JP2001047625A - 画像記録ヘッドおよび画像形成装置 - Google Patents

画像記録ヘッドおよび画像形成装置

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JP2001047625A
JP2001047625A JP22204299A JP22204299A JP2001047625A JP 2001047625 A JP2001047625 A JP 2001047625A JP 22204299 A JP22204299 A JP 22204299A JP 22204299 A JP22204299 A JP 22204299A JP 2001047625 A JP2001047625 A JP 2001047625A
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ink
image
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JP22204299A
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Ryoichi Yamamoto
亮一 山本
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像信号に基づいてインク吐出量を変化させ
つつインクを画像受容体に移送することにより画像を形
成する場合に、素子の経時的特性変化や温度変化などに
よるインク吐出量の変動を防ぎ、インク吐出量も十分に
増大させて高画質の画像を安定して得られるようにす
る。 【解決手段】 インク流路に設けた逆止弁と、この逆止
弁の近傍に設けたキャビティ部と、キャビティ部の容積
を変化させる可動部材と、この可動部材を画像信号に基
づいて駆動する駆動部と、可動部材の移動範囲を制限す
るストッパとを備え、可動部材の1回の変位によるイン
クの吐出量を略一定にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像信号に基づ
いてインク吐出量を変化させつつ画像受容体に導くこと
により画像を形成するための画像記録ヘッドと、この画
像記録ヘッドを用いる画像形成装置とに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】画像信号に基づいてインクを吐出する画
像記録ヘッドとして、種々の方式のものが従来より提案
されている。例えばピエゾ素子(圧電素子)や磁歪素子
を用いたインク吐出ポンプが知られている(米国特許第
4,614,953号、特開平5−201024号、3
−207664号、9−156131号など)。
【0003】特許第2854876号には、静電力を利
用してインクを吐出する画像記録ヘッドが示されてい
る。ここに示されたものは、インク流路の壁となる振動
板の外側に隣接してこの振動板と平行に可動電極(個別
電極)および固定電極(共通電極)を設けたものであ
る。そしてこれらの電極間に電圧を印加した時に両電極
間に発生する静電力を利用して可動電極を変位させ、こ
の可動電極の変位を振動板に伝えてインク流路の流路容
積を変化させ、インクをインクジェットとして吐出させ
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ピエゾ素子、磁歪素子
を用いたインク吐出ポンプは、これらの素子の機械的振
動をインク流路壁に設けたダイヤフラムなどの可動部材
に伝えるものである。しかしこれらの素子は、経時的特
性変化や温度変化により駆動時の変位量が安定せず、イ
ンク吐出量が変動するという問題があった。また静電力
を利用したインク吐出ポンプには、一般に十分に大きな
駆動力が得られないという問題がある。
【0005】この静電力を大きくするためには、平板状
の可動電極および固定電極をこれらの一方の平面が互い
に対向するように配置し、これら電極の対向面積(S)
を拡大することが考えられる。しかしこの場合には、記
録ヘッドの大型化を招き、また画素間隔を狭くして画質
を向上させることが困難になる。電極間隙(d)を狭く
することも考えられるが、この場合には、可動電極の可
動変位量の減少を招くことになり、インク吐出量が減少
するという問題が生じる。
【0006】この発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、素子の経時的特性変化や温度変化などによ
るインク吐出量の変動を防ぎ、高画質の画像を安定して
得ることができ、インク吐出量も十分に増大させること
ができる画像記録ヘッドを提供することを第1の目的と
する。またこの画像記録ヘッドを用いた画像形成装置を
提供することを第2の目的とする。
【0007】
【発明の構成】この発明によれば第1の目的は、画像信
号に基づいてインク吐出量を変化させつつインクを画像
受容体に移送することにより画像を形成する画像記録ヘ
ッドにおいて、インク流路に設けた逆止弁と、この逆止
弁の近傍に設けたキャビティ部と、前記キャビティ部の
容積を変化させる可動部材と、この可動部材を前記画像
信号に基づいて駆動する駆動部と、前記可動部材の移動
範囲を制限するストッパとを備え、前記可動部材の1回
の変位によるインクの吐出量を略一定にしたことを特徴
とする画像記録ヘッド、により達成される。
【0008】インク流路、逆止弁、キャビティ部、可動
部材およびストッパは、共通な基板上に形成しておくこ
とができる。これらの各部品を共通基板上に形成した場
合には、これらの基板を仕切板を挟んで積層することに
より、多数の画素に対して同時並列的に画像を形成でき
る記録ヘッドとすることができる。すなわち各基板の端
面に開口するインク吐出口が、画像受容体の相対移動方
向に対して直交あるいはほぼ直交する直線上に並ぶよう
にして、各基板のインク吐出口をこの直線上の各画素に
対応させればよい。
【0009】インク吐出口は同一直線上に並べるのに代
えて、複数の平行な直線上に分散させてもよい。例えば
隣接するインク吐出口を異なる直線上に分散させること
ができる。また前記のように、1つの画素に対応するイ
ンク流路、逆止弁、キャビティ部、可動部材およびスト
ッパを共通の基板に形成して多数の画素に対する基板を
積層することによりインク吐出口を直線上に並べてアレ
イ状に配列するのに代えて次のようにしてもよい。すな
わち多数の画素に対するインク流路、逆止弁、キャビテ
ィ部、可動部材あるいはストッパ等のうち1または複数
を共通なブロック部材に形成し、これらのブロック状部
材を画像受容体の相対移動方向に積層することにより画
像記録ヘッドを形成してもよい。
【0010】ストッパはキャビティ部内に立設した支柱
で形成することができる。この場合可動部材はキャビテ
ィ部内へ進出してこの支柱に当接することによりその移
動範囲が制限される。ストッパは、ピエゾ素子などの駆
動部と可動部材との間に設けた爪部を係合部に係合させ
ることによってその移動範囲を制限するものとすること
もできる。可動部材はキャビティ部の壁の一部となるダ
イヤフラムで形成することができる。駆動部はピエゾ素
子(圧電素子)が最適であるが、磁歪素子なども適当で
ある。また静電力を利用するものであってもよい。
【0011】1つのインク吐出口に対して1つのインク
流路から1色のインクを供給するようにしてもよい。例
えば印字プリンタなどで単色の印字を行う場合や、複数
のインク吐出口から吐出される異なる色のインクの組合
せによって各画素の色を設定する場合には、このような
ものが使用可能である。1つのインク吐出口の上流側で
色が異なる複数のインク流路を集合させ、各インク流路
から供給されるインクの量を別々に制御することにより
インク吐出口から吐出される流体の色を設定するように
してもよい。
【0012】本発明によれば第2の目的は、請求項1〜
10のいずれかの画像記録ヘッドを用いる画像形成装置
であって、インク吐出口は画像受容体に近接して対向
し、インクはインク吐出口から吐出されて連続した流体
流となって画像受容体に移送されることを特徴とする画
像形成装置、により達成される。
【0013】ここにインク吐出口は画像受容体の相対移
動方向に対して直交または略直交する方向に画素に対応
して並設することができる。また塗布ヘッドから連続流
として吐出される流体(インク)は中間受容体を介して
画像受容体に移送するものであってもよい。
【0014】インク吐出口から吐出される流体(イン
ク)は、連続流として画像受容体に移送する連続塗布方
式に代えてインクジェット方式により移送してもよい。
この場合には、可動部材の変位によりインクをインク吐
出口から直接インクジェット状にして吐出させることが
できる。しかし可動部材の変位によって流量が制御され
た流体を、別に設けたインク移送手段を用いたインクジ
ェット方式により画像受容体へ導くようにしてもよい。
【0015】
【実施態様】図1は本発明の一実施態様である連続塗布
方式の画像形成装置の概念図、図2はここに用いる画像
記録ヘッドの拡大断面図、図3はそのIII−III線断面
図、図4はインク吐出ポンプの拡大斜視図、図5は塗布
ヘッドの分解斜視図である。図1において符号10はプ
ラテン、12はこのプラテン10に巻掛けられた画像受
容体としてのプリント用紙である。このプリント用紙1
2はプラテン10の図上時計方向の回転によって一定速
度で矢印方向に送られる。
【0016】14は下塗り部であり、インクの付着性を
向上させて画質の向上を図るために透明な下塗り液をプ
リント用紙12に塗布する。16は画像記録ヘッドであ
り、第1のインクと第2のインクとを混合してプリント
用紙12に導くことによりプリント用紙12に画像を形
成する。18はこの画像記録ヘッド16で画像が形成さ
れたプリント用紙12を加熱し、インクを乾燥させるヒ
ータである。
【0017】画像記録ヘッド16は図2に示すように、
第1のインク流路20と、第2のインク流路22とを備
え、これらの各流路20,22にはそれぞれ第1のイン
クおよび第2のインクが供給される。各インクの流量は
インク吐出ポンプ24,26によって制御されてから合
流し、インク吐出口28に導かれる。第1のインクとし
ては無色透明インク、すなわち乾燥した時に無色透明と
なるインクが使用可能であり、酸化防止剤や紫外線吸収
剤などの退色防止剤を含む。第2のインクは例えば黒色
のインクである。
【0018】これら第1および第2のインクはそれぞれ
インクタンク30,32に収容され、これらのインクタ
ンク30,32からインク供給ポンプ34,36によっ
てそれぞれ第1および第2のインク流路20,22に一
定圧力で送出される。ここで用いるポンプ34,36と
して例えばインク吐出側に圧力調整弁を備え、吐出圧を
一定に保持する構造のものが適する。またタンク30,
32を密閉型のものとしてこれらに一定空気圧を供給す
ることによりインクを加圧するものも適する。さらに細
いパイプの毛細管現象によってインクをインクタンク3
0,32から吸い上げるものであってもよい。
【0019】インク吐出ポンプ24,26は、共通の基
板38上に形成され、図5に示すように各基板38は仕
切板40を挟んで積層される。
【0020】ポンプ24,26は、逆止弁42a,42
bおよび44a,44bと、これらの逆止弁42aと4
2bの間および44a,44bの間に形成されたキャビ
ティ部46,48と、このキャビティ部46,48に臨
むダイヤフラム50,52と、これらのダイヤフラム5
0および52を駆動する駆動部54,56とを有する。
【0021】逆止弁42a,42bおよび44a,44
bは、このキャビティ部46,48に対してインクの流
れ方向によってコンダクタンス(抵抗の逆数)が変化す
る形状とした絞りで形成される。すなわちこれらの逆止
弁42a,42b,44a,44bはインクの流れ方向
に対するコンダクタンス(抵抗の逆数)がその逆方向に
対するコンダクタンスよりも大きくなるような幾何学的
形状を持つ絞りとしたものである。従って可動部分を持
たず、マイクロマシンの製造方法によって製造すること
が容易である。4つの逆止弁42a,42b,44a,
44bはいずれも同じ構造であるから、その1つ逆止弁
42aを用いて構造を説明する。
【0022】逆止弁42aは、インクの流れ方向(図2
の左から右に向かう方向)に向ってインク流路面積がほ
ぼ連続的に増加する斜面Aと、逆方向に向ってインク流
路面積が急激に増加する平面Bとを持つ。この逆止弁4
2aの動作を定性的に説明する。まずインクは図2上で
左側から右側に向って流れる時には、インクは絞りを通
り斜面Aに沿って整流に近い流れとなって流れる。この
ためその時の圧力損失は小さくなり、流動抵抗が小さ
い。反対にインクが右側から左側へ向って流れる時に
は、インクは絞りを通り平面Bにより急激に膨張するこ
とになり、乱流となる。このため圧力損失が大きくな
り、流動抵抗が大きくなる。なお絞り角度によってはこ
の流れ方向が逆になることもあり得るので、この時は絞
りの向きを逆にする。
【0023】逆止弁42aと42bの間および44aと
44bの間には容積が変動するキャビティ部46,48
があり、このキャビティ部46,48の容積は駆動部5
4,56により駆動されるダイヤフラム50,52によ
って変化する。駆動部54,56はピエゾ素子(圧電素
子)、磁歪素子が適し、特にPZT(チタン酸鉛・ジル
コン酸鉛固容体)チタン酸バリウム(BaTiO3)、
PZTとチタン酸バリウムの固容体などを用いたピエゾ
素子が最適である。
【0024】なお駆動部54,56には、ピエゾ効果や
磁歪効果を利用するものに代えて他の効果を利用するも
のでもよい。熱一圧力効果、静電引力もしくは静電斥
力、画像形成に用いる複数の流体とは異なる流体の界面
張力の効果、画像形成に用いる複数の流体とは異なる流
体の電気分解and/or熱により生じる気泡、画像形成に用
いる複数の流体とは異なる流体の流路抵抗を変化させて
該液体の液圧の変化させる効果、などを利用するもので
もよい。
【0025】ダイヤフラム50,52の変動によってキ
ャビティ部46,48の容積が変動すると、インクが逆
止弁42a,42bおよび44a,44bを往復動す
る。この時のインク流動は図2で右方向に向かう時に抵
抗は小さくなり、逆方向(左方向)に向かう時に抵抗が
大きくなる。このためキャビティ部46,48の連続す
る容積変動により、インクは抵抗の小さい方向へ流れる
ことになり、逆止弁として機能するものである。なお逆
止弁はインク流路に1つ設けてもよいが、この実施態様
のようにキャビティ部46,48を挟んで両側に設けれ
ば、ポンプの機能が一層向上する。
【0026】ここにダイヤフラム50,52の移動範囲
はストッパ58,60により制限されている。ストッパ
58,60は図3に示すように、キャビティ部46,4
8内に立設した支柱で形成される。すなわちこのストッ
パ58,60はキャビティ部46,48のダイヤフラム
50,52に対向する壁面から起立し、その先端がダイ
ヤフラム50,52の中央付近に対向している。このス
トッパ58,60は、ダイヤフラム50,52がキャビ
ティ部46,48内に進入する際の最大進入位置を決め
るものである。
【0027】なおピエゾ素子などの駆動部54,56
は、電圧印加時に伸びてダイヤフラム50,52を押
し、電圧遮断時に元の予め決まった長さに収縮するもの
である。すなわちダイヤフラム50,52のキャビティ
部46,48からの退出位置は駆動部54,56の長さ
によって規定され、進入位置はストッパ58,60によ
り規定される。また駆動部54,56としてピエゾ素子
を用いる場合には、ダイヤフラム50,52がストッパ
58,60に当接し始めるために必要な最小駆動電圧に
対して十分に高い電圧、例えば1.5倍の電圧を印加
し、ダイヤフラム50,52を確実にストッパ58,6
0に当接させるのがよい。
【0028】このため駆動部54,56を駆動すると、
ダイヤフラム50,52がキャビティ部46,48内へ
進退動し、キャビティ部46,48の容積が変化する。
このためインクはインク吐出口28に向って流れる。こ
の時のダイヤフラム50,52の移動範囲は前記のよう
に規制されているから、ダイヤフラム50,52の1回
の往復動により吐出されるインク量は一定となる。従っ
て各駆動部54,56に印加する駆動パルス数を制御す
ることにより、第1および第2のインクの供給量を高精
度に制御することができる。
【0029】このように駆動部54,56の1回の往復
動によるインク吐出量は一定になるから、各インク吐出
ポンプ24,26によるインク吐出量は駆動部54,5
6の駆動回数に比例することになる。ここでは各インク
通路20,22から供給される第1および第2のインク
の合計供給量S0を常に一定とするように、各駆動部5
4,56は制御部62(図1)によって制御される。
【0030】この制御部62は、図2に示すように演算
部64とドライバ66,68を備える。演算部64は、
濃度信号(画像信号)に基づいて第1および第2のイン
クの混合割合(S1/S2)を演算する。ここに第1およ
び第2のインクの供給量S1,S2は、その合計(S1
2)が一定量S0となるように決める。ドライバ66,
68は各流路20,22の供給量がS1,S2となるよう
に駆動部54,56を駆動する。
【0031】駆動部54,56はパルスによって駆動さ
れ、このパルス数によってダイヤフラム50,52の開
閉回数が制御され、その結果流量S1,S2が制御される
ように構成することができる。この場合に、インク流路
20,22の流路抵抗やインク供給圧力やダイヤフラム
50,52の開閉条件等が揃っていて、1つのパルスに
よってそれぞれが吐出するインク量が同じであるものと
すれば、駆動部54,56の駆動パルス数の合計が一定
になるように制御することにより、合計流量S 0=S1
2を一定に管理することができる。
【0032】画像記録ヘッド16は図4に示すように基
板38と仕切板40とを交互に積層したものである。各
基板38には、図2,3に示すように1つの画素に対応
するインク吐出口28、インク流路20,22、インク
吐出ポンプ24,26が形成される。ここに各基板38
のインク吐出口28は、プリント用紙12の走行方向に
直交する直線上に並ぶ。またこの場合には隣接する各イ
ンク吐出口28の間隔は記録画像の画素間隔に一致す
る。従って1枚の基板38と1枚の仕切板40の合計厚
さは画素間隔に一致する。
【0033】前記したようにインク吐出ポンプ24,2
6で流量が制御された第1および第2のインクは、第1
および第2の流路20,22が合流するインク吐出口2
8から連続流となって吐出され、このインク吐出口28
に近接して対向するプリント用紙12に連続塗布され
る。この時駆動パルス数により合計吐出流量S1+S2
0が一定になるように管理するから、インクを円滑か
つ安定してプリント用紙12に塗布できる。この場合に
第1および第2のインクは図2に示すように互いに混合
せず乱れの無い層流として塗布する。
【0034】ここに層流は、第1および第2のインクの
境界近傍だけで混合した状態の流れを含む。第1、第2
のインクは均一に混合してもよいが、このように層流と
することにより、プリント用紙12に形成した画像表面
をいずれかのインク(ここでは第1のインク)で覆うこ
とができる。またいずれかのインク(ここでは第2のイ
ンク)をプリント用紙12の下塗り層に対してなじみが
良いインクとすることにより画質を向上させることがで
きる。
【0035】第1、第2のインク流路20,22および
インク吐出ポンプ24,26はプリント用紙12の幅方
向(移動方向に直交する方向)に多数並設され画素ごと
に設けられるから、各画素に対応するインク吐出ポンプ
24,26をそれぞれの濃度信号(画像信号)によって
制御することにより画像を形成することができる。この
場合、各画素ごとにインク吐出口28を独立させてプリ
ント用紙12に対向させておくことができる。またこれ
らのインク吐出口28をプリント用紙12の幅方向に連
通するスリット内に開口させ、インク液体をこのスリッ
トから帯状にプリント用紙12に移送し塗布することも
できる。
【0036】
【他の実施態様】図6はこのような画像記録ヘッド16
Aの一実施態様を示す斜視図、図7はその塗布状態を示
す拡大断面図である。この画像記録ヘッド16Aは、画
素ごとに独立したインク吐出口28と、各画素のインク
吐出口28と平行なスリット28Aとを備え、各インク
吐出口28から連続的に吐出されるインク液体がスリッ
ト28A内で層流となって帯状に集合し、プリント用紙
12に吐出される。
【0037】この画像記録ヘッド16Aには下塗り部1
4Aが一体に組込まれている。下塗り部14Aは、第1
および第2のインク流路20,22と平行な下塗り液流
路14Bと、前記スリット28Aと平行なスリット14
Cとを備える。下塗り液Lは無色透明でプリント用紙1
2の表面にインクが安定して付着するように下処理する
ものであるから、プリント用紙12の移動方向に対して
画像記録ヘッド16Aのスリット28Aの上流側に位置
する。
【0038】この下塗り液Lは、インク液体INKの連続
塗布時にインク液体INKの流動に乱れやうずが発生する
のを防止して、画質を向上させる機能も有する。すなわ
ち図7に示すように、画像記録ヘッド16Aがプリント
用紙12との間に形成する間隙G内では、スリット14
Cから出た直後の下塗り液Lの一部がスリット14Cの
上流側に流れて液溜まりL1ができる。この液溜まりL1
内では下塗り液Lのうずが発生することがあるが、下塗
り液Lは透明なので塗布面に影響は生じない。
【0039】下塗り液Lはプリント用紙12の移動に伴
って一定厚さの安定した層流となってスリット28Aの
前に来るから、このスリット28Aから吐出されるイン
ク液体INKはこの安定した下塗り液Lの層流の上に載っ
て塗布される。このためインク液体INKの流動に乱れや
うずが発生せず、画像品質を向上させることができるも
のである。
【0040】画像記録ヘッド16Aには第3のインク流
路23を設けてもよい。この第3のインク流23から供
給される第3のインクをインク吐出ポンプ(図示せず)
を介してインク吐出口28に導き、第1のインクおよび
第2のインクと共にプリント用紙12に移す。この第3
のインク流路23を設ける場合には、第1、第2、第3
のインク流路20,22,23にイエロー、マゼンタ、
シアンの色インクを供給し、これらの混合比を変化させ
ることによりカラー画像の形成が可能になる。
【0041】
【他の実施態様】図8はインク吐出ポンプの他の実施態
様を示す図であり、前記図2におけるIII−III線相当位
置で断面した断面図である。このインク吐出ポンプ26
Aは、前記図3に示した支柱からなるストッパ60に代
えて、キャビティ部48Aの内壁に設けた凸部60A,
60Bを用いるものである。すなわちダイヤフラム50
に直交する2つの内壁に凸部60A,60Bを形成し、
これらの凸部60A,60Bの端面にダイヤフラム50
の縁を当接させてダイヤフラム50の進出量を規制する
ものである。
【0042】一方の凸部60Aは基板38にキャビティ
部48を例えばエッチングにより加工する際にキャビテ
ィ部48と同時に加工できる。他方の凸部60Bは仕切
板40側に予め形成しておけばよい。このためこの実施
態様によれば凸部60A、60Bをマイクロマシンの製
造方法により加工し易くなる。
【0043】
【他の実施態様】図9は塗布ヘッドの他の実施態様を示
す分解斜視図である。この塗布ヘッド16Bは多数の画
素に対応する多数のインク吐出口28の並列方向と略平
行なブロック部材38A〜Fに分け、多数の画素に対応
するインク流路、逆止弁、作動流体流路等の1または複
数をそれぞれ異なるブロック部材38A〜Fに形成して
積層したものである。なおこの図9の実施態様は図4の
ものと比較してブロック部材の積層方向が異なるだけで
ある。従って図4と同一部分に同一符号を付したから、
その説明は繰り返さない。
【0044】
【他の実施態様】図10はインク吐出ポンプの他の実施
態様を示す断面図である。このインク吐出ポンプ26B
は、ダイヤフラム52と、ピエゾ素子などからなる駆動
部54との間に外側(伸縮方向に直交する方向)へ突出
する爪部60Cを設ける一方、駆動部54の収容部には
この爪部60Cが当接する係合部60Dを設けたもので
ある。すなわち駆動部54の伸長時に爪部60Cを係合
部60Dに当接させることにより、ダイヤフラム52の
キャビティ部48内への進入量を規制するものである。
【0045】
【他の実施態様】図11〜15は他の実施態様であるイ
ンクジェット方式によるインク移送手段を備える画像記
録ヘッドを示す。図11はピエゾインクジェット方式、
図12はサーマルインクジェット方式、図13はコンテ
ィニュアスインクジェット方式、図14は静電吸引イン
クジェット方式、図15は超音波インクジェット方式を
それぞれ示す。
【0046】これらの実施態様では前記図2〜5と同様
なインク吐出ポンプ24,26で制御された第1および
第2のインクがインク吐出口28に導かれる。図11の
インク移送手段Aでは、このインク吐出口28付近に設
けた吐出用ピエゾ素子100を用いてインクを液滴10
2として吐出し、プリント用紙12に導くものである。
【0047】図12のインク移送手段Bでは、インク吐
出口28付近に設けたヒータ104によってインク液体
を加熱してバブル106を発生させ、インク液滴102
を吐出させるものである。図13の方式では、インク吐
出口28の前に設けた電極108(108a,108
b)間に発振器110によって画像信号に応じた高電圧
を印加する。この結果、インク吐出口28から引出した
インク液滴102は画像信号に応じて電荷を付与され
る。これを偏向電極112(112a,112b)によ
って偏向させ、不要な液滴102aをじゃま板114で
除去しつつ必要な液滴102bだけをプリント用紙12
に導くものである。
【0048】図14のインク移送手段Dでは、インク吐
出口28を小径に絞り、このインク吐出口28とプリン
ト用紙12との間に発振器116により画像信号に応じ
た高電圧を印加する。高電圧によってインク吐出口28
からインク液滴102を引出してプリント用紙12に吸
引するものである。図15のインク移送手段Eではイン
ク吐出口28の外壁に超音波トランスデューサ118を
設け、この超音波トランスデューサ118が射出する超
音波をインク吐出口28の内壁に設けたフレネルレンズ
120でインク液体に集束させることによりインク液体
を加振し、液滴102を発生させるものである。
【0049】図11〜15に示したインクジェット方式
のものは、インク吐出ポンプ24,26で吐出量を制御
したインクを、このポンプ24,26とは別個なインク
移送手段A〜Eを用いてインクジェットとして噴射する
ものである。しかしインク吐出ポンプ24,26からイ
ンクを直接インクジェットとして噴射させることも可能
であり、本発明はこのようなものを含む。
【0050】以上図1〜15で説明した実施態様では2
種のインクを混合するもので、その一方を無色透明イン
クとしたから、濃度を変化させて画像を形成することが
できる。しかしこの発明は2種以上のインク、例えばイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックのインクを混合し
たり、これらと無色透明なインクとを混合することによ
って色と濃度を同時に変化させるものであってもよい。
画像記録ヘッド16,16A,16Bは、プリント用紙
12などの画像受容体に直接画像を形成するものに代え
て、中間ドラムなどの中間画像受容体に画像を形成し、
この中間画像受容体からプリント用紙などの最終画像受
容体に画像を転写するものであってもよい。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、駆動部
により駆動される可動部材の移動範囲をストッパにより
制限したものであるから、駆動部や可動部などの経時的
特性変化や温度変化によるインク吐出量の変動を防ぐこ
とができる。このため画質を向上させ、動作を安定化さ
せることができる。また可動部材の変位量を大きくする
こともできるのでインク吐出量を増大させ、インク吐出
量の制御幅を増やすことが可能である。
【0052】インク流路、逆止弁、キャビティ部、駆動
部およびストッパは共通な基板上に形成することができ
る(請求項2)。この場合エッチング、レーザ加工、積
層技術などの集積回路や多層プリント配線板の製造で用
いるマイクロマシン技術などを利用することができる。
この基板を仕切板と交互に積層することにより画素に対
応する多数のインク吐出口を持った画像記録ヘッドを作
ることができる(請求項3)。
【0053】多数の画素に対応するインク流路、逆止
弁、キャビティ部、駆動部およびストッパのうち1また
は複数を共通なブロック状部材に形成し、これらのブロ
ック部材を画像受容体の相対移動方向に積層することに
よって画像記録ヘッドを形成してもよい(請求項4)。
この場合には前記の1つの画素ごとに1枚の基板を用い
る(請求項3)の場合に比べてインク吐出口の間隔を狭
くすることができ、画素密度を上げることが可能にな
る。
【0054】ストッパはキャビティ部内に立設した支柱
とし、可動部材の進出動時にこの可動部材をこの支柱に
当接させて可動部材の移動範囲を制限することができる
(請求項5)。ストッパは可動部材に直交するキャビテ
ィ部の内壁に設けた凸部としてもよい。また可動部材と
駆動部との間に可動部材と一体的に移動する爪部を設け
る一方駆動部の収容部にはこの爪部が係合する係合部を
設けておき、可動部材の移動範囲をこの爪部と係合部と
の係合により制限するようにしてもよい(請求項6)。
【0055】可動部材はダイヤフラムとすることがで
き、この場合にはインク流路やキャビティ部などを加工
する際にマイクロマシン等の加工技術を用いて同時に加
工することができる(請求項7)。駆動部はピエゾ素子
(圧電素子)が駆動力や変位量を十分大きくするために
最適である(請求項8)。
【0056】前記のように多数の基板を積層する場合に
は、インク吐出口が画像受容体の相対移動方向に対して
直交あるいはほぼ直交する直線上に並べるのがよい(請
求項9)。1つのインク吐出口に対して複数のインク流
路から異なるインクを供給し、各インクの量を別々に制
御することによりインク吐出口から吐出するインクの色
を設定することができる(請求項10)。
【0057】請求項11の発明によれば、インク吐出口
から吐出される流体を連続流として画像受容体に移送す
る連続塗布方式による画像形成装置が得られる。この場
合インク吐出口から吐出される連続流を中間受容体に移
送し、ここからさらに最終的な画像受容体に移送するも
のとしてもよい(請求項12)。
【0058】インク吐出口から吐出されるインクはイン
クジェット方式によって画像受容体に移送させるもので
あってもよい(請求項13)。この場合、可動部材の変
位によってインクをインクジェットとして噴射すること
が可能である(請求項14)。また可動部材によって噴
出量を制御した流体を、別途設けたインク移送手段によ
ってインクジェットとして噴射することも可能である
(請求項15)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様の画像形成装置の概念図
【図2】同じく画像記録ヘッドの拡大断面図
【図3】図2におけるIII−III線断面図
【図4】インク吐出ポンプの拡大図
【図5】画像記録ヘッドの分解斜視図
【図6】画像記録ヘッドの他の実施態様を示す断面図
【図7】その塗布状態を示す拡大断面図
【図8】インク吐出ポンプの他の実施態様を示す断面図
【図9】塗布ヘッドの他の実施態様を示す分解斜視図
【図10】インク吐出ポンプの他の実施態様を示す断面
【図11】他の実施態様であるインク移送手段を備える
画像記録ヘッドを示す図
【図12】他の実施態様であるインク移送手段を備える
画像記録ヘッドを示す図
【図13】他の実施態様であるインク移送手段を備える
画像記録ヘッドを示す図
【図14】他の実施態様であるインク移送手段を備える
画像記録ヘッドを示す図
【図15】他の実施態様であるインク移送手段を備える
画像記録ヘッドを示す図
【符号の説明】
12 画像受容体としてのプリント用紙 16、16A、16B 画像記録ヘッド 20 第1のインク流路 22 第2のインク流路 24、26、26A、26B インク吐出ポンプ 28 インク吐出口 30、32 インクタンク 34、36 インク供給ポンプ 38 基板 38A〜F ブロック状部材 42a、42b、44a、44b 逆止弁 46、48、48A キャビティ部 50、52 可動部材としてのダイヤフラム 54、56 駆動部 60 支柱からなるストッパ 60A、60B ストッパとしての凸部 60C ストッパとしての爪部 60D ストッパとしての係合部 62 制御部 64 演算部 66、68 ドライバ A〜E インク移送手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号に基づいてインク吐出量を変化
    させつつインクを画像受容体に移送することにより画像
    を形成する画像記録ヘッドにおいて、 インク流路に設けた逆止弁と、この逆止弁の近傍に設け
    たキャビティ部と、前記キャビティ部の容積を変化させ
    る可動部材と、この可動部材を前記画像信号に基づいて
    駆動する駆動部と、前記可動部材の移動範囲を制限する
    ストッパとを備え、前記可動部材の1回の変位によるイ
    ンクの吐出量を略一定にしたことを特徴とする画像記録
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 インク流路、逆止弁、キャビティ部、可
    動部材、駆動部およびストッパは、共通な基板上に形成
    されている請求項1の画像記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 インク流路、逆止弁、キャビティ部、可
    動部材、駆動部およびストッパが形成された多数枚の基
    板が、仕切板を挟んで積層されている請求項2の画像記
    録ヘッド。
  4. 【請求項4】 多数の画素に対するインク流路、逆止
    弁、キャビティ部、可動部材あるいはストッパのうち1
    または複数を共通なブロック状部材に形成し、これらの
    ブロック状部材を画像受容体の相対移動方向に積層する
    ことにより形成されている請求項1の画像記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 ストッパはキャビティ部内に立設された
    支柱で形成され、可動部材はキャビティ部内へ進出して
    前記支柱に当接することにより移動範囲が制限される請
    求項1〜4のいずれかの画像記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 ストッパは、駆動部と可動部材との間に
    保持され可動部材と一体的に移動する爪部と、この爪部
    が当接して可動部材の移動範囲を制限する係合部とを有
    する請求項1〜4のいずれかの画像記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 可動部材はキャビティ部の壁の一部を形
    成するダイヤフラムである請求項1〜6のいずれかの画
    像記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 駆動部はピエゾ素子である請求項1〜7
    のいずれかの画像記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 各基板の端面に開口するインク吐出口
    が、画像受容体の相対移動方向に対して直交あるいはほ
    ぼ直交する直線上に並んでいる請求項1〜8のいずれか
    の画像記録ヘッド。
  10. 【請求項10】 1つのインク吐出口に対してこのイン
    ク吐出口の上流側で集合する複数のインク流路を持つ請
    求項1〜9のいずれかの画像記録ヘッド。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかの画像記録
    ヘッドを用いる画像形成装置であって、 インク吐出口は画像受容体に近接して対向し、インクは
    インク吐出口から吐出されて連続した流体流となって画
    像受容体に移送されることを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項11の画像形成装置において、
    さらにインク吐出口から吐出される流体を連続して受け
    取り画像受容体に移送する中間受容体を備える画像形成
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜10のいずれかの画像記録
    ヘッドを用いる画像形成装置であって、 インク吐出口から吐出される流体をインクジェット方式
    によって画像受容体に導く画像形成装置。
  14. 【請求項14】 可動部材の変位によって流体はインク
    吐出口からインクジェットとなって吐出され、画像受容
    体に移送される請求項13の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 可動部材の変位によって流量を制御さ
    れた流体は、別に設けたインク移送手段を用いたインク
    ジェット方式により画像受容体に導かれる請求項13の
    画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101347144B1 (ko) 2006-12-01 2014-01-06 삼성디스플레이 주식회사 역류를 억제하기 위한 구조를 가진 리스트릭터와 이를구비한 잉크젯 헤드
WO2015084508A1 (en) * 2013-12-03 2015-06-11 Illinois Tool Works Inc. Printing fluid restrictor plate for an ink jet print head assembly and method
US9566607B2 (en) 2013-03-14 2017-02-14 Illinois Tool Works Inc. Surface appearance simulation systems and methods

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