JPH0350139B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350139B2 JPH0350139B2 JP2782183A JP2782183A JPH0350139B2 JP H0350139 B2 JPH0350139 B2 JP H0350139B2 JP 2782183 A JP2782183 A JP 2782183A JP 2782183 A JP2782183 A JP 2782183A JP H0350139 B2 JPH0350139 B2 JP H0350139B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling diaphragm
- support
- seals
- sealing ridge
- release bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 36
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 23
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 241000283216 Phocidae Species 0.000 description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/04—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates an elastic clutching, i.e. elastic actuating member, e.g. a diaphragm or a pneumatic tube
- F16D25/048—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates an elastic clutching, i.e. elastic actuating member, e.g. a diaphragm or a pneumatic tube the elastic actuating member not rotating with a coupling part
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/08—Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
- F16D25/082—Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members co-inciding with the axis of rotation
- F16D25/083—Actuators therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J3/00—Diaphragms; Bellows; Bellows pistons
- F16J3/06—Bellows pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、摩擦クラツチ用の油圧で作動される
レリーズベアリング押込み装置であつて、伝動軸
に対して同心的に配置されていて、クラツチ側又
は伝動装置ケーシング側に固定されかつ油圧接続
部を備えたケーシング部分と圧力室とから成つて
おり、該圧力室は一方では前記ケーシング部分よ
り構成され他方ではローリングダイヤフラムより
構成されており、該ローリングダイヤフラムが摩
擦クラツチを操作するための支持部を介してレリ
ーズベアリングに作用するようになつている形式
のものに関する。
レリーズベアリング押込み装置であつて、伝動軸
に対して同心的に配置されていて、クラツチ側又
は伝動装置ケーシング側に固定されかつ油圧接続
部を備えたケーシング部分と圧力室とから成つて
おり、該圧力室は一方では前記ケーシング部分よ
り構成され他方ではローリングダイヤフラムより
構成されており、該ローリングダイヤフラムが摩
擦クラツチを操作するための支持部を介してレリ
ーズベアリングに作用するようになつている形式
のものに関する。
摩擦クラツチ用の油圧で作動されるレリーズベ
アリング押込み装置は例えばドイツ連邦共和国特
許出願公開第2923487号明細書により公知である。
この公知の油圧で作動されるレリーズベアリング
押込み装置においては、圧力室は、一方では伝動
装置ケーシングに固く結合されたケーシング部分
によつて仕切られていて、他方ではローリングダ
イヤフラムによつて仕切られている。このローリ
ングダイヤフラムはレリーズベアリングにレリー
ズ運動を伝達し、円筒形の室内で、ローリングダ
イヤフラムの弾性的な材料特性に応じた繰り出し
運動を行う。このような形式の公知のローリング
ダイヤフラムにおいては、ローリングダイヤフラ
ムは単一の部材より成つており、従つてローリン
グダイヤフラムをチユーブ形状で製造するために
は内径と外径との差が大きすぎるので、従来は単
一の円環状の形状で製造されていたが、これは製
造費用が比較的高価である。ローリングダイヤフ
ラムを、製造費用の安価なチユーブ形状で製造す
る場合、チユーブ上の部材の同一直径寸法を有す
る箇所を長手方向に切り開き、次いで、この切り
開いた、最初は同一直径であつた一方の部分をロ
ーリングダイヤフラムの直径の小さい方の縁部に
し、他方の部分を直径の大きい方の縁部に拡げて
変形させてローリングダイヤフラムを製造するの
であるが、この時に内径と外径との差が大きすぎ
ると、変形時にムリが生じて、例えば直径の大き
い方の縁部側が裂けて使いものにならなくなつて
しまう危険性がある。従つて、従来では、このよ
うな内径と外径との差が大きいローリングダイヤ
フラムは、製造費用の高価な円環状の形状で製造
されていた。
アリング押込み装置は例えばドイツ連邦共和国特
許出願公開第2923487号明細書により公知である。
この公知の油圧で作動されるレリーズベアリング
押込み装置においては、圧力室は、一方では伝動
装置ケーシングに固く結合されたケーシング部分
によつて仕切られていて、他方ではローリングダ
イヤフラムによつて仕切られている。このローリ
ングダイヤフラムはレリーズベアリングにレリー
ズ運動を伝達し、円筒形の室内で、ローリングダ
イヤフラムの弾性的な材料特性に応じた繰り出し
運動を行う。このような形式の公知のローリング
ダイヤフラムにおいては、ローリングダイヤフラ
ムは単一の部材より成つており、従つてローリン
グダイヤフラムをチユーブ形状で製造するために
は内径と外径との差が大きすぎるので、従来は単
一の円環状の形状で製造されていたが、これは製
造費用が比較的高価である。ローリングダイヤフ
ラムを、製造費用の安価なチユーブ形状で製造す
る場合、チユーブ上の部材の同一直径寸法を有す
る箇所を長手方向に切り開き、次いで、この切り
開いた、最初は同一直径であつた一方の部分をロ
ーリングダイヤフラムの直径の小さい方の縁部に
し、他方の部分を直径の大きい方の縁部に拡げて
変形させてローリングダイヤフラムを製造するの
であるが、この時に内径と外径との差が大きすぎ
ると、変形時にムリが生じて、例えば直径の大き
い方の縁部側が裂けて使いものにならなくなつて
しまう危険性がある。従つて、従来では、このよ
うな内径と外径との差が大きいローリングダイヤ
フラムは、製造費用の高価な円環状の形状で製造
されていた。
そこで本発明の課題は、油圧で作動されるレリ
ーズベアリング押込み装置用の、製造が容易でひ
いては製造費用が安価なローリングダイヤフラム
を提供することである。
ーズベアリング押込み装置用の、製造が容易でひ
いては製造費用が安価なローリングダイヤフラム
を提供することである。
前記課題を解決した本発明によれば、ローリン
グダイヤフラムが互いに同心的に配置された2つ
の部分より成つていて、この2つの部分のうちの
外側の部分が、この外側の部分の外周に設けられ
たシール***部で前記ケーシング部分に当接しこ
のケーシング部分をシールしている一方、内周に
設けられたシール***部で前記支持部に当接しこ
の支持部をシールしており、内側の部分が、この
内側の部分の外周に設けられかつ前記外側の部分
の内側のシール***部の径よりも小さい径を有す
るシール***部で前記支持部に当接しこの支持部
をシールしている一方、内周に設けられたシール
***部で前記ケーシング部分に当接しこのケーシ
ング部分をシールしており、前記ローリングダイ
ヤフラムの2つの部分の、半径方向で互いにわず
かな間隔を保つて向かい合つて位置するシール隆
起部が環状円板によつて前記支持部で保持されて
いる。
グダイヤフラムが互いに同心的に配置された2つ
の部分より成つていて、この2つの部分のうちの
外側の部分が、この外側の部分の外周に設けられ
たシール***部で前記ケーシング部分に当接しこ
のケーシング部分をシールしている一方、内周に
設けられたシール***部で前記支持部に当接しこ
の支持部をシールしており、内側の部分が、この
内側の部分の外周に設けられかつ前記外側の部分
の内側のシール***部の径よりも小さい径を有す
るシール***部で前記支持部に当接しこの支持部
をシールしている一方、内周に設けられたシール
***部で前記ケーシング部分に当接しこのケーシ
ング部分をシールしており、前記ローリングダイ
ヤフラムの2つの部分の、半径方向で互いにわず
かな間隔を保つて向かい合つて位置するシール隆
起部が環状円板によつて前記支持部で保持されて
いる。
1つのローリングダイヤフラムを同心的な2つ
の部分に分割したことによつて、これら2つの部
分をそれぞれチユーブ形状で製造することができ
る。それというのは、2つに分割されたそれぞれ
のローリングダイヤフラム部分は、1枚のダイヤ
フラムにおけるよりも内径と外径との差が小さ
く、しかも組み立てた状態で、チユーブ形状で製
造された初めの製造形状に対する半径方向の変形
程度が小さいので、チユーブ形状からムリなく製
造できるからである。このように、ローリングダ
イヤフラムを同心的な2つの部分に分割して、こ
れらの部分をそれぞれ直径の異なるチユーブ形状
より製造することは、内径と外径との差が非常に
大きいほぼ扁平な1枚のダイヤフラムを製造する
よりも著しく経済的である。
の部分に分割したことによつて、これら2つの部
分をそれぞれチユーブ形状で製造することができ
る。それというのは、2つに分割されたそれぞれ
のローリングダイヤフラム部分は、1枚のダイヤ
フラムにおけるよりも内径と外径との差が小さ
く、しかも組み立てた状態で、チユーブ形状で製
造された初めの製造形状に対する半径方向の変形
程度が小さいので、チユーブ形状からムリなく製
造できるからである。このように、ローリングダ
イヤフラムを同心的な2つの部分に分割して、こ
れらの部分をそれぞれ直径の異なるチユーブ形状
より製造することは、内径と外径との差が非常に
大きいほぼ扁平な1枚のダイヤフラムを製造する
よりも著しく経済的である。
特許請求の範囲第2項によれば、2つのローリ
ングダイヤフラム部分は環状円板を介して支持部
に対して支承され、この環状円板の固定部材は、
支持部における、2つのローリングダイヤフラム
部分間の比較的わずかな半径方向の中間室を貫通
している。
ングダイヤフラム部分は環状円板を介して支持部
に対して支承され、この環状円板の固定部材は、
支持部における、2つのローリングダイヤフラム
部分間の比較的わずかな半径方向の中間室を貫通
している。
次に図面に示した実施例について本発明の構成
を具体的に説明する。
を具体的に説明する。
図示の油圧で作動されるレリーズベアリング押
込み装置は、図示されていない摩擦クラツチと伝
動装置ケーシングとの間、つまり伝動軸に対して
同心的に配置されている。押込み装置は、図示さ
れていない伝動装置に固定されたケーシング部分
1より成つている。ケーシング部分1は、油圧で
作動されるクラツチ操作システムに接続するため
の油圧接続部2を有している。ケーシング部分1
は、摩擦クラツチ側でローリングダイヤフラムの
部分5,8によつて制限された圧力室3を部分的
に取り囲んでいる。ローリングダイヤフラムは互
いにほぼ同心的に配置された2つの部分、つまり
外側の部分5と内側の部分8とに分割して構成さ
れている。ローリングダイヤフラムの外側の部分
5はその外周に設けられたシール***部6で金属
薄板リング19によつてケーシング部分1に保持
されかつこのケーシング部分をシールしている。
これに対して、ローリングダイヤフラムの外側の
部分5の内側のシール***部7は支持部4に緊締
されこの支持部4をシールしている。ローリング
ダイヤフラムの内側の部分8は外側の部分5に対
し小さい平均直径を有してこの外側の部分5に対
して同心的に配置されていて、その外側のシール
***部9が同様に支持部4で支承されていてこの
支持部4をシールしている。つまり、ローリング
ダイヤフラムの外側の部分5の内側のシール***
部7よりも小さい平均直径でシールしている。2
つのシール***部7,9を固定するために、環状
円板12が設けられている。この環状円板12は
2つのシール***部7,9を支持部4の外周に分
割して配置された多数のねじ若しくは切欠き付ピ
ン11で圧力室3側から支持部4で緊締してい
る。このねじ若しくは切欠き付ピン11は支持部
4におけるシール***部7と9との間の開放され
た直径範囲で固定されている。ローリングダイヤ
フラムの内側の部分8の内側のシール***部10
はケーシング部分1でシフトスリーブ14によつ
て緊締されていてこのケーシング部分1をシール
している。シフトスリーブ14は直径の小さい凹
部20を有していてケーシング部分1に沿つて縁
曲げされている。支持部4は詳しくは図示してい
ない形式でレリーズベアリング15の回転しない
外レース17をガイドしている。レリーズベアリ
ング15の回転する内レース16は図示されてい
ない摩擦クラツチのレリーズ部材に作用する。支
持部4は内径の範囲で足部13を有していて、こ
の足部13はシフトスリーブ14の外周で軸方向
しゆう動可能に案内されている。これによつて、
ローリングダイヤフラムの2つの部分5,8とレ
リーズベアリング15とはクラツチ操作中常に正
確な直線運動を行う。さらに、図面ではばね18
が設けられていて、このばね18は一方ではケー
シング部分1に支えられていて他方では支持部4
に支えられている。このばね18はレリーズベア
リング15に所定のわずかな負荷を加え、これに
よつてこのレリーズベアリング15の内レース1
6を摩擦クラツチのレリーズ部分に継続して接触
させるようになつている。
込み装置は、図示されていない摩擦クラツチと伝
動装置ケーシングとの間、つまり伝動軸に対して
同心的に配置されている。押込み装置は、図示さ
れていない伝動装置に固定されたケーシング部分
1より成つている。ケーシング部分1は、油圧で
作動されるクラツチ操作システムに接続するため
の油圧接続部2を有している。ケーシング部分1
は、摩擦クラツチ側でローリングダイヤフラムの
部分5,8によつて制限された圧力室3を部分的
に取り囲んでいる。ローリングダイヤフラムは互
いにほぼ同心的に配置された2つの部分、つまり
外側の部分5と内側の部分8とに分割して構成さ
れている。ローリングダイヤフラムの外側の部分
5はその外周に設けられたシール***部6で金属
薄板リング19によつてケーシング部分1に保持
されかつこのケーシング部分をシールしている。
これに対して、ローリングダイヤフラムの外側の
部分5の内側のシール***部7は支持部4に緊締
されこの支持部4をシールしている。ローリング
ダイヤフラムの内側の部分8は外側の部分5に対
し小さい平均直径を有してこの外側の部分5に対
して同心的に配置されていて、その外側のシール
***部9が同様に支持部4で支承されていてこの
支持部4をシールしている。つまり、ローリング
ダイヤフラムの外側の部分5の内側のシール***
部7よりも小さい平均直径でシールしている。2
つのシール***部7,9を固定するために、環状
円板12が設けられている。この環状円板12は
2つのシール***部7,9を支持部4の外周に分
割して配置された多数のねじ若しくは切欠き付ピ
ン11で圧力室3側から支持部4で緊締してい
る。このねじ若しくは切欠き付ピン11は支持部
4におけるシール***部7と9との間の開放され
た直径範囲で固定されている。ローリングダイヤ
フラムの内側の部分8の内側のシール***部10
はケーシング部分1でシフトスリーブ14によつ
て緊締されていてこのケーシング部分1をシール
している。シフトスリーブ14は直径の小さい凹
部20を有していてケーシング部分1に沿つて縁
曲げされている。支持部4は詳しくは図示してい
ない形式でレリーズベアリング15の回転しない
外レース17をガイドしている。レリーズベアリ
ング15の回転する内レース16は図示されてい
ない摩擦クラツチのレリーズ部材に作用する。支
持部4は内径の範囲で足部13を有していて、こ
の足部13はシフトスリーブ14の外周で軸方向
しゆう動可能に案内されている。これによつて、
ローリングダイヤフラムの2つの部分5,8とレ
リーズベアリング15とはクラツチ操作中常に正
確な直線運動を行う。さらに、図面ではばね18
が設けられていて、このばね18は一方ではケー
シング部分1に支えられていて他方では支持部4
に支えられている。このばね18はレリーズベア
リング15に所定のわずかな負荷を加え、これに
よつてこのレリーズベアリング15の内レース1
6を摩擦クラツチのレリーズ部分に継続して接触
させるようになつている。
油圧で作動されるレリーズベアリング押込み装
置の作用形式は以下の通りである。
置の作用形式は以下の通りである。
クラツチを解除する時は、圧力室3内に存在す
る圧力媒体が油圧接続部2を介して負荷される。
これによつて、ローリングダイヤフラムの2つの
部分5,8並びに支持部4に矢印A方向の力が加
えられる。外レース17を介して支持部4で支え
られているレリーズベアリング15は、前記矢印
A方向の力によつて矢印A方向で移動させられ
て、内レース16を介してクラツチのレリーズ部
分を作動させる。圧力室3内の圧力が降下する
と、図示していない、クラツチを連結させるクラ
ツチばねのばね力によつて、レリーズベアリング
15が支持部4と共に矢印Aとは逆方向に、ひい
ては摩擦クラツチの連結方向に戻し運動させられ
る。ローリングダイヤフラムの2つの部分5若し
くは8はそれぞれ、異なる直径でつまり、外側の
部分5の直径が内側の部分8の直径よりも大き
い、円筒形のチユーブ部分として製造され、これ
によつて製造は著しく簡略化される。取りつけ状
態においては、それぞれ外側の部分5の内側のシ
ール***部7が外側のシール***部6の直径より
もやや小さい直径を有し、内側の部分8の内側の
シール***部10が外側のシール***部9の直径
よりもやや小さい直径を有するようになつてい
る。この場合、外側の部分5の内側のシール***
部7が内側の部分8の外側のシール***部9の直
径よりもわずかに大きい直径を有しているので、
環状円板12と固定部材(切欠き付ピン11)が
2つのシール***部7と9との間に設けられるよ
うになつており、このような形式で支持部4にお
ける固定が得られる。
る圧力媒体が油圧接続部2を介して負荷される。
これによつて、ローリングダイヤフラムの2つの
部分5,8並びに支持部4に矢印A方向の力が加
えられる。外レース17を介して支持部4で支え
られているレリーズベアリング15は、前記矢印
A方向の力によつて矢印A方向で移動させられ
て、内レース16を介してクラツチのレリーズ部
分を作動させる。圧力室3内の圧力が降下する
と、図示していない、クラツチを連結させるクラ
ツチばねのばね力によつて、レリーズベアリング
15が支持部4と共に矢印Aとは逆方向に、ひい
ては摩擦クラツチの連結方向に戻し運動させられ
る。ローリングダイヤフラムの2つの部分5若し
くは8はそれぞれ、異なる直径でつまり、外側の
部分5の直径が内側の部分8の直径よりも大き
い、円筒形のチユーブ部分として製造され、これ
によつて製造は著しく簡略化される。取りつけ状
態においては、それぞれ外側の部分5の内側のシ
ール***部7が外側のシール***部6の直径より
もやや小さい直径を有し、内側の部分8の内側の
シール***部10が外側のシール***部9の直径
よりもやや小さい直径を有するようになつてい
る。この場合、外側の部分5の内側のシール***
部7が内側の部分8の外側のシール***部9の直
径よりもわずかに大きい直径を有しているので、
環状円板12と固定部材(切欠き付ピン11)が
2つのシール***部7と9との間に設けられるよ
うになつており、このような形式で支持部4にお
ける固定が得られる。
図面は本発明によるレリーズベアリング押込み
装置の部分的な断面図である。 1……ケーシング部分、2……油圧接続部、3
……圧力室、4……支持部、5……部分、6,7
……シール***部、8……部分、9,10……シ
ール***部、11……ねじ若しくは切欠き付ピ
ン、12……環状円板、13……足部、14……
シフトスリーブ、15……レリーズベアリング、
16……内レース、17……外レース、18……
ばね、19……金属薄板リング、20……凹部。
装置の部分的な断面図である。 1……ケーシング部分、2……油圧接続部、3
……圧力室、4……支持部、5……部分、6,7
……シール***部、8……部分、9,10……シ
ール***部、11……ねじ若しくは切欠き付ピ
ン、12……環状円板、13……足部、14……
シフトスリーブ、15……レリーズベアリング、
16……内レース、17……外レース、18……
ばね、19……金属薄板リング、20……凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 摩擦クラツチ用の油圧で作動されるレリーズ
ベアリング押込み装置であつて、伝動軸に対して
同心的に配置されていて、クラツチ側又は伝動装
置ケーシング側に固定されかつ油圧接続部を備え
たケーシング部分と圧力室とから成つており、該
圧力室は一方では前記ケーシング部分より構成さ
れ他方ではローリングダイヤフラムより構成され
ており、該ローリングダイヤフラムが摩擦クラツ
チを作動させるための支持部を介してレリーズベ
アリングに作用するようになつている形式のもの
において、前記ローリングダイヤフラムが互いに
同心的に配置された2つの部分5,8より成つて
いて、この2つの部分5,8のうちの外側の部分
5が、この外側の部分5の外周に設けられたシー
ル***部6で前記ケーシング部分1に当接しこの
ケーシング部分1をシールしている一方、内周に
設けられたシール***部7で前記支持部4に当接
しこの支持部4をシールしており、内側の部分8
が、この内側の部分8の外周に設けられかつ前記
外側の部分5の内側のシール***部7の径よりも
小さい径を有するシール***部9で前記支持部4
に当接しこの支持部4をシールしている一方、内
周に設けられたシール***部10で前記ケーシン
グ部分1に当接しこのケーシング部分1をシール
しており、前記ローリングダイヤフラムの2つの
部分5,8の、半径方向で互いにわずかな間隔を
保つて向い合つて位置するシール***部7,9が
環状円板12によつて前記支持部4で保持されて
いることを特徴とする、油圧で作動されるレリー
ズベアリング押込み装置。 2 環状円板12がねじ若しくは切欠き付ピン1
1によつて支持部4に固定されていて、このねじ
若しくは切欠き付ピン11がローリングダイヤフ
ラムの2つの部分5,8の各シール***部7,9
の間の環状室を貫通している、特許請求の範囲第
1項記載の油圧で作動されるレリーズベアリング
押込み装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19823206873 DE3206873A1 (de) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | Hydraulisch betaetigbarer waelzlagerausruecker |
DE3206873.5 | 1982-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58156729A JPS58156729A (ja) | 1983-09-17 |
JPH0350139B2 true JPH0350139B2 (ja) | 1991-07-31 |
Family
ID=6156722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2782183A Granted JPS58156729A (ja) | 1982-02-26 | 1983-02-23 | 油圧で作動されるレリ−ズベアリング押込み装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58156729A (ja) |
DE (1) | DE3206873A1 (ja) |
FR (1) | FR2522374B1 (ja) |
GB (1) | GB2116282B (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0119784A1 (en) * | 1983-03-21 | 1984-09-26 | Automotive Products Public Limited Company | An actuator for a motor vehicle clutch control mechanism |
DE3575335D1 (de) * | 1984-09-20 | 1990-02-15 | Automotive Products Plc | Betaetigungsorgan fuer eine motorfahrzeugkupplung. |
US4635778A (en) * | 1985-12-13 | 1987-01-13 | General Motors Corporation | Fluid-operated piston |
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