JP2001071453A - スクリーン印刷機の被印刷物搬送装置 - Google Patents

スクリーン印刷機の被印刷物搬送装置

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JP2001071453A
JP2001071453A JP24996699A JP24996699A JP2001071453A JP 2001071453 A JP2001071453 A JP 2001071453A JP 24996699 A JP24996699 A JP 24996699A JP 24996699 A JP24996699 A JP 24996699A JP 2001071453 A JP2001071453 A JP 2001071453A
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Shoji Kawai
昭司 川井
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】整合部Aと印刷部Bと排出部Cとにわたり
巻掛け伝動機構である被印刷物搬送機構1を配設してそ
の被印刷物搬送機構1に複数の被印刷物搬送台26を取
り付けている。各被印刷物搬送台26は、伝動チェーン
25の回転に伴い、整合部Aから印刷部Bを経て排出部
Cに至る処理路と、排出部Cから印刷部Bを経て整合部
Aに至る戻り路とを移動する。各被印刷物搬送台26に
は、処理路における移動方向Xの両側でそれぞれ被印刷
物Wの両側を位置決めする載置台部29,30を設ける
とともに、この両載置台部29,30間に回避孔33を
設けている。 【効果】被印刷物搬送台26の両載置台部29,30に
より被印刷物Wの四隅部分を支えるので、被印刷物Wが
垂れ下がることなく安定した状態で搬送され、例えば電
気配線基板などの被印刷物Wの破損を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被印刷物搬入側
の整合部と被印刷物搬出側の排出部とそれらの間の印刷
部とを並設したスクリーン印刷機において、被印刷物を
搬送する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスクリーン印刷機の被印
刷物搬送装置においては、整合部と印刷部と排出部とに
わたり巻掛け伝動機構が配設されてその巻掛け伝動リン
ク(伝動チェーン等)に複数の被印刷物搬送台が取り付
けられている。この各被印刷物搬送台は、前記巻掛け伝
動リンクの回転に伴い、整合部から印刷部を経て排出部
に至る処理路と、排出部から印刷部を経て整合部に至る
戻り路とを移動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記各被印刷物搬送台
は、被印刷物を搬送する本来の機能のほかに、整合部の
整合テーブルや印刷部の印刷テーブルとの重合状態で、
この整合テーブルや印刷テーブルに対し衝突を避けて被
印刷物を確実に吸着する機能も必要であるため、被印刷
物に対する保持構造が形状面で制限され、一般に被印刷
物は片持ち状で保持されている。特に、厚みや重量のあ
る電気配線基板などの被印刷物を搬送する場合、被印刷
物に対する保持部分に大きな曲げ応力等が生じ、その保
持部分が破損するおそれがあり、垂れ下がりによる破損
に対して十分に注意しなければならない。
【0004】本発明は、被印刷物を垂れ下げることなく
安定した状態で搬送して、電気配線基板などの被印刷物
の破損を防止することを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜4)の符号を援用して本発明を説明する。請求項1
の発明にかかるスクリーン印刷機においては、被印刷物
(W)が供給されて位置決めされる整合部(A)と、位
置決め後の被印刷物(W)に対し印刷機構(15)によ
り印刷を施す印刷部(B)と、印刷後の被印刷物(W)
が搬出される排出部(C)とを並設している。このスク
リーン印刷機において被印刷物搬送装置は下記のように
構成されている。
【0006】前記整合部(A)と印刷部(B)と排出部
(C)とにわたり巻掛け伝動機構(1)を配設してその
巻掛け伝動リンク(25)に複数の被印刷物搬送台(2
6)を取り付けている。前記各被印刷物搬送台(26)
は、前記巻掛け伝動リンク(25)の回転に伴い、整合
部(A)から印刷部(B)を経て排出部(C)に至る処
理路(28a)と、排出部(C)から印刷部(B)を経
て整合部(A)に至る戻り路(28b)とを移動する。
この被印刷物搬送台(26)には、前記処理路(27)
における移動方向(X)の両側でそれぞれ被印刷物
(W)の両側を位置決めする載置台部(29,30)を
設けるとともにこの両載置台部(29,30)間に回避
孔(33)を設けている。
【0007】請求項2の発明において、請求項1の発明
にかかる被印刷物搬送台(26)は、処理路(28a)
における移動方向(X)に対し直交する方向(Y)の両
側で一方の載置台部(29)の両側と他方の載置台部
(30)の両側とを互いにつないだ連結部(31,3
2)を有し、この両載置台部(29,30)とこの両連
結部(31,32)とにより回避孔(33)を囲んだ枠
状をなす。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態にかか
るスクリーン印刷機及びその被印刷物搬送装置を図面を
参照して説明する。
【0009】図1に概略的に示すスクリーン印刷機にお
いては、被印刷物搬入側の整合部Aと、被印刷物搬出側
の排出部Cと、それらの間の印刷部Bとが並設されてい
る。この整合部Aと印刷部Bと排出部Cとにわたり被印
刷物搬送機構1が配設されている。被印刷物W(例えば
電気配線基板)は、整合部Aに搬入され、この被印刷物
搬送機構1により、整合部Aから印刷部Bを経て排出部
Cへ搬送された後、この排出部Cから搬出される。この
被印刷物Wの搬送方向Qを前後方向Xとし、被印刷物搬
入側を前側とするとともに、被印刷物搬出側を後側とす
る。また、この搬送方向Qを含む想定水平面でこれに直
交する方向を左右方向Y(図2参照)とする。
【0010】<図1に示す前記整合部Aの概要>この整
合部Aは、整合テーブル2と位置合せ装置3と供給装置
4とを備えている。
【0011】前記整合テーブル2は、位置調節駆動部5
上に支持され、この位置調節駆動部5により、図2に示
すように、前記X方向及びY方向へ移動するとともに、
このXY方向を含む想定水平面でθ方向へ回動する。こ
の整合テーブル2においては、その上面の前後両側に回
避溝6,7が左右方向Yへ延設され、この前側回避溝6
と後側回避溝7との間、この前側回避溝6の前方、この
後側回避溝7の後方でそれぞれ吸着台部8,9が形成さ
れている。この吸着台部8,9には真空ポンプ(図示せ
ず)が接続されている。この吸着台部8,9上の載置面
8a,9aは、多数の吸引孔(図示せず)を有する吸着
面であって、被印刷物Wを載せた状態で吸着して位置決
めすることができる。この整合テーブル2は昇降部(図
示せず)により位置調節駆動部5とともに昇降し得る。
【0012】前記位置合せ装置3においては、前記整合
テーブル2の前後両回避溝6,7の上方で前後両CCD
カメラ10が設置されているとともに、この後側回避溝
7の上方で左右両CCDカメラ11が設置されている。
【0013】前記供給装置4は、供給コンベヤ12上の
被印刷物Wを吸着腕13により前記整合テーブル2上に
供給する。 <図1に示す前記印刷部Bの概要>この印刷部Bは、印
刷テーブル14と印刷機構15とを備えている。
【0014】前記印刷テーブル14においては、図2に
示すように、その上面の前後両側に回避溝16,17が
左右方向Yへ延設され、この前側回避溝16と後側回避
溝17との間、この前側回避溝16の前方、この後側回
避溝17の後方でそれぞれ吸着台部18,19が形成さ
れている。この吸着台部18,19には真空ポンプ(図
示せず)が接続されている。この吸着台部18,19上
の載置面18a,19aは、多数の吸引孔(図示せず)
を有する吸着面であって、被印刷物Wを載せた状態で吸
着して位置決めすることができる。この印刷テーブル1
4は昇降部(図示せず)により昇降し得る。
【0015】前記印刷機構15は、前記印刷テーブル1
4の上方に設置され、従来周知のものであり、昇降可能
な機枠20にスクリーン版21等を備えている。 <図1に示す前記排出部Cの概要>この排出部Cにおい
ては、昇降部(図示せず)により昇降し得る排出コンベ
ヤ22が設置されている。
【0016】<図1に示す前記被印刷物搬送機構1の概
要>この被印刷物搬送機構1は、巻掛け伝動機構であっ
て、前側の左右両鎖歯車23と後側の左右両鎖歯車24
との間で左右の伝動チェーン25(巻掛け伝動リンク)
が掛け渡されている。この左右両伝動チェーン25間に
は6個の被印刷物搬送台26が等間隔で取り付けられて
いる。この左右両伝動チェーン25は駆動モータ27に
より回転する。前記各被印刷物搬送台26は、前記左右
両伝動チェーン25の回転に伴い、整合部Aから印刷部
Bを経て排出部Cに至る処理路28aと、排出部Cから
印刷部Bを経て整合部Aに至る戻り路28bとを、ガイ
ド(図示せず)で案内されながら移動する。
【0017】<前記被印刷物搬送台26の改良>この被
印刷物搬送台26においては、図3にも概略的に示すよ
うに、前記処理路28aにおける移動方向(前後方向
X)の両側でそれぞれ載置台部29,30が設けられて
いるとともに、左右方向Yの両側でそれぞれ連結部3
1,32が設けられ、この左右両連結部31,32が前
側載置台部29の左右両側と後側載置台部30の左右両
側とに対し一体的につながれている。この前後両載置台
部29,30と左右両連結部31,32とにより被印刷
物搬送台26が枠状をなし、それらの間に回避孔33が
設けられている。
【0018】前記各被印刷物搬送台26は、前後両載置
台部29,30の表裏両側のうちその表側で載置面29
a,30aを有し、処理路28aで前後両載置台部2
9,30の表側を上向きにして移動した後に、排出部C
における処理路28aと戻り路28bとの境界部で上下
反転し、戻り路28bで前後両載置台部29,30の裏
側を下向きにして移動した後に、整合部Aにおける戻り
路28bと処理路28aとの境界部で上下反転する。
【0019】前記各被印刷物搬送台26の前後両載置台
部29,30は、それぞれ、被印刷物Wを位置決めする
ロック状態とそのロックを解除する状態とを取り得る左
右両グリッパ35(位置決め体)を有する位置決め手段
34を備えている。この位置決め手段34については、
概略的に図示しているが、前後両載置台部29,30で
それぞれ左右両グリッパ35が互いに接近離間するよう
に駆動部(図示せず)により左右方向Yへ移動するとと
もに、左右両グリッパ35の把持腕(図示せず)が前後
両載置台部29,30の載置面29a,30aに対し駆
動部(図示せず)により開閉動するようになっている。
なお、位置決め手段34としては、前記整合テーブル2
や印刷テーブル14と同様に吸引機能を利用してもよ
い。
【0020】<図4に示す前記被印刷物Wの搬送作用> * 図4(a)の状態(整合部A) 各被印刷物搬送台26のうち一つのものが、下動位置に
ある整合テーブル2の上方で停止している。上記被印刷
物搬送台26の前後両載置台部29,30において、左
右両グリッパ35(図2,3参照)は互いに離間してロ
ック解除されている。
【0021】* 図4(b)の状態(整合部A) 図4(a)の状態で整合テーブル2が上動すると、上記
被印刷物搬送台26の前後両載置台部29,30がこの
整合テーブル2の前後両回避溝6,7内に挿入されると
ともに、この整合テーブル2の各吸着台部8,9のうち
中央の吸着台部8が上記被印刷物搬送台26の回避孔3
3内に挿入され、前後両載置台部29,30上の載置面
29a,30aと整合テーブル2の各吸着台部8,9上
の載置面8a,9aとが互いに面一になる。
【0022】* 図4(c)の状態(整合部A) 図4(b)の状態で被印刷物Wが供給装置4から整合テ
ーブル2上に供給されると、その被印刷物Wは、上記各
載置面8a,9a,29a,30a上に載って支えら
れ、整合テーブル2に吸着される。そして、位置合せ装
置3の各CCDカメラ10,11により、被印刷物Wの
実際位置及び被印刷物搬送台26の実際位置が検出され
る。その後、この実際位置データと、予め記憶された正
位置データ(被印刷物搬送台26に対する被印刷物Wの
記憶位置データ)とを比較した結果に基づき、整合テー
ブル2が被印刷物Wとともに前記XYθ方向へ移動調節
され、被印刷物搬送台26に対し被印刷物Wが一定位置
に設定される。次に、上記被印刷物搬送台26の前後両
載置台部29,30でそれぞれ左右両グリッパ35(図
2,3参照)が互いに接近して被印刷物Wの四隅部分を
ロックして位置決めするとともに、整合テーブル2の吸
引が解除される。
【0023】* 図4(d)の状態(整合部A) 図4(c)の状態で整合テーブル2が下動すると、前記
被印刷物搬送台26の前後両載置台部29,30がこの
整合テーブル2の前後両回避溝6,7から離脱するとと
もに、この整合テーブル2の各吸着台部8,9が被印刷
物搬送台26から離れるのに伴い中央の吸着台部8が前
記被印刷物搬送台26の回避孔33から離脱し、被印刷
物Wが整合テーブル2から被印刷物搬送台26に移換さ
れる。
【0024】* 図4(e)の状態(印刷部B) 図4(d)の状態で被印刷物Wを位置決めした被印刷物
搬送台26が、整合部Aから印刷部Bへ移動し、下動位
置にある印刷テーブル14の上方で停止する。
【0025】* 図4(f)の状態(印刷部B) 図4(e)の状態で印刷テーブル14が上動すると、上
記被印刷物搬送台26の前後両載置台部29,30がこ
の印刷テーブル14の前後両回避溝16,17内に挿入
されるとともに、この印刷テーブル14の各吸着台部1
8,19のうち中央の吸着台部18が上記被印刷物搬送
台26の回避孔33内に挿入され、前後両載置台部2
9,30上の載置面29a,30aと印刷テーブル14
の各吸着台部18,19上の載置面18a,19aとが
互いに面一になる。被印刷物Wは、被印刷物搬送台26
に位置決めされたまま、印刷テーブル14の各載置面1
8a,19aに吸着される。その後、この被印刷物Wに
対し、印刷機構15により印刷が施される。
【0026】* 図4(g)の状態(印刷部B) 印刷後、図4(f)の状態で印刷テーブル14の吸引が
解除されて印刷テーブル14が下動すると、前記被印刷
物搬送台26の前後両載置台部29,30がこの印刷テ
ーブル14の前後両回避溝16,17から離脱するとと
もに、この印刷テーブル14の各吸着台部18,19が
被印刷物搬送台26から離れるのに伴い中央の吸着台部
18が前記被印刷物搬送台26の回避孔33から離脱
し、被印刷物Wが印刷テーブル14から被印刷物搬送台
26に移換される。
【0027】* 図4(h)の状態(排出部C) 図4(g)の状態で印刷後の被印刷物Wを位置決めした
被印刷物搬送台26が、印刷部Bから排出部Cへ移動す
る。その後、被印刷物搬送台26の前後両載置台部2
9,30で左右両グリッパ35(図2,3参照)が互い
に離間してロック解除され、印刷後の被印刷物Wが排出
コンベヤ22により被印刷物搬送台26から搬出され
る。
【0028】<本実施形態の特徴>本実施形態は下記*
の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。 * 被印刷物搬送台26上において、被印刷物Wは、前
後左右の四隅部分で前後両載置台部29,30により支
えられて各グリッパ35により位置決めされる。そのた
め、被印刷物Wは、被印刷物搬送台26上において垂れ
下がることなく安定した状態で整合部Aと印刷部Bと排
出部Cとにわたり搬送される。従って、被印刷物W(例
えば電気配線基板)の破損を防止し、良好な印刷を行う
ことができる。
【0029】* 被印刷物搬送台26において前後両載
置台部29,30間に回避孔33を設けた。そのため、
被印刷物Wの移換時に被印刷物搬送台26が整合テーブ
ル2や印刷テーブル14に重ね合わされた状態で、整合
テーブル2の吸着台部8や印刷テーブル14の吸着台部
18をこの回避孔33に挿入させることができる。従っ
て、整合テーブル2や印刷テーブル14に被印刷物Wを
確実に吸着させることができる。
【0030】* 前後両載置台部29,30間をつなぐ
左右両連結部31,32を設けて被印刷物搬送台26を
枠状にし、それらの内側に回避孔33を設けた。そのた
め、被印刷物搬送台26の剛性を高めるとともに、左右
両連結部31,32が前後両載置台部29,30間の間
隔保持機能も果たすことができる。
【0031】〔他の技術的思想〕前記実施形態から把握
できる技術的思想(請求項以外)を記載する。 (イ) 請求項1または請求項2において、各被印刷物
搬送台26は、両載置台部29,30の表裏両側のうち
その表側で被印刷物Wを支える載置面29a,30aを
有し、処理路28aで両載置台部29,30の表側を上
向きにして移動するとともに、排出部Cにおける処理路
28aと戻り路28bとの境界部で上下反転し、戻り路
28bで両載置台部29,30の裏側を下向きにして移
動するとともに、整合部Aにおける戻り路28bと処理
路28aとの境界部で上下反転する。
【0032】(ロ) 請求項1または請求項2または上
記(イ)において、被印刷物搬送台26の両載置台部2
9,30は、被印刷物Wの両側を位置決めするロック状
態とそのロックを解除する状態とを取り得る各位置決め
体(各グリッパ35)を有する位置決め手段34を備え
ている。
【0033】(ハ) 請求項1または請求項2または上
記(イ)または上記(ロ)において、印刷部Bは処理路
28aで印刷部Bに至った被印刷物搬送台26の両載置
台部29,30との間で被印刷物Wが移換される印刷テ
ーブル14を備え、この印刷テーブル14は、被印刷物
搬送台26の両載置台部29,30と相対移動し、その
相対移動に伴い、この両載置台部29,30が出入する
両回避溝16,17と、この両回避溝16,17間に設
けられて被印刷物搬送台26の回避孔33に対し出入す
る吸着台部18とを有している。従って、印刷テーブル
14と被印刷物搬送台26との重合状態でそれらの間の
衝突を防止するとともに、被印刷物Wをこの回避孔33
を介して印刷テーブル14に対し確実に吸着させること
ができる。
【0034】(ニ) 請求項1または請求項2または上
記(イ)または上記(ロ)または上記(ハ)において、
整合部Aは処理路28aで整合部Aに至った被印刷物搬
送台26の両載置台部29,30との間で被印刷物Wが
移換される整合テーブル2を備え、この整合テーブル2
は、被印刷物搬送台26の両載置台部29,30と相対
移動し、その相対移動に伴い、この両載置台部29,3
0が出入する両回避溝6,7と、この両回避溝6,7間
に設けられて被印刷物搬送台26の回避孔33に対し出
入する吸着台部8とを有している。従って、整合テーブ
ル2と被印刷物搬送台26との重合状態でそれらの間の
衝突を防止するとともに、被印刷物Wをこの回避孔33
を介して整合テーブル2に対し確実に吸着させることが
できる。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明にかかるスクリーン印刷
機の被印刷物搬送装置によれば、被印刷物搬送台(2
6)の両載置台部(29,30)により被印刷物(W)
の四隅部分を支えることができるので、被印刷物(W)
が垂れ下がることなく安定した状態で搬送され、例えば
電気配線基板などの被印刷物(W)の破損を防止するこ
とができる。しかも、この両載置台部(29,30)間
に回避孔(33)があるので、例えば整合テーブル
(2)や印刷テーブル(14)と被印刷物搬送台(2
6)との重合状態で被印刷物(W)をこの回避孔(3
3)を介して整合テーブル(2)や印刷テーブル(1
4)に対し確実に吸着させることができる。
【0036】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、被印刷物搬送台(26)の剛性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態にかかるスクリーン印刷機及びそ
の被印刷物搬送装置を概略的に示す側面図である。
【図2】 図1の被印刷物搬送装置を概略的に示す平面
図である。
【図3】 (a)は上記被印刷物搬送装置の搬送台を概
略的に示す平面図であり、(b)は同じく上記搬送台を
概略的に示す側面図である。
【図4】 上記被印刷物搬送装置の作用説明図である。
【符号の説明】
1…被印刷物搬送機構(巻掛け伝動機構)、15…印刷
機構、25…伝動チェーン(巻掛け伝動リンク)、26
…被印刷物搬送台、28a…処理路、28b…戻り路、
29,30…載置台部、29a,30a…載置面、3
1,32…連結部、33…回避孔、A…整合部、B…印
刷部、C…排出部、X…前後方向(被印刷物搬送台移動
方向)、Y…左右方向、W…被印刷物。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷物が供給されて位置決めされる整
    合部と、位置決め後の被印刷物に対し印刷機構により印
    刷を施す印刷部と、印刷後の被印刷物が搬出される排出
    部とを並設したスクリーン印刷機において、 前記整合部と印刷部と排出部とにわたり巻掛け伝動機構
    を配設してその巻掛け伝動リンクに複数の被印刷物搬送
    台を取り付け、 前記各被印刷物搬送台は、前記巻掛け伝動リンクの回転
    に伴い、整合部から印刷部を経て排出部に至る処理路
    と、排出部から印刷部を経て整合部に至る戻り路とを移
    動し、 この被印刷物搬送台には、前記処理路における移動方向
    の両側でそれぞれ被印刷物の両側を位置決めする載置台
    部を設けるとともにこの両載置台部間に回避孔を設けた
    ことを特徴とするスクリーン印刷機の被印刷物搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記被印刷物搬送台は、処理路における
    移動方向に対し直交する方向の両側で一方の載置台部の
    両側と他方の載置台部の両側とを互いにつないだ連結部
    を有し、この両載置台部とこの両連結部とにより回避孔
    を囲んだ枠状をなすことを特徴とする請求項1に記載の
    スクリーン印刷機の被印刷物搬送装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248551A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Minami Kk スクリーン印刷機における基板の位置及び角度補正装置
JP2010173079A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Minami Kk スクリーン印刷機における基板の位置及び角度補正装置
JP2010280068A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Tokai Seiki Kk スクリーン印刷機における印刷テーブルの移動方法とその印刷テーブル移動装置
JP2011042067A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Tokai Seiki Kk スクリーン印刷機におけるワーク搬送方法とそのワーク搬送装置

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