JP2001066394A - 原子炉本体基礎及びその据付方法 - Google Patents

原子炉本体基礎及びその据付方法

Info

Publication number
JP2001066394A
JP2001066394A JP24167199A JP24167199A JP2001066394A JP 2001066394 A JP2001066394 A JP 2001066394A JP 24167199 A JP24167199 A JP 24167199A JP 24167199 A JP24167199 A JP 24167199A JP 2001066394 A JP2001066394 A JP 2001066394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring girder
bottom liner
foundation
reactor
outer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24167199A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehiro Mishin
重広 味森
Tetsuya Nakamaru
中丸  哲也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp, Toshiba Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
Priority to JP24167199A priority Critical patent/JP2001066394A/ja
Publication of JP2001066394A publication Critical patent/JP2001066394A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】原子炉本体基礎のリングガーダ補強リブの連結
部、原子炉本体基礎を搭載後の補強リブ連結部の取付け
を不要として製作性及び据付性を向上させる。 【解決手段】内筒12と外筒13が縦リブ14により連結され
た二重円筒構造体の原子炉本体基礎2において、内筒12
及び外筒13の各々の下端部に底部ライナ10を固定するた
めのリングガーダ16を設け、底部ライナ10の下にコンク
リートまたはモルタルを充填し、リングガーダ16に補強
リブ21を設け、補強リブの一部を底部ライナ10のみによ
り相互に接続する。これにより従来の補強リブ連結材を
使用する必要がなく、そのための物量を減少でき、製作
性が向上する。また、補強リブ連結材の現地での取付作
業がなくなるため、据付性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子力発電所の原子
炉本体基礎及びその据付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の原子炉本体基礎及びその据付け方
法の例を図4および図5(a)〜(c)により説明す
る。図4は本発明に適用する原子炉本体基礎を設置した
原子炉格納容器とその内部を概略的に示し、図5(a)
は図4における原子炉本体基礎の底部構造を示す縦断面
図、図5(b)は図5(a)のA−A矢視横断面図で、
図5(c)は図5(a)のB−B矢視横断面図で、補強
リブと補強リブ連結材の位置を明確にするために底部ラ
イナを省略して図示している。
【0003】図4は従来の改良標準化した原子炉格納容
器とその内部を概略的に示した縦断面図で、図中、符号
1は上半分が円錐状で、下部が円筒形のつり鐘形鋼製原
子炉格納容器を示している。原子炉格納容器1内の中央
部には一般にペデスタルと称する原子炉本体基礎2が原
子炉棟基礎マット3から立設されており、原子炉本体基
礎2に原子炉圧力容器4が載置して固定されている。
【0004】原子炉本体基礎2の上部側面には水平方向
に沿ってダイヤフラムフロア5が設けられており、ダイ
ヤフラムフロア5を境界として上方がドライウェル6と
なっており、下方にウエットウエルとなるサプレッショ
ンチェンバ7が設けられている。
【0005】ダイヤフラムフロア5を垂直方向に貫通し
てサプレッションチェンバ7のプール水の中に到達する
複数本のベント管8がダイヤフラムフロア5に直接取付
けられ、ベント管8の下端部はプール水9中に没入して
いる。原子炉棟基礎マット3の上面には底部ライナ10が
敷設されており、原子炉本体基礎2には連通孔11が形成
されている。なお、図5(a)は図4におけるA部を拡
大して示している。
【0006】原子炉本体基礎2は、内筒12と外筒13が縦
リブ14により連結された二重円筒構造で、内筒12及び外
筒13の下端が原子炉格納容器1の底部ライナ10によりシ
ールされている。底部ライナ10の下部には原子炉本体基
礎2を基礎ボルト15に固定するためのリングガーダ16
(16a,16b)が設けられている。
【0007】内筒側リングガーダ16aは原子炉本体基礎
2の内筒12を延長した形の内円筒17に円環状のベアリン
グプレート18が溶接された構造であり、外筒側リングガ
ーダ16bは外筒13を延長した形の外円筒19に円環状のベ
アリングプレート18が溶接された構造である。ベアリン
グプレート18には基礎ボルト15を通すための孔があけら
れている。
【0008】従来の原子炉本体基礎2では、リングガー
ダ16(16a,16b)を補強する補強リブ21(21a,21
b)がベアリングプレート18上面,底部ライナ10下面,
リングガーダ16の内円筒17及び外円筒19に溶接されてい
る。また、同一半径方向にある内筒12側と外筒13側のそ
れぞれの補強リブ21(21a,21b)は、図5(c)に示
すようにすべて底部ライナ10上面に設けられた補強リブ
連結材22、または縦リブ14により互いに連結されてい
る。補強リブ連結材22は底部ライナ10の上面,内筒12及
び外筒13に溶接される。
【0009】原子炉本体基礎2の据付方法は、基礎ボル
ト15を据付け、基礎ボルト15の下ナット24近傍までコン
クリートを打設し基礎ボルト15を固定し、原子炉本体基
礎2を基礎ボルト15の下ナット24上に搭載した後、基礎
ボルト15の上ナット25を取付け下ナット24と上ナット25
でベアリングプレート18を挟む形でリングガーダ16を基
礎ボルト15に固定する。
【0010】基礎ボルト15の上ナット25の取付けは底部
ライナ10に設けた工事用仮開口23からコンクリート打設
面20と底部ライナ10の間に作業員が入り込んで行うが、
従来の補強リブ21の構造では補強リブ連結材22の相互間
隔が狭く、補強リブ連結材22を取付けた状態では、作業
員の出入りはできない。
【0011】このため、原子炉本体基礎2の搭載時には
前記補強リブ連結材22を取外しておき、補強リブ連結材
22を取外した部分の底部ライナ10に工事用仮開口23を設
け、この工事用仮開口23からコンクリート打設面20と底
部ライナ10の間に作業員が入り込んで基礎ボルト15の上
ナット25を設置し、原子炉本体基礎2を基礎ボルト15に
固定し、モルタルを底部ライナ10の下面まで充填した
後、工事用仮開口23を閉止し補強リブ連結材22を取付け
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の構造では、図5
(c)に示すように同一半径方向にある内筒側補強リブ
21aと外筒側補強リブ21bが全て連結されているため、
部材物量が多く、しかも製作性が低下する課題がある。
【0013】また、補強リブ連結材22の相互間隔が狭
く、補強リブ連結材22を取付けた状態では作業員の出入
りができないため、原子炉本体基礎2の搭載時には前記
補強リブ連結材22を取外しておき、上ナット25の取付け
が終了した後に現地で補強リブ連結材22を取付けなけれ
ばならないので、据付性が低下する課題がある。
【0014】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、原子炉本体基礎のリングガーダの補強リブ
連結材の物量を減らし、製作性を向上させるとともに、
原子炉本体基礎の搭載後の補強リブ連結材の取付けを不
要にできる原子炉本体基礎及びその据付方法を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内筒
と外筒が縦リブにより連結された二重円筒構造体で、前
記内筒及び前記外筒の下端が原子炉格納容器の底部ライ
ナによりシールされ、前記内筒及び前記外筒の各々の下
端に前記底部ライナを介して基礎ボルトを固定するため
のリングガーダが設けられ、前記底部ライナの下にコン
クリートまたはモルタルが充填される原子炉本体基礎に
おいて、前記リングガーダは半径方向に沿って配置され
る内筒側リングガーダ及び外筒側リングガーダとからな
り、それぞれリングガーダに補強リブを設け、同一半径
方向にある内筒側リングガーダ補強リブ及び外筒側リン
グガーダ補強リブの一部を底部ライナのみにより互いに
接続してなることを特徴とする。この発明によれば、縦
リブがない部位については内側補強リブと外側補強リブ
を連結する補強リブ連結材を取付ける必要がなく、補強
部材の物量を低減できる。
【0016】請求項2の発明は、前記補強リブはリング
ガーダ及び前記底部ライナの下面に溶接により取付けら
れ、前記補強リブのリングガーダの上面取付部の長さは
前記リングガーダの幅にほぼ等しく、前記補強リブの底
部ライナ取付部は前記リングガーダ幅より長くしてなる
ことを特徴とする。この発明によれば、底部ライナの支
持点が補強部材端となり、底部ライナの発生応力を低減
できる。
【0017】請求項3の発明は、前記同一半径方向にあ
る内筒側リングガーダ補強リブ及び外筒側リングガーダ
補強リブが底部ライナのみにより接続される箇所の前記
底部ライナに工事用仮開口を設けることを特徴とする。
この発明によれば、工事用仮開口から立ち入ることで、
作業が容易となり、据付性が向上する。
【0018】請求項4の発明は、原子炉基礎本体が内筒
と外筒とが縦リブにより連結された二重円筒構造体で、
前記内筒および前記外筒の下端が原子炉格納容器内に敷
設された底部ライナに固定してなり、前記底部ライナの
下面にリングガーダを取付け、このリングガーダの下端
部にベアリングプレートを取付け、このベアリングプレ
ートに複数本の基礎ボルトを上ナット及び下ナットを介
して固定した原子炉本体基礎の据付方法において、前記
基礎ボルトに取付ける前記下ナット近傍までコンクリー
トを打設して前記基礎ボルトを固定し、前記原子炉本体
基礎を前記下ナット上に搭載した後、前記底部ライナに
設けた工事用仮開口から前記コンクリート打設面と前記
底部ライナの間から操作して前記基礎ボルトに前記上ナ
ットを締付け、前記原子炉本体基礎を前記基礎ボルトに
固定することを特徴とする。この発明によれば、従来必
要としていた基礎ボルトを固定後の補強リブ連結材の取
付けが不要となり、原子炉本体基礎の据付手順を簡略化
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1から図3により本発明に係る
原子炉本体基礎及びその据付方法の第1の実施の形態を
説明する。図1は本実施の形態による原子炉本体基礎の
底部構造を示し、図1(b)は図1(a)のA−A矢視
横断面図、図1(c)は図1(a)のB−B矢視横断面
図である。また、図2は図1(b)のC−C断面であ
り、縦リブがある縦断面図である。図3は図1(b)の
D−D矢視断面であり、工事用仮開口のある縦断面図で
ある。
【0020】内筒12と外筒13が縦リブ14により連結され
た二重円筒構造で、内筒12及び外筒13の下端が原子炉格
納容器1の底部ライナ10によりシールされ、内筒12及び
外筒13の各々の下端に底部ライナ10を介して基礎ボルト
15を固定するためのリングガーダ16が設けられ、底部ラ
イナ10の下にコンクリートまたはモルタルが充填される
原子炉本体基礎2において、リングガーダ16の半径方向
に沿って内筒側リングガーダ16aおよび外筒側リングガ
ーダ16bのそれぞれに補強リブ21を設け、同一半径方向
にある内筒側リングガーダ補強リブ21aおよび外筒側リ
ンクガーダ補強リブ21bの一部は底部ライナ10のみによ
り互いに接続される。
【0021】従来、図5(a)に示すように、補強リブ
連結材22は、原子炉本体基礎2にせん断力が加わった場
合にリングガーダ16が変形しないように設置されてい
る。しかしながら、本実施の形態において、原子炉本体
基礎2の内筒12と外筒13を連結する縦リブ14によりせん
断力による変形が防止できることが明らかとなったた
め、同一半径方向にある内側補強リブ21aと外側補強リ
ブ21bは縦リブ14がある部位のみ縦リブ14で連結すれば
よい。
【0022】図1(a)では、内筒側リングガーダ16a
と外筒側リングガーダ16bの双方に個別に補強リブ21
(21a,21b)が取付けられており、内側補強リブ21a
と外側補強リブ21bは底部ライナ10のみにより連結され
ており、底部ライナ10の上部には連結材22はない。縦リ
ブ14のある縦断面図である図2では内側補強リブ21aと
外側補強リブ21bは底部ライナ10を介して縦リブ14によ
り構造的に連結されている。
【0023】したがって、縦リブ14がない部位について
は、内側補強リブ21aと外側補強リブ21bを連結する補
強リブ連結材22を取付ける必要がなくなり、補強部材の
物量を低減できる効果がある。
【0024】つぎに本発明に係る第2の実施の形態を説
明する。本実施の形態は図1、図2及び図3に示した補
強リブ21(21a,21b)を底部ライナ10の取付部を長く
して台形に形成したことにある。すなわち、補強リブ21
はリングガーダ16及び底部ライナ10の下面に溶接により
取付けられ、補強リブ21のリングガーダ16の上面取付部
の長さはリングガーダ16の幅にほぼ等しく、補強リブ21
の底部ライナ10の取付部はリングガーダ16の幅より長く
する。
【0025】同一半径方向の内側補強リブ21aおよび外
側補強リブ21bの連結部をなくした場合、底部ライナ10
は内筒及び外筒に指示された梁のような状態になり、原
子炉本体基礎2の内筒12と外筒13の間の底部ライナ10に
荷重が加わると、底部ライナ10に発生する応力が連結部
がある場合に比べ大きくなる。
【0026】本実施の形態によれば、補強リブ21(21
a,21b)の底部ライナ10の溶接長さを長くすることに
より、底部ライナ10の支持点が補強部材端となり、底部
ライナ10を梁とみなした場合のスパンが短くなるため、
底部ライナ10の発生応力を低減できる。
【0027】つぎに本発明に係る第3の実施の形態を説
明する。本実施の形態は、第1及び第2の実施の形態に
おいて、同一半径方向にある内筒側リングガーダ補強リ
ブ21a及び外筒側リングガーダ補強リブ21bが底部ライ
ナ10のみにより接続される箇所の底部ライナ10に工事用
仮開口23を設けることにある。その他の箇所は第1及び
第2の実施の形態と同様なので、重複する部分の説明は
省略する。
【0028】本実施の形態によれば,工事用仮開口23を
設けることにより、コンクリート打設面20と底部ライナ
10の間に作業員が入り込んで、基礎ボルト15の上ナット
25を設置し締め付け、原子炉本体基礎2を基礎ボルト15
に固定することが容易で、据付性が向上する。
【0029】つぎに本発明に係る第4の実施の形態を説
明する。原子炉本体基礎2の基礎ボルト15を据付け、基
礎ボルト15の下ナット24近傍までコンクリートを打設し
基礎ボルト15を固定し、原子炉本体基礎2を基礎ボルト
15の下ナット24上に搭載した後、前記工事用仮開口23か
らコンクリート打設面20と底部ライナ10の間に作業員が
入り基礎ボルト15の上ナット25を設置し原子炉本体基礎
2を基礎ボルト15に固定する。
【0030】本実施の形態によれば、原子炉本体基礎2
の縦リブ14がない箇所に工事用仮開口23を設けること
で、従来必要であった原子炉本体基礎2の基礎ボルト15
を固定後の補強リブ連結材22の取付けが不要となり、据
付け手順を簡略化することができる。なお、工事用仮開
口23は原子炉本体基礎2を基礎ボルト15に固定し、モル
タルを底部ライナ10の下面まで充填した後に閉止する。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る原子炉本体基礎によれば、
原子炉本体基礎のリングガーダ補強リブの連結部、原子
炉本体基礎を搭載後の補強リブ連結部の取付けを不要と
して、製作性及び据付性を向上できる。また、本発明に
係る原子炉本体基礎の据付方法によれば、原子炉本体基
礎の物量低減及び製作性向上が図れるとともに、原子炉
本体基礎の据付手順を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る原子炉本体基礎の第1の
実施の形態を示す縦断面図、(b)は(a)のA−A矢
視横断面図、(c)は(a)のB−B矢視横断面図。
【図2】図1(b)のC−C矢視断面図。
【図3】図1(b)のD−D矢視断面図。
【図4】従来の原子炉本体基礎を説明するための原子炉
格納容器内を概略的に示す縦断面図。
【図5】(a)は図4におけるA部を拡大した原子炉本
体基礎の底部構造を示す縦断面図、(b)は(a)のA
−A矢視横断面図、(b)は(a)のB−B矢視横断面
図。
【符号の説明】
1…原子炉格納容器、2…原子炉本体基礎、3…原子炉
棟基礎マット、4…原子炉圧力容器、5…ダイヤフラム
フロア、6…ドライウェル、7…サプレッションチェン
バ、8…ベント管、9…プール水、10…底部ライナ、11
…連通孔、12…内筒、13…外筒、14…縦リブ、15…基礎
ボルト、16(16a,16b)…リングガーダ、17…内円
筒、18…ベアリングプレート、19…外円筒、20…コンク
リート打設面、21(21a,21b)…補強リブ、22…補強
リブ連結材、23…工事用仮開口、24…下ナット、25…上
ナット。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒と外筒が縦リブにより連結された二
    重円筒構造体で、前記内筒及び前記外筒の下端が原子炉
    格納容器の底部ライナによりシールされ、前記内筒及び
    前記外筒の各々の下端に前記底部ライナを介して基礎ボ
    ルトを固定するためのリングガーダが設けられ、前記底
    部ライナの下にコンクリートまたはモルタルが充填され
    る原子炉本体基礎において、前記リングガーダは半径方
    向に沿って配置される内筒側リングガーダ及び外筒側リ
    ングガーダとからなり、それぞれのリングガーダに補強
    リブを設け、この補強リブのうち同一半径方向にある内
    筒側リングガーダ補強リブ及び外筒側リングガーダ補強
    リブの一部を前記底部ライナのみにより互いに接続して
    なることを特徴とする原子炉本体基礎。
  2. 【請求項2】 前記補強リブは前記リングガーダ及び前
    記底部ライナの下面に溶接により取付けられ、前記補強
    リブの前記リングガーダの上面取付部の長さは前記リン
    グガーダの幅にほぼ等しく、前記補強リブの底部ライナ
    取付部は前記リングガーダの幅より長くしてなることを
    特徴とする請求項1記載の原子炉本体基礎。
  3. 【請求項3】 前記同一半径方向にある内筒側リングガ
    ーダ補強リブ及び外筒側リングガーダ補強リブが前記底
    部ライナのみにより接続される箇所の前記底部ライナに
    工事用仮開口を設けることを特徴とする請求項1または
    2記載の原子炉本体基礎。
  4. 【請求項4】 原子炉基礎本体が内筒と外筒とが縦リブ
    により連結された二重円筒構造体で、前記内筒および前
    記外筒の下端が原子炉格納容器内に敷設された底部ライ
    ナに固定してなり、前記底部ライナの下面にリングガー
    ダを取付け、このリングガーダの下端部にベアリングプ
    レートを取付け、このベアリングプレートに複数本の基
    礎ボルトを上ナット及び下ナットを介して固定した原子
    炉本体基礎の据付方法において、前記基礎ボルトに取付
    ける前記下ナット近傍までコンクリートを打設して前記
    基礎ボルトを固定し、前記原子炉本体基礎を前記下ナッ
    ト上に搭載した後、前記底部ライナに設けた工事用仮開
    口から前記コンクリート打設面と前記底部ライナの間か
    ら操作して前記基礎ボルトに前記上ナットを締付け、前
    記原子炉本体基礎を前記基礎ボルトに固定することを特
    徴とする原子炉本体基礎の据付方法。
JP24167199A 1999-08-27 1999-08-27 原子炉本体基礎及びその据付方法 Pending JP2001066394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24167199A JP2001066394A (ja) 1999-08-27 1999-08-27 原子炉本体基礎及びその据付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24167199A JP2001066394A (ja) 1999-08-27 1999-08-27 原子炉本体基礎及びその据付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001066394A true JP2001066394A (ja) 2001-03-16

Family

ID=17077798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24167199A Pending JP2001066394A (ja) 1999-08-27 1999-08-27 原子炉本体基礎及びその据付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001066394A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4448556B1 (ja) 既設鋼管柱腐食防止補強材
JP3283735B2 (ja) 原子炉格納容器上部ドライウェルの建設方法及びその建設方法に用いるモジュール
JP3946352B2 (ja) 原子炉格納容器の建設方法
JP2001066394A (ja) 原子炉本体基礎及びその据付方法
JPH0674621B2 (ja) 綱管コンクリート柱の継手構造、綱管コンクリート柱及びその施工方法
JP2841953B2 (ja) 鋼板コンクリート製原子炉格納容器の構築方法
JP3721528B2 (ja) 地下タンクの施工方法
JP4352071B2 (ja) 原子炉格納容器の建設方法
CN215594543U (zh) 混凝土结构柱与钢结构楼板用连接装置
JP4095953B2 (ja) アンカ装置及びアンカ装置の使用方法
JP4276872B2 (ja) 原子炉格納容器のダイヤフラムフロアの建設方法
JP7470010B2 (ja) 地下構造物の構築方法および吊り治具
JPS62165185A (ja) 原子炉格納容器上部構造の建設方法
JPH10292668A (ja) 免震装置の取付工法
JPH04285893A (ja) 円筒型鉄筋コンクリート製格納容器の建設方法
JP3601999B2 (ja) 原子炉格納容器およびそのダイヤフラムフロアの建設工法
JPH08285981A (ja) 原子炉圧力容器の取り替え方法
JPH1113306A (ja) 免震装置設置時の建物支持方法
JPH04262296A (ja) 鉄筋コンクリート製原子炉格納容器の貫通部の取付構造
JPS63308B2 (ja)
JP3873629B2 (ja) カーテンウオール支持部材およびその取り付け方法
JPH08201565A (ja) 原子炉圧力容器のペデスタルおよびその建設方法
CN118343629A (zh) 一种异形塔吊扶墙施工方法
JPS6318953Y2 (ja)
JP3308761B2 (ja) 原子炉格納容器の建設工法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040319

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040611

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071031