)。以上でテスト再生を終了し、実際の(つまり本番
の)再生が可能となる。
【0018】使用者が再生を指令すると(S18)、光
ディスク12は上記一定の回転速度で回転され、光ピッ
クアップ16は指令された目的のアドレスに移動する
(S19)。そして、その位置のディスク径方向位置を
算出し(S20)、前記テスト再生位置で求められた波
形等化特性調整パラメータの最適値に基づき、該移動し
た位置での波形等化特性調整パラメータの最適値を予測
する演算を行い(S21)、波形等化回路20の波形等
化特性調整パラメータを該予測された値に設定して再生
を開始する(S22)。再生中は時々刻々変化する再生
位置のディスク径方向位置に応じて、波形等化特性調整
パラメータの最適値の予測演算を随時行い、波形等化回
路20の波形等化特性調整パラメータを該予測された値
に随時変更する(S23,S20,S21,S22)。
再生の終了が指示されと(S23)、再生が終了して
(S24)、制御が終了する(S25)。
【0019】波形等化特性の最適値の予測演算手法の一
例を図3を参照して説明する。図3において横軸はディ
スク径方向位置で、縦軸は波形等化特性調整パラメータ
の調整値を示す。d1〜d4は信号記録領域の最内周位
置、最外周位置およびそれらの間を3等分した中間位置
でテスト再生して得られた波形等化特性調整パラメータ
の最適値である。d1〜d4を順次結ぶ線が該パラメー
タの最適値予測特性である。実際の再生時には、再生位
置のディスク径方向位置に応じて該予測特性から最適値
を予測演算し、予測された値を波形等化回路20に設定
する。なお、最適値の予測演算は線形予測以外の手法を
用いることもできる。
【0020】(実施の形態2)反りディスクを再生する
場合等に対応できるようにしたこの発明の実施の形態を
説明する。この発明が適用されたDVDプレーヤ等の光
ディスク再生装置のシステム構成を図4に示す。光ディ
スク再生装置34において、線速度が一定に記録された
DVD等の光ディスク36はスピンドルモータ38で線
速度が一定に回転駆動され、光ピックアップ40で記録
情報が読み取られる。光ピックアップ40から出力され
る再生RF信号(4分割受光素子の全素子出力の和信
号)はRFアンプ42で増幅され、波形等化回路44で
波形等化される。波形等化回路44はトランスバーサル
フィルタやCR型可変フィルタ等の可変等化回路で構成
される。波形等化回路44の波形等化特性はCPU46
により可変調整される。波形等化回路44がトランスバ
ーサルフィルタで構成される場合の調整パラメータは遅
延時間と加算係数であり、CR型可変フィルタで構成さ
れる場合の調整パラメータはカットオフ周波数(ブース
ト周波数)とブースト量である。波形等化された再生R
F信号はスライサ45で2値化される。2値化信号処理
回路48は2値化された信号からクロック信号を再生
し、該再生クロックを用いて、該2値化信号を再サンプ
リングして、再生クロックに同期した2値化信号を出力
する。また、2値化信号処理回路48は、再サンプリン
グ前の2値化信号と再生クロックとの位相誤差を検出
し、これを平滑化してジッタ検出信号として出力する。
再サンプリングされた2値化信号はバッファメモリ50
に一旦蓄えられ、データ復調回路52でEFM復調等の
データ復調処理およびエラー訂正処理が施され、さらに
バッファメモリ54に一旦蓄えられ、デコーダ56でオ
ーディオ信号とビデオ信号にデコードして出力される。
【0021】光ピックアップ40から出力されるフォー
カスエラー検出用の2信号(4分割受光素子の対角位置
の素子出力の各和信号)は合焦調整回路58でフォーカ
スバランス調整やフォーカスオフセット調整等の合焦調
整が施され、フォーカスエラーアンプ60で2信号の差
がとられて、フォーカスエラー信号が生成される。フォ
ーカスエラー信号はサーボ信号処理回路62で位相補償
等の処理が施される。フォーカスドライバ64はフォー
カスエラーをゼロにするように光ピックアップ40内の
フォーカスアクチュエータを駆動する。
【0022】ローパスフィルタ66はフォーカスドライ
ブ信号の低域成分(直流成分)を抽出する。光ディスク
36の径方向の反りとフォーカスドライブ信号の低域成
分との関係を図5に示す。光ディスク36が図5(a)
のように径方向に行くしたがい下方(光ピックアップ4
0に接近する方向)に下がるように反りを生じている場
合、フォーカスドライブ信号の低域成分は図5(b)の
ように次第に低下していく。ローパスフィルタ66の出
力はA/D変換器68でディジタル信号に変換されて、
CPU46に入力される。CPU46は、再生開始前ま
たは再生開始当初にディスク最内周位置でのフォーカス
ドライブ信号の低域成分を検出し、その検出値を内部の
メモリに保持する。そして、再生時に、各時点で検出さ
れるフォーカスドライブ信号の低域成分とメモリに記憶
されている最内周位置での検出値との差を求め、その差
が所定の調整必要判定値を越えた場合に、所定のタイミ
ングでジッタ調整を行う。ジッタ調整は合焦調整回路5
8の合焦調整(フォーカスバランス調整とフォーカスオ
フセット調整のいずれか一方または両方)と、波形等化
回路44の波形等化特性の調整により行う。これらの調
整は、ジッタ検出信号によりジッタを検出しながら、各
調整パラメータを変更して、ジッタが最良(例えば最
小)となる調整値を求めることにより行われる。調整
は、初めに合焦調整を行い、これが終了したら波形等化
特性調整を行う。
【0023】ジッタ調整を行うタイミングは、例えば次
の(A)および(B)に設定することができる。 (A) 使用者の操作(再生一時停止(ポーズ)操作
等)やディスクオーサリング(メニュー画面を表示して
操作者の選択を待つ入力待ち状態)等により再生が行わ
れなくなったとき (B) 再生中であって、ジッタ調整に要する時間tに
対してトラックバッファ50及び54が空になるまでの
時間TがT>tになったとき(B)によれば、再生中に
再生出力を中断させることなく(つまり、再生の連続性
を確保しつつ)、光ピックアップ40の読み取り動作を
中断してジッタ調整を行うことができる。なお、(B)
の場合、トラックバッファが空になるまでの時間Tは、
トラックバッファの残りデータ量とその時の平均転送レ
ートから算出することができる。また、再生中にジッタ
調整が必要と判定された場合に、(B)の条件が成立し
やすいように、例えばディスク再生回転数を上げるなど
してトラックバッファ内のデータ量を増大させる(例え
ば満杯にする)制御を行うのが有効である。また、トラ
ックバッファの容量を大きくするのも(B)の条件を成
立しやすくするために有効である。なお、ジッタ調整実
行中に、該調整を中止しなければならない所定の事由が
生じた場合(使用者の操作やディスクオーサリングによ
り動画や音声の再生が開始される場合、あるいは調整に
予想以上の時間がかかりトラックバッファが空に近くな
って再生の連続性が確保できなくなった場合等)には調
整を中止し、調整実行前に使用していた調整値をそのま
ま使用して、光ピックアップ40による読み取り動作を
再開させる。そして、その後調整を行う条件が整った時
に、依然として調整が必要と判定される場合には再びジ
ッタ調整を行う。
【0024】なお、フォーカスドライブ信号の低域成分
に基づきジッタ調整を行うのに併せて、ジッタ検出信号
に基づきジッタ量が所定の調整必要判定値を越えた時に
も上記ジッタ調整を行うようにすることができる。ま
た、再生するディスク種類が決まっていて(例えばCD
規格ディスクのみ再生する等)、ディスク最内周位置で
のフォーカスドライブ信号の低域成分がディスクによら
ずほぼ一定とみなせる場合には、ディスク最内周位置で
のフォーカスドライブ信号の低域成分をメモリに保持し
たり該保持された値との差をとることなく、各時点で検
出されるフォーカスドライブ信号の低域成分のみに基づ
いて、その値が所定の調整必要判定値を越えた場合に、
所定のタイミングでジッタ調整を行うようにすることが
できる。また、基板厚が異なる複数種類のディスクを再
生可能(例えばCD規格ディスクとDVD規格ディスク
の再生が可能等)で、ディスク最内周位置でのフォーカ
スドライブ信号の低域成分がディスク種類によって異な
る場合には、ディスク種類ごとにフォーカスドライブ信
号低域成分の調整必要判定値を予め設定しておき、ディ
スクがセットされたときにディスク種類の判別結果に基
づき該当する調整必要判定値を選択し、再生時に、ディ
スク最内周位置でのフォーカスドライブ信号の低域成分
をメモリに保持したり該保持された値との差をとること
なく、各時点で検出されるフォーカスドライブ信号の低
域成分のみに基づいて、その値が該調整必要判定値を越
えた場合に、所定のタイミングでジッタ調整を行うよう
にすることができる。
【0025】CPU46によるジッタ調整制御の手順の
一例を図6に示す。光ディスク36の再生を行っている
各時点でフォーカスドライブ信号の低域成分レベルとジ
ッタ量を検出する(S30)。ディスク最内周位置で予
め検出されたフォーカスドライブ信号の低域成分レベル
と各時点で検出されるフォーカスドライブ信号の低域成
分レベルとの差が所定の調整必要判定値を越えたかどう
かを判断し(S31)、さらにジッタ量が所定の調整必
要判定値を越えたかどうかを判断する(S32)。そし
て、いずれか一方が調整必要判定値を越えたら、トラッ
クバッファ50及び54のデータ量を増大させる制御を
実行する(S33)。前述したT>tの条件が成立する
かどうかを判断し(S34)、成立したら光ピックアッ
プ40による光ディスク36の読み取りを中断して合焦
調整を行う(S35)。この調整は、フォーカスバラン
スを調整して(引算してフォーカスエラーを検出する2
信号の比率を調整する。)、ジッタが最良(例えば最
小)となる調整値を探して、その値に設定することによ
り行われる。フォーカスバランス調整の前または後にフ
ォーカスオフセット調整を行うこともできる。フォーカ
スオフセット調整はフォーカスエラー検出のオフセット
量を調整(フォーカスエラー検出値にオフセット値を加
算または減算)して、ジッタが最良(例えば最小)とな
る調整値を探して、その値を設定することにより行われ
る。
【0026】合焦調整が正しく終了したかどうかを判断
し(S36)、終了する前に調整中断事由が発生した場
合は(S37)、調整値を調整前に使用していた値に戻
して(S38)、調整制御を終了する(S39)。合焦
調整が正しく終了した場合は、続いて波形等化特性の調
整を行う(S40)。波形等化特性の調整は、波形等化
特性の調整パラメータ(トランスバーサルフィルタの場
合遅延時間と加算係数、CR型可変フィルタの場合カッ
トオフ周波数とブースト量)を調整して、ジッタが最良
(例えば最小)となる調整値を探して、その値に設定す
ることにより行われる。波形等化特性調整が正しく終了
したかどうかを判断し(S41)、終了する前に調整中
断事由が発生した場合は(S42)、調整値を調整前に
使用していた値に戻して(S43)、調整制御を終了す
る(S44)。波形等化特性調整が正しく終了した場合
も、調整制御を終了する(S45)。
【0027】(実施の形態3)前記図1の実施の形態に
合焦調整の予測調整の機能を追加することもできる。す
なわち、テスト再生時に各テスト再生位置で、ジッタを
最良にするように合焦調整回路を調整し(フォーカスバ
ランス、フォーカスオフセットのいずれか一方または両
方を調整する。)、該合焦調整された状態でさらにジッ
タを最良にするように波形等化回路の波形等化特性調整
パラメータを調整し、各テスト再生位置の合焦調整パラ
メータおよび波形等化特性調整パラメータの調整値をメ
モリに記憶し、実際の再生時に該メモリに記憶された調
整値に基づき、再生位置のディスク径方向位置に応じ
て、合焦調整パラメータおよび波形等化特性調整パラメ
ータの最適値をそれぞれ予測演算し、合焦調整パラメー
タおよび波形等化特性調整パラメータを該予測値に随時
調整する。
【0028】(実施の形態4)前記図1の実施の形態で
はディスク径方向の複数の位置でテスト再生をしたが、
CLVディスクをCAV再生するのに対応する場合は、
簡易的にディスク径方向の1箇所の位置でのみテスト再
生することもできる。すなわち、光ディスクの再生に先
立ちディスク径方向の所定の1箇所の位置(例えば、最
内周位置またはその近傍位置)でのみテスト再生し、そ
の位置で再生RF信号のジッタを適正化するように波形
等化回路の波形等化特性調整パラメータを最適値に調整
してメモリに記憶し、実際の再生時に、再生位置のディ
スク径方向位置に応じて、波形等化特性調整パラメータ
(例えばカットオフ周波数のみ)を、テスト再生位置に
対する線速度の変動(この変動はテスト再生位置と再生
位置のディスク径方向位置の違いにより計算で求ま
る。)に応じて予想される適正値に随時調整する(例え
ば、線速度の変動量に比例してカットオフ周波数を変動
させる等)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 CLVディスクをCAV再生する場合のこの
発明の実施の形態を示す図で、光ディスク再生装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の光ディスク再生装置における波形等化
特性調整パラメータの調整手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図3】 図1の光ディスク再生装置における波形等化
特性調整パラメータの最適値の予測演算手法の一例を説
明する概念図である。
【図4】 反りディスクに対応するようにしたこの発明
の実施の形態を示す図で、光ディスク再生装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図5】 光ディスクの径方向の反りと、フォーカスド
ライブ信号の低域成分との関係を示す図である。
【図6】 図4の光ディスク再生装置におけるジッタ調
整手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,34…光ディスク再生装置、12,36…光ディ
スク、16,40…光ピックアップ、20,44…波形
等化回路(波形等化手段)、22,46…CPU(制御
手段、回転制御手段)、24,48…2値化信号処理回
路(ジッタ検出手段)、30…メモリ、50,54…バ
ッファメモリ、52…データ復調回路(復調手段)、5
6…デコーダ(復調手段)、58…合焦調整回路(合焦
調整手段)、60…フォーカスエラーアンプ(フォーカ
スサーボ手段),62…サーボ信号処理回路(フォーカ
スサーボ手段),64…フォーカスドライバ(フォーカ
スサーボ手段)、66…ローパスフィルタ(フォーカス
ドライブ信号低域成分検出手段)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクからその記録信号の読み取りを
    行う光ピックアップと、 該光ピックアップの受光信号から作成される再生RF信
    号の波形等化処理を行う波形等化手段と、 該波形等化処理後の再生RF信号のジッタを検出するジ
    ッタ検出手段と、 光ディスクの再生に先立ちディスク径方向の複数の位置
    でテスト再生し、それぞれの位置で前記ジッタ検出手段
    で検出される再生RF信号のジッタを適正化するように
    前記波形等化手段の波形等化特性を適正値に調整し、該
    光ディスクの実際の再生時にディスク径方向位置に応じ
    て、前記波形等化手段の波形等化特性を前記テスト再生
    による調整値から予測される適正値に随時調整する制御
    手段とを具備してなる光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】前記光ピックアップの受光信号から作成さ
    れるフォーカスエラー検出用の2信号を利用してフォー
    カスバランス、フォーカスオフセットのいずれか一方ま
    たは両方を調整する合焦調整を行う合焦調整手段をさら
    に具備し、 前記制御手段が、前記テスト再生時に、前記各テスト再
    生位置で前記波形等化特性調整に先立ち、前記ジッタ検
    出手段で検出される再生RF信号のジッタを適正化する
    ように前記合焦調整手段を調整し、前記実際の再生時に
    ディスク径方向位置に応じて、前記合焦調整手段の調整
    値を前記テスト再生による調整値から予測される適正値
    に随時調整する制御を併せて行う請求項1記載の光ディ
    スク再生装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段が、前記テスト再生による前
    記合焦調整手段の調整値をメモリに記憶し、前記実際の
    再生時に該メモリに記憶された調整値に基づき、再生位
    置のディスク径方向位置に応じて合焦調整手段の適正調
    整値を予測演算する請求項2記載の光ディスク再生装
    置。
  4. 【請求項4】前記光ディスクが線速度一定で情報が記録
    されたディスクであり、該光ディスクを回転速度一定に
    再生する請求項1から3のいずれか記載の光ディスク再
    生装置。
  5. 【請求項5】線速度一定で情報が記録された光ディスク
    を回転速度一定に駆動する回転制御手段と、 該光ディスクからその記録信号の読み取りを行う光ピッ
    クアップと、 該光ピックアップの受光信号から作成される再生RF信
    号の波形等化処理を行う波形等化手段と、 該波形等化処理後の再生RF信号のジッタを検出するジ
    ッタ検出手段と、 光ディスクの再生に先立ちディスク径方向の所定の1箇
    所の位置でテスト再生し、その位置で前記ジッタ検出手
    段で検出される再生RF信号のジッタを適正化するよう
    に前記波形等化手段の波形等化特性を適正値に調整し、
    該光ディスクの実際の再生時にディスク径方向位置に応
    じて、前記波形等化手段の波形等化特性を前記テスト再
    生位置に対する線速度の変動に応じて予想される適正値
    に随時調整する制御手段とを具備してなる光ディスク再
    生装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段が、前記テスト再生による波
    形等化特性の調整値をメモリに記憶し、前記実際の再生
    時に該メモリに記憶された調整値に基づき、再生位置の
    ディスク径方向位置に応じて波形等化特性の適正値を予
    測演算する請求項1から5のいずれかに記載の光ディス
    ク再生装置。
  7. 【請求項7】光ディスクからその記録信号の読み取りを
    行う光ピックアップと、 該光ピックアップの受光信号から作成される再生RF信
    号の波形等化処理を行う波形等化手段と、 該波形等化された再生RF信号をバッファメモリに蓄積
    しながら復調処理する復調手段と、 前記波形等化処理後の再生RF信号のジッタを検出する
    ジッタ検出手段と、 前記光ピックアップの受光信号から作成されるフォーカ
    スエラー検出用の2信号に基づきフォーカスエラーを検
    出してフォーカス制御を行うフォーカスサーボ手段と、 前記フォーカスエラー検出用の2信号を利用してフォー
    カスバランス、フォーカスオフセットのいずれか一方ま
    たは両方を調整する合焦調整を行う合焦調整手段と、 前記フォーカスサーボ手段のフォーカスドライブ信号の
    低域成分を検出するフォーカスドライブ信号低域成分検
    出手段と、 再生中に前記フォーカスドライブ信号低域成分が所定値
    以上に達したことまたはディスク最内周位置と再生位置
    のフォーカスドライブ信号低域成分の差が所定値以上に
    達したことのいずれか一方と、前記再生RF信号のジッ
    タが所定値以上に達したことのうち、いずれか一方また
    は両方を検出し、前記バッファメモリに所定量以上のデ
    ータが格納されていることを条件に、前記光ピックアッ
    プによる読み取りを中断して、前記ジッタ検出手段で検
    出される再生RF信号のジッタを適正化するように前記
    合焦調整手段を調整し、該調整後前記光ピックアップに
    よる読み取りを再開させる制御を行う制御手段とを具備
    してなる光ディスク再生装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段が、前記合焦調整後前記ジッ
    タ検出手段で検出される再生RF信号のジッタを適正化
    するように前記波形等化手段の波形等化特性を適正値に
    調整する制御を行い、該波形等化特性調整後に前記光ピ
    ックアップによる読み取りを再開させる制御を行う請求
    項7記載の光ディスク再生装置。
  9. 【請求項9】前記制御手段が、前記調整制御中に、該調
    整制御の所定の中止事由が生じた場合に、該調整制御を
    中止して、該調整実行前に使用していた調整値に戻して
    前記光ピックアップによる読み取りを再開させる制御を
    行う請求項7または8記載の光ディスク再生装置。
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