JP2001096383A - レーザ加工機におけるノズルの衝突防止方法及びその装置 - Google Patents

レーザ加工機におけるノズルの衝突防止方法及びその装置

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JP2001096383A
JP2001096383A JP27331499A JP27331499A JP2001096383A JP 2001096383 A JP2001096383 A JP 2001096383A JP 27331499 A JP27331499 A JP 27331499A JP 27331499 A JP27331499 A JP 27331499A JP 2001096383 A JP2001096383 A JP 2001096383A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三次元レーザ加工機でシャトルテーブルを使
用して二次元加工を行う際に、ノズルのZ軸のOT位置
を正確に検出してノズルの衝突を防止する。 【解決手段】 三次元レーザ加工機に備えたレーザ加工
ヘッドの下端にノズルを設ける。ノズル先端のZ軸機械
座標は制御装置11に設けたZ軸座標演算部により演算
される。また、PMCパラメータ・メモリ37には各種
ノズルとシャトルテーブルの複数段の各パレットとの組
合せ毎にノズル先端のOT位置が予め設定されている。
PMCラダー部39では、レーザ加工を行う際にノズル
のZ軸機械座標を制御装置11から随時読みとり、この
読みとったZ軸機械座標がPMCパラメータ・メモリ3
7の中の現在使用中のノズルとパレットの組合せに該当
するOT位置の設定範囲より下降するときに機械の運転
を確実に停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工機にお
けるノズルの衝突防止方法及びその装置に係り、さらに
詳細には、上下複数段のシャトルテーブル使用の三次元
レーザ加工機でのノズル衝突防止に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前後方向のX軸、左右方向のY
軸、上下方向のZ軸の三次元に移動自在なレーザ加工ヘ
ッドを備えたレーザ加工機においては、レーザ加工ヘッ
ドのZ軸のオーバトラベル(以下、本明細書では「O
T」という)の検出位置はZ軸最大ストロークよりさら
に1.5mm下降(−方向に移動)した位置とされてい
る。例えば、Z軸ストローク700mm仕様のレーザ加
工機ではレーザ加工ヘッドがZ軸方向で上昇端のZ軸原
点から701.5mm下降した位置をZ軸のOT位置と
している。
【0003】複数段のパレットをそれぞれ水平方向で移
動自在に備えたシャトルテーブルを設けたレーザ加工機
では、シャトルテーブルの複数段のパレットを使用して
二次元加工が行われる場合でも、Z軸のOT検出位置は
Z軸を701.5mm下降した位置となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のレー
ザ加工機においては、シャトルテーブルの複数段のパレ
ットのうちのいずれのパレットが加工位置にあっても、
Z軸のOT検出位置が変わらないためにプログラムミス
や手動送りミスなどによりノズルがパレットの上面から
大きく下降してノズルがパレットのスキッドの隙間に入
り込んで破損してしまうという問題点があった。
【0005】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、三次元レーザ加工機でシャト
ルテーブルを使用して二次元加工が行われる場合で、シ
ャトルテーブルの複数段の各パレットと各種ノズルとの
いずれの組合せであっても、ノズルのZ軸のOT位置を
正確に検出してノズルの衝突を防止し得るレーザ加工機
におけるノズルの衝突防止方法及びその装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のレーザ加工機におけるノズ
ルの衝突防止方法は、前後方向のX軸、左右方向のY
軸、上下方向のZ軸の三次元に移動自在なレーザ加工ヘ
ッドを備えたレーザ加工機により、複数段のパレットを
それぞれ水平方向で移動自在に備えたシャトルテーブル
を用いてX軸、Y軸の二次元レーザ加工を行う際に、レ
ーザ加工ヘッドの下端に取り付けたノズル先端のZ軸機
械座標を演算する制御装置のZ軸座標演算部から前記Z
軸機械座標をPMCラダー部により随時読みとり、PM
Cパラメータ・メモリに予め設定された各種ノズルと複
数段の各パレットとの組合せ毎のオーバトラベル位置の
中から使用されるノズルとパレットに該当するオーバト
ラベル位置を呼び出し、この呼び出されたオーバトラベ
ル位置と前記PMCラダー部で読みとったZ軸機械座標
とを比較し、前記Z軸機械座標が前記該当するオーバト
ラベル位置の設定範囲より下降したときにレーザ加工機
の運転を停止せしめることを特徴とするものである。
【0007】したがって、制御装置のZ軸座標演算部で
演算されたノズルのZ軸機械座標がPMCラダー部の指
令により随時読み取られる。各種ノズルと複数段の各パ
レットとの組合せ毎のオーバトラベル位置がPMCパラ
メータ・メモリに予め設定されているので、上記のZ軸
機械座標はPMCパラメータ・メモリに設定されたオー
バトラベル位置の中の現在使用中の該当するオーバトラ
ベル位置と比較され、Z軸機械座標がオーバトラベル位
置より下降しようとした位置で機械が停止されるので、
ノズルおよび加工ヘッドの破損が未然に防止される。
【0008】また、シャトルテーブルのパレット段数、
ノズル種類は、基本的には何種類の組合せであってもP
MCパラメータ・メモリの追加を行うことにより容易に
各組合わせのオーバトラベル位置の種類は増加可能であ
る。
【0009】請求項2によるこの発明のレーザ加工機に
おけるノズルの衝突防止装置は、前後方向のX軸、左右
方向のY軸、上下方向のZ軸の三次元に移動自在なレー
ザ加工ヘッドを備えると共に複数段のパレットをそれぞ
れ水平方向で移動自在に備えたシャトルテーブルを設け
たレーザ加工機において、レーザ加工ヘッドの下端に取
り付けたノズル先端のZ軸機械座標を演算するZ軸座標
演算部と、各種ノズルと複数段の各パレットとの組合せ
毎にノズル先端のオーバトラベル位置を予め設定するP
MCパラメータ・メモリと、前記Z軸座標演算部の演算
値からZ軸機械座標を随時読みとったZ軸機械座標と、
前記PMCパラメータ・メモリに予め設定された現在使
用中のノズルとパレットとの組合せに該当するオーバト
ラベル位置とを取り込んで前記Z軸機械座標が前記該当
するオーバトラベル位置の設定範囲より下降したときに
レーザ加工機の運転を停止せしめる判断を行うPMCラ
ダー部とを備えた制御装置を設けてなることを特徴とす
るものである。
【0010】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、制御装置のZ軸座標演算部で演算されたノズルの
Z軸機械座標がPMCラダー部の指令により随時読み取
られる。各種ノズルと複数段の各パレットとの組合せ毎
のオーバトラベル位置がPMCパラメータ・メモリに予
め設定されているので、上記のZ軸機械座標はPMCパ
ラメータ・メモリに設定されたオーバトラベル位置の中
の現在使用中の該当するオーバトラベル位置と比較さ
れ、Z軸機械座標がオーバトラベル位置より下降しよう
とした位置で機械が停止されるので、ノズルおよび加工
ヘッドの破損が未然に防止される。
【0011】また、シャトルテーブルのパレット段数、
ノズル種類は、基本的には何種類の組合せであってもP
MCパラメータ・メモリの追加を行うことにより容易に
各組合わせのオーバトラベル位置の種類は増加可能であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザ加工機にお
けるノズルの衝突防止方法及びその装置の実施の形態に
ついて、図面を参照して説明する。
【0013】図5を参照するに、本実施の形態に係わる
レーザ加工装置1は、図示せざるNC装置の制御の下に
駆動されるX軸駆動手段により前後方向(X軸方向)に
移動位置決め自在のX軸キャリッジ3を備え、このX軸
キャリッジ3にはX軸方向と直交する左右方向(Y軸方
向)に、NC装置の制御の下に駆動されるY軸駆動手段
により移動位置決め自在のY軸キャリッジ5が設けられ
ている。このY軸キャリッジ5の下部にはX,Y軸に直
交する上下方向(Z軸方向)に移動位置決め自在のレー
ザ加工ヘッド7が設けられており、このレーザ加工ヘッ
ド7にはレーザ加工用の集光装置(図示省略)を備え、
その先端にはノズル9が取付けられている。
【0014】なお、レーザ加工装置1にはレーザ発振器
(図示省略)が備えられており、このレーザ発振器から
のレーザビームが、X軸キャリッジ3、Y軸キャリッジ
5、レーザ加工ヘッド7を経由してノズル9まで図示せ
ざる光学系により導かれるように構成されている。
【0015】上記のX軸キャリッジ3は図6に示されて
いるように制御装置11に電気的に接続されたX軸サー
ボモータ13により駆動制御されており,同様に、Y軸
キャリッジ5はY軸サーボモータ15により駆動制御さ
れ、レーザ加工ヘッド7はZ軸サーボモータ17により
ワークWに対し垂直方向に駆動制御される。
【0016】図5を参照するに、前記レーザ加工ヘッド
7の下方位置にはレーザ加工装置1のベッド19上に2
段の上パレット21と下パレット23がそれぞれ水平方
向で移動自在に備えたシャトルテーブル25が設けられ
ている。
【0017】上パレット21と下パレット23により、
一方のパレットに外側段取りが行われ、他方のパレット
にセッティングされたワークWにレーザ加工が行われ
る。例えば、図5に示されているように下パレット23
はレーザ加工エリアに移動されており、この状態で下パ
レット23にセッティングされたワークWにレーザ加工
が行われる。上パレット21はレーザ加工エリアから外
れた外側の段取りエリアに移動されており、上記の下パ
レット23でレーザ加工が行われている間に、上パレッ
ト21ではワークWのセッティングが行われる。
【0018】図6を参照するに、制御装置11として
は、中央処理装置としてのCPU27に、ワークWの材
質、形状、寸法などや種々のレーザ加工条件等のデータ
や加工プログラムを入力する入力装置29と表示装置3
1と、入力されたデータや加工プログラムを記憶するメ
モリ33と、ノズル9の先端のZ軸機械座標値を演算す
るZ軸座標演算部35が電気的に接続されている。
【0019】上記のCPU27には、Z軸座標演算部3
5から演算されたZ軸機械座標を随時読みとったZ軸機
械座標と、後述するPMCパラメータ・メモリ37に予
め設定された現在使用中のノズルとパレットとの組合せ
に該当するオーバトラベル位置(OT位置)とを取り込
んで上記の読みとったZ軸機械座標が上記の該当するO
T位置の設定範囲より下降したときにレーザ加工装置1
の運転を停止せしめる判断を行うPMCラダー部39が
電気的に接続されている。
【0020】また、上記のCPU27には、各種ノズル
9と2段の各上下パレット21、23との組合せ毎にノ
ズル9の先端のOT位置を予め設定するPMCパラメー
タ・メモリ37が電気的に接続されている。
【0021】また、上記のCPU27には、現在使用中
のパレットを判別するパレット判別部41と、現在使用
中のノズルを判別するノズル判別部43が接続されてい
る。
【0022】上記構成により、図1を参照するに、PM
Cパラメータ・メモリ37には例えば、5インチノズル
と7.5インチノズルの2種のノズル9と2段の上下パ
レット21,23との組合せとしては、図1に示されて
いるように5インチノズル+上パレット21、5インチ
ノズル+下パレット23、7.5インチノズル+上パレ
ット21、7.5インチノズル+下パレット23の合計
4つの組合せがある。
【0023】上記の各組合せのOT位置としてはレーザ
加工ヘッド7のZ軸がシャトルテーブル25の各上下パ
レット21、23のパスラインより2mm下方の位置が
設定範囲、つまりOT位置となっている。
【0024】より詳しくは、図2を参照するに、ノズル
9の先端のZ軸原点となるZ軸原点機械座標は700m
mである。ちなみに、ノズル9先端のZ軸方向の最下端
のZ軸機械座標は0(ゼロ)mmである。
【0025】上パレット21のOT位置としては、ノズ
ル9の先端から上パレット21の上面のパスラインまで
の距離が38.5mmとすると、レーザ加工ヘッド7の
Z軸が下降して上パレット21の上面から2mm下方位
置のノズル9の先端のZ軸機械座標、換言すれば上パレ
ット21のOT位置は659.5mm(=700−3
8.5−2)となる。
【0026】下パレット23のOT位置としては、ノズ
ル9の先端から下パレット23の上面のパスラインまで
の距離が271.5mmとすると、レーザ加工ヘッド7
のZ軸が下降して下パレット23の上面から2mm下方
位置のノズル9の先端のZ軸機械座標、換言すれば下パ
レット23のOT位置は426.5mm(=700−2
71.5−2)となる。
【0027】したがって、PMCパラメータ・メモリ3
7には上記の上パレット21のOT位置のZ軸機械座標
659.5mmと、下パレット23のOT位置のZ軸機
械座標426.5mmが予め設定されている。
【0028】Z軸座標演算部35で演算されたノズル9
のZ軸機械座標がPMCラダー部39の指令により随時
読み取られ、このZ軸機械座標はPMCパラメータ・メ
モリ37に設定された上記の各上下パレット21,23
のOT位置の中から現在使用中の該当するOT位置と比
較され、このOT位置(設定値)より上記のノズル9の
Z軸機械座標が下降しようとした位置で機械が停止され
る。
【0029】例えば、上パレット21でレーザ加工が行
われている場合では、図3に示されているようにノズル
9の先端がZ軸原点から38.5+2(mm)下降した
位置が、上パレット21のOT位置のZ軸機械座標65
9.5mmである。したがって、ノズル9の先端が上パ
レット21の上面から2mm下方の位置に位置したとき
に機械が確実にストップするので、ノズルおよび加工ヘ
ッドの破損が未然に防止される。
【0030】下パレット23でレーザ加工が行われてい
る場合では、図4に示されているようにノズル9の先端
がZ軸原点から271.5+2(mm)下降した位置
が、下パレット23のOT位置のZ軸機械座標426.
5mmである。したがって、ノズル9の先端が下パレッ
ト23の上面から2mm下方の位置に位置したときに機
械が確実にストップするので、ノズルおよび加工ヘッド
の破損が未然に防止される。
【0031】なお、ノズル9の種類が変われば、ノズル
9の先端から各上下パレット21,23のパスラインま
での距離が変わるので、当然その距離もPMCパラメー
タ・メモリ37に予め設定しておく必要がある。
【0032】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0033】本実施の形態ではシャトルテーブルのパレ
ット段数が上下の2段で、ノズル種類が2種類である場
合を例にとって説明したが、パレット段数、ノズル種類
は、基本的には何種類の組合せであってもPMCパラメ
ータの追加を行うことにより容易に各組合わせのOT位
置の検出種類を増加することができるので構わない。
【0034】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、制御装
置のZ軸座標演算部で演算されたノズルのZ軸機械座標
をPMCラダー部の指令により随時読み取る。各種ノズ
ルと複数段の各パレットとの組合せ毎のオーバトラベル
位置がPMCパラメータ・メモリに予め設定されている
ので、上記のZ軸機械座標をPMCパラメータ・メモリ
の中の該当する組合せのオーバトラベル位置と比較でき
る。このとき、Z軸機械座標がオーバトラベル位置より
下降しようとした位置で機械を停止できるので、ノズル
および加工ヘッドの破損を未然に防止できる。
【0035】また、シャトルテーブルのパレット段数、
ノズル種類は、基本的には何種類の組合せであってもP
MCパラメータ・メモリの追加を行うことができるの
で、容易に各組合わせのオーバトラベル位置の種類を増
加できる。
【0036】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、制御装置のZ軸座標演算部で演算さ
れたノズルのZ軸機械座標をPMCラダー部の指令によ
り随時読み取る。各種ノズルと複数段の各パレットとの
組合せ毎のオーバトラベル位置がPMCパラメータ・メ
モリに予め設定されているので、上記のZ軸機械座標を
PMCパラメータ・メモリの中の該当する組合せのオー
バトラベル位置と比較できる。このとき、Z軸機械座標
がオーバトラベル位置より下降しようとした位置で機械
を停止できるので、ノズルおよび加工ヘッドの破損を未
然に防止できる。
【0037】また、シャトルテーブルのパレット段数、
ノズル種類は、基本的には何種類の組合せであってもP
MCパラメータ・メモリの追加を行うことができるの
で、容易に各組合わせのオーバトラベル位置の種類を増
加できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、制御装置と
PMCラダー部とPMCパラメータ・メモリとの関係を
示す概略説明図である。
【図2】本発明の実施の形態において、ノズル先端のZ
軸原点から各上下パレットのパスラインまでの距離を示
す状態説明図である。
【図3】本発明の実施の形態において、上パレットでの
加工におけるZ軸原点位置とOT位置との位置関係を示
す状態説明図である。
【図4】本発明の実施の形態において、下パレットでの
加工におけるZ軸原点位置とOT位置との位置関係を示
す状態説明図である。
【図5】本発明の実施の形態で用いられるレーザ加工機
の全体図である。
【図6】制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工装置 7 レーザ加工ヘッド 9 ノズル 11 制御装置 21 上パレット 23 下パレット 25 シャトルテーブル 35 Z軸座標演算部 37 PMCパラメータ・メモリ 39 PMCラダー部 41 パレット判別部 43 ノズル判別部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向のX軸、左右方向のY軸、上下
    方向のZ軸の三次元に移動自在なレーザ加工ヘッドを備
    えたレーザ加工機により、複数段のパレットをそれぞれ
    水平方向で移動自在に備えたシャトルテーブルを用いて
    X軸、Y軸の二次元レーザ加工を行う際に、 レーザ加工ヘッドの下端に取り付けたノズル先端のZ軸
    機械座標を演算する制御装置のZ軸座標演算部から前記
    Z軸機械座標をPMCラダー部により随時読みとり、 PMCパラメータ・メモリに予め設定された各種ノズル
    と複数段の各パレットとの組合せ毎のオーバトラベル位
    置の中から使用されるノズルとパレットに該当するオー
    バトラベル位置を呼び出し、この呼び出されたオーバト
    ラベル位置と前記PMCラダー部で読みとったZ軸機械
    座標とを比較し、 前記Z軸機械座標が前記該当するオーバトラベル位置の
    設定範囲より下降したときにレーザ加工機の運転を停止
    せしめることを特徴とするレーザ加工機におけるノズル
    の衝突防止方法。
  2. 【請求項2】 前後方向のX軸、左右方向のY軸、上下
    方向のZ軸の三次元に移動自在なレーザ加工ヘッドを備
    えると共に複数段のパレットをそれぞれ水平方向で移動
    自在に備えたシャトルテーブルを設けたレーザ加工機に
    おいて、 レーザ加工ヘッドの下端に取り付けたノズル先端のZ軸
    機械座標を演算するZ軸座標演算部と、 各種ノズルと複数段の各パレットとの組合せ毎にノズル
    先端のオーバトラベル位置を予め設定するPMCパラメ
    ータ・メモリと、 前記Z軸座標演算部の演算値からZ軸機械座標を随時読
    みとったZ軸機械座標と、前記PMCパラメータ・メモ
    リに予め設定された現在使用中のノズルとパレットとの
    組合せに該当するオーバトラベル位置とを取り込んで前
    記Z軸機械座標が前記該当するオーバトラベル位置の設
    定範囲より下降したときにレーザ加工機の運転を停止せ
    しめる判断を行うPMCラダー部とを備えた制御装置を
    設けてなることを特徴とするレーザ加工機におけるノズ
    ルの衝突防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113579522A (zh) * 2021-08-04 2021-11-02 华工法利莱切焊***工程有限公司 智能防碰撞装置、防碰撞激光切割头及其使用方法

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