JP2001095608A - 開離嵌挿具付スライドファスナー - Google Patents

開離嵌挿具付スライドファスナー

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JP2001095608A JP27994799A JP27994799A JP2001095608A JP 2001095608 A JP2001095608 A JP 2001095608A JP 27994799 A JP27994799 A JP 27994799A JP 27994799 A JP27994799 A JP 27994799A JP 2001095608 A JP2001095608 A JP 2001095608A
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    • A44B19/36Means for permanently uniting the stringers at the end; Means for stopping movement of slider at the end
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  • Buckles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開離嵌挿具の箱体に対しスライダーを傾斜状
に配置して、蝶棒の差し込み操作を円滑に行う。 【解決手段】 箱体1の上面を傾斜する斜面部16に形
成し、この斜面部16は箱棒挿入孔4の側壁9aから蝶
棒挿入孔5の側壁9bに向けて下り勾配の斜面に形成す
る。箱体1の箱棒挿入孔4に箱棒2を嵌挿し固定した箱
体1に蝶棒3を挿入する開離嵌挿操作の際、箱体1にス
ライダーSの後口側S’を当接すると、箱体1に対しス
ライダーSは傾倒し、蝶棒3を箱体1の蝶棒挿入孔5へ
差し込むのに、従来は箱体1の真上から差し込んでいた
が、この発明は箱体1の斜め上方から差し込むので操作
がきわめて円滑かつ簡易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主にジャケッ
ト、コートなどの衣服の前立てに使用する、通常タイプ
のスライドファスナーおよび隠しタイプのスライドファ
スナーの双方に適用できる開離嵌挿具であり、特に隠し
タイプのスライドファスナーに適した開離嵌挿具であ
り、開離嵌挿具の箱体にスライダーを傾倒状に当接でき
る開離嵌挿具付スライドファスナーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の通常タイプの開離嵌挿具付スライ
ドファスナーは、図17に示すように開離嵌挿具におけ
る箱体の上面が水平であり、かつ箱体には中仕切片が存
在してなく、箱棒を単に箱体に嵌挿して固定し、固定さ
れた箱棒の隣りに蝶棒挿入部を設けた開離嵌挿具付スラ
イドファスナーが実公平1−14169号公報に開示さ
れている。
【0003】また隠しタイプの開離嵌挿具付スライドフ
ァスナーは、図18に示すように開離嵌挿具における箱
体の上面が水平でスライダーを嵌入して保持できる凹窪
部を凹設し、箱棒挿入孔と蝶棒挿入孔とを仕切る中仕切
片を設けた隠しタイプの開離嵌挿具付スライドファスナ
ーが特開平11−155616号公報に開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた図17に
示す通常タイプの開離嵌挿具付スライドファスナーは、
箱体の上面が水平であり、スライダーを介して箱体に蝶
棒を差し込む挿入操作がややもすると真上から差し込む
ため円滑かつ容易に行えない、また箱体を小型化するこ
とができないなど問題点があった。
【0005】また、図18に示す隠しタイプの開離嵌挿
具付スライドファスナーも箱体の上面が水平であり、ス
ライダーを介して箱体に蝶棒を差し込む挿入操作は、箱
体が隠れた位置で真上から差し込むため、きわめて操作
が面倒であり、しかも箱体の上部にスライダーの後口部
を収容して位置決めする構造を採用しているので、箱体
を小型化することができないなど問題点があった。
【0006】この発明は、上述の問題点を考慮して発明
されたものであり、請求項1記載の発明は、開離嵌挿具
付スライドファスナーにおける開離嵌挿具の箱体に対
し、その上方に傾斜状に配したスライダーを介して蝶棒
を斜め上方から挿入することができ、挿入操作が従来品
に比較してきわめて円滑かつ容易に行うことができ、そ
のうえ実施形態によっては開離嵌挿具の箱体を小型化す
ることができる開離嵌挿具付スライドファスナーを提供
することが主たる目的である。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、開離嵌挿具の箱体に改良を加え、スラ
イダーを当接した際、スライダーが箱体に対し傾倒状に
配され、箱体に蝶棒を円滑かつ容易に挿入操作ができる
開離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌挿具を提供す
ることが目的である。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、スライダーに改良を加え、スライダー
を箱体に当接した際、箱体に対しスライダーを傾倒状に
配し、箱体に蝶棒を円滑かつ容易に挿入操作ができる開
離嵌挿具付スライドファスナーのスライダーを提供する
ことが目的である。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の目的に加え、隠しタイプの開離嵌挿具付ス
ライドファスナーに簡易に適用できる開離嵌挿具を提供
することが目的である。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の目的に加え、通常タイプの開離嵌挿具付ス
ライドファスナーに簡易に適用できる開離嵌挿具を提供
することが目的である。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の目的に加え、開離嵌挿具付スライドファス
ナーにおける開離嵌挿具の箱体に蝶棒をきわめて容易に
挿入することができる開離嵌挿具の箱体を提供すること
が目的である。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項4記載の発
明の目的に加え、開離嵌挿具付スライドファスナーにお
ける開離嵌挿具の箱体に蝶棒をきわめて容易に挿入する
ことができる機能を有する開離嵌挿具を備えた隠しタイ
プのスライドファスナーを提供することが目的である。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明の目的に加え、開離嵌挿具付スライドファスナーにお
ける開離嵌挿具の箱体と箱棒とがいずれの方向にも揺動
することができないよう、強固に固定できる機構を有す
る開離嵌挿具を備えた隠しタイプのスライドファスナー
を提供することが目的である。
【0014】請求項9および10記載の発明は、それぞ
れ請求項1、2または3記載の発明の目的に加え、箱
体、箱棒、蝶棒をそれぞれ熱可塑性樹脂から成形したス
ライドファスナーの開離嵌挿具、および箱体、箱棒、蝶
棒をそれぞれ金属から成形したスライドファスナーの開
離嵌挿具をそれぞれ提供することが目的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の発明は、箱体、箱
棒、蝶棒の三点構成からなる開離嵌挿具を備えたスライ
ドファスナーにおいて、箱体1に箱棒挿入孔4と蝶棒挿
入孔5とを仕切る中仕切片6を中央に設け、箱棒挿入孔
4に箱棒2を嵌挿した後固定し、蝶棒挿入孔5に蝶棒3
を嵌脱自在に形成し、箱体1とスライダーSとを開離嵌
挿操作の際当接したとき、スライダーSを箱棒1に対し
蝶棒挿入孔5側へ傾倒する形に当接できるように形成し
た開離嵌挿具付スライドファスナーを主な構成としてい
る。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、開離嵌挿具の箱体1の上面に傾斜する
斜面部16を設け、この斜面部16は箱棒挿入孔4の側
壁9aから蝶棒挿入孔5の側壁9bに向けて下り勾配に
形成した開離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌挿具
である。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、スライダーSの後口部S’に傾斜する
斜面部16’を設け、この斜面部16’は箱棒挿入孔4
の側壁9aに当接する側のフランジFから蝶棒挿入孔5
の側壁9bに当接する側のフランジFに向けて上り勾配
に形成した開離嵌挿具付スライドファスナーのスライダ
ーである。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に加え、開離嵌挿具における箱体1の
前壁7であって中仕切片6の両側にストリンガテープT
が嵌挿できるガイド溝13a、13bを設け、箱体1に
設けた箱棒挿入孔4にストリンガテープTに取り付けた
箱棒2を嵌挿して固定した隠しタイプの開離嵌挿具付ス
ライドファスナーの開離嵌挿具である。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に加え、開離嵌挿具における箱体1の
両側に位置する側壁9にストリンガテープTが嵌挿でき
るガイド溝13a、13bを設け、箱体1に設けた箱棒
挿入孔4にストリンガテープTに取り付けた箱棒2を嵌
挿して固定した通常タイプの開離嵌挿具付スライドファ
スナーの開離嵌挿具である。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に加え、開離嵌挿具における箱体1の
中央に配した中仕切片6は上面の斜面部16まで延設
し、蝶棒挿入孔5側の中仕切片6の全長にわたって蝶棒
3をガイドする傾斜状のガイド部11を設けた開離嵌挿
具付スライドファスナーの開離嵌挿具である。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項4記載の発
明の構成に加え、開離嵌挿具における箱体1は蝶棒挿入
孔5における前壁7に中仕切片6のガイド部11に沿っ
て浅いガイド溝13bを設け、箱棒挿入孔4の前壁7に
中仕切片6の垂直面に沿って深いガイド溝13aを設け
るとともに、中仕切片6の上端で背壁8側へ片寄った位
置に突出状の係止部10を設け、ガイド溝13aの対岸
中央に斜め下方を向く突片14を設け、蝶棒3はストリ
ンガテープTに固定した断面鍵形の支持体17を一体に
連結し、その連結部18は浅いガイド溝13bへ嵌入で
きる形に形成し、箱棒2はストリンガテープTに固定し
た断面鍵形の支持体17を一体に連結し、連結部18は
深いガイド溝13aへ嵌入し、箱棒2の前面下端には斜
め上方を向く舌片状の係止片19を設け、係止片19の
基部上方の箱棒2と連結部18に凹状の凹陥部20を設
けた隠しタイプの開離嵌挿具付スライドファスナーの開
離嵌挿具である。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明の構成に加え、開離嵌挿具における箱棒2を箱体1に
設けた箱棒挿入孔4に嵌挿したとき、箱体1の中仕切片
6に形成した係止部10と、箱棒2に形成した係止片1
9とが係止して箱棒2の上下の揺動および抜脱を阻止
し、箱棒2の連結部18に箱棒2と支持体17との間に
透孔21を設け、この透孔21に箱体1に形成した突片
14を嵌挿し、突片14の先端を透孔21の下側の連結
部18に当接し、箱棒2の箱体1内での上下、左右の揺
動を未然に阻止し、箱体1と箱棒2とを強固に固定した
隠しタイプの開離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌
挿具である。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、箱体1、箱棒2、蝶棒3をポリアミ
ド、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリプチレンテ
レフタレートなどの熱可塑性樹脂を用いて射出成形また
は押出成形した開離嵌挿具付スライドファスナーの開離
嵌挿具である。
【0024】請求項10記載の発明は、請求項1、2ま
たは3記載の発明の構成に加え、箱体1、箱棒2、蝶棒
3をアルミニルム合金、亜鉛合金などの金属を用いてダ
イカスト成形した開離嵌挿具付スライドファスナーの開
離嵌挿具である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の開離嵌挿具付ス
ライドファスナーの実施の形態について、図面を参照し
ながら具体的に説明する。
【0026】この発明の開離嵌挿具付スライドファスナ
ーは、図1に示す隠しタイプのスライドファスナーの開
離嵌挿具、また図12に示す通常タイプのスライドファ
スナーの開離嵌挿具の双方に適用できる開離嵌挿具であ
り、特に隠しタイプのスライドファスナーの開離嵌挿具
として最適な開離嵌挿具であり、さらにまた図14〜1
6に示す隠しタイプの開離嵌挿具付スライドファスナー
におけるスライダーに特徴がある。
【0027】最初に図1に示す第1実施形態の隠しタイ
プの開離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌挿具につ
いて説明すると、箱体1、箱棒2、蝶棒3の三部材から
構成され、箱体1、箱棒2、蝶棒3は、それぞれポリア
ミド、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリプチレン
テレフタレートなどの熱可塑性樹脂を用いて射出成形ま
たは押出成形手段によって成形する。箱棒2および蝶棒
3は略角柱状を呈し、ストリンガテープTの側縁に取り
付けたファスナーエレメントEに連接してストリンガテ
ープTの側縁に一体成形によって装着され、箱体1は左
右に箱棒挿入孔4、蝶棒挿入孔5を設け、一方のストリ
ンガテープTに装着した箱棒2に箱体1を差し込んで固
定して開離嵌挿具に仕上げる。
【0028】箱棒2は、図1に示すように一方のストリ
ンガテープTの側縁をU字状に折り返した表面に、熱可
塑性合成繊維のモノフィラメントから成形されたコイル
状ファスナーエレメントEを縫着し、ファスナーエレメ
ントEの噛合頭部HはストリンガテープTの折り返し縁
部側に配する。そしてファスナーエレメントEに連続す
る形で略角柱状の箱棒2が一体成形で取り付けられ、ま
た蝶棒3も箱棒2と略同様の形態で他方のストリンガテ
ープTの折り返し縁部に取り付けられる。
【0029】箱体1は、方形体で左右に箱棒挿入孔4と
蝶棒挿入孔5とを形成するため、箱体1の中央に中仕切
片6を縦設し、中仕切片6は蝶棒挿入孔5に面した部分
が全長にわたって傾斜し、蝶棒3を差し込む際のガイド
となるガイド部11が設けられている。また箱棒挿入孔
4に面した部分は垂直面で上端に背壁8側へ片寄った位
置に突出状の係止部10を設けて箱棒2を係止できるよ
うに形成する。なお蝶棒挿入孔5は有底であるが箱棒挿
入孔4の底部にはコア挿入用の孔部12が設けられてい
る。
【0030】箱体1の前壁7には、中仕切片6の両側に
ストリンガテープTを嵌挿できるガイド溝13a、13
bを設け、蝶棒挿入孔5側のガイド溝13bは中仕切片
6の傾斜状のガイド部11に沿った浅いガイド溝13b
である。また箱棒挿入孔4側は中仕切片6の垂直面に沿
って底部まで及ぶ深いガイド溝13aを設け、ガイド溝
13aの中仕切片6の対岸中央に斜め下方を向く突片1
4を突出させるためクランク形の凹部15を設ける。
【0031】箱体1の上面は箱棒挿入孔4の側壁9aか
ら蝶棒挿入孔5の側壁9bに向って下り勾配の斜面部1
6に形成し、斜面部16はスライダーSの後口部S’と
当接しスライダーSを傾斜状に載置することができる。
なお中仕切片6は斜面部16まで延びる形に形成する。
【0032】箱棒2はストリンガテープTの折り返し縁
部側すなわち内側端に、図1、5に示すようにストリン
ガテープTに連接して鍵形に支持体17を連結し、箱棒
2と支持体17との間にコ字状の連結部18が形成さ
れ、この連結部18は箱体1の前壁7に設けた深いガイ
ド溝13aに嵌挿する。そして箱棒2と支持体17はと
もに熱可塑性樹脂によって一体成形してストリンガテー
プTに溶着する。
【0033】箱棒2の前面の下端には箱体1の中仕切片
6に設けた係止部10に係止できるように斜め上方へ突
出する舌片状の係止片19を突設し、この係止片19の
基部上方の箱棒2と連結部18とに、図1、4に示すよ
うに同形の凹状の凹陥部20を形成し、連結部18の凹
陥部20には図1、5に示すように箱棒2と支持体17
との間に透孔21が設けられ、この透孔21に箱体1に
設けた突片14が嵌挿できるように形成する。 蝶棒3
も箱棒2と同様にストリンガテープTの側縁をU字状に
折り返した表面に、熱可塑性合成繊維のモノフィラメン
トから形成したコイル状ファスナーエレメントEを縫着
し、ファスナーエレメントEの噛合頭部Hはストリンガ
テープTの折り返し縁部側に配され、このファスナーエ
レメントEに連続する形で略角柱状を呈する蝶棒3を一
体成形によって取り付ける。
【0034】蝶棒3はストリンガテープTの折り返し縁
部に図1、7に示すようにストリンガテープTに連接し
て鍵形に支持体17を連結して蝶棒3と支持体17との
間にコ字状の連結部18を形成し、この連結部18の先
端は切欠して短く形成し、箱体1の前壁7に設けた浅い
ガイド溝13bに嵌挿できるように形成する。蝶棒3も
また支持体17とともに熱可塑性樹脂によって一体成形
してストリンガテープTに溶着する。
【0035】蝶棒3の先端は、図6に示すように箱体1
の中仕切片6に形成したガイド部11の形状に略合致す
るよう傾斜面を呈する先細状に形成する。蝶棒3の前面
の上端にファスナーエレメントEと噛合できる頭部22
を一体に形成し、また支持体17は連結部18の先端か
ら傾斜状に形成することによって、蝶棒3が突出状に現
出させて箱体1への差し込み操作の便宜を図る。
【0036】箱体1と箱棒2との組み付けは、箱棒2を
箱体1の箱棒挿入孔4に強圧的に差し込むと同時に、連
結部18を深いガイド溝13aに嵌挿させることによっ
て、図8に示すように箱体1の係止部10に箱棒2の係
止片19が係止することによって上方への揺動を防ぎ、
箱体1の突片14が連結部18に設けた透孔21に嵌入
し先端が透孔21の下側に存在する連結部18に当接さ
せて下方への揺動を防ぐとともに、左右への揺動も防
ぐ、したがって箱棒2を箱体1内で上下、左右、前後に
揺動することができないように強固に固定し、一方のス
トリンガテープTに箱体1を取り付ける。
【0037】開離嵌挿操作は、図9に概略的に示すよう
に、箱棒2を取り付けたファスナーストリンガにスライ
ダーSを嵌挿し、図10に示すようにスライダーSを箱
体1の斜面部16に当接させることによって、スライダ
ーSを傾斜状に配置した状態で他のファスナーストリン
ガに取り付けた蝶棒3をスライダーS内に挿通し、蝶棒
3を箱体1のガイド部11にガイドされながら蝶棒挿入
孔5に差し込んだ後、スライダーSの位置を図11に示
すように修正し、スライダーSを閉鎖方向へ引き上げて
左右のファスナーエレメントEを噛合させ、隠しタイプ
のファスナーストリンガを閉鎖させる。また閉鎖状のフ
ァスナーストリンガを分離開口するには、スライダーS
を引き下げて箱体1の斜面部16に当接させ、傾斜状の
スライダーSから蝶棒3を抜脱させれば、左右のファス
ナーストリンガを分離させることができる。
【0038】次に図12、13に示す第2実施形態の通
常タイプの開離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌挿
具について説明すると、開離嵌挿具は箱体1、箱棒2、
蝶棒3の三部材から構成され、これら箱体1、箱棒2、
蝶棒3は、それぞれアルミニウム合金、亜鉛合金を用い
てダイカスト成形によって一体成形する。箱棒2および
蝶棒3は略角柱状を呈し、箱棒2および蝶棒3はストリ
ンガテープTの側縁に取り付けたファスナーエレメント
Eに連接してストリンガテープTの側縁に加締め成形に
よって装着し、箱体1は左右に箱棒挿入孔4、蝶棒挿入
孔5を設け、一方のストリンガテープTに装着した箱棒
2に箱体1を差し込んで固定して開離嵌挿具を仕上げ
る。
【0039】箱棒2は図12に示すように、一方の平坦
なストリンガテープTの側縁の表面に、熱可塑性合成繊
維のモノフィラメントから成形されたコイル状ファスナ
ーエレメントEに芯紐23を挿通して縫着し、ファスナ
ーエレメントEの噛合頭部HがストリンガテープTの側
縁から突出する形態に形成し、そしてファスナーエレメ
ントEに連続する形で略角柱状の箱棒2を図13に示す
ようにストリンガテープTの端部でファスナーエレメン
トEを除去した芯紐23を熱可塑性樹脂フィルムなどの
補強テープ24を圧着した表面へ取り付ける。また蝶棒
3も箱棒2と同様に他方のストリンガテープTの側縁に
取り付ける。
【0040】箱体1は方形体で左右に箱棒挿入孔4と蝶
棒挿入孔5を形成するため、箱体1の中央に中仕切片6
を縦設し、中仕切片6は蝶棒挿入孔5に面した部分が全
長にわたって傾斜し、蝶棒3を差し込む際のガイドとな
るガイド部11が設けられている。また箱棒挿入孔4に
面した部分は垂直面であり、箱棒挿入孔4と蝶棒挿入孔
5はともに有底孔である。
【0041】箱体1の両側の側壁9a、9bにはストリ
ンガテープTが嵌挿できるガイド溝13a、13bが底
部まで形成されている。また箱体1の上面は箱棒挿入孔
4の側壁9aから蝶棒挿入孔5の側壁9bに向けて下り
勾配の斜面部16が形成され、斜面部16はスライダー
Sの後口部S’と当接し、スライダーSを傾斜状に載置
できる。箱体1の中仕切片6は斜面部16まで延設され
ている。
【0042】箱体1と箱棒2との組み付けは、箱棒2を
箱体1の箱棒挿入孔4に差し込むと同時に、ストリンガ
テープTを箱体1の側壁9aに設けたガイド溝13aに
嵌挿した後、箱体1の箱棒挿入孔4側の背壁8を図13
に示すようにパンチでノッチ25を作り、箱体1と箱棒
2とを固定して組み付ける。
【0043】開離嵌挿操作は、箱棒2を取り付けたファ
スナーストリンガにスライダーSを嵌挿し、スライダー
Sを箱体1の斜面部16に当接させ、スライダーSを傾
斜状に配した状態で他のファスナーストリンガに取り付
けた蝶棒3をスライダーS内に挿通し、蝶棒3を箱体1
のガイド部11にガイドされながら蝶棒挿入孔5に差し
込んだ後、スライダーSの位置を水平状に修正し、スラ
イダーSを閉鎖方向へ引き上げて左右のファスナースト
リンガを閉鎖させる。閉鎖状のファスナーストリンガを
分離開口するには、スライダーSを引き下げて箱体1の
斜面部16に当接させ、傾斜状のスライダーSから蝶棒
3を抜脱させれば左右のファスナーストリンガを分離さ
せることができる。
【0044】なおこの発明の実施形態で説明したファス
ナーエレメントは、熱可塑性合成繊維のモノフィラメン
トから形成したコイル状ファスナーエレメントについて
説明したが、コイル状ファスナーエレメントのみでな
く、ジグザグ状ファスナーエレメント、また熱可塑性樹
脂製の単体のファスナーエレメントでもよく、さらに金
属製の単体のファスナーエレメントであってもよい。
【0045】最後に図14〜16に示す第3実施形態の
隠しタイプの開離嵌挿具付スライドファスナーのスライ
ダーについて説明すると、ここに用いる開離嵌挿具の箱
体1は、通常のタイプの箱体1であって、箱体1の上面
は水平面であり、左右に箱棒挿入孔4、蝶棒挿入孔5が
設けられ、箱体1、箱棒2、蝶棒3の具体的な形態は、
図1に示す第1実施形態の開離嵌挿具と略同一である。
【0046】スライダーSは後口部S’に傾斜する斜面
部16’が形成され、斜面部16’は箱体1の箱棒挿入
孔4の側壁9aに対面し当接する側のフランジFから、
蝶棒挿入孔5の側壁9bに対面し当接する側のフランジ
F’に向けて上り勾配の形状を呈するよう左右非対称形
に形成する。
【0047】このように形成されたスライダーSを図1
4に示すように、箱棒2を取り付けたファスナーストリ
ンガにスライダーSを嵌挿し、図15に示すようにスラ
イダーSの後口部S’の斜面部16’を箱体1の上面に
当接させ、スライダーSを傾斜状に配置した状態で他の
ファスナーストリンガに取り付けた蝶棒3をスライダー
S内に挿通し、蝶棒3を箱体1のガイド部11にガイド
させながら蝶棒挿入孔5に差し込んだ後、スライダーS
の位置を図16に示すように修正し、スライダーSを閉
鎖方向へ引き上げて左右のファスナーエレメントEを噛
合させ、隠しタイプのファスナーストリンガを閉鎖させ
る。また閉鎖状態のファスナーストリンガを分離開口す
るには、スライダーSを引き下げて箱体1に当接させ、
蝶棒3を箱体1およびスライダーSから抜脱すれば、左
右のファスナーストリンガに分離できる。
【0048】なお箱体1の蝶棒挿入孔5に蝶棒3を差し
込む際は、箱体1に対しスライダーSの蝶棒3を挿通す
る側が傾倒しているため、第1実施形態の開離嵌挿具付
スライドファスナーと同様に、蝶棒3を真上からでな
く、斜め上方から挿入するので、挿入操作がきわめて円
滑に行うことができる。
【0049】
【発明の効果】この発明の開離嵌挿具付スライドファス
ナーは、以上説明したとおりの構成であり、この構成に
よって下記の効果を奏する。
【0050】この発明のうち請求項1記載の発明は、開
離嵌挿具における箱体に、箱棒挿入孔と蝶棒挿入孔とを
仕切る中仕切片を中央に設け、箱棒挿入孔に箱棒を嵌挿
固定し、蝶棒挿入孔に蝶棒を嵌脱可能に形成し、箱体と
スライダーとを当接したとき、スライダーを箱体の蝶棒
挿入孔側へ傾倒する形に当接可能に形成したことによっ
て箱体に対しスライダーを傾斜状に配することができる
ので、蝶棒の差し込みがきわめてスムーズに行うことが
でき、しかも箱体を小型化することによって縫製作業が
容易に行え、かつ資源の節減が図れる効果がある。
【0051】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、箱体の上面に傾斜する斜面部を設け、
斜面部は箱棒挿入孔の側壁から蝶棒挿入孔の側壁に向け
て下り勾配に形成したことによって、スライダーを当接
した際、スライダーが箱体に対し傾斜状に配されている
ので、箱体に蝶棒を円滑かつ容易に挿入操作ができる効
果がある。
【0052】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、スライダーの後口部に傾斜する斜面部
を設け、斜面部は箱棒挿入孔の側壁に当接可能な側のフ
ランジから蝶棒挿入孔の側壁に当接可能な側のフランジ
に向けて上り勾配に形成したことによって、スライダー
を箱体に当接した際、箱体に対しスライダーを傾倒状に
配し、箱体に蝶棒を円滑かつ容易に挿入操作ができる効
果がある。
【0053】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の効果に加え、箱体の前壁で中仕切片の両側
にストリンガテープが嵌挿できるガイド溝を設け、箱体
に設けた箱棒挿入孔に箱棒を嵌挿固定した隠しタイプの
開離嵌挿具であるから、隠しタイプのスライドファスナ
ーに簡易に適用することができ、その実用化が容易に図
れる効果がある。
【0054】請求項5記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の効果に加え、箱体の両側壁にストリンガテ
ープが嵌挿できるガイド溝を設け、箱体に設けた箱棒挿
入孔に箱棒を嵌挿固定した通常タイプの開離嵌挿具であ
るから、通常タイプのスライドファスナーに簡易に適用
することができ、その実用化が容易に図れる効果があ
る。
【0055】請求項6記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の効果に加え、箱体の中仕切片は斜面部まで
延設し、蝶棒挿入孔側の中仕切片の全長にわたって傾斜
するガイド部を設けたことによって、箱体に対し蝶棒を
きわめて容易かつ円滑に差し込むことができる効果があ
る。
【0056】請求項7記載の発明は、請求項4記載の発
明の効果に加え、箱体は蝶棒挿入孔における前壁に中仕
切片のガイド部に沿って浅いガイド溝を設け、箱棒挿入
孔の前壁に中仕切片の垂直面に沿って深いガイド溝を設
けるとともに、中仕切片の上端で片寄った位置に突出状
の係止部を設け、ガイド溝の対岸中央に下向の突片を設
けたことによって、隠しタイプの開離嵌挿具における箱
体の蝶棒挿入孔に安定した状態で蝶棒を差し込むことが
でき、かつまた箱棒挿入孔に対し箱棒を強固に固定する
ことができる効果がある。
【0057】さらに、蝶棒はストリンガテープに固定し
た鍵形の支持体を一体に連結し、その連結部はガイド溝
へ嵌入できる形に形成し、箱棒はストリンガテープに固
定した鍵形の支持体を一体に連結し、箱棒の前面下端に
上向きの舌片状の係止片を設け、係止片の上方の箱棒お
よび連結部に凹陥部を設けたことによって、蝶棒は箱体
に対し円滑に差し込める構造に形成でき、箱棒は箱体に
対し強固かつ確実に組み付けることができるから、その
実用化が容易に図れる効果がある。
【0058】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明の効果に加え、箱棒を箱体の箱棒挿入孔に嵌挿したと
き、中仕切片の係止部と箱棒の係止片とが係止し、箱棒
の連結部に箱棒と支持体との間に透孔を設け、該透孔に
箱体の突片を嵌挿させ、突片の先端を透孔の下側の連結
部に当接させて箱体と箱棒とを固定したことによって、
隠しタイプの開離嵌挿具における箱体と箱棒とがいずれ
の方向、すなわち上下、左右、前後に揺動することがで
きなく、頑丈な隠しタイプの開離嵌挿具に仕上げること
ができる効果がある。
【0059】請求項9および10記載の発明は、それぞ
れ請求項1、2または3記載の発明の効果に加え、箱
体、箱棒、蝶棒を熱可塑性樹脂を射出成形または押出成
形したこと、および箱体、箱棒、蝶棒を金属をダイカス
ト成形したことによって、隠しタイプ、通常タイプの開
離嵌挿具を容易に熱可塑性樹脂から成形でき、また容易
に金属から成形できる効果があるなど、この発明が奏す
る効果はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の隠しタイプの開離嵌挿具の分解
斜視図である。
【図2】同上の開離嵌挿具の箱体の正面図である。
【図3】同上の開離嵌挿具の箱体の横断面図である。
【図4】同上の開離嵌挿具の箱棒を備えたファスナース
トリンガの要部の正面図である。
【図5】同上の開離嵌挿具におけるA−A線断面図であ
る。
【図6】同上の開離嵌挿具の蝶棒を備えたファスナース
トリンガの要部の正面図である。
【図7】同上の開離嵌挿具におけるB−B線断面図であ
る。
【図8】同上の開離嵌挿具における箱体と箱棒とを組み
付けた状態の正面図である。
【図9】同上の開離嵌挿具の作用を示すもので、ファス
ナーストリンガにスライダーを挿通した状態を示す作用
図である。
【図10】同上の開離嵌挿具の作用を示すもので、箱体
に蝶棒を挿入する状態を示す作用図である。
【図11】同上の開離嵌挿具の作用を示すもので、箱体
に蝶棒を挿入し終えた状態を示す作用図である。
【図12】第2実施形態の通常タイプの開離嵌挿具を備
えたファスナーチェンの要部の正面図である。
【図13】同上の開離嵌挿具におけるC−C線断面図で
ある。
【図14】第3実施形態の隠しタイプの開離嵌挿具の作
用を示すもので、ファスナーストリンガにスライダーを
挿通した状態を示す作用図である。
【図15】同上の開離嵌挿具の作用を示すもので、箱体
に蝶棒を挿入する状態を示す作用図である。
【図16】同上の開離嵌挿具の作用を示すもので、箱体
に蝶棒を挿入し終えた状態を示す作用図である。
【図17】公知の通常タイプの開離嵌挿具を備えたファ
スナーチェンの要部の正面図である。
【図18】公知の隠しタイプの開離嵌挿具の分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 箱体 2 箱棒 3 蝶棒 4 箱棒挿入孔 5 蝶棒挿入孔 6 中仕切片 7 前壁 8 背壁 9a 箱棒挿入孔の側壁 9b 蝶棒挿入孔の側壁 10 係止部 11 ガイド部 13a 箱棒挿入孔のガイド溝 13b 蝶棒挿入孔のガイド溝 14 突片 16 斜面部(箱体) 16’ 斜面部(スライダー) 17 支持体 18 連結部 19 係止片 20 凹陥部 21 透孔 S スライダー S’ 後口部 T ストリンガテープ F フランジ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体、箱棒、蝶棒の三点構成からなる開
    離嵌挿具を備えたスライドファスナーにおいて、箱体1
    に箱棒挿入孔4と蝶棒挿入孔5とを仕切る中仕切片6を
    設け、箱棒挿入孔4に箱棒2を嵌挿固定し、蝶棒挿入孔
    5に蝶棒3を嵌脱可能に形成し、箱体1とスライダーS
    とを当接したとき、スライダーSを箱体1の蝶棒挿入孔
    5側へ傾倒する形に当接可能に形成してなることを特徴
    とする開離嵌挿具付スライドファスナー。
  2. 【請求項2】 箱体1の上面に傾斜する斜面部16を設
    け、斜面部16は箱棒挿入孔4の側壁9aから蝶棒挿入
    孔5の側壁9bに向けて下り勾配に形成してなる請求項
    1記載の開離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌挿
    具。
  3. 【請求項3】 スライダーSの後口部S’に傾斜する斜
    面部16’を設け、斜面部16’は箱棒挿入孔4の側壁
    9aに当接可能な側のフランジFから蝶棒挿入孔5の側
    壁9bに当接可能な側のフランジFに向けて上り勾配に
    形成してなる開離嵌挿具付スライドファスナーのスライ
    ダー。
  4. 【請求項4】 開離嵌挿具における箱体1の前壁7で中
    仕切片6の両側にストリンガテープTが嵌挿できるガイ
    ド溝13a、13bを設け、箱体1に設けた箱棒挿入孔
    4に箱棒2を嵌挿固定した隠しタイプの請求項1または
    2記載の開離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌挿
    具。
  5. 【請求項5】 開離嵌挿具における箱体1の両側壁9
    a、9bにストリンガテープTが嵌挿できるガイド溝1
    3a、13bを設け、箱体1に設けた箱棒挿入孔4に箱
    棒2を嵌挿固定した通常タイプの請求項1または2記載
    の開離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌挿具。
  6. 【請求項6】 開離嵌挿具における箱体1の中仕切片6
    は斜面部16まで延設し、蝶棒挿入孔5側の中仕切片6
    の全長にわたって傾斜するガイド部11を設けてなる請
    求項1または2記載の開離嵌挿具付スライドファスナー
    の開離嵌挿具。
  7. 【請求項7】 開離嵌挿具における箱体1は蝶棒挿入孔
    5における前壁7に中仕切片6のガイド部11に沿って
    浅いガイド溝13bを設け、箱棒挿入孔4の前壁7に中
    仕切片6の垂直面に沿って深いガイド溝13aを設ける
    とともに、中仕切片6の上端で片寄った位置に突出状の
    係止部10を設け、ガイド溝13aの対岸中央に下向の
    突片14を設け、蝶棒3はストリンガテープTに固定し
    た鍵形の支持体17を一体に連結し、その連結部18は
    ガイド溝13bへ嵌入できる形に形成し、箱棒2はスト
    リンガテープTに固定した鍵形の支持体17を一体に連
    結し、箱棒2の前面下端に上向きの舌片状の係止片19
    を設け、係止片19の上方の箱棒2および連結部18に
    凹陥部20を設けてなる隠しタイプの請求項4記載の開
    離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌挿具。
  8. 【請求項8】 開離嵌挿具における箱棒2を箱体1の箱
    棒挿入孔4に嵌挿したとき、中仕切片6の係止部10と
    箱棒2の係止片19とが係止し、箱棒2の連結部18に
    箱棒2と支持体17との間に透孔21を設け、該透孔2
    1に箱体1の突片14を嵌挿させ、突片14の先端を透
    孔21の下側の連結部18に当接させて箱体1と箱棒2
    とを固定してなる隠しタイプの請求項7記載の開離嵌挿
    具付スライドファスナーの開離嵌挿具。
  9. 【請求項9】 箱体1、箱棒2、蝶棒3を熱可塑性樹脂
    を射出成形または押出成形してなる請求項1、2または
    3記載の開離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌挿
    具。
  10. 【請求項10】 箱体1、箱棒2、蝶棒3を金属をダイ
    カスト成形してなる請求項1、2または3記載の開離嵌
    挿具付スライドファスナーの開離嵌挿具。
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