JP2001101890A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001101890A
JP2001101890A JP27376899A JP27376899A JP2001101890A JP 2001101890 A JP2001101890 A JP 2001101890A JP 27376899 A JP27376899 A JP 27376899A JP 27376899 A JP27376899 A JP 27376899A JP 2001101890 A JP2001101890 A JP 2001101890A
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column
memory
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Yoshiyuki Haraguchi
喜行 原口
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G11C29/846Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved access time or stability by choosing redundant lines at an output stage

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ面積を増大させることなく、効率的に
冗長カラムを使用することのできる不良列救済回路を備
える半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 複数ビットのデータバス(DB1,DB
2)に共通に結合されるメモリブロック(BK1−BK
n)それぞれに対応して、置換IOプログラム回路(R
IP1−RIPn)を設け、かつ所定数のメモリブロッ
クに対し1つの置換列アドレスプログラム回路(RA
P)を設ける。メモリブロック単位での冗長カラム使用
態様を決定することができるとともに、プログラム回路
数を低減でき、回路占有面積が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、特に、不良メモリセル列を置換により救済する
ための冗長列を備える半導体メモリ装置に関する。より
特定的には、この発明は、各々が冗長列を有する複数の
メモリブロックを有しかつ多ビットデータを入出力する
半導体記憶装置の不良列救済に関する。
【0002】
【従来の技術】スタティック・ランダム・アクセス・メ
モリ(以下、SRAMと称す)およびダイナミック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ(以下、DRAMと称す)の
ような半導体記憶装置においては、従来より、製品歩留
りを向上させるため、冗長回路が設けられる。製造後の
半導体記憶装置内のメモリ部分(メモリセルアレイ)に
欠陥が存在する場合、この不良メモリ部分は、冗長回路
の機能により救済される。この冗長回路は、通常、メモ
リセルアレイの不良メモリセルが存在する行を救済する
ための冗長行および不良メモリセルが存在する不良列を
救済するための冗長列を備える。不良行または不良列
を、この冗長行または冗長列により置換することによ
り、等価的に、不良メモリセルが救済される。
【0003】図18は、従来のSRAMの全体の構成を
概略的に示す図である。図18において、SRAM90
0は、各々に行列状に配列される複数のスタティック型
メモリセルおよび冗長列が配列される複数のメモリブロ
ックBK1−BKnと、アドレスバッファ4を介して与
えられるブロックアドレス信号Zをデコードし、メモリ
ブロックBK1−BKnの1つを選択するためのブロッ
ク選択信号BS1−BSnを生成するブロックセレクタ
1を含む。SRAMが4Mビットの記憶容量を有する場
合、合計64個のメモリブロックBK1−BK64が設
けられ、各メモリブロックBKが、64Kビットの記憶
容量を有する。データアクセス(データの書込/読出)
は、ブロックセレクタ1により選択されたメモリセルブ
ロックに対して実行される。
【0004】SRAM900は、さらに、外部からの行
アドレス信号RAを受けて内部行アドレス信号Xを生成
するアドレスバッファ2と、外部からの列アドレス信号
を受けて内部列アドレス信号Yを生成するアドレスバッ
ファ3と、外部からのブロックアドレス信号BAを受け
て内部ブロックアドレス信号Zを生成するアドレスバッ
ファ4と、入力データDIaおよびDIbを受けて内部
データ線対DB1およびDB2に内部書込データを出力
する入力バッファ5aおよび5bと、内部データ線対D
B1およびDB2上の内部読出データDATA1および
DATA2をバッファ処理して外部読出データDOaお
よびDObを生成する出力バッファ6aおよび6bと、
外部からのチップセレクト信号/CSおよび書込イネー
ブル信号/WEに応答してこれらのバッファ5a,5
b、6aおよび6bに対する動作制御信号WCONを生
成し、かつ選択メモリブロックに対するデータの書込/
読出動作を制御する読出/書込制御回路7を含む。
【0005】SRAM900は、スタティックに動作し
ており、アドレスバッファ2、3および4は、それぞれ
与えられたアドレス信号RA、CAおよびBAから内部
アドレス信号X、YおよびZをそれぞれ生成する。チッ
プセレクト信号/CSが、活性状態のLレベルとなる
と、このSRAM900が選択状態とされ、データアク
セスが行なわれる。書込イネーブル信号/WEがHレベ
ルであるかLレベルであるかに応じて、データの読出お
よび書込が実行される。
【0006】内部データ線対DB1およびDB2は、メ
モリブロックBK1−BKnに共通に設けられており、
選択メモリブロックに対して2ビットのデータのアクセ
スが実行される。
【0007】メモリブロックBK1−BKnには、それ
ぞれ1つの冗長列が設けられる。この冗長列を、内部デ
ータ線対DB1およびDB2のいずれに結合するかを指
定するために、メモリブロックBK1−BKnそれぞれ
に対応して、置換IOプログラム回路RIP1−RIP
nが設けられる。また、メモリブロックBK1−BKn
において、それぞれ救済すべき不良列を指定する不良列
アドレスを記憶する置換列アドレスプログラム回路RA
P1−RAPnが設けられる。
【0008】ブロックセレクタ1からのブロック選択信
号BSiによりメモリブロックBKiが選択されたとき
(i=1−n)、この置換列アドレスプログラム回路R
APiが記憶する不良列アドレスがアドレス指定された
場合、メモリブロックBKiにおいては、対応の冗長列
を選択し、置換IOプログラム回路RIPiの記憶する
情報に従って、冗長列が、内部データ線対DB1および
DB2の一方に接続される。これにより、メモリブロッ
クBK単位で、不良列の救済を行なうことが可能とな
る。
【0009】図19は、図18に示すメモリブロックB
K1−BKnの構成を概略的に示す図である。メモリブ
ロックBK1−BKnは、同じ構成を有しており、図1
9においては、メモリブロックBK1を代表的に示す。
【0010】図19において、メモリブロックBK1
は、内部データ線対DB1およびDB2それぞれに対応
して設けられるメモリサブブロック910aおよび91
0bと、これらのメモリサブブロック910aおよび9
10bに共通に設けられる冗長カラムブロック930を
含む。これらのメモリサブブロック910aおよび91
0bと冗長カラムブロック930に対し共通に、行デコ
ーダ920が設けられる。この行デコーダ920は、図
18に示すブロックセレクタ1からのブロック選択信号
BS1の活性化に応答して活性化され、図18に示すア
ドレスバッファ2からの内部行アドレス信号Xをデコー
ドし、メモリサブブロック910aおよび910bなら
びに冗長可能ブロック930のアドレス指定された行を
選択状態へ駆動する。
【0011】メモリサブブロック910aは、行列状に
配列される複数のスタティック型メモリセルを有するメ
モリセルアレイ911aと、メモリセルアレイ911a
の各列(ビット線対)に対応して設けられ、対応のビッ
ト線対にカラム電流を供給するためのビット線負荷回路
912aと、図18に示すアドレスバッファ3からの内
部列アドレス信号Yをデコードし、列選択信号を生成す
る列デコーダ913aと、メモリセルアレイ911aの
各列に対応して設けられ、列デコーダ913aからの列
選択信号にしたがってメモリセルアレイ911aの選択
列を内部IO線対I/Oaに接続するマルチプレクサ9
14aと、図18に示す読出/書込制御回路7からの書
込制御信号WCONとブロック選択信号BS1とに応答
して選択的に活性化され、内部IO線対I/Oa上の内
部読出データを増幅して内部データ線対DB1に伝達す
るセンスアンプ916aと、ブロック選択信号BS1お
よび書込制御信号WCONに応答して選択的に活性化さ
れ、内部データ線対DB1上のデータを増幅して内部I
O線対I/Oa上に伝達する書込バッファ915aを含
む。
【0012】センスアンプ916aおよび書込バッファ
915aは、ブロック選択信号BS1の活性化時、書込
制御信号WCONに従って選択的に活性化される。ブロ
ック選択信号BS1の非活性化時、センスアンプ916
aおよび書込バッファ915aは、出力ハイインピーダ
ンス状態に設定される。列デコーダ913aは、与えら
れた内部列アドレス信号Yに従って列選択動作を実行す
る。
【0013】メモリサブブロック910bも、メモリサ
ブブロック910aと同様の構成を備え、メモリセルア
レイ911b、ビット線負荷回路912b、列デコーダ
913b、マルチプレクサ914b、センスアンプ91
6bおよび書込バッファ915bを含む。センスアンプ
916bおよび書込バッファ915bは、活性化時、内
部データ線対DB2と内部IO線対I/Obとを結合す
る。
【0014】冗長カラムブロック930は、メモリセル
アレイ911aおよび911bと同一行を有する冗長カ
ラム931と、置換列アドレスプログラム回路RAP1
および置換IOプログラム回路RIP1の出力信号に従
って冗長カラム選択信号を出力するとともに、列デコー
ダ913aおよび913bの列選択動作を禁止する冗長
カラムデコーダ933と、冗長カラムデコーダ933の
選択信号に従って冗長カラム931を内部IO線対I/
OaおよびI/Obの一方に接続するマルチプレクサ
(MUX)934と、冗長カラム931にカラム電流を
供給するビット線負荷回路932を含む。
【0015】置換列アドレスプログラム回路RAP1
は、内部列アドレス信号Yと記憶した不良列アドレスと
を受け、この内部列アドレス信号が不良列アドレスを指
定するとき、冗長カラムデコーダ933を活性化する。
冗長カラムデコーダ933は、活性化時、置換IOプロ
グラム回路RIP1が指定するIO(内部データ線対)
に対応する内部IO線対へ冗長カラム931を接続する
ように選択信号を生成する。
【0016】マルチプレクサ934は、この冗長カラム
931を内部IO線対I/OaおよびI/Obにそれぞ
れ接続するための選択ゲートを含んでおり、冗長カラム
デコーダ933からの選択信号に従って、冗長カラム9
31を、内部IO線対I/OaおよびI/Obの一方に
接続する。
【0017】冗長カラム931には、一列のメモリセル
が接続されており、このメモリブロックBK1内におい
て、メモリセルアレイ911aおよび911bの一方の
不良列を置換により救済することができる。
【0018】図20は、メモリサブブロックの構成を概
略的に示す図である。メモリブロックBK1−BKn各
々に含まれるメモリサブブロックの構成は同じであり、
図20においては、図19に示すメモリサブブロック9
10aの構成を示す。
【0019】図20において、メモリセルアレイ911
aは、行列状に配列される複数のメモリセルを含む。図
20においては、2行2列に配列されるスタティック型
メモリセル940a−940dを代表的に示す。メモリ
セル行に対応してワード線WLが配置され、メモリセル
列に対応してビット線対BLPが配置される。図20に
おいては、2本のワード線WL0およびWL1と、2つ
のビット線対BLP0およびBLP1を示す。
【0020】ワード線WL0およびWL1は、行デコー
ダ920からの行選択信号に従って選択状態へ駆動され
る。ビット線対BLP0は、互いに相補なデータ信号を
伝達するビット線941aおよび941bを含み、ビッ
ト線対BLP1は、互いに相補なデータ信号を伝達する
ビット線942aおよび942bを含む。
【0021】ビット線負荷回路912aは、これらのビ
ット線941a、941b、942a、および942b
それぞに対応して設けられ、ダイオードモードで動作す
るNチャネルMOSトランジスタ943a、943b、
944a、および944bを含む。ビット線負荷回路9
12aに含まれるMOSトランジスタ943a,943
b,944a,944b各々は、そのゲートおよびドレ
インにアレイ電源電圧を受け、対応のビット線対を、ア
レイ電源電圧よりもそのしきい値電圧分低い電圧レベル
にプリチャージし、かつデータ読出時、プルアップ素子
として機能し、かつ対応のビット線に電流を供給し、ビ
ット線に、メモリセルの記憶データに応じた電位差を生
じさせる。
【0022】内部IO線対I/Oaは、互いに相補なデ
ータ信号を伝達する内部IO線929aおよび929b
を含み、これらの内部IO線929aおよび929b
は、センスアンプ916aおよび書込バッファ915a
に結合される。
【0023】マルチプレクサ914aは、ビット線94
1aおよび941bに対応して設けられ、列デコーダ9
13aからの列選択信号YS1aに応答して導通し、ビ
ット線941aおよび941bを内部IO線929aお
よび929bに結合するトランスファーゲート945a
および945bと、ビット線942aおよび942bそ
れぞれに対応して設けられ、列デコーダ913aからの
列選択信号YS2aに応答してビット線942aおよび
942bを内部IO線929aおよび929bに結合す
るトランスファーゲート946aおよび946bを含
む。
【0024】行デコーダ920は、ブロック選択信号B
S1の活性化時活性化され、内部行アドレス信号Xをデ
コードし、アドレス指定された行に対応するワード線W
L(WL0,WL1,…)を選択状態へ駆動する。列デ
コーダYは、図19に示す冗長カラムデコーダ933か
らの冗長カラム選択信号RCSaの活性化時非活性状態
とされ、列選択動作が禁止される。冗長カラム選択信号
RCSaの非活性化時、列デコーダ913aは、内部列
アドレス信号Yに従ってデコード動作を行なって、列選
択信号YS1a、YS2a…のいずれかを選択状態へ駆
動する。
【0025】データ読出時においてはセンスアンプ回路
916aが活性化され、データ書込時においては、書込
バッファ915aが活性化される。したがって、図19
に示すメモリブロックBK1が選択されたときには、不
良列がアドレス指定されていない場合には、この列デコ
ーダ913aにより選択されたビット線対へのデータア
クセスが行なわれ、図18に示す出力バッファ6aまた
は入力バッファ5aを介して、選択メモリセルのデータ
のアクセスが行なわれる。一方、メモリセルアレイ91
1aの不良列がアドレス指定された場合には、冗長カラ
ム選択信号RCSaが活性化され、列デコーダ913a
が非活性状態を維持する。内部IO線対I/Oaには、
図19に示す冗長カラム931上の選択メモリセルが結
合される(行デコーダ920は、冗長カラムにおいても
行を選択する)。
【0026】図21は、メモリセルの構成を示す図であ
る。メモリセルは、スタティック型メモリセルであり、
ノーマルメモリセルおよび冗長メモリセルは、同一構成
を有しており、図21においては、図20に示すメモリ
セル940aの構成を代表的に示す。図20において、
メモリセル940aは、ワード線WL0上の信号電位に
応答して導通し、ビット線941aを記憶ノードSNa
に結合するNチャネルMOSトランジスタ948aと、
ワード線WL0上の信号電位に応答して導通してビット
線941bを記憶ノードSNbに結合するNチャネルM
OSトランジスタ948bと、記憶ノードSNaと接地
ノードの間に接続されかつそのゲートが記憶ノードSN
bに接続されるNチャネルMOSトランジスタ947a
と、記憶ノードSNbと接地ノードの間に接続されかつ
そのゲートが記憶ノードSNaに接続されるNチャネル
MOSトランジスタ947bと、電源ノードと記憶ノー
ドSNaの間に接続される高抵抗の抵抗素子949a
と、電源ノードと記憶ノードSNbの間に接続される高
抵抗の抵抗素子949bを含む。
【0027】メモリセル940aが選択されるとき、ワ
ード線WL0の信号電位がHレベルに立上がり、MOS
トランジスタ948aおよび948bが導通し、記憶ノ
ードSNaおよびSNbが、ビット線941aおよび9
41bにそれぞれ接続される。記憶ノードSNaおよび
SNbの電位は、MOSトランジスタ947aおよび9
47bによりラッチされている。ビット線941および
941bには、ビット線負荷回路(MOSトランジスタ
943aおよび943b)から電流が供給される。した
がって、このビット線941aおよび941bの電位
は、対応のビット線負荷トランジスタ943aおよび9
43bからの供給電流と、アクセス用のMOSトランジ
スタ948aおよび948bのチャネル抵抗と、記憶用
のMOSトランジスタ947aおよび947bの抵抗値
に応じて決定される。記憶ノードSNaにHレベルデー
タが保持されている場合、MOSトランジスタ947b
がオン状態、MOSトランジスタ947aがオフ状態で
あり、ビット線941aから、記憶ノードSNaへは、
電流はほとんど流れ込まない。一方、ビット線941b
から、MOSトランジスタ948bおよび947bを介
して接地ノードへ電流が流れ、ビット線941bの電位
が低下する。これにより、ビット線941aおよび94
1bに電位差が生じ、センスアンプにより、その電位差
が増幅されて内部読出データDATA1が生成される。
書込時においては、書込バッファ915aの大きな電流
駆動力により、ビット線941aおよび941bが書込
データに応じた電位レベルに設定されて、記憶ノードS
NaおよびSNbに書込データが伝達される。
【0028】図22は、スタティック型メモリセルの他
の構成を示す図である。この図22に示すメモリセルの
構成においては、高抵抗の抵抗素子949aおよび94
9bそれぞれに代えて、それぞれのゲートが記憶ノード
SNbおよびSNaに接続されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ950aおよび950bが用いられる。他の構
成は、図21に示す構成と同じであり、対応する部分に
は同一参照番号を付す。
【0029】この図22に示すメモリセル構造の場合、
メモリセルは、インバータラッチにより構成され、待機
状態時におけるメモリセルの貫通電流を低減する。たと
えば、記憶ノードSNaがHレベルのときには、MOS
トランジスタ950bがオフ状態となり、MOSトラン
ジスタ950bおよび947bの経路における貫通電流
を遮断する。また、記憶ノードSNbがLレベルであ
り、MOSトランジスタ947aがオフ状態となり、M
OSトランジスタ950aおよび947aの経路におけ
る貫通電流を遮断する。なお、この図22に示すメモリ
セル構造においても、データの書込および読出は、図2
1に示すメモリセルと同様にして行なわれる。
【0030】図23は、メモリセルデータ読出時の内部
信号の変化を示すタイミング図である。図23において
は、横軸に時間を示し、縦軸に電圧(単位ボルト)を示
す。
【0031】また、ADiは、行アドレスバッファ90
2、データアドレスバッファ903およびブロックアド
レスバッファ904の入力信号の変化を示す。ADo
は、行アドレスバッファ902、列アドレスバッファ9
03およびブロックアドレスバッファ904の出力信号
の変化を示す。WL0は、メモリセル940Aが接続す
るワード線WL0の電位変化を示す。I/Oは、内部I
O線対929aおよび929bの電位変化を示す。SA
0は、センスアンプ916aの出力電圧の変化を示す。
Doは、データ出力バッファ906aの出力電圧の変化
を示す。次に、図23に示すタイミング図を参照して、
図18から図22に示す従来の半導体記憶装置のデータ
読出時の動作について簡単に説明する。
【0032】時刻t0において外部からのアドレス信号
ADi(行アドレス信号RA、列アドレス信号CAおよ
びブロックアドレス信号BA)が変化し、アドレスバッ
ファ2、3および4が与えられたアドレス信号をバッフ
ァ処理して内部アドレス信号ADoが、時刻t1におい
て変化する。アドレスバッファ2、3および4は、動作
電源電圧がたとえば5Vであり、振幅3Vの外部からの
アドレス信号ADiの電圧レベルを変換し、CMOSレ
ベルの内部アドレス信号ADoを生成する。
【0033】行デコーダ920が、ブロック選択信号B
S1に応答して活性化され、行アドレスバッファ902
からの内部行アドレス信号Xをデコードして、時刻t2
において、アドレス指定された行に対応するワード線W
L0を選択状態へ駆動する。このワード線WL0の電圧
レベルが上昇すると、図21または図22に示すMOS
トランジスタ948aおよび948bが導通し、記憶ノ
ードSNaおよびSNbが、ビット線941aおよび9
41bに結合される。記憶ノードSNaおよびSNbの
記憶データに応じて、ビット線941aおよび941b
にカラム電流が流れ、ビット線941aおよび941b
に電位差が生じる。また、列デコーダ913a(または
913b)が列選択動作を行ない、列選択信号YS1a
を選択状態のHレベルへ駆動し、図20に示すトランス
ファーゲート945aおよび945bがオン状態とな
る。これにより、ビット線941aおよび941bが、
内部IO線929aおよび929bに結合され、内部I
O線対I/Oa上の電位が、選択メモリセルデータに応
じて変化する。
【0034】次いで、時刻t4において、センスアンプ
916aが読出/書込制御回路907から与えられる制
御信号WCONおよびブロック選択信号BS1に従って
活性化される。センスアンプ916a(または916
b)の活性化タイミングは、図示しないATD回路のア
ドレス変化検出信号により決定される。センスアンプ9
16aのセンス動作により、時刻t4において、センス
アンプ916aの出力データ信号が変化する。
【0035】センスアンプ916aの読出データDAT
A1は、内部データ線対DB1を介して図18に示す出
力バッファ6a上に伝達される。読出/書込制御回路7
の制御の下に、データ出力バッファ6aが活性化され、
この内部データ線対DB1上のデータを増幅して外部読
出データDOa(Do)を時刻t5において出力する。
すなわち、時刻t5において、選択メモリデータに応じ
た外部読出データが出力される。
【0036】上述の説明においては、メモリサブブロッ
ク910aのメモリセルアレイ911aのメモリセル9
40aのデータ読出動作について説明している。しかし
ながら、このメモリブロックBK1の他のサブブロック
910bにおいても同様のメモリセル選択動作が行なわ
れ、この選択メモリセルデータが、内部データ線対DB
2上に読出され、したがって、2ビットのデータが同時
に出力される。上述の動作は、選択メモリセルが不良列
以外の正常列に存在する場合の動作である。
【0037】選択メモリセルが不良列上に存在する場合
には、この不良列へのアクセスは行なわれず、冗長列へ
のアクセスが行なわれる。欠陥メモリセル列の位置を示
す欠陥メモリセル列アドレスは、置換列アドレスプログ
ラム回路RAP1内に設けられた溶断可能なリンク素子
(図示せず)を選択的に切断することによりプログラム
される。また、置換内部データ線対は、置換IOプログ
ラム回路RIP1内に設けられた溶断可能なリンク素子
を選択的に切断することによりプログラムされる。した
がって、欠陥メモリセルが存在する列へのアクセスが要
求されたときには、これらの置換列アドレスプログラム
回路RAP1および置換IOプログラム回路RIP1の
出力信号に従って動作する図19に示す冗長カラムデコ
ーダ933の出力に従って、マルチプレクサ934が冗
長カラム931を内部IO線対I/OaおよびI/Ob
の一方に選択的に接続する。
【0038】メモリセルアレイ911aに不良列が存在
し、かつこの不良列が冗長カラム931により置換救済
される場合には、置換IOプログラム回路RIP1にお
いては、内部データ線対DB1がプログラムされ、冗長
カラムが、内部IO線対I/Oaに接続される。このと
き、列デコーダ913aが非活性状態に維持され、冗長
カラム931aのデータが内部IO線対I/Oa上に読
出され、またメモリセルアレイ911bの選択メモリセ
ルのデータが、内部IO線対I/Ob上に読出される。
したがって、この場合においても、2ビットのデータの
読出が行なわれる。
【0039】図24は、図19に示す冗長カラムの周辺
回路の構成を概略的に示す図である。図24において、
冗長カラム931は、一列に整列して配置される冗長メ
モリセル980aおよび980cを含む。これらの冗長
メモリセル980aおよび980cの各々は、図21ま
たは図22に示す構成を備える。また、冗長メモリセル
980aおよび980cそれぞれに対して、ワード線W
L0およびWL1が配設される。これらのメモリセル9
80aおよび980cは、ビット線981aおよび98
1bに接続される。ビット線負荷回路932は、ビット
線981aおよび981bそれぞれに対応して設けられ
るMOSトランジスタ983aおよび983bを含む。
これらのMOSトランジスタ983aおよび983b
は、それぞれ、ゲートが電源ノードに接続され、ダイオ
ードモードで動作する。
【0040】マルチプレクサ934は、冗長カラムデコ
ーダ933からの冗長カラム選択信号RCSaの活性化
時導通し、ビット線981aおよび981bを内部IO
線929aおよび929bにそれぞれ接続するトランス
ファーゲート985aおよび985bと、冗長カラムデ
コーダ933からの冗長カラム選択信号RCSbの活性
化時導通し、ビット線981aおよび981bを内部I
O線989aおよび989bにそれぞれ結合するトラン
スファーゲート986aおよび986bを含む。
【0041】冗長カラムデコーダ933は、置換IOプ
ログラム回路からの置換IO選択信号RISaおよびR
ISbを置換列アドレスプログラム回路からの冗長列ア
クセス指示信号RYAとに従って、冗長カラム選択信号
RCSaおよびRCSbの一方を選択状態へ駆動する。
この冗長カラム選択信号RCSaおよびRCSbの一方
が選択状態へ駆動されたとき、先の図19に示す列デコ
ーダ913aおよび913bが非活性状態に維持され
る。
【0042】置換列アドレスプログラム回路は、不良列
アドレスをヒューズプログラムにより記憶し、与えられ
た内部列アドレス信号とプログラムされた不良列アドレ
スとが一致する場合に、不良列置換指示信号RYAを活
性状態へ駆動する。冗長カラムデコーダ933は、この
冗長列アクセス指示信号RYAの活性化時、置換IO指
示信号RISaおよびRISbに従って冗長カラム選択
信号RCSaおよびRCSbの一方を選択状態へ駆動す
る。2つのメモリセルアレイに対し1つの冗長カラムが
設けられている場合、不良列を含むメモリセルアレイに
応じて、冗長カラムを、内部IO線対I/OaおよびI
/Obの一方に接続することができ、不良列の置換によ
る救済を行なうことができる。
【0043】この冗長カラムは、メモリブロックBK1
−BKnそれぞれにおいて設けられており、置換列アド
レスプログラム回路および置換IOプログラム回路も、
メモリブロックBK1−BKnそれぞれに対応して設け
られている。したがって、メモリブロック単位で不良列
の救済を行なうことができる。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】置換列アドレスプログ
ラム回路は、列アドレス信号Yの各ビットY<i>に対
応して設けられるプログラム回路を含む。これらのプロ
グラム回路は、ヒューズプログラム回路を含み、等価的
に、プログラムされたアドレスビットと与えられた列ア
ドレス信号ビットが一致するか否かを示す信号を出力す
る。各列アドレス信号ビットに対応して設けられたアド
レスプログラム回路からの出力信号がすべて一致を示す
ときには、冗長列アクセス指示信号RYAが活性状態へ
駆動される。したがって、大記憶容量の半導体記憶装置
において、列アドレス信号のビットの数が増大すれば、
この置換列アドレスプログラム回路の規模が増大し、メ
モリブロックBK1−BKnに対してそれぞれ置換列ア
ドレスプログラム回路を設けた場合、チップ面積が増大
するという問題が生じる。特に、ヒューズプログラム回
路は、ヒューズ素子を用いており、その回路占有面積が
大きいため、冗長列プログラムのための回路が占める面
積が大きくなり、高密度高集積化された半導体記憶装置
を実現することができなくなる。
【0045】また、近年、半導体記憶装置のデータの入
出力ビットは、16ビット、32ビットと多ビット化さ
れており、応じて、内部データ線対の数もこのデータビ
ットの数に応じて増大する。置換IOプログラム回路
も、各データビットに対応して設けられるヒューズプロ
グラム回路を含むため、また、これらの不良列アドレス
ビットおよび内部データ線対(IO)を、メモリブロッ
クごとにプログラムする必要があり、プログラムは、リ
ンク素子(ヒューズ素子)を溶断して行なわれるため、
この不良列救済のためのプログラムに要する時間が長く
なり、生産効率が低下するという問題が生じる。
【0046】上述の問題を解決するために、従来、図2
5に示すような構成が提案されている。図25において
は、メモリブロックBK1−BKnに共通に、置換列ア
ドレスプログラム回路RAPおよび置換IOプログラム
回路RIPが設けられる。他の構成は、図18に示す構
成と同じである。この図25に示す構成の場合、1つの
置換列アドレスプログラム回路RAPおよび1つの置換
IOプログラム回路RIPが用いられるだけであり、不
良列アドレス救済のための回路の占有面積を低減するこ
とができる。また、不良列アドレスおよび置換IOのプ
ログラムも1つの回路についてそれぞれ行なわれるだけ
であり、メモリブロックBK1−BKnごとに不良列ア
ドレスをプログラムする必要がなく、不良列救済のため
のプログラムに要する時間を短縮することができ、生産
効率を改善することができる。
【0047】しかしながら、この図25に示す構成の場
合、メモリブロックBK1−BKnにおいて同じ列アド
レスのみが、対応の冗長カラムにより救済される。した
がって、メモリブロックBK1−BKnそれぞれにおい
て、同じ列アドレスが不良列の場合には、全メモリブロ
ックBK1−BKnにおいて、不良列を対応の冗長カラ
ムを用いて救済することができる。しかしながら、メモ
リブロックBK1−BKnそれぞれに対して、不良列ア
ドレスをプログラムすることができず、不良列アドレス
プログラムの自由度が大幅に低減され、不良列救済効率
が低下するという問題が生じる。また、メモリブロック
BK1−BKnそれぞれにおいて冗長カラムを設けてい
るにもかかわらず、等価的に1つの冗長カラムをメモリ
ブロックBK1−BKnに共通に設けた構成と等価とな
り、冗長カラムの使用効率が悪いという問題が生じる。
また、不良列が存在しないメモリブロックにおいても冗
長カラムの置換が行なわれ、不必要な冗長列置換が行な
われる。
【0048】また、この冗長列救済のための構成は、S
RAMに限定されず、他のDRAMおよびフラッシュメ
モリにおいても同様であり、これらのメモリにおいても
多ビットデータを入出力するとともにブロック単位で冗
長カラムを救済する場合、同様の問題が生じる。
【0049】それゆえ、この発明の目的は、チップ面積
を増大させることなく、効率的に不良列を救済すること
のできる半導体記憶装置を提供することである。
【0050】この発明の他の目的は、不良列のプログラ
ムの自由度の低下を抑制しつつ不良列救済のためのプロ
グラム回路の占有面積が低減された半導体記憶装置を提
供することである。
【0051】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体記
憶装置は、複数のデータ端子と、これら複数のデータ端
子各々に対応して設けられる複数の内部データ線と、各
々が、行列状に配列されるメモリセルと、少なくとも1
列の不良セルを救済するための冗長セル列とを含む複数
のメモリアレイと、これら複数のメモリアレイ各々に対
応して設けられ、対応のメモリアレイから複数のメモリ
セルを同時に選択して複数の内部データ線へ結合するた
めのノーマル列選択手段と、複数のメモリアレイ各々に
対応して設けられ、対応のメモリアレイの冗長列を複数
の内部データ線のいずれに結合するかを示すIOアドレ
スを格納するための複数の置換IOプログラム回路と、
複数のメモリアレイの所定数のメモリアレイに共通に設
けられ、所定数のメモリアレイの不良メモリセル列を示
す不良列アドレスを記憶する置換列アドレスプログラム
回路と、複数のメモリアレイ各々に対応して設けられ、
対応の置換IOプログラム回路と対応の置換列アドレス
プログラム回路とに結合され、与えられたアドレスが、
対応のメモリアレイの不良列を示すとき、対応のメモリ
アレイの冗長列を選択するための冗長列選択回路とを備
える。
【0052】請求項2に係る半導体記憶装置は、請求項
1の所定数のメモリアレイが、複数のメモリアレイすべ
てを含む。
【0053】請求項3に係る半導体記憶装置は、請求項
1の複数のメモリアレイが、各々が所定数のメモリアレ
イを有する複数のメモリグループに分割され、置換列ア
ドレスプログラム回路は、各グループに対応して設けら
れる。
【0054】請求項4に係る半導体記憶装置は、請求項
1の置換列アドレスプログラム回路が、所定数のメモリ
アレイに対して複数個設けられる。
【0055】請求項5に係る半導体記憶装置は、請求項
1の置換IOプログラム回路が、各メモリアレイに対し
て複数個設けられる。
【0056】請求項6に係る半導体記憶装置は、請求項
1の置換列アドレスプログラム回路が、各メモリアレイ
につき複数の冗長セル列各々に対応して設けられかつ置
換IOプログラム回路も、各メモリアレイにおいて複数
の冗長セル列各々に対応して設けられる。
【0057】請求項7に係る半導体記憶装置は、請求項
1の所定数のメモリアレイに対して設けられる置換列ア
ドレスプログラム回路の数が、内部データ線数以下であ
りかつ1以上である。
【0058】請求項8に係る半導体記憶装置は、請求項
1の置換列アドレスプログラム回路は、置換IOプログ
ラム回路の合計数よりも数が少ない。
【0059】請求項9に係る半導体記憶装置は、請求項
1の各メモリアレイが複数の冗長セル列を含み、置換I
Oプログラム回路は、各冗長セル列に対応して設けら
れ、また、置換列アドレスプログラム回路も各メモリア
レイにつき所定数の置換IOプログラム回路毎に設けら
れる。
【0060】救済単位であるメモリアレイに対応して置
換IOプログラム回路を設けるとともに、所定数のメモ
リアレイに対して置換列アドレスプログラム回路を設け
ることにより、1つの置換列アドレスプログラム回路お
よび置換IOプログラム回路を全メモリアレイに共通に
設ける構成に比べて、不良列プログラムの自由度が高く
なる。また、各メモリアレイに対して置換IOプログラ
ム回路を設けることにより、メモリブロック単位で不良
列をIOごとに変更することができ、置換効率が改善さ
れる。
【0061】また、置換列アドレスプログラム回路が、
所定数のメモリアレイごとに設けられており、各メモリ
アレイに対応して設ける構成に比べて、この置換列アド
レスプログラム回路の数が大幅に低減され、その占有面
積が低減され、不良列アドレス救済のためのプログラム
回路の占有面積を低減することができ、応じてチップ面
積を低減することができる。
【0062】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1に従う半導体記憶装置の全体の構成を
概略的に示す図である。図1において、半導体記憶装置
100は、各々が、行列状に配列される複数のメモリセ
ルを有するメモリブロックBK1−BKnと、メモリブ
ロックBK1−BKnそれぞれに対応して設けられ、対
応のメモリブロック内に設けられた冗長列が対応する内
部データ線(IO)を記憶する置換IOプログラム回路
RIP1−RIPnと、メモリブロックBK1−BKn
に共通に設けられ、不良列アドレスを記憶する置換列ア
ドレスプログラム回路RAPを含む。
【0063】図1においては、この半導体記憶装置10
0が、2ビットのデータの入出力を行なう構成を一例と
して示す。すなわち、入力データDIaおよびDIbそ
れぞれに対応して、入力バッファ5aおよび5bが設け
られ、また出力データDOaおよびDObそれぞれに対
応して、出力バッファ6aおよび6bが設けられる。入
力バッファ5aおよび出力バッファ6aが、内部データ
線対DB1に接続され、入力バッファ5bおよび出力バ
ッファ6bが、内部データ線対DB2に接続される。
【0064】メモリブロックBK1−BKnは、従来と
同様、内部データ線対DB1およびDB2それぞれに対
応して設けられるメモリサブブロックを含む。
【0065】この半導体記憶装置100は、さらに、従
来と同様、外部からの行アドレス信号RAを受けて内部
行アドレス信号Xを生成するアドレスバッファ2と、外
部からの列アドレス信号CAを受けて内部列アドレス信
号Yを生成するアドレスバッファ3、外部からのブロッ
クアドレス信号BAを受けて内部ブロックアドレス信号
Zを生成するアドレスバッファ4と、アドレスバッファ
4からの内部ブロックアドレス信号Zをデコードしてブ
ロック選択信号BS1−BSnのいずれかを活性状態へ
駆動するブロックセレクタ1と、チップセレクト信号/
CSおよび書込イネーブル信号/WEに従って、書込制
御信号WCONを生成する読出/書込制御回路7を含
む。
【0066】メモリブロックBK1−BKnに共通に置
換列アドレスプログラム回路RAPを設けることによ
り、置換列アドレスプログラム回路の占有面積を低減す
る。
【0067】また、メモリブロックBK1−BKnそれ
ぞれに対応して、置換IOプログラム回路RIP1−R
IPnを設けることにより、メモリブロック単位で、冗
長列の使用/不使用をプログラムすることができる。す
なわち、置換IOプログラム回路RIP1−RIPnに
おいて、冗長列不使用状態をプログラムする(ヒューズ
の溶断を行なわない)ことにより、正常メモリブロック
内においては、冗長列の置換が禁止される。したがっ
て、メモリブロックBK1−BKnに共通に、置換IO
プログラム回路を設ける構成に比べて、メモリブロック
単位で、冗長列の使用/不使用および接続IOをプログ
ラムすることができ、不良列アドレスのプログラムの自
由度が向上する。メモリブロックの内部構成は、図18
〜24に示す構成と同じである。
【0068】図2は、1つのメモリブロックにおける列
選択系の構成を概略的に示す図である。図2において、
メモリブロックは、内部データ線対DB1およびDB2
に対応して設けられるメモリセルアレイ♯1および♯2
を含む。これらのメモリセルアレイ♯1および♯2に対
し、列デコーダ13aおよび13bが配置されまたこれ
らのメモリセルアレイ♯1および♯2に共通に、1つの
冗長カラムが配置される。図2においては、メモリセル
アレイ♯1および♯2が、4列のメモリセルを備え、1
つの冗長カラムが、これらのメモリセルアレイ♯1およ
び♯2に共通に設けられる場合の構成を示す。
【0069】メモリセルアレイ♯1および♯2におい
て、4列から1つのメモリセル列を選択するため、列ア
ドレス信号Yは、4ビットの相補アドレスビットY0,
/Y0,Y1および/Y1を含む。
【0070】メモリブロックBK1−BKnに共通に設
けられる不良列アドレスプログラム回路RAPは、列ア
ドレスビットY0および/Y0に対して設けられるアド
レスプログラム回路70と、列アドレスビットY1およ
び/Y1に対して設けられるアドレスプログラム回路7
1と、冗長列が使用されるか否かを示す情報を記憶する
冗長イネーブル回路72と、冗長イネーブル回路72か
らの冗長イネーブル信号REとアドレスプログラム回路
70および71の出力信号RY0およびRY1を受ける
NAND回路73と、NAND回路73の出力信号を反
転して冗長列アクセス指示信号RYAを出力するインバ
ータ74を含む。
【0071】アドレスプログラム回路70および71
は、それぞれの構成は後に詳細に説明するが、列アドレ
スビットごとに、不良列アドレスを記憶し、その記憶し
た情報に従って、対応の相補アドレスビット対の一方を
通過させる。NAND回路73およびインバータ回路7
4より、AND回路が形成される。冗長イネーブル回路
72からの冗長イネーブル信号REとアドレスプログラ
ム回路70および71の出力信号RY0およびRY1が
全てHレベルのときに、冗長カラムアクセス指示信号R
YAが活性状態へ駆動される。したがって、この置換列
アドレスプログラム回路RAPにおいて、不良列アドレ
スを各ビットごとに記憶し、与えられた列アドレスが記
憶した不良列アドレスと一致したときに、冗長カラムア
クセス指示信号RYAを活性状態へ駆動する。
【0072】メモリブロック各々に対応して設けられる
置換IOプログラム回路RIPiは、内部データ線対D
B1およびDB2それぞれに対応して設けられるI/O
プログラム回路75aおよび75bを含む。冗長列使用
時、この冗長カラムが接続される内部データ線対(内部
IO線対)を、I/Oプログラム回路75aおよび75
bにプログラムする。たとえば、内部データ線対DB1
に冗長カラムを結合する場合、すなわち、メモリセルア
レイ♯1の不良列を冗長カラムで置換する場合、I/O
プログラム回路75aがプログラムされ、その出力信号
RISaがHレベルに設定される。I/Oプログラム回
路75bは、不使用がプログラムされ(ヒューズ素子は
溶断されない)、その出力信号RISbが、Lレベルに
固定される。
【0073】冗長カラム用の列デコーダ33は、置換列
アドレスプログラム回路RAPからの冗長カラムアクセ
ス指示信号RYAとI/Oプログラム回路75aの出力
信号RISaを受けるNAND回路76aと、冗長カラ
ムアクセス指示信号RYAとI/Oプログラム回路75
bの出力信号RISbを受けるNAND回路76bと、
NAND回路76aの出力信号を反転して冗長カラム選
択信号RCSaを生成するインバータ回路77aと、N
AND回路76bの出力信号を反転して冗長カラム選択
信号RCSbを出力するインバータ回路77bを含む。
【0074】インバータ回路77aおよび77bからの
冗長カラム選択信号RCSaおよびRCSbは、図24
に示す冗長カラム用のマルチプレクサ934へ与えら
れ、冗長カラムが、内部I/O線対I/OaおよびI/
Obの一方に接続される。
【0075】列デコーダ13aは、各々が列アドレスビ
ットY0および/Y0の一方とビットY1および/Y1
の一方とを受けるNAND回路51a,52a,53
a,54aと、これらのNAND回路51a,52a,
53aおよび54aの出力信号をそれぞれ受けて列選択
信号YS1a,YS2a,YS3a,およびYS4aを
出力するインバータ回路61a,62a,63aおよび
64aを含む。NAND回路51a,52a,53aお
よび54aへは、また、冗長カラムデコーダ33からの
冗長カラム選択信号の反転信号/RCSaが与えられ
る。
【0076】列デコーダ13bは、列デコーダ13aと
同様、列アドレスビットY0および/Y0の一方と列ア
ドレスビットY1および/Y1の一方とをそれぞれが受
けるNAND回路51b,52b,53b,および54
bと、これらのNAND回路51b,52b,53bお
よび54bの出力信号をそれぞれ反転して列選択信号Y
S1b,YS2b,YS3bおよびYS4bを生成する
インバータ回路61b,62b,63bおよび64bを
含む。NAND回路51b,52b,53bおよび54
bへは、また、冗長カラム列デコーダ33からの冗長カ
ラム選択信号の反転信号/RCSbが与えられる。
【0077】正常メモリセル列へのアクセス時において
は、置換列アドレスプログラム回路RAPの出力信号R
YAが、Lレベルであり、冗長カラム選択信号RCSa
およびRCSbは、Lレベルを維持する。補の冗長カラ
ム選択信号/RCSbおよび/RCSaは、Hレベルで
あり、列デコーダ13aおよび13bが、イネーブルさ
れる。この状態においては、列アドレスビットY0,/
Y0,Y1および/Y1の値に従って、列デコーダ13
aおよび13b各々において列選択動作が行なわれ、1
つの列選択信号が選択状態へ駆動される。たとえば、列
アドレスビットY0およびY1がともに“0”のときに
は、列デコーダ13aおよび13bそれぞれからの列選
択信号YS4aおよびYS4bが選択状態のHレベルへ
駆動され、対応のメモリセル列が選択され、内部IO線
対I/OaおよびI/Obへ結合される。
【0078】不良列が存在するとき、置換列アドレスプ
ログラム回路RAPにおいて冗長イネーブル回路72が
プログラムされ、冗長イネーブル信号REがHレベルに
プログラムされる。また、アドレスプログラム回路7
1,71において不良列アドレスがプログラムされる。
また、置換IOプログラム回路RIPiにおいて、I/
Oプログラム回路75aおよび75bの一方がプログラ
ムされ、置換IO選択信号RISaおよびRISbの一
方がHレベルにプログラムされる。
【0079】不良列アクセス時においては、置換列アド
レスプログラム回路RAPからの冗長カラムアクセス指
示信号RYAが選択状態へ駆動される。今、置換IO選
択信号RISaがHレベルにプログラムされた状態を考
える。この状態においては、冗長カラム用の列デコーダ
33内においてNAND回路76aの出力信号/RCS
aがLレベルとなり、また冗長カラム選択信号RCSa
がHレベルに駆動される。一方、冗長カラム選択信号/
RCSbはHレベル、冗長カラム選択信号RCSbがL
レベルを維持する。したがって、冗長カラムが、この冗
長カラム選択信号RCSaにより選択されて、内部IO
線対(I/Oa)に結合される。列デコーダ13aは、
補の冗長カラム選択信号/RCSaがLレベルとなるた
め、列デコード動作が禁止され、列選択信号YS1a−
YS4aはすべて非選択状態のLレベルを維持する。一
方、列デコーダ13bは、補の冗長カラム選択信号/R
CSbが、Hレベルであるため、列アドレス信号Yに従
って列選択動作を行ない、アドレス指定された列に対応
する列選択信号を選択状態へ駆動する。したがって、メ
モリセルアレイ♯2内の選択列および冗長カラムが選択
されて2ビットの内部IO線対へ並列に結合される。
【0080】図3は、図2に示す置換列アドレスプログ
ラム回路RAPに含まれる冗長イネーブル回路72の構
成の一例を示す図である。図3において、冗長イネーブ
ル回路72は、電源ノードとノード90の間に接続され
る容量素子91と、電源ノードとノード90の間に接続
される高抵抗の抵抗素子92と、ノード90と接地ノー
ドの間に接続される溶断可能なリンク素子(ヒューズ素
子)94と、ノード90上の信号を反転するインバータ
回路95と、インバータ回路95の出力信号を反転して
冗長イネーブル信号REを生成するインバータ回路96
と、インバータ回路95の出力信号がLレベルのとき導
通し、ノード90を電源電圧Vccレベルにプルアップ
するPチャネルMOSトランジスタ93を含む。
【0081】冗長カラム使用時においては、ヒューズ素
子94が溶断される。その状態においては、電源投入
後、容量素子91を介してノード90の電圧レベルが容
量結合により上昇し、次いで抵抗素子92により、電圧
レベルがさらに上昇する。ノード90の電圧レベルが、
インバータ95の入力論理しきい値を超えると、インバ
ータ95の出力信号がLレベルとなり、インバータ回路
96からの冗長イネーブル信号REがHレベルに駆動さ
れる。インバータ回路95の出力信号がLレベルとなる
と、また、PチャネルMOSトランジスタ93がオン状
態となり、ノード90が、電源電圧Vccレベルに高速
でプルアップされる。
【0082】この半導体記憶装置内において不良メモリ
セル列が存在せず、冗長カラムが使用されない場合、ヒ
ューズ素子94は導通状態を維持する。この状態におい
ては、電源電圧Vccが投入されても、ノード90は、
ヒューズ素子94により、接地電圧レベルに維持され、
インバータ回路95の出力信号はHレベルとなり、応じ
て、冗長イネーブル信号REはLレベルを維持する。し
たがって、冗長イネーブル信号REがLレベルのとき、
図2に示す冗長列アクセス指示信号RYAは、Lレベル
に固定され、冗長カラム選択は禁止される。ヒューズ素
子94の導通時、高抵抗の抵抗素子92を介して微小電
流が流れるだけである。この高抵抗の抵抗素子92は、
ヒューズ素子94の溶断時において、電源が遮断された
場合、容量素子91により、ノード90の電圧レベルが
低下した後、このノード90の電圧レベルを、電源ノー
ドを介して確実に接地電圧レベルに放電し、このノード
90に負の残留電荷が生じるのを防止する。
【0083】図4は、図2に示す置換列アドレスプログ
ラム回路RAPに含まれるアドレスプログラム回路70
および71の構成を示す図である。これらのアドレスプ
ログラム回路70および71は、同一の回路構成を有す
るため、図4においては、1つのアドレスプログラム回
路APの構成を代表的に示す。
【0084】図4において、アドレスプログラム回路A
Pは、電源ノードとノード100の間に接続される容量
素子101と、電源ノードとノード100の間に接続さ
れる高抵抗の抵抗素子102と、ノード100と接地ノ
ードの間に接続されるヒューズ素子104と、ノード1
00上の信号を反転するインバータ回路105と、イン
バータ回路105の出力信号を反転するインバータ回路
106と、インバータ回路105の出力信号がLレベル
のとき導通し、ノード100へ電源電圧Vccを伝達す
るPチャネルMOSトランジスタ103と、インバータ
105および106の出力信号に従って選択的に導通
し、導通時、補の列アドレスビット/Yを通過させるト
ランスミッションゲートTG1と、インバータ105お
よび106の出力信号に応答して、トランスミッション
ゲートTG1と相補的に導通し、導通時列アドレスビッ
トYを通過させるトランスミッションゲートTG2を含
む。これらのトランスミッションゲートTG1およびT
G2から、冗長カラム用の列アドレスビットRYが出力
される。
【0085】ヒューズ素子104が非溶断状態のときに
は、ノード100が接地電圧レベルとなり、インバータ
回路105からその出力ノード107へ与えられる信号
が、Hレベルとなる。この状態において、トランスミッ
ションゲートTG1が導通状態、トランスミッションゲ
ートTG2が非導通状態となり、補の列アドレスビット
/Yが、冗長カラム用列アドレスビットRYとして出力
される。
【0086】ヒューズ素子104の溶断時においては、
ノード100がHレベルとなり、ノード107がLレベ
ルとなり、トランスミッションゲートTG2が導通状
態、トランスミッションゲートTG1が非導通状態とな
る。このヒューズ素子104の溶断状態においては、列
アドレスビットYが、冗長カラム用列アドレスビットR
Yとして出力される。このヒューズ素子104の溶断/
非溶断により、列アドレスビットYおよび/Yの一方を
選択する。
【0087】アドレスプログラム回路APからの冗長カ
ラム用列アドレスビットRYは、図2に示すNAND回
路73へ与えられる。したがって、このアドレスプログ
ラム回路70および71により選択された列アドレスビ
ットがすべてHレベルとなると、冗長カラムアクセス指
示信号RYAが選択状態へ駆動される。この置換列アド
レスプログラム回路RAPは、列アドレスビットごと
に、不良列アドレスをプログラムし、そのプログラム結
果に従って、デコーダとして機能するNAND回路73
により、与えられた列アドレス信号Yが不良列アドレス
を指定しているか否かに従って冗長カラムアクセス指示
信号RYAを選択的に活性化して冗長カラム用の列デコ
ーダを活性化している。たとえば、列アドレス(Y0,
Y1)=(0,1)が不良列アドレスの場合、アドレス
プログラム回路70においてヒューズ素子104は非溶
断状態とされ、一方、アドレスプログラム回路71にお
いてはヒューズ素子104を溶断する。アドレスプログ
ラム回路70においては、補の列アドレスビット/Y0
が選択され、アドレスプログラム回路71においては、
列アドレスビットY1が選択される。したがって、不良
列アドレス(Y0,Y1)=(0,1)が指定されたと
きには、アドレスプログラム回路70および71からの
出力信号RY0およびRY1がともにHレベルとなり、
この冗長カラムアクセス指示信号RYAが選択状態のH
レベルへ駆動される。
【0088】列アドレス信号Yが(s+1)ビットのと
き、図5に示すように、列アドレス信号ビットY0,/
Y0、…Ys,/Ysの組それぞれに対応してアドレス
プログラム回路AP0−APsが設けられる。これらの
アドレスプログラム回路AP0−APsの出力信号RY
0−RYsが、図2に示すNAND回路73へ与えら
れ、不良列がアドレス指定されているか否かの判定が行
なわれる(NAND回路73およびインバータ74は、
AND型デコード回路に相当する)。
【0089】したがって、この図5に示すように、列ア
ドレス信号Yのビット数が増大した場合、置換列アドレ
スプログラム回路RAPの占有面積が増大する。メモリ
ブロックBK1−BKnに共通にこの置換列アドレスプ
ログラム回路RAPを設けることにより、置換列アドレ
スプログラム回路の占有面積を低減する。
【0090】置換IOプログラム回路RIPiに含まれ
るI/Oプログラム回路75aおよび75bは、図3に
示す冗長イネーブル回路72と同じ構成を備える。ヒュ
ーズ素子94の溶断/非溶断により、冗長カラムを内部
IO線対のいずれに接続するかがプログラムされる。
【0091】したがって、メモリブロックごとに、冗長
カラムの使用/不使用および置換IOをプログラムする
ことができ、この置換IOプログラム回路をメモリブロ
ックBK1−BKnに共通に設ける構成に比べて、冗長
カラムのプログラムの自由度が改善される。また、不良
列アドレスプログラムは、単に置換列アドレスプログラ
ム回路RAPにおいて行なうだけでよく、プログラムす
るヒューズ素子の数を低減することができ、不良列アド
レスプログラムの時間を短縮することができ、生産性が
向上する。
【0092】図6は、データがmビットの場合の、1つ
のメモリブロックの構成を概略的に示す図である。図6
において、メモリブロックBKiは、内部データ線対D
B1−DBmそれぞれに対応して設けられるメモリサブ
ブロックMSB1−MSBmと、これらのメモリサブブ
ロックMSB1−MSBmに共通に設けられる冗長カラ
ムブロックRCを含む。メモリサブブロックMSB1−
MSBmの各々は、行列状に配列されるメモリセルアレ
イ、ビット線負荷回路、センスアンプ、書込バッファ、
および列デコーダを含む。冗長カラムブロックRCも、
同様、列デコーダ、ビット線負荷回路、およびマルチプ
レクサを含む。
【0093】このメモリブロックBKiに対応して、置
換IOプログラム回路RIPiが設けられる。この置換
IOプログラム回路RIPiにおいては、内部データ線
対DB1−DBmそれぞれに対応して、IOプログラム
回路IOP1−IOPmが設けられる。このIOプログ
ラム回路IOP1−IOPmのプログラム状態に従っ
て、冗長カラムブロックRCの冗長カラムが、内部デー
タ線対DB1−DBmに選択的に結合されるかまたは、
冗長カラムブロックRCが不使用状態に設定される。こ
こで、実際には、冗長カラムブロックRCの冗長カラム
は、メモリサブブロックMSB1−MSBm内に設けら
れる内部IO線対I/O1−I/Omに結合されるが、
図面を簡略化するためこれらは示していない。
【0094】この図6に示すように、データビット数が
増加する場合においても、このデータビット数に応じて
IOプログラム回路IOPの数を増加させるだけで、メ
モリブロック単位で、冗長カラムの使用/不使用および
置換IOをプログラムすることができる。
【0095】図7は、この発明の実施の形態1における
冗長カラムのプログラム状態を概略的に示す図である。
メモリブロックBK1−BKnそれぞれに対応して、置
換IOプログラム回路RIP1−RIPnが設けられ
る。これらの置換IOプログラム回路RIP1−RIP
nは、互いに独立に、プログラムすることができる。図
7において、メモリブロックBK1に対しては、冗長カ
ラムを使用し、この冗長カラムが、内部IO線対I/O
aに接続する状態がプログラムされる。メモリブロック
BK2に対しては、冗長カラム不使用がプログラムされ
る。メモリブロックBKnに対しては、冗長カラムを使
用し、この冗長カラムを内部IO線対I/Obに接続す
ることがプログラムされる。内部IO線対I/Oaおよ
びI/Obは、内部データバスDBBの対応の内部デー
タ線対(DB1,DB2)に結合される。したがって、
メモリブロックBK1−BKnに共通に、置換IOをプ
ログラムする構成に比べて、冗長カラムのプログラムの
自由度が高くなる。
【0096】なお、メモリブロックおよびメモリサブブ
ロックの内部構成は詳細に説明していないが、これらの
内部構成は、先の図19以降において説明した従来の半
導体記憶装置の内部構成と同じである。
【0097】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、複数のメモリブロックに共通に、置換列アドレ
スプログラム回路を設け、かつメモリブロックそれぞれ
に対応して、置換IOプログラム回路を設けているた
め、不良列アドレス救済のための冗長回路の占有面積を
低減することができ、またメモリブロック単位で置換I
Oをプログラムすることができ、冗長カラムの使用効率
を高くすることができ、かつ救済不良列のプログラムの
自由度を高くすることができる。
【0098】[実施の形態2]図8は、この発明の実施
の形態2に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的に
示す図である。図8においては、メモリブロックBK1
−BKnがメモリブロックBK1−BKjのグループ
と、メモリブロックBKk−BKnのグループに分割さ
れる。メモリブロックBK1−BKnそれぞれに対応し
て、置換IOプログラム回路RIP1−RIPnが設け
られる。一方、メモリブロックBK1−BKjに共通
に、置換列アドレスプログラム回路RAP1が設けら
れ、メモリブロックBKk−BKnに対し、置換列アド
レスプログラム回路RAP2が設けられる。メモリブロ
ックBK1−BKnは、共通に、内部データバスDBB
に結合され、ブロック選択信号BS1−BSnにより指
定されたメモリブロックが、この内部データバスDBB
を介して入出力回路IOKとデータの授受を行なう。こ
の入出力回路IOKは、図1に示すデータ入力バッファ
5aおよび5bと、データ出力バッファ6aおよび6b
を含む。
【0099】図8においては、図面を簡略化するため、
内部アドレス信号を生成するアドレスバッファは示して
いない。メモリブロックBK1−BKnに共通に、内部
行アドレス信号Xが与えられ、またメモリブロックBK
1−BKnに共通に、内部列アドレス信号Yが与えら
れ、また置換列アドレスプログラム回路RAP1および
RAP2に対しても、内部列アドレス信号Yが与えられ
る。
【0100】置換列アドレスプログラム回路RAP1お
よびRAP2のそれぞれの内部構成は、図2から図4に
示す構成と同じであり、また置換IOプログラム回路R
IP1−RIPnも、その内部構成は、図3に示すプロ
グラム回路と同じである。置換IOプログラム回路RI
P1−RIPn各々は、内部データバスDBBのビット
幅に応じた数のIOプログラム回路を含む。メモリブロ
ックBK1−BKnの内部構成も従来と同じであり、デ
ータバスDBBのビット幅に応じた数のメモリサブブロ
ックを含み、またメモリサブブロックに共通の冗長カラ
ムを含む。
【0101】この図8に示す構成においては、不良列ア
ドレスは、メモリブロックBK1−KBjのグループお
よびメモリブロックBKk−BKnのグループに対して
個々に、置換列アドレスプログラム回路RAP1および
RAP2によりプログラムすることができる。したがっ
て、不良列アドレスのプログラムの自由度がさらに向上
する。
【0102】メモリブロックBK1−BKnにおいて
は、対応の置換IOプログラム回路RIP1−RIPn
により、冗長カラムの使用/不使用および使用冗長カラ
ムの接続する内部IO線対をプログラムすることができ
る。この置換列アドレスプログラム回路RAP1および
RAP2を、メモリブロックのグループそれぞれに対応
して設けることにより、メモリブロックのグループ単位
で不良列アドレスのプログラムを行なうことができ、不
良列アドレスのプログラムの自由度が向上し、不良列ア
ドレス救済効率が改善され、歩留りが向上する。また、
置換列アドレスプログラム回路は2つ設けられているだ
けであり、不良列アドレスプログラムのための溶断ヒュ
ーズの数も少なく、不良列アドレスプログラムに要する
時間を短縮することができ、生産性を向上することがで
きる。
【0103】[実施の形態3]図9は、この発明の実施
の形態3に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的に
示す図である。図9においては、メモリブロックBK1
−BKnが、複数のメモリブロックグループBG1−B
Gmに分割される。すなわち、メモリブロックBK1−
BKaがメモリブロックグループBG1にグループ化さ
れ、メモリブロックBKb−BKcが、メモリブロック
グループBG2にグループ化され、メモリブロックBK
d−BKnが、メモリブロックグループBGmにグルー
プ化される。
【0104】メモリブロックBK1−BKnそれぞれに
対応して、置換IOプログラム回路RIP1−RIPn
が設けられる。また、メモリブロックグループBG1−
BGmそれぞれに対応して、置換列アドレスプログラム
回路RAP1−RAPmが設けられる。これらの置換列
アドレスプログラム回路RAP1−RAPmからの冗長
カラムアクセス指示信号RYA1−RYA2…RYAm
が、それぞれ対応のメモリブロックグループ内のメモリ
ブロックに与えられる。
【0105】この発明の実施の形態3における半導体記
憶装置において、他の構成は、先の実施の形態1と同様
である。
【0106】図9に示すように、メモリブロックグルー
プそれぞれに対応して置換列アドレスプログラム回路R
AP1−RAPmを配置することにより、不良列アドレ
スのプログラムの自由度がさらに向上する。
【0107】メモリブロックBK1−BKnそれぞれに
おいては、対応の置換IOプログラム回路RIP1−R
IPnにより、冗長カラムの使用/不使用および接続す
べき内部IO線対をプログラムする。また、メモリブロ
ックグループBG1−BGmが、それぞれ、複数のメモ
リブロックを含んでおり、置換列アドレスプログラム回
路RAPの数を低減することができ、プログラム回路の
占有面積を低減することができる。
【0108】なお、このメモリブロックグループの数m
は、メモリブロックの数nよりも小さい。メモリブロッ
クグループBG1−BGm各々に含まれるメモリブロッ
クの数は任意である。しかしながら、メモリブロックグ
ループの数を増大させた場合、置換列アドレスプログラ
ム回路の占有面積も増大する。したがって、不良列アド
レスのプログラムの自由度と置換列アドレスプログラム
回路の占有面積とに応じて、このメモリブロックグルー
プの数が適当に定められる。したがって、チップ面積増
大を抑制するため、置換列アドレスプログラム回路の数
に上限が存在する。
【0109】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、メモリブロックを複数のメモリブロックグルー
プに分割し、各メモリブロックグループごとに、置換列
アドレスプログラム回路を設けているため、不良列アド
レスプログラムの自由度をより向上させることができ、
不良列救済効率を改善することができる。また、実施の
形態1および2と同様の効果をも得ることができる。
【0110】[実施の形態4]図10は、この発明の実
施の形態4に従う半導体記憶装置の1つのメモリブロッ
クの構成を概略的に示す図である。図10において、メ
モリブロックMKiは、2つのメモリサブブロック91
0aおよび910bと、2つの冗長カラムブロック93
0aおよび930bを含む。メモリサブブロック910
aおよび910bは、内部データ線対DB1およびDB
2にそれぞれ対応して設けられる。冗長カラムブロック
930aおよび930bは、それぞれ1つの冗長カラム
を含み、メモリサブブロック910aおよび910bの
不良メモリセル列の救済のために利用される。したがっ
て、1つのメモリサブブロックにおいて最大2つの不良
メモリセル列を置換により救済することができる。
【0111】メモリサブブロック910aおよび910
bは、それぞれ、図19および図20に示す構成と同様
の構成を備え、従来の装置と対応する部分には、同一の
参照番号を付し、その詳細説明は省略する。
【0112】冗長カラムブロック930aは、1列の冗
長セルを含む冗長カラム931aと、冗長カラム931
aに対しカラム電流を供給するためのビット線負荷回路
932aと、冗長カラム931aの使用時、冗長カラム
選択信号を生成する冗長カラムデコーダ933aと、冗
長カラムデコーダ933aの出力信号に従って、冗長カ
ラム931aを内部IO線対I/OaおよびI/Obの
一方へ結合するマルチプレクサ934aを含む。
【0113】冗長カラムブロック930bも、同様、冗
長カラム931b、ビット線負荷回路932b、冗長カ
ラムデコーダ933b、およびマルチプレクサ934b
を含む。
【0114】冗長カラムブロック930aに対して、置
換IOプログラム回路RIPAと置換列アドレスプログ
ラム回路RAPAが設けられ、冗長カラムブロック93
0bに対し、置換IOプログラム回路RIPBと置換列
アドレスプログラム回路RAPBが設けられる。
【0115】メモリブロックMKi内においては2つの
冗長カラム931aおよび931bが設けられる。これ
らの冗長カラム931aおよび931bには、共通に行
デコーダ920からの行選択信号が与えられる。メモリ
セルアレイ911a内においてある1つのメモリセル列
に欠陥が存在することがテスト結果により発見された場
合には、その欠陥メモリセル列は、冗長カラム931a
および931bのいずれかにより機能的に置換される。
この欠陥メモリセル列を冗長カラム931aと置換する
場合には、欠陥メモリセル列の位置を示す欠陥列アドレ
スは、置換列アドレスプログラム回路RAPA内に設け
られたヒューズを選択的に切断することによりプログラ
ムされる。ここで、置換列アドレスプログラム回路RA
PAおよびRAPBならびに置換IOプログラム回路R
IPAおよびRIPBの構成は、先の図2から図4にお
いて示した構成と同じである。また、欠陥メモリセル列
が接続する内部IO線対は、置換IOプログラム回路R
IPA内に設けられたヒューズを選択的に切断すること
によりプログラムされる。このメモリセルアレイ911
a内の欠陥メモリセル列へのアクセスが要求されたと
き、マルチプレクサ914aに代えて、マルチプレクサ
934aにより、冗長カラム931aが対応のIO線対
I/Oaに接続される。
【0116】冗長カラム931bを使用する場合には、
欠陥メモリセル列の位置を示す不良メモリセル列アドレ
スは、置換列アドレスプログラム回路RAPB内に設け
られたヒューズを選択的に切断することによりプログラ
ムされる。また、この欠陥メモリセル列が接続する内部
IO線対は、置換IOプログラム回路RIPBにおいて
ヒューズの選択的な溶断によりプログラムされる。した
がって、この場合においても、不良メモリセル列がアド
レス指定された場合には、冗長カラム931bが、冗長
カラムデコーダ933bおよびマルチプレクサ934b
により、内部IO線対I/Oaに接続される。
【0117】メモリセルアレイ911b内において不良
メモリセル列が存在する場合にも、冗長カラムブロック
930aおよび/または930bを用いて置換による救
済が行なわれる。
【0118】メモリブロックMKi内において2つの冗
長カラム931aおよび931bを設けることにより、
不良メモリセル列の救済効率の改善および不良列アドレ
スのプログラムの自由度を改善する。
【0119】図10に示すメモリブロックMKiの構成
は、内部データバスが2ビットのデータを転送する場合
の構成であり、メモリサブブロックの数は、この内部デ
ータバスのビット幅に応じてメモリサブブロックの数が
増加し、また冗長カラム用のマルチプレクサ934aお
よび934bの選択経路も内部IO線対の数に応じてそ
の構成が拡張される。これは、置換IOプログラム回路
RIPAおよびRIPBにおいても同様である。
【0120】図11は、この発明の実施の形態4に従う
半導体記憶装置の要部の構成を概略的に示す図である。
図11において、この半導体記憶装置は、メモリブロッ
クMK1−MKnを含む。これらのメモリブロックMK
1−MKnの各々は、図10に示すメモリブロックMK
iと同様の構成を備える。
【0121】メモリブロックMK1−MKnに対応し
て、置換IOプログラム回路RIPA1−RIPAnお
よびRIPB1−RIPBnが設けられる。これらの置
換IOプログラム回路RIPA1−RIPAnおよびR
IPB1−RIPBnの構成は、先の図2から図4に示
す構成と同じである。メモリブロックMK1−MKn各
々において設けられる2本の冗長カラムに対応して2つ
の置換IOプログラム回路RIPAおよびRIPBが設
けられ、メモリブロック単位で、置換IOのプログラム
を行なうことができる。
【0122】メモリブロックMK1−MKnに共通に、
置換列アドレスプログラム回路RAPAおよびRAPB
が設けられる。置換列アドレスプログラム回路RAPA
と置換IOプログラム回路RIPA1−RIPAnが組
をなしてメモリブロックMK1−MKnにおいて冗長カ
ラムの使用/不使用および接続IOの指定が行なわれ
る。また、置換列アドレスプログラム回路RAPBおよ
び置換IOプログラム回路RIPB1−RIPBnの組
により、メモリブロックMK1−MKnそれぞれにおい
て、冗長カラムの使用/不使用および接続IOのプログ
ラムが行なわれる。
【0123】メモリブロックMK1−MKnにおいて不
良メモリセル列が存在しない場合には、対応の置換IO
プログラム回路RIPAおよびRIPBそれぞれの内部
に含まれるIOプログラム回路が、冗長カラム不使用状
態にプログラムされる(図3に示す構成において、ヒュ
ーズ素子を導通状態に維持する)。
【0124】メモリブロックMK1−MKnにおいて2
つの冗長カラムを設けることにより、不良メモリセル列
の救済効率が改善され、また不良列アドレスのプログラ
ムの自由度が改善される。また、メモリブロックMK1
−MKnそれぞれに対応して、置換IOプログラム回路
を設けることにより、メモリブロック単位で、置換IO
をプログラムすることができ、冗長カラムの使用/不使
用および冗長カラムの接続IOをプログラムすることが
でき、不良列アドレスプログラムの自由度が改善され
る。
【0125】また、メモリブロックMK1−MKnに共
通に、置換列アドレスプログラム回路RAPAおよびR
APBを設けることにより、このプログラム回路の占有
面積を低減することができる。図11に示す構成におい
ても、実施の形態1および2の構成と同様の効果も併せ
て実現することができ、歩留りおよび生産性向上を実現
することができる。
【0126】なお、図11において、内部データバスは
示していないが、当然、メモリブロックMK1−MKn
に共通に内部データバスが配設されており、図示しない
ブロック選択信号により指定されたメモリブロックと内
部データバスとの間でデータの転送が行なわれる。
【0127】[実施の形態5]図12は、この発明の実
施の形態5に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的
に示す図である。図12において、メモリブロックMK
1−MKnは、先の実施の形態4と同様、各々が2つの
冗長カラムを含む。メモリブロックMK1−MKnそれ
ぞれに対応して、置換IOプログラム回路RIPA1−
RIPAnおよびRIPB1−RIPBnが設けられ
る。1つのメモリブロックMKiに対し2つの置換IO
プログラム回路RIPAiおよびRIPBiを設けるこ
とにより、2つの冗長カラムの使用/不使用および接続
IOを、各メモリブロック単位で互いに独立にプログラ
ムする。
【0128】メモリブロックMK1−MKnが、複数の
メモリブロックグループMG1−MGmにグループ化さ
れる。すなわち、メモリブロックMK1−MKaがメモ
リブロックグループMG1にグループ化され、メモリブ
ロックMKb−MKcが、メモリブロックグループMG
2にグループ化され、メモリブロックMKd−MKn
が、メモリブロックグループMGmにグループ化され
る。メモリブロックグループMG1−MGmそれぞれに
対応して、2つの置換列アドレスプログラム回路RAP
A1−RAPAmおよびRAPB1−RAPBmが設け
られる。ここで、mは、2≦m<nの関係を満たす。
【0129】メモリブロックグループごとに、2つの置
換列アドレスプログラム回路RAPAおよびRAPBを
設けることにより、メモリブロックグループ内で、不良
列アドレスのプログラムを行なうことができる。各メモ
リブロックMGiにおいて2つの不良列アドレスをプロ
グラムすることができ、不良列アドレスのプログラムの
自由度が大幅に向上する。また、メモリブロックMK1
−MKnそれぞれに対応して設けられる置換IOプログ
ラム回路RIPA1−RAPAnおよびRAPB1−R
APBnより、正常メモリブロックにおいては、冗長カ
ラムは使用されない。したがって、メモリブロックMK
1−MKn共通に、置換IOをプログラムする構成に比
べて、置換IOのプログラムの自由度が大幅に改善され
る。
【0130】また、置換列アドレスプログラム回路RA
PA1−RAPAmおよびRAPB1−RAPBmは、
メモリブロックグループMG1−MGmに対応して設け
られているだけであり、プログラム回路の数を低減する
ことができ、プログラム回路の占有面積を低減すること
ができる。これにより、実施の形態4の実現する効果に
加えて、さらに、不良列アドレスプログラムの自由度を
改善することができる効果が得られる。
【0131】なお、この発明の実施の形態5において
も、メモリブロックグループMG1−MGmの数が増加
すれば、応じて置換列アドレスプログラム回路RAPA
1−RAPAmおよびRAPB1−RAPBmの数も増
加し、応じてプログラム回路の占有面積が増加する。し
たがって、このメモリブロックグループMG1−MGm
の数にも、不良列アドレスプログラムの自由度およびチ
ップ内占有面積を考慮したある上限値が存在する。な
お、メモリブロックグループMG1−MGmのグループ
数の最小値は2であり、メモリブロックMK1−MKn
を2つのグループに分割した場合がメモリブロックグル
ープ数の最小値となる。
【0132】[実施の形態6]図13は、この発明の実
施の形態6に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的
に示す図である。図13において、メモリブロックMK
1−MKnに対応して、置換IOプログラム回路RIP
A1−RIPAnおよびRIPB1−RIPBnが設け
られる。メモリブロックMK1−MKnは、先の実施の
形態4と同様、2つの冗長カラムを含み、メモリブロッ
ク単位で、置換IOのプログラムを行なうことができ
る。
【0133】メモリブロックMK1−MKnに共通に、
置換列アドレスプログラム回路RAPが設けられ、この
置換列アドレスプログラム回路RAPからの冗長カラム
アクセス指示信号RYAが、メモリブロックMK1−M
Knに与えられる。メモリブロックMKiにおいては、
対応の置換IOプログラム回路RIPAiおよびRIP
Biとこの冗長カラムアクセス指示信号RYAとに従っ
て冗長カラムの使用/不使用、および置換IOの選択が
実行される。メモリブロック単位で、冗長カラムの使用
態様をプログラムすることができ、メモリブロックMK
1−MKnに共通に、不良列アドレスがプログラムされ
る場合においても、冗長カラムの選択の自由度を向上さ
せることができる。
【0134】図14は、この発明の実施の形態6におけ
るメモリブロックのプログラム状態を概略的に示す図で
ある。メモリブロックMK1−MKnは、2つの冗長カ
ラムを有し、これらの2つの冗長カラムに対応して、置
換IOプログラム回路RIPA1−RIPAnおよびR
IPB1−RIPBnが設けられる。これらのメモリブ
ロックMK1−MKnに共通に、図13に示す置換列ア
ドレスプログラム回路RAPからの冗長カラムアクセス
指示信号RYAが与えられる。したがって、メモリブロ
ックMK1−MKnに対して、プログラムされた不良列
アドレスは共通である。メモリブロックMK1に対して
は、置換IOプログラム回路RIPA1およびRIPB
1により、2つの冗長カラムを使用し、これらの冗長カ
ラムを、それぞれ互いに異なる内部IO線対に結合す
る。
【0135】メモリブロックMK2においては、置換I
Oプログラム回路RIPA2およびRIPB2により、
1つの冗長カラムを使用し、残りの冗長カラムは使用し
ない。使用される冗長カラムを、内部IO線対I/Oa
に接続する(内部データバスが2ビット幅の場合)。メ
モリブロックMK3に対しては、置換IOプログラム回
路RIPA3およびRIPB3により、1つの冗長カラ
ムを使用し、この使用される冗長カラムを、内部IO線
対I/Obに接続する(内部データバスが2ビット幅の
場合)。
【0136】メモリブロックMKnにおいて、置換IO
プログラム回路RIPAnおよびRIPBnにより、冗
長カラムを不使用状態に設定する。したがって、このメ
モリブロックMKnにおいて、冗長カラムの置換は実行
されない。
【0137】したがって、メモリブロックMK1−MK
nに対して、プログラムされる不良列アドレスが共通で
あっても、メモリブロックMK1−MKnそれぞれに対
応して、置換IOプログラム回路RIPA1−RIPA
nおよびRIPB1−RIPBnを設けることにより、
各メモリブロックにおける冗長カラムの選択状態を互い
に独立にプログラムすることができ、冗長カラムの使用
態様の自由度が向上する。
【0138】またこの実施の形態6においては、メモリ
ブロックそれぞれにおいて冗長カラムが2本設けられて
いる場合においても、1つの置換列アドレスプログラム
回路RAPを設けているだけであり、この不良列アドレ
スのプログラムを行なう回路の占有面積を低減すること
ができる。
【0139】[実施の形態7]図15は、この発明の実
施の形態7に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的
に示す図である。図15において、メモリブロックMK
1−MKnが、複数のメモリブロックグループMG1−
MGmに分割される。メモリブロックMK1−MKnの
各々は、図10に示す構成と同じ構成を備える。メモリ
ブロックMK1−MKnに対応して、置換IOプログラ
ム回路RIPA1およびRIPAnが設けられ、また置
換IOプログラム回路RIPB1−RIPBnが設けら
れる。1つのメモリブロックMKiに対して2つの置換
IOプログラム回路RIPAiおよびRIPBiが設け
られる。
【0140】メモリブロックグループMG1−MGmそ
れぞれに対応して、置換列アドレスプログラム回路RA
P1,RAP2、…およびRAPmが設けられる。すな
わち、メモリブロックグループMG1−MGmそれぞれ
に対して、個々に置換列アドレスのプログラムを行なう
ことができる。メモリブロックグループ単位で置換列ア
ドレスのプログラムを行なうことにより、さらに、この
置換列アドレスのプログラムの自由度が向上する。
【0141】メモリブロックそれぞれにおける冗長カラ
ムの使用態様は、図14に示す構成を、メモリブロック
を含む1つのメモリグループに対応させればよい。すな
わち、メモリブロックMK1−MKaに対して置換列ア
ドレスをプログラムし、メモリブロックMKb−MKc
に対し共通に置換列アドレスをプログラムし、またメモ
リブロックMKd−MKnに対して共通に置換列アドレ
スをプログラムする。このプログラムされた置換列アド
レスは各メモリブロックグループ内のメモリブロックに
共通であるので、各メモリブロックにおいて冗長カラム
の使用態様が、置換IOプログラム回路RIPAおよび
RIPBにより、選択的に設定することができる。
【0142】したがって、メモリブロックグループ内に
おいてメモリブロックそれぞれにおいて冗長カラムの使
用/不使用および接続IOをプログラムすることがで
き、メモリブロックグループ内のメモリブロックに共通
に置換IOプログラム回路を設ける構成に比べて、より
冗長カラム使用態様のプログラムの自由度を向上させる
ことができる。
【0143】またメモリブロックグループMG1−MG
mに対応して、置換列アドレスプログラム回路が設けら
れているだけであり、メモリブロックそれぞれに対応し
て置換列アドレスプログラム回路を設ける構成に比べ
て、この置換列アドレスプログラム回路の占有面積を低
減することができる。また、実施の形態4と同様の効果
も得ることができ、製品歩留りおよび生産性を向上させ
ることができる。
【0144】なお、この実施の形態7においても、メモ
リブロックグループMG1−MGmの数mは、列アドレ
スプログラム回路の占有面積および置換列アドレスプロ
グラムの自由度(冗長カラムの使用効率)を考慮して適
当に定められるが、メモリブロックグループは、2以上
のメモリブロックグループに分割されるが、その数には
上限値が存在する。
【0145】[実施の形態8]図16は、この発明の実
施の形態8に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的
に示す図である。図16においては、1つのメモリブロ
ックMBの構成を代表的に示す。メモリブロックMB
は、K個のメモリサブブロックMSB1−MSBKと、
N個の冗長カラムブロックRCB1−RCBNを含む。
メモリサブブロックMSB1−MSBKは、それぞれ、
先の図20に示す構成と同様の構成を備え、また冗長カ
ラムブロックRCB1−RCBNの各々も、図24に示
す構成と同様の構成を備える。
【0146】メモリサブブロックMSB1−MSBK
は、それぞれ、データバスDBBに含まれる内部データ
線対DB1−DBKにそれぞれ結合される。この内部デ
ータバスDBBは、書込制御信号WCONに応答して選
択的に活性化される入力/出力回路IOKに結合され
る。
【0147】冗長カラムブロックRCB1−RCBNそ
れぞれに対応して、置換IOプログラム回路RIP1−
RIPNが設けられる。これらの置換IOプログラム回
路RIP1−RIPNのプログラム状態に従って、冗長
カラムブロックRCB1−RCBNの冗長カラムの使用
/不使用および接続IOが決定される。ここで、1≦N
≦Kである。
【0148】この図16に示す構成においては、冗長カ
ラムは、N本設けられており、より不良列救済効率を改
善することができる。また、メモリサブブロックMSB
1−MSBKは、それぞれ内部データ線対DB1−DB
Kそれぞれに対応して設けられる。こらのメモリサブブ
ロックMSB1−MSBK、および冗長カラムブロック
RCB1−RCBNに共通に、行デコーダRDからのワ
ード線選択信号が与えられる。
【0149】この図16に示す構成においても、置換列
アドレスプログラム回路を所定数のメモリブロックごと
に設けることにより、このプログラム回路の占有面積を
低減することができ、またブロック単位での冗長カラム
の使用態様をプログラムすることができ、プログラムの
自由度が向上する。
【0150】置換列アドレスプログラム回路は、メモリ
ブロックすべてに共通に設けられてもよく、またメモリ
ブロックグループごとに設けられてもよい。
【0151】図17(A)は、この発明の実施の形態8
における置換列アドレスプログラム回路と置換IOプロ
グラム回路の対応関係を示す図である。図17(A)に
おいて、置換列アドレスプログラム回路RAP1−RA
PNが所定数のメモリブロックごとに設けられる。これ
らの置換列アドレスプログラム回路RAP1−RAPN
は、各メモリブロックMBに対して設けられる置換IO
プログラム回路RIP1−RIPNに対してそれぞれ対
応して設けられる。したがって、この場合、所定数のメ
モリブロックごと(全メモリブロックまたはメモリセル
ブロックグループごと)に、冗長カラムをそれぞれ互い
に独立にプログラムすることができる。
【0152】図17(B)は、置換列アドレスプログラ
ム回路と置換IOプログラム回路の対応関係の他の例を
示す図である。図17(B)においては、1つのメモリ
ブロックMBについて、置換IOプログラム回路RIP
1−RIPNが、複数のグループに設けられる。各グル
ープに対応して置換列アドレスプログラム回路RAP1
−RAPMが分割される。図17において、置換IOプ
ログラム回路RIP1−RIPJに対して置換列アドレ
スプログラム回路RAP1が設けられ、また置換IOプ
ログラム回路RIPL−RIPNに対応して、置換列ア
ドレスプログラム回路RAPMが設けられる。
【0153】置換IOプログラム回路のグループごと
に、置換列アドレスプログラム回路を設けることによ
り、置換列アドレスプログラム回路の数を低減すること
ができ、応じて占有面積を低減することができる。置換
IOプログラム回路RIP1−RIPnが分割されるグ
ループの数Mは、1以上、かつN以下である。
【0154】図17(A)および(B)に示す構成を利
用することにより、効率的な、冗長カラム使用を実現す
ることができ、また回路占有面積も低減することができ
る。
【0155】この発明の実施の形態8においても、メモ
リブロックに複数の冗長カラムが設けられている場合、
各冗長カラムブロックに対応して、置換IOプログラム
回路を設け、全メモリブロックまたはメモリブロックグ
ループごとの所定数のメモリブロックごとに、1以上の
置換列アドレスプログラム回路を設けることにより、冗
長カラムの使用効率を改善し、製品歩留りが改善される
とともに、プログラム回路の占有面積を低減することが
でき、またプログラム回路の数が低減されるため、この
不良列アドレスプログラムの工程数を低減することがで
き、生産性が向上する。
【0156】[他の適用例]上述の説明において、半導
体記憶装置として、SRAMが示されている。しかしな
がら、内部データバスが複数ビット幅であり、データビ
ットそれぞれに対応してメモリブロックがサブブロック
に分割されるとともに、メモリブロック単位で冗長カラ
ムの使用が行なわれる構成であれば、本発明は適用可能
であり、半導体記憶装置として、DRAMおよびフラッ
シュメモリであっても本発明は、適用することができ
る。
【0157】また上述の実施の形態1〜8においては、
内部データ線対それぞれに対応してメモリサブブロック
に分割されている。しかしながら、1つのメモリブロッ
ク内において、メモリサブブロックが分散して配置され
てもよい。たとえば、1つの列選択線により、内部デー
タビットそれぞれに対応する列が選択される構成であっ
てもよい。
【0158】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、メモ
リブロックに対応して、置換IOプログラム回路を設
け、この置換IOプログラム回路の数よりも、冗長列ア
ドレスプログラム回路の数を低減しているため、不良列
アドレスのプログラムの自由度の大幅な低下を伴うこと
なく、プログラム回路の占有面積を低減することがで
き、製品歩留りおよび生産性を向上させることができ
る。
【0159】すなわち、請求項1に係る発明に従えば、
複数のデータ端子それぞれに対応して設けられる複数の
内部データ線と、複数のメモリアレイを有する半導体記
憶装置において、複数のメモリアレイ各々に対応して置
換IOプログラム回路を設けるとともに、所定数のメモ
リアレイに対して不良列アドレスを記憶する置換列アド
レスプログラム回路を設け、これらの置換IOプログラ
ム回路および置換列アドレスプログラム回路に従ってメ
モリブロックそれぞれにおいて冗長カラムの選択を行な
うように構成しているため、メモリブロック単位で冗長
カラムの使用態様を設定することができ、不良列アドレ
スプログラム回路の数を低減して回路占有面積を低減す
ることができるとともに、冗長カラムの使用効率を低下
させることなくこの冗長カラムのプログラムの自由度を
向上させることができる。
【0160】請求項2に係る発明に従えば、複数のメモ
リアレイすべてに共通に置換列アドレスプログラム回路
を設けているため、置換列アドレスプロセス回路の占有
面積を大幅に低減することができる。
【0161】請求項3に係る発明に従えば、複数のメモ
リアレイブロックごとに、置換列アドレスプログラム回
路を設けているため、メモリアレイブロックごとに不良
列アドレスをプログラムすることができ、冗長カラムの
使用効率が改善されるとともに、不良列アドレスのプロ
グラムの自由度がさらに改善される。
【0162】請求項4に係る発明に従えば、所定数のメ
モリアレイそれぞれに対応して複数の置換列アドレスプ
ログラム回路を設けているため、メモリアレイにおいて
冗長カラムが複数本存在する場合においても、不良列ア
ドレスのプログラムの自由度の低減をもたらすことな
く、冗長カラムの使用効率を改善すことができ、製品歩
留りの向上およびプログラムヒューズ数の低減による生
産性の向上を実現することができる。
【0163】請求項5に係る発明に従えば、置換IOプ
ログラム回路が、各メモリアレイに対応して複数個設け
られており、冗長カラムが複数個設けられている場合に
もそれぞれの冗長コラムを個々に、プログラムすること
ができる。
【0164】請求項6に係る発明に従えば、メモリアレ
イそれぞれに設けられる複数の冗長列それぞれに対応し
て置換IOプログラム回路を設け、各メモリアレイ当
り、置換IOプログラムそれぞれについて置換列アドレ
スプログラム回路を設けているため、不良列アドレスプ
ログラムの自由度を低下させることなく、置換列アドレ
スプログラム回路の数を低減でき、回路占有面積を増加
させることなく製品歩留りおよび生産性を向上させるこ
とができる。
【0165】請求項7に係る発明に従えば、置換列アド
レスプログラム回路の数は、内部データ線の数以下であ
りかつ1以上であり、必要最小限の不良列アドレスプロ
グラム回路のみを設けているため、回路占有面積を低減
することができる。
【0166】請求項8に係る発明に従えば、置換列アド
レスプログラム回路の数は、置換IOプログラム回路の
合計数よりも少なくしているため、この置換列アドレス
プログラム回路の数を低減できて応じて回路占有面積を
低減することができる。
【0167】請求項9に係る発明に従えば、メモリアレ
イ各々が複数の冗長メモリセル列を含み、置換IOプロ
グラムは、対応のメモリアレイの各冗長メモリセル列に
対応して設け、かつ不良列アドレスプログラム回路を、
各メモリアレイについて所定数の置換IOプログラム回
路ごとに設けているため、不良列アドレスのプログラム
の自由度を低減することなく不良列アドレスプログラム
回路の占有面積を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従う半導体記憶装
置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示す半導体記憶装置のメモリブロック
内の列系選択回路の構成を概略的に示す図である。
【図3】 図2に示す冗長イネーブル回路の構成の一例
を示す図である。
【図4】 図2に示すアドレスプログラム回路の構成の
一例を示す図である。
【図5】 図2に示す置換列アドレスプログラム回路の
他の構成を概略的に示す図である。
【図6】 図1に示すメモリブロックの他の構成を概略
的に示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1における半導体記憶
装置の冗長カラム使用状態を概略的に示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2に従う半導体記憶装
置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に従う半導体記憶装
置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態4におけるメモリブ
ロックの構成を概略的に示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態4に従う半導体記憶
装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態5に従う半導体記憶
装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態6に従う半導体記憶
装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態6における半導体記
憶装置の冗長カラム使用状態を概略的に示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態7に従う半導体記憶
装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態8に従う半導体記憶
装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図17】 (A)および(B)はこの発明の実施の形
態8における冗長列アドレスプログラム回路および冗長
IOプログラム回路の対応関係を概略的に示す図であ
る。
【図18】 従来の半導体記憶装置の全体の構成を概略
的に示す図である。
【図19】 図18に示すメモリブロックの構成を概略
的に示す図である。
【図20】 図19に示すメモリサブブロックの構成を
示す図である。
【図21】 図20に示すメモリセルの構成の一例を示
す図である。
【図22】 図20に示すメモリセルの他の構成を概略
的に示す図である。
【図23】 従来の半導体記憶装置のデータ読出の動作
波形を示す図である。
【図24】 図19に示す冗長カラムブロックの構成を
示す図である。
【図25】 従来の半導体記憶装置の構成を概略的に示
す図である。
【符号の説明】
100 半導体記憶装置、1 ブロックセレクタ、2,
3,4 アドレスバッファ、BK1−BKn メモリブ
ロック、RIP1−RIPn 置換IOプログラム回
路、RAP 置換列アドレスプログラム回路、DB1,
DB2 内部データ線対、70,71,AP,AP0−
APs アドレスプログラム回路、75a,75b I
/Oプログラム回路、33 冗長カラムデコーダ、13
a,13b列デコーダ、MSB1−MSBm メモリサ
ブブロック、RC 冗長カラム、IOP1−IOPm
IOプログラム回路、RAP1−RAPm 置換列アド
レスプログラム回路、BG1−BGm メモリブロック
グループ、930a,930b 冗長カラムブロック、
RAPA,RAPB 置換列アドレスプログラム回路、
RIPA,RIPB,RIPA1−RIPAn,RIP
B1−RIPBn置換IOプログラム回路、RAP1−
RAPm 置換列アドレスプログラム回路、RCB1−
RCBN 冗長カラムブロック、MSB1−MSBK
メモリサブブロック、RIP1−RIPN 置換IOプ
ログラム回路、RAP1−RAP1N 置換列アドレス
プログラム回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ端子、 前記複数のデータ端子各々に対応して設けられる複数の
    内部データ線、 各々が、行列状に配列されるメモリセルと、少なくとも
    1列の不良メモリセルを救済するための冗長セル列とを
    含む複数のメモリアレイ、 前記複数のメモリアレイ各々に対応して設けられ、対応
    のメモリアレイから複数のメモリセルを同時に選択して
    前記複数の内部データ線へ結合するためのノーマル列選
    択手段、 前記複数のメモリアレイ各々に対応して設けられ、対応
    のメモリアレイの冗長セル列を前記複数の内部データ線
    のいずれに結合するかを示すIOアドレスを格納するた
    めの複数の置換IOプログラム回路、 前記複数のメモリアレイの所定数のメモリアレイに共通
    に設けられ、前記所定数のメモリアレイの不良メモリセ
    ル列を示す不良列アドレスを記憶する置換列アドレスプ
    ログラム回路、および前記複数のメモリアレイ各々に対
    応して設けられ、対応の置換IOプログラム回路および
    対応の置換列アドレスプログラム回路に結合され、与え
    られたアドレスが対応のメモリアレイの不良メモリセル
    列を指定するとき対応のメモリアレイの冗長セル列を選
    択するための冗長列選択回路を備える、半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記所定数のメモリアレイは、前記複数
    のメモリアレイすべてを含む、請求項1記載の半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のメモリアレイは、各々が前記
    所定数のメモリアレイを有する複数のグループに分割さ
    れ、前記置換列アドレスプログラム回路は、各前記グル
    ープに対応して設けられる、請求項1記載の半導体記憶
    装置。
  4. 【請求項4】 前記置換列アドレスプログラム回路は、
    前記所定数のメモリアレイに対して複数個設けられる、
    請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記置換IOプログラム回路は、各前記
    メモリアレイに対して複数個設けられる、請求項1記載
    の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 各前記メモリアレイは、複数の冗長セル
    を含み、 前記置換列アドレスプログラム回路は、各前記メモリア
    レイにつき前記複数の冗長セル列各々に対応して設けら
    れ、かつ前記置換IOプログラム回路も、かつ前記メモ
    リアレイにおいて前記複数の冗長セル列各々に対応して
    設けられる、請求項1記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記所定数のメモリアレイに対して設け
    られる置換列アドレスプログラム回路の数は、前記内部
    データ線の数以下かつ1以上である、請求項1記載の半
    導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記置換列アドレスプログラム回路は、
    前記置換IOプログラム回路の合計数よりも数が少な
    い、請求項1記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 各前記メモリアレイは複数の冗長セルを
    含み、前記置換IOプログラム回路は、対応のメモリア
    レイの各冗長セル列に対応して設けられ、かつ前記置換
    列アドレスプログラム回路は、各メモリアレイにつき所
    定数の置換IOプログラム回路毎に設けられる、請求項
    1記載の半導体記憶装置。
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