JP2001066889A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2001066889A
JP2001066889A JP24325799A JP24325799A JP2001066889A JP 2001066889 A JP2001066889 A JP 2001066889A JP 24325799 A JP24325799 A JP 24325799A JP 24325799 A JP24325799 A JP 24325799A JP 2001066889 A JP2001066889 A JP 2001066889A
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unit
developing
photoreceptor
image
photoconductor
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JP24325799A
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English (en)
Inventor
Junichi Tanizaki
淳一 谷崎
Yuzo Kawano
裕三 川野
Toshimi Hattori
俊美 服部
Takeshi Homan
剛 宝満
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像形成装置において、感光体ドラム
を介して現像ローラに伝達される駆動力の伝達誤差によ
る回転変動を抑制する。 【解決手段】 所定の画像データに対応したレーザ光が
照射されて静電潜像が形成される感光体ドラムを備えた
感光体ユニット13と、感光体ドラム上に形成された静
電潜像を顕像化する現像ローラを備えた現像ユニット4
と、支持軸39aにより現像ユニット4を感光体ユニッ
ト13に対して揺動自在に支持する現像ユニット支持部
材37と、支持軸39aを揺動支点にして現像ユニット
4を感光体ユニット13に当接させる現像固定部材42
とを有するカラー画像形成装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術など
を利用して画像情報を転写材上に重ね合わせて合成像を
形成するカラー画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真技術を採用した画像
形成装置においては、像担持体としての電子写真感光体
を帯電器により帯電し、この感光体に画像情報に応じた
光照射を行って潜像を形成し、この潜像を現像器によっ
て現像して得られたトナー像をシート材等に転写して画
像を形成することが行われている。
【0003】一方、画像のカラー化にともなって、これ
ら各画像形成プロセスが実行される像担持体を複数備え
て、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、好ましくはブ
ラック像の各色像をそれぞれの像担持体に形成し、各像
担持体の転写位置にてシート材に各色像を重ねて転写す
ることによりフルカラー画像を形成するタンデム方式の
画像形成装置も提案されている。
【0004】このようなタンデム方式の多重画像形成装
置は、各色ごとにそれぞれの画像形成部を有しているた
め、高速化に有利である。
【0005】ここで、図9は従来のタンデム方式による
カラー画像形成装置の概略を示す斜視図である。
【0006】図9において、カラー画像形成装置には感
光体ユニットおよび現像ユニットからなる4つの画像形
成ステーション(以下、「プロセスユニット」とい
う。)が配置されている。そして、各プロセスユニット
は像担持体としての感光体1a,1b,1c,1dを有
している。この感光体1a,1b,1c,1dは、歯車
を介して駆動モータ29により回転される。
【0007】なお、図示を簡略化するために、図9にお
いては、感光体ユニット13dのみが表されており、他
の感光体ユニットでは感光体1a,1b,1c以外の部
材は省略されている。同様に、図9においては、現像ユ
ニット4dのみが表されており、他の現像ユニットは省
略されている。したがって、以下の説明では、図示が省
略されている部材については、感光体ユニット13dお
よび現像ユニット4dを代表として説明する。
【0008】感光体1dの周囲には、感光体1dの表面
を一様に所定の電位に帯電させる帯電ローラ2d、帯電
された感光体1d上に特定色の画像データに対応したレ
ーザ光を照射して静電潜像を形成する走査光学系である
露光手段(図示せず)、感光体1d上に形成された静電
潜像を顕像化する現像ローラ15d、感光体1d上に顕
像化されたトナー像を無端状の搬送ベルト38により送
られる記録紙9に転写する転写器(図示せず)、感光体
1dから記録紙9にトナー像を転写した後に感光体1d
に残っている残留トナーを除去するクリーニング手段6
dがそれぞれ配置されている。
【0009】また、現像ローラ15dにトナーを補給す
るためのトナー補給ローラ16d、現像ローラ15d上
のトナーを薄層化するトナー薄層化部材17dが配置さ
れている。
【0010】ここで、搬送ベルト38は、図示する場合
においては、矢印方向へ周回動する。また、それぞれの
プロセスユニットでは、ブラック画像、シアン画像、マ
ゼンタ画像、イエロー画像が形成される。そして、感光
体1a,1b,1c,1dに形成された各色の単色画像
が搬送ベルト38上を走行する記録紙9に順次重ね転写
されてフルカラー画像が形成される。
【0011】図9において、記録紙9は図中右側から給
紙され、搬送ベルト38に帯電吸着されて図中左側へと
移動する。そして、カラー画像は、Y、M、C、Bの感
光体ユニット13と現像ユニット4とを一体化した各プ
ロセスユニットにおけるそれぞれの感光体1から順次重
ねて記録紙9上に形成された後、定着器において溶融加
圧定着されることにより完成する。
【0012】このようなカラー画像形成装置において、
各感光体1を駆動するための駆動力伝達機構は図示する
構成になっている。
【0013】すなわち、装置の端部に設けられた一個も
しくは複数個の駆動モータ29により供給される駆動力
は、Y、M、C、B各色の感光体1の回転軸に設けられ
た歯車に伝達される。さらに、プロセスユニットのその
他の部材への駆動力の伝達は、感光体1の他端部のフラ
ンジに形成された歯車から帯電ローラ2に固定された帯
電ローラ歯車へ伝達され、また、現像ローラ15に固定
された現像歯車へ伝達される。さらに、現像ローラ15
から中間歯車を介してトナー補給ローラ16のトナー補
給歯車へ伝達され、ここから、トナー攪拌部等の動作部
へ伝達されるようになっている。
【0014】このような構成によれば、駆動力の伝達経
路が長くなるに従って、途中に介在する歯車の製作誤差
等により、伝達される駆動力の伝達誤差にバラツキが生
じる。また、感光体1を介して感光体ユニット13およ
び現像ユニット4内の各部材に歯車の噛み合いで駆動力
を伝達しているため、感光体1上に形成される画像情報
量、現像ユニット13内のトナー貯蔵量の変化による帯
電ローラ2、現像ローラ15、トナー供給ローラ16、
トナー攪拌部の回転負荷変動が直接感光体1に影響し
て、回転変動を引き起こしてしまう。
【0015】そして、このような駆動力の伝達誤差によ
るバラツキや回転変動は、記録紙9にトナー画像を形成
する際の色ずれの原因となる。特に、非磁性一成分現像
方式を用いたプロセスユニットでは、感光体1と現像ロ
ーラ15との接触ニップ幅を管理するために、感光体1
および現像ローラ15のそれぞれの軸心を両側から所定
間隔で回転支持する構成としているので、大きな接触力
で感光体1と現像ローラ15とが接触しており、この回
転変動のバラツキが大きくなっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のカ
ラー画像形成装置においては、各感光体に伝達される駆
動力の伝達誤差のバラツキによる回転変動のバラツキが
大きいので、感光体と現像ローラとの接触状態が変動
し、記録紙上にトナー画像を形成した際、色ずれあるい
は濃度ムラが発生する。
【0017】そこで、本発明は、感光体を介して現像ロ
ーラに伝達される駆動力の伝達誤差による回転変動を抑
制することのできるカラー画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のカラー画像形成装置は、所定の画像データ
に対応したレーザ光が照射されて静電潜像が形成される
感光体を備えた感光体ユニットと、感光体上に形成され
た静電潜像を顕像化する現像ローラを備えた現像ユニッ
トと、支持軸により現像ユニットを感光体ユニットに対
して揺動自在に支持する現像ユニット支持部材と、支持
軸を揺動支点にして現像ユニットを感光体ユニットに当
接させる現像固定部材とを有する構成としたものであ
る。
【0019】これにより、現像ローラへの回転駆動力に
よる現像ユニットの上下変動が低減されて両者の接触状
態が一定に保持され、感光体を介して現像ローラに伝達
される駆動力の伝達誤差による回転変動を抑制すること
が可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、所定の画像データに対応したレーザ光が照射されて
静電潜像が形成される感光体を備えた感光体ユニット
と、感光体上に形成された静電潜像を顕像化する現像ロ
ーラを備えた現像ユニットと、支持軸により現像ユニッ
トを感光体ユニットに対して揺動自在に支持する現像ユ
ニット支持部材と、支持軸を揺動支点にして現像ユニッ
トを感光体ユニットに当接させる現像固定部材とを有す
るカラー画像形成装置であり、現像ローラへの回転駆動
力による現像ユニットの上下変動が低減されて両者の接
触状態が一定に保持され、感光体を介して現像ローラに
伝達される駆動力の伝達誤差による回転変動を抑制する
ことが可能になるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、支持軸の先端には、この支持軸
を現像固定部材の回動係合部にネジ止め固定して現像ユ
ニットを感光体ユニットに当接させるネジ部が形成され
ているカラー画像形成装置であり、感光体を介して現像
ローラに伝達される駆動力の伝達誤差による回転変動を
抑制することが可能になるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項3に記載の発明は、所定の
画像データに対応したレーザ光が照射されて静電潜像が
形成される感光体を備えた感光体ユニットと、感光体上
に形成された静電潜像を顕像化する現像ローラを備えた
現像ユニットと、現像ユニットを感光体ユニットに対し
て揺動自在に支持する現像ユニット支持部材と、感光体
ユニットの長手方向に配置されたシャフトと、シャフト
を回動係止部に挿通することで当該シャフトを揺動支点
にして現像ユニットを感光体ユニットに当接させる現像
固定部材とを有するカラー画像形成装置であり、感光体
を介して現像ローラに伝達される駆動力の伝達誤差によ
る回転変動を抑制することが可能になるという作用を有
する。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図8を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0024】図1は本発明の一実施の形態によるカラー
画像形成装置の構成を示す断面図、図2は図1のカラー
画像形成装置のプロセスユニットを示す側面図、図3は
図1のカラー画像形成装置のプロセスユニットを示す断
面図、図4は図2のプロセスユニットの要部を示す斜視
図、図5は本発明のカラー画像形成装置の変形例におけ
るプロセスユニットの要部を示す斜視図、図6は本発明
のカラー画像形成装置の他の変形例におけるプロセスユ
ニットの要部を示す斜視図、図7はプロセス駆動ユニッ
トを示す説明図、図8は図3のプロセスユニットの駆動
連結状態を示す断面図である。
【0025】まず、本発明の一実施の形態によるカラー
画像形成装置について図1を用いて説明する。
【0026】図示するように、カラー画像形成装置は4
つの画像形成ステーション(以下、「プロセスユニッ
ト」という。)Pa,Pb,Pc,Pdが配置され、各
プロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdは像担持体と
しての感光体ドラム(感光体)1a,1b,1c,1d
をそれぞれに有している。
【0027】また、感光体ドラム1a,1b,1c,1
dの回りには、各感光体ドラム1a,1b,1c,1d
の表面を一様に所定の電位に帯電させる帯電手段2a,
2b,2c,2d、画像情報に応じた光を各々の感光体
ドラム1a,1b,1c,1dに照射して静電潜像を形
成する露光手段3、感光体ドラム1a,1b,1c,1
d上に形成された静電潜像を顕像化する現像手段4a,
4b,4c,4d、感光体ドラム1a,1b,1c,1
d上に顕像化されたトナー像をシート材9に転写する転
写手段5a,5b,5c,5d、感光体ドラム1a,1
b,1c,1d上の残留トナーを除去するクリーニング
手段6a,6b,6c,6dがそれぞれ配置されてい
る。
【0028】ここで、プロセスユニットPa,Pb,P
c,Pdでは、それぞれブラック画像、シアン画像、マ
ゼンタ画像、イエロー画像が形成される。
【0029】各プロセスユニットPa,Pb,Pc,P
dを通過する態様で、感光体ドラム1a,1b,1c,
1dの下方には無端ベルト状の中間転写ベルト7が配置
されている。この中間転写ベルト7は、矢印A方向へ周
回動する。
【0030】装置の下部には、印字用紙などのシート材
9が収納された給紙カセット10が設けられている。そ
して、シート材9は、給紙ローラ8により給紙カセット
10から1枚ずつ用紙搬送路に送り出される。
【0031】用紙搬送路上には、中間転写ベルト7の外
周面と所定量にわたって接触し、この中間転写ベルト7
上に形成されたカラー画像をシート材9に転写するシー
ト材転写ローラ11、シート材9上に転写されたカラー
画像をローラの狭持回転に伴う圧力と熱とによってシー
ト材9に定着する加熱ローラを備えた定着手段12が配
置されている。
【0032】このような構成のカラー画像形成装置にお
いて、まずプロセスユニットPaの帯電手段2aおよび
露光手段3により感光体ドラム1a上に画像情報のブラ
ック成分色の潜像が形成される。この潜像はブラックト
ナーを有する現像手段4aによりブラックトナー像とし
て可視像化され、転写手段5aにより中間転写ベルト7
上にブラックトナー像として転写される。
【0033】一方、ブラックトナー像が中間転写ベルト
7に転写されている間に、プロセスユニットPbではシ
アン成分色の潜像が形成され、続いて現像手段4bでシ
アントナーによるシアントナー像が顕像化される。そし
て、先のプロセスユニットPaでブラックトナー像の転
写が終了した中間転写ベルト7にシアントナー像がプロ
セスユニットPbの転写手段5bにて転写され、ブラッ
クトナー像と重ね合わされる。
【0034】以下、マゼンタトナー像、イエロートナー
像についても同様な方法で画像形成が行われ、中間転写
ベルト7に4色のトナー像の重ね合わせが終了すると、
給紙ローラ8により給紙カセット10から給紙されたシ
ート材9上にシート材転写ローラ11によって4色のト
ナー像が一括転写される。そして、転写されたトナー像
は定着手段12でシート材9に加熱定着され、このシー
ト材9上にフルカラー画像が形成される。
【0035】なお、転写が終了したそれぞれの感光体ド
ラム1a,1b,1c,1dはクリーニング手段6a,
6b,6c,6dで残留トナーが除去され、引き続き行
われる次の像形成に備えられる。
【0036】このように、複数のプロセスユニットP
a,Pb,Pc,Pdを有するカラー画像形成装置にお
いては、露光手段3のレーザ光源から照射されたレーザ
ビームの走査線3K,3C,3M,3Yによって、図中
矢印B方向に回転する感光体ドラム1a,1b,1c,
1d上に像情報が露光され、既知の画像形成プロセスを
経て、図中矢印A方向へ搬送される中間転写ベルト7の
同一面に異なる色のトナー像が順次重ね転写される。
【0037】ここで、各プロセスユニットPa,Pb,
Pc,Pdにおける各感光体ドラム1a,1b,1c,
1dの回転が理想的な状態からずれたり、感光体ドラム
1a,1b,1c,1dと現像ローラとの接触状態が変
動したりすると、例えば多色画像の場合には、異なる色
の画像間隔のずれ、あるいは重なりとなる。また、カラ
ー画像の場合には、色味の違い、さらに程度がひどくな
ると色ずれとなって現れて画像の品質を著しく劣化させ
る。
【0038】そこで、本実施の形態では、感光体ドラム
1a,1b,1c,1dの回転変動、および感光体ドラ
ム1a,1b,1c,1dと現像ローラとの接触状態の
変動を極力小さくするために、図2〜図6に示すような
プロセスユニットPa,Pb,Pc,Pdの構成が採用
されている。
【0039】すなわち、感光体ユニット13は、感光体
ドラム1と、それ以外のプロセス手段として、帯電ロー
ラ2、クリーニングブレード6から構成されている。
【0040】感光体ドラム1のリア側には、雌型インボ
リュートスプライン19が形成されたフランジが圧入さ
れ、ベアリング21,22を介して固定支持されたドラ
ムシャフト20を中心軸として回転自在に支持されてい
る。また、感光体ドラム1のフロント側には、ドラムシ
ャフト20と同軸上にドラム連結歯車23が回転自在に
設けられている。
【0041】帯電ローラ2は、感光体ドラム1と所定の
食い込み量を確保しながらこの感光体ドラム1と接触回
転できるように、フロント軸側に帯電ローラ歯車24が
固定されている。
【0042】クリーニングブレード6は、感光体ドラム
1の所定の位置にその先端が押圧接触するように固定配
置されている。なお、このクリーニングブレード6で掻
き取られた残留トナーは、同じようにドラム連結歯車2
3と噛み合う歯車(図示せず)を有するスクリュー部材
14によりユニット外部に搬出される。
【0043】現像ユニット4は、トナーを担持回転する
現像ローラ15と、この現像ローラ15にトナーを供給
するためのトナー供給ローラ16と、現像ローラ15上
のトナー層を均一薄層かつ所定の電位に帯電するトナー
薄層化ブレード17と、トナーを攪拌するトナー攪拌部
材41と、トナーを補給するトナー補給手段18とから
構成されている。
【0044】現像ローラ15の回転シャフトのリア側に
は、軸心ずれ許容連結継ぎ手として使用されるオルダム
カップリングの一部となる連結レバーと歯車が一体にな
った現像歯車26が固定支持され、フロント側には、ド
ラム連結歯車23と噛み合うように現像伝達歯車27が
固定支持されている。また、トナー供給ローラ16、ト
ナー攪拌部材41およびトナー供給手段18への駆動力
は、現像歯車26と連結する歯車列28で伝達される。
【0045】感光体ユニット13の側面には、図4に示
すように、現像ユニット支持部材37がネジ締め部40
で固定支持されている。この現像ユニット支持部材37
には、感光体ユニット13に対して現像ユニット4を揺
動自在に支持するための支持軸39aと、プロセスユニ
ットを装置本体側に装着するときのガイドの役目を果た
すガイドピン38とがカシメ固定されている。
【0046】現像ユニット4の側面には、たとえば板金
等により形成された剛性体の現像固定部材42が配設さ
れている。そして、この現像固定部材42上には、現像
ローラ15の軸心を保持するローラ軸心保持部43と、
感光体ユニット13側に配設された現像ユニット支持部
材37の支持軸39aと係合する回動係合部44aとが
形成されている。
【0047】そして、感光体ユニット13の側面に現像
ユニット支持部材37がネジ締め部40で固定支持され
るとともに現像ユニット4側の現像固定部材42の回動
係合部44aに現像ユニット支持部材37の支持軸39
aが係合すると、支持軸39aを揺動支点にして現像ユ
ニット4が感光体ユニット13側に当接される。
【0048】現像ローラ15を感光体ドラム1に当接さ
せるための引っ張りコイルスプリング(現像ローラ当接
手段)25は、現像ローラ15と感光体ドラム1との軸
心同士を結ぶ直線に対して下方に配置されており、前述
した支持軸39aは上方に配置されている。
【0049】また、図7および図8に示すように、複数
のプロセスユニットに駆動力の伝達を行うプロセス駆動
ユニットは、メインモータ29の回転軸に固定された歯
車付きのプーリ30とベルト31とで、雄型インボリュ
ートスプライン32と駆動連結されている。また、メイ
ンモータ29は、プーリ30とアイドル歯車33とを介
してオルダムカップリング歯車34と駆動連結されてい
る。
【0050】ここで、雄型インボリュートスプライン3
2と駆動連結されているのが感光体ドラム1であり、ド
ラムシャフト20が軸シャフト35の案内穴に挿入され
て位置決めされている。
【0051】また、オルダムカップリング歯車34と駆
動連結されるのが現像ローラ15であり、先端の連結部
37が揺動自在となっているため、現像歯車26の軸心
が多少ずれてもスムーズな駆動連結が行われるようにな
っている。
【0052】このように、本実施の形態によれば、支持
軸39aを揺動支点にして現像ユニット4を感光体ユニ
ット13に当接させているので、現像ローラ15への回
転駆動力による現像ユニット4の上下変動が低減されて
両者の接触状態が一定に保持される。
【0053】これにより、感光体ドラム1を介して現像
ローラ15に伝達される駆動力の伝達誤差による回転変
動を抑制することが可能になる。したがって、色ずれや
濃度ムラの少ない高画質の画像を得ることができる。
【0054】ここで、図5に示すように、支持軸39b
の先端にネジ部を形成して現像ユニット支持部材37と
分割構成とし、この支持軸39bを現像固定部材42の
回動係合部44bにネジ止め固定して現像ユニット4を
感光体ユニット13に当接させてもよい。
【0055】また、図6に示すように、感光体ユニット
13側面に配設される現像ユニット支持部材37の揺動
支点を、支持軸39a,39bではなく、感光体ユニッ
ト13の長手方向と略同じ長さのシャフト39cとして
現像ユニット支持部材37と分割構成とし、現像ユニッ
ト4の両端部に配設される現像固定部材42の回動係合
部44cにシャフト39cを挿通することで現像ユニッ
ト4を感光体ユニット13に当接させてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、現像ロ
ーラへの回転駆動力による現像ユニットの上下変動が低
減されて両者の接触状態が一定に保持され、感光体を介
して現像ローラに伝達される駆動力の伝達誤差による回
転変動を抑制することが可能になるという有効な効果が
得られる。
【0057】これにより、色ずれや濃度ムラの少ない高
画質の画像を得ることができるという有効な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるカラー画像形成装
置の構成を示す断面図
【図2】図1のカラー画像形成装置のプロセスユニット
を示す側面図
【図3】図1のカラー画像形成装置のプロセスユニット
を示す断面図
【図4】図2のプロセスユニットの要部を示す斜視図
【図5】本発明のカラー画像形成装置の変形例における
プロセスユニットの要部を示す斜視図
【図6】本発明のカラー画像形成装置の他の変形例にお
けるプロセスユニットの要部を示す斜視図
【図7】プロセス駆動ユニットを示す説明図
【図8】図3のプロセスユニットの駆動連結状態を示す
断面図
【図9】従来のカラー画像形成装置を示す概略図
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d 感光体ドラム(感光体) 4 現像ユニット 13 感光体ユニット 15 現像ローラ 37 現像ユニット支持部材 39a 支持軸 39b 支持軸 39c シャフト 42 現像固定部材 44c 回動係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 俊美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宝満 剛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA05 BA16 BA27 DA08 DA15 EA18 2H077 AD06 BA07 BA10 DB14 EA24 GA13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の画像データに対応したレーザ光が照
    射されて静電潜像が形成される感光体を備えた感光体ユ
    ニットと、 前記感光体上に形成された前記静電潜像を顕像化する現
    像ローラを備えた現像ユニットと、 支持軸により前記現像ユニットを前記感光体ユニットに
    対して揺動自在に支持する現像ユニット支持部材と、 前記支持軸を揺動支点にして前記現像ユニットを前記感
    光体ユニットに当接させる現像固定部材とを有すること
    を特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記支持軸の先端には、この支持軸を前記
    現像固定部材の回動係合部にネジ止め固定して前記現像
    ユニットを前記感光体ユニットに当接させるネジ部が形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のカラー画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】所定の画像データに対応したレーザ光が照
    射されて静電潜像が形成される感光体を備えた感光体ユ
    ニットと、 前記感光体上に形成された前記静電潜像を顕像化する現
    像ローラを備えた現像ユニットと、 前記現像ユニットを前記感光体ユニットに対して揺動自
    在に支持する現像ユニット支持部材と、 前記感光体ユニットの長手方向に配置されたシャフト
    と、 前記シャフトを回動係止部に挿通することで当該シャフ
    トを揺動支点にして前記現像ユニットを前記感光体ユニ
    ットに当接させる現像固定部材とを有することを特徴と
    するカラー画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003148503A (ja) * 2001-09-26 2003-05-21 Samsung Electronics Co Ltd カップリング装置と現像カートリッジ及びこれらを採用した電子写真方式プリンター
JP2006276196A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Canon Inc プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
US7263310B2 (en) 2003-10-17 2007-08-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Housing assembly of OPC unit

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