JP2007065180A - ステージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成で、スライドガラスを精度よく位置決め状態に固定する。
【解決手段】 スライドガラス2を載置する搭載面3と、該搭載面3に載置されたスライドガラス2の隣接する2つの側面2c,2dを突き当てる突当部5a,5bと、該突当部5a,5bに突き当てられる2つの側面2c、2dにそれぞれ対向する2つの側面2a,2bを突当部5a,5b方向にそれぞれ押圧する押圧機構4とを備え、該押圧機構4が、スライドガラス2の2側面2a,2bを別々のタイミングで押圧する複数の押圧部材11,12を備えるステージ装置1を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スライドガラスを位置決め状態に搭載するためのステージ装置に関するものである。
従来、顕微鏡に用いられるステージ装置として、スライドガラスを位置決め状態に支持する機構を有するものは知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このステージ装置は、搭載面に載置されたスライドガラスの隣接する2つの側面を突き当てる突当部と、スライドガラスを突当部に向けて押圧するクランプアームとを備えている。クランプアームには、該突当部に突き当てられるスライドガラスの2つの側面にそれぞれ対向する2つの側面を突当部方向に押圧する2つの突起が備えられている。
このクランプアームの突起によってスライドガラスを固定するには、クランプアームをその軸線回りに揺動させて、2つの突起をスライドガラスの側面に押し当てることにより押圧する。
米国特許出願公開第2004/0114227号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されているステージ装置は、単一のクランプアームによって2つの突起を移動させるため、2つの突起をほぼ同時にスライドグラスの2側面に接触させることになる。このため、スライドガラスは2カ所の突当部に対してもほぼ同時に押し付けられることになり、押し付けられたスライドガラスの側面と突当部との間に摩擦力が発生する。この場合において、搭載部に載置された状態でスライドガラスが突当部に対して傾斜して配置されていると、傾斜したままで押し当てられたスライドガラス側面と突当部との接触位置に摩擦力が発生し、場合によっては、スライドガラスが搭載部上において水平面内で傾斜したままの状態で固定されてしまう不都合がある。
また、このように、スライドガラスが水平面内において傾斜したままの状態で固定される場合、スライドガラスの固定は不安定となり、場合によっては、水平面内のみならず垂直方向にも傾斜して固定されてしまう不都合が考えられる。
例えば、顕微鏡を用いて、より高分解能で観察する場合には、スライドガラス底面に照明用コンデンサレンズを近接させて照明する必要があり、その距離は1mm未満となるので、スライドガラスの搭載部はコンデンサレンズとの干渉を回避するために極めて薄く構成される。しかも、より広い観察範囲を確保するためにスライドガラスの搭載部にスライドガラスが接触する面積は極めて狭く設定されるため、搭載部の剛性が不足しがちとなる。
このような条件下において、スライドガラスの隣接する2側面を単一のクランプアームで押し付ける場合には、いずれか一方の側面の押し付け力が必要以上に大きくなる場合があり、搭載部が弾性変形してしまい、スライドガラスが垂直方向に傾斜して固定されてしまうことになる。この場合には、スライドガラス上の標本の位置が、対物レンズの光軸方向に変動するため、部分的にピントが合わない等の不都合が発生する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、スライドガラスを精度よく位置決め状態に固定することができるステージ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、スライドガラスを載置する搭載面と、該搭載面に載置されたスライドガラスの隣接する2つの側面を突き当てる突当部と、該突当部に突き当てられる2つの側面にそれぞれ対向する2つの側面を突当部方向にそれぞれ押圧する押圧機構とを備え、該押圧機構が、スライドガラスの2側面を別々のタイミングで押圧する複数の押圧部材を備えるステージ装置を提供する。
本発明によれば、搭載面に載置されたスライドガラスが、押圧機構の作動により突当部に突き当てられる。この場合に、押圧機構が複数の押圧部材を備え、各押圧部材が別々のタイミングでスライドガラスの2側面を押圧するので、スライドガラスの隣接する2側面が別々に突当部に突き当てられる。すなわち、最初に押圧を開始した押圧部材によりスライドガラスの一側面が一突当部に突き当たった後に、次の押圧部材が他の側面の押圧を開始する。
隣接する2つの側面がほぼ同時に突当部に押しつけられてしまう場合には、スライドガラスが傾斜したまま固定されてしまう不都合があるが、本発明によれば、一の押圧部材によりスライドガラスが一突当部に突き当てられて一方向に位置決めされた後に、他の押圧部材により他方向に位置決め動作が開始されるので、2つの側面がほぼ同時に突当部に押しつけられてしまうことを防止し、スライドガラスが傾斜したまま固定されてしまうことを防止できる。
上記発明においては、前記突当部が、スライドガラスの2側面を異なるスパンで突き当て、前記押圧機構が、長いスパンで前記突当部に突き当てられる側面に対向する側面を押圧した後、短いスパンで前記突当部に突き当てられる側面に対向する側面を押圧することとしてもよい。
このようにすることで、押圧機構の作動により、最初に一の側面が長いスパンで突当部に突き当てられ、その後、他の側面が短いスパンで突当部に突き当てられる。その結果、最初に長いスパンで一側面を突き当てることにより、スライドガラスを傾斜しないように矯正することができる。そして、その後、その姿勢を維持したまま、突当部をガイドとして他の側面を他の突当部に突き当てることで、スライドガラスを精度よく位置決めすることができる。
上記発明においては、前記各押圧部材に、前記スライドガラスの側面を押圧する押圧力を発生する弾性部材が備えられていることが好ましい。
このようにすることで、押圧部材がスライドガラスに接触すると、弾性部材の弾発力に基づく押圧力でスライドガラスが押圧される。そして、スライドガラスの側面が突当部に突き当たると、弾性部材が弾性変形することで、弾発力に基づく押圧力が徐々に大きくなる。弾性部材が配置されていない場合には、スライドガラスの側面が突当部に突き当たると、押圧部材による押圧力が急激に大きくなる。その結果、スライドガラスの側面と突当部との間に生ずる摩擦力も急激に増大してその場で固定されてしまうことになる。本発明によれば、弾性部材の作動により、スライドガラスの側面と突当部との間に生ずる摩擦力の激増を防止して、スライドガラスが傾斜したまま固定されてしまうことを防止できる。
また、上記発明においては、前記各押圧部材に、前記スライドガラスの側面を押圧する押圧力を発生する弾性部材が備えられ、短いスパンで前記突当部に突き当てられる側面に対向する側面を押圧する押圧部材の弾性部材が、長いスパンで前記突当部に突き当てられる側面に対向する側面を押圧する押圧部材の弾性部材よりも大きな押圧力を発生することが好ましい。
このようにすることで、短いスパンで突き当てられる側面を突当部に突き当てる際に、長いスパンで突き当てられる側面を突当部に突き当てる場合よりも大きな押圧力が付与される。短いスパンで突き当てられる側面を突当部に突き当てる際には、既に、長いスパンで突き当てられる側面が突当部に突き当てられているので、これを移動させる際には摩擦力が発生するが、本発明によれば、押圧部材が大きな押圧力を発生させているので、その摩擦力に抗してスライドガラスを移動させることができる。
また、上記発明においては、前記押圧機構が、前記各押圧部材を連動させるリンク機構を備えることとしてもよい。
このようにすることで、リンク機構の作動により、複数の押圧部材を連動させるので、隣接する側面のタイミングの異なる押圧動作を簡単な操作で行うことが可能となる。
また、上記発明においては、前記各押圧部材のスライドガラスの側面を押圧する押圧端に、前記搭載面に向かって漸次後退するテーパ面が備えられていることとしてもよい。
このようにすることで、押圧部材によってスライドガラスの側面を押圧すると、押圧部材に設けられたテーパ面がスライドガラスに接触するので、テーパ面によって側面が斜め下方に押圧され、スライドガラスの浮き上がりを防止することができる。これにより、スライドガラスが鉛直方向に斜めに傾斜して、得られる画像のピントが部分的にずれる等の不都合の発生を未然に防止することができる。
本発明によれば、スライドガラスの隣接する2側面を異なるタイミングで別々に位置決めすることで、簡易な構成により、スライドガラスを精度よく位置決め状態に固定することができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態に係るステージ装置1について、図1〜図9を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るステージ装置1は、図1に示されるように、スライドガラス2を載置する搭載面3と、該搭載面3に載置されたスライドガラス2の側面2a,2bを押圧する押圧機構4と、押圧されたスライドガラス2を突き当てる突当部5a,5bを備えている。スライドガラス2は、例えば、76mm×26mm、厚さ0.8〜1.5mm程度の寸法のものである。
前記搭載面3は、ステージ本体6の下面に固定されたステンレス鋼等のスチール製薄板7の上面により構成されている。ステージ本体6は、例えば、アルミニウム合金を切削することにより構成されている。アルミニウム合金は被削性が良好で、精度よく部品加工できる一方、薄板状に形成する場合には強度が低く、高い精度の平面度を実現することができない。このため、搭載面3をスチール製薄板7により構成することで、搭載面3の平面度を向上しつつ、搭載面3に搭載されたスライドガラス2の下面側から、広い観察範囲にわたってコンデンサレンズ(図示略)等をスライドガラス2に近接配置する空間を確保できるようになっている。
搭載面3を構成するスチール製薄板7は、スライドガラス2の少なくとも四隅を支持する位置に配置されている。図中、符号8は、スチール製薄板7を上方に露出させるとともに、後述する突当部5a,5bを精度よく加工するためにステージ本体6に設けた切欠である。また、図中、符号9は、後述するようにスライドガラス2を搬送する搬送アーム10を挿入するためにステージ本体6に設けた切欠である。
前記突当部5a,5bは、図1に示されるように、スライドガラスの相互に隣接する2つの側面2c,2dに対応する位置に設けられている。長辺側の側面2cに対応する位置に設けられた突当部5aは、長辺側の側面2cのほぼ両端近傍を長いスパンで突き当てるように配置されている。短辺側の側面2dに対応する位置に設けられた突当部5bも、短辺側の側面2dのほぼ両端近傍を突き当てるように配置されているが、短辺の寸法が短いために、長辺側よりも短いスパンで突き当てるように配置されている。
前記押圧機構4は、図1に示されるように、スライドガラス2を挟んで前記突当部5a,5bと対向する位置にそれぞれ設けられ、突当部5a,5bに突き当てられる側面2c,2dとは反対側の側面2a,2bをそれぞれ押圧する押圧部材11,12を、スライドガラス2の長辺側に2カ所、短辺側に1カ所備えている。各押圧部材11,12は、スライドガラス2の側面2a,2bに対して直交する方向に直線移動可能に支持されている。
また、押圧機構4は、図2に示されるように、これら複数の押圧部材11,12を連動させるリンク機構13を備えている。リンク機構13は、短辺側の側面2bを押圧する押圧部材12の移動方向とほぼ平行に移動可能に支持された連結リンク14と、該連結リンク14によって揺動させられるレバー15,16と、押圧部材11,12に固定されたスライダ17,18とを備えている。図中、符号19は連結リンク14に設けられた操作突起、符号20は、ステージ本体6に固定された揺動軸である。
スライダ17,18には、該スライダ17,18をステージ本体6に対してスライドガラス2側に付勢するスプリング21,22が設けられている。これにより、スライダ17,18は常時、押圧部材11,12をスライドガラス2に向けて押し付ける方向に付勢されている。スライドガラス2の短辺側の側面2bを押圧する押圧部材12を固定したスライダ18のスプリング22には、スライドガラス2の長辺側の側面2aを押圧する押圧部材11を固定したスライダ17のスプリング21より大きな弾発力を生じさせるものが採用されている。また、スプリング21,22は、スライドガラス2の側面2a,2bをそれぞれ確実に保持するのに必要最小限の弾発力を生じさせるものが採用されている。
連結リンク14およびスライダ17,18には、レバー15,16との接続位置にそれぞれ長孔23,24が形成され、レバー15,16には長孔23,24に隙間をあけて挿入されるボス25が設けられている。これにより、レバー15,16先端の円弧運動を連結リンク14およびスライダ17,18の直線運動に変換するための遊びが形成されている。
各長孔23,24の位置は、各押圧部材11,12を移動させるための複数のレバー15,16の作動タイミングを調節する位置に配置されている。
すなわち、図2において、連結リンク14を右方向に移動させると、まず、連結リンク14の長孔23と該長孔23内のレバー16のボス25とが接触してレバー16が半時計回りに揺動を開始させられ、レバー16先端のボス25がスライダ18の長孔24と接触してスライダ18をスプリング22の弾発力に抗して右方向に移動させるようになっている。これにより、スライドガラス2の短辺側の側面2bを押圧する押圧部材12がスライドガラス2の側面2bから離れる方向に直線移動を開始させられるようになっている。
このとき、レバー15のボス25と連結リンク14の長孔23とは、まだ接触しておらず、レバー15は静止した状態に維持されている。そして、押圧部材12が所定距離だけ移動させられたところで、レバー15のボス25と該ボス25を挿入している長孔23とが接触して、レバー15が反時計回りに揺動を開始させられるようになっている。これにより、該レバー15のボス25によって長孔23が押圧され、スライダ17がスライドガラス2から離れる方向に直線移動を開始させられる。その結果、長辺側の側面2aを押圧する押圧部材11が、スライドガラス2の側面2aから離れる方向に直線移動を開始させられるようになっている。
これとは逆に、押圧部材11,12がスライドガラス2の側面2a,2bから離れた状態において、連結リンク14を、図2の左方向に移動させると、まず、押圧部材11がスライドガラス2の長辺側の側面2aに接触させられて、スプリング21の弾発力によってスライドガラス2を押圧するようになっている。そして、スライドガラス2が移動させられて、突当部5aに突き当たると、スライドガラス2が押圧部材11と突当部5aとの間に挟まれるようになっている。
このとき、短辺側の側面2bと押圧部材12とは接触しておらず、その後、連結リンク14がさらに左方向に移動させられることにより、押圧部材12がスライドガラス2の短辺側の側面2bに接触してこれを押圧するようになっている。
前記押圧部材11,12のスライドガラス2の側面2a,2bと接触する先端部は、図3に示されるように、先端に向かって漸次上向きに傾斜するテーパ面26を有している。また、前記突当部5a,5bにも、図4に示されるように、先端に向かって漸次上向きに傾斜するテーパ面27が備えられている。テーパ面26,27はその高さ方向の途中位置にスライドガラス2の上面の角部を接触させることができる寸法を有している。各テーパ面26,27の傾斜角度は、45°以上であることが好ましい。
このように構成された本実施形態に係るステージ装置1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係るステージ装置1により、スライドガラス2を固定するには、まず、手動で、あるいは、搬送アーム10に搭載して、スライドガラス2を搭載面3上に移載する。
搬送アーム10としては、例えば、図5に示されるように、スライドガラス2の下面を支持する支持部10aと、該支持部10aの一端から上方に延びるL字状のアーム部10bとを備えている。
アーム部10bは、支持部10aを片持ち梁状に支持し、図示しない移動機構によって支持部10aを3次元的に移動させることができるようになっている。支持部10aには、図6および図7に示されるように、スライドガラス2の下面を吸着する吸着部10cが設けられており、搬送時に、スライドガラス2を吸着部10cにより吸着して、安定的に搬送することができるようになっている。
ステージ装置1においては、操作突起19に外力を加えて連結リンク14を移動させ、図6に示されるように、押圧部材11,12を突当部5a,5bとの間隔を広げる方向に退避させておく。このとき、スライドガラス2の短辺側の側面2bを押圧する押圧部材12が最初に退避を開始させられ、その後、長辺側の側面2aを押圧する押圧部材11が退避させられるので、短辺側の押圧部材12は長辺側の押圧部材11よりも大きく退避させられることになる。
そして、図5のようにして、支持部10aにスライドガラス2を搭載し吸着部10cによって吸着した状態で搬送アーム10によって搬送し、図6に示されるように、ステージ装置1に設けられた搭載面3に4隅を接触させた状態で、吸着部10cによる吸着を解除する。これにより、スライドガラス2を搬送アーム10からステージ装置1の搭載面3に移載することができる。
搭載面3にスライドガラス2を移載した後の搬送アーム10は、図7に示されるように、ステージ本体6に設けた切欠9からステージ本体6上方に抜け出して、ステージ装置1の移動の邪魔にならない位置に退避させられる。
この状態で、操作突起19に加えていた外力を解放する。各スライダ17,18はスプリング21,22の弾発力によって、押圧部材11,12をスライドガラス2の側面2a,2bに向かわせる方向に付勢されているので、外力の解除によって連結リンク14が移動させられる。
連結リンク14の移動が開始されると、全てのレバー15,16の時計回りの揺動が開始され、スライダ17,18およびこれに固定されている押圧部材11,12が直線移動させられる。スライドガラス2の短辺側の側面2bを押圧する押圧部材12は長辺側の側面2aを押圧する押圧部材11よりも大きく退避させられているので、まず、図8に示されるように、押圧部材11の先端がスライドガラス2の長辺側の側面2aに接触してこれを押圧する。これにより、スライドガラス2が短辺に沿う方向に移動させられて、スライドガラスの側面2cが突当部5aに突き当てられる。
この場合において、スライドガラス2は搭載面3上に自由状態で載置され、長辺側の側面2aに接触する押圧部材11のみによって外力を受けるので、搭載面3との間の摩擦力を除き、他の外力によってその動作を拘束されることなく、押圧部材11から受ける外力に倣って移動させられる。そして、押圧部材11に対向して配置されている突当部5aに接触し、該突当部5aと押圧部材11との間に、スプリング21の弾発力によって挟まれるようになる。
したがって、スライドガラス2が搭載面3上で傾斜したまま固定されてしまうことが防止される。また、本実施形態においては、スライドガラス2の長辺側の側面2aを押圧する押圧部材11は長辺側の両端近傍に2カ所設けられているので、スライドガラス2は2つの押圧部材11によって押圧される。2つの押圧部材11は、連結リンク14、レバー15およびスライダ17によってほぼ同一位置に先端を配置しながら移動するので、スライドガラス2が水平面内において傾斜している場合には、最初にいずれか一方の押圧部材11が長辺側の側面2aに突き当たる。これにより、スライドガラス2を水平面内で回転させて姿勢を修正し、最終的に2つの押圧部材11と、2つの突当部5aとの間に挟まれた状態に位置決めされることになる。
また、この場合において、長辺側の側面2cを突き当てる突当部5aは、スライドガラス2のほぼ両端近傍の側面を突き当てるように広いスパンをあけて配置されているので、この突当部5aにスライドガラス2の側面2cを突き当てることでスライドガラス2が短辺に沿う方向に精度よく位置合わせされることになる。
さらに、本実施形態においては、押圧部材11の先端にテーパ面26が設けられ、スライドガラス2の側面2aは、このテーパ面26に接触するので、テーパ面26とスライドガラス2との接触位置において、押圧力が水平方向の押圧力成分と鉛直方向の押圧力成分とに分配される。すなわち、スライドガラス2は水平方向の押圧力成分によって側面2cが突当部5aに突き当たるまで移動させられる一方、鉛直方向の押圧力成分によって搭載面3に密着する方向に押し付けられることになる。したがって、搭載面3に搭載されたスライドガラス2が何らかの原因によって鉛直方向に傾斜していた場合であっても、押圧部材11との接触によって搭載面3に密着する方向に押されることで、鉛直方向の傾斜が補正される。
さらに、本実施形態においては、突当部5aの先端にもテーパ面27が設けられているので、スライドガラス2の側面2cは、このテーパ面27に接触したときに鉛直方向の押圧力成分を突当部5a側からも受けることになり、さらに強く搭載面3に密着させた状態に位置決めされることになる。
次いで、連結リンク14がさらに移動すると、スライドガラス2の短辺側の側面2bに押圧部材12が接触して、これを押圧するようになる。このとき、スライドガラス2は既に短辺に沿う方向に位置決めされているので、押圧部材12から加えられる押圧力によって、スライドガラス2は長辺に沿う方向のみに移動させられる。そして、スライドガラス2の側面2dが突当部5bに接触した位置でスライドガラス2が突当部5bと押圧部材12との間に挟まれ、長辺に沿う方向にも位置決めされる。
この場合において、本実施形態に係るステージ装置1によれば、スライドガラス2の短辺側の側面2bを押圧する押圧部材12は長辺側の側面2aを押圧する押圧部材11よりも強い弾発力によって押圧されているので、既に短辺方向に位置決めされたスライドガラス2の側面2a,2cと押圧部材11および突当面5aとの間に生ずる摩擦力に抗してスムーズにスライドガラス2を移動させることができ、長辺に沿う方向にも精度よく位置決めすることができる。
また、この場合の押圧部材12および突当面5bの先端にもテーパ面26,27が設けられているので、スライドガラス2はさらに強く搭載面3に密着させられ、鉛直方向にも精度よく水平を保った状態に位置決めされることになる。
また、この場合において、スプリング21,22の弾発力がスライドガラス2の側面2a,2bをそれぞれ確実に保持するのに必要最小限に設定されているので、スライドガラス2の搭載面3を構成しているステンレス鋼等のスチール製薄板7に鉛直方向に作用する力を最小限に抑え、スチール製薄板7の鉛直方向の歪みの発生を防止してスライドガラスを精度よく固定することができる。
このように、本実施形態に係るステージ装置1によれば、スライドガラス2の長辺側の側面2aを最初に押圧して位置決めし、次いで、短辺側の側面2bを押圧して位置決めするように、押圧のタイミングをずらしているので、隣接する2側面2a.2bを同時に押圧することにより生ずる不都合、すなわち、水平面内で傾斜して固定されてしまったり、鉛直方向に傾斜してしまったりする不都合の発生を未然に防止し、スライドガラス2を精度よく位置決め状態に固定することができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、76×26×0.8〜2.0の寸法のスライドガラス2を位置決め状態に固定するステージ装置1を例示して説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、76×52×0.8〜2.0の寸法のスライドガラス2を固定するステージ装置1に適用してもよい。また、これに限定されることなく他の寸法のスライドガラス2を固定するステージ装置1に適用してもよい。
また、本実施形態の説明においては、スライドガラス2の長辺側の側面2aを最初に押圧することで、長辺側の突当部5aに長いスパンで突き当てて位置決めすることとしたが、これに代えて、長いスパンで突き当てる突当部5aが短辺側に配置されている場合には、短辺側の側面2bを最初に押圧することとしてもよい。
また、上記連結リンク14の操作突起19に作用させる外力は手動でもよいが、ステージ装置1の水平移動によって外部の固定部材(図示略)に操作突起19を接触させることで外力を作用させることとしてもよい。これにより、スライドガラス2の装着作業を自動化することができる。
また、本実施形態に係るステージ装置1としては、ステージ本体を駆動する駆動機構(図示略)を備えるものの他、駆動機構により駆動される部材に着脱可能に取り付けられるアダプタ状のものも含まれる。
本発明の一実施形態に係るステージ装置を示す部分的な平面図である。 図1のステージ装置を駆動するリンク機構を示す部分的な背面図である。 図1のステージ装置の押圧部材の先端形状を示す部分的な側面図であり、(a)はスライドガラスに接触する前の状態、(b)はスライドガラスを押圧している状態を示す図である。 図1のステージ装置の突当部の先端形状を示す部分的な側面図であり、(a)はスライドガラスを突き当てる前の状態、(b)はスライドガラスを突き当てた状態を示す図である。 図1のステージ装置にスライドガラスを移載するための搬送アームを模式的に示す側面図である。 図5の搬送アームによるスライドガラスの移載作業を説明する平面図である。 図6の移載作業終了後にステージ装置から搬送アームを抜き出す作業を説明する平面図である。 図1のステージ装置において、スライドガラスの短辺に沿う方向の位置決め作業を説明する平面図である。 図1のステージ装置において、スライドガラスの長辺に沿う方向の位置決め作業を説明する平面図である。
符号の説明
1 ステージ装置
2 スライドガラス
2a,2b,2c,2d 側面
3 搭載面
4 押圧機構
5a,5b 突当部
11,12 押圧部材
13 リンク機構
21,22 スプリング(弾性部材)
26,27 テーパ面

Claims (6)

  1. スライドガラスを載置する搭載面と、
    該搭載面に載置されたスライドガラスの隣接する2つの側面を突き当てる突当部と、
    該突当部に突き当てられる2つの側面にそれぞれ対向する2つの側面を突当部方向にそれぞれ押圧する押圧機構とを備え、
    該押圧機構が、スライドガラスの2側面を別々のタイミングで押圧する複数の押圧部材を備えるステージ装置。
  2. 前記突当部が、スライドガラスの2側面を異なるスパンで突き当て、
    前記押圧機構が、長いスパンで前記突当部に突き当てられる側面に対向する側面を押圧した後、短いスパンで前記突当部に突き当てられる側面に対向する側面を押圧する請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記各押圧部材に、前記スライドガラスの側面を押圧する押圧力を発生する弾性部材が備えられている請求項1または請求項2に記載のステージ装置。
  4. 前記各押圧部材に、前記スライドガラスの側面を押圧する押圧力を発生する弾性部材が備えられ、
    短いスパンで前記突当部に突き当てられる側面に対向する側面を押圧する押圧部材の弾性部材が、長いスパンで前記突当部に突き当てられる側面に対向する側面を押圧する押圧部材の弾性部材よりも大きな押圧力を発生する請求項2に記載のステージ装置。
  5. 前記押圧機構が、前記各押圧部材を連動させるリンク機構を備える請求項1から請求項4のいずれかに記載のステージ装置。
  6. 前記各押圧部材のスライドガラスの側面を押圧する押圧端に、前記搭載面に向かって漸次後退するテーパ面が備えられている請求項1から請求項5のいずれかに記載のステージ装置。
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