JP2001062675A - 数値制御データ作成装置、数値制御データ作成方法及び記憶媒体 - Google Patents

数値制御データ作成装置、数値制御データ作成方法及び記憶媒体

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JP2001062675A
JP2001062675A JP23704399A JP23704399A JP2001062675A JP 2001062675 A JP2001062675 A JP 2001062675A JP 23704399 A JP23704399 A JP 23704399A JP 23704399 A JP23704399 A JP 23704399A JP 2001062675 A JP2001062675 A JP 2001062675A
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Koji Aoyama
功嗣 青山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転工具による切削加工用数値制御データ作
成装置において、使用工具の決定に発生する工数をなく
すことを可能とした数値制御データ作成装置、数値制御
データ作成方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 被加工物の加工対象領域と着目工具の加
工範囲に基づき使用工具を決定し、被加工物の加工対象
領域の面積と着目工具の加工範囲の面積の比率に基づき
使用工具を決定し、被加工物の加工対象領域と着目工具
による加工範囲に基づき工具の絶対降下可能領域を考慮
し使用工具を決定し、着目工具より小径の工具に絶対降
下可能領域がある場合、被加工物の加工対象領域と着目
工具の加工範囲に基づき着目工具を使用工具に決定する
決定処理を省き、着目工具に絶対降下可能領域がある場
合、上記省略処理を省き、大径工具から小径工具の順に
着目工具とするCPU1を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御データ作
成装置、数値制御データ作成方法及び記憶媒体に係り、
特に、回転工具による切削加工用数値制御(NC)デー
タ作成装置において使用工具を決定する方法を実現する
数値制御データ作成装置、数値制御データ作成方法及び
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転工具による切削加工用数値制
御データ作成装置及び該数値制御データ作成装置に適用
される数値制御データ作成方法並びに該数値制御データ
作成方法を記憶した記憶媒体に基づき使用工具を決定す
る際、人が使用工具を決定していた。また、加工量に応
じて使用工具を自動決定していた。
【0003】本出願人は、上記のような切削加工に使用
する回転工具の工具径を選択可能としたNCデータ作成
装置に関し、特開平9−190208号公報記載の技術
を提案している。同公報記載の技術は、着目工具径の回
転工具により加工可能な有効加工領域及び工具可動領域
を求め、加工対象領域、有効加工領域、工具可動領域、
着目工具径及びそれらの面積を利用して、着目工具径の
回転工具が使用可能か判定し、使用不可の場合は一回り
小さい工具径を選択するものである。
【0004】また、本出願人は、加工箇所に応じた適正
な工具を自動的に選択可能としたNCデータ作成装置に
関し、特開平6−210544号公報記載の技術を提案
している。同公報記載の技術は、加工時の形状を決定
し、予め記憶してある工具の形状、加工条件の中から決
定に係る加工時の形状に最適な形状、加工条件の工具を
選択するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、従来の技術では、回転工具による切削加工用数値制
御データ作成装置及び該数値制御データ作成装置に適用
される数値制御データ作成方法並びに該数値制御データ
作成方法を記憶した記憶媒体に基づき使用工具を決定す
る際、使用工具の決定に多大な工数が発生していた。ま
た、加工量に応じた使用工具の自動決定では、下穴加工
を必要とする工具を多く使用し、下穴加工工数を増加さ
せていた。
【0006】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、回転工具による切削加工用数値制御データ作成
装置において、使用工具の決定に発生する工数をなくす
ことを可能とした数値制御データ作成装置、数値制御デ
ータ作成方法及び記憶媒体を提供することを第一の目的
とする。
【0007】また、本発明は、下穴加工を必要とする工
具の使用を減らし、下穴加工工数を削減することを可能
とした数値制御データ作成装置、数値制御データ作成方
法及び記憶媒体を提供することを第二の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明は、回転工具による切削加工
用数値制御データを作成する数値制御データ作成装置で
あって、被加工物の加工対象領域と着目工具による加工
範囲に基づき使用工具を決定する決定手段を有すること
を特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために、請求項2記載
の本発明は、前記決定手段は、被加工物の加工対象領域
の面積と着目工具による加工範囲の面積の比率に基づき
着目工具を使用工具に決定することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために、請求項3記載
の本発明は、回転工具による切削加工用数値制御データ
を作成する数値制御データ作成装置であって、被加工物
の加工対象領域と着目工具による加工範囲に基づき工具
の絶対降下可能領域を考慮して使用工具を決定する決定
手段を有することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために、請求項4記載
の本発明は、前記決定手段は、着目工具より小径の工具
に絶対降下可能領域がある場合、被加工物の加工対象領
域と着目工具による加工範囲に基づき着目工具を使用工
具に決定する決定処理を省くことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために、請求項5記載
の本発明は、前記決定手段は、着目工具に絶対降下可能
領域がある場合、前記省略処理を省くことを特徴とす
る。
【0013】上記目的を達成するために、請求項6記載
の本発明は、前記絶対降下可能領域は、工具の可動範囲
を工具半径分縮小した領域と、被加工物の加工対象領域
にある該加工対象領域よりも深い前加工済の領域を工具
半径分縮小した領域が重なる領域であることを特徴とす
る。
【0014】上記目的を達成するために、請求項7記載
の本発明は、更に、大径工具から小径工具の順に着目工
具とする工具着目手段を有することを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するために、請求項8記載
の本発明は、前記工具着目手段は、予め登録の工具デー
タの中から着目することを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために、請求項9記載
の本発明は、更に、着目工具の断面積に対する加工範囲
の面積の比率を算出する算出手段と、着目工具による加
工範囲の面積が着目工具の断面積に対して一定割合を満
たすか否かを判定する判定手段とを有し、前記決定手段
は、前記判定結果に基づき使用工具を決定することを特
徴とする。
【0017】上記目的を達成するために、請求項10記
載の本発明は、更に、被加工物の図形データを記憶した
図形データ記憶手段と、前記着目工具の取り出しに用い
る工具名称・工具径が対応付けられた工具データを登録
した工具データ登録手段と、着目工具による加工範囲の
面積が着目工具の断面積に対して一定割合を満たすか否
かの判定基準とする有効面積比率データを登録した有効
面積比率データ登録手段とを有することを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するために、請求項11記
載の本発明は、回転工具による切削加工用数値制御デー
タを作成する数値制御データ作成装置に適用される数値
制御データ作成方法であって、被加工物の加工対象領域
と着目工具による加工範囲に基づき使用工具を決定する
決定ステップを有することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するために、請求項12記
載の本発明は、前記決定ステップでは、被加工物の加工
対象領域の面積と着目工具による加工範囲の面積の比率
に基づき着目工具を使用工具に決定することを特徴とす
る。
【0020】上記目的を達成するために、請求項13記
載の本発明は、回転工具による切削加工用数値制御デー
タを作成する数値制御データ作成装置に適用される数値
制御データ作成方法であって、被加工物の加工対象領域
と着目工具による加工範囲に基づき工具の絶対降下可能
領域を考慮して使用工具を決定する決定ステップを有す
ることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するために、請求項14記
載の本発明は、前記決定ステップでは、着目工具より小
径の工具に絶対降下可能領域がある場合、被加工物の加
工対象領域と着目工具による加工範囲に基づき着目工具
を使用工具に決定する決定処理を省くことを特徴とす
る。
【0022】上記目的を達成するために、請求項15記
載の本発明は、前記決定ステップでは、着目工具に絶対
降下可能領域がある場合、前記省略処理を省くことを特
徴とする。
【0023】上記目的を達成するために、請求項16記
載の本発明は、前記絶対降下可能領域は、工具の可動範
囲を工具半径分縮小した領域と、被加工物の加工対象領
域にある該加工対象領域よりも深い前加工済の領域を工
具半径分縮小した領域が重なる領域であることを特徴と
する。
【0024】上記目的を達成するために、請求項17記
載の本発明は、更に、大径工具から小径工具の順に着目
工具とする工具着目ステップを有することを特徴とす
る。
【0025】上記目的を達成するために、請求項18記
載の本発明は、前記工具着目ステップでは、予め登録の
工具データの中から着目することを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するために、請求項19記
載の本発明は、更に、着目工具の断面積に対する加工範
囲の面積の比率を算出する算出ステップと、着目工具に
よる加工範囲の面積が着目工具の断面積に対して一定割
合を満たすか否かを判定する判定ステップとを有し、前
記決定ステップでは、前記判定結果に基づき使用工具を
決定することを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するために、請求項20記
載の本発明は、回転工具による切削加工用数値制御デー
タを作成する数値制御データ作成装置に適用される数値
制御データ作成方法を実行するプログラムを記憶したコ
ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前
記数値制御データ作成方法は、被加工物の加工対象領域
と着目工具による加工範囲に基づき使用工具を決定する
決定ステップを有することを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するために、請求項21記
載の本発明は、前記決定ステップでは、被加工物の加工
対象領域の面積と着目工具による加工範囲の面積の比率
に基づき着目工具を使用工具に決定することを特徴とす
る。
【0029】上記目的を達成するために、請求項22記
載の本発明は、回転工具による切削加工用数値制御デー
タを作成する数値制御データ作成装置に適用される数値
制御データ作成方法を実行するプログラムを記憶したコ
ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前
記数値制御データ作成方法は、被加工物の加工対象領域
と着目工具による加工範囲に基づき工具の絶対降下可能
領域を考慮して使用工具を決定する決定ステップを有す
ることを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するために、請求項23記
載の本発明は、前記決定ステップでは、着目工具より小
径の工具に絶対降下可能領域がある場合、被加工物の加
工対象領域と着目工具による加工範囲に基づき着目工具
を使用工具に決定する決定処理を省くことを特徴とす
る。
【0031】上記目的を達成するために、請求項24記
載の本発明は、前記決定ステップでは、着目工具に絶対
降下可能領域がある場合、前記省略処理を省くことを特
徴とする。
【0032】上記目的を達成するために、請求項25記
載の本発明は、前記絶対降下可能領域は、工具の可動範
囲を工具半径分縮小した領域と、被加工物の加工対象領
域にある該加工対象領域よりも深い前加工済の領域を工
具半径分縮小した領域が重なる領域であることを特徴と
する。
【0033】上記目的を達成するために、請求項26記
載の本発明は、更に、大径工具から小径工具の順に着目
工具とする工具着目ステップを有することを特徴とす
る。
【0034】上記目的を達成するために、請求項27記
載の本発明は、前記工具着目ステップでは、予め登録の
工具データの中から着目することを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するために、請求項28記
載の本発明は、更に、着目工具の断面積に対する加工範
囲の面積の比率を算出する算出ステップと、着目工具に
よる加工範囲の面積が着目工具の断面積に対して一定割
合を満たすか否かを判定する判定ステップとを有し、前
記決定ステップでは、前記判定結果に基づき使用工具を
決定することを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0037】始めに本発明を適用したNCデータ作成装
置の構成例を図1を参照し説明する。図1は本発明の実
施の形態に係るNCデータ作成装置の構成を示すブロッ
ク図である。NCデータ作成装置10は、CPU1、入
力部2、表示部3、出力部4、バス5、ROM6、RA
M7、記憶装置8、通信インターフェイス9A、通信イ
ンターフェイス9Bを備えている。図中20はNC工作
機械、21はCAD/CAMエンジニアリングワークス
テーション(EWS)21である。
【0038】上記構成を詳述すると、NCデータ作成装
置10には、通信手段である通信インターフェイス9
A、通信インターフェイス9Bを介してNC工作機械2
0やCAD/CAMエンジニアリングワークステーショ
ン(EWS)21が接続されており、データ通信が相互
に可能である。NCデータ作成装置10において、CP
U1は、被加工物のNCデータ作成の基礎となるCAD
データ(本実施形態では予めCADCAMEWS21で
作成されたCADデータ)より工具軌跡や加工形状の演
算及び工具の選択などのNCデータの作成処理を行う。
また、CPU1は、バス5を介して入力部2〜通信イン
ターフェイス9Bを制御し、ROM6に格納されたプロ
グラムに基づき後述の図2及び図3のフローチャートに
示す処理を実行する。
【0039】入力部2は、データやパラメータなどの入
力を行うものであり、キーボードやマウスなどから構成
されている。表示部3は、データやパラメータなどの表
示を行うものであり、例えばCRTディスプレイなどか
ら構成されている。出力部4は、各種データを用紙上に
印刷出力するものであり、プリンタなどから構成されて
いる。ROM6は、加工形状の演算処理や工具の選択処
理及び工具軌跡の算出などを行うプログラムや固定パラ
メータや後述の工具テーブル(図6)、有効面積比率テ
ーブル(図8)などを記憶している。RAM7は、可変
パラメータや変数の一時記憶及びワーキングエリアなど
として使用される。
【0040】記憶装置8は、予め作成された被加工物の
CADデータなどを記憶するものであり、ハードディス
クドライブやフロッピーディスクドライブなどから構成
されている。通信インターフェイス9Aは、NCデータ
作成装置10とNC工作機械20との間のデータ通信を
行う。通信インターフェイス9Bは、NCデータ作成装
置10とCAD/CAMEWS21との間のデータ通信
を行う。上記CPU1〜通信インターフェイス9Bは、
内部通信用のバス5を介して通信可能に接続されてい
る。
【0041】NC工作機械20は、NCデータ作成装置
10で作成され通信インターフェイス9Aを介して供給
されたNCデータに基づき切削加工を行う。CAD/C
AMEWS21は、被加工物のNCデータ作成の基礎と
なるCADデータを予め作成し、NCデータ作成装置1
0へ通信インターフェイス9Bを介して供給する。
【0042】図16は本発明のプログラム及び関連デー
タが記憶媒体から装置に供給される概念例を示す説明図
である。本発明のプログラム及び関連データは、フロッ
ピディスクやCD−ROM等の記憶媒体161を装置1
62に装備された記憶媒体ドライブ挿入口163に挿入
することで供給される。その後、本発明のプログラム及
び関連データを記憶媒体161から一旦ハードディスク
にインストールしハードディスクからRAMにロードす
るか、或いは、ハードディスクにインストールせずに直
接RAMにロードすることで、本発明のプログラム及び
関連データを実行することが可能となる。
【0043】この場合、本発明の実施の形態に係るNC
データ作成装置において本発明のプログラムを実行する
場合は、例えば上記図16に示したような手順でNCデ
ータ作成装置に本発明のプログラム及び関連データを供
給するか、或いはNCデータ作成装置に予め本発明のプ
ログラム及び関連データを格納しておくことで、プログ
ラム実行が可能となる。
【0044】図15は本発明のプログラム及び関連デー
タを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図
である。本発明の記憶媒体は、例えばボリューム情報1
51、ディレクトリ情報152、プログラム実行ファイ
ル153、プログラム関連データファイル154等の記
憶内容で構成される。本発明のプログラムは、後述する
図2〜図4のフローチャートに基づいてプログラムコー
ド化されたものである。
【0045】尚、本発明の特許請求の範囲における各構
成要件と、本発明の実施の形態における各部との対応関
係は下記の通りである。決定手段、工具着目手段、算出
手段、判定手段はCPU1に対応し、図形データ記憶手
段は記憶装置8に対応し、工具データ登録手段はROM
6の工具テーブルに対応し、有効面積比率データ登録手
段はROM6の有効面積比率テーブルに対応する。
【0046】次に、上記の如く構成された本発明の実施
の形態に係るNCデータ作成装置による動作の例を上記
図1及び図2〜図14を参照しながら説明する。
【0047】先ず、上記構成を備える本発明の実施の形
態に係るNCデータ作成装置による動作の流れを図2〜
図4に基づき説明する。図2〜図4は本発明の実施の形
態に係る使用工具決定処理のフローチャートである。
【0048】先ずステップS21で、NCデータ作成装
置のCPU1は記憶装置8に記憶してある被加工物の図
形データから加工対象領域を取り出す。次にステップS
22で、CPU1は加工対象領域の面積を算出する。次
にステップS23で、CPU1はROM6に記憶してあ
る工具テーブル(図6)から、工具径の最も大きな工具
を着目工具として取り出す。次にステップS24で、C
PU1は着目工具の断面積を算出する。次にステップS
25で、CPU1は加工対象領域における着目工具の加
工範囲を算出する。次にステップS26で、CPU1は
加工範囲の面積を算出する。
【0049】次にステップS27で、CPU1は工具断
面積に対する加工範囲面積の比率(加工面積比率1)を
算出する。次にステップS28で、CPU1はROM6
に記憶してある有効面積比率テーブル(図8)から有効
面積比率1を取り出す。次にステップS29で、CPU
1は加工面積比率1が有効面積比率1以上(着目工具に
よる加工範囲の面積が着目工具の断面積に対して一定割
合を満たす)の場合、ステップS224にスキップす
る。次にステップS210で、CPU1は加工対象領域
における着目工具の可動領域を算出する。次にステップ
S211で、CPU1は工具可動領域を着目工具半径分
縮小した工具可動縮小領域を算出する。
【0050】次にステップS212で、CPU1は被加
工物の加工対象領域にあり、以前に加工対象領域よりも
深く加工済の前加工領域を取り出す。次にステップS2
13で、前加工領域を着目工具半径分縮小した前加工縮
小領域を取り出す。次にステップS214で、CPU1
は工具可動縮小領域と前加工縮小領域が重なる絶対降下
可能領域が存在する(着目工具を加工対象領域の高さに
降下させるために下穴加工は必要ない)場合、ステップ
S220にスキップする。
【0051】次にステップS215で、CPU1はRO
M6に記憶してある工具テーブル(図6)から、着目工
具の工具径よりも1ランク小さな工具径の次小径工具を
取り出す。次にステップS216で、CPU1は加工対
象領域における次小径工具の次小径工具可動領域を算出
する。次にステップS217で、CPU1は次小径工具
可動領域を次小径工具半径分縮小した次小径工具可動縮
小領域を算出する。次にステップS218で、CPU1
は前加工領域を次小径工具半径分縮小した前加工次小径
縮小領域を取り出す。次にステップS219で、CPU
1は次小径工具可動縮小領域と前加工次小径縮小領域が
重なる次小径絶対降下可能領域が存在する(次小径工具
を加工対象領域の高さに降下させるために下穴加工は必
要ない)場合、ステップS223にスキップする。
【0052】次にステップS220で、CPU1は加工
対象領域面積に対する加工範囲面積の比率(加工面積比
率2)を算出する。次にステップS221で、CPU1
はROM6に記憶してある有効面積比率テーブル(図
8)から有効面積比率2を取り出す。次にステップS2
22で、CPU1は加工面積比率2が有効面積比率2以
上(着目工具による加工範囲の面積が加工対象領域の面
積に対して一定割合を満たす)の場合、ステップS22
4にスキップする。次にステップS223で、CPU1
はROM6に記憶してある工具テーブル(図6)から、
現在の着目工具の工具径より1ランク小さい工具径の工
具を着目工具として取り出し、ステップS24に戻る。
次にステップS224で、CPU1は加工対象領域の加
工に現在の着目工具を使用することを決定し、処理を終
了する。
【0053】次に、上記構成を備える本発明の実施の形
態に係るNCデータ作成装置による動作の具体例を図5
〜図14に基づき説明する。図5は本発明の実施の形態
に係る図形データと加工対象領域を示す説明図、図6は
本発明の実施の形態に係る工具テーブルを示す説明図、
図7は本発明の実施の形態に係る図形データとφ10エ
ンドミルの加工範囲とφ10エンドミル断面を示す説明
図、図8は本発明の実施の形態に係る有効面積比率テー
ブルを示す説明図、図9は本発明の実施の形態に係る図
形データとφ10エンドミルの工具可動領域と工具可動
縮小領域を示す説明図、図10は本発明の実施の形態に
係る図形データとφ10エンドミルの前加工領域と前加
工縮小領域を示す説明図である。
【0054】また、図11は本発明の実施の形態に係る
図形データとφ10エンドミルの絶対降下可能領域を示
す説明図、図12は本発明の実施の形態に係る図形デー
タとφ6エンドミルの工具可動領域と工具可動縮小領域
を示す説明図、図13は本発明の実施の形態に係る図形
データとφ6エンドミルの前加工領域と前加工縮小領域
を示す説明図、図14は本発明の実施の形態に係る図形
データとφ6エンドミルの絶対降下可能領域を示す説明
図である。
【0055】先ず、CAD図形ファイルの被加工物の図
形データ(図5)から、加工対象領域31を取り出す。
次に、加工対象領域31の面積:62.832[m
2]を算出する。次に、工具テーブル(図6)から工
具径の最も大きな工具:φ10エンドミルを着目工具と
して取り出す。次に、着目工具:φ10エンドミルの断
面50の面積:78.540[mm2]を算出する。次
に、加工対象領域31における着目工具:φ10エンド
ミルの加工範囲51を算出する。次に、加工範囲51の
面積:62.832[mm2]を算出する。次に、着目
工具:φ10エンドミルの断面50の面積:78.54
0[mm2]に対する加工範囲51の面積:62.83
2[mm2]の比率(加工面積比率1):0.800を
算出する。
【0056】次に、有効面積比率テーブル(図8)から
有効面積比率1:2.000を取り出す。この場合、加
工面積比率1:0.800が有効面積比率1:2.00
0以上でない(着目工具:φ10エンドミルによる加工
範囲51の面積:62.832[mm2]が着目工具:
φ10エンドミルの断面50の面積:78.540[m
2]に対して一定割合:2.000倍を満たさない)
ので、次に進む。次に、加工対象領域31における着目
工具:φ10エンドミルの可動領域71を算出する。次
に、工具可動領域71を着目工具半径:5[mm]縮小
した工具可動縮小領域711を算出する。
【0057】次に、被加工物の加工対象領域31にあ
り、以前に加工対象領域よりも深く加工済の前加工領域
81を取り出す。次に、前加工領域81を着目工具半
径:5[mm]縮小した前加工縮小領域(消滅して存在
せず)を取り出す。この場合、工具可動縮小領域711
と前加工縮小領域(消滅して存在せず)が重なる絶対降
下可能領域が存在しない(着目工具:φ10エンドミル
を加工対象領域31の高さに降下させるためには下穴加
工が必要となる)ので、次に進む。次に、工具テーブル
(図6)から、着目工具:φ10エンドミルの工具径:
10[mm]よりも1ランク小さな工具径:6[mm]
の次小径工具:φ6エンドミルを取り出す。
【0058】次に、加工対象領域31における次小径工
具:φ6エンドミルの次小径工具可動領域101を算出
する。次に、次小径工具可動領域101を次小径工具半
径:3[mm]縮小した次小径工具可動縮小領域101
1を算出する。次に、前加工領域111を次小径工具半
径:3[mm]縮小した前加工次小径縮小領域1111
を取り出す。この場合、次小径工具可動縮小領域101
1と前加工次小径縮小領域1111が重なる次小径絶対
降下可能領域121が存在する(次小径工具:φ6エン
ドミルを加工対象領域31の高さに降下させるために下
穴加工は必要ない)ので、次に進む。次に、工具テーブ
ル(図6)から、現在の着目工具:φ10エンドミルの
工具径:10[mm]より1ランク小さい工具径:6
[mm]の工具:φ6エンドミルを着目工具として取り
出し、同様に判定する。
【0059】次に、CAD図形ファイルの被加工物の図
形データ(図5)から、加工対象領域32を取り出す。
次に、加工対象領域32の面積:18.064[m
2]を算出する。次に、工具テーブル(図6)から工
具径の最も大きな工具:φ10エンドミルを着目工具と
して取り出す。次に、着目工具:φ10エンドミルの断
面50の面積:78.540[mm2]を算出する。次
に、加工対象領域32における着目工具:φ10エンド
ミルの加工範囲52を算出する。次に、加工範囲52の
面積:18.064[mm2]を算出する。次に、着目
工具:φ10エンドミルの断面50の面積:78.54
0[mm2]に対する加工範囲52の面積:18.06
4[mm2]の比率(加工面積比率1):0.230を
算出する。
【0060】次に、有効面積比率テーブル(図8)から
有効面積比率1:2.000を取り出す。この場合、加
工面積比率1:0.230が有効面積比率1:2.00
0以上でない(着目工具:φ10エンドミルによる加工
範囲52の面積:18.064[mm2]が着目工具:
φ10エンドミルの断面50の面積:78.540[m
2]に対して一定割合:2.000倍を満たさない)
ので、次に進む。次に、加工対象領域32における着目
工具:φ10エンドミルの可動領域72を算出する。次
に、工具可動領域72を着目工具半径:5[mm]縮小
した工具可動縮小領域722を算出する。
【0061】次に、被加工物の加工対象領域32にあ
り、以前に加工対象領域よりも深く加工済の前加工領域
82を取り出す。次に、前加工領域82を着目工具半
径:5[mm]縮小した前加工縮小領域822を取り出
す。この場合、工具可動縮小領域722と前加工縮小領
域822が重なる絶対降下可能領域92が存在する(着
目工具:φ10エンドミルを加工対象領域32の高さに
降下させるために下穴加工は必要ない)ので、次に進
む。次に、加工対象領域32の面積:18.064[m
2]に対する加工範囲52の面積:18.064[m
2]の比率(加工面積比率2):1.000を算出す
る。
【0062】次に、有効面積比率テーブル(図8)から
有効面積比率1:0.800を取り出す。この場合、加
工面積比率2:1.000が有効面積比率2:0.80
0以上(着目工具:φ10エンドミルによる加工範囲5
2の面積:18.064[mm2]が加工対象領域32
の面積:18.064[mm2]に対して一定割合:
0.800倍を満たす)なので、加工対象領域32の加
工に現在の着目工具:φ10エンドミルを使用すること
を決定する。
【0063】次に、CAD図形ファイルの被加工物の図
形データ(図5)から、加工対象領域33を取り出す。
次に、加工対象領域33の面積:263.894[mm
2]を算出する。次に、工具テーブル(図6)から工具
径の最も大きな工具:φ10エンドミルを着目工具とし
て取り出す。次に、着目工具:φ10エンドミルの断面
50の面積:78.540[mm2]を算出する。次
に、加工対象領域33における着目工具:φ10エンド
ミルの加工範囲53を算出する。次に、加工範囲53の
面積:263.894[mm2]を算出する。次に、着
目工具:φ10エンドミルの断面50の面積:78.5
40[mm2]に対する加工範囲53の面積:263.
894[mm2]の比率(加工面積比率1):3.36
0を算出する。
【0064】次に、有効面積比率テーブル(図8)から
有効面積比率1:2.000を取り出す。この場合、加
工面積比率1:3.360が有効面積比率1:2.00
0以上(着目工具:φ10エンドミルによる加工範囲5
3の面積:263.894[mm2]が着目工具:φ1
0エンドミルの断面50の面積:78.540[m
2]に対して一定割合:2.000倍を満たす)なの
で、加工対象領域33の加工に現在の着目工具:φ10
エンドミルを使用することを決定する。
【0065】次に、CAD図形ファイルの被加工物の図
形データ(図5)から、加工対象領域34を取り出す。
次に、加工対象領域34の面積:93.462[m
2]を算出する。次に、工具テーブル(図6)から工
具径の最も大きな工具:φ10エンドミルを着目工具と
して取り出す。次に、着目工具:φ10エンドミルの断
面50の面積:78.540[mm2]を算出する。次
に、加工対象領域34における着目工具:φ10エンド
ミルの加工範囲54を算出する。次に、加工範囲54の
面積:93.462[mm2]を算出する。次に、着目
工具:φ10エンドミルの断面50の面積:78.54
0[mm2]に対する加工範囲54の面積:93.46
2[mm2]の比率(加工面積比率1):1.190を
算出する。
【0066】次に、有効面積比率テーブル(図8)から
有効面積比率1:2.000を取り出す。この場合、加
工面積比率1:1.190が有効面積比率1:2.00
0以上でない(着目工具:φ10エンドミルによる加工
範囲54の面積:93.462[mm2]が着目工具:
φ10エンドミルの断面50の面積:78.540[m
2]に対して一定割合:2.000倍を満たさない)
ので、次に進む。次に、加工対象領域34における着目
工具:φ10エンドミルの可動領域74を算出する。次
に、工具可動領域74を着目工具半径:5[mm]縮小
した工具可動縮小領域744を算出する。
【0067】次に、被加工物の加工対象領域34にあ
り、以前に加工対象領域よりも深く加工済の前加工領域
84を取り出す。次に、前加工領域84を着目工具半
径:5[mm]縮小した前加工縮小領域(消滅して存在
せず)を取り出す。この場合、工具可動縮小領域744
と前加工縮小領域(消滅して存在せず)が重なる絶対降
下可能領域が存在しない(着目工具:φ10エンドミル
を加工対象領域34の高さに降下させるためには下穴加
工が必要となる)ので、次に進む。次に、工具テーブル
(図6)から、着目工具:φ10エンドミルの工具径:
10[mm]よりも1ランク小さな工具径:6[mm]
の次小径工具:φ6エンドミルを取り出す。
【0068】次に、加工対象領域34における次小径工
具:φ6エンドミルの次小径工具可動領域104を算出
する。次に、次小径工具可動領域104を次小径工具半
径:3[mm]縮小した次小径工具可動縮小領域104
4を算出する。次に、前加工領域114を次小径工具半
径:3[mm]縮小した前加工次小径縮小領域(消滅し
て存在せず)を取り出す。この場合、次小径工具可動縮
小領域1044と前加工次小径縮小領域(消滅して存在
せず)が重なる次小径絶対降下可能領域が存在しない
(次小径工具:φ6エンドミルを加工対象領域34の高
さに降下させるためには下穴加工が必要となる)ので、
次に進む。次に、加工対象領域34の面積:93.46
2[mm2]に対する加工範囲54の面積:93.46
2[mm2]の比率(加工面積比率2):1.000を
算出する。
【0069】次に、有効面積比率テーブル(図8)から
有効面積比率2:0.800を取り出す。この場合、加
工面積比率2:1.000が有効面積比率2:0.80
0以上(着目工具:φ10エンドミルによる加工範囲5
4の面積:93.462[mm2]が加工対象領域34
の面積:93.462[mm2]に対して一定割合:
0.800倍を満たす)なので、加工対象領域34の加
工に現在の着目工具:φ10エンドミルを使用すること
を決定する。
【0070】次に、CAD図形ファイルの被加工物の図
形データ(図5)から、加工対象領域35を取り出す。
次に、加工対象領域35の面積:212.365[mm
2]を算出する。次に、工具テーブル(図6)から工具
径の最も大きな工具:φ10エンドミルを着目工具とし
て取り出す。次に、着目工具:φ10エンドミルの断面
50の面積:78.540[mm2]を算出する。次
に、加工対象領域35における着目工具:φ10エンド
ミルの加工範囲55を算出する。次に、加工範囲55の
面積:93.462[mm2]を算出する。次に、着目
工具:φ10エンドミルの断面50の面積:78.54
0[mm2]に対する加工範囲55の面積:93.46
2[mm2]の比率(加工面積比率1):1.190を
算出する。
【0071】次に、有効面積比率テーブル(図8)から
有効面積比率1:2.000を取り出す。この場合、加
工面積比率1:1.190が有効面積比率1:2.00
0以上でない(着目工具:φ10エンドミルによる加工
範囲55の面積:93.462[mm2]が着目工具:
φ10エンドミルの断面50の面積:78.540[m
2]に対して一定割合:2.000倍を満たさない)
ので、次に進む。次に、加工対象領域35における着目
工具:φ10エンドミルの可動領域75を算出する。次
に、工具可動領域75を着目工具半径:5[mm]縮小
した工具可動縮小領域755を算出する。
【0072】次に、被加工物の加工対象領域35にあ
り、以前に加工対象領域よりも深く加工済の前加工領域
85を取り出す。次に、前加工領域85を着目工具半
径:5[mm]縮小した前加工縮小領域(消滅して存在
せず)を取り出す。この場合、工具可動縮小領域755
と前加工縮小領域(消滅して存在せず)が重なる絶対降
下可能領域が存在しない(着目工具:φ10エンドミル
を加工対象領域35の高さに降下させるためには下穴加
工が必要となる)ので、次に進む。次に、工具テーブル
(図6)から、着目工具:φ10エンドミルの工具径:
10[mm]よりも1ランク小さな工具径:6[mm]
の次小径工具:φ6エンドミルを取り出す。
【0073】次に、加工対象領域35における次小径工
具:φ6エンドミルの次小径工具可動領域105を算出
する。次に、次小径工具可動領域105を次小径工具半
径:3[mm]縮小した次小径工具可動縮小領域105
5を算出する。次に、前加工領域115を次小径工具半
径:3[mm]縮小した前加工次小径縮小領域(消滅し
て存在せず)を取り出す。この場合、次小径工具可動縮
小領域1055と前加工次小径縮小領域(消滅して存在
せず)が重なる次小径絶対降下可能領域が存在しない
(次小径工具:φ6エンドミルを加工対象領域35の高
さに降下させるためには下穴加工が必要となる)ので、
次に進む。次に、加工対象領域35の面積:212.3
65[mm2]に対する加工範囲55の面積:93.4
62[mm2]の比率(加工面積比率2):0.440
を算出する。
【0074】次に、有効面積比率テーブル(図8)から
有効面積比率2:0.800を取り出す。この場合、加
工面積比率2:0.440が有効面積比率2:0.80
0以上でない(着目工具:φ10エンドミルによる加工
範囲55の面積:93.462[mm2]が加工対象領
域35の面積:212.365[mm2]に対して一定
割合:0.800倍を満たさない)ので、次に進む。次
に、工具テーブル(図6)から、現在の着目工具:φ1
0エンドミルの工具径:10[mm]より1ランク小さ
い工具径:6[mm]の工具:φ6エンドミルを着目工
具として取り出し、同様に判定する。
【0075】次に、CAD図形ファイルの被加工物の図
形データ(図5)から、加工対象領域36を取り出す。
次に、加工対象領域36の面積:24.000[m
2]を算出する。次に、工具テーブル(図6)から工
具径の最も大きな工具:φ10エンドミルを着目工具と
して取り出す。次に、着目工具:φ10エンドミルの断
面50の面積:78.540[mm2]を算出する。次
に、加工対象領域36における着目工具:φ10エンド
ミルの加工範囲56を算出する。次に、加工範囲56の
面積:24.000[mm2]を算出する。次に、着目
工具:φ10エンドミルの断面50の面積:78.54
0[mm2]に対する加工範囲56の面積:24.00
0[mm2]の比率(加工面積比率1):0.306を
算出する。
【0076】次に、有効面積比率テーブル(図8)から
有効面積比率1:2.000を取り出す。この場合、加
工面積比率1:0.306が有効面積比率1:2.00
0以上でない(着目工具:φ10エンドミルによる加工
範囲56の面積:24.000[mm2]が着目工具:
φ10エンドミルの断面50の面積:78.540[m
2]に対して一定割合:2.000倍を満たさない)
ので、次に進む。次に、加工対象領域36における着目
工具:φ10エンドミルの可動領域76を算出する。次
に、工具可動領域76を着目工具半径:5[mm]縮小
した工具可動縮小領域766を算出する。
【0077】次に、被加工物の加工対象領域36にあ
り、以前に加工対象領域よりも深く加工済の前加工領域
86を取り出す。次に、前加工領域86を着目工具半
径:5[mm]縮小した前加工縮小領域866を取り出
す。この場合、工具可動縮小領域766と前加工縮小領
域866が重なる絶対降下可能領域96が存在する(着
目工具:φ10エンドミルを加工対象領域36の高さに
降下させるために下穴加工は必要ない)ので、次に進
む。次に、加工対象領域36の面積:24.000[m
2]に対する加工範囲56の面積:24.000[m
2]の比率(加工面積比率2):1.000を算出す
る。
【0078】次に、有効面積比率テーブル(図8)から
有効面積比率2:0.800を取り出す。この場合、加
工面積比率2:1.000が有効面積比率2:0.80
0以上(着目工具:φ10エンドミルによる加工範囲5
6の面積:24.000[mm2]が加工対象領域36
の面積:24.000[mm2]に対して一定割合:
0.800倍を満たす)なので、加工対象領域36の加
工に現在の着目工具:φ10エンドミルを使用すること
を決定する。
【0079】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係るNCデータ作成装置によれば、CAD図形ファイ
ルの被加工物の図形データを記憶した記憶装置8と、工
具テーブル、有効面積比率テーブルを記憶したROM6
と、被加工物の加工対象領域と着目工具による加工範囲
に基づき使用工具を決定し、被加工物の加工対象領域の
面積と着目工具による加工範囲の面積の比率に基づき使
用工具を決定し、被加工物の加工対象領域と着目工具に
よる加工範囲に基づき工具の絶対降下可能領域を考慮し
使用工具を決定し、着目工具より小径の工具に絶対降下
可能領域がある場合、被加工物の加工対象領域と着目工
具による加工範囲に基づき着目工具を使用工具に決定す
る決定処理を省き、着目工具に絶対降下可能領域がある
場合、上記省略処理を省き、大径工具から小径工具の順
に着目工具とする制御を実行するCPU1とを有するた
め、下記のような作用及び効果を奏する。
【0080】回転工具による切削加工用NCデータ作成
装置において、CPU1は被加工物の加工対象領域と着
目工具による加工範囲に基づき使用工具を決定する。こ
れにより、加工量に応じて使用工具を決定できる。
【0081】また、CPU1は被加工物の加工対象領域
の面積と着目工具による加工範囲の面積の比率に基づき
着目工具を使用工具に決定する。これにより、加工量を
加工範囲の面積によって算出できる。
【0082】また、CPU1は被加工物の加工対象領域
と着目工具による加工範囲に基づき工具の絶対降下可能
領域を考慮して使用工具を決定する。これにより、絶対
降下可能領域を考慮して使用工具を決定できる。即ち、
下穴加工の要/不要を考慮できる。
【0083】また、CPU1は着目工具より小径の工具
に絶対降下可能領域がある場合、被加工物の加工対象領
域と着目工具による加工範囲に基づき着目工具を使用工
具に決定する決定処理を省く。これにより、小径工具に
おける絶対降下可能領域の有無を考慮できる。
【0084】また、CPU1は着目工具に絶対降下可能
領域がある場合、上記の省略処理を省く。これにより、
着目工具における絶対降下可能領域の有無を考慮でき
る。
【0085】また、絶対降下可能領域は、工具の可動範
囲を工具半径分縮小した領域と、被加工物の加工対象領
域にある加工対象領域よりも深い前加工済の領域を工具
半径分縮小した領域が、重なる領域である。これによ
り、絶対降下可能領域の有無を判定できる。
【0086】また、CPU1は大径工具から小径工具の
順に着目工具とする。これにより、大径から小径の順に
工具を着目できる。
【0087】また、CPU1はROM6の工具テーブル
の中から工具の着目を行う。これにより、予め登録の工
具の中から工具を着目できる。
【0088】従って、回転工具による切削加工用数値制
御データ作成装置において、使用工具の決定に発生する
工数をなくすことができるという効果を奏する。また、
下穴加工を必要とする工具の使用を減らし、下穴加工工
数を削減することができるという効果を奏する。
【0089】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0090】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0091】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0092】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0093】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至10
記載の数値制御データ作成装置によれば、回転工具によ
る切削加工用数値制御データ作成装置において、使用工
具の決定に発生する工数をなくすことができるという効
果を奏する。また、下穴加工を必要とする工具の使用を
減らし、下穴加工工数を削減することができるという効
果を奏する。
【0095】また、請求項11乃至19記載の数値制御
データ作成方法によれば、数値制御データ作成方法を数
値制御データ作成装置に適用することで、上記と同様
に、使用工具の決定に発生する工数をなくすことができ
ると共に、下穴加工を必要とする工具の使用を減らし、
下穴加工工数を削減することができるという効果を奏す
る。
【0096】また、請求項20乃至28記載の記憶媒体
によれば、記憶媒体から数値制御データ作成方法を読み
出して数値制御データ作成装置で実行することで、上記
と同様に、使用工具の決定に発生する工数をなくすこと
ができると共に、下穴加工を必要とする工具の使用を減
らし、下穴加工工数を削減することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るNCデータ作成装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る使用工具決定処理を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態に係る使用工具決定処理を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係る使用工具決定処理を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る図形データと加工対
象領域を示す図であり、(a)は正面図、(b)は下面
図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る工具テーブルを示す
説明図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る図形データとφ10
エンドミルの加工範囲とφ10エンドミル断面を示す説
明図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る有効面積比率テーブ
ルを示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る図形データとφ10
エンドミルの工具可動領域と工具可動縮小領域を示す説
明図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る図形データとφ1
0エンドミルの前加工領域と前加工縮小領域を示す説明
図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る図形データとφ1
0エンドミルの絶対降下可能領域を示す説明図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る図形データとφ6
エンドミルの工具可動領域と工具可動縮小領域を示す説
明図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る図形データとφ6
エンドミルの前加工領域と前加工縮小領域を示す説明図
である。
【図14】本発明の実施の形態に係る図形データとφ6
エンドミルの絶対降下可能領域を示す説明図である。
【図15】本発明のプログラム及び関連データを記憶し
た記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。
【図16】本発明のプログラム及び関連データが記憶媒
体から装置に供給される概念例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 6 ROM 8 記憶装置 10 NCデータ作成装置 20 NC工作機械 21 CAD/CAMEWS

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転工具による切削加工用数値制御デー
    タを作成する数値制御データ作成装置であって、 被加工物の加工対象領域と着目工具による加工範囲に基
    づき使用工具を決定する決定手段を有することを特徴と
    する数値制御データ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、被加工物の加工対象領
    域の面積と着目工具による加工範囲の面積の比率に基づ
    き着目工具を使用工具に決定することを特徴とする請求
    項1記載の数値制御データ作成装置。
  3. 【請求項3】 回転工具による切削加工用数値制御デー
    タを作成する数値制御データ作成装置であって、 被加工物の加工対象領域と着目工具による加工範囲に基
    づき工具の絶対降下可能領域を考慮して使用工具を決定
    する決定手段を有することを特徴とする数値制御データ
    作成装置。
  4. 【請求項4】 前記決定手段は、着目工具より小径の工
    具に絶対降下可能領域がある場合、被加工物の加工対象
    領域と着目工具による加工範囲に基づき着目工具を使用
    工具に決定する決定処理を省くことを特徴とする請求項
    3記載の数値制御データ作成装置。
  5. 【請求項5】 前記決定手段は、着目工具に絶対降下可
    能領域がある場合、前記省略処理を省くことを特徴とす
    る請求項4記載の数値制御データ作成装置。
  6. 【請求項6】 前記絶対降下可能領域は、工具の可動範
    囲を工具半径分縮小した領域と、被加工物の加工対象領
    域にある該加工対象領域よりも深い前加工済の領域を工
    具半径分縮小した領域が重なる領域であることを特徴と
    する請求項3乃至5の何れかに記載の数値制御データ作
    成装置。
  7. 【請求項7】 更に、大径工具から小径工具の順に着目
    工具とする工具着目手段を有することを特徴とする請求
    項1乃至6の何れかに記載の数値制御データ作成装置。
  8. 【請求項8】 前記工具着目手段は、予め登録の工具デ
    ータの中から着目することを特徴とする請求項7記載の
    数値制御データ作成装置。
  9. 【請求項9】 更に、着目工具の断面積に対する加工範
    囲の面積の比率を算出する算出手段と、着目工具による
    加工範囲の面積が着目工具の断面積に対して一定割合を
    満たすか否かを判定する判定手段とを有し、前記決定手
    段は、前記判定結果に基づき使用工具を決定することを
    特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の数値制御デ
    ータ作成装置。
  10. 【請求項10】 更に、被加工物の図形データを記憶し
    た図形データ記憶手段と、前記着目工具の取り出しに用
    いる工具名称・工具径が対応付けられた工具データを登
    録した工具データ登録手段と、着目工具による加工範囲
    の面積が着目工具の断面積に対して一定割合を満たすか
    否かの判定基準とする有効面積比率データを登録した有
    効面積比率データ登録手段とを有することを特徴とする
    請求項1乃至9の何れかに記載の数値制御データ作成装
    置。
  11. 【請求項11】 回転工具による切削加工用数値制御デ
    ータを作成する数値制御データ作成装置に適用される数
    値制御データ作成方法であって、 被加工物の加工対象領域と着目工具による加工範囲に基
    づき使用工具を決定する決定ステップを有することを特
    徴とする数値制御データ作成装置。
  12. 【請求項12】 前記決定ステップでは、被加工物の加
    工対象領域の面積と着目工具による加工範囲の面積の比
    率に基づき着目工具を使用工具に決定することを特徴と
    する請求項11記載の数値制御データ作成方法。
  13. 【請求項13】 回転工具による切削加工用数値制御デ
    ータを作成する数値制御データ作成装置に適用される数
    値制御データ作成方法であって、 被加工物の加工対象領域と着目工具による加工範囲に基
    づき工具の絶対降下可能領域を考慮して使用工具を決定
    する決定ステップを有することを特徴とする数値制御デ
    ータ作成方法。
  14. 【請求項14】 前記決定ステップでは、着目工具より
    小径の工具に絶対降下可能領域がある場合、被加工物の
    加工対象領域と着目工具による加工範囲に基づき着目工
    具を使用工具に決定する決定処理を省くことを特徴とす
    る請求項13記載の数値制御データ作成方法。
  15. 【請求項15】 前記決定ステップでは、着目工具に絶
    対降下可能領域がある場合、前記省略処理を省くことを
    特徴とする請求項14記載の数値制御データ作成方法。
  16. 【請求項16】 前記絶対降下可能領域は、工具の可動
    範囲を工具半径分縮小した領域と、被加工物の加工対象
    領域にある該加工対象領域よりも深い前加工済の領域を
    工具半径分縮小した領域が重なる領域であることを特徴
    とする請求項13乃至15の何れかに記載の数値制御デ
    ータ作成方法。
  17. 【請求項17】 更に、大径工具から小径工具の順に着
    目工具とする工具着目ステップを有することを特徴とす
    る請求項11乃至16の何れかに記載の数値制御データ
    作成方法。
  18. 【請求項18】 前記工具着目ステップでは、予め登録
    の工具データの中から着目することを特徴とする請求項
    17記載の数値制御データ作成方法。
  19. 【請求項19】 更に、着目工具の断面積に対する加工
    範囲の面積の比率を算出する算出ステップと、着目工具
    による加工範囲の面積が着目工具の断面積に対して一定
    割合を満たすか否かを判定する判定ステップとを有し、
    前記決定ステップでは、前記判定結果に基づき使用工具
    を決定することを特徴とする請求項11乃至18の何れ
    かに記載の数値制御データ作成方法。
  20. 【請求項20】 回転工具による切削加工用数値制御デ
    ータを作成する数値制御データ作成装置に適用される数
    値制御データ作成方法を実行するプログラムを記憶した
    コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、 前記数値制御データ作成方法は、被加工物の加工対象領
    域と着目工具による加工範囲に基づき使用工具を決定す
    る決定ステップを有することを特徴とする記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記決定ステップでは、被加工物の加
    工対象領域の面積と着目工具による加工範囲の面積の比
    率に基づき着目工具を使用工具に決定することを特徴と
    する請求項20記載の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 回転工具による切削加工用数値制御デ
    ータを作成する数値制御データ作成装置に適用される数
    値制御データ作成方法を実行するプログラムを記憶した
    コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、 前記数値制御データ作成方法は、被加工物の加工対象領
    域と着目工具による加工範囲に基づき工具の絶対降下可
    能領域を考慮して使用工具を決定する決定ステップを有
    することを特徴とする記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記決定ステップでは、着目工具より
    小径の工具に絶対降下可能領域がある場合、被加工物の
    加工対象領域と着目工具による加工範囲に基づき着目工
    具を使用工具に決定する決定処理を省くことを特徴とす
    る請求項22記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記決定ステップでは、着目工具に絶
    対降下可能領域がある場合、前記省略処理を省くことを
    特徴とする請求項23記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記絶対降下可能領域は、工具の可動
    範囲を工具半径分縮小した領域と、被加工物の加工対象
    領域にある該加工対象領域よりも深い前加工済の領域を
    工具半径分縮小した領域が重なる領域であることを特徴
    とする請求項22乃至24の何れかに記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 更に、大径工具から小径工具の順に着
    目工具とする工具着目ステップを有することを特徴とす
    る請求項20乃至25の何れかに記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記工具着目ステップでは、予め登録
    の工具データの中から着目することを特徴とする請求項
    26記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 更に、着目工具の断面積に対する加工
    範囲の面積の比率を算出する算出ステップと、着目工具
    による加工範囲の面積が着目工具の断面積に対して一定
    割合を満たすか否かを判定する判定ステップとを有し、
    前記決定ステップでは、前記判定結果に基づき使用工具
    を決定することを特徴とする請求項20乃至27の何れ
    かに記載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011111088A1 (ja) * 2010-03-08 2011-09-15 三菱電機株式会社 数値制御装置及び数値制御装置の制御方法

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