JP2001062160A - ラジコン送信機 - Google Patents

ラジコン送信機

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JP2001062160A
JP2001062160A JP24511999A JP24511999A JP2001062160A JP 2001062160 A JP2001062160 A JP 2001062160A JP 24511999 A JP24511999 A JP 24511999A JP 24511999 A JP24511999 A JP 24511999A JP 2001062160 A JP2001062160 A JP 2001062160A
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JP
Japan
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trigger
main body
trigger unit
radio
unit
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JP24511999A
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Hirokazu Ito
博和 伊藤
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SANWA DENSHI KIKI KK
Original Assignee
SANWA DENSHI KIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トリガにおけるニュートラル位置から前進側の
全開位置までの操作量およびニュートラル位置から後進
側の全開位置までの操作量を変化させることなく、且
つ、ニュートラル位置を無段階で調整できるようにした
ラジコン送信機を提供する。 【解決手段】トリガユニット10は位置調整用螺子22
を締め付けたり、緩めたりすることで、本体における取
付位置を前後にスライドさせることができる。そして、
トリガユニット10は本体に対するスライド可能範囲内
の任意の位置に段階的ではなく無段階で調整できるの
で、殆どの操作者が自分の手の大きさに合わせてトリガ
の位置を調整することができるので、子供から大人まで
の操作者が自分に適した位置にトリガ2を調整すること
ができる。また、トリガ2の操作量については変化しな
いので、操作性が低下するという問題も生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被制御機(特
に、ラジコンカー)に対して制御信号を送信するコント
ローラであるラジコン送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、子供から大人までの幅広い世
代でラジコンカーが楽しまれている。ラジコンカーを操
作する一般的なコントローラ(ラジコン送信機)は、ホ
イラー&グリップタイプと呼ばれるものであり、ラジコ
ンカーの進行方向の操作(ハンドル操作)をステアリン
グホイールで行い、スピードコントロール(前進/後進
の切り換えを含む)をスロットルトリガ(以下、単にト
リガと言う。)で行うものである。操作者は、コントロ
ーラの右側面に配置されているステアリングホイールを
右手で回動させてラジコンカーの進行方向をコントロー
ルし、コントローラのグリップの前方に配置されている
トリガを上記グリップを握った左手の人指し指で前後に
回動させてラジコンカーのスピードをコントロールす
る。
【0003】ところで、トリガを急激に操作すると(例
えば、ニュートラル位置から前進側の全開位置まで一気
に操作すると、)、ラジコンカーのタイヤが空回りして
グリップを失いコントロール不能になる。トリガの急激
な操作を防止するには、トリガの操作範囲を操作者の左
手の人指し指が無理なくスムーズに動く範囲に位置させ
ることが必要である。すなわち、トリガは操作者がスム
ーズに操作できる位置に配置させることが望ましい。
【0004】上述したようにラジコンカーは幅広い世代
で多くの人に楽しまれているので、コントローラを操作
する操作者の手の大きさが千差万別であることから、各
操作者にとって望ましいトリガの位置も千差万別であっ
た。したがって、コントローラにおけるトリガの位置に
ついては各操作者が自分の手の大きさに合わせて(左手
の人指し指が無理なくスムーズに動く範囲)調整できる
ことが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
一般的なコントローラはトリガのニュートラル位置を2
段階で切り換える構成であった。具体的には、トリガの
全操作量を10とすると、ニュートラル位置から前進側
の全開位置とニュートラル位置から後進側の全開位置ま
での操作範囲の比率を7:3または5:5のいずれかに
調整できるように構成していた。このように、従来の一
般的なコントローラではトリガのニュートラル位置が2
段階で切り換えられるだけであったので、多くの操作者
にとっては自分の手の大きさに合わせてトリガの位置を
調整することができなかった。
【0006】また、トリガのニュートラル位置をズラす
と、ニュートラル位置から前進側の全開位置までの操作
量およびニュートラル位置から後進側の全開位置までの
操作量が変化する。特に、トリガの操作範囲の比率を上
記5:5とすると、前進側の操作量が少なくなるため、
操作者が誤って急激な加速操作を行い、ラジコンカーを
破損させる危険性が高くなる(操作性を低下させるとい
う問題があった。)。なお、一般にトリガの操作範囲の
比率については、上記7:3としたほうが操作性が良い
と言われている。
【0007】この発明の目的は、トリガにおけるニュー
トラル位置から前進側の全開位置までの操作量およびニ
ュートラル位置から後進側の全開位置までの操作量を変
化させることなく、且つ、ニュートラル位置を無段階で
調整できるようにしたラジコン送信機を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のラジコン送信
機は、上記課題を解決するために以下の構成を備えてい
る。
【0009】(1)被制御機に対して操作部における操
作量に応じたコントロール信号を送信するラジコン送信
機において、上記操作部として機能するスロットルトリ
ガを有するトリガユニットを備え、上記スロットルトリ
ガは、上記トリガユニットに設けられた軸に回動自在に
取り付けられており、上記トリガユニットは、本体にお
ける取付位置がスライド可能に構成されている。
【0010】(2)本体に対して上記トリガユニットを
スライドさせて上記取付位置を調整する調整機構部を備
えている。
【0011】(3)上記調整機構部による上記取付位置
のスライドを規制する調整規制機構部を備えている。
【0012】上記(1)の構成では、トリガを取り付け
たトリガユニットが本体に対してスライド可能に取り付
けられているので、該トリガユニットをスライドさせる
ことでトリガのニュートラル位置も変化する。このと
き、トリガはトリガユニットとともにスライドしている
のでトリガの操作量(前進側、後進側の操作量)につい
ては変化しない。また、トリガユニットは本体に対する
スライド可能範囲内であれば任意の位置に段階的ではな
く無段階で調整できるので、トリガのニュートラル位置
も無段階で調整できる。
【0013】したがって、殆どの操作者が、自分の手の
大きさに合わせてトリガの位置を調整することができ
る。また、トリガの位置を調整しても、トリガの操作量
(前進側、後進側の操作量)が変化しないので、操作性
を低下させるという問題も生じない。
【0014】上記(2)の構成では、上記トリガユニッ
トをスライドさせて上記取付位置を調整する調整機構部
を設けたので、ニュートラル位置の調整が簡単に行え
る。
【0015】上記(3)の構成では、上記調整機構部に
よる上記取付位置のスライドを規制するように構成した
ので、この調整規制機構部を作用させておけば、使用中
に上記トリガユニットが本体に対してスライドし、トリ
ガのニュートラル位置が変化することがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態にかか
るラジコン送信機について詳細に説明する。図1は、こ
の発明の実施形態であるラジコン送信機の右側面図であ
る。ラジコン送信機1は、被制御機であるラジコンカー
の速度をコントロールするスロットルトリガ2(以下、
単にトリガ2と言う。)、上記ラジコンカーの進行方向
をコントロールするステアリングホイール3、ラジコン
カーへコントロール信号を送信するためのアンテナ4等
を備えている。また、5は操作者が(左手で)握るグリ
ップである。このラジコン送信機1は、周知のホイラー
&グリップタイプであり、トリガ2は外力が加わってい
ないときにニュートラル位置に戻るように構成されてい
る。
【0017】ここで、このラジコン送信機1の操作につ
いて簡単に説明しておく。操作者は、グリップ5を握っ
た左手の人指し指をトリガ2に掛け、該人指し指を前後
に動かしてトリガ2を操作しながら、右手でステアリン
グホイール3を回動させる。公知のように、トリガ2の
操作によってラジコンカーの速度制御、ブレーキング、
バック等が行え、ステアリングホイール3の操作によっ
てラジコンカーの進行方向の制御が行える。なお、ラジ
コン送信機1はトリガ2およびステアリングホイール3
の操作量に応じたコントロール信号をラジコンカーに送
信しているだけであり、ラジコンカーに受信したコント
ロール信号に基づいて速度や進行方向をコントロールす
る機能が設けられている。
【0018】図2(A)は、この実施形態にかかるラジ
コン送信機に適用されるスロットルトリガユニットの概
略の分解図であり、図2(B)は組み立てられたスロッ
トルトリガの断面図である。図において11aおよび1
1bは、ユニットケースである。ポテンションメータ
(可変抵抗)12は、ユニットケース11aの裏面側か
ら軸がトリガ2の支点(回転軸)となるように取り付
け、トリガ2を回動させたときにポテンションメータ1
2の抵抗値が変化するように(ポテンションメータ12
の軸が回動するように)組み立てられている。13はリ
ターンプレートであり、このリターンプレート13もト
リガ2とともに回動するように組み立てられている。ま
た、スプリング14はトリガ2に外力が加わっていない
ときに、リターンプレート13が所定の位置に戻るよう
にリターンプレート13を付勢している。したがって、
トリガ2に外力が加わっていないとき、リターンプレー
ト13がバネ14によって所定の位置に戻り、このリタ
ーンプレート13によってトリガ2が所定の位置(ニュ
ートラル位置)に戻される。15は位置調整用ナットで
あり、16はトリガユニットをラジコン送信機本体に固
定するための孔である。位置調整用ナット15は、ユニ
ットケース11a、11bに形成されている凹部19に
挿入される。また、孔16は図示するように長穴(楕円
形)である。トリガ2、ポテンションメータ12の軸お
よびリターンプレート13が連動して回動させるため
に、図に示すナット17a、ワッシャ17b、カラー1
7cを利用して組み立てている。
【0019】なお、ラジコン送信機1はポテンションメ
ータ12の抵抗値を速度制御信号としてラジコンカーに
送信する。
【0020】図3(A)はこの発明の実施形態にかかる
ラジコン送信機におけるスロットルトリガユニットの取
付構造を示す概略図であり、図3(B)はこの実施形態
にかかるラジコン送信機にトリガユニットが取り付けら
れた状態を示す断面図である。図3に示すように、ラジ
コン送信機1の本体ケース20には上記トリガユニット
10の取付位置にトリガユニット10の外周部が接する
ガイド21が構成されている。また、上記取付位置に配
置されたトリガユニット10に設けられている位置調整
用ナット15が対向する位置には位置調整用螺子22の
螺子頭を挿入する挿入部23が形成されており、位置調
整用螺子22を位置調整用ナット15に螺合させてい
る。この位置調整用螺子22および位置調整用ナット1
5がこの発明で言う調整機構部に相当する。
【0021】さらに、トリガユニット10の孔16に対
向する位置には螺子切りした固定部24が設けられてい
る。25は、孔16を通して、固定部24に螺合させる
ことでトリガユニット10を固定する固定用螺子であ
る。孔16、固定部24および固定用螺子25がこの発
明で言う調整規制機構部に相当する。
【0022】また、図4に示すように、挿入部23に挿
入されている位置調整用螺子22の螺子頭については、
ラジコン送信機1本体の外側からドライバで直接操作す
ることができるように本体ケース20に開口部31を形
成している。なお、図中にハッチングで示す部分がトリ
ガユニット10である(トリガ2については一部ハッチ
ングを施していない。)。また、図示していないがラジ
コン送信機1の本体ケース20には、固定用螺子25の
螺子頭についても、本体外部から直接操作できるように
本体カバー20に開口部を形成している。したがって、
この実施形態のラジコン送信機1では本体を分解するこ
となく(本体ケースを開けることなく)、位置調整用螺
子22および固定用螺子25をドライバで操作できる。
【0023】次に、図5を参照しながらこの実施形態に
かかるラジコン送信機におけるトリガユニットの位置の
調整について説明する。上述したように孔16が長穴で
あるので、トリガユニット10を本体に固定している固
定用螺子25を緩めると、該トリガユニット10を本体
の前後方向(図5に示す左右方向)にスライドさせるこ
とができる。なお、上述したように固定用螺子25を緩
めたり、締め付けたりする際に本体ケース20を開ける
必要はない。
【0024】そして、固定用螺子25を緩めた状態で、
位置調整用螺子22を位置調整用ナット15に締め付け
ると、例えば図5(A)に示す状態(固定用螺子25に
ついては緩められている。)から位置調整用螺子22を
締め付けていくと、位置調整用螺子22と位置調整用ナ
ット15との螺合位置が螺子頭側(図における左側)に
移動する。位置調整用ナット15はトリガユニット10
に形成されている凹部19に挿入されているので、トリ
ガユニット10に対する相対的な位置については変化し
ない。また、位置調整用螺子22は本体ケースに形成さ
れた挿入部23に螺子頭が挿入されているので、本体ケ
ースに対する相対的な位置については変化しない。した
がって、位置調整用螺子22を締め付けていくと、トリ
ガユニット10が本体に対して前方にスライドする(図
5(A)に示す状態から図5(B)に示す状態に変化す
る。)。すなわち、位置調整用螺子22を締め付けるこ
とで、トリガユニット10を本体に対して前方に移動さ
せることができる。なお、図に示すXはトリガユニット
10のスライド量である。
【0025】また、位置調整用螺子22を緩める方向に
回転させると、位置調整用螺子22と位置調整用ナット
15との螺合位置が先端側に移動するので、位置調整用
螺子22を緩める方向に回転させたときには、トリガユ
ニットが本体1に対して後方(図における右側)へスラ
イドする(図5(A)に示す状態から図5(C)に示す
状態に変化する。)。すなわち、位置調整用螺子22を
緩めることで、トリガユニットを本体に対して後方に移
動させることができる。なお、図に示すYはトリガユニ
ット10のスライド量である。
【0026】トリガ2はトリガユニット10とともに本
体に対してスライドしており、ニュートラル位置が変化
する。すなわち、位置調整用螺子22を締め付けたり、
緩めたりすることで、トリガ2のニュートラル位置を調
整することができる。しかも、位置調整用螺子22の締
め付け状態によってトリガユニット10を任意の位置
(但し、スライド可能範囲内)に調整することができる
ので、トリガ2のニュートラル位置についても任意の位
置に調整できる(無段階で調整できる。)。したがっ
て、各操作者が自分の手の大きさに合わせてトリガ2の
位置を調整することができる。
【0027】また、本体に対してトリガユニット10を
スライドさせることで、トリガ2のニュートラル位置を
調整する構成であるので、トリガ2のニュートラル位置
を変化させても、トリガ2におけるニュートラル位置か
ら前進側の全開位置までの操作量およびニュートラル位
置から後進側の全開位置までの操作量が変化しないの
で、操作性を低下させることもない。さらに、位置調整
用螺子22および固定用螺子25については、本体の外
側から直接操作できる構成であるので、トリガ2のニュ
ートラル位置の調整作業も簡単に行える(本体カバーを
外す等の作業をともなわない。 )。また、固定用螺子
25でトリガユニット10を本体に固定しておくこと
で、使用中にトリガユニット10がスライドするという
問題も生じない(使用中にトリガ2のニュートラル位置
が変化することがない。)。
【0028】次に、この発明の別の実施形態について説
明する。上記した実施形態では位置調整用螺子25を用
いて、本体におけるトリガユニットの位置を調整すると
したが、この実施形態では図6(A)に示すようにトリ
ガユニットの両側に長穴の孔31を形成し、本体ケース
20に螺子切りした固定部32を形成した。なお、トリ
ガユニット10の内部構造について上記した実施形態の
ものと略同様の構造であるので、ここでは説明を省略す
る。また、後述する他の実施形態にかかるラジコン送信
機においても、トリガユニット10の内部構造について
上記した実施形態のものと略同様の構造であるので説明
を省略する。
【0029】この構成では、2本の固定用螺子25を緩
めると、トリガユニット10を前後にスライドさせるこ
とができるので、トリガ2を本体に対してスライドさせ
ることができる。よって、上記実施形態のものと同様に
トリガ2の操作量を変化させることなく、トリガ2のニ
ュートラル位置を無段階で調整することができ、上記実
施形態のものと同様の効果を奏する。しかも、固定用螺
子25については図6(B)に示すように本体ケースに
設けた開口部33によって、本体外側からドライバで直
接操作できるように構成しているので、本体カバーを外
すことなくトリガ2のニュートラル位置の調整が行え
る。なお、2本の固定用螺子25を締めつけることでト
リガユニット10を本体に固定できる。
【0030】また、図7(A)に示すように構成しても
よい。この構成では、位置調整用ナット15に螺合する
位置調整用螺子22の螺子頭を嵌合させるダイヤル41
を設けるとともに、本体ケース20に開口部42を形成
してこのダイヤル41を本体の側面に突出させたもので
ある。なお、このラジコン送信機1ではトリガユニット
10に孔16、本体ケースに固定部24を設けていな
い。すなわち、この実施形態のラジコン送信機1は、こ
の発明で言う調整規制機構部を備えていないタイプであ
る。
【0031】この構成では、図7(B)に示すように本
体側面に突出させたダイヤル41を回転させることで、
位置調整用螺子22を位置調整用ナット15に締め付け
たり、緩めたりすることができる。上述したように、位
置調整用螺子22を位置調整用ナット15に締め付けた
り、緩めたりすることで、トリガユニット10を本体に
対してスライドさせてトリガ2のニュートラル位置を調
整することができる。このように、この実施形態のラジ
コン送信機1では、ドライバを使用することなくダイヤ
ル41を回転させるだけでトリガ2のニュートラル位置
が簡単に調整できる。
【0032】また、ラジコン送信機1は図8(A)に示
すように構成してもよい。この実施形態のラジコン送信
機1ではトリガユニットの上面51をラック形状にする
とともに、該ラック形状に係合するピニオン52および
ピニオン52の回転軸に嵌合させるツマミ53を設け
た。ツマミ53は、図8(C)に示すように本体ケース
20の外側に突出するように構成した。
【0033】このラジコン送信機1では、ツマミ53を
回転させると、図8(B)に示すようにピニオン52と
ラック形状との係合位置が変化し、トリガユニットを本
体に対して前後にスライドさせる。これにより、トリガ
2のニュートラル位置を調整することができるので、上
記実施形態のものと略同様の効果を奏する。また、この
実施形態のラジコン送信機1もツマミ53を回転させる
という比較的簡単な操作でトリガ2のニュートラル位置
の調整が行える。
【0034】また、ラジコン送信機1は図9(A)に示
すように構成してもよい。この実施形態のラジコン送信
機1では図8(A)に示したものと同様にトリガユニッ
トの上面51をラック形状としているとともに、該ラッ
ク形状に係合するウォームギア61およびウォームギア
61の回転軸に嵌合させたツマミ62を設けた。ツマミ
62は、図9(C)に示すように本体ケース20の外側
に突出するように構成している。
【0035】この構成では、ツマミ62を回転させる
と、図9(B)に示すように、ウォームギア61とラッ
ク形状との係合位置が変化するため、トリガユニット1
0が本体に対して前後にスライドする。これにより、ト
リガ2のニュートラル位置を調整することができるの
で、上記実施形態のものと略同様の効果を奏する。ま
た、この実施形態のラジコン送信機1もツマミ62を回
転させるという比較的簡単な操作でトリガ2のニュート
ラル位置の調整が行える。
【0036】さらに、ラジコン送信機1は図10(A)
に示すように構成してもよい。この実施形態のラジコン
送信機1ではトリガユニットの一方の側面に外側に突出
したノブ71および係止部72が形成されており、他方
の側面に切り込み加工によってJ字型に形成した突起部
73を形成した。また、本体ケース20に上記係止部7
2が係合するラチェット75およびノブ71を本体外側
に突出させるための開口部76を形成した。
【0037】この実施形態のラジコン送信機1では、ト
リガユニット10に形成されている突起部73が図10
(B)に示すように本体ケース20に当接し、トリガユ
ニット10を図10(B)における下方に付勢し、係止
部72とラチェット75との係合状態を安定させてい
る。また、ノブ71は開口部76から本体外側に突出し
ている。この実施形態のラジコン送信機1では、開口部
76から突出しているノブ71を前後にスライドさせる
ことで(本体に形成されているラチェット75とトリガ
ユニットに形成されている係止部72との係合位置を変
化させることで)、トリガユニット10を本体に対して
スライドさせ、トリガ2のニュートラル位置を調整する
ことができ、上記実施形態のものと略同様の効果を奏す
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、本体
に対してトリガユニットをスライドさせることで、トリ
ガのニュートラル位置を調整するようにしたので、トリ
ガユニットの本体に対するスライド可能範囲内の任意の
位置に段階的ではなく無段階で調整できる。したがっ
て、殆どの操作者が自分の手の大きさに合わせてトリガ
の位置を調整することができる。また、トリガの位置を
調整しても、トリガの操作量(前進側、後進側の操作
量)が変化しないので、操作性を低下させるという問題
も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるラジコン送信機の右
側面図である。
【図2】この発明の実施形態であるラジコン送信機にお
けるスロットルトリガユニットの構成を示す概略図であ
る。
【図3】この発明の実施形態であるラジコン送信機にお
けるスロットルトリガユニットの取付構造を示す図であ
る。
【図4】この発明の実施形態であるラジコン送信機にお
けるスロットルトリガユニットの取付構造を示す図であ
る。
【図5】この発明の実施形態であるラジコン送信機にお
けるスロットルトリガユニットの取付構造を示す図であ
る。
【図6】この発明の別の実施形態であるラジコン送信機
におけるスロットルトリガユニットの取付構造を示す概
略図である。
【図7】この発明の別の実施形態であるラジコン送信機
におけるスロットルトリガユニットの取付構造を示す概
略図である。
【図8】この発明の別の実施形態であるラジコン送信機
におけるスロットルトリガユニットの取付構造を示す概
略図である。
【図9】この発明の別の実施形態であるラジコン送信機
におけるスロットルトリガユニットの取付構造を示す概
略図である。
【図10】この発明の別の実施形態であるラジコン送信
機におけるスロットルトリガユニットの取付構造を示す
概略図である。
【符号の説明】
1−ラジコン送信機 2−トリガ 10−トリガユニット 15−位置調整用ナット 16−孔 22−位置調整用螺子 25−固定用螺子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御機に対して操作部における操作量
    に応じたコントロール信号を送信するラジコン送信機に
    おいて、 上記操作部として機能するスロットルトリガを有するト
    リガユニットを備え、 上記スロットルトリガは、上記トリガユニットに設けら
    れた軸に回動自在に取り付けられており、 上記トリガユニットは、本体における取付位置がスライ
    ド可能に構成されているラジコン送信機。
  2. 【請求項2】 本体に対して上記トリガユニットをスラ
    イドさせて上記取付位置を調整する調整機構部を備えた
    請求項1に記載のラジコン送信機。
  3. 【請求項3】 上記調整機構部による上記取付位置のス
    ライドを規制する調整規制機構部を備えた請求項2に記
    載のラジコン送信機。
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