JP2001069620A - 単相三線式分電盤 - Google Patents

単相三線式分電盤

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JP2001069620A JP24048799A JP24048799A JP2001069620A JP 2001069620 A JP2001069620 A JP 2001069620A JP 24048799 A JP24048799 A JP 24048799A JP 24048799 A JP24048799 A JP 24048799A JP 2001069620 A JP2001069620 A JP 2001069620A
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Takeshi Yano
剛 矢野
Yoshizo Kanehira
芳三 金平
Tomoyuki Sawada
知行 澤田
Takashi Ineji
崇 稲次
Hatsuo Mizuno
初男 水野
Hirokazu Shin
広和 進
Wataru Nagano
亘 永野
Tetsuyasu Kawamoto
哲靖 川本
Akihiko Hirao
昭彦 平尾
Takanobu Tanaka
孝信 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単相三線式配線路の負荷バランスを容易に合わ
せることができる単相三線式分電盤を提供することにあ
る。 【解決手段】回路遮断器2は内部に2極の開閉機構部を
内蔵するもので、器体の一端部側に上、中、下の三段に
導電バー31〜33の回路遮断器接続部が挿入される導
電バー差し込み口41,42,43を開口しており、上
段の導電バー差し込み口41の高さ位置は固定ベース7
に配設したときに丁度中性極Nの最上段の導電バー31
の高さ位置に対応し、また中段の導電バー差し込み口4
2は導電バー32或いは33の脚片21の高さ位置に対
応し、更に下段の導電バー差し込み口43は、導電バー
32或いは33の脚片20の高さ位置に対応している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電バーの両側か
ら回路遮断器を接続する単相三線式分電盤に関する。
【従来の技術】この種の分電盤として、特開平10−2
415140号に見られる様な構成のものがある。この
従来例ではL1,L2の電圧極に合わせた2種類の回路
遮断器を製造したり、受刃の位置を移動させたりして、
単相三線式のL1,L2の電圧極の負荷バランスを合わ
せることができる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例で
は負荷バランスを合わせることができるものの、2種類
の回路遮断器を製造するため、製造コストがかかり、し
かも受刃の位置を移動させるときには、移動させる手間
があった。
【0003】本発明は、かかる事由に鑑みて成されたも
のであり、その目的とするところは、単相三線式配線路
の負荷バランスを容易に合わせることができる単相三線
式分電盤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、L
1,L2の2つの電圧極及び1つの中性極からなる少な
くとも3つの導電バーを回路遮断器の並設方向に延出さ
せるとともに、前記3つの導電バーのうちの少なくとも
回路遮断器に接続される回路遮断器接続部を上下方向三
段として配設し、これらの上下方向三段の回路遮断器接
続部のうちの中性極に差込接続される中性極用端子部を
第1の高さ位置に設けるとともに2つの電圧極の回路遮
断器接続部のうちの一つに差込接続される電圧極用端子
部を第2の高さ位置に設けた複数の回路遮断器を導電バ
ーの配置位置の両側に配設した単相三線式分電盤におい
て、前記導電バーの両側方向の内の、、一方側ではL1
の電圧極の回路遮断器接続部を第2の高さ位置に配設す
るとともにL2の電圧極の回路遮断器接続部を第3の高
さ位置に配設し、他方側ではL2の電圧極の回路遮断器
接続部を第2の高さ位置に配設するとともにL1の電圧
極の回路遮断器接続部を第2の高さ位置に配設したこと
を特徴とする。
【0005】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続部を、
それぞれの電圧極の導電バーに一体形成され、一方側又
は他方側に各々折曲された複数の脚片により構成したこ
とを特徴とする。
【0006】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、前記脚片の隣合う2つを互いに反対側に折曲した
ことを特徴とする。
【0007】請求項4の発明では、請求項1の発明で
は、前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続部を、導
電バーの配置位置を挟んで配設される一方の回路遮断器
側で回路遮断器の並設方向に延出する第1の延出片と、
導電バーの配置位置を挟んで配設される他方の回路遮断
器側で回路遮断器の並設方向に延出する第2の延出片
と、これら第1及び第2の延出片間を連結する連結片と
により一体形成された各々1本の導電バーの前記第1及
び第2の延出片により構成し、前記中性極の回路遮断器
接続部を、回路遮断器の並設方向に延出して第1及び第
2の延出片に平行に配設される2本の導電バーにより構
成したことを特徴とする。
【0008】請求項5の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続部を、
導電バーの配置位置を挟んで配設される一方の回路遮断
器側で回路遮断器の並設方向に延出する第1の延出片
と、導電バーの配置位置を挟んで配設される他方の回路
遮断器側で回路遮断器の並設方向に延出する第2の延出
片と、これら第1及び第2の延出片間を連結する連結片
とにより一体形成された各々1本の導電バーの前記第1
及び第2の延出片により構成し、前記中性極の回路遮断
器接続部を、回路遮断器の並設方向に延出し、第1及び
第2の延出片に平行に配設される1本の導電バーにより
構成したことを特徴とする。
【0009】請求項6の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続部を、
導電バーの配置位置を挟んで配設される一方の回路遮断
器側で回路遮断器の並設方向に延出する第1の導電バー
と、導電バーの配置位置を挟んで配設される他方の回路
遮断器側で回路遮断器の並設方向に延出する第2の導電
バーとにより各々個別に形成し、前記中性極の回路遮断
器接続部を、回路遮断器の並設方向に延出して第1及び
第2の導電バーに平行に配設される2本の導電バーに個
別に形成したことを特徴とする。
【0010】請求項7の発明では、請求項1乃至請求項
6の何れかの発明において、前記L1,L2の2つの電
圧極及び1つの中性極からなる複数の導電バーの回路遮
断器接続部のうちの中性極の導電バーの回路遮断器接続
部を最上段として配設したことを特徴とする。
【0011】請求項8の発明では、請求項1乃至7の何
れかの発明において、前記回路遮断器に、電圧極用端子
部に接続されない電圧極の回路遮断器接続部を収納する
収納部を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項9の発明では、L1,L2の2つの
電圧極及び1つの中性極からなる3つの導電バーを回路
遮断器の並設方向に延出させるとともに、これらの3つ
の導電バーのうちの中性極の導電バーに差込接続される
中性極用端子部を第1の高さ位置に設けるとともに2つ
の電圧極の導電バーのうちの一つに差込接続される電圧
極用端子部を第2の高さ位置に設けた複数の回路遮断器
を導電バーの両側に配設した単相三線式分電盤におい
て、前記L1,L2の電圧極の2本の導電バーを第2の
高さ位置で幅方向に並設するとともに、前記中性極の導
電バーを2本の電圧極の導電バーの略最外端に合わせた
幅として第1の高さ位置に配設したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。 (実施形態1)図2、図3は本発明の実施形態の分電盤
1の例を示し、図1に分電盤1に取り付ける回路遮断器
2とこれら回路遮断器2に接続する中性極N及びL1,
L2の2つの電圧極の少なくとも3つの導電バー31及
び32,33との関係を示している。
【0014】本例の分電盤1は、箱状のボディ10とこ
のボディ10の開口部に開閉自在に取り付けられるカバ
ー11とで構成され、図3に示すようにボディ10の底
部には主幹回路遮断器3及び複数の分岐回路遮断器であ
る回路遮断器2を配設し、これら回路遮断器3、2の操
作ハンドルHはカバー11の窓孔より外部に露出され
る。
【0015】回路遮断器2は図3において、ボディ10
内の片側において、上下2列に配設され、各列には6台
が並設される。これらの上下2列間には上記の3つの導
電バー31〜33が回路遮断器2の並設方向に延長する
ように配置される。
【0016】図4は回路遮断器2,3をボディ10の底
部に取り付けるための取付部を示しており、この取付部
は、両側縁が図4(及び図5)において上方向に折り曲
げられた2枚の鉄板からなり、ボディ10の底部に図3
において上下に間隔をあけて横方向に並行配設される基
台4,4と、これら基台4,4間に橋絡するように配設
される鉄板製の取付ベース5と、基台4,4間の間隙に
対応するように凹ませた取付ベース5の中央凹部5B内
に配設される樹脂製の導電バー用取付ベース6と、この
取付ベース6の上と基台4上に被るように夫々配置され
た取付ベース5の側片5Aとに渡るように配設される回
路遮断器固定用の樹脂製の固定ベース7と、基台4,4
の一端部に側端部が固定されて側方に配置される鉄板製
の主幹回路遮断器用固定ベース8とから成る。
【0017】更に詳細に説明すると、基台4は図3に示
すように一端に設けた長孔9を挿通した固定ねじ12に
よりボディ10の底部に固定される。
【0018】取付ベース5は図5に示すように中央部を
ボディ10方向に凹ませ、この中央凹部5Bの両側より
側方に延長した各側片5Aを基台4の両側の折り曲げ片
4Aの端面上に載せ、各側片5Aに設けた挿通孔14を
介して固定ねじ15を基台4側のねじ孔16に締結する
ことで両側の基台4,4間に橋絡するように固定され、
中央凹部5Bは基台4,4間に嵌まることになる。
【0019】取付ベース6は上記中央凹部5B内に配置
されるもので、底部には中央凹部5Bに穿設した丸孔1
7群に嵌まる円筒部18群を突出させてあって、円筒部
1818を丸孔17に嵌めることで位置決めされる。そ
して中央凹部5Bの両端開口より突出する部位の上側の
中央には夫々中性極Nの導電バー31を支持するための
支持ポスト13を一体突設してある。
【0020】導電バー31は両端部に形成した取付片3
1aに穿設した挿通孔31bを介して固定ねじ37を支
持ポスト13の上端部の凹部34に収納固定されるナッ
ト38に締結することで両端の支持ポスト13,13間
に橋絡配置される。
【0021】また両端の支持ポスト13,13間を結ぶ
中央部の両側の平面部がL1,L2の電圧極の導電バー
32.33を配置する配置部位となり、これらの配置部
位の側方の上面には固定ベース7を支持するピン19を
所定間隔で両端方向に一体立設してある。
【0022】また両端の支持ポスト13,13間には導
電バー32,33から一体に延長形成された脚片20,
21からなる後述する回路遮断器接続部の内高い位置に
ある脚片21の支持用リブ22と、脚片20,21の基
部28を沿わせるリブ23とを突設してある。
【0023】導電バー32,33は固定ベース7,7が
配設される前に、取付ベース6上の夫々の配置部位に配
置固定される。
【0024】導電バー32,33は同一形状に形成され
ており、対称配置されるようになっているもので、両端
には固定ねじ24を挿通する挿通孔25が設けられ、固
定ねじ24を挿通孔25を介して、取付ベース6の凹部
26内に配置されるナット27に締結することで固持さ
れるようになっている。
【0025】導電バー32,33は配置されたときに内
側となる側縁より回路遮断器2の配列個数に対応するよ
うに一定間隔で基部28を折り曲げにより立ち上がら
せ、この基部28の上端の片側からはさらに外側方向に
向けて脚片20を水平延長形成し、またこの脚片20に
隣接する当該基部28の上端には水平片が内側方向に向
くように逆L状に折り曲げた延長片を形成してある。そ
して上記脚片20とこの延長片の水平片たる脚片21が
夫々回路遮断器2の一端側に設けた後述する電圧極用端
子接続部に差し込み接続される回路遮断器接続部を構成
する。ここで脚片20,21の内の同一方向に折曲され
た隣合うもの同士の間隔を回路遮断器2の略同一として
ある。
【0026】固定ベース7は導電バー32,33を取付
ベース6に配設した後に取付ベース6と取付ベース5の
側片5A上に渡るよう配設される。この際固定ベース7
の裏面より4カ所突出係止している係止爪29を側片5
Aに形成している係止孔30に挿入係止して固定ベース
7は固定される。
【0027】この固定ベース7の上面には図11に示す
ように回路遮断器2の器体の両側面を挟み込むようにし
て位置決めをする位置決め突起35と、上記端子接続部
を設けた一端部とは反対側の器体の他端部の両側面の下
部に側方と下端とが開口した逆L状の凹所36に該凹所
36の下面開口より挿入され、回路遮断器2の移動によ
り水平片により構成される引掛部39を凹所36の横凹
部により形成される被引掛部53に挿入して引掛部39
の下面に形成した凹み嵌合部39aに被引掛部53の底
部に形成した凸嵌合部53aを嵌合して引掛係止する逆
L状の突起54とを配列する回路遮断器2数に対応して
一体に突設してある。
【0028】固定ベース8は基台4,4の一端部に一側
部より突出させた固定片40を固定ねじ61で基台4,
4の端部に固定し、他側部より突出させた固定片40’
を固定ねじ61’でボディ10底部に固定することでボ
ディ10内に配設され、その上面には主幹回路遮断器3
を螺子固定する。
【0029】主幹回路遮断器3の負荷側端子はL1、L
2の電圧極及び中性極Nの導電バー44、45及び46
を介して各導電バー32,33及び31に接続される。
この接続は主幹回路遮断器3側の各導電バー32,3
3、31の端部に各導電バー44、45,46の端部を
重ねて固定ねじ24,24,37により固定されること
で行われる。
【0030】また支持ポスト13,13間に橋絡配設さ
れた導電バー31の上面には、両側に配置される回路遮
断器2の上面に臨む弾性突出片47を有した係止部材4
8(図6,図7参照)を取着してある。
【0031】この係止部材48は合成樹脂成形品からな
り、両側の夫々3台の回路遮断器2に対応するもので、
導電バー31の上面側に2組配置されるようになってお
り、各係止部材48は図6に示すように下面両側に導電
バー31の上面に載置する支持台49を一体に係止する
とともに、支持台49間には導電バー31に穿設してあ
る丸孔56に圧入される円柱状突起50を下面に2つ所
定間隔で一体突設し、各支持台49と隣接する突起50
間,そして両突起50,50間には夫々揺動自在に一端
が連結片により夫々支持された3つの弾性突出片47を
両側に一体形成しある。そして、導電バー33に取り付
けられた時に、夫々の弾性突出片47の先端部が正規位
置に配置される回路遮断器2の内側位置の上面に臨むよ
うに突出するようなっている。また弾性突出片47の先
端部両側には回路遮断器2の内側位置の上面に並設した
2つの突起状の被係止部57に係止する係止部58を突
出形成してある。
【0032】回路遮断器2は以上のように構成される取
付部がボディ10の底部上に配設された状態において固
定ベース7上に固定配設されるのである。
【0033】ここで本実施形態に用いられる回路遮断器
2は内部に2極の開閉機構部を内蔵するもので、図1に
示すように器体の一端部側に上、中、下の三段に導電バ
ーの回路遮断器接続部が挿入される導電バー差し込み口
41,42,43を開口しており、上段の導電バー差し
込み口41の高さ位置は固定ベース7に配設したときに
丁度最上段の導電バー31の高さ位置に対応し、また中
段の導電バー差し込み口42は導電バー32或いは33
の脚片21の高さ位置に対応し、更に下段の導電バー差
し込み口43は、導電バー32或いは33の脚片20の
高さ位置に対応している。
【0034】そして本例では上段の導電バー差し込み口
41内には図8に示すように中性極Nの導電バー33側
縁からなる回路遮断器接続部を差し込み接続する端子接
続部たる受刃51を配置し、中段及び下段の何れかの導
電バー差し込み口42、43の一方にL1或いはL2の
電圧極の導電バー32,33の回路遮断器接続部21或
いは20を差し込む受け刃52を配設し、他方を受け刃
を配設せず、回路遮断器接続部の収納部としている。
【0035】電圧極に対応する受け刃52は導電バー差
し込み口42或いは43の何れかの位置へ器体側面に図
8に示すように露出したスライドレバー60を上又は下
へ移動させることで移動させることできるようになって
おり、上下二列に配列される回路遮断器2群において、
負荷バランスをとるように接続するL1及びL2の電圧
極を容易に選択できるようになっている。
【0036】而して回路遮断器2を固定ベース7に配設
固定するに当たっては、回路遮断器2を配設したい位置
の固定ベース7上の一対の突起35,35間に導電バー
差し込み口側の一端部の器体下部を嵌めるとともに、他
端部側の器体両側側面の凹所36の下部開口より突起5
4を凹所36内に嵌めて固定ベース7上に図8に示すよ
うに載置する。この時係止部材48の対応する弾性突出
片47の先端部が回路遮断器2の上面に臨む。
【0037】この状態で回路遮断器2を導電バー配置位
置方向に図9に示すように直線移動させると、導電バー
差し込み口41に中性極Nの導電バー31の側縁たる回
路遮断器接続部が挿入されて受け刃51の開口に臨み、
また中段の導電バー差し込み口42にはL1或いはL2
の電圧極の導電バー31或いは32の脚片21が挿入さ
れ、さらに下段の導電バー差し込み口43にはL2或い
はL1の電圧極の導電バー32或いは31の脚片20が
挿入されることになり、図において導電バー差し込み口
43内に配置されている受け刃52に脚片20が臨むこ
とになる。
【0038】一方回路遮断器2の直線移動に伴って係止
部材48の対応する弾性突出片47の係止部58下面の
傾斜面58aが回路遮断器2の上面に形成した被係止部
57の傾斜面57aに図示するように当接する。
【0039】この状態からさらに回路遮断器2を移動さ
せると弾性突出片47の弾性変形を伴いながら係止部5
8の傾斜面58aが被係止部57の傾斜面57a上をス
ライドしながら乗り上げて、やがて被係止部57を乗り
越え、弾性突出片47が弾性で元に戻る。従って回路遮
断器2の被係止部57が係止部58に係止されることに
なる。これにより回路遮断器2が外側方向(受け刃から
導電バーが引き抜かれる方向)へ移動するのを規制す
る。一方凹所36に下方から嵌まった突起54に設けら
れた引掛部39は回路遮断器2の移動に伴って被引掛部
53内に挿入され、やがて引掛部39の下面に設けた嵌
合凹部39aが被引掛部53の下面に設けた嵌合凸部5
3aに図10に示すように凹凸嵌合することになる。
【0040】この凹凸嵌合時に所謂クリック感が作業者
に与えられ、回路遮断器2が定位置、つまり受け刃5
1,52に導電バー31、32或いは33の回路遮断器
接続部が完全に差し込まれた位置に移動したことを作業
者に分からしめ、結果受け刃51,52に対する回路遮
断器接続部の差し込み量のばらつきを抑えることができ
るのである。
【0041】そして被引掛部53と引掛部39との凹凸
嵌合により、回路遮断器2の上方向、つまり固定ベース
7の面に対して垂直方向への移動を規制する。また引掛
部39及び突起54は凹所36及び被引掛部53内に納
まるため、隣接配置する回路遮断器2との間の隙間を少
なくすることができる。
【0042】以上のようにして簡単に回路遮断器2を分
電盤内の固定ベース上に取り付け且つ電気的に接続する
ことができる。
【0043】図10或いは図11に示すように固定ベー
ス7上に配設した回路遮断器2を取り外す場合には、上
記の係止部材48の弾性突出片47の後端に連設された
操作片62を図12に示すようにドライバ63で下方に
押し、弾性突出片47を連結片を中心として回動させて
その先端部を上方へ移動させ、先端部の係止部58を回
路遮断器2の被係止部57から離脱させる。これにより
回路遮断器2を引外し方向へ移動させることが可能とな
り、この状態で回路遮断器2を引外し方向へ直線移動さ
せれば、被引掛部53と引掛部39の凹凸嵌合が外れ、
凹所36の下面開口位置上方へ係止部39が移動するま
で回路遮断器2を移動させ、その後上方へ持ち上がれば
回路遮断器2を取り外すことができることになる。
【0044】(実施形態2)上記実施形態1では導電バ
ー32,33の脚片20,21は各回路遮断器2の配置
位置に対応して細幅の脚片20,21を各導電バー3
2、33の側縁より一体延長して、各脚片20,21に
より構成しているが、本実施形態では、前記L1,L2
の電圧極に対応する導電バー32,33を図13、図1
4に示すように導電バーの配置位置を挟んで配設される
一方(例えば図では左側)の回路遮断器2側で回路遮断
器2の並設方向に延出する第1の延出片32A,33A
と、導電バーの配置位置を挟んで配設される他方(例え
ば図では右側)の回路遮断器2側で回路遮断器2の並設
方向に延出する第2の延出片32B,33Bと、これら
第1及び第2の延出片32A,33A,32B,33B
間を連結する連結片32C,33Cとにより構成し、例
えば図において左側の導電バー32の延出片32Aを回
路遮断器2の中段の導電バー差し込み口42の高さ位置
とし、右側の導電バー32の延出片32Bの高さ位置を
回路遮断器2の下段の導電バー差し込み口43の高さ位
置とし、また左側の導電バー33の延出片33Aを回路
遮断器2の下段の導電バー差し込み口43の高さ位置と
し、右側の導電バー33の延出片33Bの高さ位置を回
路遮断器2の中段の導電バー差し込み口42の高さ位置
とし、各導電バー32,33の前記第1及び第2の延出
片32A,33A及び32B,33Bの外向き側縁を回
路遮断器接続部としてある。
【0045】また実施形態1の場合には前記中性極Nの
導電バー31はその幅寸法を両側に配置される回路遮断
器2,2の上段の導電バー差し込み口31,31内の受
け刃51に差し込みできる幅とし、両側縁を回路遮断器
接続部としていたが、本実施形態では、両側の回路遮断
器2の並設方向に延出して導電バー32,33の前記第
1及び第2の延出片32A,33A,32B,33Bに
平行に配設される2本の導電バー31A,31Bの個々
の側縁により中性極Nの回路遮断器接続部を構成してい
る。
【0046】本実施形態によればL1,L2の電圧極の
回路遮断器接続部が各々1本の導電バー32,33を構
成する一体形成した第1及び第2延出片32A,33A
及び32B,33Bにより構成されているので、L1,
L.2の電圧極の極性を容易に判別でき、極性間違いを
防止し易い。
【0047】(実施形態3)上記実施形態2では中性極
Nの導電バーを2本の導電バー31A,31Bで構成し
ていたが、本実施形態では、図15、図16に示すよう
に実施形態1と同様に幅広な1本の導電バー31を用い
たものである。
【0048】而して、本実施形態では、実施形態2の特
徴に加え、導電バーの数を少なくすることができ、導電
バーの配穀作業が容易となる。
【0049】(実施形態4)上記実施形態1〜3ではL
1,L2の電圧極の回路遮断器接続部を持つ導電バーを
夫々1本としていたが、、本実施形態では、例えば図1
7、図18に示すように導電バーの配置位置を挟んで配
設される一方(図では例えば左側)の回路遮断器2側で
回路遮断器2の中段、下段の夫々の導電バー差し込み口
42,43の高さ位置に対応するようにL1の電圧極の
第1の導電バー32A、L2の電圧極の第1の導電バー
33Aを上下に並行配置し、また導電バー群を挟んで配
設される他方(図では例えば右側)の回路遮断器2側で
回路遮断器2の中段、下段の夫々の導電バー差し込み口
42,43の高さ位置に対応するようにL2の電圧極の
第2の導電バー33B、L2の電圧極の第2の導電バー
32Bを上下に並行配置し、それぞれの側縁を回路遮断
器接続部としている。
【0050】中性極Nの回路遮断器接続を、回路遮断器
の並設方向に延出して中段の高さ位置にある第1及び第
2の導電バー32A及び33Bの上方に夫々平行に配設
される2本の導電バー31A,31Bの側縁で夫々構成
してある。
【0051】本実施形態では、単にL1,L2の電圧極
の導電バー32A,32B,33A,33Bの配置を両
側において逆にすれば良く、導電バーの形状が従来と同
様な平板の導電バーであり、導電バーの製造作業が容易
となる。
【0052】(実施形態5)本実施形態では、図19、
図20に示すように導電バーの配置位置を挟んで左右に
配置される回路遮断器2では下段の導電バー差し込み口
43内に受け刃52を夫々配置するとともに、この高さ
位置に対応するように前記L1,L2の電圧極の2本の
導電バー32,33を幅方向に並設して、一方(図1
9、図20では左側)の回路遮断器2ではL1の導電バ
ー32を受け刃52に差し込み接続し、他方(図19,
図20では右側)の回路遮断器2ではL2の導電バー3
3を受け刃52に差し込み接続するようにしてある。中
性極Nの導電バー31は両側の回路遮断器2の上段の導
電バー差し込み口41に両側の側縁が差し込み接続でき
るようにその幅寸法を広幅とし、導電バー差し込み口4
1の高さ位置に対応するように配置してある。
【0053】本実施形態では、導電バー32,33の両
側から回路遮断器2を夫々差込接続すると、L1,L2
の電圧極にバランス良く接続できる。また、L1,L2
の電圧極の2本の導電バー32.33は同一高さ位置に
あるので、分電盤自体の高さ方向をコンパクトにするこ
とができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明は、L1,L2の2つの
電圧極及び1つの中性極からなる少なくとも3つの導電
バーを回路遮断器の並設方向に延出させるとともに、前
記3つの導電バーのうちの少なくとも回路遮断器に接続
される回路遮断器接続部を上下方向三段として配設し、
これらの上下方向三段の回路遮断器接続部のうちの中性
極に差込接続される中性極用端子部を第1の高さ位置に
設けるとともに2つの電圧極の回路遮断器接続部のうち
の一つに差込接続される電圧極用端子部を第2の高さ位
置に設けた複数の回路遮断器を導電バーの配置位置の両
側に配設した単相三線式分電盤において、前記導電バー
の両側方向の内の、、一方側ではL1の電圧極の回路遮
断器接続部を第2の高さ位置に配設するとともにL2の
電圧極の回路遮断器接続部を第3の高さ位置に配設し、
他方側ではL2の電圧極の回路遮断器接続部を第2の高
さ位置に配設するとともにL1の電圧極の回路遮断器接
続部を第2の高さ位置に配設したので、導電バーの配置
位置の両側から回路遮断器の端子部に回路遮断接続部を
差込接続すると、L1,L2の電圧極にバランス良く接
続でき、またこのL1,L2の電圧極の選択を導電バー
の回路遮断器接続部の高さ位置を可変することにより、
L1,L2各々用の回路遮断器を作製する手間がなく、
また、電圧極の回路遮断器接続部に差込接続される電圧
極用端子部をわざわざ移動させてL1,L2の選択をす
る必要がなく、負荷バランスを合わせる作業が容易にで
きるという効果がある。
【0055】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続部を、そ
れぞれの電圧極の導電バーに一体形成され、一方側又は
他方側に各々折曲された複数の脚片としたので、導電バ
ーの材料取りが良くなる。
【0056】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記脚片の隣合う2つを互いに反対側に折曲したの
で、電圧極の導電バーの長さを配設される回路遮断器の
数に合わせて容易に変更することができる。
【0057】請求項4の発明は、請求項1の発明では、
前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続部を、導電バ
ーの配置位置を挟んで配設される一方の回路遮断器側で
回路遮断器の並設方向に延出する第1の延出片と、導電
バーの配置位置を挟んで配設される他方の回路遮断器側
で回路遮断器の並設方向に延出する第2の延出片と、こ
れら第1及び第2の延出片間を連結する連結片とにより
一体形成された各々1本の導電バーの前記第1及び第2
の延出片により構成し、前記中性極の回路遮断器接続部
を、回路遮断器の並設方向に延出して第1及び第2の延
出片に平行に配設される2本の導電バーとしたので、L
1,L2の電圧極の極性を容易に判別でき、極性間違い
を防止し易い。
【0058】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続部を、導
電バーの配置位置を挟んで配設される一方の回路遮断器
側で回路遮断器の並設方向に延出する第1の延出片と、
導電バーの配置位置を挟んで配設される他方の回路遮断
器側で回路遮断器の並設方向に延出する第2の延出片
と、これら第1及び第2の延出片間を連結する連結片と
により一体形成された各々1本の導電バーの前記第1及
び第2の延出片により構成し、前記中性極の回路遮断器
接続部を、回路遮断器の並設方向に延出し、第1及び第
2の延出片に平行に配設される1本の導電バーとしたの
で、請求項4の効果に加えて導電バーの数を少なくする
ことができ、導電バーの配置作業が容易となる。
【0059】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続部を、導
電バーの配置位置を挟んで配設される一方の回路遮断器
側で回路遮断器の並設方向に延出する第1の導電バー
と、導電バーの配置位置を挟んで配設される他方の回路
遮断器側で回路遮断器の並設方向に延出する第2の導電
バーとにより各々個別に形成し、前記中性極の回路遮断
器接続部を、回路遮断器の並設方向に延出して第1及び
第2の導電バーに平行に配設される2本の導電バーに個
別に形成したので単にL1,L2の電圧極の導電バーの
配置を逆にすれば良く、導電バーの形状が従来と同一で
あり、導電バーの製造作業が容易となる。
【0060】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
の何れかの発明において、前記L1,L2の2つの電圧
極及び1つの中性極からなる複数の導電バーの回路遮断
器接続部のうちの中性極の導電バーの回路遮断器接続部
を最上段として配設したので、一番触れる恐れがある最
上段の回路遮断器接続部が中性極で、感電が防止し易く
なる。
【0061】請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れ
かの発明において、前記回路遮断器に、電圧極用端子部
に接続されない電圧極の回路遮断器接続部を収納する収
納部を設けたので、これらの電圧極の回路遮断器接続部
を回路遮断器の収納部に収納することができ、見栄えが
良くなる。
【0062】請求項9の発明は、L1,L2の2つの電
圧極及び1つの中性極からなる3つの導電バーを回路遮
断器の並設方向に延出させるとともに、これらの3つの
導電バーのうちの中性極の導電バーに差込接続される中
性極用端子部を第1の高さ位置に設けるとともに2つの
電圧極の導電バーのうちの一つに差込接続される電圧極
用端子部を第2の高さ位置に設けた複数の回路遮断器を
導電バーの両側に配設した単相三線式分電盤において、
前記L1,L2の電圧極の2本の導電バーを第2の高さ
位置で幅方向に並設するとともに、前記中性極の導電バ
ーを2本の電圧極の導電バーの略最外端に合わせた幅と
して第1の高さ位置に配設したので、導電バーの両側か
ら回路遮断器を差込接続すると、L1,L2の電圧極に
バランス良く接続でき、また、L1,L2の電圧極の2
本の導電バーが同一高さ位置にあるので、分電盤自体の
高さ方向をコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部の分解斜視図であ
る。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上のカバーを外した状態の正面図である。
【図4】同上の取付部の分解斜視図である。
【図5】同上の取付部の要部の分解斜視図である。
【図6】同上の弾性係止部と導電バーとの関係を示す分
解斜視図である。
【図7】同上の弾性係止部と回路遮断器との関係を示す
分解斜視図である。
【図8】同上の回路遮断器の配設説明用の一部省略且つ
破断せる側面図である。
【図9】同上の回路遮断器の配設説明用の一部省略且つ
破断せる側面図である。
【図10】同上の回路遮断器の配設説明用の一部省略且
つ破断せる側面図である。
【図11】同上の固定ベースと回路遮断器との配設関係
を示す斜視図である。
【図12】同上の回路遮断器の取り外し説明用の一部省
略且つ破断せる側面図である。
【図13】本発明の実施形態2の要部を示す分解斜視図
である。
【図14】同上の回路遮断器と導電バーの関係説明図で
ある。
【図15】本発明の実施形態3の要部を示す分解斜視図
である。
【図16】同上の回路遮断器と導電バーの関係説明図で
ある。
【図17】本発明の実施形態4の要部を示す分解斜視図
である。
【図18】同上の回路遮断器と導電バーの関係説明図で
ある。
【図19】本発明の実施形態2の要部を示す分解斜視図
である。
【図20】同上の回路遮断器と導電バーの関係説明図で
ある。
【符号の説明】
2 回路遮断器 20,21 回路遮断接続部 31〜33 導電バー 41〜43 導電バー差し込み口 51,52 受け刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 知行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 稲次 崇 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 水野 初男 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 進 広和 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 永野 亘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 川本 哲靖 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 平尾 昭彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 田中 孝信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5G030 BA02 BA06 EA00 FA01 XX20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】L1,L2の2つの電圧極及び1つの中性
    極からなる少なくとも3つの導電バーを回路遮断器の並
    設方向に延出させるとともに、前記3つの導電バーのう
    ちの少なくとも回路遮断器に接続される回路遮断器接続
    部を上下方向三段として配設し、これらの上下方向三段
    の回路遮断器接続部のうちの中性極に差込接続される中
    性極用端子部を第1の高さ位置に設けるとともに2つの
    電圧極の回路遮断器接続部のうちの一つに差込接続され
    る電圧極用端子部を第2の高さ位置に設けた複数の回路
    遮断器を導電バーの配置位置の両側に配設した単相三線
    式分電盤において、 前記導電バーの両側方向の内の、一方側ではL1の電圧
    極の回路遮断器接続部を第2の高さ位置に配設するとと
    もにL2の電圧極の回路遮断器接続部を第3の高さ位置
    に配設し、他方側ではL2の電圧極の回路遮断器接続部
    を第2の高さ位置に配設するとともにL1の電圧極の回
    路遮断器接続部を第2の高さ位置に配設したことを特徴
    とする単相三線式分電盤。
  2. 【請求項2】前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続
    部を、それぞれの電圧極の導電バーに一体形成され、一
    方側又は他方側に各々折曲された複数の脚片により構成
    したことを特徴とする請求項1記載の単相三線式分電
    盤。
  3. 【請求項3】前記脚片の隣合う2つを互いに反対側に折
    曲したことを特徴とする請求項2記載の単相三線式分電
    盤。
  4. 【請求項4】前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続
    を、導電バーの配置位置を挟んで配設される一方の回路
    遮断器側で回路遮断器の並設方向に延出する第1の延出
    片と、導電バーの配置位置を挟んで配設される他方の回
    路遮断器側で回路遮断器の並設方向に延出する第2の延
    出片と、これら第1及び第2の延出片間を連結する連結
    片とにより一体形成された各々1本の導電バーの前記第
    1及び第2の延出片により構成し、前記中性極の回路遮
    断器接続を、回路遮断器の並設方向に延出して第1及び
    第2の延出片に平行に配設される2本の導電バーにより
    構成したことを特徴とする請求項1記載の単相三線式分
    電盤。
  5. 【請求項5】前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続
    を、導電バーの配置位置を挟んで配設される一方の回路
    遮断器側で回路遮断器の並設方向に延出する第1の延出
    片と、導電バーの配置位置を挟んで配設される他方の回
    路遮断器側で回路遮断器の並設方向に延出する第2の延
    出片と、これら第1及び第2の延出片間を連結する連結
    片とにより一体形成された各々1本の導電バーの前記第
    1及び第2の延出片により構成し、前記中性極の回路遮
    断器接続を、回路遮断器の並設方向に延出し、第1及び
    第2の延出片に平行に配設される1本の導電バーにより
    構成したことを特徴とする請求項1記載の単相三線式分
    電盤。
  6. 【請求項6】前記L1,L2の電圧極の回路遮断器接続
    を、導電バーの配置位置を挟んで配設される一方の回路
    遮断器側で回路遮断器の並設方向に延出する第1の導電
    バーと、導電バーの配置位置を挟んで配設される他方の
    回路遮断器側で回路遮断器の並設方向に延出する第2の
    導電バーとにより各々個別に形成され、前記中性極の回
    路遮断器接続を、回路遮断器の並設方向に延出して第1
    及び第2の導電バーに平行に配設される2本の導電バー
    に個別に形成されたことを特徴とする請求項1記載の単
    相三線式分電盤。
  7. 【請求項7】前記L1,L2の2つの電圧極及び1つの
    中性極からなる複数の導電バーの回路遮断器接続部のう
    ちの中性極の導電バーの回路遮断器接続部を最上段とし
    て配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何
    れか記載の単相三線式分電盤。
  8. 【請求項8】前記回路遮断器に、電圧極用端子部に接続
    されない電圧極の回路遮断器接続部を収納する収納部を
    設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか
    記載の単相三線式分電盤。
  9. 【請求項9】L1,L2の2つの電圧極及び1つの中性
    極からなる3つの導電バーを回路遮断器の並設方向に延
    出させるとともに、これらの3つの導電バーのうちの中
    性極の導電バーに差込接続される中性極用端子部を第1
    の高さ位置に設けるとともに2つの電圧極の導電バーの
    うちの一つに差込接続される電圧極用端子部を第2の高
    さ位置に設けた複数の回路遮断器を導電バーの両側に配
    設した単相三線式分電盤において、前記L1,L2の電
    圧極の2本の導電バーを第2の高さ位置で幅方向に並設
    するとともに、前記中性極の導電バーを2本の電圧極の
    導電バーの略最外端に合わせた幅として第1の高さ位置
    に配設したことを特徴とする単相三線式分電盤。
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