JPH0991992A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0991992A
JPH0991992A JP7269389A JP26938995A JPH0991992A JP H0991992 A JPH0991992 A JP H0991992A JP 7269389 A JP7269389 A JP 7269389A JP 26938995 A JP26938995 A JP 26938995A JP H0991992 A JPH0991992 A JP H0991992A
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JP
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data line
memory
signal
circuit
fuse program
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JP7269389A
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Toshio Maeda
敏夫 前田
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
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Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体記憶装置において欠陥部分を冗長構成
に置き換えるためのヒュープログラム回路によるチップ
占有率を低減する。 【解決手段】 複数個の各メモリマットは複数の冗長デ
ータ線を有し、冗長データ線で置き換えるべき欠陥カラ
ムアドレスを各メモリマット毎に設定するための第1の
ヒューズプログラム回路(FA0〜FA19)は前記複
数の冗長データ線の選択信号(RS0,RS1)系で共
通化されている。第1のヒューズプログラム回路にプロ
グラムされたアドレスを何れの冗長データ線選択信号に
反映させるかは第2のヒューズプログラム回路(FR0
00〜FR019,FR100〜FR119)に設定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部分的な欠陥を救
済するための冗長構成を有する半導体記憶装置に係り、
特に欠陥部分を冗長構成に置き換えるためのヒュープロ
グラム回路のチップ占有率を低減する技術に関し、例え
ばDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リ)やシンクロナスDRAMに適用して有効な技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置は集積度向上及びチップ
面積の増大に伴い、さまざまな原因による不良が高確率
で発生するようになり、歩留りの低下をまねいている。
この問題を解決するための手段として、従来より不良メ
モリセル部分の救済技術が、必須のものとなっている。
この技術は正規のメモリセルの他に、予め予備のメモリ
セルを備えておき、検査工程において正常に動作しない
不良メモリセルが明らかとなった場合、上記の予備メモ
リセルを、正常に動作しない不良メモリセルの代わりに
使うというものである。
【0003】ここで欠陥メモリセルを予備メモリセルに
置き換える技術としては、欠陥メモリセルのアドレスを
ヒューズプログラム回路に設定しておき、アクセスアド
レスを前記設定された欠陥メモリセルのアドレスと比較
し、それが一致したとき、内部で当該アクセスアドレス
を予備メモリセルのアドレスに置き換える技術を採用す
ることができる。このとき、そのようなアドレス置き換
えをアドレスバッファの出力に対して行うことができ
る。アドレスバッファの出力に対してアドレスの置き換
えを行えば、ヒューズプログラム回路のチップ専有面積
は小さくて済む。しかしながらその場合には、メモリセ
ルアレイが複数個のメモリマットに分割されていても、
アドレスの置き換えは全てのメモリマットで同じように
行われるので、各メモリマット内の同一アドレスで欠陥
が発生している場合を除き、高い救済効率を実現するこ
とはできない。
【0004】そこで本発明者は、救済のための予備デー
タ線(冗長データ線とも称する)をメモリマット毎に設
け、メモリマット毎に冗長データ線の被救済アドレスを
ヒューズプログラム回路にプログラムすることによっ
て、救済効率を向上させることについて検討した。すな
わち、データ線の選択に用いられるアドレス信号のプリ
デコード信号毎にそれをどのメモリマットで冗長データ
線の選択に利用するかをメモリマット単位でプログラム
するヒューズプログラム回路を設け、当該ヒューズプロ
グラム回路で指定されたプリデコード信号を予備データ
線の選択信号として利用するものである。したがって上
記ヒューズプログラム回路は予備データ線の一つの選択
信号毎に必要とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリデ
コード信号は内部相補アドレス信号のビット数よりも多
く、必要なプログラムヒューズの数は、大凡メモリマッ
トの数とプリデコード信号の数との積になり、救済効率
が向上しても、ヒューズプログラム回路のチップ専有面
積は無視し得ない程増大することが本発明者によって明
らかにされた。特に、大記憶容量を実現するDRAM、
シンクロナスDRAM、電気的に書き換え可能な不揮発
性半導体記憶装置としてのフラッシュメモリなどにおい
ては、救済効率の向上と共に、救済のための回路による
チップ占有率を低減して記憶容量の増大に資することが
できるようにすることが必要とされる。
【0006】本発明の目的は、欠陥部分を冗長構成に置
き換えるためのヒュープログラム回路によるチップ占有
率を低減することができると共に、欠陥に対する救済効
率を向上させることができる半導体記憶装置を提供する
ことにある。
【0007】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0009】すなわち、半導体記憶装置は、選択端子が
ワード線に、データ端子がデータ線に接続された複数個
のメモリセルをマトリクス配置して成るメモリマットを
複数個備え、当該複数個のメモリマットの中から所定の
メモリマットが選択され、選択されたメモリマットに含
まれるメモリセルが外部からアクセス可能にされ、前記
各メモリマットは、欠陥がある場合には救済対象とされ
る正規データ線と欠陥のある正規データ線を代替するた
めの冗長データ線とを夫々複数含み、前記冗長データ線
によって代替すべき正規データ線をメモリマット単位で
指定可能にする救済回路(RDD)を備える。この救済
回路は、図1に例示されるように、データ線の選択に用
いられるアドレス信号のプリデコード信号(CP0〜C
P19)に基づいて冗長データ線の選択信号(RS0,
RS1)を各メモリマット(MAT0〜MAT7)に対
して共通に生成する複数個の論理手段(LOG0,LO
G1)と、データ線の選択に用いられるアドレス信号
(Y0〜Y7)のプリデコード信号毎にそれをどのメモ
リマットで冗長データ線への置き換えに利用するかがメ
モリマット単位でプログラムされ、プログラムされたメ
モリマットが選択される状態に呼応して出力が第1の状
態にされる第1のヒューズプログラム回路(FA〜FA
19)と、前記第1のヒューズプログラム回路にプログ
ラムされた状態をどの冗長データ線の選択信号に反映さ
せるかがプログラムされる第2のヒューズプログラム回
路(FR000〜FR019,FR100〜FR11
9)と、前記夫々の論理手段へのプリデコード信号の伝
達経路に配置され前記第1のヒューズプログラム回路の
出力が第1の状態にされ且つ第2のヒューズプログラム
回路によって選ばれることにより情報伝達可能に制御さ
れる第1の転送ゲート手段(T000〜T019,T1
00〜T119)とを備えて成る。
【0010】上記した手段によれば、複数個の各メモリ
マット(MAT0〜MAT7)は複数の冗長データ線を
有し、冗長データ線で置き換えるべき欠陥カラムアドレ
スを各メモリマット毎に設定するための第1のヒューズ
プログラム回路(FA0〜FA19)は前記複数の冗長
データ線の選択信号(RS0,RS1)系で共通化され
ている。第1のヒューズプログラム回路には、プリデコ
ード信号(CP0〜CP19)の数とメモリマット(M
AT0〜MAT7)の数との積に等しい数のヒューズ
(F20)が必要とされる。第1のヒューズプログラム
回路(FA0〜FA19)にプログラムされたアドレス
を何れの冗長データ線の選択信号系で救済するかは、第
2のヒューズプログラム回路(FR000〜FR019
及びFR100〜FR119)のプログラム状態によっ
て決定される。第2のヒューズプログラム回路には全部
でプリデコード信号(CP0〜CP19)の数の2倍の
数ヒューズ(F21)が含まれる。したがって、冗長デ
ータ線の選択信号系毎に第1のヒューズプログラム回路
を設けて救済回路を構成する場合に比べてヒューズの必
要個数を減らすことが可能になる。
【0011】ヒューズの数を更に低減可能な別の態様に
よれば救済回路(RDD)は、図9に例示されるよう
に、データ線の選択に用いられるアドレス信号のプリデ
コード信号(CP0〜CP19)に基づいて冗長データ
線の選択信号を各メモリマットに対して共通に生成する
論理手段(LOG0,LOG1)と、データ線の選択に
用いられるアドレス信号のプリデコード信号毎にそれを
どのメモリマットで冗長データ線への置き換えに利用す
るかがメモリマット単位でプログラムされ、プログラム
されたメモリマットが選択される状態に呼応して出力が
第1の状態にされる第1のヒューズプログラム回路(F
A〜FA19)と、前記第1のヒューズプログラム回路
にプログラムされた状態をどの冗長データ線の選択信号
に反映させるかがプログラムされる第2のヒューズプロ
グラム回路(FR000〜FR007,FR100〜F
R107)と、前記論理手段への一部のプリデコード信
号の伝達経路に配置され前記第1のヒューズプログラム
回路の出力が第1の状態にされ且つ第2のヒューズプロ
グラム回路によって選ばれることにより情報伝達可能に
制御される第1の転送ゲート手段(T000〜T00
7,T100〜T107)と、前記論理手段への残りの
プリデコード信号の伝達経路に配置され前記第1のヒュ
ーズプログラム回路の出力が第1の状態にされることに
より情報伝達可能に制御される第2の転送ゲート手段
(T008〜T019,T108〜T119)とを備え
る。前記第1の転送ゲート手段はデータ線選択用のアド
レス信号の下位側アドレスのプリデコード信号に対応さ
れる。
【0012】上記ヒューズの数を減らす態様の手段は、
第2のヒューズ回路(FR000〜FR007,FR1
00〜FR107)を一部の転送ゲート手段(T000
〜T007,T100〜T107)に対応させて設け
る。第2ヒューズ回路の数が上記手段に比べて少なくさ
れるから、ヒューズによるチップ専有面積は更に小さく
される。このとき、第2のヒューズ回路と対を成す前記
転送ゲート手段を、データ線選択用のアドレス信号の下
位側アドレスのプリデコード信号に対応させる。欠陥の
発生は通常、チップの特定箇所に集中される傾向にある
ことを考慮すると、下位側アドレスにのみ第2のヒュー
ズ回路を設ける構成を採っても、救済効率が著しく低下
することは防止される。
【0013】前記救済回路が冗長データ線を選択すると
き、正規データ線の選択を抑止するために、前記プリデ
コード信号に基づいて正規データ線の選択信号を複数個
のメモリマットに対して共通に形成するカラムアドレス
デコーダ(CDEC)の入力経路にゲート手段を設け、
前記救済回路は、冗長データ線が選択される状態に応じ
て前記カラムアドレスデコーダへ供給されるプリデコー
ド信号を全て非選択レベルに制御する制御信号(GE)
を前記ゲート手段に供給する。
【0014】
【発明の実施の形態】図2には本発明の一実施例に係る
DRAMの全体的なブロック図が示される。同図に示さ
れるDRAM1は、特に制限されないが、公知の半導体
集積回路製造技術によって、単結晶シリコンなどの1個
の半導体基板に形成される。このDRAM1は、8個の
メモリマットMAT0〜MAT7を有する。各メモリマ
ット(MAT0〜MAT7)には選択端子がワード線
に、データ入出力端子がデータ線に結合されたダイナミ
ック型メモリセルがマトリクス配置される。相互に隣接
するメモリマットMAT0とMAT1のデータ線は一対
のデータ線分離スイッチ回路SH0,SH1を介して結
合され、データ線分離スイッチ回路SH0,SH1の間
にはセンスアンプ・プリチャージ回路SA・PCa、そ
してカラムスイッチ回路CSWaが配置される。同様に
他のメモリマットMAT2〜MAT7に対しても、デー
タ線分離スイッチ回路SH2〜SH7、センスアンプ・
プリチャージ回路SA・PCb〜SA・PCd、及びカ
ラムスイッチ回路CSWb〜CSWdが配置される。夫
々のカラムスイッチ回路CSWa〜CSWdはメインア
ンプAMPa〜AMPdを介してデータ入出力バッファ
DBUFに結合される。
【0015】各メモリマットMAT0〜MAT7におけ
るワード線の選択は夫々のメモリマットに設けられたロ
ウアドレスデコーダ(ロウデコーダとも記す)RDEC
L,RDECRのデコード出力によって行われる。デー
タ線の選択は8個のメモリマットMAT0〜MAT7に
共通のカラムアドレスデコーダ(カラムデコーダとも記
す)CDECによって行われる。アドレス信号は外部か
らアドレスマルチプレクス形式で供給され、ロウアドレ
ス信号はロウアドレスバッファRABUFに取り込まれ
て内部相補ロウアドレス信号に変換される。カラムアド
レス信号はカラムアドレスバッファCABUFに取り込
まれて内部相補カラムアドレス信号に変換される。
【0016】コントローラCONTは、外部アクセス制
御信号として、ロウアドレスストローブ信号RASB、
カラムアドレスストローブ信号CASB、ライトイネー
ブル信号WEBなどを受ける。ロウアドレスストローブ
信号RASBはそのアクティブレベルによってチップ選
択を指示し、且つロウアドレス信号が確定していること
を知らせる。カラムアドレスストローブ信号CASBは
そのアクティブレベルによってカラムアドレス信号が確
定していることを指示する。ライトイネーブル信号WE
はそのアクティブレベルによって書込み動作を指示し、
インアクティブレベルによって読み出し動作を指示す
る。尚、図示はしないが本実施例のDRAMは、特に制
限されないが、CBR(CAS Before RAS)リフレッシュ
動作モードによって記憶情報のリフレッシュ動作を行
う。尚、DRAM1内部の各種制御信号において、特に
発生元の明示のない制御信号はコントローラCONTが
生成する。
【0017】本実施例に従えば、ロウアドレス信号はX
0〜X10の11ビット、カラムアドレス信号はY0〜
Y7の8ビットとされる。特に制限されないが、データ
の入出力は1ビット単位とされる。X8〜X10はメモ
リマットMAT0〜MAT7の何れかを選択するかを指
示する信号とみなされ、X0〜X7はメモリマット内で
選択すべきワード線を指示する信号とみなされ、Y0〜
Y7は選択すべきデータ線を指示する信号とみなされ
る。
【0018】X8〜X10に対応される内部相補アドレ
ス信号はコントローラCONTに供給される。コントロ
ーラCONTはX8に対応される内部相補アドレス信号
に基づいて、データ線分スイッチ回路SH0,SH2,
SH4,SH6の制御信号φSHLを生成し、データ線
分スイッチ回路SH1,SH3,SH5,SH7の制御
信号φSHRを生成する。チップ非選択期間において双
方の制御信号φSHL,φSHRは共にハイレベルにさ
れ、左右のデータ線分スイッチ回路を導通状態に制御し
て、チップ非選択期間に動作状態にされるプリチャージ
回路(プリチャージ・センスアンプ回路に含まれる)の
プリチャージ動作にて左右のデータ線の電位を読み出し
動作上望ましいレベルにする。チップ選択期間において
制御信号φSHL又はφSHRはX8の論理値に従って
何れか一方がハイレベルにされる。コントローラCON
Tは前記X9,X10に対応される内部相補アドレス信
号に基づいて、制御信号φAMPa〜φAMPdの何れ
か一つを選択レベルに制御し、それによってメインアン
プAMPa〜AMPdの何れか一つを活性化する。これ
によってデータバッファDBUFとインタフェースされ
て動作する一つのメモリマットが選択される。
【0019】前記X0〜X7に対応される内部相補アド
レス信号はロウデコーダRDECL,RDECRに供給
される。ロウデコーダRDECLは制御信号φDLによ
って活性化制御され、ロウデコーダRDECRは制御信
号φDRによって活性化制御される。コントローラCO
NTはX8に対応される内部相補アドレス信号に基づい
て前記制御信号φDL,φDRを生成する。チップ非選
択期間において双方の制御信号φDL,φDRは共にロ
ーレベルにされ、左右のロウデコーダRDECL,RD
ECRを非活性状態に制御する。チップ選択期間におい
て制御信号φDL,φDRはX8の論理値に従って何れ
か一方がハイレベルにされ、ロウデコーダRDECL又
はRDECRを活性化する。活性化されたロウデコーダ
RDECL又はRDECRはX0〜X7に対応される内
部相補アドレス信号をデコードしてワード線の選択動作
を行う。
【0020】前記Y0〜Y7に対応される内部相補アド
レス信号はプリデコーダPDECに供給され、そのデコ
ード出力をカラムデコーダCDECが受けることによっ
て、カラムデコーダCDECはY0〜Y7に対応される
データ線選択信号TS0〜TS256を生成する。デー
タ線選択信号TS0〜TS256は、各メモリマットM
AT0〜MAT7のカラムスイッチ回路CSWa〜CS
Wdに共通に供給される。
【0021】したがって、X8〜X10にて選択される
一つのメモリマットにおいて、X0〜X7で選択された
ワード線に選択端子が結合されたメモリセルの内、Y0
〜Y7にて選択されたデータ線にデータ入出力端子が接
続されたメモリセルが、メインアンプを介してデータバ
ッファDBUFに接続される。これに並行してワード線
選択動作が行われる他の3個のメモリマットでは当該選
択されたワード線に選択端子が結合されたメモリセルの
記憶情報がリフレッシュされる。
【0022】前記メモリマットMAT0〜MAT7は欠
陥がある場合に救済対象とされる正規アレイ部分と、欠
陥のある正規アレイ部分を救済するための冗長アレイ部
分を含む。本実施例ではカラム系の冗長構成について説
明する。本実施例において正規アレイ部分はカラム選択
信号TS0〜TS256に対応する部分とされる。冗長
アレイ部分は冗長カラム選択信号RS0〜RS1に対応
する部分とされる。その詳細については後述するが、冗
長カラム選択信号RS0〜RS1は、前記プリデコーダ
PDECの出力などを受ける救済回路RDDで生成され
る。
【0023】図3には前記正規アレイ部分の一例として
図2のDTL1部分の回路構成が示される。DL00,
DL00BはメモリマットMAT0に含まれ、DL1
0,DL10BはメモリマットMAT1に含まれる、夫
々代表的に図示された正規の相補データ線である。実際
には正規の相補データ線は各メモリマットの正規アレイ
部分において256対存在される。PCAaはプリチャ
ージ回路、SAaセンスアンプであり、前記センスアン
プ・プリチャージ回路SA・PCaに含まれる。プリチ
ャージ回路PCa、センスアンプSAa、及びカラムス
イッチ回路CSWaは前記メモリマットMAT0とメモ
リマットMAT1が共有する。例えば、メモリマットM
AT0の相補データ線DL00,DL00B、とメモリ
マットMAT1の相補データ線DL10,BL10Bは
プリチャージ回路PCa、センスアンプSAa、及びカ
ラムスイッチCSaを共有し、それら共有された回路は
データ線分離スイッチ回路SH0を介して相補データ線
BL00,DL00Bと選択的に接続分離可能にされ、
また、それら共有された回路はデータ線分離スイッチ回
路SH1を介して相補データ線DL10,DL10Bと
選択的に接続分離可能にされる。特に詳述しないが、そ
の他の相補データ線もプリチャージ回路PCa、センス
アンプSAa、及びカラムスイッチ回路CSWaを左右
で共有する。データ線分離スイッチ回路SH0は制御信
号φSHLにてスイッチ制御されるNチャンネル型MO
SトランジスタQ6,Q6によって構成され、データ線
分離スイッチ回路SH1は制御信号φSHRにてスイッ
チ制御されるNチャンネル型MOSトランジスタQ7,
Q7によって構成される。
【0024】図3においてWLm,WLnは代表的に示
されたメモリマットMAT0、MAT1内のワード線で
ある。メモリセルMCはnチャンネル型MOS選択トラ
ンジスタQ1と蓄積容量Cから成る1トランジスタ型と
され、トランジスタQ1のゲートはワード線に、トラン
ジスタQ1のソース/ドレインは一方の相補データ線に
結合される。蓄積容量の他方の電極はセルプレート電位
を受ける。
【0025】前記プリチャージ回路PCaは、図3に例
示されるように制御信号φPCでスイッチ制御される夫
々nチャンネル型の、イコライズMOSトランジスタQ
2、プリチャージMOSトランジスタQ3,Q4によっ
て構成される。プリチャージMOSトランジスタQ3,
Q4は、チップ非選択期間に制御信号φPCがハイレベ
ルにされることにより、プリチャージ電位(例えば電源
電圧の1/2の電位Vdd/2)を対応するセンスアン
プSAaの入力ノードに供給する。イコライズMOSト
ランジスタQ2は制御信号φPCaがハイレベルにされ
たとき対応するセンスアンプSAaの入力ノードの電位
差を平衡化する。
【0026】センスアンプSAaは図3に例示されるよ
うに、MOSトランジスタQ10,Q11から成るCM
OSインバータとMOSトランジスタQ12,Q13か
ら成るCMOSインバータを有し、相互に一方の入力が
他方の出力に交差的に結合されたスタティックラッチ形
態で構成される。センスアンプSAaの動作電源(接地
電位Vss,電源電位Vdd)は、チップ選択期間に制
御信号φSAがハイレベルにされることによりオン状態
に制御されるnチャンネル型MOSトランジスタQ14
とpチャンネル型MOSトランジスタQ15を介して供
給される。
【0027】カラムスイッチCSWaは図3に例示され
るようにデータ線分離スイッチ回路SH0又はSH1に
よって接続された相補データ線DL00,DL00B又
はDL10,DL10Bを選択的に相補共通データ線C
Da,CDaBに導通されるnチャンネル型MOSトラ
ンジスタQ16,Q17によって構成される。当該トラ
ンジスタはカラム選択信号TS0によってスイッチ制御
される。相補共通データ線CDa,CDaBはメインア
ンプAMPaに結合される。
【0028】図4には前記冗長アレイ部分の一例として
図2のDTL2部分の回路構成が示される。RDL0
0,RDL00BはメモリマットMAT0に含まれ、R
DL10,RDL10BはメモリマットMAT1に含ま
れる、夫々代表的に図示された冗長相補データ線であ
る。実際には冗長相補データ線は各メモリマットの冗長
アレイ部分において2対存在される。図3で説明したよ
うに正規アレイ部分のカラムスイッチ回路CSWaを構
成するMOSトランジスタQ16,Q17は対応される
カラム選択信号TS0〜TS256によってスイッチ制
御される。冗長アレイ部分では、カラムスイッチCSW
aは、図4に例示されるようにデータ線分離スイッチ回
路SH0又はSH1によって接続された相補データ線R
DL00,RDL00B又はRDL10,RDL10B
を選択的に相補共通データ線CDa,CDaBに導通さ
れるnチャンネル型MOSトランジスタQ18,Q19
によって構成される。当該トランジスタQ18,Q19
は冗長カラム選択信号RS0,RS1によってスイッチ
制御される。その他の構成は図3と同様であるので同一
回路要素に同一符号を付してその詳細な説明を省略す
る。
【0029】図5には本実施例DRAM1のカラム系に
着目したブロック図が示される。図5においてプリデコ
ーダPDECは、Y0〜Y2のデコード部PDEC1、
Y3〜Y5のデコード部PDEC2、及びY6,Y7の
デコード部PDEC3を備える。CP0〜CP7はデコ
ード部PDEC1のデコード出力、CP8〜CP15は
デコード部PDEC2のデコード出力、CP16〜CP
19はデコード部PDEC3のデコード出力であり、そ
れらは救済回路RDD及びカラムデコーダCDECに供
給される。カラムアドレス信号Y0〜Y7の内部相補ア
ドレス信号がプリデコーダPDECに供給されると、デ
コード信号CP0〜CP7のうちの何れか一つ、デコー
ド信号CP8〜CP15のうちの何れか一つ、デコード
信号CP16〜CP19のうちの何れか一つ、が夫々ハ
イレベルの様な選択レベルにされる。G1〜G3はプリ
デコーダPDECの出力とカラムデコーダCDECの入
力との間に配置されたゲート回路である。ゲート回路G
1〜G3は、制御信号GEが非活性化されると、プリデ
コーダPDECのデコード出力CP0〜CP19とは無
関係に出力が全て非選択レベルに強制される。制御信号
GEは前記冗長カラム選択信号RS0又はRS1が選択
レベルにされることに呼応して活性化され、それによっ
てカラム選択信号TS0〜TS256による正規アレイ
部分でのカラム選択動作を抑止する。
【0030】図1には救済回路RDDの一例ブロック図
が示される。救済回路RDDは、前記冗長データ線によ
って代替すべき正規データ線をメモリマットMAT0〜
MAT7単位で指定可能にするものである。図1に示さ
れるT000〜T019は前記プリデコード信号CP0
〜CP19と1対1対応で設けられ、夫々対応されるプ
リデコード信号を受ける転送ゲート回路であり、それら
転送ゲート回路T000〜T019の出力は論理回路L
OG0にて論理和が採られ、それによって前記冗長カラ
ム選択信号RS0が生成される。同様に、前記プリデコ
ード信号CP0〜CP19と1対1対応で転送ゲート回
路T100〜T119が設けられ、論理回路LOG1が
それら転送ゲート回路T100〜T119の出力に対し
て論理和を採り、それによって前記冗長カラム選択信号
RS1が生成される。前記転送ゲート回路T000〜T
019とT100〜T119に対する転送制御は第1の
ヒューズプログラム回路FA0〜FA19と第2のヒュ
ーズプログラム回路FR000〜FR019,FR10
0〜FR119のプログラム状態によって制御される。
【0031】図6には図1の詳細な回路例が部分的に示
される。図6に例示された転送ゲート回路T000,T
100は、クロックドインバータ10の出力と当該出力
の反転信号にてスイッチ制御されるCMOS(相補型M
OS)トランスファゲート11からなり、当該CMOS
トランスファゲート11がオン状態にされることによ
り、対応するプリデコード信号CP0を論理回路LOG
0,LOG1に伝達する。
【0032】前記論理回路LOG0は3入力型のナンド
ゲート12の出力をインバータ13にて反転して冗長選
択信号RS0を生成する。同様に、前記論理回路LOG
1は3入力型のナンドゲート14の出力をインバータ1
5にて反転して冗長選択信号RS1を生成する。前記転
送ゲート回路T000〜T019の出力は、Y0〜Y2
系のプリデコード信号CP0〜CP7に対応されるもの
がワイヤードオア結合され、Y3〜Y5系のプリデコー
ド信号CP8〜CP15に対応されるものがワイヤード
オア結合され、Y6〜Y7系のプリデコード信号CP1
6〜CP19に対応されるものがワイヤードオア結合さ
れ、夫々ワイヤードオア結合された信号が前記ナンドゲ
ート12、14の入力に与えられる。尚、前記ナンドゲ
ート12,14の各入力にはNチャンネル型のディスチ
ャージMOSトランジスタQ23が設けられ、このトラ
ンジスタQ23は、救済回路RDDによる不良救済を行
うときにローレベルにされる制御信号REにてスイッチ
制御される。したがって救済回路による救済が行われて
いない場合には冗長選択信号RS0,RS1は非選択レ
ベルであるローレベルに強制される。
【0033】前記第1のヒューズプログラム回路FA0
〜FA19はプリデコード信号CP0〜CP19に対応
して設けられ、プリデコード信号CP0〜CP19毎に
それをどのメモリマットで冗長データ線への置き換えに
利用するかがメモリマット単位でプログラムされ、プロ
グラムされたメモリマットがマット選択信号M0〜M7
にて選択される状態に呼応して出力を第1の状態例えば
ハイレベルにする。マット選択信号M0〜M7はX8〜
X10に基づいてコントローラCONTが生成する。
【0034】具体的には図6に例示された第1のヒュー
ズプログラム回路FA0のように、マット選択信号M0
〜M7の反転信号にてスイッチ制御されるPチャンネル
型MOSトランジスタQ20とフューズF20との直列
回路が、インバータ20の入力A1と電源端子Vddと
の間に8対設けられ、且つ、当該インバータ20の入力
A1は制御信号RBにてスイッチ制御されるNチャンネ
ル型のディスチャージMOSトランジスタQ21を介し
て接地端子Vssに結合される。Q22はインバータ2
0の出力をゲート電極に受け、ソース電極が接地端子V
ssに、ドレイン電極がインバータINV1の入力に結
合されたクランプ用のNチャンネル型MOSトランジス
タである。その他の第1のヒューズプログラム回路FP
M1〜FPM19も同様に構成される。前記制御信号R
Bはチップ非選択期間においてハイレベルにされ、イン
バータ20の入力ノードA1をローレベルに初期化す
る。チップ選択に同期して制御信号RBはローレベルに
され、これによってディスチャージMOSトランジスタ
Q21がカットオフされる。マット選択信号M0〜M7
は前記X8〜X10の論理値に従って何れかの一つがハ
イレベル(選択レベル)にされる。選択レベルにされた
マット選択信号の反転信号をゲートに受けるMOSトラ
ンジスタQ20はオン状態にされ、このとき、当該MO
SトランジスタQ20に直列接続されたヒューズF20
が非切断状態であれば前記ノードA1はハイレベルにさ
れ、当該MOSトランジスタQ20に直列接続されたヒ
ューズF20が切断状態であれば前記ノードA1はロー
レベルを維持する。
【0035】前記第2のヒューズプログラム回路FR0
00〜FR019,FR100〜FR119は前記転送
ゲート回路T000〜T119,T100〜T119に
対応して設けられ、対応される転送ゲート回路の前記ク
ロックドインバータ10を動作可能にするか否かがヒュ
ーズF21によってプログラムされる回路である。すな
わち、インバータ16の出力と入力をクロックドインバ
ータ10の制御信号として出力し、インバータ16の入
力と電源端子Vddの間に、制御信号R(制御信号RB
の反転信号)にてスイッチ制御されるPチャンネル型M
OSトランジスタQ24とヒューズF21が直列配置さ
れる。インバータ16の入力はその出力をゲートに受け
るNチャンネル型MOSトランジスタQ25によってク
ランプされる。また、インバータ16の入力は制御信号
INTをゲートに受けるNチャンネル型MOSトランジ
スタQ26によって選択的にディスチャージされる。制
御信号INTはDRAM1のイニシャライズ時にハイレ
ベルにされる。第2のヒューズプログラム回路FR00
0〜FR019,FR100〜FR119はヒューズF
21が非切断状態にされて、インバータ16の入力がハ
イレベルにされる状態を以て、クロックドインバータ1
0の出力を高出力インピーダンス状態に制御する。イン
バータ16の入力がローレベルの状態ではクロックドイ
ンバータ10は出力動作可能に制御される。したがっ
て、第1のヒューズプログラム回路FA0の出力がハイ
レベルにされたとき、第2のヒューズプログラム回路F
R000のヒューズF21が切断されていればプリデコ
ード信号CP0は論理回路LOG0に伝達され、第2の
ヒューズプログラム回路FR100のヒューズF21が
切断されていればプリデコード信号CP0は論理回路L
OG1に伝達される。
【0036】次に救済回路の作用を説明する。救済すべ
きアドレスの設定に当たっては、救済しようとするカラ
ムアドレス(Y0〜Y7)と救済しようとするメモリブ
ロックとに応じて第1のヒューズプログラム回路FA0
〜FA19のヒューズF20が切断される。すなわち、
救済すべきカラムアドレスの設定に当たっては、第1の
ヒューズプログラム回路FA0〜FA19の中から、救
済しようとするカラムアドレス(Y0〜Y7)がプリデ
コードされて選択レベルにされることになるプリデコー
ド信号(CP0〜CP19)に応ずる3個の第1のヒュ
ーズプログラム回路を、フューズプログラムの対象とす
る。そして当該3個の夫々の第1のヒューズプログラム
回路の中で、救済対象とするメモリブロックの選択信号
に対応されるフーズF20を切断対象とする。例えば、
図7に例示されるように、メモリマットMAT0におい
てY0〜Y2系アドレス=0、Y3〜Y5系アドレス=
0、Y6〜Y7系アドレス=0を救済対象とするとき
(図7において救済対象カラムアドレスは簡略化して”
000”と記す)、第1のヒューズプログラム回路FA
0、FA8、及びFA16におけるマット選択信号M0
に対応されるヒューズF20が切断対象とされる。図7
においてヒューズの切断箇所は×印にて示される。この
ようなヒューズ切断によってプログラムされた救済すべ
きアドレスを、冗長選択信号RS0又はRS1で選択さ
れる何れの冗長データ線で救済するかは、第2のヒュー
ズプログラム回路のプログラム状態によって決定され
る。例えば、RS0系の冗長で救済する場合、上記救済
アドレス設定のためにヒューズ切断を行った第1のヒュ
ーズプログラム回路FA0、FA8、及びFA16に対
応される第2のヒューズプログラム回路FR000、F
R008、FR016のヒューズF21が切断される。
このように、メモリマットMAT0において救済すべき
カラムアドレス”000”をRS0系の冗長データ線で
救済する状態が第1及び第2のヒューズプログラム回路
に設定されたとき、当該設定された状態に対応するアク
セスがあると、そのとき選択レベル(ハイレベル)にさ
れるプリデコード信号CP0,CP8,CP16が転送
ゲート回路T000,T008,T016を介してナン
ドゲート12に供給され、これによって冗長選択信号R
S0がハイレベルのような選択レベルにされる。そのと
きの図6における各ノードA1〜A3の状態は図8に示
される。また、同じカラムアドレスをRS1系の冗長で
救済する場合には、上記救済アドレス設定のためにヒュ
ーズ切断を行った第1のヒューズプログラム回路FA
0、FA8、及びFA16に対応される第2のヒューズ
プログラム回路FR100、FR108、FR116の
ヒューズF21が断される。このように、メモリマット
MAT0において救済すべきカラムアドレス”000”
をRS1系の冗長データ線で救済する状態が第1及び第
2のヒューズプログラム回路に設定されたときは、当該
設定された状態に対応するアクセスがあると、そのとき
選択レベル(ハイレベル)にされるプリデコード信号C
P0,CP8,CP16が転送ゲート回路T100,T
108,T116を介してナンドゲート14に供給さ
れ、これによって冗長選択信号RS1がハイレベルのよ
うな選択レベルにされる。
【0037】冗長選択信号RS0又はRS1が選択され
ると、前記制御信号GEが活性化され、これによってゲ
ートG1〜G3は、プリデコーダPDECからカラムデ
コーダCDECに供給されるプリデコード信号を全て非
選択レベルに強制して、正規データ線の選択を抑止す
る。前記制御信号GEをプリデコーダPDECに供給し
て同様の制御を行えばゲートG1〜G3は不要である。
但し、その場合にはプリデコーダPDECの出力が全非
選択にされてからその状態がカラムデコーダCDECの
出力に反映されるまでの時間が実施例に比べて長くな
る。
【0038】図7を参照しながら更に救済プログラムの
具体例を説明する。図7に例示される救済対象カラムア
ドレスは、メモリマットMAT0におけるアドレス”0
00”(Y0〜Y2系アドレス=0、Y3〜Y5系アド
レス=0、Y6〜Y7系アドレス=0)、メモリマット
M0におけるアドレス”001”(Y0〜Y2系アドレ
ス=1、Y3〜Y5系アドレス=0、Y6〜Y7系アド
レス=0)、メモリマットM3におけるアドレス”37
0”(Y0〜Y2系アドレス=0、Y3〜Y5系アドレ
ス=7、Y6〜Y7系アドレス=3)とされる。このと
きメモリマットMAT0におけるアドレス”000”の
救済にはRS0系の冗長データ線を割り当てているの
で、メモリマットM0におけるアドレス”001”の救
済にはRS1系の冗長データ線を割り当てている。メモ
リマットM3におけるアドレス”370”の救済にはR
S0系の冗長データ線を割り当てている。
【0039】上記実施例によれば、各メモリマットMA
T0〜MAT7はRS0系とRS1系の冗長データ線を
有し、冗長データ線で置き換えるべき欠陥カラムアドレ
スを設定するための第1のヒューズプログラム回路FA
0〜FA19はRS0系とRS1系で共通化されてい
る。第1のヒューズプログラム回路FA0〜FA19に
は、プリデコード信号CP0〜CP19の数とメモリマ
ットMAT0〜MAT7の数との積に等しい数(本実施
例に従えば20×8=160本)のヒューズF20が含
まれる。第1のヒューズプログラム回路FA0〜FA1
9にプログラムされたアドレスをRS0系又はRS1系
の何れで救済するかは、第2のヒューズプログラム回路
FR000〜FR019及びFR100〜FR119の
プログラム状態によって決定される。第2のヒューズプ
ログラム回路FR000〜FR019及びFR100〜
FR119には全部でプリデコード信号CP0〜CP1
9の数の2倍の数(本実施例に従えば20×2=40
本)のヒューズF21が含まれる。したがって、合計1
60本のヒューズによって各メモリマット毎にRS0系
とRS1系の冗長データ線を欠陥カラムアドレスに割り
当てることができる。RS0系とRS1系の夫々に第1
のヒューズプログラム回路FA0〜FA19を設けて各
メモリマット毎にRS0系,RS1系の冗長データ線を
欠陥カラムアドレスに割り当てる構成の場合には、第2
のヒューズプログラム回路FR000〜FR019及び
FR100〜FR119は不要であっても、全体として
320本のヒューズF20が必要になる。例えば配線ピ
ッチが0.5μmルールの半導体集積回路において、レ
ーザによって溶断可能にされるヒューズの幅は2〜6μ
m、ヒューズのピッチは7〜11μmとされる。したが
って、それに比べて本実施例の救済回路RDDは、高い
救済効率を維持しつつ、ヒューズによるチップ専有面積
を著しく低減することができる。
【0040】図9には救済回路RDDの別の例が示され
る。同図に示される救済回路RDDは図1に比べ、転送
ゲート回路T000〜T007,T100〜T107に
対応させて第2のヒューズ回路FR000〜FR00
7,FR100〜FR107を設けた点が相違される。
第2のヒューズ回路が設けられていない転送ゲート回路
T008〜T019,T108〜T119は、図6にお
けるクロックドインバータ10がインバータに変更され
た回路構成を有する。その他の回路構成は図1及び図6
に基づいて説明した構成と同一である。図9の構成は第
2ヒューズ回路の数が図1に比べて少なくされるから、
ヒューズF21によるチップ専有面積を更に小さくでき
るという点で優れている。その一方において、RS0系
とRS1系の選択はY0〜Y2アドレスに関してだけ可
能にされるという制限を受ける。その場合にも第2のヒ
ューズ回路は下位側アドレスY0〜Y2に対応して設け
られ、また、欠陥の発生は通常、チップの特定箇所に集
中される傾向にあることを考慮すると、下位側アドレス
にのみ第2のヒューズ回路を設ける構成を採っても、救
済効率が著しく低下することは防止される。例えば、図
7に示される態様の救済は図9の構成においても可能で
ある。図9の構成では、Y3〜Y7アドレスにつき異な
る救済アドレスを設定することはできない。そのような
救済態様は、実際には殆ど起こり得ない様な、欠陥がチ
ップ上で遍在する場合の態様である。
【0041】図10には上記実施例に係るDRAM1を
用いたデータ処理システムの一実施例が示される。この
データ処理システム40は、CPU(中央処理装置)4
1、DRAMコントローラ42、SRAM(スタティッ
ク・ランダム・アクセス・メモリ)43、ROM(リー
ド・オンリ・メモリ)44、周辺装置制御部45、及び
表示制御装置46がシステムバス50に結合されて成
る。DRAMコントローラ42はCPU41とインタフ
ェースされ、DRAM1に対するアクセスアドレスをア
ドレスマルチプレクスで供給すると共に、CPU41か
らのアクセス制御信号に基づいてロウアドレスストロー
ブ信号やカラムアドレスストローブ信号などを生成す
る。SRAM43はCPU41の作業領域又はデータ一
時記憶領域とされ、特に制限されないが、パリティ制御
部47にて記憶データのパリティーチェックが行われ
る。ROM44はCPU41の動作プログラムなどを保
有する。周辺装置制御部45には磁気記憶装置などの外
部記憶装置48やキーボード49等が外付けされる。表
示制御部46はビデオRAM(VRAM)51を含み、
ビデオRAM51への表示画像の描画制御、そして描画
されたデータをディスプレイ52に表示する制御を行
う。上記実施例のDRAM1はヒューズか大部分を占め
る救済回路回路によるチップ専有面積が低減されている
ので、その分だけ1チップ当たりの記憶容量が増大さ
れ、若しくは小型のパッケージを採用できるようになっ
ている。従って、データ処理システム40上、DRAM
1の実装面積を小さくでき、或いは限りある実装可能面
積に多くのDRAM1を実装でき、データ処理システム
の小型化、若しくは実装メモリの増大を容易に実現する
ことができる。
【0042】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0043】例えば、上記実施例ではデータ入出力ビッ
ト数が1ビットのDRAMを例に挙げたが、並列データ
入出力ビット数は4ビットや8ビットなどであってもよ
い。例えば並列データ入出力ビット数が8ビットとされ
る場合、一つのカラム選択信号TS0〜TS256はそ
れぞれ8対の相補データ線を選択する。一つの冗長カラ
ム選択信号RS0,RS1はそれぞれ8対の冗長相補デ
ータ線を選択する。また、一つのカラムデコーダが共有
するメモリマットの数は8個に限定されず、4個又は1
6個等であってもよい。また、DRAMは図2に示され
るマット構成を複数対備えて構成可能である。救済回路
RDDによるチップ専有面積の低減という観点からは、
メモリマット構成が大きければ大きいほどチップ専有面
積低減率は大きくなる。例えば16Mビット以上の記憶
容量を持つDRAMに適用して大きな低減率を得ること
ができる。また、上記実施例はワード線の救済について
は説明を省略したが、本発明はワード線を救済するため
の構成を含むことを妨げない。
【0044】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるDRA
Mに適用した場合について説明したが、本発明はそれに
限定されるものではなく、外部クロック信号に同期して
高速アクセス可能にされたシンクロナスDRAMはもと
より、その記憶形式も相違されるSRAM、さらにはフ
ラッシュメモリなどの電気的に書き換え可能なROMな
どに広く適用することができる。
【0045】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0046】すなわち、複数個の各メモリマット(MA
T0〜MAT7)は複数の冗長データ線を有し、冗長デ
ータ線で置き換えるべき欠陥カラムアドレスを各メモリ
マット毎に設定するための第1のヒューズプログラム回
路(FA0〜FA19)は前記複数の冗長データ線の選
択信号(RS0,RS1)系で共通化されている。した
がって、冗長データ線の選択信号系毎に第1のヒューズ
プログラム回路を設けて救済回路を構成する場合に比べ
てヒューズの必要個数を減らすことが可能になる。
【0047】第2のヒューズ回路(FR000〜FR0
07,FR100〜FR107)を一部の転送ゲート手
段(T000〜T007,T100〜T107)に対応
させて設けることにより、第2ヒューズ回路の数が少な
くされるから、ヒューズによるチップ専有面積を更に小
さくすることができる。このとき、前記第2のヒューズ
回路と対を成す前記転送ゲート手段を、データ線選択用
のアドレス信号の下位側アドレスのプリデコード信号に
対応させる。欠陥の発生は通常、チップの特定箇所に集
中される傾向にあることを考慮すると、下位側アドレス
にのみ第2のヒューズ回路を設ける構成を採っても、救
済効率が著しく低下することは防止される。
【0048】上記により、欠陥部分を冗長構成に置き換
えるためのヒュープログラム回路によるチップ占有率を
低減することができると共に、欠陥に対する救済効率を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るDRAMに含まれる救
済回路の一例ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係るDRAMの全体的なブ
ロック図である。
【図3】メモリマットの正規アレイ部分の一例として図
2のDTL1部分を示す回路図である。
【図4】メモリマットの冗長アレイ部分の一例として図
2のDTL2部分を示す回路図である。
【図5】図2に示されるDRAMのカラム系に着目した
ブロック図である。
【図6】図1の一部を詳細に示す回路図である。
【図7】図2のDRAMにおけるヒューズプログラムの
具体例を示す説明図である。
【図8】冗長選択信号RS0がハイレベルのような選択
レベルにされるときにおける図6の各ノードA1〜A3
の状態を示すタイミングチャートである。
【図9】救済回路の別の例を示すブロック図である。
【図10】図2に示されるDRAMを用いたデータ処理
システムの一実施例ブロック図である。
【符号の説明】
1 DRAM MAT0〜MAT7 メモリマット DL00,DL00B 相補データ線 DL10,DL10B 冗長相補データ線 SH0〜SH7 分離回路 CSWa〜CSWd カラムスイッチ回路 TS0〜TS256 カラム選択信号 RS0,RS1 冗長カラム選択信号 CDEC カラムデコーダ PDEC プリデコーダ CP0〜CP19 プリデコード信号 RDD 救済回路 G1〜G3 ゲート回路 GE ゲート制御信号 FA0〜FA19 第1のヒューズプログラム回路 F20 ヒューズ T000〜T019,T100〜T119 転送ゲート
回路 FR000〜FR019,FR100〜FR119 第
2のヒューズプログラム回路 F21 ヒューズ LOG0,LOG1 論理回路 M0〜M7 マット選択信号 40 データ処理システム 41 中央処理装置 50 システムバス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択端子がワード線に、データ端子がデ
    ータ線に接続された複数個のメモリセルをマトリクス配
    置して成るメモリマットを複数個備え、当該複数個のメ
    モリマットの中から所定のメモリマットが選択され、選
    択されたメモリマットに含まれるメモリセルが外部から
    アクセス可能にされる半導体記憶装置において、 前記各メモリマットは、欠陥がある場合には救済対象と
    される正規データ線と欠陥のある正規データ線を代替す
    るための冗長データ線とを夫々複数含み、 前記冗長データ線によって代替すべき正規データ線をメ
    モリマット単位で指定可能にする救済回路を備え、 前記救済回路は、データ線の選択に用いられるアドレス
    信号のプリデコード信号に基づいて冗長データ線の選択
    信号を各メモリマットに対して共通に生成する複数個の
    論理手段と、データ線の選択に用いられるアドレス信号
    のプリデコード信号毎にそれをどのメモリマットで冗長
    データ線への置き換えに利用するかがメモリマット単位
    でプログラムされ、プログラムされたメモリマットが選
    択される状態に呼応して出力が第1の状態にされる第1
    のヒューズプログラム回路と、前記第1のヒューズプロ
    グラム回路にプログラムされた状態をどの冗長データ線
    の選択信号に反映させるかがプログラムされる第2のヒ
    ューズプログラム回路と、前記夫々の論理手段へのプリ
    デコード信号の伝達経路に配置され前記第1のヒューズ
    プログラム回路の出力が第1の状態にされ且つ第2のヒ
    ューズプログラム回路によって選ばれることにより情報
    伝達可能に制御される第1の転送ゲート手段とを備えて
    成るものあることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 選択端子がワード線に、データ端子がデ
    ータ線に接続された複数個のメモリセルをマトリクス配
    置して成るメモリマットを複数個備え、当該複数個のメ
    モリマットの中から所定のメモリマットが選択され、選
    択されたメモリマットに含まれるメモリセルが外部から
    アクセス可能にされる半導体記憶装置において、 前記各メモリマットは、欠陥がある場合には救済対象と
    される正規データ線と欠陥のある正規データ線を代替す
    るための冗長データ線とを夫々複数含み、 前記冗長データ線によって代替すべき正規データ線をメ
    モリマット単位で指定可能にする救済回路を備え、 前記救済回路は、データ線の選択に用いられるアドレス
    信号のプリデコード信号に基づいて冗長データ線の選択
    信号を各メモリマットに対して共通に生成する複数個の
    論理手段と、データ線の選択に用いられるアドレス信号
    のプリデコード信号毎にそれをどのメモリマットで冗長
    データ線への置き換えに利用するかがメモリマット単位
    でプログラムされプログラムされたメモリマットが選択
    される状態に呼応して出力が第1の状態にされる第1の
    ヒューズプログラム回路と、前記第1のヒューズプログ
    ラム回路にプログラムされた状態をどの冗長データ線の
    選択信号に反映させるかがプログラムされる第2のヒュ
    ーズプログラム回路と、前記夫々の論理手段への一部の
    プリデコード信号の伝達経路に配置され前記第1のヒュ
    ーズプログラム回路の出力が第1の状態にされ且つ第2
    のヒューズプログラム回路によって選ばれることにより
    情報伝達可能に制御される第1の転送ゲート手段と、前
    記夫々の論理手段への残りのプリデコード信号の伝達経
    路に配置され前記第1のヒューズプログラム回路の出力
    が第1の状態にされることにより情報伝達可能に制御さ
    れる第2の転送ゲート手段とを備えて成るものあること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記プリデコード信号に基づいて前記複
    数のメモリマットにおける正規データ線の選択信号を前
    記複数個のメモリマットに対して共通に形成するカラム
    アドレスデコーダを備え、該カラムアドレスデコーダの
    入力経路にゲート手段を設け、前記救済回路は、冗長デ
    ータ線が選択される状態に応じて前記カラムアドレスデ
    コーダへ供給されるプリデコード信号を全て非選択レベ
    ルに制御する制御信号を前記ゲート手段に供給するもの
    であることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1項記載の半導
    体記憶装置と、該半導体記憶装置をアクセス制御するデ
    ータ処理装置と、前記半導体記憶装置及びデータ処理装
    置を接続するバスを備えて成るものであることを特徴と
    するデータ処理システム。
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