JP2001103638A - 電気接続箱及びバスバーの接続方法 - Google Patents
電気接続箱及びバスバーの接続方法Info
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Abstract
続箱と、加工が簡単で安価に製造でき、回路の設計変更
にも容易に対処できるうえ、絶縁板を介した接続が極め
て容易なバスバーの接続方法とを提供する。 【解決手段】 絶縁板8の両面に複数のバスバー9が配
置される電気接続箱1と電気接続箱で用いるバスバーの
接続方法。電気接続箱1は、絶縁板8の所望位置に設け
た導電体8cあるいは開口を介して絶縁板の両面に配置
された複数のバスバー9の所望のバスバー9が電気的に
接続される。
Description
電気接続箱で用いるバスバーの接続方法に関する。
いて作製され、内部回路となるバスバーを絶縁板を介し
て複数積層し、ケース内に収納して組み立てられる。こ
のとき各層に配置されるバスバーは、必要に応じて積層
方向に多層間接続される。このようなバスバーの接続方
法としては、例えば、特開平6−310187号公報に
開示されている。この方法は、2つのバスバーの対応す
る接続部に、互いに凹凸係合する突出部と係合部とを湾
曲形成し、前記突出部を絶縁板に形成した透孔に挿通し
て前記係合部と係合させるものである。
開示された接続方法では、バスバーに突出部や係合部を
湾曲形成するため、金型を使用して複雑で微妙な曲げ加
工が必要で、加工コストがかかり電気接続箱が高価にな
ってしまう。また、バスバーは、予め決めた接続位置に
突出部や係合部を湾曲形成するため、電気接続箱の回路
設計に応じて予め多数の種類を用意しなければならな
い。このため、バスバーは、多数の金型を用意しておか
なければならず、回路変更があった場合には金型を作り
直さなければならず、製造コストが高くつくうえ、無駄
が生じてしまう。しかも、前記接続方法は、バスバーか
ら突出する突出部や係合部を形成するので、電気接続箱
は、これらの部分のスペースが余分に必要となるという
問題がある。
で、安価でバスバーのスペースを取らない電気接続箱
と、加工が簡単で安価に製造でき、回路の設計変更にも
容易に対処できるうえ、絶縁板を介した接続が極めて容
易なバスバーの接続方法を提供することを目的とする。
本発明の電気接続箱においては、絶縁板の両面に複数の
バスバーが配置される電気接続箱であって、前記絶縁板
の所望位置に設けた導電体を介して前記絶縁板の両面に
配置された複数のバスバーの所望のバスバーが電気的に
接続されている構成としたのである。
気接続箱においては、絶縁板の両面に複数のバスバーが
配置される電気接続箱であって、前記絶縁板の所望位置
に設けた開口を介して前記絶縁板の両面に配置された複
数のバスバーの所望のバスバーが電気的に接続されてい
る構成としたのである。一方、上記目的を達成するため
本発明のバスバーの接続方法においては、絶縁板の両面
に配置される複数のバスバーの接続方法であって、前記
絶縁板の所望位置に導電体を設け、当該導電体を介して
前記絶縁板の両面に配置された複数のバスバーの所望の
バスバーを電気的に接続する構成としたのである。
スバーの接続方法においては、絶縁板の両面に配置され
る複数のバスバーの接続方法であって、前記絶縁板の所
望位置に開口を設け、当該開口を介して前記絶縁板の両
面に配置された複数のバスバーの所望のバスバーを電気
的に直接接続する構成としたのである。
スバーの接続方法に係る一実施形態を図1乃至図9に基
づいて詳細に説明する。電気接続箱1は、図1に示すよ
うに、互いに嵌合されるアッパケース3とロアケース4
とを有するケース2内に、複数の絶縁板8と絶縁板8の
両面に配置される複数のバスバー9が収納され、アッパ
ケース3とロアケース4の外周にコネクタカバー5〜7
が取り付けられる。
な矩形の箱状に成形され、周囲にコネクタカバー5〜7
を取り付ける溝3a,4aが設けられ、内側にはリブ3
b,4bが形成されている。コネクタカバー5〜7は、
ベース板5a〜7aに四角筒状のコネクタハウジング5
b〜7bが複数形成され、ベース板5a〜7aには、後
述するバスバー9の先端を挿通する複数の孔5c〜7c
が形成されている。
BT(ポリブチレンテレフタレート)等の電気絶縁性の
合成樹脂から所望形状、例えば、矩形に成型され、図2
に示すように、バスバー9を配置する多数の平行な溝8
aが両面に互いに直交させて形成されている。また、絶
縁板8は、図3に示すように、多数の溝8aの所望位置
に形成した挿着孔8bに導電体8cが設けられている。
導電体8cは、銅,黄銅等の金属片に半田を被覆したも
のである。
る際に一体に設けてもよく、この場合には、予め回路設
計を考慮した位置に導電体8cを設ける。一方、導電体
8cは、絶縁板8を成型した後に設ける場合には、挿着
孔8bを形成する金型のピンの位置を種々に変更した
り、絶縁板8を成型した後に加工する挿着孔8bの位置
を変更することで、設ける位置変更の変更、従って回路
の設計変更に対処することができる。
銅等等の金属によって直線状に成型され、絶縁板8の両
面に形成された溝8aに配置される。バスバー9は、図
3に示すように、絶縁板8の両側に位置する2つのバス
バー9を導電体8cの部分で重ね、上下から溶接するこ
とで電気的に接続される。ここで、図1は斜視図で、ア
ッパケース3の溝3a,リブ3bやコネクタカバー5,
6の端子孔5c,6cは見えないので、図示されていな
い。
され、以下のようにして製造される。先ず、絶縁板8と
複数の直線状のバスバー9とを導電体8cの部分で重
ね、上下から溶接する。こような溶接作業を絶縁板8の
枚数分繰り替えし、一まとまりの配線体とする。このよ
うに、本発明方法によれば、バスバー9は、直線状に成
型するだけなので、加工が簡単で安価に製造でき、回路
の設計変更にも容易に対処できるうえ、絶縁板8を介し
てバスバー9相互を極めて容易に電気的に接続すること
ができる。
a〜7aの下縁を差し込むと共に、複数の直線状のバス
バー9の先端をベース板5a〜7aに形成された対応す
る孔5c〜7cに挿通し、複数の絶縁板8及びバスバー
9をロアケース4の内側に搭載する。次いで、複数の絶
縁板8及びバスバー9を搭載したロアケース4にアッパ
ケース3を上方から被せ、溝3aにベース板5a〜7a
の上縁を差し込み、アッパケース3とロアケース4とを
嵌合させると、電気接続箱1の製造が完了する。
れただけのバスバー8を使用するので、安価でバスバー
8を配置するためのスペースを取らない。ここで、以下
に本発明のバスバーの接続方法に係る他の実施形態を説
明するが、絶縁板及びバスバーは、同一の構成部分に同
一の符号を使用することで、重複した説明を省略する。
に示すように、多数の溝8aの所望位置に形成した挿着
孔8bに突起10aを有する導電体10が設けられてい
る。バスバー9は、長手方向に沿って所定ピッチで挿通
孔9aが形成されている。そして、絶縁板8の両面に配
置された複数の直線状のバスバー9の所望のバスバー9
を電気的に接続するときには、図5(a)に示すよう
に、導電体10のそれぞれの突起10aをバスバー9の
対応する挿通孔9aに挿通し、パンチ12とダイ13に
より、図5(b)に示すように、突起10aを上下から
押し潰す。
においても、直線状に成形されているので、バスバー9
の加工が簡単で安価に製造でき、回路の設計変更にも容
易に対処できるうえ、絶縁板8を介してバスバー9相互
を極めて容易に電気的に接続することができる。また、
絶縁板8は、図6及び図7(a),(b)に示すよう
に、多数の溝8aの所望位置に形成した挿着孔8bにね
じ部14aを有する導電体14を設けたものを使用して
もよい。
7(a)に示すように、導電体14のそれぞれのねじ部
14aをバスバー9の対応する挿通孔9aに挿通し、図
7(b)に示すように、ねじ部14aにナット15を螺
着する。従って、本実施形態のバスバーの接続方法にお
いては、前記効果に加えて、バスバー9相互を電気的に
強固に接続することができる。
(b)に示すように、多数の溝8aの所望位置に挿着孔
8bを開口として形成したままに残す。一方、バスバー
9は、絶縁板8の上面の溝8aに配置するものだけ、長
手方向に沿った挿着孔8bと対応する所望位置に段状の
突出部9bを形成する。そして、バスバー9相互を接続
するには、図9(a)に示すように、絶縁板8下面の溝
8aにバスバー9を配置し、上面の溝8aに他のバスバ
ー9を配置すると共に挿着孔8bに突出部9bを配置す
る。絶縁板8の両面に配置された2本のバスバー9は、
溶接等の手段で接続しても良い。また、バスバー9と絶
縁板8は、アッパケース3とロアケース4とによって押
圧し、接続状態を保持するようにしてもよいが、両者
は、突出部9bで互いに電気的に接続される。
においても、バスバー9の加工が簡単で安価に製造で
き、回路の設計変更にも容易に対処できるうえ、絶縁板
8を介してバスバー9相互を極めて容易に電気的に接続
することができる。
バスバーのスペースを取らない電気接続箱と、加工が簡
単で安価に製造でき、回路の設計変更にも容易に対処で
きるうえ、絶縁板を介した接続が極めて容易なバスバー
の接続方法とを提供することができる。また、電気接続
箱は、直線状に成型されただけのバスバーを使用するの
で、安価でバスバーを配置するためのスペースを取らな
い。
法を示す斜視図である。
る。
続方法を示す斜視図である。
る。
の接続方法を示す斜視図である。
る。
続方法を示す斜視図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁板の両面に複数のバスバーが配置さ
れる電気接続箱であって、前記絶縁板の所望位置に設け
た導電体を介して前記絶縁板の両面に配置された複数の
バスバーの所望のバスバーが電気的に接続されているこ
とを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項2】 絶縁板の両面に複数のバスバーが配置さ
れる電気接続箱であって、前記絶縁板の所望位置に設け
た開口を介して前記絶縁板の両面に配置された複数のバ
スバーの所望のバスバーが電気的に接続されていること
を特徴とする電気接続箱。 - 【請求項3】 絶縁板の両面に配置される複数の直線状
のバスバーの接続方法であって、前記絶縁板の所望位置
に導電体を設け、当該導電体を介して前記絶縁板の両面
に配置された複数のバスバーの所望のバスバーを電気的
に接続することを特徴とするバスバーの接続方法。 - 【請求項4】 絶縁板の両面に配置される複数の直線状
のバスバーの接続方法であって、前記絶縁板の所望位置
に開口を設け、当該開口を介して前記絶縁板の両面に配
置された複数のバスバーの所望のバスバーを電気的に直
接接続することを特徴とするバスバーの接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000213159A JP2001103638A (ja) | 1999-07-23 | 2000-07-13 | 電気接続箱及びバスバーの接続方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-209333 | 1999-07-23 | ||
JP20933399 | 1999-07-23 | ||
JP2000213159A JP2001103638A (ja) | 1999-07-23 | 2000-07-13 | 電気接続箱及びバスバーの接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001103638A true JP2001103638A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=26517385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000213159A Pending JP2001103638A (ja) | 1999-07-23 | 2000-07-13 | 電気接続箱及びバスバーの接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001103638A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013027333A1 (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | キヤノンアネルバ株式会社 | 電力分岐装置 |
-
2000
- 2000-07-13 JP JP2000213159A patent/JP2001103638A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013027333A1 (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | キヤノンアネルバ株式会社 | 電力分岐装置 |
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