JP2001100586A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001100586A
JP2001100586A JP27990299A JP27990299A JP2001100586A JP 2001100586 A JP2001100586 A JP 2001100586A JP 27990299 A JP27990299 A JP 27990299A JP 27990299 A JP27990299 A JP 27990299A JP 2001100586 A JP2001100586 A JP 2001100586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
image forming
transfer
pressure roller
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27990299A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobukazu Adachi
信和 安達
Yasumasa Otsuka
康正 大塚
Toshihiko Ochiai
俊彦 落合
Kenji Karashima
賢司 辛島
Masato Yoshioka
真人 吉岡
Takeshi Niimura
健 新村
Seietsu Miura
誠悦 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP27990299A priority Critical patent/JP2001100586A/ja
Priority to US09/668,463 priority patent/US6366745B1/en
Publication of JP2001100586A publication Critical patent/JP2001100586A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーをクリーニングするクリーニング部材
などを備えることなく、加圧ローラ表面のトナー固着を
防止することができる、高品質の画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 加圧ローラ105の記録材8当接面に対
する速度Vrは、転写ニップ部N1による記録材8の搬
送速度Vpより大きく設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未定着のトナーを
記録材に定着するための加熱定着装置を備えた電子写真
方式のプリンタや複写機などの画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像形成装置として、た
とえば、レーザービームプリンタや複写機は感光ドラム
等の像担持体に担持されたトナー像を転写工程により紙
等の記録材に転写し定着工程で永久画像として記録材に
定着するのが一般的である。
【0003】この定着工程はトナー画像を加熱溶融して
記録材に定着させる加熱装置が用いられており、所定の
温度に維持された加熱ローラと弾性層を有した前記加熱
ローラに圧接する加圧ローラにて記録材を挟持搬送し、
未定着のトナーを記録材上に定着する。
【0004】一方、最近ではこのような方式に代わっ
て、電源投入から短時間で温度を上げることが可能なフ
ィルム定着装置、特開昭63−313182,特開平2
−157878に示されるような定着装置が提案されて
いる。
【0005】図4にこのような定着装置の一例を示す。
この装置は、固定された加熱体202と、加熱体202
に対向圧接しつつ搬送される耐熱フィルム201(以下
定着フィルム)と、定着フィルム201と圧接する加圧
ローラ205等で記録材を加熱圧接することで記録材上
の未定着のトナー像を記録材に定着させる。
【0006】ところが、わずかではあるが、一部の未定
着のトナーは記録材に定着せず、フィルム201に付着
する。このフィルム201上に付着したトナーはフィル
ム201から加圧ローラ205表面に付着する。
【0007】加圧ローラ205表面はトナーが付着しに
くいようにフッ素樹脂で覆われているので、一度加圧ロ
ーラ205表面に付着したトナーは次の記録材が定着ニ
ップ部を通過する際に記録材の裏面に付着することにな
る。したがって、加圧ローラ205表面にトナーが堆積
していくことはない。
【0008】ところで、近年、記録材として使用される
紙に長期保存を目的とした中性紙への移行が進み、その
結果、炭酸カルシウムを填量として使用される紙が増え
てきている。
【0009】炭酸カルシウムにはトナーが付着しにくい
ことが判っており、そのため、炭酸カルシウム紙を記録
材として通紙していると、上記加圧ローラ205上のト
ナーが記録材に付着しにくいため徐々に加圧ローラ20
5表面にトナーが堆積して行く。この状態で使用を続け
ると、加圧ローラ205表面にトナーがこびりつきロー
ラ汚れが発生する。
【0010】また、タルクを主原料とした紙も増えてき
ている。この紙は紙粉が発生しやすい。紙粉が紙表面に
多く存在してもトナーが付着しにくくなる傾向がある。
したがって、タルク紙を使用していると加圧ローラに付
着したトナーが記録材に戻りにくくなり、やはり加圧ロ
ーラ205表面にトナーが堆積し固着する。
【0011】特に、転写ローラを利用した転写工程で
は、転写効率を上げるために転写ローラの周速を用紙の
搬送速度よりも速く設定することが行われているが、そ
のために記録材の裏側に紙粉が発生しやすくなり、その
結果、記録材裏面に加圧ローラ205上のトナーが付着
しにくくなるので、加圧ローラ205表面にトナーが更
に堆積しやすい。
【0012】その対策として、図4に示す様に加圧ロー
ラ205表面にクリーニング部材220を接触させ、ト
ナーを取り除く様にしているものがあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、記録材をある程度通紙する
と、汚れがクリーニング部材220に堆積し、その汚れ
がクリーニング部材220をすり抜け、記録材上に付着
する様になる。そのため、汚れがある程度溜まると、定
期的にクリーニング部材を交換する必要があった。
【0014】また、もしも交換を忘れると、クリーニン
グ効果が不十分となり、加圧ローラ205表面にトナー
が固着し、そのトナーに紙がくっついてしまい、その結
果、加圧ローラに用紙が巻き付くジャムが発生し、場合
によっては、加圧ローラ205から記録材を取り除くの
が困難となり修理にいたる場合があった。
【0015】また、加圧ローラ205の表面がクリーニ
ング部材220との摺動により傷つくという問題もあっ
た。
【0016】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、トナ
ーをクリーニングするクリーニング部材などを備えるこ
となく、加圧ローラ表面のトナー固着を防止することが
できる、高品質の画像形成装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、像担持体上に形成された静電潜像
を現像剤により現像して、該像担持体と転写手段との間
の転写ニップ部で記録材を挟持することにより、現像剤
を該記録材に転写する画像形成手段と、加熱される回転
部材と駆動手段により駆動され該回転部材に圧接する加
圧回転体との間の定着ニップ部で、未定着の現像剤が転
写された前記記録材を、その現像剤転写面を加熱される
回転部材側として挟持搬送させることにより、該未定着
の現像剤を定着させる加熱定着手段と、を備え、前記記
録材は前記転写ニップ部と定着ニップ部に同時に挟持搬
送され、前記加圧回転体の記録材当接面は現像剤の付着
しにくい摩擦の小さい部材で構成される画像形成装置に
おいて、前記加圧回転体の記録材当接面に対する速度
は、前記転写ニップ部による記録材の搬送速度より大き
く設定されることを特徴とする。
【0018】前記加圧回転体は、該加圧回転体に所定以
上の力が加わらないようにするトルクリミッタを介して
駆動手段により駆動されることも好適である。
【0019】前記加圧回転体の記録材当接面は、フッ素
樹脂により被覆されていることも好適である。
【0020】前記加熱される回転部材とは、固定された
加熱体に対向圧接しつつ搬送される耐熱フィルムである
ことも好適である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される
装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもので
あり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣
旨のものではない。
【0022】(実施の形態1)図1,図2を参照して、
実施の形態1に係る画像形成装置について説明する。図
1は本実施の形態に係る画像形成装置の概略断面図であ
る。
【0023】図1において、1は静電潜像担持体として
の感光ドラムで、矢印方向に回転し、帯電装置2によっ
て感光ドラム1は一様に帯電される。
【0024】3はレーザ発光装置で一様に帯電した感光
ドラム1上にレーザ光照射し、静電潜像を形成する。こ
の静電潜像は現像装置4によって現像剤によりトナー像
として現像され、転写手段としての転写ローラ5によっ
て記録材8に転写される。
【0025】転写ローラ5は感光ドラム1に圧接して転
写ニップ部N1で記録材8を搬送するように駆動されて
いるが、感光ドラム1の表面速度をVdを100%とす
ると、その転写ローラの表面速度Vtは105%程度に
設定されている。
【0026】しかし、記録材8は感光ドラム1との密着
が強いので、この感光ドラム1と転写ローラ5によって
搬送される記録材8の搬送速度Vp(転写ニップ部によ
る記録材の搬送速度)は感光ドラム1の表面速度に近
く、およそ101%程度となる。
【0027】従って、転写ローラ5は記録材8の裏面を
常時摺擦することになる。なお、転写されずに感光ドラ
ム1上に残存したトナー(現像剤)はクリーニングブレ
ード9により掻き取られ、廃トナー容器11に回収され
る。クリーニングされた感光ドラム1は再度上記工程を
繰り返し画像形成を行う(画像形成手段)。
【0028】10は加熱定着手段としての定着装置で未
定着のトナーを記録材8上に永久画像として定着する。
定着装置10の構成を図2に示す。
【0029】図2において、101は円筒状の(耐熱)
フィルムであり、基層に厚さ40〜60ミクロンのポリ
イミドフィルムを用い、その外周面(紙やトナーと接触
する面)に厚さ10〜20ミクロン程度のPFA層を持
つ。
【0030】102は加熱体としてのヒータで記録材8
の搬送方向に直交する方向を長手とする絶縁性のセラミ
ック基板とその表面に長手方向にスクリーン印刷された
抵抗発熱体と、前記セラミック基板の抵抗発熱体反対の
面に温度検知素子103(サーミスタ)が配置されたも
のを基本構成とする。
【0031】104はヒータ102を保持するためのフ
ィルムガイドで、発熱体を露呈する向きにヒータ102
を固定支持している。ヒータ102の温度は温度検知素
子103の出力に基づき、図示しない温度制御回路にて
ヒータ102への通電を制御することで、所定の温度に
保っている。フィルム101とヒータ102の密着面に
は耐熱グリスが塗布されている。
【0032】105は加圧回転体としての加圧ローラ
で、芯金106と耐熱性のシリコンゴム107より構成
されている。ローラの直径はφ20で、シリコンゴム1
07の表面はトナーの離型性に優れたフッ素樹脂層10
8によってコートされている。
【0033】109はフィルムガイドの補強板金で、ヒ
ータ102を保持するフィルムガイド104に約10k
gの荷重を加え、加圧ローラ105とニップ部N2を構
成する。
【0034】また、フィルム101はその内周径が少な
くとも補強ステー109を含むフィルムガイド104の
周長よりも長くなるように構成されている。
【0035】更に、加圧ローラ105は不図示の駆動手
段としての駆動部より駆動される。加圧ローラ105の
記録材当接面に対する表面速度Vrは記録材8の搬送速
度Vpに対し早めに設定されている。
【0036】本実施の形態では、感光ドラム1の周速V
dに対し103%程度で、記録材搬送速度Vpに対して
は約2%ほど速い。転写ローラ5の速度Vtと加圧ロー
ラ105の速度Vrの速度関係は特に規定は無く、どち
らが速くても良い。
【0037】以上の構成において、フィルム101と加
圧ローラ105の間に記録材8が挿入されると記録材8
は加圧ローラ105により搬送され、記録材8がフィル
ム101を回転駆動する。
【0038】記録材8上の未定着のトナーは定着ニップ
部N2で加熱、加圧され記録紙上に定着される。
【0039】感光ドラム1と転写ローラ5の転写ニップ
部N1からフィルム101と加圧ローラ105の定着ニ
ップ部N2までの距離は約150mmで、A4サイズの
記録材を搬送する時は用紙の約半分が同時に挟持されて
搬送されることになる。
【0040】このような構成において、記録材8は転写
工程、定着工程を経て画像形成される。記録材8は転写
後、定着ニップ部N2へ導かれ、転写ニップ部N1と定
着ニップ部N2に同時に挟持搬送されることになる。
【0041】ここで、転写ニップ部N1における搬送速
度に対し、定着ニップ部N2の搬送速度は約2%程速く
設定されているので、記録材8は転写〜定着間では定着
ニップ部N2により引っ張られることになる。
【0042】加圧ローラ105は表面をフッ素樹脂層1
08でコートされているので、摩擦係数が小さく記録材
8との間でスリップしやすい。従って、定着ニップ部N
2で記録材8と加圧ローラ105の間でスリップが発生
する。
【0043】従って、記録材8が定着器と転写部に同時
に挟持され搬送されている時の記録材8の搬送速度をV
p'とすると、Vp'は記録材8が定着装置10によって
引っ張られるのでVpより速くなるが、加圧ローラ10
5の表面と記録材8はスリップするので、Vrよりは遅
くなる。
【0044】ここで、速度関係を整理すると、 Vd<Vp<Vp'<Vt Vp<Vp'<Vr となる。
【0045】その結果、定着フィルムに付着した未定着
のトナー等が加圧ローラ105上に付着しても、記録材
8により擦り取られることになる。
【0046】加圧ローラ105の径はφ20だから、A
4サイズの記録材であれば約150mm程、LTRサイ
ズの記録材であれば130mm程度、同時に挟持されて
搬送されるので、これらの記録材を通紙すると、加圧ロ
ーラ2周分表面が摺擦されることになる。
【0047】その結果、加圧ローラ105表面にトナー
が固着することを防止できる。擦り取られた紙粉やトナ
ーは紙に付着して排出されるが、それら自体は小さいの
で、記録紙上に排出されても目立たないので実用上は問
題ない。
【0048】なお、加圧ローラ105表面のトナー固着
を防止する条件としては、転写ローラ5と加圧ローラ1
05が記録材を同時に挟持した状態で、加圧ローラ10
5が1周分以上記録材を搬送するのが望ましい。
【0049】また、加圧ローラ105表面はPFAとい
ったフッ素製のチューブをかぶせたローラであっても良
い。
【0050】(実施の形態2)図3には、実施の形態2
が示されている。実施の形態2における基本的な構成は
実施の形態1と同じであるが、図3に示す様に、加圧ロ
ーラ105をトルクリミッタ110を介して駆動するよ
うに構成した点で異なる。なお、その他の構成および作
用については実施の形態1と同一なので、同一の構成部
分については同一の符号を付して、その説明は省略す
る。
【0051】111は加圧ローラ105を駆動するため
のギア類である。
【0052】加圧ローラ105表面のトナー固着防止の
効果としては定着装置10が記録材8を引っ張れば引っ
張るほど効果は大きい。しかしながら、定着ニップ部N
2における速度Vrが速ければ速いほど、記録材8の搬
送速度は速くなり、転写部で画像が延びたり画像がぶれ
るといった問題が発生する。
【0053】また、加圧ローラ105はシリコンゴムか
らなっているので、温度が上がると熱膨張する。本実施
の形態の定着装置10は連続で使用していると加圧ロー
ラ105の温度が上がっていき、最終的には径で4%程
度増加する。そのため、記録材8を定着装置10で引っ
張る割合が増える。
【0054】そのため、加圧ローラ105表面のトナー
固着を防止し、かつ、画像ぶれといった問題を発生しな
いようにするには、転写部の速度Vtと定着部の速度V
rの相対速度差をある範囲に抑える必要がある。
【0055】ところが、加圧ローラ105をトルクリミ
ッタ110を介して駆動することで、加圧ローラ105
が記録材8を引っ張ろうとしても、トルクリミッタ11
0が働き、記録材8にある一定以上の力が加わらないよ
うになるので、引っ張りすぎによる画像乱れを防止する
ことが可能となる。
【0056】たとえば、トルクリミッタ110を用いな
い場合は定着装置10が引っ張り過ぎない様にするた
め、加圧ローラの径をφ20±0.1mmとしていたの
に対し、トルクリミッタ110を用いた場合はφ20−
0.1+0.8mmと公差のレンジが0.2mm→0.
9mmと約4倍のマージンアップが可能となった。
【0057】同様に、転写ローラ径の公差も大きくする
ことが可能である。
【0058】なお、本実施の形態の定着装置10の駆動
トルクは約2kg程度なので、トルクリミッタ110の
作動トルクは3〜4kg程度に設定してある。
【0059】以上より、トルクリミッタ110を介して
加圧ローラ105を駆動することで、転写部速度Vtと
定着部の速度Vrの相対速度を精度良く抑える必要がな
くなり、たとえば、径がある程度ばらついた加圧ローラ
や転写ローラを使用しても、熱膨張による画像乱れを発
生させることなく、加圧ローラ表面にトナーが固着する
ことを防止できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加圧回転体の記録材当接面に対する速度を転写ニップ部
による記録材の搬送速度より大きく設定することによ
り、加圧回転体と記録材の間で滑りが発生し、記録材が
加圧回転体表面を摺擦して、加圧回転体表面に付着した
現像剤を擦り落とすので、加圧回転体表面に現像剤が固
着するのを防止することができ、高品質の画像形成装置
を提供することが可能となる。
【0061】また、トルクリミッタを備えることによ
り、加圧回転体の引っ張り過ぎにより発生する画像乱れ
をなくすことができるので、転写・定着間の相対搬送速
度のバラツキによらず、加圧回転体表面に現像剤が固着
するのを防止することができるとともに、画像ブレのな
い安定した画像を得ることが可能となる。
【0062】さらに、通常の装置動作時に、搬送される
記録材を利用して加圧回転体表面をクリーニングするこ
とができるので、従来のようなクリーニング部材が不要
となり、クリーニング部材の交換作業や交換のための機
構が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置の概略断面図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態1に係る定着装置の概略断
面図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る定着装置のトルク
リミッタの説明図である。
【図4】従来の定着装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電装置 3 レーザ発光装置 4 現像装置 5 転写ローラ 8 記録材 9 クリーニングブレード 10 定着装置 11 廃トナー容器 101 フィルム 102 ヒータ 103 サーミスタ 104 フィルムガイド 105 加圧ローラ 106 芯金 107 シリコンゴム 108 フッ素樹脂層 109 補強ステー 110 トルクリミッタ 111 ギア N1 転写ニップ部 N2 定着ニップ部 Vd 感光ドラム1の表面速度 Vp 記録材搬送速度 Vr 加圧ローラ105の表面速度 Vt 転写ローラ5の表面速度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 落合 俊彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 辛島 賢司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉岡 真人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 新村 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 三浦 誠悦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA09 BA48 BB01 BB28 BB29 BB37 BE03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された静電潜像を現像
    剤により現像して、該像担持体と転写手段との間の転写
    ニップ部で記録材を挟持することにより、現像剤を該記
    録材に転写する画像形成手段と、 加熱される回転部材と駆動手段により駆動され該回転部
    材に圧接する加圧回転体との間の定着ニップ部で、未定
    着の現像剤が転写された前記記録材を、その現像剤転写
    面を加熱される回転部材側として挟持搬送させることに
    より、該未定着の現像剤を定着させる加熱定着手段と、
    を備え、 前記記録材は前記転写ニップ部と定着ニップ部に同時に
    挟持搬送され、 前記加圧回転体の記録材当接面は現像剤の付着しにくい
    摩擦の小さい部材で構成される画像形成装置において、 前記加圧回転体の記録材当接面に対する速度は、前記転
    写ニップ部による記録材の搬送速度より大きく設定され
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記加圧回転体は、該加圧回転体に所定
    以上の力が加わらないようにするトルクリミッタを介し
    て駆動手段により駆動されることを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記加圧回転体の記録材当接面は、フッ
    素樹脂により被覆されていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱される回転部材とは、固定され
    た加熱体に対向圧接しつつ搬送される耐熱フィルムであ
    ることを特徴とする請求項1,2または3に記載の画像
    形成装置。
JP27990299A 1999-09-30 1999-09-30 画像形成装置 Withdrawn JP2001100586A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27990299A JP2001100586A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 画像形成装置
US09/668,463 US6366745B1 (en) 1999-09-30 2000-09-25 Image forming apparatus having a mechanism to clean a driving roller by a recording material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27990299A JP2001100586A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001100586A true JP2001100586A (ja) 2001-04-13

Family

ID=17617518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27990299A Withdrawn JP2001100586A (ja) 1999-09-30 1999-09-30 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6366745B1 (ja)
JP (1) JP2001100586A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6696675B2 (en) * 2001-08-10 2004-02-24 Tocco, Inc. Induction heating system for internal combustion engine

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002270345A (ja) 2001-03-12 2002-09-20 Canon Inc 加熱体及び加熱装置
JP4010121B2 (ja) * 2001-05-25 2007-11-21 コニカミノルタホールディングス株式会社 定着方法
EP1569046A1 (en) * 2004-02-27 2005-08-31 Canon Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus with a detector unit for detecting the temperature of a recording medium
JP5173464B2 (ja) 2008-02-08 2013-04-03 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2516886B2 (ja) 1987-06-16 1996-07-24 キヤノン株式会社 像加熱装置
US5300997A (en) 1987-06-16 1994-04-05 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus
US5083168A (en) 1988-11-15 1992-01-21 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device and fixing heater for use in the same
JP2646444B2 (ja) 1988-12-12 1997-08-27 キヤノン株式会社 画像加熱定着装置
US5264902A (en) 1990-02-07 1993-11-23 Canon Kabushiki Kaisha Image forming device
EP0548803B1 (en) 1991-12-25 1997-04-16 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having transfer material carrying member
WO1994015792A1 (en) 1993-01-18 1994-07-21 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus
JP3273338B2 (ja) 1993-03-23 2002-04-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP3313930B2 (ja) 1994-04-28 2002-08-12 キヤノン株式会社 画像形成装置
DE19519458C2 (de) * 1994-05-27 2001-09-06 Hitachi Koki Kk Fixierungseinheit
US5819149A (en) 1995-11-01 1998-10-06 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus preventing change of size of image
JP3720447B2 (ja) * 1996-02-29 2005-11-30 キヤノン株式会社 画像形成装置
US6094559A (en) * 1997-07-14 2000-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Fixing apparatus having cleaning mode and storage medium storing program therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6696675B2 (en) * 2001-08-10 2004-02-24 Tocco, Inc. Induction heating system for internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
US6366745B1 (en) 2002-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6175699B1 (en) Image fixing device with heater control
JP5340005B2 (ja) 画像形成装置
JP2004184814A (ja) 加熱装置
JP3780081B2 (ja) 画像形成装置
JP2001100586A (ja) 画像形成装置
JP3984737B2 (ja) 定着装置
JP2002040860A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JP2009020135A (ja) 定着装置
JP2000112279A (ja) 定着装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP2001034096A (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2002190369A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JP3902972B2 (ja) 画像形成装置
JP2003307956A (ja) 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置
JP2003076198A (ja) 画像形成装置
JP3483420B2 (ja) 加熱定着装置
JP4865159B2 (ja) 画像形成装置
JP2006276618A (ja) 画像形成装置および定着装置の制御方法
JP2001042689A (ja) 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JP2004117802A (ja) 定着装置
JP2020071343A (ja) 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2009122554A (ja) 定着装置、画像形成装置、クリーニングユニットおよびクリーニング方法
JP2002175872A (ja) 加熱体、加熱定着装置および画像形成装置
JP2004062022A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2000235328A (ja) 定着装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP2004126426A (ja) 定着装置クリーニング方法及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205