JP2001117879A - 情報処理装置、ネットワークシステム、顧客管理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、ネットワークシステム、顧客管理方法、及び記憶媒体

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JP2001117879A
JP2001117879A JP29445099A JP29445099A JP2001117879A JP 2001117879 A JP2001117879 A JP 2001117879A JP 29445099 A JP29445099 A JP 29445099A JP 29445099 A JP29445099 A JP 29445099A JP 2001117879 A JP2001117879 A JP 2001117879A
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JP29445099A
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Shinji Fujikawa
眞治 藤川
Shinji Fukunaga
真司 福永
Atsushi Inose
敦 猪瀬
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗の管理者の負荷の軽減及びシステム開発
やその運営等にかかるコスト削減を図ると共に、店舗の
管理者の判断にあわせたサービスを個々の顧客に対して
提供可能とすることで、商品販売サービス及び顧客管理
を効率的に実施できるネットワークシステムを提供す
る。 【解決手段】 店舗端末装置102(X)は、利用者1
03(X)へ店舗のサービスの利用を許可する認証キー
を当該サービスに関する特定情報(優遇措置の情報等)
を付加してサーバ101へ送信する。サーバ101は、
店舗端末装置102(X)にて発行された認証キーが利
用者103(X)から入力された場合、その利用者に対
して当該認証キーに基づいた店舗のサービスの利用を許
可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ネットワ
ークを介して提供される商品販売サービスに対する顧客
管理に適用される、情報処理装置、ネットワークシステ
ム、顧客管理方法、及びそれを実施するための処理ステ
ップをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、例えば、パーソナルコンピュ
ータ(以下、単に「パソコン」と言う)の高機能化と低
価格化が進んだ結果として、パソコンの一般家庭への普
及率が高まると共に、インターネットがブームとなり、
インターネットを利用したサービスが急増している。特
に、通信販売やカタログ販売の一形態として、インター
ネット上の「仮想店舗」を使用したサービス(以下、
「商品販売サービス」と言う)が注目を浴びるようにな
ってきている。
【0003】上記商品販売サービスについて具体的に説
明すると、まず、「仮想店舗」とは、インターネットの
ネットワーク上に開設されたホームページを原形とした
仮想的な店舗を意味する。したがって、このような仮想
店舗を使用した事業形態が、「商品販売サービス」であ
る。
【0004】例えば、一般的な小売り店舗を例にとった
場合、その店舗のホームページ、すなわち仮想店舗を、
インターネットのネットワーク上に開設する。その仮想
店舗においては、インターネットにアクセスする一般の
利用者が、販売している商品(物品や、出版物の印刷注
文等)の一覧を閲覧し、希望する商品を選択し、その商
品の購入数量等を入力することで、希望する商品の注文
(以下、「インターネットショッピング」とも言う)が
可能となっている。
【0005】すなわち、「仮想店舗」とは、実際の店舗
や、一般に行われている通信販売等と同様の機能を有す
るホームページを意味する。ここでは、実際の店舗や通
信販売等を単に「店舗」と称し、実際の店舗等と同様の
機能を有するホームページを「仮想店舗」と称すること
で、これらの違いを区別する。
【0006】そこで、店舗(実際の店舗)の場合、利用
者が希望する商品を購入するためには、利用者自身が実
際に店舗を訪れて商品を見る必要がある。このため、利
用者がその店舗の周辺地域に住む人等に限られてしまう
ことが多い。また、希望する商品が遠く離れた店舗にあ
る場合には、利用者はその店舗までわざわざ出向く必要
がある。
【0007】これに対して仮想店舗の場合、インターネ
ットを利用する人々全員が容易に来店することが可能で
あり、地域や立地条件に影響されること無く、小規模な
仮想店舗であっても、容易に多くの利用者を得ることが
可能である。この結果、ビジネスの拡大を図ることが可
能になる。
【0008】上述のような仮想店舗を開設する方法とし
ては、一般的に次のような2つの方法(以下、「第1の
方法」、「第2の方法」と言う)がある。
【0009】第1の方法:本方法は、仮想店舗の開設を
望む本人(店舗の管理者)が直接、インターネット上に
独自の仮想店舗を開設する方法である。本方法では、管
理者本人がインターネットサーバを所有するインターネ
ットプロバイダ等と契約する、或いはインターネットサ
ーバ自体を立ち上げる必要がある。また、商品の閲覧、
選択、支払金額の計算、支払いの手続き等の機能を有す
る仮想店舗を、インターネットサーバ上に用意する必要
がある。すなわち、仮想店舗の管理者は、独自に仮想店
舗のためのシステムを開発する必要がある。
【0010】第2の方法:本方法は、店舗の管理者本人
が直接仮想店舗を開設する第1の方法に対して、店舗の
管理者は、直接仮想店舗を管理せず、インターネット上
に仮想商店街を開設している事業者(運営者又は会社)
と契約する方法である。ここで、「仮想商店街」とは、
仮想店舗が商店街の様に集合したものを意味する。通
常、ある運営者(又は会社)が仮想商店街を開設してお
り、仮想店舗の開設を希望する人は、仮想商店街の運営
者(又は会社)と契約することで、仮想商店街内に自分
の仮想店舗を開設することが可能となる。このような仮
想商店街では、仮想店舗にて必要とされる商品の閲覧、
購入、支払いの手続き等の諸機能を、各仮想店舗の管理
者が構築するのではなく、仮想商店街の運営者(又は会
社)が、各仮想店舗の管理者に対して、全仮想店舗共通
の機能として予め構築して提供する。したがって、各仮
想店舗の管理者は、独自に仮想店舗のためのシステムを
開発する必要はない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような第1の方法や第2の方法による従来技術では、
少なくとも次のような問題があった。
【0012】第1の方法での問題点:本方法では、店舗
の管理者本人が直接仮想店舗を開設する必要があるた
め、これは、店舗の管理者にとって非常に負担が大き
い。また、仮想店舗を開設する管理者本人が、仮想店舗
を実現するシステムの大半を構築して管理する必要があ
るため、このための必要な専門的な知識と技術が、管理
者本人に要求される。
【0013】また、利用者が実際に店舗を訪れ、店舗の
管理者と直接対面し、希望する商品を決めて料金を支払
う取り引き(通常の店舗での売買取引)に対して、仮想
店舗による売買取引の場合(インターネットショッピン
グの場合)、仮想店舗を利用する利用者は、インターネ
ットを介して仮想店舗、すなわちホームページにアクセ
スしているに過ぎず、仮想店舗の実際の管理者と直接対
面することもなく、料金の支払いも直接行われるわけで
はない。したがって、このような取り引きにおいては、
仮想店舗の管理者は、実際の商品の売買の前に予め、そ
の商品を購入する利用者が、商品の支払金額に対する支
払能力を有しているか否か等を確認しておくことが重要
になる。
【0014】しかしながら、仮想店舗による売買取引の
場合には、上述したように仮想店舗の管理者が直接利用
者と対面しているわけではないため、利用者の支払能力
を直接判断することは不可能である。
【0015】そこで、上記の問題を解決する方法とし
て、次のような方法が考えられる。 方法1:仮想店舗においては、利用者からの注文だけを
受け付け、その代金については、銀行の口座振り込み等
によって支払わせる。そして、仮想店舗の管理者は、利
用者からの入金を確認した上で、実際に商品の受け渡し
を行う。 方法2:仮想店舗において利用者からの注文を受け付
け、その商品を利用者の元に宅配業者によって発送する
際に、代金を商品と交換で受け取る(「代引き」と呼ば
れる方法)。
【0016】しかしながら、上記方法1では、入金の確
認が必要となり、上記方法2では、商品を代引きによっ
て配送する宅配業者との契約が必要となる。このため、
通常の店舗での売買取引に比べ、仮想店舗の管理者の手
数が増える傾向にある。
【0017】したがって、上記方法1や方法2を用いた
としても、店舗の管理者本人が直接仮想店舗を開設する
場合には、利用者の代金の支払い等の管理が煩雑にな
り、また、コストがかかる等のデメリットが発生するこ
とになる。
【0018】第2の方法での問題点:本方法は、第1の
方法での上述したような仮想店舗の管理者の負荷を軽減
するものであるが、次のような別の問題を抱えている。
【0019】今日においては、パソコンが広く普及して
おり、一般の店舗においても、利用頻度の高い利用者の
情報等を、店舗が所有するパソコン等で管理するケース
も増えてきている。例えば、店舗の管理者がパソコン上
で、利用者の情報を予め蓄積(登録)しておき、その利
用状況を入力することによって、それぞれの利用者の利
用実績情報を保持しておく。そして、その利用実績情報
により、利用頻度の高い利用者を見分け、その利用頻度
に合わせて、特別なサービスを提供する。また、利用実
績情報から、利用者の嗜好を分析し、利用者の求めるサ
ービスの形態を推測して提供する等して差別化を図る。
【0020】上述のような管理形態は、利用頻度の高い
利用者である所謂「お得意様」のグループを識別し、そ
の「お得意様」を優遇することによって、利用者の興味
を長く引き止めておいたり、”当該店舗の「お得意様」
になれば優遇される”こと等を宣伝することによって、
新規の利用者を確保して、事業を拡大していくことを助
けるものである。このため、既に「お得意様」という利
用者を抱える店舗の管理者にとっては、実際の店舗を利
用する利用者も、インターネット上の仮想店舗を利用す
る利用者も、それぞれ等しい存在であり、且つ同様の扱
いが可能になることが理想であるといえる。
【0021】しかしながら、従来の仮想商店街では、イ
ンターネットを介して仮想店舗にアクセスする利用者
は、仮想商店街の全体を管理するシステム(仮想商店街
の運営者又は会社の情報管理システム)で一元管理され
ていることが多い。そして、この情報管理システムの元
では、各仮想店舗ごとの利用者を管理することまでは実
施されていない。
【0022】また、上記情報管理システムは、仮想商店
街の機能を補填するために設計されたものであり、各仮
想店舗の管理者が有する店舗のシステムとは全く異なる
ものである。このため、上記情報管理システムでの情報
(利用者の情報等)と、全く別のシステムである各仮想
店舗のシステムでの情報(利用者の情報等)とを共有す
ることが非常に困難である。
【0023】さらに、情報共有しないまでも、店舗にて
登録されている一人一人の利用者が、仮想商店街での利
用者情報のどの情報に対応するものであるかを判断する
ことは非常に困難である。
【0024】したがって、実際の店舗においては「お得
意様」として優遇されている利用者が、その店舗の仮想
商店街の仮想店舗を利用した場合、当該利用者は、「お
得意様」として認識されず、一般の利用者として扱わ
れ、優遇措置も受けられない状態となる。これは、仮想
商店街というものが、様々な仮想店舗をまとめて一元的
に管理することを目的としているため、個々の仮想店舗
の細かな要求にこたえることができないためである。
【0025】上述のように、従来では、店舗の管理者
が、インターネット上に仮想商店街を開設している事業
者(運営者又は会社)と契約することなく、独自に仮想
店舗を構築すれば(第1の方法)、その店舗の管理者の
判断にあわせた利用者の差別化(「お得意様」として優
遇する等)が可能であるが、システムの開発や運営にか
かるコストや、リスク等が大きくなってしまう。一方、
店舗の管理者が、インターネット上に仮想商店街を開設
している事業者(運営者又は会社)と契約して、仮想店
舗を構築すれば(第2の方法)、第1の方法での問題
(仮想店舗の管理者の負荷等)を解決できるが、店舗の
管理者の判断にあわせた利用者の差別化(「お得意様」
として優遇する等)が不可能となってしまう。
【0026】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、店舗の管理者の負荷の軽減、及
びシステム開発やその運営等にかかるコスト削減を図る
と共に、店舗の管理者の判断にあわせたサービスを個々
の顧客に対して提供可能とすることで、商品販売サービ
ス及び顧客管理を効率的に実施できる、情報処理装置、
ネットワークシステム、顧客管理方法、及びそれを実施
するための処理ステップをコンピュータが読出可能に格
納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、ネットワークを介して任意のサービスを
利用者へ提供する店舗、及びその利用者を管理する情報
処理装置であって、上記ネットワーク上の店舗に対応づ
けて、当該店舗のサービスの利用者情報を記憶する利用
者情報格納手段と、上記利用者情報格納手段に記憶され
た利用者情報、及び上記ネットワーク上の店舗から利用
者へ提供されるサービスに関する特定情報と関連づけ
て、上記ネットワーク上の店舗で発行された当該店舗の
利用者の認証キーを記憶する認証情報格納手段と、上記
ネットワーク上の店舗のサービスを要求する利用者から
の認証キーで上記認証情報格納手段内の情報を検索した
結果に基づき、当該利用者のサービス要求を受け付ける
受付手段と、上記受付手段で受け付けられたサービス要
求と共に、上記認証情報格納手段内の該当する認証キー
を、当該サービス要求により示される店舗に対して送信
する注文情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0028】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記認証情報格納手段は、上記店舗が上記利用者へ提供
するサービスに関する特定情報の変更に基づいて、上記
認証キーに関連づけた特定情報を変更することを特徴と
する。
【0029】第3の発明は、ネットワークを介して任意
のサービスを利用者へ提供する店舗の情報処理装置であ
って、上記サービスの利用者情報を記憶する利用者情報
格納手段と、上記サービスの利用を許可するための認証
キーを、上記サービスの利用者に対して発行する認証キ
ー発行手段と、上記認証キー発行手段により発行された
認証キーを、上記利用者情報格納手段に記憶された利用
者情報、及び利用者へ提供するサービスに関する特定情
報と関連づけて記憶する認証情報格納手段と、上記認証
情報格納手段内の情報を、上記ネットワーク上の所定の
サーバに対して送信する認証情報送信手段と、上記所定
のサーバからサービス要求と共に送信されてきた、当該
サービス要求を発行した利用者の認証キーに基づいて、
上記利用者情報格納手段内の情報から該当する利用者情
報を検索する照合手段と、上記照合手段により検索され
た利用者に対して、上記認証情報格納手段内の当該利用
者に対するサービスの特定情報に基づき当該サービスを
提供することを特徴とする。
【0030】第4の発明は、上記第3の発明において、
上記認証情報送信手段は、上記認証情報格納手段内の情
報に変更があった場合、その変更内容を上記所定のサー
バに対して通知することを特徴とする。
【0031】第5の発明は、上記第1又は3の発明にお
いて、上記特定情報は、上記利用者に対する優遇措置情
報を含むことを特徴とする。
【0032】第6の発明は、複数の機器がネットワーク
を介して通信可能に接続されてなるネットワークシステ
ムであって、上記複数の機器のうち少なくとも1つの機
器は、請求項1〜5の何れかに記載の情報処理装置の機
能を有することを特徴とする。
【0033】第7の発明は、ネットワークを介して店舗
が利用者へサービスを提供するネットワークシステムで
あって、上記利用者に対して上記店舗のサービスの利用
を許可する認証キーを発行して上記ネットワーク上の所
定のサーバに対して送信する機能を有する店舗端末装置
と、上記店舗端末装置にて発行された認証キーが上記利
用者から入力された場合に、当該利用者に対して上記店
舗のサービスの利用を許可する機能を有するセンターサ
ーバとを含むことを特徴とする。
【0034】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記店舗端末装置は、上記店舗のサービスの利用者の情
報を格納する店舗側利用者情報格納手段と、上記利用者
に対して上記店舗のサービスの利用を許可するための認
証キーを発行する認証キー発行手段と、上記認証キー発
行手段にて発行された認証キーを、上記ネットワーク上
の所定のサーバに対して送信する認証キー送信手段とを
備えることを特徴とする。
【0035】第9の発明は、上記第7の発明において、
上記センターサーバは、上記店舗のサービスの利用者の
情報を保管するサーバ側利用者情報格納手段と、上記店
舗端末装置からの認証キーを受信する認証キー受信手段
と、上記認証キー受信手段により受信された認証キーを
格納する認証キー格納手段と、上記店舗のサービスの利
用者が上記店舗端末装置から与えられた認証キーを入力
するための認証設定手段と、上記認証設定手段により上
記利用者が入力した認証キーの発行元の店舗の所定のサ
ービスを利用可能とする注文受注手段とを含むことを特
徴とする。
【0036】第10の発明は、上記第9の発明におい
て、上記センターサーバは、上記注文受注手段による上
記利用者の注文情報へ上記認証キー格納手段内の該当す
る認証キーを付加して当該認証キーの発行元の店舗に対
して送信する注文情報送信手段を備えることを特徴とす
る。
【0037】第11の発明は、上記第8の発明におい
て、上記店舗端末装置は、上記センターサーバからの注
文情報を受信する注文情報受信手段と、上記注文情報受
信手段により受信された注文情報に対して付加された認
証キーに基づき該当する利用者情報を上記店舗側利用者
情報格納手段から検索する照合手段とを備えることを特
徴とする。
【0038】第12の発明は、上記第8の発明におい
て、上記認証キー発行手段は、上記店舗のサービスの利
用者のそれぞれに対して、1つ又は複数のサービスを利
用許可するための認証キーを発行することを特徴とす
る。
【0039】第13の発明は、上記第11の発明におい
て、上記照合手段は、上記検索の結果として得られた利
用者情報の認証キーに対応する所定のサービスの内容
を、上記店舗端末装置のユーザに対して通知することを
特徴とする。
【0040】第14の発明は、上記第8の発明におい
て、上記認証キー発行手段は、上記店舗のサービスの利
用の有効期限が設定された認証キーを発行することを特
徴とする。
【0041】第15の発明は、上記第9の発明におい
て、上記注文受注手段は、上記認証設定手段により上記
利用者が入力した認証キーにより示される有効期限に基
づいて、当該認証キーの発行元の店舗の所定のサービス
を利用可能とすることを特徴とする。
【0042】第16の発明は、上記第8の発明におい
て、上記認証キー発行手段は、上記認証キーの内容を変
更する機能を有することを特徴とする。
【0043】第17の発明は、上記第9の発明におい
て、上記注文受注手段は、上記認証設定手段により上記
利用者が入力した認証キーの内容に基づいて、当該認証
キーの発行元の店舗の所定のサービスを利用可能とする
ことを特徴とする。
【0044】第18の発明は、ネットワークを介して店
舗の任意のサービスを利用者へ提供するための顧客管理
方法であって、上記店舗側が、上記利用者に対して上記
店舗のサービスの利用を許可する認証キーを発行して上
記ネットワーク上の所定のサーバに対して送信する店舗
側処理ステップと、上記ネットワーク上の所定のサーバ
が、上記店舗側にて発行された認証キーが上記ネットワ
ークを介して利用者から入力された場合に、当該利用者
に対して、上記認証キーに基づいた上記店舗のサービス
の利用を許可するサーバ側処理ステップとを含むことを
特徴とする。
【0045】第19の発明は、上記第18の発明におい
て、上記店舗 側処理ステップは、上記サービスの利用
者情報を記憶する店舗側利用者情報格納ステップと、上
記認証キーを発行する認証キー発行ステップと、上記認
証キー発行ステップにより発行された認証キーを、上記
店舗側利用者情報格納ステップにより記憶された利用者
情報、及び利用者へ提供するサービスに関する特定情報
と関連づけて記憶する店舗側認証情報格納ステップと、
上記店舗側認証情報格納ステップにより記憶された情報
を、上記ネットワーク上の所定のサーバに対して送信す
る認証情報送信ステップと、上記所定のサーバからサー
ビス要求と共に送信されてきた、当該サービス要求を発
行した利用者の認証キーに基づいて、上記店舗側利用者
情報格納ステップにより記憶された情報から該当する利
用者情報を検索する照合ステップと、上記照合ステップ
により検索された利用者に対して、上記店舗側認証情報
格納ステップにより記憶された情報の中の上記利用者に
対するサービスの特定情報に基づき当該サービスを提供
するサービス提供ステップとを含み、上記サーバ側処理
ステップは、上記ネットワーク上の店舗に対応づけて、
当該店舗のサービスの利用者情報を記憶するサーバ側利
用者情報格納ステップと、上記サーバ側利用者情報格納
ステップにより記憶された利用者情報に対して、上記店
舗側から送信されてきた認証キー及びそれに関連づけら
れた特定情報を記憶するサーバ側認証情報格納ステップ
と、上記ネットワーク上の店舗のサービスを要求する利
用者からの認証キーで、上記サーバ側認証情報格納ステ
ップにより記憶された情報を検索した結果に基づき、当
該利用者のサービス要求を受け付ける注文受付ステップ
と、上記注文受付ステップにより受け付けられたサービ
ス要求と共に、上記サーバ側認証情報格納ステップによ
り記憶された情報の中の該当する認証キーを、当該サー
ビス要求により示される店舗に対して送信する注文情報
送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0046】第20の発明は、上記第19の発明におい
て、上記認証情報送信ステップは、上記認証キー情報格
納ステップにより記憶された情報に変更があった場合、
その変更内容を上記所定のサーバに対して通知するステ
ップを含み、上記サーバ側認証情報格納ステップは、上
記認証情報送信ステップからの変更内容の通知に基づい
て、上記認証キーに関連づけられた特定情報の内容を変
更するステップを含むことを特徴とする。
【0047】第21の発明は、上記第19の発明におい
て、上記特定情報は、上記利用者に対する優遇措置情報
を含むことを特徴とする。
【0048】第22の発明は、請求項1〜5の何れかに
記載の情報処理装置の機能、又は請求項6〜17の何れ
かに記載のネットワークシステムの機能を実施するため
の処理プログラムを、コンピュータが読出可能に格納し
た記憶媒体であることを特徴とする。
【0049】第23の発明は、請求項18〜21の何れ
かに記載の顧客管理方法の処理ステップを、コンピュー
タが読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0050】具体的には、本発明の第1の目的は、例え
ば、店舗に対して、特定の個々の利用者と各々に対して
提供する優遇措置の関連を定義するためのコード(文字
列等、「認証キー」)を生成する機能を持たせ、また、
仮想商店街(ネットワーク上の仮想的な店舗群)を管理
するセンターサーバに対して、利用者からの「認証キ
ー」の入力を受け付けることによって店舗で管理してい
る利用者情報とセンターサーバで管理している利用者情
報の間に同一人物であるという関連性を定義させる機能
と、店舗に対する利用者からの注文情報へ先の「認証キ
ー」を添付して店舗に対して送信する機能を持たせ、さ
らに、店舗に対して、センターサーバからの注 文情報
に添付されてきた「認証キー」を元に「認証キー」を与
えた利用者及びそれに関連付けされた特定情報(優遇措
置の内容等)を検索する機能を持たせる構成とすること
で、店舗の管理者は、当該店舗が提供するサービス(ネ
ットワーク上の仮想的な店舗が提供するサービス)の利
用者が、当該店舗における利用者情報のどの人物と同一
人物であるかを判断することが可能になり、「お得意
様」等の利用者に対して、ネットワークを利用して当該
店舗のサービスを受ける場合にも、実際に店舗に出向く
場合と同じ優遇措置を与えることが可能になることであ
る。
【0051】また、本発明の第2の目的は、例えば、店
舗に対して、先の店舗の利用者情報において利用者と
「認証キー」によって関連付けられた優遇措置の内容を
変更する機能と、個々の利用者の優遇措置の期限や、個
々の利用者の優遇措置の現在の状態を設定する機能と、
それらの設定内容をセンターサーバに対して送信するこ
とで、センターサーバでの利用者情報の同一人物の優遇
措置の設定も変更する機能とを持たせる構成とすること
で、店舗において決定された個々の利用者に対する優遇
措置の内容の変更や停止、或いは終了等を、センターサ
ーバにおいても速やかに反映させることが可能になるこ
とである。
【0052】そこで、上記目的を達成するために、本発
明では、例えば、店舗の管理者による利用者情報と特定
情報(優遇措置の情報等)を管理する機能を有する店舗
端末装置と、仮想商店街において利用者情報と注文情報
を管理するセンターサーバにおいて、店舗端末装置に対
して、利用者の情報を登録する顧客情報格納手段と、個
々の利用者に対する優遇措置とその状態、期限等の情報
を登録し、利用者との関連を定義する「認証キー」を発
行する認証キー発行手段と、「認証キー」とそれに関連
付けられた優遇措置の内容及び変更内容等を送信する認
証情報送信手段とを設け、また、センターサーバに対し
て、仮想商店街の店舗から送信されてきた「認証キー」
と優遇措置の内容を登録する認証情報格納手段と、仮想
商店街における利用者の情報と「認証キー」を関連付け
る認証設定手段と、店舗において受け付けた注文情報に
その利用者に関連付けられた「認証キー」を添付して送
信する注文情報送信手段とを設け、さらに、店舗端末装
置に対して、センターサーバから受信した注文情報に添
付された「認証キー」から、注文を行った利用者が店舗
の利用者情報内のどの利用者に相当し、どのような優遇
措置が定義されているかを検索する照合手段を設ける。
【0053】また、本発明では、店舗端末装置に対し
て、店舗において発行した「認証キー」の内容や状態や
期限等を変更する認証キー変更手段を設け、その変更内
容がセンターサーバに対して送信されるように構成し、
センターサーバに対して、店舗端末装置からの変更内容
に基づき、「認証キー」の内容を変更する認証キー変更
手段を設ける。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0055】本発明は、例えば、図1に示すようなネッ
トワークシステム100に適用される。このネットワー
クシステム100は、ネットワークト上の仮想店舗を使
用したサービスを実施しているシステムである。本実施
の形態では、当該サービスの一例として、利用者(顧
客)が、ある店舗の管理者(印刷業者)がネットワーク
ト上に開設した仮想店舗(ホームページ)から印刷注文
可能なサービスを挙げる。以下、本実施の形態でのネッ
トワークシステム100について具体的に説明する。
【0056】<システム全体構成>ネットワークシステ
ム100は、特に、顧客認証機能を有し、上記図1に示
すように、センターサーバ101、複数の認証店舗端末
装置102(1),102(2),102(3),・・
・、及び複数の利用者端末装置103(1),103
(2),103(3),・・・が、ネットワーク104
を介して互いに通信可能なように接続された構成として
いる。
【0057】センターサーバ101は、インターネット
において、サーバ、インターネットサーバ、WWWサー
バ等と一般的に呼ばれている情報処理装置であり、後述
する認証情報設定や印刷注文受注等の処理を行う。ま
た、センターサーバ101は、ネットワーク104に対
して常時接続された状態であり、外部からの処理要求に
応じて、データの返信や、データの加工処理等を行う機
能も有する。
【0058】尚、本実施の形態では、説明の簡単のため
に、1台のセンターサーバ101が、一般的にファイル
サーバ又はデーターベースサーバと呼ばれるような、大
容量の外部記憶装置等の機能を備えているものとする
が、例えば、当該機能を他の情報処理装置に分割して設
けたり、センターサーバ101自体を、複数の情報処理
装置で構成することも可能である。
【0059】認証店舗端末装置102(1),102
(2),102(3),・・・はそれぞれ、仮想店舗の
管理者が有する店舗に設置された情報処理装置(パソコ
ン等)であり、センターサーバ101と情報を送受信す
るための通信機能、様々な情報を格納するための格納機
能、ユーザの要求を受け付けるための入力機能、ユーザ
に情報を提供するための出力機能(印刷出力機能等)等
を有する。
【0060】尚、上記図1では、認証店舗端末装置が3
台接続された構成を示しているが、この接続台数に限ら
れることはない。すなわち、本実施の形態においては、
1つ以上のN個の認証店舗端末装置102(1),・・
・,102(N)が利用可能であり、認証店舗端末装置
102(1),・・・,102(N)はそれぞれ同様の
構成としている。本実施の形態では、説明の簡単のた
め、認証店舗端末装置102(1),・・・,102
(N)のうちの任意の認証店舗端末装置102(X)に
着目する。また、本実施の形態では、認証店舗端末装置
102(1),・・・,102(N)のそれぞれを、パ
ソコン等の情報処理装置で構成するものとしているが、
これに限られることはなく、上述したような通信機能や
入出力機能等を有する装置であればよい。また、本実施
の形態では、認証店舗端末装置102(1),・・・,
102(N)の出力機能として、受信した印刷注文情報
等に従って印刷物を出力する印刷出力機能を用いるよう
にするが、当該印刷出力機能は、一般的な機能であるた
め、本実施の形態ではその詳細な説明は省略する。
【0061】利用者端末装置103(1),103
(2),103(3),・・・はそれぞれ、利用者(顧
客)が直接操作する情報処理装置(パソコン等)であ
り、利用者の操作等によってネットワーク104に接続
する機能を有する。具体的には例えば、利用者端末装置
103(1),103(2),103(3),・・・は
それぞれ、モデム等の通信機能と、データ閲覧機能とを
有する。このデータ閲覧機能としては、利用者が、希望
するインターネットのサーバ(センターサーバ101
等)に対して処理要求を送信し、当該サーバより返送さ
れてきたデータを受信して表示する機能を含む。その一
例としては、マイクロソフト社の「インターネットエク
スプローラ」等のような、一般的に「ウェッブブラウ
ザ」と呼ばれるデータ閲覧機能がある。このような利用
者端末装置103(1),103(2),103
(3),・・・により、それぞれの利用者は、自端末装
置において、顧客登録の手続きを行い、認証情報の設定
手続きを行い、そして、本システムに対して印刷注文の
作成を要求することになる。
【0062】尚、上記図1では、利用者端末装置が3台
接続された構成を示しているが、この接続台数に限られ
ることはない。すなわち、本実施の形態においては、1
つ以上のN個の利用者端末装置103(1),・・・,
103(N)が利用可能であり、利用者端末装置103
(1),・・・,103(N)はそれぞれ同様の構成と
している。本実施の形態では、説明の簡単のため、利用
者端末装置103(1),・・・,103(N)のうち
の任意の利用者端末装置103(X)に着目する。ま
た、本実施の形態では、利用者端末装置103(1),
・・・,103(N)のそれぞれを、パソコン等の情報
処理装置で構成するものとしているが、これに限られる
ことはなく、上述したような通信機能及びデータ閲覧機
能等を有する装置であればよい。
【0063】ネットワーク104は、例えば、インター
ネットで構成されている。本実施の形態では、通信機器
等のインターネットを構成するシステム全体を単にネッ
トワークとする。
【0064】尚、本実施の形態では、ネットワーク10
4をインターネットとし、センターサーバ101、認証
店舗端末装置102(X)、及び利用者端末装置103
(X)はそれぞれ、インターネット(ネットワーク10
4)への接続機能を有するものとするが、これに限られ
ることはない。例えば、認証店舗端末装置102(X)
及び利用者端末装置103(X)がダイアルアップ等の
手段によって直接センターサーバ101に接続するよう
なシステムであっても、本実施の形態は適用可能であ
る。また、ネットワーク104として、インターネット
ではなく、イントラネット等のネットワーク環境を用
い、認証店舗端末装置102(X)及び利用者端末装置
103(X)が、モデム等の通信機能を持たず、イント
ラネット等のネットワーク環境に直接接続する装置であ
っても、本実施の形態は適用可能である。
【0065】<センターサーバ101、認証店舗端末装
置102(X)、及び利用者端末装置103(X)の内
部構成>図2は、センターサーバ101、認証店舗端末
装置102(X)、及び利用者端末装置103(X)の
それぞれにおいて、装置内で動作する処理手段(モジュ
ール)、データを格納するための格納手段、及び各手段
間の主要なデータの流れの概要を示したものである。
【0066】上記図2において、”203”、”20
4”、”206”、”207”、”209”、”21
0”、”213”、”214”、”215”、”21
7”、”219”、”220”、”221”、”22
4”はそれぞれ処理手段を示す。これらの処理手段は、
例えば、装置に付随する外部記憶装置から装置内のメモ
リへ読み込まれ実行されるアプリケーションプログラ
ム、もしくはプログラムの一部として動作するモジュー
ルを含み、装置での各種動作が実現される。
【0067】一方、”202”、”205”、”21
1”、”212”、”216”、”218”、”22
2”、”223”はそれぞれ格納手段を示す。これらの
格納手段は、装置に付随する外部記憶装置や装置内のメ
モリ等を含み、装置にインストールされたプログラムが
提供するファイルシステムやデータベースシステム等に
よって各種データが格納される。
【0068】上記図2中の矢印は、処理手段と処理手段
の間、或いは処理手段と格納手段の間で交換されるデー
タの流れの中から、主要なものを示したものである。上
記図2に示される、認証店舗端末装置102(X)、セ
ンターサーバ101、利用者端末装置103(X)の間
にまたがるデータは、各装置に付随するモデム等の通信
機能を利用して、ネットワーク104を介して送受信さ
れる。
【0069】そこで、まず、認証店舗端末装置102
(X)は、顧客登録部203、認証キー発行部204、
認証キー変更部206、認証キー情報送信部207、顧
客情報格納部202、及び認証キー格納部205を含む
と共に、印刷注文情報受信部221、注文/認証キー照
合部224、印刷注文情報格納部222、及び認証キー
格納部223を含んでいる。尚、上記図2では、説明の
簡単のために、認証店舗端末装置102(X)を機能別
に分割して図示している。
【0070】センターサーバ101は、インターネット
サーバ201、認証キー情報受信部208、認証キー登
録部209、認証キー変更部210、顧客登録部21
3、顧客設定部214、印刷注文受注部215、認証情
報検索部217、印刷注文情報送信部219、店舗情報
格納部212、認証情報格納部211、顧客情報格納部
216、及び印刷注文情報格納部218を含んでいる。
【0071】ここで、インターネットサーバ201は、
ネットワーク104(インターネット)上のサーバプロ
グラム群であり、センターサーバ101上で常に稼動状
態にある。また、インターネットサーバ201は、セン
ターサーバ101内部やネットワーク104を介して外
部から受信した処理要求に対して適切な処理を行った
後、当該処理によって取得したデータを返信する機能を
有する。この機能としては、例えば、HTTP(Hyper
Text Transfer Protocol)により処理要求を受信し、当
該要求により示されるデータファイルの内容を返信す
る、或いは指定された処理手段を起動した結果を返信す
る等の機能(Webサーバ)や、FTP(File Transfe
r Protocol)により処理要求を受信し、当該要求により
示されるデータファイルを返信する等の機能(FTPサ
ーバ)が適用可能である。したがって、認証キー情報受
信部208、認証キー登録部209、認証キー変更部2
10、顧客登録部213、顧客設定部214、印刷注文
受注部215、認証情報検索部217、及び印刷注文情
報送信部219ではそれぞれ、インターネットサーバ2
01により、要求に応じた処理が実行される。
【0072】利用者端末装置103(X)は、データ閲
覧部220を含んでいる。
【0073】認証店舗端末装置102(X)において、
顧客登録部203は、認証店舗端末装置102(X)上
で動作するプログラムにより実施される。顧客登録部2
03は、認証店舗の担当者(管理者)により入力され
た、当該店舗の顧客の氏名や住所等の顧客情報を受付
け、その顧客情報を顧客情報格納部202へ格納する。
【0074】顧客情報格納部202は、認証店舗におい
て当該店舗の顧客に関する情報を、顧客単位に格納する
ためのものである。顧客情報格納部202へ格納される
顧客情報としては、次のようなものが考えられる。 ・店舗顧客ID ・顧客の氏名 ・顧客の住所 ・顧客の連絡先
【0075】上記項目の中で、”店舗顧客ID”とは、
認証店舗端末装置102(X)の顧客情報格納部202
に格納されている顧客情報を一意に識別するための識別
子である。顧客情報格納部202において、顧客情報
は、この店舗顧客ID単位に管理される。また、店舗顧
客IDは、顧客登録部203により、顧客情報を登録す
る際に生成される。このとき、顧客情報格納部202に
おいて決して重複することが無いユニークな文字列で生
成される。
【0076】認証キー発行部204は、認証店舗端末装
置102(X)上で動作するプログラムにより実施され
る。認証キー発行部204は、認証店舗の担当者により
指定された顧客に対応する顧客情報を、顧客情報格納部
202内の情報から検索し、その検索結果である顧客情
報に対して、「認証キー」と呼ばれるコード(文字列)
を発行する。そして、認証キー発行部204は、その発
行した認証キーを、認証キー格納部205へ当該認証キ
ーに関連する他の情報と共に格納すると共に、顧客情報
格納部202内の該当する顧客情報(上記検索結果)に
対応させて格納する。
【0077】認証キー格納部205は、顧客情報格納部
202へ格納されている顧客情報に対して発行された認
証キー及びその関連情報を、認証キー単位に格納するた
めのものである。認証キー格納部205へ格納される情
報(認証キー情報)としては、次のようなものが考えら
れる。 ・認証キー ・店舗顧客ID ・サービス種類コード ・ステイタス ・送信ステイタス ・有効年月日
【0078】上記項目の中で、”認証キー”とは、認証
キー情報を管理する基本となる情報である。認証キー
は、認証キー発行部204により、顧客情報が新規に追
加される際、当該顧客情報に対して発行されるコード
(文字列)である。このとき、認証キー格納部205内
において、決して重複しないように、必ずユニークな認
証キーが発行される。
【0079】”店舗顧客ID”とは、認証キーを発行し
た対象となった顧客情報により示される顧客の店舗顧客
IDであり、1つの認証キーに対して、1つの店舗顧客
IDが対応するように生成される。
【0080】”サービス種類コード”とは、店舗顧客I
Dに対応する顧客に付与された個別のサービス内容を示
すコードである。例えば、 ・印刷注文の料金に関してインターネット上でのクレジ
ット決済を許す。 ・店頭での後払いを許す。 ・印刷物を顧客に指定された住所に宅配する。 ・宅配をした際に印刷注文の料金を着払いとする。 といったサービスの内容を表すコードである。また、サ
ービス種類コードは、認証キー格納部205内におい
て、その具体的内容を表すサービス種類名称と共に管理
される。
【0081】”ステイタス”とは、認証キー及びサービ
ス種類コード単位で、当該情報が有効であるか否かを管
理するためのものである。ステイタスが「有効」を表し
ていれば、その認証キーに対するサービス種類コードの
表すサービス内容を、当該認証キーに対応する店舗顧客
IDの顧客が利用可能である。一方、ステイタスが「休
止」であれば、その認証キーに対するサービス種類コー
ドの表すサービス内容を、当該認証キーに対応する店舗
顧客IDの顧客が利用できない状態にある。
【0082】”送信ステイタス”は、認証キー情報送信
部207において、認証キー情報の内容がセンターサー
バ101へ送信済みであるか、或いは未送信であるかを
判断するための情報であり、認証キー情報送信部207
での送信処理完了後に、「送信済み」に変更設定され
る。
【0083】”有効年月日”は、認証キー情報の有効期
限を表す日付である。この日付を過ぎた認証キー情報
は、有効なものとしては扱われない。
【0084】認証キー変更部206は、認証店舗端末装
置102(X)上で動作するプログラムにより実施され
る。認証キー変更部206は、認証店舗の担当者からの
指定に従って、認証キー格納部205内の情報を検索
し、該当する認証キー及びそれに関連する情報を抽出
し、当該情報の変更を行い、その変更結果を認証キー格
納部205へ格納する。
【0085】認証キー情報送信部207は、認証店舗端
末装置102(X)上で動作するプログラムにより実施
される。認証キー情報送信部207は、認証キー格納部
205へ格納されている認証キー情報の中から、認証キ
ー発行部204によって新規に登録された認証キーが発
行されセンターサーバ101に未送信のもの、認証キー
変更部206によって変更された認証キーで当該変更完
了後にセンターサーバ101に未送信のものを抽出し、
その抽出した認証キー情報をセンターサーバ101へ送
信する。この送信後に、上述した認証キー情報の送信ス
テイタスが変更されることになる。認証キー情報送信部
207での送信処理実行については、認証店舗の担当者
が認証店舗端末装置(X)102を操作することで実行
する、或いは任意の時間間隔で定期的に且つ自動的に実
行する、といった形式を採用しても構わない。
【0086】尚、本実施の形態では、認証キー情報送信
部207で実行される処理において、認証キー格納部2
05内の情報の参照を行なった後、センターサーバ10
1へ未送信の情報の抽出するように構成しているが、こ
れに限られることはない。例えば、送信用の情報を格納
するための送信情報格納装置を別途用意し、認証キー発
行部204によって認証キー情報が新規に認証キー格納
部205へ格納されたときや、認証キー変更部206に
よって認証キー格納部205へ変更後の認証キー情報が
格納されたとき等、認証キー情報を送信するべき状況が
発生する度に、当該送信情報を上記送信情報格納装置に
蓄積しておき、認証キー情報送信部207が起動された
ときに、上記送信情報格納装置に蓄積された情報を順次
送信し、送信が完了した情報を上記送信情報格納装置か
ら削除するようにしてもよい。
【0087】センターサーバ101において、認証キー
情報受信部208は、センターサーバ101上で動作す
るプログラムにより実施される。認証キー情報受信部2
08は、センターサーバ101により、認証店舗端末装
置102(X)の認証キー送信部207によって送信さ
れてきた認証キー情報を受信し、受信認証キー情報が、
新規登録のものであるか、或いは既存の認証キー情報を
変更したものであるかの2種類の情報で選別し、その選
別結果に従って、受信認証キー情報を、認証キー登録部
209又は認証キー変更部210を介して、認証情報格
納部211へ格納する。
【0088】尚、ここでの”新規登録の認証キー情報”
とは、認証店舗端末装置102(X)において、認証キ
ー発行部204によって新規に登録された認証キー情報
を示す。すなわち、センターサーバ101の認証情報格
納部211内に存在しない情報を示す。したがって、こ
のような認証キー情報が認証店舗端末装置102(X)
から送信されてきた場合、認証キー登録部209によっ
て、認証情報格納部211へ新規登録されることにな
る。一方、”既存の認証キー情報を変更した認証キー情
報”とは、認証店舗端末装置102(X)において、認
証キー変更部206によって変更された認証キー情報を
示す。すなわち、センターサーバ101の認証情報格納
部211内に、変更前の対応する認証キー情報が既に存
在する情報を示す。したがって、このような認証キー情
報が認証店舗端末装置102(X)から送信されてきた
場合、認証キー変更部210によって、認証情報格納部
211内の対応する認証キー情報(変更前の情報)が、
受信認証キー情報(変更後の情報)に変更されることに
なる。
【0089】また、本実施の形態では、認証キー情報受
信部208は、認証店舗端末装置102(X)の認証キ
ー情報送信部207によってセンターサーバ101へ認
証キー情報が送られてきたことをトリガーとして、処理
実行するように構成しているが、これに限られることは
ない。例えば、受信した情報を蓄積しておくための受信
情報格納装置を別途用意し、認証店舗端末装置102
(X)の認証キー情報送信部207から送信されてきた
情報を順次上記受信情報格納装置へ蓄積しておき、認証
キー情報受信部208を、定期的に処理実行させる、或
いはセンターサーバ101の操作者によって随時処理実
行させるようにしてもよい。この場合、認証キー情報受
信部208は、上記受信情報格納装置に蓄積された情報
を順次読み込んで処理を実行し、当該処理を終える毎
に、上記受信情報格納装置内の情報から処理済みの情報
を削除していく。
【0090】認証キー登録部209は、センターサーバ
101上で動作するプログラムにより実施される。認証
キー登録部209は、認証キー情報受信部208からの
認証キー情報、すなわち受信認証キー情報のうち、新規
登録分の認証キー情報を認証情報格納部211へ新規登
録する。
【0091】認証キー変更部210は、センターサーバ
101上で動作するプログラムにより実施される。認証
キー変更部210は、認証キー情報受信部208からの
認証キー情報、すなわち受信認証キー情報のうち、変更
された認証キー情報(変更後の情報)に基づき、認証情
報格納部211へ既に格納されている対応する認証情報
を検索し、その検索結果である認証キー情報(変更前の
情報)の内容を変更する。
【0092】認証情報格納部211は、認証店舗端末装
置102(X)から送信されてきた認証キー情報に基づ
いて、以下に列挙するような認証情報を格納する。ま
た、認証情報格納部211では、認証店舗内で定義され
ているサービス種類コードと同じサービス種類コードの
一覧が定義されている。 ・顧客ID ・認証店舗ID ・認証キー ・サービス種類コード ・有効年月日 ・ステイタス
【0093】上記項目の中で、”認証店舗ID”、”認
証キー”、”サービス種類コード”、”有効年月日”、
及ぶ”ステイタス”は、認証店舗端末装置102(X)
から送信されてきた認証キー情報を元にして設定される
ものである。
【0094】”顧客ID”は、認証設定部214によっ
て設定されるものである。この顧客IDは、認証店舗端
末装置102(X)の顧客情報格納部202内で管理さ
れている顧客情報の店舗顧客IDとは異なり、センター
サーバ101の顧客情報格納部216で管理される顧客
IDと同義である。
【0095】”サービス種類コード”は、認証店舗端末
装置102(X)から送信されてきた認証キー情報に基
づくものであるが、上述したように、認証店舗端末装置
102(X)の認証キー格納部205内でサービス種類
コードの内容が管理されていたのと同様に、センターサ
ーバ101上においても、店舗情報格納部212内で各
認証店舗毎に設定されているサービス種類コードの一覧
が管理されている。
【0096】店舗情報格納部212は、センターサーバ
101との情報の送受信を行う機能を有する認証店舗端
末102が設置された店舗の情報(店舗情報)を格納す
るためのものである。ここでの店舗情報は、第1の店舗
情報と第2の店舗情報の2つに大別される。第1の店舗
情報は、次のような認証店舗の基本的な情報を含んでお
り、認証店舗ID単位に管理される。 ・認証店舗ID ・認証店舗名称 ・認証先種別 第2の店舗情報は、認証キーによってサポートが定義さ
れる店舗ごとのサービス種類コードの内容を、認証店舗
IDとサービス種類コード単位で管理するものであり、
次のような情報を含んでいる。 ・認証店舗ID ・サービス種類コード ・サービス種類名称
【0097】第2の店舗情報において、”サービス種類
コード”は、認証店舗端末装置102(X)から送信さ
れてくる認証キー情報に含まれるサービス種類コードに
対応するものである。また、”サービス種類コード”
は、認証店舗IDにより示される認証店舗端末装置10
2(X)の認証キー格納部205内で管理されているサ
ービス種類コードと同義である。すなわち、センターサ
ーバ101では、全店舗の全サービス種類の情報を、認
証店舗IDを付加することによって管理するようになさ
れているため、ここでの”サービス種類コード”は、対
応する認証店舗IDの認証店舗端末装置102(X)の
認証キー格納部205へ格納されている認証キー情報の
サービス種類コードと同じ内容のものであり、”サービ
ス種類名称”は、当該”サービス種類コード”に対応す
る名称である。
【0098】顧客登録部213は、利用者端末装置10
3(X)の利用者(顧客)により当該装置上で入力され
た情報(利用者の氏名や住所等の利用者情報)を受信
し、その利用者情報を顧客情報として顧客情報格納部2
16へ登録する。また、顧客登録部213は、登録対象
の顧客情報に対して顧客ID(顧客を一意に識別するた
めの識別子)を発行し、当該登録終了後に、その顧客I
Dを利用者端末装置103(X)の利用者へ通知する。
したがって、利用者端末装置103(X)の利用者は、
顧客情報の登録終了後に、通知された顧客IDを使用す
ることで、センターサーバ101上の種々のサービスを
利用することができる。
【0099】顧客情報格納部216は、利用者端末装置
103(X)を操作してセンターサーバ101へアクセ
スする利用者(インターネットサーバ201を介して顧
客登録部213乃至印刷注文受注部215の各部を実行
する顧客)に関する、次のような情報を、顧客ID単位
で管理するためのものである。 ・顧客ID ・顧客氏名 ・顧客住所
【0100】認証設定部214は、利用者端末装置10
3(X)の利用者(顧客)により当該装置上で入力され
た顧客ID、認証キー、及び認証店舗IDを受信し、次
のような処理を実行する。先ず、受信顧客IDに基づい
て、顧客情報格納部216内の顧客IDを検索し、顧客
情報格納部216内に受信顧客IDと同じ顧客IDが存
在するか否かを調べる。次に、顧客情報格納部216内
に受信顧客IDと同じ顧客IDが存在する場合、認証情
報格納部211内の認証情報を、受信認証キー及び認証
店舗IDで検索し、該当する認証情報を抽出する。そし
て、その認証情報に対して、受信顧客IDを追加設定す
ることで、当該認証情報が受信顧客IDに対応するもの
であることを認証情報格納部211に保存する。
【0101】尚、ここでの”認証店舗ID”とは、セン
ターサーバ101に接続する機能を有する認証店舗端末
装置102(X)が所属する店舗を一意に識別するため
のIDであり、各店舗は必ず認証店舗IDを持ってい
る。すなわち、認証店舗IDを有する店舗が、認証店舗
である。そして、センターサーバ101においては、店
舗情報格納部212内に全ての認証店舗の情報を、認証
店舗ID単位に管理している。
【0102】印刷注文受注部215は、利用者端末装置
103(X)の利用者(顧客)により当該装置上で入力
された顧客ID、認証店舗ID、及び印刷注文内容を受
信し、受信顧客ID及び認証店舗IDに基づいて、認証
情報検索部217での検索結果により、該当する認証情
報が認証情報格納部211内に存在した場合には、その
認証情報から認証キーを求め、その認証キーと共に受信
印刷注文内容を印刷注文情報格納部218へ格納する。
【0103】印刷注文情報格納部218は、利用者端末
装置103(X)の利用者により入力され、インターネ
ットサーバ201を介して印刷注文受注部215により
受信された印刷注文に関する、次のような印刷注文内容
(印刷注文情報)を格納するためのものである。 ・注文ID ・顧客ID ・出力店舗ID ・認証キー ・注文内容
【0104】尚、印刷注文情報の中の”出力店舗ID”
とは、認証店舗IDと同値である。また、センターサー
バ101の印刷注文情報格納部218と同名の印刷注文
情報格納部222が認証店舗端末装置102(X)内に
も存在するが、印刷注文情報格納部218は、センター
サーバ101に設けられ、印刷注文受注部215によっ
て作成された全店舗の印刷注文情報を格納するのに対
し、印刷注文情報格納部222は、認証店舗端末装置1
02(X)に設けられ、その認証店舗に対する注文情報
のみを格納する。
【0105】認証情報検索部217は、印刷注文受注部
215によって起動され、印刷注文受注部215での受
信認証店舗IDに基づいて、店舗情報格納部212を検
索して該当する認証店舗IDが存在することを確認し、
また、印刷注文受注部215での受信認証店舗ID及び
顧客IDに基づいて、認証情報格納部211及び顧客情
報格納部216を検索して該当する顧客IDが存在する
ことを確認した上で、認証情報格納部211内に該当す
る認証情報が存在する場合には、その認証情報を抽出し
て印刷注文受注部215へ提供する。
【0106】印刷注文情報送信部219は、印刷注文情
報受信部221からの後述する処理要求に基づいて、当
該要求の発せられた認証店舗に対する印刷注文情報であ
って、且つ未だ認証店舗に対して注文データの内容が送
信されていない印刷注文情報を印刷注文情報格納部21
8から抽出し、インターネットサーバ201を介して認
証店舗端末102(X)へ返信する。
【0107】尚、印刷注文情報送信部219において、
例えば、上記送信対象の印刷注文情報を印刷注文情報格
納部218から予め抽出しておき、認証店舗端末102
(X)の印刷注文情報受信部221からの送信要求を受
信した時に、その抽出情報を送信するようにしてもよ
い。或いは、上記送信対象の印刷注文情報を印刷注文情
報格納部218から予め抽出しておき、その抽出情報
を、直ちに電子メール等のデータ伝送機能を利用して、
認証店舗端末102(X)の印刷注文情報受信部221
へ送信するようにしてもよい。
【0108】利用者端末装置103(X)において、デ
ータ閲覧部220は、一般的にインターネットブラウザ
やWebブラウザ等と呼ばれる、例えば、Micros
oft社の”Internet Explorer”等
のデータ閲覧プログラムが適用可能である。データ閲覧
部220は、利用者端末装置103(X)を操作する利
用者の指示によって起動され、利用可能となるアプリケ
ーションプログラムであり、ネットワーク104に接続
して利用者の入力に従った処理要求データをネットワー
ク104を介してセンターサーバ101のインターネッ
トサーバ201に対して送信する機能と、ネットワーク
104を介してセンターサーバ101のインターネット
サーバ201から返信されてきたデータを利用者に提供
する機能とを有する。
【0109】認証店舗端末装置102(X)において、
印刷注文情報受信部221は、認証店舗端末装置102
(X)を操作する担当者(管理者)からの指示に従って
起動し、ネットワーク104を介してセンターサーバ1
01に接続することで受信した印刷注文情報を、印刷注
文情報格納部222へ格納する。
【0110】印刷注文情報格納部222は、印刷注文情
報受信部221にて受信された印刷注文情報(注文I
D、認証キー、注文内容等)を格納するためのものであ
る。
【0111】注文/認証キー照合部224は、認証店舗
端末装置102(X)を操作する担当者の指示に従って
起動し、当該担当者から指定された印刷注文情報を印刷
注文情報格納部222から抽出し、その抽出した印刷注
文情報に含まれる認証キーに関する情報を上述した認証
キー格納部205から検索して抽出し、その抽出した認
証キーに関する情報に対して設定されているサービス種
類コードにより示されるサービス内容を、担当者に提示
する。
【0112】尚、本実施の形態においては、認証キー及
びそれに関連するサービス種類等の認証情報を、印刷注
文情報に適用しているが、印刷注文情報は、認証キー及
び認証情報の利用例の一つに過ぎず、ここでの印刷注文
情報以外の他の情報を、センターサーバ101と認証店
舗端末装置102(X)の間で送受信するようにしても
よい。
【0113】<認証店舗端末装置102(X)の認証キ
ー格納部205及び顧客情報格納部202>図3は、認
証キー格納装置205及び顧客情報格納部202へ格納
するデータの内容を具体的に示したものである。
【0114】認証キー格納部205内の情報格納エリア
は、認証店舗が提供するサービスの内容を定義するエリ
アと、認証キー自体の情報を管理するエリアとに大きく
分かれている。何れのエリアも、市販のデータベースシ
ステム等を用いて、検索可能な状態にある。
【0115】上記図3において、”301”は、認証キ
ー格納部205内のサービス種類テーブルである。サー
ビス種類テーブル301は、認証店舗が顧客に対して提
供するサービスの内容が設定されており、サービス種類
コード及びサービス種類名称の情報を含む構成としてい
る。サービス種類コードは、サービス種類情報を一意に
識別する識別子であり、サービス種類名称は、サービス
種類コードに対応するサービスの内容を表すものであ
る。
【0116】”304”は、認証キー格納部205内の
認証キーテーブルである。認証キーテーブル304は、
認証店舗端末装置102(X)での店舗の担当者の操作
に従って、認証キー発行部204が処理実行することで
作成される情報であり、次のような情報を含んでいる。 ・認証キー ・店舗顧客ID ・有効年月日 ・処理種別
【0117】上記項目の中で、”認証キー”は、認証キ
ー情報自体が店舗の顧客に対して発行されるものである
ことから、認証キー情報を一意に識別するための識別子
である。この認証キーは、認証キー発行部204で発行
される。”店舗顧客ID”は、認証キー発行の対象とな
った店舗の顧客の顧客IDである。この顧客IDは、認
証店舗内での顧客管理のために発行されるものであり、
後述する顧客情報格納部202内の店舗顧客テーブル3
05に登録されている必要がある。”有効年月日”は、
認証キー情報が有効な期間の期限を表している。”処理
種別”は、認証キーテーブル304、及び後述する認証
サービステーブル303の情報の状態が新規の情報なの
か、或いは既存の情報を変更した状態にあるのかを表
す。この処理種別には、「新規」、「更新」、及び「削
除」の状態を表す3種類の値が設定される。
【0118】尚、本実施の形態での上記「状態」とは、
認証キー情報が送信されるセンターサーバ101の認証
情報受信部208、認証キー登録部209、及び認証キ
ー変更部210にとっての「状態」を意味する。すなわ
ち、「新規」状態は、認証店舗端末装置102(X)に
おいて、認証キー発行部204により、認証キー格納部
205内の認証キーテーブル304に対して認証キー情
報が新規作成された後、認証キー情報送信部207によ
り当該認証キー情報がセンターサーバ101に対して送
信されていない状態を表す。このように、認証キー情報
の新規作成後、当該認証キー情報が未送信の状態であれ
ば、認証キー変更部206により当該認証キー情報の内
容に変更が加えられたとしても、処理種別は「新規」の
ままである。一方、認証店舗端末装置102(X)から
センターサーバ101へ認証キー情報が送信された後、
センターサーバ101において、認証キー変更部206
により当該認証キー情報の内容に変更が加えられた場合
にのみ、処理種別は「更新」となる。同様に、認証店舗
端末装置102(X)からセンターサーバ101へ認証
キー情報が送信された後、センターサーバ101におい
て、認証キー変更部206により当該認証キー情報の削
除が実行された場合には、処理種別は「削除」となる。
【0119】”303”は、上述した認証サービステー
ブルである。認証サービステーブル303は、認証店舗
端末装置102(X)での店舗の担当者の操作に従っ
て、認証キー発行部204或いは認証キー変更部206
が処理実行することで作成される情報である。
【0120】ここで、上述したように、認証キーテーブ
ル304が店舗顧客IDと認証キーの関連を定義してあ
るものであるのに対して、認証サービステーブル303
は、認証キーとそれに対応するサービス種類コードの関
連を定義するものである。このため、店舗の担当者は、
認証店舗端末装置102(X)での操作による認証キー
発行部204の処理実行によって認証キー情報を作成す
る際に、1件の店舗顧客IDに対して、1件の認証キー
を発行し、1件の認証キーに対して、1件以上のサービ
ス種類コードを、上述したサービス種類テーブル301
から選択して設定する。これにより、認証キーを仲介に
して、店舗顧客IDと、その顧客に対して提供するサー
ビス種類コードの関連が実現する。
【0121】認証サービステーブル303は、次のよう
な情報を含んでいる。 ・認証キー ・サービス種類コード ・ステイタス ・送信ステイタス
【0122】上記項目の中で、”認証キー”について
は、認証キーテーブル304での認証キーと同値の認証
キーが登録済みである必要がある。”サービス種類コー
ド”についても、サービス種類テーブル301でのサー
ビス種類コードと同値のサービス種類コードが登録済み
である必要がある。
【0123】”ステイタス”は、それに対応する認証キ
ーのサービス種類コードが定義するサービスが提供可能
であるかどうかを示すものである。ステイタスの値に
は、「有効」と「休止」の2種類の状態を示す値があ
る。ステイタスが「有効」の場合は、それに対応する認
証キーに関連する店舗顧客IDの顧客に対して、サービ
ス種類テーブル301の対応サービス種類コードによっ
て定義されるサービスの内容を提供可能であることを示
す。ステイタスが「休止」の場合は、上記サービスの提
供を中断することを示す。例えば、ある認証キーに対し
て、認証サービステーブル303にて「印刷物を宅配す
る」というサービス種類コードが定義されており、その
ステイタスが「休止」である場合、この認証キーを伴う
印刷注文情報が受信されたとしても、店舗の担当者は、
「印刷物を宅配する」というサービスを行わない。
【0124】”送信ステイタス”は、認証サービステー
ブル303の情報が、認証キー情報送信部207によっ
てセンターサーバ101へ送信されたか否かを表すもの
である。送信されていなければ送信ステイタスは「未送
信」、送信済みであれば送信ステイタスは「送信済み」
を表す値が設定される。認証サービステーブル303に
対して新規に情報が追加された場合、或いは既存の情報
に変更が加えられた場合、その送信ステイタスは、必ず
「未送信」に設定される。また、認証キー情報送信部2
07により認証サービステーブル303の情報を含む認
証キー情報が送信された場合、その送信ステイタスは
「送信済み」に変更される。
【0125】尚、認証キー発行部204は、認証キーテ
ーブル304に新規に情報を追加する場合には、それと
同時に、認証サービステーブル303に対しても当該情
報を追加する。一方、認証キー変更部206は、認証キ
ーテーブル304への情報の追加を行なうことはでき
ず、認証サービステーブル303への情報の追加、或い
は認証サービステーブル303上の既存の情報に対する
変更のみが行なえる。このとき、認証キー変更部206
は、認証サービステーブル303の情報の中のステイタ
ス及び有効年月日を変更することは可能であるが、認証
キー、サービス種類コード、及び送信ステイタスに変更
を加えることはできない。
【0126】”305”は、顧客情報格納部202内の
店舗顧客テーブルであって、認証店舗端末装置102
(X)での店舗の担当者の操作に従って、顧客登録部2
03が処理実行することで、情報の追加が可能な情報で
ある。店舗顧客テーブル305は、次のような、店舗の
顧客情報を含んでいる。 ・店舗顧客ID ・顧客氏名 ・住所等の情報
【0127】上記項目の中で、”店舗顧客ID”は、店
舗顧客情報を一意に識別する識別子である。この店舗顧
客IDに対応して、上述した認証キーテーブル304の
認証キーが発行される。”顧客氏名”、及び”住所等の
情報”は、顧客の個人情報であり、店舗担当者が店舗顧
客IDに対応する顧客を具体的に認識するための参考情
報として機能する。当然の事ながら、店舗顧客に関する
情報として、顧客氏名や住所以外の情報を管理すること
も可能である。また、店舗顧客ID以外に顧客情報とし
て管理するべき情報は、実施の形態に合わせて任意に決
定することが可能である。
【0128】<認証店舗端末装置102(X)からセン
ターサーバ101への送信用認証キー情報>図4は、認
証店舗端末装置102(X)の認証キー情報送信部20
7により、ネットワーク104を介してセンターサーバ
101に対して送信される認証キー情報(送信用認証キ
ー情報)401の主な情報を示したものである。
【0129】尚、本実施の形態では、送信用認証キー情
報401は、認証店舗端末装置102(X)の認証キー
情報送信部207によって作成され送信されるものとし
ているが、送信対象となる情報が発生したときに、送信
用の認証キー情報を作成し蓄積しておき、認証キー情報
送信部207は、その情報送信のみを行うようにしても
よい。
【0130】送信用認証キー情報401は、上記図3に
示した認証キーテーブル304及び認証サービステーブ
ル303に基づき作成される。具体的には、先ず、認証
サービステーブル303において、送信ステイタスが
「未送信」を表している情報を抽出し、その認証キーに
よって示される情報を認証キーテーブル304から抽出
し、これらの抽出情報から、次のような情報を、送信用
認証キー情報401として作成する。 ・認証キー ・認証店舗ID ・サービス種類コード ・ステイタス ・処理種別 ・有効年月日
【0131】上記項目の中で、”認証キー”には、認証
キーテーブル304での認証キーが設定される。
【0132】”認証店舗ID”には、送信用認証キー情
報401を送信しようとしている認証店舗を表すIDが
設定される。ここで、認証店舗IDとは、認証店舗毎に
与えられた、認証店舗を一意に識別するためのIDであ
り、認証キーテーブル304及び認証サービステーブル
303の何れにも含まれていない情報であるが、認証店
舗端末装置102(X)は、自分自身の認証店舗IDを
データベースやテキストファイルなどの形式で格納して
おり、随時その値を取り出せる構成であることから、送
信用認証キー情報401へ設定すべき認証店舗IDを取
得することが可能となる。
【0133】”サービス種類コード”には、認証サービ
ステーブル303でのサービス種類コードが設定され
る。”ステイタス”には、認証サービステーブル303
でのステイタスが設定される。”処理種別”には、認証
キーテーブル304での処理種別が設定される。”有効
年月日”には、認証キーテーブル304での有効年月日
が設定される。
【0134】尚、本実施の形態においては、送信用認証
キー情報401は、上記図4に示したような各種情報か
ら構成されるものとしているが、これに限られることは
なく、必要に応じて他の情報を追加設定することも可能
である。また、送信用認証キー情報401の送信方法に
関しては、上記図4に示したようなフォーマットのファ
イルの形式で保存した上で、FTP等により当該ファイ
ルを送信する方法の他、当該ファイルの内容をテキスト
データとしてHTTPや電子メール等の機能を利用して
送信する方法等を適用することが可能である。また、送
信データそのものを圧縮して送信したり、暗号化して送
信したりすることも当然ながら可能である。
【0135】<センターサーバ101の店舗情報格納部
212、顧客情報格納部216、及び認証情報格納部2
11>図5は、センターサーバ101において、店舗情
報格納部212、顧客情報格納部216、及び認証情報
格納部211内のデータを示したものである。
【0136】店舗情報格納部212には、認証店舗テー
ブル501及び認証店舗サービステーブル502が格納
される。顧客情報格納部216には、センターサーバ顧
客テーブル503が格納される。認証情報格納部211
には、認証キーテーブル504及び認証キー詳細テーブ
ル505が格納される。
【0137】店舗情報格納部212において、認証店舗
テーブル501は、全認証店舗の情報を認証店舗ID単
位に管理するためのものである。ここでは、センターサ
ーバ101に対して、ネットワーク104を介して接続
可能な認証店舗端末102(X)が設置されている認証
店舗の認証店舗ID及び店舗情報が予め、この認証店舗
テーブル501に登録されているものとする。
【0138】尚、本実施の形態では、上記図5に示すよ
うに、認証店舗テーブル501は、認証店舗ID及び認
証店舗名称のみで構成されているものとしているが、こ
れに限られることはなく、その他の認証店舗に関する情
報を追加設定することも可能である。
【0139】認証店舗サービステーブル502は、各認
証店舗において設定されているサービス種類コードの情
報が設定されるものである。上述したように、認証店舗
端末装置102(X)において、上記図3に示したサー
ビス情報テーブル301に対して、当該認証店舗で設定
されているサービス情報が設定されているが、ここでの
認証店舗サービステーブル502には、全認証店舗のサ
ービス情報テーブル301に格納されている情報と同等
の内容が、各認証店舗ID毎に設定される。
【0140】顧客情報格納部216において、センター
サーバ顧客テーブル503は、センターサーバ101の
顧客登録部213により受け付けられた顧客情報(顧客
ID、顧客氏名、及びパスワード等)が設定される。こ
こでの顧客情報に含まれる顧客IDは、センターサーバ
顧客情報を一意に識別する識別子である。
【0141】尚、本実施の形態では、上記図5に示すよ
うに、センターサーバ顧客テーブル503は、顧客I
D、顧客氏名、及びパスワードからなる顧客情報のみで
構成されているものとしているが、これに限られること
はなく、当然の事ながら、その他の顧客に関する情報を
設定することが可能である。
【0142】認証情報格納部211において、認証キー
テーブル504及び認証キー詳細テーブル505はそれ
ぞれ、認証キー情報受信部208での処理実行によっ
て、認証店舗端末装置102(X)から送信されてきた
送信用認証キー情報401(上記図4参照)が受信さ
れ、その受信後に、当該受信情報に基づいて処理実行さ
れる認証キー登録部209又は認証キー変更部208に
よって、作成、更新、及び削除が行なわれるものであ
る。
【0143】認証キーテーブル504は、認証キー情報
とセンターサーバ101上で管理されている顧客情報を
結び付けるためのものであり、次のような情報を含んで
いる。 ・顧客ID ・認証店舗ID ・認証キー ・有効年月日
【0144】上記項目の中で、”顧客ID”は、認証キ
ー登録部209によって認証キーテーブル504に情報
が追加された時点では、ブランク状態であり、認証設定
部314によって、顧客情報格納部216のセンターサ
ーバ顧客テーブル503内に存在する顧客IDが設定さ
れる。”認証店舗ID”、”認証キー”、及び”有効年
月日”は、上記図4に示した送信用認証キー情報401
の該当する情報が設定される。このとき、認証店舗ID
については、店舗情報格納部212の認証店舗テーブル
501内に存在する認証店舗IDが設定される。
【0145】認証キー詳細テーブル505は、認証キー
テーブル504に登録されている認証キーと、店舗情報
格納部212の認証店舗サービステーブル502に登録
されているサービス種類コードとの関連、及び現在の状
況を定義するためのテーブルである。この認証キー詳細
テーブル505は、受信した送信用認証キー情報401
(上記図4参照)に基づいた、次のような情報を含んで
いる。 ・認証店舗ID ・認証キー ・サービス種類コード ・ステイタス これらの全項目は、送信用認証キー情報401に基づい
た情報が設定され、認証キー詳細テーブル505は、認
証店舗ID、認証キー、及びサービス種類コードの組み
合わせで常にユニークな状態である必要がある。
【0146】上記項目の中で、”認証店舗ID”と”認
証キー”は、認証キーテーブル504内のデータとの関
連を定義するものである。認証キー詳細テーブル505
に登録されている認証店舗ID及び認証キーの組み合わ
せは、認証キーテーブル504内に存在していることが
必要である。尚、認証キーテーブル504の1件のデー
タに対して、”0”以上の件数の認証キー詳細テーブル
505のデータが対応する。
【0147】”サービス種類コード”と”認証店舗I
D”の組み合わせについては、その組み合わせの情報と
同様の情報が、店舗情報格納部212の認証店舗サービ
ステーブル502内に登録されている必要がある。尚、
認証サービステーブル502のデータ1件に対して、”
0”以上の件数の認証キー詳細テーブル505のデータ
が存在する。
【0148】”ステイタス”は、提供サービスの状態
を、「有効」及び「休止」の2種類の状態で定義するも
のであり、各顧客が各認証店舗から提供されているサー
ビスが、実際に利用可能か否かを表すものである。ステ
イタスが「有効」は、サービスの利用可能を表し、ステ
イタスが「休止」は、サービスの利用一時停止状態を表
す。
【0149】上述のように、顧客情報格納部216のセ
ンターサーバ顧客テーブル503は、顧客IDにより、
認証情報格納部211の認証キーテーブル504に対応
する。また、認証情報格納部211の認証キーテーブル
504は、認証キーと認証店舗IDにより、認証情報格
納部211の認証キー詳細テーブル505に対応する。
また、認証情報格納部211の認証キー詳細テーブル5
05は、認証店舗IDとサービス種類コードにより、店
舗情報格納部212の認証店舗サービステーブル502
に対応する。これにより、顧客ID、認証店舗ID,認
証キー、及びサービス種類コードの関連が明らかにな
り、各顧客が各認証店舗から提供されているサービスの
内容が明らかになる。
【0150】<センターサーバ101の印刷注文情報格
納部218>図6は、センターサーバ101の印刷注文
情報格納部218内のデータと、上述した店舗情報格納
部212の認証店舗テーブル501、顧客情報格納部2
16のセンターサーバ顧客テーブル503、及び認証情
報格納部211の認証キーテーブル504との関連を示
したものである。
【0151】まず、印刷注文情報格納部218には、印
刷注文情報テーブル601が格納される。この印刷注文
情報テーブル601は、印刷注文受注部215によって
作成されるものであり、次のような情報を含んでいる。 ・注文ID ・出力店舗ID ・認証キー ・顧客ID ・注文内容 ・送信ステイタス
【0152】上記項目の中で、”注文ID”は、印刷注
文情報テーブル601に登録されている情報を一意に識
別するための識別子となるコードである。注文IDは、
利用者の利用者端末装置103(X)での操作によるデ
ータ閲覧部220の処理実行によって印刷注文がなされ
るときに生成される情報であり、この注文IDと共に、
当該印刷注文に関するデータが印刷注文情報テーブル6
01に追加される。
【0153】”出力店舗ID”は、利用者端末装置10
3(X)の利用者から指定された店舗(印刷注文の出力
先の店舗)の識別子であり、印刷注文受注部215によ
り生成される。ここでは”出力店舗ID”という名称と
しているが、実際には、認証店舗IDと同義である。す
なわち、印刷注文情報テーブル601での出力店舗ID
は、店舗情報格納部212の認証店舗テーブル501に
登録されている認証店舗IDである必要がある。
【0154】”認証キー”は、出力店舗ID(認証店舗
ID)との組み合わせで認証キーテーブル504に登録
されている認証キーと同じ情報である必要がある。この
認証キーについても、利用者の利用者端末装置103
(X)での操作に従った、印刷注文受注部215の処理
実行により生成されるものであるが、利用者が直接認証
キーを入力するわけではなく、詳細は後述するが、顧客
IDと出力店舗IDの組み合わせによって生成される。
【0155】”顧客ID”は、顧客情報格納部216の
センターサーバ顧客テーブル503に登録されている顧
客IDと同義であり、同テーブルに登録されている顧客
IDである必要がある。また、出力店舗IDを認証店舗
IDとして、顧客IDと認証店舗IDの組み合わせが、
認証キーテーブル504に登録されている必要がある。
この顧客ID自身は、利用者の利用者端末装置103
(X)での操作に従って、印刷注文受注部215が処理
実行する際に、印刷注文情報テーブル601に設定され
る。これと同時に、顧客IDと出力店舗ID(認証店舗
ID)の組み合わせによって抽出された認証キーテーブ
ル504の認証キーについても、印刷注文情報テーブル
601へ設定される。
【0156】”注文内容”は、利用者の利用者端末装置
103(X)での操作に従った、印刷注文受注部215
の処理実行により生成されるものである。本実施の形態
においては、注文内容として、印刷のサイズ及び部数の
情報を用い、例えば、「A4印刷―10部」という表現
で示す。
【0157】尚、注文内容としては、印刷のサイズ及び
部数の情報(「A4印刷―10部」等)に限られること
はない。例えば、注文内容として、用紙サイズ、用紙の
種類、部数、印刷品位等の複数の情報を用い、これらの
情報を項目別に分割して印刷注文情報テーブル601で
管理するようにしてもよい。また、注文内容として、具
体的な情報(印刷のサイズや部数等)ではなく、コード
情報を用いるようにしてもよい。この場合、例えば、注
文内容の種類の内容と、それに対応したコードとのテー
ブルデータを格納した格納装置を設け、利用者から指示
された注文内容に該当するコードを取得し、それを設定
する等の方法が考えれる。
【0158】”送信ステイタス”は、注文IDにしょり
示される印刷注文情報が、その出力店舗IDによって示
される認証店舗に対して、印刷注文情報送信部219に
より送信されたか否かを表す情報である。送信ステイタ
スには、「送信済み」、「未送信」を示す値が設定され
る。印刷注文受注部215により、印刷注文情報が印刷
注文情報テーブル601に追加された時点では、送信ス
テイタスは「未送信」である。そして、印刷注文情報送
信部219により、印刷注文情報が認証店舗へ送信完了
すると、送信ステイタスは「送信済み」となる。
【0159】上述のような印刷注文情報テーブル601
のデータにより、認証店舗(認証店舗端末装置102
(X)に対して送信する印刷注文情報(送信用印刷注文
情報602)が、印刷注文情報送信部219によって作
成される。
【0160】送信用印刷注文情報602は、印刷注文情
報テーブル601の送信ステイタスが「未送信」である
印刷注文情報に基づき作成されるものであり、そのデー
タ内容は、印刷注文情報テーブル601の印刷注文情報
と同じである。
【0161】本実施の形態においては、認証店舗端末1
02(X)の印刷注文情報受信部221が、センターサ
ーバ101に対して受信要求を発行することによって、
印刷注文情報送信部219は、印刷注文情報格納部21
8の印刷注文情報テーブル601から、当該要求により
示される認証店舗ID(当該要求の発行元の認証店舗の
ID)と出力店舗IDが等しく、且つ、送信ステイタス
が「未送信」である印刷注文情報を抽出し、その印刷注
文情報に基づき送信用印刷注文情報602を作成し、そ
の送信用印刷注文情報602を認証店舗端末102に対
して送信する。
【0162】尚、送信用印刷注文情報602の作成及び
送信については、例えば、予め、印刷注文情報テーブル
601から、送信ステイタスが「未送信」である印刷注
文情報を抽出し、その印刷注文情報を、送信用印刷注文
情報602のレイアウトに従ってファイルやデーターベ
ースとして蓄積しておき、認証店舗端末102(X)か
ら受信要求が発行されたときに、その要求により示され
る出力店舗ID(認証店舗ID)の印刷注文情報を、上
記蓄積情報から抽出して送信するようにしてもよい。
【0163】<認証店舗端末装置102(X)における
処理>図7は、認証店舗端末102(X)の顧客登録部
203、認証キー発行部204、及び認証キー変更部2
06の処理内容を示したものである。
【0164】尚、顧客登録部203、認証キー発行部2
04、及び認証キー変更部206はそれぞれ、認証店舗
端末装置102(X)上で動作するアプリケーションに
より実施され、次のような機能を有する。 ・図示していないが、認証店舗端末装置102(X)に
接続されているモニタ、キーボード、及びマウス等の入
出力デバイスを介して、認証店舗端末装置102(X)
を操作する担当者の入力や要求を受け付け、その要求に
従った情報を提供する機能。 ・随時発生する情報を、顧客情報格納部202及び認証
キー格納部205等のデータベースやファイルに対して
出力する機能。 ・顧客情報格納部202及び認証キー格納部205等の
データベースやファイルから、必要な情報を抽出する機
能。
【0165】また、上記図7では、顧客登録部203、
認証キー発行部204、及び認証キー変更部206か
ら、処理実行する処理部を選択するためのステップS7
0−1乃至S70−2(以下、「前処理」と言う)を加
え、当該ステップ処理によって以降のステップへ分岐
し、ステップS71−1乃至S71−2を顧客登録部2
03の処理機能、ステップS72−1乃至S72−4を
認証キー発行部204での処理機能、ステップS73−
1乃至S73−4を認証キー変更部206の処理機能と
した。
【0166】また、顧客登録部203、認証キー発行部
204、及び認証キー変更部206での各処理機能や、
上記前処理等、全ての処理のステップを、1つの処理プ
ログラムとしてまとめて実行することも可能であるし、
ステップ毎、或いは各処理機能毎に、それぞれ別プログ
ラムとし、連携する複数のプログラムとして実行するこ
とも可能である。
【0167】また、説明の簡単のため、本実施の形態で
は、各ステップ処理でのユーザーインターフェースを、
一般家庭に普及しているパソコンで採用されているよう
な、ウィンドウ形式のグラフィカルユーザーインターフ
ェースを用いるようにしているが、これに限られること
はなく、例えば、コマンド入力による対話形式等、他の
インターフェースを用いるようにしてもよい。
【0168】ステップS70−1:認証店舗顧客管理メ
ニュー表示 先ず、認証店舗の担当者は、認証店舗端末102(X)
を操作して、プログラムの起動を指示する。これによ
り、認証店舗端末102(X)の表示部には、「顧客登
録」、「認証キー発行」、「認証キー変更」、及び「終
了」という処理の選択肢と、選択した処理を起動するた
めのボタン等のコントロールアイテム(以下、単に「ボ
タン」と言う)を有する顧客管理メニューが表示され
る。
【0169】ステップS70−2:メニュー選択 次に、認証店舗の担当者は、認証店舗端末102(X)
の表示画面(顧客管理メニュー画面)から、希望する処
理を選択する。これにより、認証店舗端末102(X)
では、認証店舗の担当者からの選択に従った処理が実行
される。すなわち、「顧客登録」が選択された場合には
顧客登録部203での処理を実行し、「認証キー発行」
が選択された場合には認証キー発行部204での処理を
実行し、「認証キー変更」が選択された場合には認証キ
ー変更部206での処理を実行し、「終了」が選択され
た場合には本処理終了とする。
【0170】ステップS71−1:顧客登録画面表示 ステップS70−2において、認証店舗の担当者から
「顧客登録」が選択された場合、先ず、顧客登録部20
3は、顧客情報として必要な項目情報(顧客氏名、住
所、及び電話番号等の情報)が入力可能な入力エリア
と、次のステップS71−2での顧客登録処理の実行を
要求するための「登録」ボタンと、ステップS70−1
での処理へ戻るための「戻る」ボタンとを含む画面(顧
客登録画面)を、認証店舗端末102(X)の表示部へ
表示する。尚、「戻る」ボタンについて、当該ボタンが
押下された場合には、ステップS70−1の処理が実行
され、顧客管理メニュー画面が認証店舗端末102
(X)の表示部へ再度表示されるようになされている。
【0171】ステップS71−2:顧客登録処理 そこで、認証店舗の担当者は、認証店舗端末102
(X)の表示画面(顧客登録画面)上へ必要な項目情報
を入力する。これにより、認証店舗端末102(X)に
おいて、顧客登録部203は、顧客登録画面から入力さ
れた情報に基づいて、新規に顧客情報を作成し、その新
規な顧客情報を、顧客情報格納部202内の店舗顧客テ
ーブル305(上記図3参照)へ追加して保存する。こ
のとき、顧客情報を一意に識別する識別子として店舗顧
客IDを発行し、当該顧客情報と共に、店舗顧客テーブ
ル305へ保存する。このステップS71−2の処理終
了後、ステップS70−1の処理が再び実行されること
で、認証店舗端末102(X)の表示部には、認証店舗
顧客管理メニュー画面が表示される。
【0172】ステップS72−1:顧客選択画面表示 ステップS70−2において、認証店舗の担当者から
「認証キー発行」が選択された場合、先ず、認証キー発
行部204は、店舗顧客IDを入力するための入力エリ
アと、顧客情報の検索を実行するための「検索」ボタン
と、ステップS70−1での処理へ戻るための「戻る」
ボタンとを含む画面(顧客選択画面)を、認証店舗端末
102(X)の表示部へ表示する。尚、「戻る」ボタン
について、当該ボタンが押下された場合には、ステップ
S70−1の処理が実行され、顧客管理メニュー画面が
認証店舗端末102(X)の表示部へ再度表示されるよ
うになされている。
【0173】ステップS72−2:顧客情報及び認証キ
ー発行指示画面表示 そこで、認証店舗の担当者は、認証店舗端末102
(X)の表示画面(顧客選択画面)上へ必要な項目情報
を入力する。これにより、認証店舗端末102(X)に
おいて、認証キー発行部204は、顧客選択画面から入
力された店舗顧客IDに基づいて、認証キー格納部20
5内の認証キーテーブル304(上記図3参照)を検索
し、当該店舗顧客IDに対応するデータが既に存在して
いるか否かを判別する。
【0174】上記判別の結果、認証キーテーブル304
に店舗顧客IDに対応するデータが既に存在している場
合、認証キー発行部204は、入力エラーであるして、
そのエラー情報を認証店舗端末102(X)の表示画面
上に出力した後、ステップS72−1へと戻り、以降の
処理ステップを繰り返し実行する。
【0175】一方、上記判別の結果、認証キーテーブル
304に店舗顧客IDに対応するデータが既に存在して
いない場合、認証キー発行部204は、入力された店舗
顧客IDにより、更に顧客情報格納部202内の店舗顧
客テーブル305(上記図3参照)を検索し、当該店舗
顧客IDに対応するデータが存在するか否かを判別す
る。
【0176】上記判別の結果、店舗顧客テーブル305
に店舗顧客IDに対応するデータが存在していない場
合、認証キー発行部204は、入力エラーであるして、
そのエラー情報を認証店舗端末102(X)の表示画面
上に出力した後、ステップS72−1へと戻り、以降の
処理ステップを繰り返し実行する。
【0177】一方、上記判別の結果、店舗顧客テーブル
305に店舗顧客IDに対応するデータが存在する場
合、認証キー発行部204は、店舗顧客テーブル305
から該当する顧客情報(顧客氏名、住所等の情報)を抽
出し、その顧客情報と、入力された店舗顧客IDとを表
示する表示部分と、認証キーの有効期限日付を入力する
ための入力欄と、認証キー情報格納部205内のサービ
ス種類テーブル301(上記図3参照)に登録されてい
るサービス種類名称の一覧と、そのサービス種類名称に
付随するサービス種類毎のチェックボックスと、認証キ
ーの発行の指示を出すための「発行」ボタンとを含む画
面(顧客情報&認証キー発行指示画面)を、認証店舗端
末102(X)の表示部へ表示する。
【0178】ここで、図8は、上記顧客情報&認証キー
発行指示画面901の一例を示したものである。この顧
客情報&認証キー発行指示画面901において、「発
行」ボタン901aは、サービス種類情報の一覧901
bの選択肢の中から、1つ以上のサービス種類のチェッ
クボックスがON状態となったときに、クリック可能
(操作可能)な状態となり、サービス種類情報の一覧9
01bの全てのチェックボックスがOFFの状態では、
操作が不可能な状態となっている。また、サービス種類
情報の一覧901bの選択肢の中から、1つ以上のサー
ビス種類のチェックボックスがON状態となり、「発
行」ボタン901aがクリックされた場合に、次のステ
ップS72−3の処理(認証キー発行処理)が実行され
る。また、「戻る」ボタン901cがクリックされた場
合には、上述したように、ステップS72−1の処理が
再度実行される。
【0179】ステップS72−3:認証キー発行処理 ステップS72−1において、認証店舗の担当者から認
証キーの発行の指示がなされると(「発行」ボタン90
1aがクリックされた場合:上記図9参照)、認証キー
発行部204は、認証キー(文字列)を新規に発行し、
その認証キーと、ステップS72−2において入力され
た店舗顧客ID、及びサービス種類コード(上記図9の
顧客情報&認証キー発行指示画面901参照)との情報
に基づいて、認証キー情報を新規に作成し、その認証キ
ー情報を、認証キー情報格納部205へ保存する。この
とき、認証キー情報格納部205の認証キーテーブル3
04(上記図3参照)には、1件のデータが追加され、
認証サービステーブル303には、上記図9に示した顧
客情報&認証キー発行指示画面901のサービス種類情
報の一覧901bにおいて、チェックボックスがON状
態であるサービス種類の件数だけデータが追加される。
すなわち、当該チェックボックスがON状態のサービス
種類コードが複数であっても、発行する認証キーは1つ
である。また、認証キーテーブル304の追加データに
おいて、処理種別は「新規」で設定される。また、認証
サービステーブル303の追加データにおいて、ステイ
タスは「有効」、送信ステイタスは「未送信」、有効年
月日には入力された日付がそれぞれ設定される。
【0180】ステップS72−4:認証キー発行画面表
示 ステップS72−3での認証キー発行処理が終了する
と、認証キー発行部204は、その認証キー発行処理に
て新規に追加した認証キー情報を、認証店舗端末102
(X)の表示部へ表示する。具体的には、ステップS7
2−2において入力された顧客IDに対応する顧客情報
の表示部分と、ステップS72−2において選択された
サービス種類のコード及び有効年月日の一覧の表示部分
と、ステップ2−3において発行した認証キーの表示部
分と、「戻る」及び「印刷」ボタンとを含む画面(認証
キー発行画面)を、認証店舗端末102(X)の表示部
へ表示する。
【0181】上記認証キー発行画面において、「印刷」
ボタンをクリックすると、認証店舗端末102(X)に
対して利用可能なプリンタが接続されていた場合に限
り、認証キー等の情報をプリントアウトできるようにな
されている。また、「戻る」ボタンをクリックすると、
ステップS70−1に戻り、認証店舗顧客管理メニュー
画面が再度表示されるようになされている。
【0182】尚、「印刷」ボタンによるプリントアウト
機能(印刷機能)は、顧客(利用者端末装置103
(X)の利用者)が利用者端末装置103(X)を操作
することで、データ閲覧部220を介して認証設定部2
14を処理実行する際に、発行された認証キーが必要と
なるため、当該認証キーを紙面上に印刷出力し、顧客に
渡すために利用されるものであるが、顧客に対して、確
実に認証キーを通知する手段としては、「印刷」ボタン
による機能を利用した手段に限られることはない。「印
刷」ボタンによる機能の代わりとなる機能を実行するボ
タンを、認証キー発行画面上に配置するようにしてもよ
い。また、印刷機能を含め、どの様な機能を採用する場
合も、ボタンによってその機能を実行するのではなく、
認証キー発行画面が表示されるときに、同時にその機能
が実行されるものとしても構わない。
【0183】ステップS73−1:顧客選択画面表示 ステップS70−2において、認証店舗の担当者から
「認証キー変更」が選択された場合、先ず、認証キー変
更部206は、店舗顧客IDを入力するための入力エリ
アと、顧客情報の検索を実行するための「検索」ボタン
と、ステップS70−1での処理へ戻るための「戻る」
ボタンとを含む画面(顧客変更画面)を、認証店舗端末
102(X)の表示部へ表示する。尚、「戻る」ボタン
について、当該ボタンが押下された場合には、ステップ
S70−1の処理が実行され、顧客管理メニュー画面が
認証店舗端末102(X)の表示部へ再度表示されるよ
うになされている。
【0184】ステップ3−2:顧客情報及び認証キー変
更画面表示 そこで、認証店舗の担当者は、認証店舗端末102
(X)の表示画面(顧客変更画面)上へ必要な項目情報
を入力する。これにより、認証店舗端末102(X)に
おいて、認証キー変更部206は、顧客選択画面から入
力された店舗顧客IDに基づいて、認証キー格納部20
5内の認証キーテーブル304(上記図3参照)を検索
し、当該店舗顧客IDに対応する認証キー情報が存在す
るか否かを判別する。
【0185】上記判別の結果、該当する認証キー情報が
認証キーテーブル304に存在しない場合、認証キー変
更部206は、エラーとしてステップ3−1に戻り、再
度顧客変更画面を認証店舗端末102(X)の表示部へ
表示する。
【0186】上記判別の結果、該当する認証キー情報が
認証キーテーブル304に存在する場合、認証キー変更
部206は、その認証キー情報を認証キーテーブル30
4から抽出すると共に、入力された店舗顧客IDによ
り、顧客情報格納部202内の店舗顧客テーブル305
(上記図3参照)を検索し、当該店舗顧客IDに対応す
る顧客情報を店舗顧客テーブル305から抽出する。
【0187】そして、認証キー変更部206は、店舗顧
客テーブル305から抽出した顧客情報に基づいて、店
舗顧客ID,顧客氏名、及び顧客住所等の顧客情報を表
示する顧客情報表示部分と、認証キーテーブル304か
ら抽出した認証キー情報に基づいた認証キーの有効年月
日を表示する部分と、当該認証キーに対して設定されて
いる設定済みサービス種類の一覧を表示するリスト表示
部と、「有効年月日変更」、「サービスの追加」、「ス
テイタス変更」、「保存」、「削除」、及び「戻る」の
各ボタンを含む画面(顧客情報&認証キー変更画面)
を、認証店舗端末102(X)の表示部へ表示する。
【0188】ここで、図9は、上記顧客情報&認証キー
変更画面902の一例を示したものである。
【0189】顧客情報&認証キー変更画面902におい
て、「有効年月日変更」ボタン902aは、それをクリ
ックすることによって、有効年月日変更ダイアログ90
3が表示されるようになされている。
【0190】有効年月日変更ダイアログ903は、有効
年月日の編集欄903aと、「OK」903b及び「キ
ャンセル」903cのボタンとを含み、顧客情報&認証
キー変更画面902で表示されている有効年月日情報を
変更することができるようになされている。「キャンセ
ル」ボタン903cは、それを押下することで、有効年
月日変更ダイアログ903を閉じることができるように
なされている。このとき、有効年月日の編集欄903a
で日付が編集されていても、その編集後の日付は、顧客
情報&認証キー変更画面902の有効年月日情報902
bへ反映されない。「OK」ボタン903bは、それを
押下することで、有効年月日の編集欄903aで編集さ
れた日付が、顧客情報&認証キー変更画面902の有効
年月日情報902bへ反映されるようになされている。
【0191】また、顧客情報&認証キー変更画面902
において、「サービスの追加」ボタン902cは、それ
を押下することによって、サービス追加ダイアログ90
4が表示されるようになされている。
【0192】サービス追加ダイアログ904は、認証キ
ー格納部205内のサービス種類テーブル301(上記
図3参照)に登録されている全サービス種類の一覧の中
から、ここでの認証キーに設定されていないサービス種
類の一覧をチェックボックス付きで一覧表示する表示部
904aと、「OK」904b及び「キャンセル」90
4cの各ボタンを含んでいる。
【0193】「キャンセル」ボタン904cは、それを
押下することで、サービス追加ダイアログ904を閉じ
ることができるようになされている。このとき、表示部
904aのサービス種類の一覧にてチェックボックスが
ON状態に設定されても、その情報が、顧客情報&認証
キー変更画面902定義済みのサービス一覧902dへ
反映されることはない。「OK」ボタン904bは、そ
れを押下することで、表示部904aのサービス種類の
一覧のうちチェックボックスがON状態であるものが、
顧客情報&認証キー変更画面902定義済みのサービス
一覧902dへ追加されるようになされている。
【0194】また、顧客情報&認証キー変更画面902
において、「ステイタス変更」ボタン902eは、設定
済みサービス一覧902dの中から1つのサービスを選
択した状態で、当該ボタンを押下することによって、ス
テイタス変更ダイアログ905が表示されるようになさ
れている。
【0195】ステイタス変更ダイアログ905は、顧客
情報&認証キー変更画面902の設定済みサービス一覧
902dにて選択されていたサービスの名称を表示する
名称表示部905aと、「有効」905b及び「休止」
905cの各ラジオボタンと、「OK」905d及び
「キャンセル」905eの各ボタンを含んでいる。
【0196】「有効」905b及び「休止」905cの
各ラジオボタンは、抽出された認証キー情報の各サービ
ス種類毎のステイタスに応じて、それらのラジオボタン
の何れかがON状態になる。「キャンセル」ボタン90
5eは、それを押下することで、ステイタス変更ダイア
ログ905を閉じることができるようになされている。
このとき、ステイタス変更ダイアログ905で選択され
たステイタスが、抽出済みの認証キー情報へ反映される
ことはない。「OK」ボタン905dは、それを押下す
ることで、ステイタス変更ダイアログ905で選択され
たステイタスが、抽出済みの認証キー情報へ反映され
る。
【0197】また、顧客情報&認証キー変更画面902
において、「保存」902h及び「削除」902gの各
ボタンは、それを押下することによって、次のステップ
S73−3の処理へと進み、「戻る」902fのボタン
は、それを押下することによって、顧客情報&認証キー
変更画面902を閉じ、ステップS73−1の処理へと
戻り、再度顧客選択画面を表示するようになされてい
る。
【0198】ステップS73−3:認証キー情報変更処
理 ステップS73−2での顧客情報&認証キー変更画面9
02において、認証店舗の担当者から「保存」902h
又は「削除」902gのボタンが押下されると、認証キ
ー変更部206は、次のような処理を実行する。
【0199】まず、「保存」ボタン902hが押された
場合、有効日付変更ダイアログ903、サービス追加ダ
イアログ904、及びステイタス変更ダイアログ905
において(上記図9参照)、変更もしくは追加された情
報に基づいて、認証キー格納装置205内の認証キーテ
ーブル304及び認証キーサービステーブル303(上
記図3参照)のデータを更新または新規追加する。
【0200】具体的には、有効日付変更ダイアログ90
3において有効日付が変更されている場合、認証キーテ
ーブル304の対応するデータの有効年月日を変更す
る。サービス追加ダイアログ904においてサービス種
類が追加された場合、認証サービステーブル303に対
して、その追加データを追加する。このとき、送信ステ
イタスは「未送信」となる。ステイタス変更ダイアログ
905においてサービス種類毎のステイタスが変更され
た場合、認証サービステーブル303の対応するデータ
のステイタスを変更する。このとき、送信ステイタスは
「未送信」となる。上記の何れの場合にも、「保存」ボ
タン902hによって、認証サービステーブル303に
対するデータ追加やデータ更新が発生するか、或いは認
証キーテーブル304に対するデータ更新が発生してい
るため、認証キーテーブル304上の該当するデータの
「処理種別」は「更新」とする。
【0201】一方、「削除」ボタン902gが押下され
た場合、認証キーテーブル304の該当するデータの処
理種別を「削除」に更新し、認証サービステーブル30
3に登録されている該当するデータ(認証キーに対応す
るデータ)の送信ステイタスを全て「未送信」に更新す
る。
【0202】上述のような「保存」902h又は「削
除」902gのボタンの押下に対応した処理が終了する
と、認証キー変更部206は、次のステップS73−4
の処理を実行する。
【0203】ステップS73−4:認証キー変更結果画
面表示 ステップS73−2において、顧客情報&認証キー変更
画面902の「保存」ボタン902hが押下され、次の
ステップS73−3の処理が実行された場合、認証キー
変更部206は、「認証キー情報が変更されました。」
等のメッセージと、「OK」ボタンとを含む画面(認証
キー変更結果画面)を、認証店舗端末102(X)の表
示部へ表示する。また、ステップS73−2において、
顧客情報&認証キー変更画面902の「削除」ボタン9
02gが押下され、次のステップS73−3の処理が実
行された場合、認証キー変更部206は、「認証キー情
報が削除されました。」等のメッセージと、「OK」ボ
タンとを含む画面(認証キー変更結果画面)を、認証店
舗端末102(X)の表示部へ表示する。何れの場合
も、上記「OK」ボタンは、それを押下することによっ
て、上認証キー変更結果画面を閉じ、ステップS70−
1へと戻り、認証店舗顧客管理メニュー画面が再度表示
されるようになされている。
【0204】<センターサーバ101の処理>図10〜
図12は、センターサーバ101の顧客登録部213、
認証設定部214、及び印刷注文受注部215の処理を
示したものである。
【0205】具体的には、まず、上記図10及び図11
は、センターサーバ101上での顧客登録、及び登録さ
れた顧客情報が認証店舗(認証店舗端末装置102
(X))から送られてきた認証キー情報とどのようにし
て関連付けされるのか、という処理手順を示したもので
ある。一方、上記図12は、上記図10及び図11の処
理において関連付けられた顧客情報と認証キー情報が、
印刷注文にどのように反映されるのか、という処理手順
を示したものである。
【0206】尚、本実施の形態では、顧客登録部13、
認証設定部214、及び印刷注文受注部215はそれぞ
れ、インターネットサーバ201によって起動されるC
GIプログラムにより実施されるものであり、利用者端
末装置103(X)での利用者の操作に従った要求が、
データ閲覧部220及びネットワーク104を介して、
インターネットサーバ201に対して送信されることに
よって起動される。
【0207】また、顧客登録部13、認証設定部21
4、及び印刷注文受注部215からの各出力情報は、イ
ンターネットサーバ201からネットワーク104を介
して、上記要求の送信元である利用者端末装置103
(X)のデータ閲覧部220に対して返信される。これ
により、データ閲覧部220は、返信されてきた情報の
内容を解釈し、その解釈に従って、利用者端末装置10
3(X)の表示部での情報表示を行なう。
【0208】以下の説明では、データ閲覧部220によ
り、ボタンの押下等の操作に従った画面を表示するとい
う行為には、上述のような処理が行われているものとす
る。
【0209】また、以下の説明では、顧客登録部13、
認証設定部214、及び印刷注文受注部215が、複数
のCGIプログラムを連続して実行することによって処
理を行っているものとするが、顧客登録部13、認証設
定部214、及び印刷注文受注部215のそれぞれでの
処理は、単一のプログラムとして実施することも可能で
あるし、送信及び返信のタイミングを増やすことによっ
て、当該処理をより多くのステップに分割し、より多く
のプログラムを実行することによっても実施可能であ
る。
【0210】(1)顧客登録部213の処理について:
上記図10参照 顧客登録部213は、利用者端末装置103(X)の利
用者が当該装置のデータ閲覧部220に対して入力した
URLに従って起動する。
【0211】ステップS100−1:新規顧客情報入力
画面表示 先ず、顧客登録部213は、顧客情報を登録するために
必要な情報を入力するための画面(新規顧客情報入力画
面)を、利用者端末装置103(X)の表示部(データ
閲覧部220)へ表示する。この新規顧客情報入力画面
には、利用者端末装置103(X)の利用者(顧客)が
希望するパスワード、及び顧客の氏名や住所等の顧客情
報を入力するための入力欄と、「登録」及び「キャンセ
ル」の各ボタンとを含んでいる。上記新規顧客情報入力
画面において、「キャンセルボタン」は、それを押下す
ることによって、顧客が当該画面上から入力した情報を
取り消し、ステップS100−1の処理再度実行し、上
記新規顧客情報入力画面が初期状態となるようになされ
ている。「登録」ボタンは、それを押下することによっ
て、顧客が当該画面上から入力した情報をセンターサー
バ101に対して送信するようになされており、この
「登録」ボタンが押下された場合には、顧客登録部21
3は、次のCGIであるステップS100−2の処理
(新規顧客情報登録処理)を実行する。
【0212】ステップS100−2:新規顧客情報登録
処理 ステップS100−1において、新規顧客情報入力画面
の「登録」ボタンが押下されると、顧客登録部213
は、「登録」ボタンの押下によって利用者端末装置10
3(X)から送信されてきた情報(新規顧客情報入力画
面から入力された情報)に基づいて、次のような処理を
実行する。先ず、新規の顧客IDを生成する。この顧客
IDとは、顧客情報格納部216において、顧客情報を
一意に識別するための識別子になるものである。したが
って、ここでは、未だ使用されていない顧客IDを作成
する。そして、この顧客IDを識別子として、利用者端
末装置103(X)の利用者(顧客)の入力情報に従っ
て顧客情報を作成し、その顧客情報を顧客情報格納部2
16へ保存(登録)する。この保存処理が終了すると、
次のステップS100−3の処理(新規顧客ID表示)
へと進む。
【0213】ステップS100−3:新規顧客ID表示 顧客登録部213は、ステップS100−2での新規顧
客情報登録処理において登録した顧客情報に含まれる顧
客IDを、利用者端末装置103(X)のデータ閲覧部
220へ表示する。
【0214】(2)認証設定部214の処理について:
上記図11参照 認証設定部214は、利用者端末装置103(X)の利
用者が当該装置のデータ閲覧部220に対して入力した
URLに従って起動する。
【0215】ステップS111−1:ログイン画面表示 認証設定部214は、顧客ID及びパスワードの入力欄
と、「ログイン」のボタンとを含む画面(ログイン画
面)を、利用者端末装置103(X)のデータ閲覧部2
20へ表示する。上記ログイン画面の「ログイン」のボ
タンが、利用者端末装置103(X)の利用者(顧客)
により押下されると、認証設定部214は、上記ログイ
ン画面から入力された顧客の情報(顧客ID及びパスワ
ード)に従って、次のステップS111−2の処理(ロ
グインチェック)を実行する。
【0216】ステップS111−2:ログインチェック 認証設定部214は、ステップS111−2でのログイ
ン画面から入力された顧客IDに基づいて、顧客情報格
納部216内のセンターサーバ顧客テーブル503(上
記図5参照)を検索し、該当する顧客IDが存在するか
否かを判別する。この判別の結果、該当する顧客IDが
センターサーバ顧客テーブル503に存在しない場合、
認証設定部214は、「顧客ID不正エラー」等のメッ
セージを表示するためのステップS111−3(エラー
メッセージ画面表示)へと進む。一方、該当する顧客I
Dがセンターサーバ顧客テーブル503に存在した場
合、認証設定部214は、その顧客IDに対応するパス
ワードをセンターサーバ顧客テーブル503から抽出
し、その抽出したパスワードと、上記ログイン画面から
入力された顧客のパスワードとを比較し、その比較の結
果、異なっている場合には、「パスワードエラー」等の
メッセージを表示するためのステップS111−3(エ
ラーメッセージ画面表示)へと進み、双方が等しい場合
には、ステップ1−4の処理(認証キー未設定店舗検索
処理)へと進む。
【0217】ステップS111−3:エラーメッセージ
画面表示 ステップS111−2において、入力顧客IDのエラー
又は入力パスワードのエラーの場合、認証設定部214
は、そのエラー内容に従って、該当するメッセージ
(「顧客ID不正エラー」、「パスワードエラー」等)
を、利用者端末装置103(X)のデータ閲覧部220
へ表示する。このエラー画面には、メッセージと共に、
「戻る」ボタンが設けられており、「戻る」ボタンが押
下された場合には、認証設定部214は、ステップS1
11−1の処理へと戻り、再度ログイン画面を利用者端
末装置103(X)のデータ閲覧部220へ表示する。
【0218】ステップS111−4:認証キー未設定店
舗検索処理 ステップS111−2において、入力顧客IDのエラー
及び入力パスワードが正しいものであった場合、認証設
定部214は、顧客IDに対して設定されている認証情
報から、顧客が認証情報を持っていない認証店舗の一覧
を求める。
【0219】具体的には、ここでの顧客IDは、ステッ
プS111−1でのログインに使用された顧客IDを使
用する。そこで、先ず、その顧客IDで認証情報格納部
211内の認証キーテーブル504(上記図5参照)を
検索し、該当する認証情報の有無を調べる。この結果、
顧客IDに対応する認証情報が認証キーテーブル504
に存在する場合は、その認証情報を認証キーテーブル5
04から抽出する。このとき、当該顧客IDとの組み合
わせで登録されている全ての認証店舗IDの認証情報を
抽出する。これは、1つの顧客IDに対して、認証キー
テーブル504の認証情報は1件以上存在する場合があ
り、すなわち1つの顧客IDに対して、異なる認証店舗
IDの認証情報が認証キーテーブル504に存在する場
合があるためである。次に、店舗情報格納部212内の
認証店舗テーブル501(上記図5参照)から、現在登
録されている全認証店舗の情報を抽出し、これらの認証
店舗の店舗IDと、先に抽出した認証キーテーブル50
4の認証店舗IDとを比較することで、認証キーテーブ
ル504に存在しない認証店舗IDを抽出し、その認証
店舗IDの店舗情報を認証店舗テーブル501から抽出
する。この結果得られた店舗情報を、以下、「認証キー
未設定店舗情報群」と言う。したがって、認証キーテー
ブル504において、顧客IDに対応するデータが存在
しなかった場合は、認証店舗テーブル501の全認証店
舗の店舗情報が、認証キー未設定店舗情報群となる。
【0220】ステップS111−5:認証キー設定入力
画面表示 認証設定部214は、ステップS111−4において抽
出した認証キー未設定店舗情報群に基づいて、当該認証
キー未設定店舗情報群の中から1つの店舗を選択可能な
選択肢表示部と、認証キーを入力する入力欄と、「設
定」ボタン及び「キャンセル」ボタンとを含む画面(認
証キー設定入力画面)を、利用者端末装置103(X)
のデータ閲覧部220へ表示する。
【0221】ここで、図13は、上記認証キー設定入力
画面1001の一例を示したものである。この認証キー
設定入力画面1001において、「設定」ボタン100
1aは、それを押下することによって、選択肢表示部1
001bにて選択されている認証店舗ID、入力欄10
01cにて入力されている認証キー、及び顧客IDに従
って、次のステップS111−6の処理(認証情報設定
処理)を実行できるようになされている。また、「キャ
ンセル」ボタン1001dは、それを押下することによ
って、当該画面上の入力情報をキャンセルして、ステッ
プS111−1でのログイン画面の表示へ戻るようにな
されている。
【0222】ステップS111−6:認証情報設定処理 ステップS111−6において、認証キー設定入力画面
1001の「設定」ボタン1001aが押下されると、
認証設定部214は、選択肢表示部1001bにて選択
されている認証店舗ID、入力欄1001cにて入力さ
れている認証キー、及び顧客IDに従って、次のような
処理を実行する。先ず、入力欄1001cへ入力された
認証キーと、選択肢表示部1001bで選択されている
認証店舗IDとにより、認証情報格納部211内の認証
キーテーブル504(上記図5参照)を検索し、該当す
るデータを抽出する。このとき、該当するデータが認証
キーテーブル504に存在しない場合、エラーとして、
エラーメッセージを表示するためのステップS111−
8の処理(エラーメッセージ画面表示処理)へと進む。
該当するデータが認証キーテーブル504に存在する場
合、そのデータの顧客IDが設定されているか否かを判
別する。この判別の結果、既に顧客IDが設定済みの場
合は、認証情報設定処理が既に済んでいるデータである
と見なし、エラーメッセージを表示するためのステップ
S111−8の処理(エラーメッセージ画面表示処理)
へと進む。未だ顧客IDが設定されていない場合は、実
行時に指定された顧客IDを認証キーテーブル504へ
保存し、ステップS111−7の処理(認証情報設定結
果表示)へと進む。
【0223】ステップS111−7:認証情報設定結果
表示 ステップS111−6において、認証キー設定入力画面
1001から入力された認証キー及び認証店舗IDに該
当するデータが認証キーテーブル504に存在し、且つ
顧客IDが設定済みでない場合、認証設定部214は、
当該認証店舗ID及び認証キーに基づいて、認証情報格
納部211の認証キー詳細テーブル505(上記図5参
照)から該当するデータを抽出する。これにより、当該
認証店舗ID及び認証キーの組み合わせに対して設定さ
れているサービス種類コードの一覧が抽出されたことに
なる。このサービス種類コードの一覧と、上記認証店舗
IDとの組み合わせにより、店舗情報格納部212の認
証店舗サービステーブル502(上記図5参照)から該
当するデータを抽出することで、各サービスのサービス
名称を取得できる。そこで、認証設定部214は、認証
情報が設定され保存されたことを示すメッセージと、サ
ービス名称の一覧と、「戻る」ボタンとを含む画面(認
証情報設定結果画面)を、利用者端末装置103(X)
のデータ閲覧部220へ表示する。この認証情報設定結
果画面において、「戻る」ボタンは、それを押下するこ
とによって、ステップS111−4での認証キー未設定
店舗検索処理へ戻り、ステップS111−5での認証キ
ー設定入力画面表示を経て、認証キー設定入力画面を表
示することができるようになされている。
【0224】ステップS111−8:エラーメッセージ
画面表示 ステップS111−6において、認証キー設定入力画面
1001から入力された認証キー及び認証店舗IDに該
当するデータが認証キーテーブル504に存在しない場
合、又は顧客IDが設定済みでない場合、認証設定部2
14は、該当するエラーの内容と、「戻る」ボタンとを
含む画面(エラーメッセージ画面)を、利用者端末装置
103(X)のデータ閲覧部220へ表示する。このエ
ラーメッセージ画面において、「戻る」ボタンは、それ
を押下することによって、ステップS111−4での認
証キー未設定店舗検索処理へ戻り、ステップS111−
2での認証キー設定入力画面表示を経て、認証キー設定
入力画面を表示することができるようになされている。
【0225】(3)印刷注文受注部215の処理につい
て:上記図12参照 印刷注文受注部215は、利用者端末装置103(X)
の利用者が当該装置のデータ閲覧部220に対して入力
したURLに従って起動する。
【0226】ステップS122−1:ログイン画面表示 印刷注文受注部215は、顧客ID及びパスワードの入
力欄と、「ログイン」のボタンとを含む画面(ログイン
画面)を、利用者端末装置103(X)のデータ閲覧部
220へ表示する。このログイン画面において、「ログ
イン」ボタンは、それを押下することによって、当該画
面の入力欄の入力情報(利用者端末装置103(X)の
利用者が入力した顧客ID及びパスワード)に従って、
次のステップS122−2の処理(ログインチェック)
を実行できるようになされている。
【0227】ステップS122−2:ログインチェック ステップS122−1において、ログイン画面の「ログ
イン」ボタンが押下されると、印刷注文受注部215
は、当該画面の入力欄へ利用者が入力した顧客ID及び
パスワードに基づいて、次のような処理を実行する。先
ず、入力顧客IDにより、顧客情報格納部216内のセ
ンターサーバ顧客テーブル503(上記図5参照)を検
索し、該当する顧客IDが存在するか否かを判別する。
この判別の結果、該当する顧客IDがセンターサーバ顧
客テーブル503に存在しない場合は、「顧客ID不正
エラー」等のメッセージを表示するためのステップS1
22−3の処理(エラーメッセージ画面表示)へと進
む。該当する顧客IDがセンターサーバ顧客テーブル5
03に存在する場合は、センターサーバ顧客テーブル5
03から当該顧客IDに対応するパスワードを抽出し、
その抽出したパスワードと、入力パスワードとを比較す
る。この比較の結果、それぞれのパスワードが異なって
いる場合は、「パスワードエラー」等のメッセージを表
示するためのステップS122−3の処理(エラーメッ
セージ画面表示)へと進む。それぞれのパスワードが等
しい場合は、ステップS122−4の処理(認証店舗一
覧表示処理)へと進む。
【0228】ステップS122−3:エラーメッセージ
画面表示 ステップS122−2において、入力顧客ID又は入力
パスワードがエラーの場合、印刷注文受注部215は、
該当するメッセージ(「顧客ID不正エラー」、「パス
ワードエラー」等)を含む画面(エラーメッセージ画
面)を、利用者端末装置103(X)のデータ閲覧部2
20へ表示する。このエラーメッセージ画面には、該当
するエラーメッセージと共に、「戻る」ボタンが設けら
れており、この「戻る」ボタンが押下された場合には、
印刷注文受注部215は、ステップS122−1を再度
実行して、改めてログイン画面を、利用者端末装置10
3(X)のデータ閲覧部220へ表示する。
【0229】ステップS122−4:認証店舗一覧表示
処理 ステップS122−2において、入力顧客ID及び入力
パスワードが共にエラーでない場合、印刷注文受注部2
15は、顧客からの印刷注文を受けるために、次のよう
な処理を実行する。まず、この場合には、どの店舗から
注文した印刷物を出力するかということを、顧客に決定
してもらう必要がある。このため、店舗情報格納部21
2内の認証店舗テーブル501(上記図5参照)から全
ての認証店舗の一覧を抽出する。そして、その一覧の中
から1店舗を選択するための選択肢部分と、「決定」ボ
タンとを含む画面(認証店舗一覧画面)を、利用者端末
装置103(X)のデータ閲覧部220へ表示する。こ
の認証店舗一覧画面において、「決定」ボタンが押下さ
れた場合に、印刷注文受注部215は、選択肢部分にて
顧客が選択した認証店舗のIDに従って、次のステップ
S122−5の処理(認証情報抽出処理)を実行する。
【0230】ステップS122−5:認証情報抽出処理 ステップS122−4において、認証店舗一覧画面の
「決定」ボタンが押下されると、印刷注文受注部215
は、当該画面の選択肢部分にて顧客が選択した認証店舗
ID、及びステップS122−2(ログインチェック)
にて取得した顧客IDに従って、次のような処理を実行
する。先ず、認証情報検索部217により、当該顧客I
D及び認証店舗IDの組み合わせで、認証情報格納部2
11の認証キーテーブル504(上記図5参照)に該当
するデータが登録されているか否かを判別する。この判
別の結果、認証キーテーブル504(上記図5参照)に
該当するデータが登録されている場合には、認証キーテ
ーブル504から該当するデータの認証キーを抽出し、
その認証キーと、上記認証店舗IDとで、認証情報格納
部211の認証キー詳細テーブル505(上記図5参
照)を検索し、認証キー詳細テーブル505の該当する
データを全件抽出し、その抽出したデータの中から、ス
テイタスが「有効」を表しているデータを更に抜き出
し、そこに設定されているサービス種類コードの一覧を
元に、店舗情報格納部212の認証店舗サービステーブ
ル502(上記図5参照)を検索し、該当するサービス
名称を取得する。このようにして取得した情報が、顧客
ID及び認証店舗IDによって定義された認証キーに設
定されている現在有効なサービスの情報である。尚、本
実施の形態では、認証キーテーブル504のデータにお
いて、有効年月日が現在の処理日より以前の日付である
データについては、その認証キー情報は期限切れであ
り、存在しないものとして扱うことにする。
【0231】ステップS122−6:注文内容入力画面
表示 印刷注文受注部215は、注文内容(印刷する紙の大き
さや、部数等)を指定する入力部分と、「OK」ボタン
及び「戻る」ボタンと、ステップS122−5において
取得した「現在有効なサービスの内容の一覧」とを含む
画面(注文内容入力画面)を、利用者端末装置103
(X)のデータ閲覧部220へ表示する。この注文内容
入力画面において、「戻る」ボタンが押下された場合、
印刷注文受注部215は、ステップS122−4の処理
(認証店舗一覧表示処理)へ戻り、出力先の認証店舗の
選択を行なうための認証店舗一覧表示画面を再度利用者
端末装置103(X)のデータ閲覧部220へ表示す
る。「OK」ボタンが押された場合、印刷注文受注部2
15は、当該画面から入力された情報(顧客が入力した
注文内容)に従って、次のステップS122−7の処理
(注文情報登録処理)を実行する。
【0232】ステップS122−7:注文情報登録処理 ステップS122−6において、注文内容入力画面の
「OK」ボタンが押下されると、印刷注文受注部215
は、当該画面から入力された注文内容、ステップS12
2−2(ログインチェック)にて取得した顧客ID、ス
テップS122−5(認証情報抽出処理)にて取得した
認証店舗ID、及び認証情報に基づいて、印刷注文情
報、すなわち印刷注文情報格納部218内の印刷注文情
報テーブル601(上記図6参照)へデータを登録す
る。
【0233】具体的には、先ず、印刷注文情報を一意に
識別するための識別子となる注文IDを生成し、これを
印刷注文情報テーブル601の注文IDとする。また、
印刷注文情報テーブル601の出力店舗IDには、ステ
ップS122−5(認証情報抽出処理)にて取得した認
証店舗IDを設定し、印刷注文情報テーブル601の顧
客IDには、ステップS122−2(ログインチェッ
ク)にて取得した顧客IDを設定し、印刷注文情報テー
ブル601の注文内容には、ステップS122−6(注
文愛用入力画面表示)にて画面から入力された注文内容
を設定する。印刷注文情報テーブル601の認証キーに
ついては、ステップS122−5(認証情報抽出処理)
において、該当する認証キーが抽出できた場合に限り、
その認証キーを設定する。抽出できなかった場合はブラ
ンクとする。また、印刷注文情報テーブル601の送信
ステイタスには、「未送信」を設定する。上述のように
して、印刷注文情報を作成し、これを印刷注文情報テー
ブル601へ保存(登録)し、その後、次ののステップ
S122−8の処理(登録結果表示処理)へと進む。
【0234】ステップS122−8:登録結果表示処理 印刷注文受注部215は、ステップ2−7(注文情報登
録処理)にて登録した注文内容、すなわち、注文ID、
出力店舗、及び注文内容を含む画面(登録結果画面)
を、利用者端末装置103(X)のデータ閲覧部220
へ表示する。
【0235】<認証店舗端末装置102(X)の印刷注
文情報格納部222>図14は、認証店舗端末装置10
2(X)の印刷注文情報格納部222内のデータを示し
たものである。また、この図14では、認証店舗端末装
置102(X)において、印刷注文情報格納部222
と、認証キー格納部205及び顧客情報格納部202内
の各テーブルとの関連も示している。
【0236】印刷注文情報格納部222は、印刷注文情
報テーブル1201が格納される。この印刷注文情報テ
ーブル1201は、印刷注文情報受信部221により、
センターサーバ101から受信した印刷注文情報を元に
して作成される情報である。センターサーバ101から
受信する印刷注文情報については、上記図6の送信用印
刷注文情報602に示した通りである。
【0237】印刷注文情報テーブル1201は、次のよ
うな情報を含んでいる。 ・注文ID ・出力店舗ID ・認証キー ・店舗顧客ID ・注文内容 ・ステイタス
【0238】上記項目の中で、”注文ID”は、上記図
6に示した送信用印刷注文情報602に含まれる注文I
Dである。この注文IDは、センターサーバ101の印
刷注文受注部215において生成されるものであり、印
刷注文情報を一意に識別するための識別子である。
【0239】”出力店舗ID”は、送信用印刷注文情報
602報に含まれる出力店舗IDであり、印刷注文を出
力する認証店舗を示している。ここで、センターサーバ
101において、印刷注文受注部215は、全認証店舗
向けの印刷注文を受注する機能を有するため、出力店舗
IDは、印刷注文情報を送信する認証店舗を決定する条
件となる。認証店舗の受信情報においては、認証店舗I
Dは自分自身の店舗IDと同じである。
【0240】”認証キー”は、送信用印刷注文情報60
2に含まれる認証キーである。認証キーは、先ず最初に
認証店舗端末装置102(X)にて発行され、それがセ
ンターサーバ101に対して送信される。この送信され
た認証キーは、センターサーバ101の認証設定部21
4において、センターサーバ101での顧客情報と関連
付けられる。そして、センターサーバ101の印刷注文
受注部215において、注文をおこなう顧客の顧客情報
から認証情報が抽出され、認証キーが印刷注文情報に設
定される。この印刷注文情報、すなわち認証キーを含む
送信用印刷注文情報602が、認証店舗端末装置102
(X)の印刷注文情報受信部221によって受信され
る。したがって、当該送信用印刷注文情報602の認証
キーが印刷注文情報テーブル1201へ設定されること
になる。
【0241】”店舗顧客ID”は、送信用印刷注文情報
602には含まれない情報である。具体的には、まず、
センターサーバ101の印刷注文情報格納部218の印
刷注文情報テーブル601(上記図6参照)において
は、顧客情報格納部216のセンターサーバ顧客テーブ
ル503(同図参照)に対応する顧客IDを情報として
有していた。しかしながら、この顧客IDは、センター
サーバ101上での顧客情報であり、認証店舗端末装置
102(X)において有している店舗顧客ID及び店舗
顧客情報とは異なるものである。したがって、認証店舗
端末装置102(X)の印刷注文情報格納部222にお
ける印刷注文テーブル1201は、認証店舗端末装置1
02(X)の顧客情報格納部202の店舗顧客テーブル
305において管理されている店舗顧客IDを有する。
また、センターサーバ101から受信した時点では、店
舗顧客IDは、当該受信情報に含まれていないためにブ
ランクとなる。しかしながら、後述する注文/認証キー
照合部224により、店舗顧客IDには、該当する店舗
顧客IDが設定される。
【0242】”注文内容”は、送信用印刷注文情報60
2に含まれる注文内容であり、センターサーバ101の
印刷注文受注部215により設定された情報(顧客が指
定した注文内容)である。
【0243】”ステイタス”は、送信用印刷注文情報6
02には含まれない情報であり、印刷注文が出力された
か、未出力かを示すものである。
【0244】上述のことから、印刷注文情報格納部22
2の印刷注文情報テーブル1201の認証キーは、認証
キー格納部205の認証キーテーブル304の認証キー
に対応するものが登録されていることになる。
【0245】例えば、印刷注文情報テーブル1201に
おいて、ある印刷注文情報に対いて認証キーが設定され
ていた場合、その認証キーに対応する認証キーテーブル
304のデータから、この認証キーに対応する店舗顧客
IDが明らかになる。この店舗顧客IDは、対応するデ
ータが店舗顧客テーブル305に存在しているはずであ
り、これにより、印刷注文テーブル1201の印刷注文
情報に対応する店舗顧客情報が明らかになる。
【0246】認証キーは、認証サービステーブル303
にも対応するものが存在するはずであり、認証サービス
テーブル303のデータからは、サービス種類コード、
及びそのサービスが現在有効か否かという状態が明らか
になる。状態が有効ということは、印刷注文を発行した
店舗顧客が、そのサービスを受けることが可能というこ
とを示している。
【0247】サービス種類コードが表すサービスの内容
に関しては、サービス種類テーブル301に対してサー
ビス種類コードが登録されているはずなので、そのコー
ドからサービスの内容を示すサービス種類名称が明らか
になる。
【0248】したがって、上述のような情報の関連によ
る印刷注文情報テーブル1201の認証キーから、印刷
注文を発行した店舗顧客、及び認証店舗が提供するサー
ビスの内容を明らかにすることが可能である。
【0249】<認証店舗端末装置102(X)の注文/
認証キー照合部224>図15は、認証店舗端末装置1
02(X)の注文/認証照合部224の処理を示したも
のである。本処理は、センターサーバ101から受信し
た印刷注文情報に基づいて、認証店舗端末装置102
(X)の認証キー情報格納部205及び顧客情報格納部
202で管理している認証情報及び店舗顧客情報を関連
付けるための処理である。認証店舗端末装置102
(X)においては、本処理によって、センターサーバ1
01から送信されてきた印刷注文情報が、認証店舗端末
装置102(X)で管理している顧客情報の誰による注
文であり、どの様なサービスを実施する必要があるかを
明らかにすることができる。
【0250】尚、本実施の形態では、注文/認証キー照
合部224が単独で、認証店舗端末装置102(X)の
利用者(認証店舗担当者)の当該装置の操作によって起
動され、その結果を画面表示するようにしているが、こ
れに限られることはなく、様々な方法が採用可能であ
り、また、画面の形態や表示される項目等についても、
それぞれの方法に合わせて変えることが可能である。例
えば、印刷注文情報受信部221と連動して、印刷注文
情報受信部221での処理実行後に、注文/認証キー照
合部224での処理が自動的に実行されるようにしても
よい。或いは、認証店舗担当者が、印刷注文の出力処理
を開始する指示要求を発行した際の前処理として、注文
/認証キー照合部224での処理を実行するようにして
もよい。
【0251】ステップS150−1:未出力注文情報抽
出処理 先ず、認証店舗担当者によって、注文/認証キー照合部
224が起動されると、注文/認証キー照合部224
は、認証店舗端末装置102(X)の印刷注文情報格納
部222の印刷注文情報テーブル1201を検索し、ス
テイタスが「未出力」を表す情報(印刷注文情報)を抽
出する。
【0252】ステップS150−2:認証キー情報照合
処理 ここで、ステップS150−1では、複数の印刷注文情
報が抽出される可能性がある。このため、本ステップS
150−2と、次のステップS150−3(印刷注文情
報更新処理)は、抽出された印刷注文情報群を、注文I
D毎に1件ずつ繰り返し実行していく。そして、抽出さ
れた全ての印刷注文情報に対する処理を終了した場合
に、次のステップS150−4を実行する。
【0253】そこで、本ステップS150−2におい
て、注文/認証キー照合部224は、上記印刷注文情報
群の対象印刷注文情報が、本処理の対象となる情報であ
るか否かを判別する。ここでの処理対象となりうる印刷
注文情報は、認証キーにキーが設定されており、顧客I
Dがブランクである情報である。
【0254】上記判別の結果、対象印刷注文情報の認証
キーがブランクの場合、この印刷注文情報は、自認証店
舗(ここでは、認証店舗端末装置102(X))の顧客
情報や認証キーを有しない顧客によって発行されたもの
であるので、注文/認証キー照合部224は、処理の対
象外としてスキップし、上記印刷注文情報群の次の印刷
注文情報に対する処理を実行する。また、上記判別の結
果、対象印刷注文情報の認証キーにキーが設定されてお
り、その顧客IDにもIDがセットされている場合は、
この印刷注文情報は、既に以前に本処理によって処理済
の情報であるので、注文/認証キー照合部224は、処
理の対象外としてスキップし、上記印刷注文情報群の次
の印刷注文情報に対する処理を実行する。
【0255】一方、上記判別の結果、対象印刷注文情報
の認証キーにキーが設定されており、その顧客IDがブ
ランクである場合、注文/認証キー照合部224は、こ
の印刷注文情報を処理の対象として、当該印刷注文情報
の認証キーから、認証店舗端末装置102(X)の認証
キー格納部223内の認証キーテーブル304を検索
し、該当する認証キー情報を抽出する。この認証キー情
報は、認証キーテーブル304のデータを一意に識別で
きる識別子であるので、ここでは、対象となる1件の認
証キー情報が抽出される。
【0256】ステップS150−3:印刷注文情報更新
処理 ステップS150−2において、認証キーテーブル30
4から1件の認証キー情報が抽出できた場合、注文/認
証キー照合部224は、当該認証キー情報の店舗顧客I
Dを、現在処理対象の印刷注文情報の店舗顧客IDに対
して設定し、その設定後の印刷注文情報を、印刷注文情
報格納部222内の印刷注文情報テーブル1201へ保
存する。その後、注文/認証キー照合部224は、ステ
ップS150−2に戻り、次の印刷注文情報に対する処
理を同様にして実行する。
【0257】ステップS150−4:照合結果表示処理 上述のようにして、ステップS150−1にて抽出した
全ての印刷注文情報に対する、ステップS150−2及
びステップS150−3の処理実行後、注文/認証キー
照合部224は、印刷注文情報格納部222の印刷注文
情報テーブル1201に保存(登録)した全データの一
覧を、認証店舗端末装置102(X)の表示部へ表示す
る。このときの表示画面には、注文の内容を表示する注
文内容表示部と、その注文に対して提供するサービスの
内容を表示するサービス内容表示部とを含んでいる。
【0258】上記表示画面において、注文内容表示部に
は、全注文データの注文ID、店舗顧客ID、注文内
容、及びステイタスの一覧がリスト表示される。このリ
ストは、1件ずつ選択可能なリストとする。サービス内
容表示部には、注文内容表示部において選択された注文
に対して提供するサービスの一覧が表示される。
【0259】上記サービス内容は、次のようにして求め
る。先ず、印刷注文情報テーブル1201の認証キーに
基づき、認証サービステーブル303から該当するデー
タを抽出する。但し、このとき、ステイタスが休止であ
る情報については対象外とする。次に、抽出したデータ
のサービス種類コードに基づき、サービス種類テーブル
301から該当データを抽出する。この抽出したデータ
のサービス種類名称が、サービス内容であり、これをサ
ービス内容表示部に一覧表示する。
【0260】尚、本発明の目的は、上述した実施の形態
のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプロ
グラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装
置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が本実施の形態の機
能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶
した記憶媒体は本発明を構成することとなる。プログラ
ムコードを供給するための記憶媒体としては、ROM、
フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光
磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、
不揮発性のメモリカード等を用いることができる。ま
た、コンピュータが読みだしたプログラムコードを実行
することにより、本実施の形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は
全部を行い、その処理によって本実施の形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。さら
に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コ
ンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータ
に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込
まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その
機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなど
が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって
本実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0261】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、店
舗の管理者は、当該店舗が提供するサービス(ネットワ
ーク上の仮想的な店舗が提供するサービス)の利用者
が、当該店舗における利用者情報のどの人物と同一人物
であるかを判断することが可能になり、「お得意様」等
の利用者に対して、ネットワークを利用して当該店舗
(仮想店舗)のサービスを受ける場合にも、実際に店舗
に出向いてサービスを受ける場合と同じ優遇措置を与え
ることが可能になる。
【0262】また、店舗において決定された個々の利用
者に対する優遇措置の内容の変更や停止、或いは終了等
を、ネットワーク上の仮想的な店舗群を管理するセンタ
ーサーバにおいても速やかに反映させることが可能にな
る。
【0263】したがって、店舗の管理者は、インターネ
ット上に仮想商店街を開設している事業者(センターサ
ーバ)と契約して仮想店舗を構築する場合でも、店舗の
管理者の判断にあわせた利用者の差別化(「お得意様」
として優遇する等)が可能となる。すなわち、従来のよ
うに、店舗の管理者が、インターネット上に仮想商店街
を開設している事業者(運営者又は会社)と契約するこ
となく、独自に仮想店舗を構築すれば(第1の方法)、
その店舗の管理者の判断にあわせた利用者の差別化
(「お得意様」として優遇する等)が可能であるが、シ
ステムの開発や運営にかかるコストや、リスク等が大き
くなってしまい、一方、店舗の管理者が、インターネッ
ト上に仮想商店街を開設している事業者(運営者又は会
社)と契約して、仮想店舗を構築すれば、上記第1の方
法での問題(仮想店舗の管理者の負荷等)を解決できる
が、店舗の管理者の判断にあわせた利用者の差別化
(「お得意様」として優遇する等)が不可能となってし
まう、という問題を解決することができ、店舗の管理者
の負荷の軽減、及びシステム開発やその運営等にかかる
コスト削減を図ると共に、店舗の管理者の判断にあわせ
たサービスを個々の顧客に対して提供することができ
る。これにより、商品販売サービス及び顧客管理を効率
的に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したネットワークシステムの全体
構成を示すブロック図である。
【図2】上記ネットワークシステムのモジュール構成を
示すブロック図である。
【図3】上記ネットワークシステムの認証店舗端末装置
の顧客情報格納部及び認証キー格納部内のデータを説明
するための図である。
【図4】上記認証店舗端末装置の認証キー情報送信部で
生成されるデータを説明するための図である。
【図5】上記ネットワークシステムのセンターサーバの
店舗情報格納部、認証情報格納部、及び顧客情報格納部
内のデータを説明するための図である。
【図6】上記センターサーバの印刷注文情報格納部内の
データを説明するための図である。
【図7】上記認証店舗端末装置の顧客登録部、認証キー
発行部、及び認証キー変更部での処理を説明するための
フローチャートである。
【図8】上記認証キー発行部による表示画面を説明する
ための図である。
【図9】上記認証キー変更部による表示画面を説明する
ための図である。
【図10】上記センターサーバの顧客登録部での処理を
説明するためのフローチャートである。
【図11】上記センターサーバの認証設定部での処理を
説明するためのフローチャートである。
【図12】上記センターサーバの印刷注文受注部での処
理を説明するためのフローチャートである。
【図13】上記認証設定部による表示画面を説明するた
めの図である。
【図14】上記認証店舗端末装置での印刷注文情報と認
証情報、顧客情報のデータ構造とその関連を説明するた
めの図である。
【図15】上記認証店舗端末装置の注文/認証キー照合
部での処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 ネットワークシステム 101 センターサーバ 102(1),102(2),102(3) 認証店舗
端末装置 103(1),103(2),103(3) 利用者端
末装置 104 ネットワーク 201 インターネットサーバ 202 顧客情報格納部 203 顧客登録部 204 認証キー発行部 205 認証キー変更部 206 認証キー格納部 207 認証キー情報送信部 208 認証キー情報受信部 209 認証キー登録部 210 認証キー変更部 211 認証情報格納部 212 店舗情報格納部 213 顧客登録部 214 認証設定部 215 印刷注文受注部 216 顧客情報格納部 217 認証情報検索部 218 印刷注文情報格納部 219 印刷注文情報送信部 220 データ閲覧部 221 印刷注文情報受信部 222 印刷注文情報格納部 223 認証キー格納部 224 注文/認証キー照合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪瀬 敦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA05 AA06 CC10 EE05 5B085 AE02 AE13 AE23 BG07 5J104 AA07 KA01 NA05 PA07 PA10

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して任意のサービスを
    利用者へ提供する店舗、及びその利用者を管理する情報
    処理装置であって、 上記ネットワーク上の店舗に対応づけて、当該店舗のサ
    ービスの利用者情報を記憶する利用者情報格納手段と、 上記利用者情報格納手段に記憶された利用者情報、及び
    上記ネットワーク上の店舗から利用者へ提供されるサー
    ビスに関する特定情報と関連づけて、上記ネットワーク
    上の店舗で発行された当該店舗の利用者の認証キーを記
    憶する認証情報格納手段と、 上記ネットワーク上の店舗のサービスを要求する利用者
    からの認証キーで上記認証情報格納手段内の情報を検索
    した結果に基づき、当該利用者のサービス要求を受け付
    ける受付手段と、 上記受付手段で受け付けられたサービス要求と共に、上
    記認証情報格納手段内の該当する認証キーを、当該サー
    ビス要求により示される店舗に対して送信する注文情報
    送信手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記認証情報格納手段は、上記店舗が上
    記利用者へ提供するサービスに関する特定情報の変更に
    基づいて、上記認証キーに関連づけた特定情報を変更す
    ることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して任意のサービスを
    利用者へ提供する店舗の情報処理装置であって、 上記サービスの利用者情報を記憶する利用者情報格納手
    段と、 上記サービスの利用を許可するための認証キーを、上記
    サービスの利用者に対して発行する認証キー発行手段
    と、 上記認証キー発行手段により発行された認証キーを、上
    記利用者情報格納手段に記憶された利用者情報、及び利
    用者へ提供するサービスに関する特定情報と関連づけて
    記憶する認証情報格納手段と、 上記認証情報格納手段内の情報を、上記ネットワーク上
    の所定のサーバに対して送信する認証情報送信手段と、 上記所定のサーバからサービス要求と共に送信されてき
    た、当該サービス要求を発行した利用者の認証キーに基
    づいて、上記利用者情報格納手段内の情報から該当する
    利用者情報を検索する照合手段と、 上記照合手段により検索された利用者に対して、上記認
    証情報格納手段内の当該利用者に対するサービスの特定
    情報に基づき当該サービスを提供することを特徴とする
    情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記認証情報送信手段は、上記認証情報
    格納手段内の情報に変更があった場合、その変更内容を
    上記所定のサーバに対して通知することを特徴とする請
    求項3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記特定情報は、上記利用者に対する優
    遇措置情報を含むことを特徴とする請求項1又は3記載
    の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の機器がネットワークを介して通信
    可能に接続されてなるネットワークシステムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜5の何れかに記載の情報処理装置の機能を有するこ
    とを特徴とするネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して店舗が利用者へサ
    ービスを提供するネットワークシステムであって、 上記利用者に対して上記店舗のサービスの利用を許可す
    る認証キーを発行して上記ネットワーク上の所定のサー
    バに対して送信する機能を有する店舗端末装置と、 上記店舗端末装置にて発行された認証キーが上記利用者
    から入力された場合に、当該利用者に対して上記店舗の
    サービスの利用を許可する機能を有するセンターサーバ
    とを含むことを特徴とするネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 上記店舗端末装置は、 上記店舗のサービスの利用者の情報を格納する店舗側利
    用者情報格納手段と、 上記利用者に対して上記店舗のサービスの利用を許可す
    るための認証キーを発行する認証キー発行手段と、 上記認証キー発行手段にて発行された認証キーを、上記
    ネットワーク上の所定のサーバに対して送信する認証キ
    ー送信手段とを備えることを特徴とする請求項7記載の
    ネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 上記センターサーバは、 上記店舗のサービスの利用者の情報を保管するサーバ側
    利用者情報格納手段と、 上記店舗端末装置からの認証キーを受信する認証キー受
    信手段と、 上記認証キー受信手段により受信された認証キーを格納
    する認証キー格納手段と、 上記店舗のサービスの利用者が上記店舗端末装置から与
    えられた認証キーを入力するための認証設定手段と、 上記認証設定手段により上記利用者が入力した認証キー
    の発行元の店舗の所定のサービスを利用可能とする注文
    受注手段とを含むことを特徴とする請求項7記載のネッ
    トワークシステム。
  10. 【請求項10】 上記センターサーバは、 上記注文受注手段による上記利用者の注文情報へ上記認
    証キー格納手段内の該当する認証キーを付加して当該認
    証キーの発行元の店舗に対して送信する注文情報送信手
    段を備えることを特徴とする請求項9記載のネットワー
    クシステム。
  11. 【請求項11】 上記店舗端末装置は、 上記センターサーバからの注文情報を受信する注文情報
    受信手段と、 上記注文情報受信手段により受信された注文情報に対し
    て付加された認証キーに基づき該当する利用者情報を上
    記店舗側利用者情報格納手段から検索する照合手段とを
    備えることを特徴とする請求項8記載のネットワークシ
    ステム。
  12. 【請求項12】 上記認証キー発行手段は、 上記店舗のサービスの利用者のそれぞれに対して、1つ
    又は複数のサービスを利用許可するための認証キーを発
    行することを特徴とする請求項8記載のネットワークシ
    ステム。
  13. 【請求項13】 上記照合手段は、 上記検索の結果として得られた利用者情報の認証キーに
    対応する所定のサービスの内容を、上記店舗端末装置の
    ユーザに対して通知することを特徴とする請求項11記
    載のネットワークシステム。
  14. 【請求項14】 上記認証キー発行手段は、 上記店舗のサービスの利用の有効期限が設定された認証
    キーを発行することを特徴とする請求項8記載のネット
    ワークシステム。
  15. 【請求項15】 上記注文受注手段は、 上記認証設定手段により上記利用者が入力した認証キー
    により示される有効期限に基づいて、当該認証キーの発
    行元の店舗の所定のサービスを利用可能とすることを特
    徴とする請求項9記載のネットワークシステム。
  16. 【請求項16】 上記認証キー発行手段は、 上記認証キーの内容を変更する機能を有することを特徴
    とする請求項8記載のネットワークシステム。
  17. 【請求項17】 上記注文受注手段は、 上記認証設定手段により上記利用者が入力した認証キー
    の内容に基づいて、当該認証キーの発行元の店舗の所定
    のサービスを利用可能とすることを特徴とする請求項9
    記載のネットワークシステム。
  18. 【請求項18】 ネットワークを介して店舗の任意のサ
    ービスを利用者へ提供するための顧客管理方法であっ
    て、 上記店舗側が、上記利用者に対して上記店舗のサービス
    の利用を許可する認証キーを発行して上記ネットワーク
    上の所定のサーバに対して送信する店舗側処理ステップ
    と、 上記ネットワーク上の所定のサーバが、上記店舗側にて
    発行された認証キーが上記ネットワークを介して利用者
    から入力された場合に、当該利用者に対して、上記認証
    キーに基づいた上記店舗のサービスの利用を許可するサ
    ーバ側処理ステップとを含むことを特徴とする顧客管理
    方法。
  19. 【請求項19】 上記店舗側処理ステップは、 上記サービスの利用者情報を記憶する店舗側利用者情報
    格納ステップと、 上記認証キーを発行する認証キー発行ステップと、 上記認証キー発行ステップにより発行された認証キー
    を、上記店舗側利用者情報格納ステップにより記憶され
    た利用者情報、及び利用者へ提供するサービスに関する
    特定情報と関連づけて記憶する店舗側認証情報格納ステ
    ップと、 上記店舗側認証情報格納ステップにより記憶された情報
    を、上記ネットワーク上の所定のサーバに対して送信す
    る認証情報送信ステップと、 上記所定のサーバからサービス要求と共に送信されてき
    た、当該サービス要求を発行した利用者の認証キーに基
    づいて、上記店舗側利用者情報格納ステップにより記憶
    された情報から該当する利用者情報を検索する照合ステ
    ップと、 上記照合ステップにより検索された利用者に対して、上
    記店舗側認証情報格納ステップにより記憶された情報の
    中の上記利用者に対するサービスの特定情報に基づき当
    該サービスを提供するサービス提供ステップとを含み、 上記サーバ側処理ステップは、 上記ネットワーク上の店舗に対応づけて、当該店舗のサ
    ービスの利用者情報を記憶するサーバ側利用者情報格納
    ステップと、 上記サーバ側利用者情報格納ステップにより記憶された
    利用者情報に対して、上記店舗側から送信されてきた認
    証キー及びそれに関連づけられた特定情報を記憶するサ
    ーバ側認証情報格納ステップと、 上記ネットワーク上の店舗のサービスを要求する利用者
    からの認証キーで、上記サーバ側認証情報格納ステップ
    により記憶された情報を検索した結果に基づき、当該利
    用者のサービス要求を受け付ける注文受付ステップと、 上記注文受付ステップにより受け付けられたサービス要
    求と共に、上記サーバ側認証情報格納ステップにより記
    憶された情報の中の該当する認証キーを、当該サービス
    要求により示される店舗に対して送信する注文情報送信
    ステップとを含むことを特徴とする請求項18記載の顧
    客管理方法。
  20. 【請求項20】 上記認証情報送信ステップは、上記認
    証キー情報格納ステップにより記憶された情報に変更が
    あった場合、その変更内容を上記所定のサーバに対して
    通知するステップを含み、 上記サーバ側認証情報格納ステップは、上記認証情報送
    信ステップからの変更内容の通知に基づいて、上記認証
    キーに関連づけられた特定情報の内容を変更するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項19記載の顧客管理方
    法。
  21. 【請求項21】 上記特定情報は、上記利用者に対する
    優遇措置情報を含むことを特徴とする請求項19記載の
    顧客管理方法。
  22. 【請求項22】 請求項1〜5の何れかに記載の情報処
    理装置の機能、又は請求項6〜17の何れかに記載のネ
    ットワークシステムの機能を実施するための処理プログ
    ラムを、コンピュータが読出可能に格納したことを特徴
    とする記憶媒体。
  23. 【請求項23】 請求項18〜21の何れかに記載の顧
    客管理方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能
    に格納したことを特徴とする記憶媒体。
JP29445099A 1999-10-15 1999-10-15 情報処理装置、ネットワークシステム、顧客管理方法、及び記憶媒体 Pending JP2001117879A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7823187B2 (en) 2006-06-07 2010-10-26 Fujitsu Limited Communication processing method and system relating to authentication information
JP2016177710A (ja) * 2015-03-22 2016-10-06 株式会社コシダカホールディングス 提案型idパスワード

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US7823187B2 (en) 2006-06-07 2010-10-26 Fujitsu Limited Communication processing method and system relating to authentication information
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