JP2001054881A - 照明装置付き電動工具 - Google Patents

照明装置付き電動工具

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JP2001054881A
JP2001054881A JP11231299A JP23129999A JP2001054881A JP 2001054881 A JP2001054881 A JP 2001054881A JP 11231299 A JP11231299 A JP 11231299A JP 23129999 A JP23129999 A JP 23129999A JP 2001054881 A JP2001054881 A JP 2001054881A
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JP
Japan
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lock
trigger
button
lighting
operator
Prior art date
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JP11231299A
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English (en)
Inventor
Michio Okumura
道男 奥村
Koichi Hagiwara
浩一 萩原
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Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動工具の照明装置を電動工具の非作動中は自
在に点灯消灯でき、作業中に点灯操作すると操作終了後
も作業終了までは点灯させる。 【解決手段】第1連携手段は、ロックオフボタン2がロ
ック位置にある間はメイントリガ32がオフ位置からオ
ン位置に変化することを禁止し、ロックオフボタンがロ
ックオフ位置にある間はメイントリガがオフ位置からオ
ン位置に変化することを許容し、メイントリガがオン位
置にある間はロックオフボタンの操作終了後もロックオ
フボタンをロックオフ位置に維持し、照明トリガ16
は、操作者による非操作中はオフ位置に復帰するように
付勢されており、操作者に操作されてオン位置に変化
し、オン位置の間は照明装置を点灯させ、第2連携手段
は、ロックオフボタン2がロック位置にある間は照明ト
リガ16の操作終了に伴って照明トリガがオン位置から
オフ位置に変化することを許容し、ロックオフボタンが
ロックオフ位置にある間は照明トリガの操作終了後も照
明トリガのオン位置を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明装置付きの電
動工具に関する。
【0002】
【従来の技術】電動工具に照明装置を追加したものが知
られている。この電動工具によると、作業環境が薄暗い
ときに作業個所を照明できるために、ワークと電動工具
の相対的位置関係を調整し易い。この種の電動工具の場
合、照明装置をオンさせるための操作がわずらわしくな
く、必要なときに点灯でき、消灯忘れを防止する機能が
求められる。電動工具に誤作動防止機構が付加されたも
のが知られている。代表的には、メイントリガの他にロ
ックオフボタンを設け、操作者がロックオフボタンを操
作してロックオフ位置に切り替えない限り、メイントリ
ガをオン位置に切り替えられないようにする。このこと
によって、操作者が意図に反して電動工具を作動させな
いようにしている。より詳しく説明すると、この種の電
動工具は、メイントリガとロックオフボタンと連携手段
を備えている。メイントリガは、操作者による非操作中
はオフ位置を維持するように付勢されており、操作者に
操作されてオン位置に変化し、オン位置の間は電動工具
を作動させる。ロックオフボタンは、操作者による非操
作中はロック位置を維持するように付勢されており、操
作者に操作されてロックオフ位置に変化する。連携手段
は、ロックオフボタンがロック位置にある間はメイント
リガがオフ位置からオン位置に変化することを禁止し、
ロックオフボタンがロックオフ位置にある間はメイント
リガがオフ位置からオン位置に変化することを許容し、
メイントリガがオン位置にある間はロックオフボタンの
操作終了後もロックオフボタンをロックオフ位置に維持
する。この誤作動防止機構を備えることによって、
「1.ロックオフボタンがロックオフ位置に切り替えら
れない限り、メイントリガはオン位置に切り替えられな
い。2.メイントリガがオン位置に切り替えられれば、
その後に操作者がロックオフボタンの操作を終了しても
ロックオフボタンはロックオフ位置を維持する。3.操
作者がメイントリガの操作を終了すると、ロックオフボ
タンはロック位置に復帰する。」という動作を得てい
る。この誤作動防止機構を利用して照明装置の点灯・消
灯を切り替える技術が知られている。この電動工具は、
ロックオフボタンがロックオフ位置にある間は照明装置
を点灯し、ロック位置にある間は消灯する。この装置
は、電動工具を用いた作業に先だってロックオフボタン
がロックオフ位置に切り替えられるのに連動して照明装
置を点灯し、作業終了時にロックオフボタンがロック位
置に復帰するのに連動して照明装置を消灯させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の照明装置付き電
動工具は、照明装置のためのスイッチを必要とせず、操
作性にも優れたものであるが、ロックオフボタンをロッ
クオフ位置に切り替えるのに連動して点灯してしまう。
そのために、例えば照明の不要な昼間にも点灯してしま
い、電力を無駄に消費する。特に、電動工具が内蔵の充
電式電池で駆動される場合には、電池電力が無用な照明
のために無駄に消費されて工具の使用可能時間が短くな
ってしまう。本発明は、点灯が必要とされる場合にのみ
点灯させられるように改良することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために、本出願の第
1の発明では、従来の誤作動防止機構付きの電動工具、
即ち、メイントリガとロックオフボタンと連携手段を備
え、メイントリガは、操作者による非操作中はオフ位置
を維持するように付勢されており、操作者に操作されて
オン位置に変化し、オン位置の間は電動工具を作動さ
せ、ロックオフボタンは、操作者による非操作中はロッ
ク位置を維持するように付勢されており、操作者に操作
されてロックオフ位置に変化し、連携手段(これを第1
の連携手段という)は、ロックオフボタンがロック位置
にある間はメイントリガがオフ位置からオン位置に変化
することを禁止し、ロックオフボタンがロックオフ位置
にある間はメイントリガがオフ位置からオン位置に変化
することを許容し、メイントリガがオン位置にある間は
ロックオフボタンの操作終了後もロックオフボタンをロ
ックオフ位置に維持する構成を有する、前記した従来の
誤作動防止機構付きの電動工具に、照明トリガと第2の
連携手段を付加した。ここで、照明トリガは、操作者に
よる非操作中はオフ位置を維持するように付勢されてお
り、操作者に操作されてオン位置に変化し、オン位置の
間は照明装置を点灯させ、第2連携手段は、ロックオフ
ボタンがロック位置にある間は照明トリガの操作終了に
伴って照明トリガがオン位置からオフ位置に変化するこ
とを許容し、ロックオフボタンがロックオフ位置にある
間は照明トリガの操作終了後も照明トリガをオン位置に
維持する。この構成を備えていると、「1.ロックオフ
ボタンがロック位置にある間は照明トリガの操作で点灯
と消灯が切り替えられ、2.照明トリガを操作せずにロ
ックオフボタンを操作しただけでは点灯せず、3.ロッ
クオフボタンがロックオフ位置にあるときに照明トリガ
を操作すると照明トリガの操作終了後も点灯状態が維持
され、4.ロックオフボタンがロック位置に復帰したと
きに消灯する」動作が得られ、無駄な電力消費が押さえ
られ、必要なときに点灯でき、電動工具の作動中に点灯
状態を維持することができ、消灯忘れが防止される。
【0005】本出願の第2の発明では、前記した従来の誤作
動防止機構付きの電動工具に、照明トリガと第2の連携
手段を付加した。ここで、照明トリガは、操作者による
非操作中はオフ位置を維持するように付勢されており、
操作者に操作されてオン位置に変化し、オン位置の間は
照明装置を点灯させ、第2連携手段は、メイントリガが
オフ位置にある間は照明トリガの操作終了に伴って照明
トリガがオン位置からオフ位置に変化することを許容
し、メイントリガがオン位置にある間は照明トリガの操
作終了後も照明トリガをオン位置に維持する。この構成
を備えていると、「1.メイントリガがオフ位置にある
間は照明トリガの操作で点灯と消灯が切り替えられ、
2.照明トリガを操作せずにメイントリガを操作しただ
けでは点灯せず、3.メイントリガがオン位置にあると
きに照明トリガを操作すると照明トリガの操作終了後も
点灯状態が維持され、4.メイントリガがオフ位置に復
帰したときに消灯する」動作が得られ、無駄な電力消費
が押さえられ、必要なときに点灯でき、電動工具の作動
中に点灯状態を維持することができ、消灯忘れが防止さ
れる。
【0006】本出願の第3の発明では、前記した従来の誤作
動防止機構付きの電動工具に、照明トリガを付加した。
ここで、照明トリガは、操作者による非操作中はオフ位
置を維持するように付勢されており、操作者に操作され
てオン位置に変化し、オン位置の間は照明装置を点灯さ
せる。また、ロックオフボタンと照明トリガは、操作者
の一本の指で同時操作可能な位置に配置されていること
を特徴とするこの照明装置付電動工具によると、点灯し
ながらの位置合わせ作業と、消灯状態で行う位置合わせ
作業が、一本の指で選択でき、操作性が良好である。
【0007】
【実施の形態】以下に本発明の実施の形態の一例を図面
を参照して説明する。図1は請求項1と3に記載された
発明を具体化した照明装置付き電動工具の、メイントリ
ガとロックオフボタンと照明トリガと第1連携手段と第
2連携手段の要部の配置関係を模式的に表わしている。
なお、図1は模式図であり、正確な構造は図2以降に開
示されている。
【0008】図1において、32はメイントリガ、2はロッ
クオフボタン、16は照明トリガを示している。メイン
トリガ32は支持部40を支点として揺動可能であり、
図1はオン位置を示し、矢印62方向に揺動することで
オフ位置に切り替えられる。ロックオフボタン2は矢印
56,58に示されるように上下動可動である。図1の
実線はロックオフ位置を示し、矢印58に示されるよう
に上動するとロック位置に切り替わる。このロック位置
が1点鎖線で示されている。照明トリガ16も矢印5
2,54に示されるように上下動可動である。図1はオ
ン位置を示し、矢印54に示されるように上動すること
でオフ位置に切り替わる。
【0009】メイントリガ32には貫通孔42が設けられて
いる。ロックオフボタン2には突起部8が設けられてい
る。突起部8は貫通孔42に挿入可能となっている。ロ
ックオフボタン2が図1の実線に示すロックオフ位置よ
りも上動していると、突起部8が邪魔してメイントリガ
32はオン位置になれない。ロックオフボタン2が操作
されて押下げられて図1の実線で示すロックオフ位置と
なると、貫通孔42が突起部8に対応位置するために、
メイントリガ32は図1に示すオン位置に揺動できる。
メイントリガ32がオン位置にある間、突起部8が貫通
孔42に挿入されており、ロックオフボタン2は上動す
ることが禁じられ、操作者がロックオフボタン2の押下
操作を終了してもロックオフ位置を維持する。突起部8
と貫通孔42で第1連携手段が構成され、この第1連携
手段で、ロックオフボタン2がロック位置にある間はメ
イントリガ32がオフ位置からオン位置に変化すること
を禁止し、ロックオフボタン2がロックオフ位置にある
間はメイントリガ32がオフ位置からオン位置に変化す
ることを許容し、メイントリガ32がオン位置にある間
はロックオフボタン2の操作終了後もロックオフボタン
2をロックオフ位置に維持する関係が実現されている。
メイントリガ32がオフ位置に復帰すると、ロックオフ
ボタン2はバネ4で押し上げられてロック位置に復帰す
る。
【0010】照明トリガ16にはガイド用長孔17が設けら
れており、その長孔17には丸棒22が挿通されてお
り、矢印52,54に示されるように上下動可能となっ
ている。照明トリガ16が下動したときに、突出部26
が電気接点を閉じて照明装置を点灯させる。照明トリガ
16は下動したときにオン位置となり、上動したときに
オフ位置となる。図1は部材の役割を模式的に示すもの
であって、相対的位置関係が正確に図示されていないこ
とに留意されたい。正確な位置関係は図2以降に示され
る。照明トリガ16の側面には一対のバネ支え46,4
7が突出し、そこに、バネ鋼板が折り曲げられたバネ4
4が取り付けられている。バネ44は照明トリガ16と
一体になって上下動する。照明トリガ16が操作されて
押下げられるとバネ44が丸棒22に当接し、さらに押
下げられると、バネ44の下端に形成されている湾曲部
24が丸棒22の外周に倣う。このとき、バネ44の下
端は紙面右奥側に変位し(即ち、バネ44がロックオフ
ボタン2側に撓む)、バネ44の下端に設けられている
係合突片50がロックオフボタン2に設けられている段
部48の下方に入り込む。バネ44が丸棒22に当接し
ない間は、係合突片50は図1よりも紙面左前側にあっ
て段部48の下方に入り込まない。
【0011】バネ44の湾曲部24が丸棒22の外周に倣っ
て密着して係合突片50がロックオフボタン2の段部4
8の下方に入り込む高さは、ロックオフボタン2が実線
に示されるロックオフ位置にあるときの高さである。ロ
ックオフボタン2が一点鎖線で示されるロック位置にあ
るときの段部48は、ロックオフボタン2側に係合突片
50が押し出されるときの高さよりも、照明トリガ16
の上下動ストローク分だけ高い。
【0012】このために、ロックオフボタン2が上動してい
る間(ロック位置にある間)は、照明トリガ16が自由
に上下動でき、操作者が照明トリガ16を押下操作して
いる間は照明トリガ16がオン位置にあり、操作を終了
すればバネ18でオフ位置に戻される。ロックオフボタ
ン2が下動したロックオフ位置にある間に操作者が照明
トリガ16を押下操作すると、係合突片50がロックオ
フボタン2の段部48の下面に入り込み、操作者が照明
トリガ16の押下操作を終了しても、照明トリガ16は
下動したオン位置に維持される。ロックオフボタン2が
上動すると、それに伴って照明トリガ16も上動してオ
フ位置に復帰する。
【0013】ロックオフボタン2の段部48と照明トリガ1
6のバネ44の係合突片50で第2の連携手段が形成さ
れ、この第2の連携手段によって、ロックオフボタン2
がロック位置にある間は照明トリガ16の操作終了に伴
って照明トリガ16がオン位置からオフ位置に変化する
ことを許容し、ロックオフボタン2がロックオフ位置に
ある間は照明トリガ16の操作終了後も照明トリガ16
をオン位置に維持する関係が実現されている。
【0014】図2〜6は電動工具の一種であるマルノコに、
請求項1に記載の技術を適用した実施の形態の一例を示
しており、図2から図6にかけて種々の状態を示してい
る。
【0015】図2はメイントリガ32がオフ位置、ロックオ
フボタン2がロック位置、照明トリガ16がオフ位置に
ある状態を図示している。メイントリガ32は支持部4
0の回りに揺動可能にボディ10に支持されている。図
中34はモータ電源用のスイッチ装置であり、突起38
が突出している間は図示されていない電動工具駆動モー
タと図示されていない充電式電池の電気的接続を断ち、
電動工具を作動させない。突起38がスイッチ装置34
側に押込まれると、スイッチ装置34が電動工具駆動モ
ータと充電式電池を電気的に接続して電動工具を作動さ
せる。突起38はスイッチ装置34に内蔵されているバ
ネで突出側に付勢されている。メイントリガ32には、
突起38に当接するリブ36が形成されており、前記し
たスイッチ装置34に内蔵されているバネがメイントリ
ガ32を時計回転方向62に付勢している。メイントリ
ガ32がボディ10に形成されているストッパ10bに
当接してそれ以上の時計回転方向62への回転が規制さ
れる。図2はその状態を示し、突起38は突出し、電動
工具駆動用モータはオフされ、メイントリガ32はスト
ッパ10bに当接している。この状態がメイントリガ3
2のオフ位置である。後述するロックオフボタン2がロ
ックオフ位置にあれば、操作者がメイントリガ32に指
をかけて引くと、スイッチ装置34に内蔵されているバ
ネの力に抗してメイントリガ32が反時計回転方向60
に揺動し、突起38が押込まれ、電動工具駆動用モータ
がオンされる。以上の構成によって、メイントリガ32
は、操作者による非操作中はオフ位置を維持するように
付勢されており、操作者に操作されてオン位置に変化
し、オン位置の間は電動工具を作動させる。
【0016】ロックオフボタン2はボディ10に対して上下
動自在となっており、バネ4によって上方に付勢され、
ロックオフボタン2の係止部14がボディ10のストッ
パ9に当接することでそれ以上の上動が規制されてい
る。ロックオフボタン2の側方に突起部8が形成されて
いる。
【0017】図1を参照したときに説明したように、ロック
オフボタン2が上動していると、突起部8がメイントリ
ガ32と干渉してメイントリガ32がオン位置となるま
で揺動することを禁止する。このことによって、操作者
が誤ってメイントリガ32を操作しても電動工具は作動
せず、ロックオフボタン2を操作してからメイントリガ
32を操作しない限り電動工具が作動しないようにして
いる。ロックオフボタン2が操作者に操作されて押下げ
られると、メイントリガ32の貫通孔42が突起部8に
対応する位置となり、メイントリガ32が反時計方向6
0に揺動して突起38をスイッチ装置34に押込むこと
を許容する。メイントリガ32がオン位置にまで揺動す
ると、突起部8が貫通孔42に嵌り込み、操作者がロッ
クオフボタン2の操作を終了しても、ロックオフボタン
2はオン位置に維持される。この状態が図4に示されて
いる。明らかに、ロックオフボタン2が上動している間
はロック位置にあり、下動している間はロックオフ位置
にある。ロックオフボタン2は、操作者による非操作中
はバネ4によってロック位置を維持するように付勢され
ており、操作者に操作されてロックオフ位置に変化す
る。また、突起部8と貫通孔42が連携手段を構成し、
この連携手段は、ロックオフボタン2がロック位置にあ
る間はメイントリガ32がオフ位置からオン位置に変化
することを禁止し、ロックオフボタン2がロックオフ位
置にある間はメイントリガ32がオフ位置からオン位置
に変化することを許容し、メイントリガ32がオン位置
にある間はロックオフボタン2の操作終了後もロックオ
フボタン2をロックオフ位置に維持する。
【0018】照明トリガ16はボディ10に対して上下動自
在に組み付けられている。図示20は照明用のスイッチ
装置を示し、突起28がスイッチ装置20から突出して
いる間は照明装置が点灯せず、突起28がスイッチ装置
20側に押込まれている間は照明装置が点灯する。突起
28はスイッチ装置20に内蔵されているバネで突出側
に付勢されている。照明トリガ16の下端には突出部2
6が設けられており、照明トリガ16が下動したオン位
置にあると突出部26が突起28を押込んで照明装置を
点灯させる。これが図3に示されている。照明トリガ1
6が上動している間は突起28が突出して照明装置は消
灯している。これが図2に示される。明らかに、照明ト
リガ16が上動している間は照明装置を消灯させるオフ
位置にあり、下動している間は照明装置を点灯させるオ
ン位置にある。照明トリガ16は、操作者による非操作
中はバネ18によってオフ位置を維持するように付勢さ
れており、操作者に操作されてオン位置に変化し、オン
位置にある間は照明装置を点灯させる。
【0019】図1を参照して説明したように、照明トリガ1
6にはガイド用長孔17が設けられており、その長孔1
7には丸棒22が挿通されている。丸棒22の両端部は
ボディ10に固定されている。照明トリガ16の側面に
は一対のバネ支え46,47が突出し、そこに、バネ鋼
板が折り曲げられたバネ44が取り付けられている。バ
ネ44は照明トリガ16と一体になって上下動する。照
明トリガ16が操作されて押下げられるとバネ44が丸
棒22に当接し、さらに押下げられると、バネ44の下
端に形成されている湾曲部24が丸棒22の外周に倣
う。このとき、バネ44の下端は紙面右側に変位し、バ
ネ44の下端に設けられている係合突片50がロックオ
フボタン2に設けられている段部48の下方に入り込
む。この状態が図3と図5に示されている。バネ44が
自然形状のとき、係合突片50は段部48の下方に入り
込まない。この状態が、図2、4に示されている。
【0020】バネ44の湾曲部24が丸棒22の外周に倣っ
て密着して係合突片50がロックオフボタン2の段部4
8の下方に入り込む高さは、図5に示すように、ロック
オフボタン2がロックオフ位置にあるときの段部48の
高さである。図3に示すように、ロックオフボタン2が
ロック位置にあるときの段部48は、ロックオフボタン
2側に押し出された係合突片50の高さよりも、照明ト
リガ16の上下動ストローク分だけ高い。
【0021】このために、ロックオフボタン2が上動してい
る間は、照明トリガ16が自由に上下動でき、操作者が
照明トリガ16を押下操作している間は照明トリガ16
がオン位置にあって突起28が押込まれて照明装置が点
灯し(図3がそれを示す)、押下操作を終了すればバネ
18でオフ位置(消灯状態)に戻され、突起28が突出
して照明装置が消灯する(図2がそれを示す)。ロック
オフボタン2がロックオフ位置にある間に操作者が照明
トリガ16を押下操作すると、係合突片50がロックオ
フボタン2の段部48の下面に入り込み(図5がそれを
示す)、操作者が照明トリガ16の押下操作を終了して
も、照明トリガ16は下動したオン位置に維持され、突
起28は押込まれつづけて照明装置は点灯を続ける。ロ
ックオフボタン2が上動すると、それに伴って照明トリ
ガ16も上動してオフ位置に復帰し、照明装置は消灯す
る。
【0022】ロックオフボタン2の段部48と照明トリガ1
6のバネ44の係合突片50で第2の連携手段が形成さ
れ、この第2の連携手段によって、ロックオフボタン2
がロック位置にある間は照明トリガ16の操作終了に伴
って照明トリガ16がオン位置からオフ位置に変化する
ことを許容し、ロックオフボタン2がロックオフ位置に
ある間は照明トリガ16の操作終了後も照明トリガ16
のオン位置を維持する関係が実現されている。
【0023】図2は電動工具が使用されていない状態を示
す。これに対し、図3はメイントリガ32がオフ位置、
ロックオフボタン2がロック位置、照明トリガ16がオ
ン位置(点灯状態)を示している。すなわち操作者が図
2の状態から照明トリガ16のみを押下げ動作した状態
を示している。
【0024】図3ではロックオフボタン2が上動しているの
で、突起部8がメイントリガ32と干渉してメイントリ
ガ32がオン位置まで揺動することを禁止している。よ
って、操作者が誤ってメイントリガ32を操作しても電
動工具は作動せず、ロックオフボタン2を押下操作して
からメイントリガ32を操作しない限り電動工具が作動
しない状態である。
【0025】図3では照明トリガ16が操作者によって押下
げ操作されて下動している。この状態では照明トリガ1
6がオン位置にあるので、突出部26が突起28を押込
んで照明装置は点灯している。
【0026】この状態で操作者が照明トリガ16の押下操作
を終了すると、ロックオフボタン2の段部48は上方に
離れているので、照明トリガ16はバネ18によって上
動してオフ位置に復帰し、照明装置は消灯する。以上の
ことから理解されるように、ロックオフボタン2が上動
したオフ位置にある間は、操作者が照明トリガ16を使
って照明装置を自在に点灯消灯させることができる。
【0027】図4は、ロックオフボタン2がロックオフ位置
に切り替えられ、メイントリガ32がオン位置に切り替
えられ、一方、照明トリガ16は押下操作されていない
状態を示している。
【0028】図4の状態から明らかに、操作者がロックオフ
ボタン2とメイントリガ32を操作しても、照明トリガ
16を操作しない限り、照明装置は点灯せず、点灯させ
ないで電動工具を作動させることができる。また、図4
の状態から操作者が照明トリガ16を押下操作すること
が可能であり、このことによって、点灯させないで電動
工具作業を開始した後、作業の途中で照明装置を点灯で
きるようにしている。電動工具を用いた作業中に、照明
トリガ16を押下操作すると、図5に示される状態とな
り、係合突片50が段部48によって上から押さえら
れ、照明トリガ16の押下操作を終了しても照明トリガ
16はオン位置に維持され、作業中は照明装置が点灯を
続ける。この状態は、ロックオフボタン2がロック位置
に復帰するまで持続し、ロックオフボタン2がロック位
置に復帰したときに照明装置は消灯する。
【0029】図5は、メイントリガ32がオン位置、ロック
オフボタン2がロックオフ位置、照明トリガ16がオン
位置を示している。この状態は、ロックオフボタン2と
照明トリガ16を操作者が一本の指で同時に押下操作し
ている間に、メイントリガ32を操作したとき得られ
る。一旦この状態が得られたら、その後にロックオフボ
タン2と照明トリガ16の押下操作を終了してもこの状
態が持続される。あるいは前述したように、一旦は図4
の状態とし、その後に照明トリガ16を押下操作しても
図5の状態が得られる。照明トリガ16とロックオフボ
タン2はボディ10において作業者が一本の指で同時操
作可能な位置に近接して配置されており、一本の指を使
い分けることで、図4の状態と図5の状態を選択するこ
とができる。
【0030】次に請求項2と3の発明の実施の形態の一例を
図面を参照して説明する。図6〜10は電動工具の一種
であるマルノコに、請求項2と3に記載の発明を適用し
た実施の形態の一例を示しており、図6及び図8から図
10にかけて種々の状態を示している。
【0031】図6はメイントリガ132がオフ位置、ロック
オフボタン102がロック位置、照明トリガ116がオ
フ位置にある状態を図示している。メイントリガ132
は、先に説明した実施の形態とほぼ同じ構造であり、支
持部140の回りに揺動可能にボディ110に支持され
ている。図中134はモータ電源用のスイッチ装置であ
り、突起138が突出している間は図示されていない電
動工具駆動モータと図示されていない充電式電池の電気
的接続を断ち、電動工具を作動させない。突起138が
スイッチ装置134側に押込まれると、スイッチ装置1
34が電動工具駆動モータと充電式電池を電気的に接続
して電動工具を作動させる。突起138はスイッチ装置
134に内蔵されているバネで突出側に付勢されてい
る。メイントリガ132には、突起138に当接するリ
ブ136が形成されており、前記したスイッチ装置13
4に内蔵されているバネがメイントリガ132を時計回
転方向162に付勢している。メイントリガ132がボ
ディ110に形成されているストッパ110bに当接し
てそれ以上の時計回転方向162の回転が規制される。
図6はその状態を示し、突起138は突出し、モータは
オフされ、メイントリガ132はストッパ110bに当
接している。後述するロックオフボタン102がロック
オフ位置にあれば、操作者がメイントリガ132に指を
かけて引くことによって、スイッチ装置134に内蔵さ
れているバネの力に抗してメイントリガ132は反時計
回転方向160に揺動し、突起138が押込まれ、モー
タがオンされる。以上の構成によって、メイントリガ1
32は、操作者による非操作中はオフ位置を維持するよ
うに付勢されており、操作者に操作されてオン位置に変
化し、オン位置の間は電動工具を作動させる。
【0032】ロックオフボタン102も、先に説明したもの
とほぼ同様の構造を有しており、ボディ110に対して
上下動自在となっており、バネ104によって上方に付
勢され、ロックオフボタン102の係止部114がボデ
ィ110のストッパ109に当接することでそれ以上の
上動が規制されている。ロックオフボタン102の側方
に突起部108が形成されている。
【0033】ロックオフボタン102が上動していると、突
起108がメイントリガ132と干渉してメイントリガ
132がオン位置まで揺動することを禁止する。このこ
とによって、操作者が誤ってメイントリガ132を操作
しても電動工具は作動せず、ロックオフボタン102を
押下操作してからメイントリガ132を操作しない限り
電動工具が作動しないようにしている。ロックオフボタ
ン102が操作者に操作されて押下げられると、メイン
トリガ132の貫通孔142が突起部108に対応する
位置となり、メイントリガ132が反時計方向160に
揺動して突起138をスイッチ装置134に押込むこと
ができる。メイントリガ132がオン位置にまで揺動す
ると、突起部108が貫通孔142にはまり込み、操作
者がロックオフボタン102の押下操作を終了しても、
ロックオフボタン102はロックオフ位置に維持され
る。この状態が図9、図10に示されている。ロックオ
フボタン102が上動している間はロック位置にあり、
下動している間はロックオフ位置にある。ロックオフボ
タン102は、操作者による非操作中はバネ104によ
っロック位置を維持するように付勢されており、操作者
に操作されてロックオフ位置に変化する。また、突起部
108と貫通孔142が連携手段を構成し、この連携手
段は、ロックオフボタン102がロック位置にある間は
メイントリガ132がオフ位置からオン位置に変化する
ことを禁止し、ロックオフボタン102がロックオフ位
置にある間はメイントリガ132がオフ位置からオン位
置に変化することを許容し、メイントリガ132がオン
位置にある間はロックオフボタン102の操作終了後も
ロックオフボタン102をロックオフ位置に維持する。
【0034】照明トリガ116はボディ110に対して上下
動自在に組み付けられている。図示120は照明用のス
イッチ装置を示し、突起128がスイッチ装置120か
ら突出している間は照明装置が点灯せず、突起128が
スイッチ装置120側に押込まれている間は照明装置が
点灯する。突起128はスイッチ装置120に内蔵され
ているバネ118で突出側に付勢されている。照明トリ
ガ116の下方には凸部126と凹部124とが設けら
れており、照明トリガ116がオン位置にあると凸部1
26が突起128を押込んで照明装置を点灯させる。こ
れが図8に示されている。照明トリガ116が上動して
いる間は照明トリガ116の凹部124が突起128に
対応する位置にあり、突起128が突出して照明装置は
消灯している。これが図6に示されている。照明トリガ
116が上動している間は照明装置を消灯させるオフ位
置にあり、下動している間は照明装置を点灯させるオン
位置にある。照明トリガ116は、操作者による非操作
中はバネ118によってオフ位置を維持するように付勢
されており、操作者に押下操作されてオン位置に変化
し、オン位置にある間は照明装置を点灯させる。後述の
ように、メイントリガ132がオフ位置にある間はロッ
クオフボタン102が上動していようが下動していよう
が、照明トリガ116が自在に上下動でき、操作者が照
明トリガ116を押下操作している間は照明トリガ11
6がオン位置にあって突起128が押込まれて照明装置
が点灯し、操作を終了すればバネ118でオフ位置に戻
され、突起128が突出して照明装置が消灯する。
【0035】この実施の形態では、一旦、メイントリガ13
2と照明トリガ116がともにオン位置となると、その
後に照明トリガ116の押下操作を終了しても、メイン
トリガ132がオン位置の間は照明トリガ116をオン
位置に維持する連携手段が組み込まれている。その構造
を模式的に示す図7を参照して説明する。図7に示すよ
うに、照明トリガ116は矢印152、154に示すよ
うに上下動可能であり、その中間位置には切込み130
が形成され、切込み130の下端に係合面130Aが形
成されている。一方、照明トリガ116と直交するよう
にストッパバー144が組みつけられている。ストッパ
バー144には、後端部148と先端部150との間に
長孔149が設けられている。長孔149を照明トリガ
116は貫通している。長孔149は十分に長く、照明
トリガ116が貫通した状態で、矢印164、166に
示すようにストッパバー144は左右動可能である。ス
トッパバー144はバネ146によって図示右方に付勢
されいる。照明トリガ116が下動して切込み130が
ストッパバー144に対応位置し、ストッパバー144
がバネ146で右進したとき、照明トリガ116の係合
面130Aの上方にストッパバー144の下面144Aが
当接して、照明トリガ116はオン位置に維持される。
【0036】図6の状態では、ストッパバー144の先端部
150が、バネ146の弾性力によって、前記メイント
リガ132に押し付けられている。スイッチ装置134
に内蔵されているバネの力がバネ146の力よりも強
く、図6の状態が維持される。即ち、バネ146がスト
ッパバー144を介して矢印164方向にメイントリガ
132を押す力よりも、突起138がメイントリガ13
2を矢印162方向に押す力の方が強いので、メイント
リガ132はストッパ110bに押し付けられ、この状
態でロックオフボタン102が矢印156方向に押し込
まれたとしても、その操作に加えて操作者がメイントリ
ガ132を矢印160方向に押し込まない限り、メイン
トリガ132が突起138を押し込んでメイントリガ1
32がオン位置になることはない。
【0037】図6の状態の状態では、操作者が押下操作する
ことで照明トリガ116を下動させることが可能で、押
下後の状態が図8に示されている。すなわち、この電動
工具ではメイントリガ132を操作することなく点灯操
作だけをすることができる。
【0038】図8はメイントリガ132がオフ位置、ロック
オフボタン102がロック位置、照明トリガ116が操
作者に押下操作されてオン位置にある状態を示してい
る。即ち、操作者が図6の状態から、照明トリガ116
のみを押下操作した状態を示している。
【0039】図8ではロックオフボタン102が上動してい
るのでロック位置にあり、突起108がメイントリガ1
32と干渉してメイントリガ132がオン位置まで揺動
することを禁止している。
【0040】照明トリガ116は操作者によって押下げられ
ており、凸部126が突起128を押込んで照明装置は
点灯している。なお、図6に示した、照明トリガ116
が上動している状態では、突起128が凹部124内に
突出して照明装置は消灯している。
【0041】照明トリガ116の切込み130とストッパバ
ー144とで第2の連携手段が形成されている。図8に
示すように、照明トリガ116が押下操作されると切込
み130がストッパバー144の存在高さに下降する
が、ストッパバー144の先端部150がメイントリガ
132に当接して図示右方に移動することが禁止される
ので、切込み130内にストッパバー144が入り込め
ず、操作者が照明トリガ116の押下操作を終了する
と、照明トリガ116はバネ118でオフ位置に戻さ
れ、図6の状態に戻って照明装置は消灯する。
【0042】このオンの連携手段は、メイントリガ132が
オフ位置にある間は、照明トリガ116の自在な操作を
許容し、照明トリガ116の操作終了に伴って照明トリ
ガ116がオン位置からオフ位置に変化することを許容
する。この関係は、ロックオフボタン102がロック位
置であろうがロックオフ位置であろうがそれと無関係
に、メイントリガ132がオフ位置にある間維持され
る。
【0043】これに対して、図9はメイントリガ132がオ
ン位置、ロックオフボタン102がロックオフ位置、照
明トリガ116がオフ位置にある状態を示している。即
ち、図6の状態から、操作者が照明トリガ116につい
ては操作せず、ロックオフボタン102のみを押下げて
メイントリガ132をオン位置に操作した場合を示して
いる。この場合、照明装置は点灯しない。即ち、点灯さ
せないで電動工具を作動させることができる。
【0044】この場合、メイントリガ132が時計回転方向
162に揺動するものの、ストッパバー144の後端部
148が照明トリガ116の切込み130以外の側面に
当接して図示右方向に移動することを禁止する。このた
めに、切込み130とストッパバー144が係合せず、
照明トリガ116の下動が禁止されない。そこで操作者
は電動工具を作動させ始めた後に、照明トリガ132を
押下げて照明装置を点灯させることができる。すなわち
作業者は点灯させないで電動工具を用いて作業を始めた
後、照明が必要になれば、その時点で点灯させることが
できる。この状態が図10に示されている。
【0045】図10はメイントリガ132がオン位置、ロッ
クオフボタン102がロックオフ位置、照明トリガ11
6がオン位置を示している。この状態は、図6の状態か
ら操作者がロックオフボタン102と照明トリガ116
の両者を押下げ動作してメイントリガ132を操作した
とき、あるいは、図6の状態からロックオフボタン10
2のみを押下操作してメイントリガ132を操作して図
9の状態を実現し、ついで、照明トリガ116を押下げ
動作したときに実現される。この状態は、メイントリガ
132を操作している間維持され、メイントリガ132
の操作を終了したときに図6の状態に戻る。
【0046】この状態では、照明トリガ116に設けられた
切込み130がストッパバー144の存在高さにまで下
降し、かつメイントリガ132が反時計回転方向160
に揺動しているので、バネ146によってストッパバー
144が図示右方向に移動し、切込み130の内にスト
ッパバー144の後端部148が入り込む。この結果、
図7で模式的に示した切込み130の係合面130Aが
ストッパバー144の後端部148の下面144Aによ
って押さえつけられることになり、こうなると、操作者
が照明トリガ116の押下操作を終了しても、照明トリ
ガ116は下動したオン位置に維持され、照明装置は点
灯を続ける。この状態はメイントリガ132の操作が終
了するまで持続される。メイントリガ132の操作が終
了してメイントリガ132が時計方向162に揺動する
と、スットパバー144の先端がメイントリガ132に
よって左方に押され、後端部148が切込み130から
押し出される。この結果、照明トリガ116の上動が許
容され、バネ118によって照明トリガ116は上動し
てオフ位置に戻り、照明装置が消灯する。切込み130
とストッパバー144で構成されている連携手段は、メ
イントリガ132がオン位置にある間は照明トリガ11
6の操作終了後も照明トリガ116のオン位置を維持
し、メイントリガ132の操作終了に伴ってオフ位置に
復帰させる関係を実現する。以上に本発明の実施の形態
を二つ例示したが、本発明の技術的範囲はこの形態に限
定されるもので無く、請求項に記載の範囲内でさまざま
に変形されるものにも及ぶものである。
【0047】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0048】請求項1または2の電動工具によると、無駄な
電力消費が押さえられ、必要なときに自由に点灯でき、
電動工具の作業中に点灯操作を続ける必要が無く、しか
も消灯忘れが防止される。
【0049】請求項3の電動工具によると、点灯させての作
業と、点灯させないでの作業が一本の指で自在に切り替
えられ、良好な操作性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の電動工具の要部の配置関係を表わし
た模式図。
【図2】請求項1を具現化した電動工具の、メイントリ
ガがオフ位置、ロックオフボタンがロック位置、照明ト
リガがオフ位置にある状態を示す図。
【図3】図2の電動工具の、メイントリガがオフ位置、
ロックオフボタンがロック位置、照明トリガがオン位置
にある状態を示す図。
【図4】図2の電動工具の、メイントリガがオン位置、
ロックオフボタンがロックオフ位置、照明トリガがオフ
位置にある状態を示す図。
【図5】図2の電動工具の、メイントリガがオン位置、
ロックオフボタンがロックオフ位置、照明トリガがオン
位置にある状態を示す図。
【図6】請求項2を具現化した電動工具の、メイントリ
ガがオフ位置、ロックオフボタンがロック位置、照明ト
リガがオフ位置にある状態を示す図。
【図7】請求項2を具現化した電動工具の要部の配置関
係を表わした模式図。
【図8】図6の電動工具の、メイントリガがオフ位置、
ロックオフボタンがロック位置、照明トリガがオン位置
にある状態を示す図。
【図9】図6の電動工具の、メイントリガがオン位置、
ロックオフボタンがロックオフ位置、照明トリガがオフ
位置にある状態を示す図。
【図10】図6の電動工具の、メイントリガがオン位
置、ロックオフボタンがロックオフ位置、照明トリガが
オン位置にある状態を示す図。
【符号の説明】
2 ロックオフボタン 4 バネ 8 突起部 9 ストッパ 10 ボディ 10b ストッパ 14 係止部 16 照明トリガ 17 ガイド用長孔 18 バネ 20 スイッチ装置 22 丸棒 24 湾曲部 26 突出部 28 突起 32 メイントリガ 34 スイッチ装置 36 リブ 38 突起 40 支持部 42 貫通孔 44 バネ 46 バネ支え 47 バネ支え 48 段部 50 係合突片 111 ストッパ 113 ストッパ 122 係止部 124 凹部 126 凸部 130 切込み 130A 係合面 144 ストッパバー 146 バネ 148 後端部 149 長孔 150 先端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイントリガとロックオフボタンと第1
    連携手段と照明トリガと第2連携手段を備えた照明装置
    付き電動工具であり、 メイントリガは、操作者による非操作中はオフ位置を維
    持するように付勢されており、操作者に操作されてオン
    位置に変化し、オン位置の間は電動工具を作動させ、 ロックオフボタンは、操作者による非操作中はロック位
    置を維持するように付勢されており、操作者に操作され
    てロックオフ位置に変化し、 第1連携手段は、ロックオフボタンがロック位置にある
    間はメイントリガがオフ位置からオン位置に変化するこ
    とを禁止し、ロックオフボタンがロックオフ位置にある
    間はメイントリガがオフ位置からオン位置に変化するこ
    とを許容し、メイントリガがオン位置にある間はロック
    オフボタンの操作終了後もロックオフボタンをロックオ
    フ位置に維持し、 照明トリガは、操作者による非操作中はオフ位置を維持
    するように付勢されており、操作者に操作されてオン位
    置に変化し、オン位置の間は照明装置を点灯させ、 第2連携手段は、ロックオフボタンがロック位置にある
    間は照明トリガの操作終了に伴って照明トリガがオン位
    置からオフ位置に変化することを許容し、ロックオフボ
    タンがロックオフ位置にある間は照明トリガの操作終了
    後も照明トリガをオン位置に維持することを特徴とする
    照明装置付き電動工具。
  2. 【請求項2】 メイントリガとロックオフボタンと第1
    連携手段と照明トリガと第2連携手段を備えた照明装置
    付き電動工具であり、 メイントリガは、操作者による非操作中はオフ位置を維
    持するように付勢されており、操作者に操作されてオン
    位置に変化し、オン位置の間は電動工具を作動させ、 ロックオフボタンは、操作者による非操作中はロック位
    置を維持するように付勢されており、操作者に操作され
    てロックオフ位置に変化し、 第1連携手段は、ロックオフボタンがロック位置にある
    間はメイントリガがオフ位置からオン位置に変化するこ
    とを禁止し、ロックオフボタンがロックオフ位置にある
    間はメイントリガがオフ位置からオン位置に変化するこ
    とを許容し、メイントリガがオン位置にある間はロック
    オフボタンの操作終了後もロックオフボタンをロックオ
    フ位置に維持し、 照明トリガは、操作者による非操作中はオフ位置を維持
    するように付勢されており、操作者に操作されてオン位
    置に変化し、オン位置の間は照明装置を点灯させ、 第2連携手段は、メイントリガがオフ位置にある間は照
    明トリガの操作終了に伴って照明トリガがオン位置から
    オフ位置に変化することを許容し、メイントリガがオン
    位置にある間は照明トリガの操作終了後も照明トリガを
    オン位置に維持することを特徴とする照明装置付き電動
    工具。
  3. 【請求項3】 メイントリガとロックオフボタンと第1
    連携手段と照明トリガを備えた照明装置付き電動工具で
    あり、 メイントリガは、操作者による非操作中はオフ位置を維
    持するように付勢されており、操作者に操作されてオン
    位置に変化し、オン位置の間は電動工具を作動させ、 ロックオフボタンは、操作者による非操作中はロック位
    置を維持するように付勢されており、操作者に操作され
    てロックオフ位置に変化し、 第1連携手段は、ロックオフボタンがロック位置にある
    間はメイントリガがオフ位置からオン位置に変化するこ
    とを禁止し、ロックオフボタンがロックオフ位置にある
    間はメイントリガがオフ位置からオン位置に変化するこ
    とを許容し、メイントリガがオン位置にある間はロック
    オフボタンの操作終了後もロックオフボタンをロックオ
    フ位置に維持し、 照明トリガは、操作者による非操作中はオフ位置を維持
    するように付勢されており、操作者に操作されてオン位
    置に変化し、オン位置の間は照明装置を点灯させ、 ロックオフボタンと照明トリガが操作者の一本の指で同
    時操作可能な位置に配置されていることを特徴とする照
    明装置付き電動工具。
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