JP2001071004A - 圧延ロール - Google Patents
圧延ロールInfo
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- JP2001071004A JP2001071004A JP25512899A JP25512899A JP2001071004A JP 2001071004 A JP2001071004 A JP 2001071004A JP 25512899 A JP25512899 A JP 25512899A JP 25512899 A JP25512899 A JP 25512899A JP 2001071004 A JP2001071004 A JP 2001071004A
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Abstract
の圧延リングをスペーサー部材を介して弾性変形する付
勢部材に押圧させて固定させる圧延ロールにおいて、圧
延リングを一定した状態で適切に固定できるようにする
と共に、この圧延ロールのシャフトを回転させて、圧延
リングにより金属材料を圧延させて棒状等に加工する場
合に、シャフトが破損するのを防止する。 【解決手段】 シャフト10の外周に圧延リング20を装着
させ、この圧延リングを押圧手段40によりスペーサー部
材15を介して弾性変形する付勢部材13に押圧させて固定
させるようにした圧延ロールにおいて、付勢部材の変形
量を制御すると共にシャフトの回転を上記のスペーサー
部材に伝達させる連結部材30を付勢部材の外周側に設け
た。
Description
させて棒状等に加工する圧延ロールに係り、特に、シャ
フトの外周に圧延リングを装着させ、この圧延リングを
押圧手段によりスペーサー部材を介して弾性変形する付
勢部材に押圧させて固定させるようにした圧延ロールに
おいて、圧延リングを一定した状態で適切に固定できる
ようにすると共に、圧延リングにより金属材料を圧延さ
せて棒状等に加工する場合に、シャフトが破損するのを
防止するようにした点に特徴を有するものである。
に加工するのに、シャフトの外周に圧延リングを装着さ
せた圧延ロールが使用されていた。
延リングを装着させるにあたり、従来においては、この
圧延リングをスペーサー部材を介して弾性変形する付勢
部材に押圧させて固定させるようにした圧延ロールが広
く使用されていた。
例えば、図1に示すように、軸方向片側に鍔状に突出し
たフランジ11が設けられたシャフト10を用い、この
シャフト10のフランジ11に、バネ受け12を介して
弾性変形する付勢部材13として皿バネ13を押し付け
るようにして装着させると共に、この皿バネ13に片側
のスペーサー部材15が当接するようにして、両側にス
ペーサー部材15,16が設けられた圧延リング20を
シャフト10に装着させ、皿バネ13と反対側のスペー
サー部材16側から押圧手段40により圧延リング20
を皿バネ13側に押し付け、この皿バネ13を適当量変
形させた状態で、上記の押圧手段40を動かないように
固定させ、上記の皿バネ13の復帰力によって圧延リン
グ20を固定させるようにしていた。
及び図2に示すように、上記の各スペーサー部材15,
16の内周側にキー溝15a,16aを設けると共に、
各スペーサー部材15,16のキー溝15a,16aに
対応して上記のシャフト10の外周にそれぞれ凹所14
を設け、この各スペーサー部材15,16のキー溝15
a,16aとシャフト10に設けた凹所14との間にキ
ー18を差し込み、このキー18により各スペーサー部
材15,16がシャフト10と一緒に回転して、圧延リ
ング20が適切に回転されるようにしていた。
せ、この皿バネ13の復帰力によって圧延リング20を
固定させる場合、皿バネ13の変形量が適切でないと、
皿バネ13の復帰力が弱くなったり、皿バネ13が塑性
変形したりし、圧延リング20が適切に固定されなくな
り、圧延リング20がシャフト10と一緒に適切に回転
されなくなるという問題があった。
転させて、圧延リング20により金属材料を圧延させる
場合、圧延リング20の周辺におけるシャフト10に大
きな力が加わり、上記のように圧延リング20の両側に
おけるスペーサー部材15,16のキー溝15a,16
aに対応させてシャフト10の外周にキー18を差し込
む凹所14を設けると、この凹所14の部分に大きな力
が加わってシャフト10が破損するという問題もあっ
た。
の外周に圧延リングを装着させ、この圧延リングをスペ
ーサー部材を介して弾性変形する付勢部材に押圧させて
固定させるようにした圧延ロールにおける上記のような
問題を解決することを課題とするものである。
グをスペーサー部材を介して弾性変形する付勢部材に押
圧させて固定させるにあたり、圧延リングを一定した状
態で適切に固定できるようにすると共に、この圧延ロー
ルのシャフトを回転させて、圧延リングにより金属材料
を圧延させて棒状等に加工する場合に、シャフトが破損
するのを防止することを課題とするものである。
記のような課題を解決するため、シャフト10の外周に
圧延リング20を装着させ、この圧延リング20を押圧
手段40によりスペーサー部材15を介して弾性変形す
る付勢部材13に押圧させて固定させるようにした圧延
ロールにおいて、上記の付勢部材13の変形量を制御す
ると共にシャフト10の回転を上記のスペーサー部材1
5に直接又は間接的に伝達させる連結部材30を付勢部
材13の外周側に設けるようにしたのである。
うに、付勢部材13の変形量を制御すると共にシャフト
10の回転を上記のスペーサー部材15に伝達させる連
結部材30を付勢部材13の外周側に設けると、圧延リ
ング20を押圧手段40によりスペーサー部材15を介
して弾性変形する付勢部材13に押圧させて固定させる
場合に、付勢部材13の変形量が上記の連結部材30に
より制御されて、常に付勢部材13が一定の変形量で変
形し、付勢部材13の復帰力により圧延リング20が適
切に固定されるようになる。
ては、連結部材30を付勢部材13の外周側に設け、こ
の連結部材30によりシャフト10の回転をスペーサー
部材15に伝達させるようにしているため、シャフト1
0にキーを差し込む凹所を設ける必要がなく、圧延ロー
ルのシャフト10を回転させて、圧延リング20により
金属材料を圧延させるにあたって、圧延リング20の周
辺におけるシャフト10に大きな力が加わった場合にお
いても、シャフト10が破損するのが防止される。
圧延ロールを添付図面に基いて具体的に説明する。
は、図3に示すように、鋼等で構成されてその軸方向片
側に鍔状に突出したフランジ11が設けられたシャフト
10を用いている。
に、バネ受け12を介して弾性変形する付勢部材13と
して皿バネ13を押し付けるようにしてシャフト10に
装着させ、次いで、この皿バネ13の外周を覆うように
してリング状になった連結部材30を設けると共に、こ
の皿バネ13に片側のスペーサー部材15が当接するよ
うにして、両側にスペーサー部材15,16が設けられ
た圧延リング20をシャフト10に装着させるようにし
ている。なお、上記の圧延リング20には、超硬合金,
セラミック等の耐摩耗性に優れた材料を用いるようにし
ている。
の周方向の適当な位置において軸方向両側にそれぞれ凸
部31,32を突出させ、これらの凸部31,32をそ
れぞれバネ受け12の外周部に設けられた凹部12a
と、皿バネ13に当接するスペーサー部材15の外周部
に設けられた凹部15aとに嵌め合わせ、この連結部材
30によってバネ受け12と皿バネ13に当接する片側
のスペーサー部材15とを連結させている。
て圧延リング20と接触するスペーサー部材16を介し
てこの圧延リング20をシャフト10のフランジ11側
に押し付けて固定させる押圧手段40をシャフト10に
設けている。
においては、上記の押圧手段40として、内リング41
の外周側において可動スリーブ42が圧延リング20側
に移動できるようにして、内リング41をシャフト10
の外周に密接するように設けると共に、この内リング4
1及び可動スリーブ42よりも圧延リング20から離れ
た位置において、上記の内リング41が圧延リング20
と反対側に移動するのを抑止する内ナット43と、上記
の可動スリーブ42が圧延リング20と反対側に移動す
るのを抑止する外ナット44とを設け、この外ナット4
4を内ナット43の外周側にネジ込むようにしている。
42との間から加圧流体が漏れるのを抑制するため、内
リング41と可動スリーブ42とが接触する部分におい
て、Oリングからなるパッキン45を設けている。
において、上記の押圧手段40により圧延リング20を
シャフト10の軸方向片側に設けられた上記のフランジ
11側に押し付けて固定させるにあたっては、シャフト
10の外周に密接して設けられた内リング41を適当な
位置において上記の内ナット43により圧延リング20
と反対側に移動するのを抑止し、この状態で、上記の可
動スリーブ42に設けられた流路42aを通して、油等
の加圧用流体を内リング41と可動スリーブ42との間
に導入し、この加圧用流体の圧力によって可動スリーブ
42を圧延リング20側に移動させるようにする。
ーサー部材16を介して圧延リング20をシャフト10
の軸方向片側に設けられたフランジ11側に強く押し
て、上記の皿バネ13を変形させ、上記の連結部材30
における各凸部31,32が、それぞれバネ受け12の
外周部に設けられた凹部12aと、皿バネ13に当接す
る片側のスペーサー部材15の外周部に設けられた凹部
15aとに当たって停止するまで、可動スリーブ42を
圧延リング20側に移動させるようにする。
スリーブ42によりフランジ11側に強く押し付けた状
態で、上記の外ナット44を可動スリーブ42側に移動
させて可動スリーブ42に押し当て、可動スリーブ42
が圧延リング20と反対側に移動するのを抑制させて圧
延リング20を固定させるようにする。
る各凸部31,32が、バネ受け12の外周部に設けら
れた凹部12aと、皿バネ13に当接する片側のスペー
サー部材15の外周部に設けられた凹部15aとに当た
って停止するまで、可動スリーブ42を圧延リング20
側に移動させると、皿バネ13の変形量が一定した適切
な状態となり、この皿バネ13の復帰力により圧延リン
グ20が常に一定した適切な状態で固定されるようにな
る。
おいては、シャフト10のフランジ11とバネ受け12
との間、皿バネ13と反対側において圧延リング20に
接触するスペーサー部材16と可動スリーブ42との
間、可動スリーブ42と外ナット44との間に、それぞ
れキー50を設けている。
るシャフト10を回転させて、圧延リング20により金
属材料を圧延させる場合、シャフト10のフランジ11
とバネ受け12との間に設けたキー50によってシャフ
ト10の回転がバネ受け12に伝達され、この回転が上
記の連結部材30を介して皿バネ13と圧延リング20
との間のスペーサー部材15に伝達される。また、外ナ
ット44と可動スリーブ42との間に設けたキー50及
びこの可動スリーブ42と上記のスペーサー部材16と
の間に設けたキー50により、シャフト10の回転が可
動スリーブ42を介して可動スリーブ42と圧延リング
20との間におけるスペーサー部材16に伝達される。
6と一緒に圧延リング20がシャフト10の回転に伴っ
て回転し、このように回転する圧延リング20によりが
金属材料が適切に圧延されるようになると共に、シャフ
ト10が破損するのも防止されるようになる。
圧延ロールにおいては、シャフトの外周に装着させた圧
延リングをスペーサー部材を介して弾性変形する付勢部
材に押圧させて固定させるにあたり、付勢部材の変形量
を制御すると共にシャフトの回転を上記のスペーサー部
材に伝達させる連結部材を付勢部材の外周側に設けるよ
うにしたため、圧延リングを押圧手段によりスペーサー
部材を介して弾性変形する付勢部材に押圧させて固定さ
せる場合に、付勢部材の変形量が上記の連結部材により
適切に制御されて、常に付勢部材が一定の変形量で変形
し、この付勢部材の復帰力により圧延リングが常に適切
な状態で固定されるようになった。
ては、上記の連結部材を付勢部材の外周側に設け、この
連結部材によりシャフトの回転をスペーサー部材に伝達
させるようにしているため、シャフトの外周にキーを差
し込む凹所を設ける必要がなく、圧延ロールのシャフト
を回転させて圧延リングにより金属材料を圧延させるに
あたり、圧延リングの周辺におけるシャフトに大きな力
が加わった場合においても、シャフトが破損するのが防
止されるようになった。
図である。
おけるキー溝とシャフトの外周に設けた凹所との間にキ
ーを差し込んだ状態を示した断面説明図である。
分的に断面した概略説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 シャフト10の外周に圧延リング20を
装着させ、この圧延リング20を押圧手段40によりス
ペーサー部材15を介して弾性変形する付勢部材13に
押圧させて固定させるようにした圧延ロールにおいて、
上記の付勢部材13の変形量を制御すると共にシャフト
10の回転を上記のスペーサー部材15に直接又は間接
的に伝達させる連結部材30を付勢部材13の外周側に
設けたことを特徴とする圧延ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25512899A JP4200206B2 (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 圧延ロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25512899A JP4200206B2 (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 圧延ロール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001071004A true JP2001071004A (ja) | 2001-03-21 |
JP4200206B2 JP4200206B2 (ja) | 2008-12-24 |
Family
ID=17274487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25512899A Expired - Fee Related JP4200206B2 (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 圧延ロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4200206B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006349178A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Sandvik Intellectual Property Ab | ロールと、ロール用のスプリング |
WO2012087032A2 (ko) * | 2010-12-21 | 2012-06-28 | 일진다이아몬드(주) | 복합 롤 |
CN103331307A (zh) * | 2013-07-24 | 2013-10-02 | 浙江朋诚科技有限公司 | 辊环锁紧装置 |
CN103394512A (zh) * | 2013-07-24 | 2013-11-20 | 浙江朋诚科技有限公司 | 一种辊环锁紧装置 |
CN106825054A (zh) * | 2017-02-16 | 2017-06-13 | 郑州新交通汽车板簧有限公司 | 一种用于制造变截面板簧的新型轧辊结构 |
-
1999
- 1999-09-09 JP JP25512899A patent/JP4200206B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006349178A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Sandvik Intellectual Property Ab | ロールと、ロール用のスプリング |
WO2012087032A2 (ko) * | 2010-12-21 | 2012-06-28 | 일진다이아몬드(주) | 복합 롤 |
WO2012087032A3 (ko) * | 2010-12-21 | 2012-09-07 | 일진다이아몬드(주) | 복합 롤 |
CN103331307A (zh) * | 2013-07-24 | 2013-10-02 | 浙江朋诚科技有限公司 | 辊环锁紧装置 |
CN103394512A (zh) * | 2013-07-24 | 2013-11-20 | 浙江朋诚科技有限公司 | 一种辊环锁紧装置 |
CN106825054A (zh) * | 2017-02-16 | 2017-06-13 | 郑州新交通汽车板簧有限公司 | 一种用于制造变截面板簧的新型轧辊结构 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4200206B2 (ja) | 2008-12-24 |
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