JP2001083288A - 医療用x線遮蔽材料 - Google Patents

医療用x線遮蔽材料

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JP2001083288A
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Michio Yamashita
三千雄 山下
Ryosaku Sawada
良作 澤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】医療用のX線を遮蔽するために用いられるX線
フィルムの包装用材料、識別用ナンバーシール等に使用
される鉛箔や鉛粉、鉛化合物を含有する高分子材料に代
わって鉛と同等のX線遮蔽性を有し、無毒、軽量で実用
的なX線遮蔽材料を提供することを目的とする。 【構成】X線遮蔽材としてビスマス又はビスマス化合
物、タングステン又はタングステン化合物のうち少なく
とも1種、またはこれらの1種とバリウム化合物、アン
チモン化合物、錫または錫化合物のうち少なくとも1種
を複合して15〜95%含むことを特徴とする有機高分
子との複合材料よりなる医療用X線遮蔽材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療用に使用されるX線
を遮蔽するために用いられるX線フィルムの包装用材料
とりわけ歯科X線フィルム用包装材料、識別用ナンバー
シール等に使用される鉛を含まないX線を遮蔽する材料
に関する。
【0002】
【従来の技術】X線を遮蔽する材料としてはこれまで主
として鉛を含む複合材料が使用されてきた(JIS Z
4806、Z4801)。しかし鉛は人体に吸収される
と有害であり、その取扱いや廃棄には特別の注意が必要
である。すなわち取扱いには鉛中毒予防規則による厳し
い規制があり、廃棄には特定有害産業廃棄物として外界
への侵出を遮断した処分が必要である。したがって焼却
や埋立て等によって環境を汚染する恐れのある用途には
使用が制限されねばならず、鉛を使用しないX線防護材
料が求められている。
【0003】鉛を使用しないX線遮蔽性材料も提案され
ているが、バリウム化合物、錫又は錫化合物(特公平2
−54934、実開平1−96877)やアンチモン化
合物(特開平3−185057)では単独では、鉛の代
替としてX線遮蔽効果が不十分であったり、透明なX線
遮蔽材を得るための特殊な化合物を使用(特開平4−3
29399)したりしている。
【0004】タングステンも焼結体として放射線遮蔽材
料として使用されたり、(特開平4−43997)繊維
状にして加工して衣服や帽子用の紫外線等の有害放射線
遮蔽用布地とすることも提案されている(特開平8−1
79090)。またビスマスも透明プラスチック中に均
一に分散させてX線診断用の透明フィルターとしてX線
遮蔽材料とすることが提案されている(特開昭55−5
7200)。
【0005】しかし医療用に一般に使用されるX線フィ
ルムの包装用に使用される材料として鉛を含まないX線
を遮蔽する実用的材料はなかった。したがって例えば歯
科用X線フィルムには鉛箔や鉛化合物を含有する樹脂シ
ートが使用されているのが現状である。また識別用ナン
バーシールにも鉛粉や鉛化合物を含むX線遮蔽材料が使
用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は人体及び環境
に有害な鉛を使用しないで鉛と同等のX線遮蔽性のある
複合材料を提供するものである。すなわち鉛は有害であ
るばかりでなく、重いために使用に際して制約を受け
る。またバリウム化合物、アンチモン化合物、錫又は錫
化合物等の場合、X線遮蔽性が鉛より大幅に劣るために
シート状で使用する場合必要なX線遮蔽性を確保するに
は厚みが厚くなって実用に供しえない問題があった。そ
こで本発明は無毒、軽量、安価な実用的X線遮蔽材料が
求められていることに対応するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに本発明者等は鉛のような有害でない物質でX線遮蔽
性のある各種物質を探索した結果、ビスマス及びビスマ
ス化合物が鉛及び鉛化合物以上にX線遮蔽性があること
を見出した。またタングステン及びタングステン化合物
も鉛及び鉛化合物と同等のX線遮蔽性があることを見出
した。またバリウム化合物、アンチモン化合物、錫又は
錫化合物のX線遮蔽性は鉛及び鉛化合物に比べて大幅に
劣るもののビスマス及びビスマス化合物やタングステン
及びタングステン化合物と複合して配合することによっ
て効率的なX線遮蔽性が得られることを見出した。
【0008】X線遮蔽性は一般的に密度の大きい物質、
あるいは原子番号の大きい物質が大きいと考えられてい
るが、X線防護衣等に用いた場合、重量増は取り扱いや
着用性の点で好ましくない。本発明は単独の物質による
X線遮蔽性が複合することによってより効率的になるこ
とを見い出し、これによって鉛及び鉛化合物に代わる経
済的なX線防護材料を実現可能となしたものである。
【0009】すなわち本発明はX線遮蔽性の大きいビス
マス及びビスマス化合物、タングステン及びタングステ
ン化合物のうち少なくとも1種を15〜95重量%(以
下%は重量%を示す)を含むことを特徴とする医療用X
線遮蔽材料である。また安価で資源の豊富なバリウム化
合物、アンチモン化合物、錫又は錫化合物のうち少なく
とも1種を複合して合計で20〜95%を配合し、高分
子材料と混練することを特徴とする実用的な鉛代替X線
遮蔽材料を提供するものである。特にバリウム化合物、
アンチモン化合物、錫又は錫化合物のうち少なくとも1
種を複合する場合は、より軽量化と経済性を同時に実現
出来る。
【0010】以下に本発明について詳述する。本発明に
おいてビスマスとしては粉砕法やアトマイズ法で作成さ
れる金属ビスマス粉、ビスマス化合物としては酸化ビス
マス、硝酸ビスマス等が使用される。タングステン及び
タングステン化合物としては金属タングテン粉、酸化タ
ングステン粉、タングステンカーバイド粉、その他タン
グステンとの無機化合物が使用される。タングステン系
では金属タングステン粉の原料である酸化タングステン
やAPT(パラタングステン酸アンモニウム)が20μ
m以下の微粉末として容易に入手出来、還元工程が不要
なため安価であり、高分子材料との複合配合としては好
ましい。またバリウム化合物としては硫酸バリウム、塩
化バリウム、水酸化バリウム、チタン酸バリウム等が使
用でき、アンチモン化合物としては三酸化アンチモン、
四酸化アンチモン、錫または錫化合物としては金属錫
粉、酸化第一錫、酸化第二錫等が使用される。これらの
X線遮蔽物質は微細な粒度好ましくは金属粉では100
メッシュ又は300メッシュより微細な粒度、金属粉以
外では平均粒度20μ以下の微細な粉末として使用され
る。
【0011】このようなX線遮蔽物質のゴムや樹脂への
添加量は必要とされるX線遮蔽性、許容される防護材料
を使用する製品の厚さ、コスト等と使用するX線遮蔽物
質の性能によって決定される。ビスマス系及びタングス
テン系は鉛と同一重量比添加された場合、鉛に対してそ
れぞれ約1.1倍、約0.9倍のX線遮蔽性があり、鉛
とほぼ同一重量の含有量で代替可能である。しかしゴム
や樹脂との複合材料として板状やフィルム状に成形する
ためには95%以上では成形困難であり、15%以下で
はX線遮蔽性が十分得られず、15〜95%の添加、望
ましくは30〜70%の添加量がよい。バリウム系、ア
ンチモン系、錫系はビスマス系やタングステン系の鉛系
に比較して高価で資源的にも制約があり、比重も大きい
という問題点をカバーするために複合添加するものであ
り、20〜95%の添加は上記と同様95%以上では成
形困難であり、20%以下ではX線遮蔽性が十分得られ
ないためである。
【0012】歯科口内法用X線フィルムでは国際規格
(ISO3665)で厚みが2mm以下と定められてお
り、フィルムの厚み(0.2〜0.5mm)を考慮する
とX線遮蔽に使用出来る厚みは1.5mm以下、好まし
くは1.0mm以下に制約される。またX線遮蔽能力は
鉛当量で0.05mm以上という制約があるので樹脂と
X線遮蔽物質と配合した包装材料としての厚みも鉛当量
0.05mmでのシートの厚みが1.5mm以下好まし
くは1.0mm以下であることが望ましい。
【0013】本発明において使用される高分子材料とは
ゴムや樹脂である。ゴムとしては天然ゴム、合成ゴムの
いずれでもよく、添加物として硫黄、カーボンブラッ
ク、老化防止剤等が添加できる。また樹脂としては塩化
ビニール、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、AB
S樹脂、EVA樹脂等の熱可塑性樹脂やエポキシ樹脂や
フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂が使用される。限定さ
れた用途例えば歯科用X線フィルムの包装材料としては
軟質塩化ビニール樹脂、EVA樹脂、ポリオレフィン樹
脂が使用できる。樹脂に対する添加物としては上記のX
線遮蔽物質以外にカップリング剤、金属石鹸等の滑剤、
カーボンブラック等の着色剤、帯電防止剤、可塑剤、安
定剤、顔料等が必要量添加できる。
【0014】上記のようなX線遮蔽物質や各種の添加物
をゴムや樹脂と混練し、均一な複合材料を得るためには
あらかじめ使用濃度かそれ以上の濃度に混練したコンパ
ウンドを最終混練時に使用するとよい。本発明の複合材
料を製造するには上記のような材料を配合、均一に混合
し、ニーダー、バンバリーミキサー等の混練機を用いて
コンパウンドを作成し、所定の粒度に整粒した後、押出
機、射出成形機、プレス、カレンダーロール、印刷、塗
装等の手段により、最終的な形状にして使用できる。
【0015】本発明はX線遮蔽材料として鉛を使用しな
いだけでなく、複合材料に使用される材料にも鉛と同様
に環境ホルモンとして内分泌攪乱作用を有すると疑われ
る物質を使用しないことが好ましい。例えば塩化ビニー
ルとの配合では通常フタル酸ジ−2−エチルヘキシル
(DOP)やアジピン酸ジ−2−エチルヘキシル(DO
A)のような可塑剤が使用されるが、いずれも内分泌攪
乱作用を有すると疑われる物質のリスト(環境庁199
8)に載っている。本発明では塩化ビニールの可塑剤と
してポリエステル系、脂肪酸エステル系のような上記リ
ストに載っていないものを使用するのが好ましい。また
塩化ビニールも焼却の条件によってはダイオキシンのよ
うな有害な塩素化合物を発生する恐れがあるので、EV
A樹脂やオレフィン樹脂のような塩素を含まない樹脂を
使用するのが好ましい。
【0016】本発明の用途の中で歯科口内法X線フィル
ム用包装材料やそれらに使用されるナンバーシールの場
合、体内に一時的にでも入れて使用するので上記の安全
性は重要である。
【0017】
【発明の効果】本発明の複合材料は現在大量に使用さて
いる環境に有害とされる鉛等の物質を使用しないで鉛と
同等のX線遮性のある材料を提供するものである。本発
明によって医療用に使用されX線遮蔽用のフィルム包装
材料、ナンバーシール等で鉛及び鉛化合物を使用するこ
となく、実用的に使用出来る安全な複合材料が実現可能
となった。
【0018】以下実施例により本発明を更に詳しく説明
する。
【実施例1】 塩化ビニール樹脂 32% ポリエステル系可塑剤 10% ステアリン酸系可塑剤 5% カーボンブラック(着色剤) 2% ステアリン酸バリウム(安定剤) 1% 酸化ビスマス(X線遮蔽剤) 50% 上記の材料を十分混合、混練した後、4mmの厚さのシ
ートを作成した。X線遮蔽性の評価は朝日レントゲン製
X線発生装置(定格90KV,20mA)を用いサンプ
ルシートを透過したX線をISO3665で規定されて
いるD感度フィルムに感光させ、鉛箔(0.07mm厚
さ)を透過した場合と比較することによって鉛当量を測
定した(JISZ4501参照)。
【0019】ISO3665で規定されている歯科用X
線フィルムに対応した鉛当量0.05mm以上と全体厚
さ2mm以下の制約より、各X線遮蔽物質を評価した。
また遮光性はサンプルシートに密封した上記D感度フィ
ルムをSEIKO X−RAY ACCESORYシャ
ーカステンにより20W蛍光灯の10cm上及び明るい
窓際に1ヶ月放置した後の感光の度合いを濃度計で測定
した。
【0020】表1に鉛当量、0.05mmPb相当厚
さ、ISO3665厚さ評価、遮光性、比重、環境評価
等の測定結果を示す。ISO3665厚さ評価は歯科用
X線フィルムとして使用する場合厚さに制限があること
から0.05mmPb相当の厚さが1.5mm以上を
×、1.0〜1.5mmを○、1.0mm以下を◎と評
価した。また環境評価は法律の規制等により環境を汚染
するとされているものを×とし、規制値のあるものを
〇、規制値のないものを◎とした。
【0021】
【実施例2〜5】、
【比較例1〜3】実施例1においてX線遮蔽材として酸
化ビスマスに変えて他の物質を使用した以外は実施例1
と同様に実施して得られた結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【実施例6〜13】X線遮蔽材を複合して使用する以外
は実施例1と同様に実施して得られた結果を表2に示
す。
【0024】
【表2】
【0025】
【実施例14〜18】、
【比較例4〜6】エポキシ樹脂粉末と表3に示す各種の
X線遮蔽物質を十分混合した後、φ20×3の形状にプ
レス圧5トン/m2で成形し、200℃で30分間硬化
させ、実施例1と同様の方法で鉛当量を測定した。なお
実施例、比較例で配合組成が100%に満たない場合は
X線遮蔽効果のほとんどない無機添加物としてタルクを
添加した。
【0026】
【表3】
【0027】表1〜表3に示したように、実施例1〜1
8の配合で0.05mmPb相当のシートを作成した場
合いずれも1.5mm以内で作成可能であり、実用的な
範囲である。また複合配合した実施例6〜13ではビス
マス又はタングステンの単独配合に比べて比重が小さ
く、軽量化されている。それに対して比較例の配合で
0.05mmPb相当のシートを作成した場合、比較例
1の鉛を配合した場合を除き、1.5mm以上となり実
用的でない。
【0028】
【実施例19】塩化ビニール樹脂10%,脂肪酸系可塑
剤9%,ステアリン酸系安定剤1%,タングステン粉8
0%を十分混合してペースト状として塩化ビニール樹脂
のシートに1から100までのナンバーを印字、加熱、
冷却によりシート上にナンバーを形成した。実施例1に
示した同様の方法でX線遮蔽性の評価を行った。その結
果0.20mmのナンバー厚さの場合、鉛粉を使用した
場合と同様の明瞭なナンバー像が得られた。
【0029】
【実施例20】アクリル樹脂20%、酸化ビスマス80
%を酢酸エチルを溶剤として十分混合してペースト状と
してPET樹脂シートに印刷、加熱硬化して0.2mm
の厚さのナンバーシートを作成した。実施例19と同様
の評価を行った。鉛粉を使用した場合と同様の明瞭なナ
ンバー像が得られた。
【0030】以下に本発明の好ましい実施態様について
列挙する。ただし本発明をこれらに限定するものではな
い。 (1)ビスマス又はビスマス化合物、タングステン又は
タングステン化合物のうち少なくとも1種を15%〜9
5%含むことを特徴とする複合材料。 (2)ビスマス又はビスマス化合物、タングステン又は
タングステン化合物のうち少なくとも1種を15%〜9
5%、塩化ビニール樹脂、EVA樹脂、オレフィン樹脂
に含むことを特徴とする複合材料。 (3)ビスマス又はビスマス化合物、タングステン又は
タングステン化合物のうち少なくとも1種を5〜95
%、バリウム化合物、アンチモン化合物、錫又は錫化合
物のうち少なくとも1種を10〜90%複合して含むこ
とをと特徴とする複合材料。 (4)ビスマス又はビスマス化合物、タングステン又は
タングステン化合物のうち少なくとも1種とバリウム化
合物、アンチモン化合物、錫又は錫化合物のうち少なく
とも1種を合計して20%〜95%を塩化ビニール樹
脂、EVA樹脂、オレフィン樹脂に複合して含むことを
特徴とする複合材料。 (5)上記(2)、(4)において塩化ビニール樹脂に
含まれる可塑剤がポリエステル系、脂肪酸エステル系、
フタル酸ジイソノニル(DINP)であることを特徴と
する複合材料 (6)上記(1)、(2)、(3)又は(4)の複合材
料を使用した医療用のX線を遮蔽するために用いられる
歯科用X線フィルム包装材料。 (7)上記(1)、(2)、(3)又は(4)の複合材
料を使用した医療用のX線を遮蔽するために用いられる
防護材料を識別するために用いられる識別用ナンバーシ
ール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 27/06 C08L 27/06 31/04 31/04 Z 101/00 101/00 G03C 3/00 510 G03C 3/00 510X 560 560F 566 566M Fターム(参考) 3E067 AA12 AB99 AC01 BA01A BB14A BB22A BC04A CA14 FA01 GD10 4F071 AA15X AA24 AA28X AB06 AB18 AE22 AF53 AH04 4J002 BB061 BD041 DA116 DD077 DE096 DE097 DE127 DE187 DF036 DG047 FD206 GB00 GG02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機高分子材料とX線遮蔽材からなる医療
    用X線防護材料においてX線遮蔽材としてビスマス又は
    ビスマス化合物、タングステン又はタングステン化合物
    のうち少なくとも1種を15〜95重量%含むことを特
    徴とする複合材料。
  2. 【請求項2】有機高分子材料とX線遮蔽材からなる医療
    用X線防護材料においてX線遮蔽材としてビスマス又は
    ビスマス化合物、タングステン又はタングステン化合物
    のうち少なくとも1種とバリウム化合物、アンチモン化
    合物、錫又は錫化合物のうち少なくとも1種を合わせて
    20〜95重量%含むことを特徴とする複合材料。
  3. 【請求項3】有機高分子材料が塩化ビニール樹脂若しく
    はEVA樹脂である請求項1又は請求項2に記載の複合
    材料。
  4. 【請求項4】歯科用X線フィルムの包装材料である請求
    項1〜請求項3のいずれかに記載の複合材料。
  5. 【請求項5】歯科用X線フィルム識別用ナンバーシート
    である請求項1〜請求項3のいずれかに記載の複合材
    料。
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