JP2001066485A - 光部品のクランプ装置 - Google Patents
光部品のクランプ装置Info
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Abstract
品を入れ換えるだけで広い範囲の部品に対応することの
できる光部品のクランプ装置を提供する。 【解決手段】 第一スライド17の基準側クランプジョ
ー31Fと第二スライド19の可動側クランプジョー3
1Mにより光部品Wをクランプする際に、移動手段45
により第二スライド19を第一スライド17から離反さ
せて前記両クランプジョー31F、31Mの間に光部品
Wをセットし、移動手段45をオフにして付勢手段37
により所定の力で第二スライド19を第一スライド17
側に付勢して光部品Wをクランプする。
Description
動調心装置等における光部品のクランプ装置に関するも
のである。
品(ワーク)に関して専用に対応するように作られたも
のが多く、多種にカバーできる範囲が限定されている。
このため、自動調心装置等において異なるサイズの部品
に対応させるためには、この部品用のクランプ装置をそ
っくり交換する必要がある。
な従来の技術にあっては、光部品のクランプ装置部分の
コストが高価になるため、自動調心装置等の装置全体の
コストが高くなるという問題がある。
術に着目してなされたものであり、基本的な構造を変更
することなく、一部の部品を入れ換えるだけで広い範囲
の部品に対応することのできる光部品のクランプ装置を
提供することにある。
めに、請求項1による発明の光部品のクランプ装置は、
光部品をクランプするための基準側クランプジョーを有
する第一スライドと、前記基準側クランプジョーとの協
働で光部品をクランプする可動側クランプジョーを有す
る第二スライドと、この第二スライドを前記第一スライ
ドに対して接近・離反自在に支持すると共に前記第一ス
ライドを交換容易に支持するガイド部材と、前記第二ス
ライドを前記第一スライドから離反させる移動手段と、
前記第二スライドを前記第一スライドに接近させるべく
付勢する付勢部材と、を備えてなることを特徴とするも
のである。
ョーと第二スライドの可動側クランプジョーにより光部
品をクランプする際に、移動手段により第二スライドを
第一スライドから離反させて前記両クランプジョーの間
に光部品をセットし、移動手段をオフにして付勢手段に
より所定の力で第二スライドの可動側クランプジョーを
第一スライドの基準側クランプジョー側に付勢して光部
品をクランプする。
置は、請求項1記載の光部品のクランプ装置において、
前記第一スライドが、同じ大きさであるがクランプする
光部品の大きさに応じて前記基準側クランプジョーの位
置が異なるものと交換自在であること、を特徴とするも
のである。
ジョーの位置が異なるものに交換することにより、種々
のサイズの光部品をクランプすることができる。
置は、請求項1または2に記載の光部品のクランプ装置
において、前記第一スライドを前記ガイド部材に摺動可
能に支持すると共に摺動可能範囲を調整する第一ネジ部
材と、前記摺動可能範囲において前記第一スライドを前
記第二スライドから離反する方向に付勢する第一弾性部
材と、を備え、前記第一ネジ部材を取り外すことにより
前記第一スライドが交換自在であること、を特徴とする
ものである。
より調整された摺動可能範囲に関してガイド部材に摺動
可能に取り付けられ、この摺動可能範囲において第一弾
性部材により常時第二スライドから離反する方向に付勢
されて固定されるが、前記第一ネジ部材を取り外すこと
によりガイド部材から容易に取り外されて交換される。
置は、請求項1記載の光部品のクランプ装置において、
前記第二スライドを前記ガイド部材に摺動可能に支持す
る第二ネジ部材と、摺動可能範囲において前記第二ネジ
部材により調整された反発力で前記第二スライドを前記
第一スライド方向に付勢する第二弾性部材と、を備えて
なることを特徴とするものである。
よりガイド部材に摺動可能に取り付けられ、この移動可
能範囲において前記第二ネジ部材により調整された反発
力で第二弾性部材により常時第一スライド方向に付勢さ
れ、所定の力で第一スライドとの間に光部品をクランプ
する。
置は、請求項1または4に記載の光部品のクランプ装置
において、前記第二スライドの付勢部材または第二弾性
部材が、前記第二ネジ部材を取り外すことにより交換自
在であること、を特徴とするものである。
り、第二スライドはガイド部材から容易に取り外されて
交換される。
面に基づいて詳細に説明する。
発明に係る光部品のクランプ装置1が示されている。こ
のクランプ装置1では、図示しない例えば自動調心装置
等の所定位置に、上下面が開口され中央隔壁3により前
後に分断された前後の内部空間5F、5Rを有する矩形
枠状のガイド部材であるスライドホルダ7が固定されて
いる。
(図1中右側)に前側切欠き9Fを有し、後側(図1中
左側)に後側切欠き9Rを有する板状のワーク支持板1
1が設けられている。また、スライドホルダ7の後側内
部空間5Rの下面には全体L字状のホルダ13が取り付
けられ、前側内部空間5Fの下面には板状のスライド押
さえ15が取り付けられている。
ける前記スライド押さえ15とワーク支持板11の間に
は、第一スライド17が前後方向(図1中左右方向)に
移動可能に支持されている。また、後側内部空間5Rに
おける前記ホルダ13とワーク支持板11の間には、第
二スライド19が前後方向に移動可能に設けられてい
る。
ド押え15と一体の中央隔壁3にはネジ穴21が設けら
れており、第一スライド17の中央を貫通する貫通穴2
3を通って前記ネジ穴21に螺合する第一ネジ部材とし
てのストップ位置調整ネジ25が設けられている。貫通
穴23は、太い前半部分23Aと細い後半部分23Bと
を有しており(図2(A)、(B)参照)、この段差に
よりストップ位置調整ネジ25の頭部27が係止され
る。
との間には第一弾性部材としてのスプリング29が設け
られており、ストップ位置調整ネジ25により調整され
た反発力により第一スライド17を前方へ付勢してい
る。
は、上方へ延びてワーク支持板11の前側切欠き9Fか
ら突出しワークWをクランプする基準側クランプジョー
31Fが設けられている。この基準側クランプジョー3
1Fの位置は、最大サイズの光部品Wに対応する。
させることにより中央隔壁3に対して相対的に前後移動
させて、スプリング29による前方への反発力を調整で
きると共に、ストップネジ33により第一スライド17
を固定することができる。また、ストップ位置調整ネジ
25を緩めてスライドホルダ7から抜き取ると、第一ス
ライド17およびスプリング29を容易に交換すること
ができる。
おける後側部分には後端面に開口する止まり穴35が設
けられており、この止まり穴35の内部には付勢部材と
してのスプリング37が設けられている。そして、前端
部を前記スプリング37に当接されて後方に付勢される
と共に、後端部が第二スライド19から後方に突出して
スライドホルダ7に設けられているネジ穴39に螺合す
る押圧調整部材41が前記止まり穴35内部に設けられ
ている。
とによりスライドホルダ7に対して相対的に前後移動さ
せてスプリング37による後方への反発力(すなわち、
第二スライド19を前方へ付勢する反発力)を調整でき
ると共に、押圧調整部材41を緩めてスライドホルダ7
から抜き取ると、スプリング37の交換が可能である。
上方へ延びてワーク支持板11の後側切欠き9Rから突
出しワークWをクランプする可動側クランプジョー31
Mが設けられている。一方、第二スライド19の後端下
側には、スライドホルダ7から下方に突出するフランジ
43が設けられている。
の移動手段の一例としてのエアシリンダ45が取り付け
られており、このエアシリンダ45のピストンロッド4
7は前述のフランジ43に取り付けられている。
ダ45により第二スライド19を後方へ移動させること
ができ、クランプ時にはエアシリンダ45を非作動状態
とすることによりスプリング37の反発力で押圧調整部
材41を介して第二スライド19を前方へ付勢する。
時には、まずエアシリンダ45により第二スライド19
をスプリング37に反して後方へ移動させ、可動側クラ
ンプジョー31Mを基準側クランプジョー31Fから離
し、可動側クランプジョー31Mと基準側クランプジョ
ー31Fの間に光部品Wをセットして、エアシリンダ4
5をオフにする。第二スライド19が押圧調整部材41
を介してスプリング37の反発力により前方へ移動さ
れ、可動側クランプジョー31Fと基準側クランプジョ
ー31Mの間で光部品Wをクランプする。
は、エアシリンダ45により第二スライド19を後方へ
移動させて光部品Wをアンクランプする。
めの第一スライド17を用いた場合について説明した
が、中間サイズの光部品Wをクランプする際には、前述
の最大幅用の第一スライド17を図3に示されているよ
うな中間サイズ用の第一スライド49に交換して中間サ
イズの光部品Wをクランプする。なお、その他の構造は
前述の図1および図2に示されたクランプ装置1と同様
なので、同じ部位には同じ符号を付して重複する説明を
省略する。
プする際には、図4に示されているような最小サイズの
光部品用の第一スライド51に交換することにより、最
小サイズの光部品Wをクランプする。
種々のサイズの光部品Wに対して、所定の押圧力で光部
品Wをクランプすることができる。また、クランプ力は
スプリング37の反発力により得ているので、光部品W
に過大な力が作用して破損するのを防止することができ
る。
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。
よる光部品のクランプ装置では、第一スライドの基準側
クランプジョーと第二スライドの可動側クランプジョー
により光部品をクランプする際に、移動手段により第二
スライドを第一スライドから離反させて前記両クランプ
ジョーの間に光部品をセットし、移動手段をオフにして
付勢手段により所定の力で第二スライドの可動側クラン
プジョーを第一スライドの基準側クランプジョー側に付
勢して光部品をクランプするので、光部品に過大なクラ
ンプ力が作用するのを防止することができる。
置では、第一スライドは、クランプする光部品のサイズ
に応じて基準側クランプジョーの位置を有するものに交
換することができるので、種々のサイズの光部品をクラ
ンプすることができる。
置では、第一スライドは、第一ネジ部材により調整され
た摺動可能範囲に関してガイド部材に摺動可能に取り付
けられ、この摺動可能範囲において第一弾性部材により
常時第二スライドから離反する方向に付勢されて固定さ
れるが、前記第一ネジ部材を取り外すことにより、第一
スライドはガイド部材から容易に取り外されるので、容
易に交換することができる。
置では、第二スライドは、第二ネジ部材によりガイド部
材に摺動可能に取り付けられ、この移動可能範囲におい
て前記第二ネジ部材により調整された反発力で第二弾性
部材により常時第一スライド方向に付勢され、所定の力
で第一スライドとの間に光部品をクランプするので、光
部品に過大なクランプ力が作用するのを防止することが
できる。
置では、第二ネジ部材を取り外すことにより、第二スラ
イドはガイド部材から容易に取り外されるので、容易に
交換することができる。
視図である。
(B)は矢印B方向から見たB−B位置の断面図であ
る。
スライドを装着したクランプ装置である。
スライドを装着したクランプ装置である。
Claims (5)
- 【請求項1】 光部品をクランプするための基準側クラ
ンプジョーを有する第一スライドと、前記基準側クラン
プジョーとの協働で光部品をクランプする可動側クラン
プジョーを有する第二スライドと、この第二スライドを
前記第一スライドに対して接近・離反自在に支持すると
共に前記第一スライドを交換容易に支持するガイド部材
と、前記第二スライドを前記第一スライドから離反させ
る移動手段と、前記第二スライドを前記第一スライドに
接近させるべく付勢する付勢部材と、を備えてなること
を特徴とする光部品のクランプ装置。 - 【請求項2】 前記第一スライドが、同じ大きさである
がクランプする光部品の大きさに応じて前記基準側クラ
ンプジョーの位置が異なるものと交換自在であること、
を特徴とする請求項1記載の光部品のクランプ装置。 - 【請求項3】 前記第一スライドを前記ガイド部材に摺
動可能に支持すると共に摺動可能範囲を調整する第一ネ
ジ部材と、前記摺動可能範囲において前記第一スライド
を前記第二スライドから離反する方向に付勢する第一弾
性部材と、を備え、前記第一ネジ部材を取り外すことに
より前記第一スライドが交換自在であること、を特徴と
する請求項1または2に記載の光部品のクランプ装置。 - 【請求項4】 前記第二スライドを前記ガイド部材に摺
動可能に支持する第二ネジ部材と、摺動可能範囲におい
て前記第二ネジ部材により調整された反発力で前記第二
スライドを前記第一スライド方向に付勢する第二弾性部
材と、を備えてなることを特徴とする請求項1記載の光
部品のクランプ装置。 - 【請求項5】 前記第二スライドの付勢部材または第二
弾性部材が、前記第二ネジ部材を取り外すことにより交
換自在であること、を特徴とする請求項1または4に記
載の光部品のクランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24178899A JP3440036B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 光部品のクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24178899A JP3440036B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 光部品のクランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001066485A true JP2001066485A (ja) | 2001-03-16 |
JP3440036B2 JP3440036B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=17079539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24178899A Expired - Fee Related JP3440036B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 光部品のクランプ装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3440036B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004001477A1 (ja) * | 2002-06-19 | 2003-12-31 | Seiko Epson Corporation | 投写レンズ製造装置、投写レンズ製造方法、この投写レンズ製造方法により製造された投写レンズ、およびこの投写レンズを備えるプロジェクタ |
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CN108562228A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-09-21 | 昆山迈致治具科技有限公司 | 一种自动化连续测试设备 |
CN109765037A (zh) * | 2019-03-07 | 2019-05-17 | 杭州维斯博医疗科技有限公司 | 光学参数测量装置 |
-
1999
- 1999-08-27 JP JP24178899A patent/JP3440036B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
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CN108562228B (zh) * | 2018-06-08 | 2024-03-26 | 昆山迈致治具科技有限公司 | 一种自动化连续测试设备 |
CN109765037A (zh) * | 2019-03-07 | 2019-05-17 | 杭州维斯博医疗科技有限公司 | 光学参数测量装置 |
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