JP2001082229A - 圧縮自己着火ガソリン内燃機関 - Google Patents

圧縮自己着火ガソリン内燃機関

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JP2001082229A
JP2001082229A JP26452099A JP26452099A JP2001082229A JP 2001082229 A JP2001082229 A JP 2001082229A JP 26452099 A JP26452099 A JP 26452099A JP 26452099 A JP26452099 A JP 26452099A JP 2001082229 A JP2001082229 A JP 2001082229A
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combustion engine
valve
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康治 平谷
Akihiro Iiyama
明裕 飯山
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友則 漆原
Kazuya Hasegawa
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮自己着火ガソリン内燃機関として、吸気
充填効率および燃費の向上を達成しつつ、運転可能範囲
を拡げることを目的としている。 【解決手段】 排気弁の閉時期が排気行程途中で吸気弁
の開時期が吸気行程途中となって排気弁および吸気弁が
共に閉じているマイナスオーバラップとなるバルブタイ
ミングを有し、このマイナスオーバラップ期間中の排気
弁閉時期から排気上死点の間に(燃料噴射時期の設定可
能範囲S1)、燃料噴射弁による第1回目の燃料噴射
を、少量の噴射量T1として行い、吸気弁開時期直後の
吸気行程中に(燃料噴射時期の設定可能範囲S2)、燃
料噴射弁による第2回目の燃料噴射を、残りの噴射量T
2として行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃焼室に直接燃
料を噴射する燃料噴射弁を備え、ピストンの圧縮作用に
より燃焼室内の混合気を自己着火して燃焼させる圧縮自
己着火ガソリン内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】一般のガソリン内燃機関では、燃費削減
のため混合気のリーン化には、点火プラグによる火花点
火と火炎伝播による燃焼が不安定化することから、自ず
と限界があり、また、リーン燃焼時には、排気浄化のた
めの触媒が、いわゆる量論比での燃焼時ほど浄化作用、
特にNOxの還元作用を発揮できないという問題があ
る。
【0003】この問題を解決するものとして、ピストン
の圧縮作用により自己着火燃焼させることにより、リー
ン燃焼と低エミッションを図った高圧縮比の圧縮自己着
火ガソリン内燃機関が知られている(例えば特開平7−
332141号公報参照)。
【0004】このような圧縮自己着火ガソリン内燃機関
として、燃焼室に直接燃料を噴射する、いわゆる筒内直
接噴射式のガソリン内燃機関が提案されているが、この
場合、筒内の燃料と空気とを均質に混ぜるように、単純
に噴射時期を吸気行程に設定しただけでは、燃焼安定性
に問題があり、運転可能範囲が狭くなるという問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常のガソ
リン内燃機関では、図10(a)に示すように、排気弁
の閉時期EVCと吸気弁の開時期IVOが共にピストン
上死点TDC付近となって所定のバルブオーバラップ
(O/L)が設定されている。
【0006】これに対し、図10(b)に示したもの
は、吸気弁および排気弁のバルブタイミングを、排気弁
の閉時期EVCが排気行程途中で、吸気弁の開時期IV
Oが吸気行程途中となって排気弁および吸気弁が共に閉
じている、いわゆるマイナスオーバラップ(マイナスO
/L)となるバルブタイミングを有するものである。
【0007】すなわち、図10(a)に示すバルブタイ
ミングに対し、排気弁の閉時期EVCが進角されて排気
行程途中となっており、同時に排気弁の開時期EVOが
遅角されてピストン下死点BDCに近い時期となってい
る。吸気弁については、その開時期IVOが、排気弁の
閉時期EVC〜ピストン上死点TDCまでの期間と、ピ
ストン上死点TDC〜吸気弁の開時期IVOまでの期間
とがほぼ等しくなるように遅角されている。また、吸気
弁の閉時期IVCは、同時に進角されてピストン下死点
BDCに近い時期となっている。このとき、ピストン上
死点TDC付近におけるバルブオーバラップは存在せ
ず、マイナスO/Lが存在する。
【0008】このようなマイナスO/Lの期間を設ける
と、筒内に排気されなかった燃焼ガスが密閉され、圧縮
されるので、もともと高温の燃焼ガスは、この圧縮作用
により、さらに高温となり、このマイナスO/L期間中
に燃料を噴射することで、噴射された燃料は残留燃焼ガ
スで気化が促進されて、単に吸気行程中に燃料噴射する
場合に比べ、燃焼性が向上すると考えられる。
【0009】しかしながら、単に、マイナスO/L期間
中に、必要な燃料の総噴射量全量を噴射すると、筒内温
度が上昇するので、吸気充填効率が低下し、燃費も悪化
するという問題がある。
【0010】そこで、この発明は、圧縮自己着火ガソリ
ン内燃機関として、吸気充填効率および燃費の向上を達
成しつつ、運転可能範囲を拡げることを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、燃焼室に直接燃料を噴射する燃
料噴射弁を備え、ピストンの圧縮作用により燃焼室内の
混合気を自己着火して燃焼させる圧縮自己着火ガソリン
内燃機関において、排気弁の閉時期が排気行程途中で吸
気弁の開時期が吸気行程途中となって排気弁および吸気
弁が共に閉じているマイナスオーバラップとなるバルブ
タイミングを有し、このマイナスオーバラップ期間中に
前記燃料噴射弁による第1回目の燃料噴射を行うととも
に、吸気行程中に前記燃料噴射弁による第2回目の燃料
噴射を行う構成としてある。
【0012】このような構成の圧縮自己着火ガソリン内
燃機関によれば、マイナスオーバラップ期間中には、燃
焼室に排気されなかった高温の燃焼ガスが密閉され、こ
の燃焼ガスがピストンにより圧縮されてさらに高温とな
る。このような雰囲気の中に第1回目の燃料噴射を行う
ことで、噴射された燃料は高温に晒され改質が進む。こ
のとき燃料は、分子の鎖が切れてラジカルを形成した
り、燃焼ガス中に残っている僅かな酸素と結合しアルデ
ヒド程度まで反応が進む。このような燃料の改質によ
り、着火性の悪いガソリン燃料においても着火性が向上
し、安定した圧縮自己着火運転が実現する。ピストンが
排気上死点に達した後の吸気行程に第2回目の燃料噴射
を行うことで、充分な負荷が得られるものとなる。
【0013】マイナスオーバラップ期間中に全ての燃料
を噴射してしまうと、燃料の改質が進みすぎ、さらには
この時期に熱発生を起こしてしまう場合があり、このよ
うな場合には、燃料から仕事として取り出せる効率が悪
くなり、燃費の悪化を招くとともに吸気充填効率の低下
を招く。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の発明の構成
において、低負荷運転条件において、第1回目の燃料噴
射時期を排気弁の閉時期直後に設定してある。
【0015】上記構成によれば、排気弁が閉じた直後、
すなわち吸気弁および排気弁が共に閉じている時期の初
期に、第1回目の燃料噴射を行うことで、低負荷運転時
での燃料の改質時間が長くとれ、より高度に改質する。
【0016】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の構成において、中負荷から圧縮自己着火運転が可能
な高負荷側の運転条件において、第1回目の燃料噴射時
期を排気弁の閉時期直後から排気行程上死点の間に設定
してある。
【0017】中負荷から圧縮自己着火運転が可能な高負
荷側の運転条件においては、燃料の改質効果が低負荷運
転条件程必要ないことから、第1回目の燃料噴射は、排
気弁閉時期直後に行う必要がなく、排気弁閉時期直後か
ら排気上死点までの、どこに設定してもよい。排気上死
点を過ぎると、改質効果がなくなり、燃焼安定性および
燃費が悪化する。
【0018】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかの発明の構成において、高負荷運転条件におい
て、第1回目の燃料噴射を行わず、第2回目の吸気行程
中での燃料噴射の際に、必要とする燃料の総噴射量全量
を噴射する構成としてある。
【0019】高負荷運転時には、必要とする燃料の総噴
射量が多く、着火性が高いため、マイナスオーバラップ
期間中に燃料を噴射する必要がなく、吸気行程にて必要
燃料量を全て噴射する。
【0020】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかの発明の構成において、吸気行程中での燃料噴射
時期を、吸気弁開時期直後に設定してある。
【0021】吸気行程の早い時期に燃料を噴射すること
で、噴射された燃料が吸気を冷却し、吸気充填効率を向
上させる。
【0022】請求項6の発明は、請求項1,2,3,5
のいずれかの発明の構成において、吸気行程中での燃料
噴射量を、第1回目と第2回目の各噴射量を合わせた総
噴射量のうちの半分以上としてある。
【0023】吸気行程での第2回目の燃料噴射量を多く
することで、噴射された燃料が吸気を冷却し、吸気充填
効率を向上させる。
【0024】請求項7の発明は、請求項1,2,3,
5,6のいずれかの発明の構成において、低負荷運転条
件において、第1回目の噴射量割合を、第2回目の噴射
量と合わせた総噴射量のうちの15〜45%に設定して
ある。
【0025】図4に示すように、第1回目の噴射量割合
が15%を下回ると、燃焼安定性および燃費が共に悪化
し、45%を上回ると、燃焼安定性は良くなるものの、
燃費が悪化する。
【0026】請求項8の発明は、請求項7の発明の構成
において、低負荷から圧縮自己着火運転が可能な高負荷
側の運転条件において、第1回目の噴射量割合を、負荷
の上昇とともに減少するよう設定してある。
【0027】負荷の上昇に伴って、必要とする燃料の総
噴射量が増加し着火性が向上するので、第1回目の噴射
量を負荷の上昇とともに減少させる。仮に、第1回目の
噴射量を負荷の上昇とともに増加させると、着火性が向
上しすぎ、ノッキング強度が高まったり、吸気行程中の
第2回目の噴射量が減少して吸気充填効率が悪化し、燃
費が悪化してしまう。
【0028】請求項9の発明は、請求項1,2,3,
5,6,7,8のいずれかの発明の構成において、燃焼
安定度を検出する安定度検出手段を設け、この安定度検
出手段が、燃焼が不安定になったことを検出したとき
に、第1回目の噴射量割合を増加させるよう設定してあ
る。
【0029】上記構成によれば、燃焼が不安定になった
ときに、第1回目の噴射量割合を増加させることで、着
火性が向上し燃焼が安定化する。
【0030】請求項10の発明は、請求項1,2,3,
5,6,7,8,9のいずれかの発明の構成において、
ノッキングの強度を検出するノッキング強度検出手段を
設け、このノッキング強度検出手段が、ノッキング強度
が所定値を超えたことを検出したときに、第2回目の噴
射量割合を増加させるよう設定してある。
【0031】上記構成によれば、ノッキング強度が所定
値を超えたときに、第2回目の噴射量割合を増加させる
ことで、筒内温度が低下し、ノッキング強度が低下す
る。
【0032】請求項11の発明は、請求項1,2,3,
5,6,7,8,9,10のいずれかの発明の構成にお
いて、ノッキングの強度を検出するノッキング強度検出
手段を設け、このノッキング強度検出手段が、ノッキン
グ強度が所定値を超えたことを検出したときに、第1回
目の噴射時期を遅角させるよう設定してある。
【0033】上記構成によれば、第1回目の噴射時期を
遅角させることで、発熱量が低下し筒内温度が低下して
ノッキング強度が低下する。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1回目の燃
料噴射を、排気弁と吸気弁とが共に閉じているマイナス
オーバラップ期間中に行って燃料の改質を行うことで、
着火性が向上して安定した運転が得られ、運転可能範囲
を拡げることができる。また、吸気行程にて第2回目の
燃料噴射を行うようにすることで、この2回目に噴射さ
れた燃料により吸気が冷却されて吸気充填効率が向上
し、燃費も向上する。
【0035】請求項2の発明によれば、低負荷運転条件
において、第1回目の燃料噴射時期を排気弁の閉時期直
後に設定したため、燃料の改質が確実に進み、着火性を
より向上させることができる。
【0036】請求項3の発明によれば、中負荷から圧縮
自己着火が可能な高負荷側の運転条件においては、燃料
の改質効果が低負荷運転条件程必要ないことから、第1
回目の燃料噴射は、排気弁閉時期直後に行う必要がな
く、第1回目の燃料噴射時期を排気弁の閉時期直後から
排気行程上死点の間に設定することで、着火性の向上を
図ることができる。
【0037】請求項4の発明によれば、高負荷運転条件
においては、第1回目の燃料噴射を行わず、第2回目の
吸気行程での燃料噴射の際に、必要とする燃料の総噴射
量全量を噴射するようにしたため、必要とする燃料総噴
射量が多く、着火性が高い高負荷運転時での燃料噴射制
御に最適なものとなる。
【0038】請求項5の発明によれば、吸気行程での燃
料噴射時期を、吸気弁開時期直後に設定したため、噴射
された燃料が吸気を冷却し、吸気充填効率を向上させる
ことができる。
【0039】請求項6の発明によれば、吸気行程での燃
料噴射量を、第1回目と第2回目の各噴射量を合わせた
総噴射量のうちの半分以上としたため、第2回目にて噴
射された燃料による吸気の冷却効果が高まり、吸気充填
効率を向上させることができる。
【0040】請求項7の発明によれば、低負荷運転条件
において、第1回目の噴射量割合を、第2回目の噴射量
と合わせた総噴射量のうちの15〜45%に設定したた
め、燃焼安定性および燃費を共に良好に維持することが
できる。
【0041】請求項8の発明によれば、低負荷運転条件
から圧縮自己着火が可能な高負荷側の運転条件におい
て、第1回目の噴射量割合を、負荷の上昇とともに減少
するよう設定したため、負荷の上昇に伴って必要とする
総噴射量が増加し着火性が向上する上記運転条件での燃
料噴射制御に最適なものとなる。
【0042】請求項9の発明によれば、燃焼安定度を検
出する安定度検出手段が、燃焼が不安定になったことを
検出したときに、第1回目の噴射量割合を増加させるよ
う設定したため、着火性が向上し、燃焼を安定化させる
ことができる。
【0043】請求項10の発明によれば、ノッキング強
度を検出するノッキング強度検出手段が、ノッキング強
度が設定された所定の許容範囲を超えたことを検出した
ときに、第2回目の噴射量割合を増加させるよう設定し
たため、この増加した噴射燃料により筒内温度が低下
し、ノッキング強度を低下させることができる。
【0044】請求項11の発明によれば、ノッキングの
強度を検出するノッキング強度検出手段が、ノッキング
強度が所定値を超えたことを検出したときに、第1回目
の噴射時期を遅角させるよう設定したため、その分発熱
量が低下し筒内温度が低下してノッキング強度を低下さ
せることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0046】図1は、この発明の第1の実施の形態を示
す圧縮自己着火ガソリン内燃機関の全体構成図で、シリ
ンダブロック1内にはピストン3が上下可能に収容さ
れ、シリンダヘッド5には、吸気ポート7を吸気用カム
9によって開閉する吸気弁11と、排気ポート13を排
気用カム15によって開閉する排気弁17とがそれぞれ
設けられている。
【0047】シリンダヘッド5の吸気ポート7の近傍に
は、燃焼室19にガソリン燃料を噴射する燃料噴射弁2
1が取り付けられている。燃料噴射弁21による燃料噴
射動作は、吸気弁11および排気弁17の各開閉時期信
号V、機関の負荷信号Lの入力を受けるマイクロコンピ
ュータなどからなるコントロールユニット25によっ
て、噴射時期および噴射量が制御される。
【0048】吸気用カム9および排気用カム15は、吸
気弁11および排気弁17が、前記図10(b)に示し
たようなマイナスオーバラップ(マイナスO/L)期間
が発生するバルブタイミングを有するよう動作する。す
なわち、排気弁17の閉時期が排気行程途中で吸気弁1
1の開時期が吸気行程途中となって排気弁17および吸
気弁11が共に閉じている状態のバルブタイミングを有
するよう動作する。また、本ガソリン内燃機関は、圧縮
自己着火運転を可能とするために、圧縮比12以上の比
較的高圧縮比に設定してあり、負荷は、吸気量をほぼ一
定として燃料の噴射量によって行うようになっている。
【0049】図2は、吸気弁11および排気弁17の開
閉時期、負荷と燃料噴射時期の設定可能範囲S1,S2
の関係、負荷と燃料噴射量T1,T2との関係をそれぞれ
示したものである。排気弁17は、EVOで開きEVC
で閉じ、吸気弁11は、IVOで開きIVCで閉じ、E
VCとIVOとの間が、吸気弁11および排気弁17が
共に閉じているマイナスO/L期間となる。そして、燃
料噴射弁21によ燃焼室19への燃料噴射は、マイナス
O/L期間中に、第1回目としてS1で示す負荷によっ
て異なる設定可能範囲で行い、吸気弁11が開弁し始め
る吸気行程の初期に第2回目としてS2で示す設定可能
範囲で行っている。
【0050】マイナスO/L期間が設定されることで、
燃焼室19内には排気されなかった燃焼後のガスが密閉
され、この状態でピストン3が上昇して燃焼ガスが圧縮
される。もともと高温であった燃焼ガスは、この圧縮作
用によりさらに高温となり、このような高温雰囲気中
に、第1回目として燃料を噴射することで、噴射された
燃料は、改質が進む。このとき燃料は、分子の鎖が切れ
ラジカルを形成したり、燃焼ガス中に残っている僅かな
酸素と結合してアルデヒド程度まで反応が進む。このよ
うな燃料の改質により、着火性の悪いガソリン燃料にお
いても、着火性が向上し、安定した圧縮自己着火運転が
実現できる。
【0051】ところで、ガソリン自己着火燃焼を低負荷
運転条件で実現する場合、マイナスO/L期間中の燃料
噴射量が少なすぎると、燃料の改質が進まず、着火性が
悪化し燃焼が不安定となって燃費が悪化する。逆に、噴
射量が多すぎると、燃料の改質は充分で燃焼は安定する
が、燃焼の改質が進みすぎ、さらにはこの時期に熱発生
が起こり、このような場合には、燃料から仕事として取
り出される効率が悪くなり、燃費の悪化を招く。
【0052】このようなことから、マイナスO/L期間
中に、燃料を噴射する場合、燃焼の安定性および燃費を
考慮すると、噴射時期および噴射量共に最適値が存在す
る。
【0053】図3は、低負荷運転条件での第1回目の燃
料噴射時期と燃焼安定性および燃費との関係を示してい
る。これによれば、排気弁17の閉時期(EVC)初期
のAで示す範囲に燃料を噴射することで、燃焼安定性、
燃費共に良好となっていることがわかる。
【0054】図4は、低負荷運転条件での、第1回目と
第2回目とを合わせた総噴射量に対する第1回目の噴射
量割合と燃焼安定性および燃費との関係を示している。
これによれば、総噴射量のうちの15〜45%を第1回
目に噴射することで、燃焼安定性、燃費共に良好とする
ことができる。15%を下回ると、燃焼安定性および燃
費が共に悪化し、45%を上回ると、燃焼安定性は良く
なるものの、燃費が悪化してしまう。
【0055】低負荷運転条件で、第2回目として吸気行
程中に燃料噴射を行うことで、低負荷運転としての充分
な負荷が得られる。この燃料噴射は吸気行程初期に行う
ことで噴射された燃料が吸気を冷却し、吸気充填効率が
向上する。第2回目の噴射量は、図2に示されているよ
うに、負荷の上昇に伴って増加させる。
【0056】一方、中負荷から圧縮自己着火運転が可能
な高負荷側の運転条件では、第1回目と第2回目とを合
わせた総噴射量が増加し、着火性がもともと高いため、
マイナスO/L期間中に噴射する燃料量は極めて少ない
量が最適となる。図5は、第1回目と第2回目とを合わ
せた総噴射量に対する第1回目の噴射量割合と燃焼安定
性および燃費との関係を示している。これによれば、燃
焼安定性と燃費とが共に良好となるのは、第1回目の噴
射量割合が5〜20%程度である。5%を下回ると燃焼
安定性および燃費が共に悪化し、15%を上回ると、燃
焼安定性は良くなるものの、燃費が悪化してしまう。
【0057】そして、ここでの噴射量は、図2に示すよ
うに、負荷の上昇とともに減少させることで、負荷の上
昇に伴って総噴射量が増加し着火性が向上する上記運転
条件での第1回目の噴射量制御に最適なものとなる。仮
に、この時期の噴射量がゼロの場合には、着火性が安定
せず燃費が悪化する。高負荷になるに従って僅かに噴射
することで、着火性が安定し燃費が向上する。逆に、こ
の時期の噴射量を増加させると、着火性が向上しすぎ、
ノッキング強度が高まったり、吸気行程中の第2回目の
噴射量がその分減少して吸気充填効率が低下し、燃費が
悪化してしまう。
【0058】また、上記した中負荷から圧縮自己着火運
転が可能な高負荷側の運転条件においては、燃料の改質
効果が低負荷ほど必要ないため、噴射時期は、排気弁閉
時期の初期とする必要がなく、排気弁閉時期(EVC)
から排気上死点(TDC)までの間の、どの位置に設定
してもよい。排気上死点を過ぎると、改質効果が足りな
くなり、燃焼安定性および燃費が悪化する。
【0059】図6は、中負荷から圧縮自己着火運転が可
能な高負荷側の運転条件での第1回目の燃料噴射時期と
燃焼安定性および燃費との関係を示している。これによ
れば、排気弁17の閉時期(EVC)初期から排気上死
点(TDC)までのBで示す範囲のどの位置で燃料を噴
射しても、燃焼安定性、燃費共に良好で、排気上死点を
過ぎると燃焼安定性、燃費共に悪化していることがわか
る。
【0060】高負荷運転条件では、総燃料噴射量が多
く、着火性が高いため、マイナスO/L期間中に燃料を
噴射する必要がなく、吸気行程中に必要燃料量の全てを
噴射する。
【0061】低負荷運転条件および、中負荷から圧縮自
己着火運転が可能な高負荷側の運転条件での第2回目の
燃料噴射量は、総噴射量の半分以上とする。これによ
り、第2回目にて噴射された燃料による吸気の冷却効果
が高まり、吸気充填効率が向上する。
【0062】このように、マイナスO/L期間中に、燃
料の総噴射量全量を噴射せずに第1回目として少量噴射
した後、吸気行程中に第2回目として噴射したり、ある
いは吸気行程中のみの1回の噴射として、燃料噴射時期
および噴射量を最適に制御することで、特別な部品や制
御を追加することなく、吸気充填効率および燃費の向上
が図れ、安定した運転が全運転域にわたって得ることが
できる。
【0063】図7は、この発明の第2の実施の形態を示
す圧縮自己着火ガソリン内燃機関の全体構成図である。
この実施の形態は、前記図1のシリンダブロック1に、
燃焼安定度を検出する安定度検出手段としての安定度セ
ンサ27と、ノッキング強度を検出するノッキング強度
検出手段としてのノッキング強度センサ29をそれぞれ
装着している。負荷に応じた燃料の噴射時期および噴射
量は、第1の実施の形態と基本的に同様とする。安定度
センサ27としては、機関回転数を検出する回転数セン
サ、燃焼室内の圧力を検出する燃焼圧センサあるいは機
関の振動を検出する振動センサなどでよい。
【0064】図8は、安定度センサ27による燃料噴射
制御動作を示すフローチャートである。まず、安定度セ
ンサ27により燃焼安定度を検出し(ステップ80
1)、この検出した燃焼安定度が設定値を超えて悪くな
った場合、つまり燃焼が不安定となった場合には(ステ
ップ803)、マイナスO/L期間中の第1回目の燃料
噴射量を増加させ(ステップ805)、これに伴い吸気
行程中の第2回目の燃料噴射量を減少させる(ステップ
807)。マイナスO/L期間中の噴射量を増加させる
ことで、燃料の改質度が高まって着火性が向上し、安定
した燃焼が得られる。
【0065】図9は、ノッキング強度センサ29による
燃料噴射制御動作を示すフローチャートである。まず、
ノッキング強度センサ29がノッキングの強度を検出し
(ステップ901)、検出したノッキング強度がノッキ
ング強度の限界を超えた場合には、マイナスO/L期間
中の第1回目の燃料噴射動作において、その噴射量を減
少させるとともに(ステップ905)、噴射時期を最大
で排気上死点まで遅角させる(ステップ907)。第1
回目の噴射量の減少に伴って吸気行程中の第2回目の燃
料噴射量を増加させる(ステップ909)。これにより
燃焼室19内の温度が低下し、ノッキング強度が低下す
る。
【0066】このように、上記第2の実施の形態では、
安定度センサ27およびノッキング強度センサ29によ
り、燃焼安定度およびノッキング強度をそれぞれ制御で
きるので、機関の過渡的な負荷変化にも素早く対応で
き、応答性のよい運転が可能となる。また、燃料噴射弁
21の劣化や燃焼室19内のカーボン付着などに起因す
る微妙な運転状態の変化、すなわち内燃機関が経時変化
にも、燃焼安定度およびノッキング強度が逐次制御され
るので、容易に対応して安定した圧縮自己着火運転が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す圧縮自己着
火ガソリン内燃機関の全体構成図である。
【図2】図1の圧縮自己着火ガソリン内燃機関における
吸気弁および排気弁の開閉時期、負荷と燃料噴射時期の
設定可能範囲との関係、負荷と燃料噴射量との関係をそ
れぞれ示した説明図である。
【図3】図1の圧縮自己着火ガソリン内燃機関における
低負荷運転条件での第1回目の燃料噴射時期と燃焼安定
性および燃費との関係を示す説明図である。
【図4】図1の圧縮自己着火ガソリン内燃機関における
低負荷運転条件での、第1回目と第2回目とを合わせた
総噴射量に対する第1回目の噴射量割合と燃焼安定性お
よび燃費との関係を示す説明図である。
【図5】図1の圧縮自己着火ガソリン内燃機関における
中負荷から圧縮自己着火運転が可能な高負荷側の運転条
件での、第1回目と第2回目とを合わせた総噴射量に対
する第2回目の噴射量割合と燃焼安定性および燃費との
関係を示す説明図である。
【図6】図1の圧縮自己着火ガソリン内燃機関における
中負荷から圧縮自己着火運転が可能な高負荷側の運転条
件での、第1回目の燃料噴射時期と燃焼安定性および燃
費との関係を示す説明図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態を示す圧縮自己着
火ガソリン内燃機関の全体構成図である。
【図8】図7の圧縮自己着火ガソリン内燃機関における
安定度センサを用いた燃料噴射制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】図7の圧縮自己着火ガソリン内燃機関における
ノッキング強度センサを用いた燃料噴射制御動作を示す
フローチャートである。
【図10】排気弁および吸気弁の開閉時期を示すバルブ
タイミング図で、(a)は排気弁の閉時期と吸気弁の開
時期が共にピストン上死点付近となって所定のバルブオ
ーバラップ(O/L)が設定されているもの、(b)は
排気弁および吸気弁が共に閉じているマイナスオーバラ
ップ(マイナスO/L)期間が設定されているものであ
る。
【符号の説明】
3 ピストン 11 吸気弁 17 排気弁 19 燃焼室 21 燃料噴射弁 27 安定度センサ(安定度検出手段) 29 ノッキング強度センサ(ノッキング強度検出手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/04 330 F02D 41/04 330E 335 335D 335E 41/22 330 41/22 330B 335 335B 45/00 345 45/00 345B 368 368D F02M 45/02 F02M 45/02 (72)発明者 漆原 友則 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 長谷川 和也 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G023 AA02 AA05 AA06 AA18 AB05 AC04 AD03 AG05 3G066 AA02 AB02 AD12 BA01 BA14 BA17 CC01 CD25 CD26 CD28 DA01 DA04 DB08 DB09 DC00 DC09 DC17 3G084 BA13 BA15 CA03 CA04 DA02 DA10 DA38 EA11 EC02 EC03 FA18 FA21 FA25 FA33 FA38 3G301 HA04 JA02 JA22 JA25 KA08 KA09 LB04 MA11 MA19 MA26 NA08 NE04 NE08 NE12 PA17Z PC01Z PC06Z PC08Z PE01Z PE03Z PE04Z PE10Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室に直接燃料を噴射する燃料噴射弁
    を備え、ピストンの圧縮作用により燃焼室内の混合気を
    自己着火して燃焼させる圧縮自己着火ガソリン内燃機関
    において、排気弁の閉時期が排気行程途中で吸気弁の開
    時期が吸気行程途中となって排気弁および吸気弁が共に
    閉じているマイナスオーバラップとなるバルブタイミン
    グを有し、このマイナスオーバラップ期間中に前記燃料
    噴射弁による第1回目の燃料噴射を行うとともに、吸気
    行程中に前記燃料噴射弁による第2回目の燃料噴射を行
    うことを特徴とする圧縮自己着火ガソリン内燃機関。
  2. 【請求項2】 低負荷運転条件において、第1回目の燃
    料噴射時期を排気弁の閉時期直後に設定したことを特徴
    とする請求項1記載の圧縮自己着火ガソリン内燃機関。
  3. 【請求項3】 中負荷から圧縮自己着火運転が可能な高
    負荷側の運転条件において、第1回目の燃料噴射時期を
    排気弁の閉時期直後から排気行程上死点の間に設定した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の圧縮自己着火
    ガソリン内燃機関。
  4. 【請求項4】 高負荷運転条件において、第1回目の燃
    料噴射を行わず、第2回目の吸気行程中での燃料噴射の
    際に、必要とする燃料の総噴射量全量を噴射することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の圧縮自
    己着火ガソリン内燃機関。
  5. 【請求項5】 吸気行程中での燃料噴射時期を、吸気弁
    開時期直後に設定したことを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれかに記載の圧縮自己着火ガソリン内燃機関。
  6. 【請求項6】 吸気行程中での燃料噴射量を、第1回目
    と第2回目の各噴射量を合わせた総噴射量のうちの半分
    以上としたことを特徴とする請求項1,2,3,5のい
    ずれかに記載の圧縮自己着火ガソリン内燃機関。
  7. 【請求項7】 低負荷運転条件において、第1回目の噴
    射量割合を、第2回目の噴射量と合わせた総噴射量のう
    ちの15〜45%に設定したことを特徴とする請求項
    1,2,3,5,6のいずれかに記載の圧縮自己着火ガ
    ソリン内燃機関。
  8. 【請求項8】 低負荷から圧縮自己着火運転が可能な高
    負荷側の運転条件において、第1回目の噴射量割合を、
    負荷の上昇とともに減少するよう設定したことを特徴と
    する請求項7記載の圧縮自己着火ガソリン内燃機関。
  9. 【請求項9】 燃焼安定度を検出する安定度検出手段を
    設け、この安定度検出手段が、燃焼が不安定になったこ
    とを検出したときに、第1回目の噴射量割合を増加させ
    るよう設定したことを特徴とする請求項1,2,3,
    5,6,7,8のいずれかに記載の圧縮自己着火ガソリ
    ン内燃機関。
  10. 【請求項10】 ノッキングの強度を検出するノッキン
    グ強度検出手段を設け、このノッキング強度検出手段
    が、ノッキング強度が所定値を超えたことを検出したと
    きに、第2回目の噴射量割合を増加させるよう設定した
    ことを特徴とする請求項1,2,3,5,6,7,8,
    9のいずれかに記載の圧縮自己着火ガソリン内燃機関。
  11. 【請求項11】 ノッキングの強度を検出するノッキン
    グ強度検出手段を設け、このノッキング強度検出手段
    が、ノッキング強度が所定値を超えたことを検出したと
    きに、第1回目の噴射時期を遅角させるよう設定したこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,5,6,7,8,
    9,10のいずれかに記載の圧縮自己着火ガソリン内燃
    機関。
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