JP2001045727A - モータ装置 - Google Patents

モータ装置

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JP2001045727A
JP2001045727A JP11213228A JP21322899A JP2001045727A JP 2001045727 A JP2001045727 A JP 2001045727A JP 11213228 A JP11213228 A JP 11213228A JP 21322899 A JP21322899 A JP 21322899A JP 2001045727 A JP2001045727 A JP 2001045727A
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core
bearing
base
flange
fixed
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Withdrawn
Application number
JP11213228A
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English (en)
Inventor
Atsushi Masuda
淳 増田
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US10/038,072 priority patent/US6661142B2/en
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • H02K7/086Structural association with bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/18Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures
    • H02K1/187Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures to inner stators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • H02K5/167Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
    • H02K5/1677Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly

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  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の装置では、サイジングの精度を保ちつ
つコストダウンを図ることができなかった。 【解決手段】 軸受け10は、筒体11とフランジ12
とが一体に成形され、フランジ12の上面は回転軸14
に対して垂直である。このフランジの上面を基準として
サイジングを行なう。前記フランジ12の上面には、フ
ランジと同形状の樹脂製のスペーサ13が設けられ、こ
のスペーサ13の上面は前記フランジ12の上面に対し
て傾斜している。スペーサ13の上面には、コア16が
傾斜して固定される。これにより回転軸14が傾き、回
転軸14に対して挿通孔11aの一方を付勢する付勢力
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば磁気ディス
ク装置に用いられるモータ装置に係り、特にディスク回
転時の芯振れを防止することができるモータ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11は、フロッピーディスク(FD)
用の磁気ディスク装置に搭載されるモータ装置の一部品
である軸受け50を示す斜視図である。
【0003】軸受け50は、円形の筒体51の外周面に
フランジ53が一体に設けられている。フランジ53に
は、長手方向両端に、ベースへ位置決めするためのU字
型の溝54,54が設けられている。またフランジ53
の上面53aには、一方の溝54が形成されている側に
一対の角型の突起55,55が設けられている。筒体5
1、フランジ53および突起55,55は、ダイキャス
ト法や焼結法などで一体に成形されている。
【0004】図示していないが、上記軸受け50は、筒
体51の挿通孔52内に回転軸が挿通されて回転軸が回
転可能に支持される。回転軸には、この回転軸と一体に
回転するマグネットが設けられたロータが固定される。
【0005】前記軸受け50側には、フランジ53の上
面53aにコアが固定される。このときコアは、フラン
ジ53の上面53aの一部と突起55,55とで傾き支
持される。これにより、コアは回転軸に対して垂直方向
を基準として若干傾斜した状態で支持される。
【0006】コアが軸受け50に対して傾けられて固定
されると、回転軸の首振り現象による芯振れ(または面
振れ;ワウフラッタ)の発生を防止することができる。
これにより、芯振れによって起こるディスク上の記録ト
ラックとヘッドとのオフトラックによるトラッキングエ
ラーを防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のモータ装置は、以下に示す問題があった。
【0008】すなわち、上記のような軸受け50を製造
する場合には、軸受け50の挿通孔52の精度を出すた
めにシャフトなどを圧入して内径寸法を決めるサイジン
グと呼ばれる工程を行なう必要がある。しかしながら、
サイジングは、フランジ53の上面53aを基準として
行なわなければならず、図11に示す突起55,55が
フランジ53の上面53aに形成されていると、サイジ
ングを精度よく行なうことができず、回転軸の芯振れが
発生し、正確なオントラック精度を確保することができ
ない。
【0009】また、前記軸受け50は、突起を有する複
雑な形状を所定の金属材料により一体成形しているた
め、加工費の点でコストアップを招き、結果としてモー
タ装置全体の製造コストをアップさせる原因となる。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、サイジングを精度よく行なうことがで
き、コスト的に安価に製造することができるモータ装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベースと、こ
のベースに固定された軸受けと、ベース側に固定される
コアおよびコアに巻かれたコイルと、前記軸受けに回転
自在に支持された回転軸と、この回転軸に固定されたロ
ータと、ロータに固定され且つ前記コアに対向するマグ
ネットとを有するモータ装置において、前記軸受けに
は、ベース上に延びるフランジが設けられ、このフラン
ジの上に傾斜面を有するスペーサが設置され、前記スペ
ーサの前記傾斜面上にコアが載せられ、前記コアが前記
ベース上面に対して傾斜して取付けられていることを特
徴とするものである。
【0012】上記第1の手段により、スペーサをフラン
ジの上に載せて固定する前に回転軸に直交するフランジ
上面を基準としてサイジングを行なうことができるた
め、高精度なサイジングが可能になる。
【0013】また従来の軸受けのように、突起などを設
けて複雑な形状の軸受けを所定の金属材料で一体成形す
る必要がないため、加工費などの点においてコスト的に
低く抑えることができる。
【0014】また本発明は、ベースと、このベースに固
定された軸受けと、ベース側に固定されるコアおよびコ
アに巻かれたコイルと、前記軸受けに回転自在に支持さ
れた回転軸と、この回転軸に固定されたロータと、ロー
タに固定され且つ前記コアに対向するマグネットとを有
するモータ装置において、軸受けの外周に別体のフラン
ジが嵌着され、フランジの下面は前記回転軸と垂直で、
上面が前記下面に対して傾斜しており、この傾斜面にコ
アが載せられ、前記コアが前記ベース上面に対して傾斜
して取付けられていることを特徴とするものである。
【0015】上記第2の手段では、サイジングの際に
は、別体のフランジが固定される前の単なる筒体の状態
でこの筒体の外周を基準面として行なうことができるた
め、高精度なサイジングが可能になる。しかも軸受けが
単なるストレートな筒体により形成できるためコスト的
にも安価に製造できる。
【0016】また本発明は、ベースと、このベースに固
定された軸受けと、ベース側に固定されるコアおよびコ
アに巻かれたコイルと、前記軸受けに回転自在に支持さ
れた回転軸と、この回転軸に固定されたロータと、ロー
タに固定され且つ前記コアに対向するマグネットとを有
するモータ装置において、前記ベース上に前記コアを位
置決めする位置決め部材が設けられ、この位置決め部材
には支持部が一体に形成され、この支持部の上面と軸受
けとで、コアが前記ベースに対して傾斜して取付けられ
ることを特徴とするものである。
【0017】上記第3の手段では、サイジング時には、
前記各手段と同様に、支持部を設ける前の、回転軸に対
して垂直な面上でサイジングができるため、高精度なサ
イジングが可能になる。この場合、例えば支持部側を軸
受け側よりも支持する位置を高く設定することにより、
コアを一方向へ傾斜させて支持させることができる。
【0018】前記支持部の下部が、前記軸受け上で支持
されていることが好ましい。例えば位置決め部材から軸
受け側へ板状の突起を設けることにより、支持部に上下
方向へ撓み変形可能な弾性力を付与することができ、こ
れによって支持部にコアが載せられたときに支持部が変
形し軸受けで確実に支持される。
【0019】上記各手段では、コアが軸受けに傾斜姿勢
で固定されることによりロータに設けられたマグネット
の吸引力の強弱により回転軸が傾けられ、回転軸に対し
て回転軸が回転可能に支持される挿通孔の一方へ付勢す
る付勢力が得られる。この付勢力により回転軸の芯振れ
が防止され、トラッキングエラーの発生が防止される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のモータ装置を図1
ないし図10を参照して説明する。以下に示すモータ装
置(スピンドルモータ)は、コンピュータの記録媒体と
して使用されるフロッピーディスク用のディスク装置に
組み込まれるものである。
【0021】図1ないし図4は、本発明のモータ装置の
第1の実施形態を示す。図1はモータ装置の全体を示す
断面図、図2は第1の形態の軸受けを示す斜視図、図3
は第1の形態の軸受けを示す平面図、図4は図3の4−
4線で切断したときの断面図である。
【0022】図1に示すモータ装置1は、金属板などか
らなるベース7上にガラスエポキシ基板に所定の電極パ
ターンが形成されたプリント配線基板(PCB)8が積
層される。ベース7上には、ディスクの回転中心部分に
軸受け10が設けられる。軸受け10には、回転軸14
が挿通されて回転可能に支持される。回転軸14には、
逆トレー型の円形状のロータ15が固定され、ロータ1
5は回転軸14に固定され一緒に回転する。
【0023】前記軸受け10には、鉄芯などからなる複
数本のコア16が放射状に延設され、各コア16にはコ
イル17が巻回されている。さらにベース7の回転軸1
4の下側にはスラスト受け19が固定され、回転軸14
が回転したときに前記スラスト受け19上で摺動回転す
る。
【0024】前記ロータ15は、前記コア16を覆うよ
うにして回転軸14に固定される。またロータ15の周
縁の内壁面には、前記コア16の周りを囲むようにして
リング状のマグネット18が設けられ、コア16の先端
とマグネット18との間に所定間隔が空けられている。
さらにマグネット18は、PCB8に形成された電極パ
ターンとの間に所定間隔が空けられている。コア16
は、ねじ5,5を用いてベース7に確実に固定される
が、このとき軸受け10は、コア16とベース7とで挟
持されて確実に固定される。
【0025】ロータ15の上面には、図示しないターン
テーブルが設けられる。このターンテーブルの上面側に
はチャッキングヨークが設けられ、ディスク(メディ
ア)がディスク装置に装填されたときにチャッキングヨ
ークとディスクの中心に設けられたハブとが磁力により
連結され、モータによる回転駆動力がディスクに伝達さ
れる。
【0026】前記軸受け10は、図2ないし図4に示す
ように、内周および外周とも円形の筒体11と、前記筒
体11の下端外周面からベース7(PCB8)に沿って
延びるフランジ12とが一体に形成される。
【0027】なお、筒体11とフランジ12とからなる
軸受け10は、例えば亜鉛合金などでダイキャストまた
は粉体金属からの焼結法で成形されて一体化されたもの
である。筒体11は潤滑油を含浸した軸受けとして機能
し、筒体11内で回転軸14が回転すると気圧変化によ
り潤滑油が湧き出し且つ回転軸14が回転を停止すると
潤滑油が筒体11内に引き戻される構造を有する。
【0028】フランジ12の上面12aは、回転軸14
に対して垂直な面で形成される。さらにフランジ12に
は、その長手方向両端にU字型の溝3,3が形成され
る。この溝3,3は、コア16とベース7とをねじ止め
するときのねじ5,5の挿通のためのものである。
【0029】前記フランジ12の上面12aにはスペー
サ13が設けられるが、このスペーサ13が取り付けら
れる前に、挿通孔11aの精度を出すためにシャフトな
どの棒材を挿通孔11aに圧入して所定の内径を決める
サイジングが行なわれる。この場合フランジ12の上面
12aを基準としてサイジングが行なわれる。
【0030】前記サイジング後にスペーサ13が取り付
けられる。スペーサ13は、樹脂または金属により前記
フランジ12の外周と同一形状であり且つ筒体11が挿
通可能な貫通穴13bが形成される。またスペーサ13
は、フランジ12の上面12aに積層され、接着等によ
って固定される。さらにスペーサ13は、図2に示すよ
うに、長手方向の一端の厚さ(H2)が他端の厚さ(H
1)よりも厚く形成され、スペーサ13の上面13a
は、回転軸14に垂直な面に対して傾斜した状態であ
る。このときの上面13aは、図4に示すように、回転
軸14に垂直な方向に対して角度αからなる傾斜角を成
している。
【0031】上記の軸受け10には、磁性金属材料製の
コア(ヨーク)16が設けられる(図1参照)。コア1
6は、スペーサ13の上面13aに設けられるが、この
ときスペーサ13は傾斜面を有していることにより、コ
ア16は傾斜姿勢で固定される。前記コア16が傾斜し
て固定されることにより、ロータ15および回転軸14
が傾けられる。これにより、回転軸14は、軸受け10
の挿通孔11aの一方へ付勢する付勢力が得られる。こ
の付勢力により芯振れが防止される。
【0032】すなわち、前記コア(ヨーク)16は磁性
材料で形成され、しかもロータ側のマグネット18の内
周面は前記コア16と微小な隙間を介して対向している
ため、前記マグネット18は前記コア16に常に磁気吸
着されている。一方、軸受け10の筒体11の内面と回
転軸14の外周面は互いに径が高精度に決められている
が、前記回転軸14と前記筒体11の内面との間に若干
の隙間が形成されることを避けることができない。その
ため、コア16が傾いていないと、前記コア16とマグ
ネット18との磁気吸着方向が時によって随時変化する
ことになり、その結果、回転軸14の傾き方向が常に変
化する芯振れ(ワウフラッタ)が生じやすくなる。
【0033】そこで、前記のようにスペーサ13の上面
13aによりコア16に初期の傾きを与えておくと、コ
ア16に吸着されようとするマグネット18を保持する
ロータ15が、コア16の傾き方向と同じ方向へ傾こう
とする。その結果回転軸14に常に同じ方向への倒れ力
が作用することになり、前記のワウフラッタの発生を防
止できる。
【0034】図5及び図6は、本発明のモータ装置に用
いられる軸受けの第2の形態を示す。図5は軸受けを示
す平面図、図6は図5の6−6線で切断したときの断面
図である。
【0035】図5および図6に示す軸受け20は、外形
は前記軸受け10と同様であり、筒体21からなる軸受
け20にフランジ22が別体で設けられたものである。
筒体21は、樹脂製または金属製または焼結合金で、内
周および外周とも円形の筒状のものからなり、好ましく
は、前記と同様に含油軸受けにより形成される。筒体2
1の下端外周面には、図1に示したようにベース7に沿
って延びるフランジ22が設けられる。またフランジ2
2は、その下面22bは回転軸に対して垂直な面である
とともに、その上面22aは前記下面22bに対して角
度βを成す傾斜面を有している(図6参照)。なおフラ
ンジ22は、筒体21の外周に装着されて圧入または接
着等により固定される。
【0036】上記の軸受け20をサイジングする場合に
は、フランジ22を固定する前の状態で行なう。このと
き、筒体21を所定の平面上に載せ、または筒体21の
外周面を保持して筒体21の外周を基準としてサイジン
グが行なわれる。
【0037】前記軸受け20は、図1に示す場合と同様
に、ディスクの回転中心部分に載置される。そして軸受
け20の上部からコア16がフランジ22の上面22a
に載せられて、コア16とベース7とをねじでねじ止め
することにより軸受け20が挟持されてベース7に確実
に固定される。
【0038】図7ないし図10は、本発明のモータ装置
2に用いられる軸受けの第3の形態を示す。図7は軸受
けの斜視図、図8は軸受けの平面図、図9は図8の9−
9線で切断したときの一部省略断面図、図10はモータ
装置を示す一部省略断面図である。
【0039】軸受け30は、図7ないし図9に示すよう
に、内周と外周とも円形の筒体31の下端外周面にフラ
ンジ32が図示しないベースに沿って、前記と同様に焼
結合金等により一体に設けられたものである。なお図示
されているU字型の溝3,3は前記軸受け10,20と
同様の形状および機能を有している。
【0040】フランジ32の上面側の角部は、長手方向
に沿って段差部33,33がそれぞれ対称に切り欠き形
成されている。なおフランジ32の上面32aは、挿通
孔31aに対して垂直な面である。前記軸受け30をサ
イジングする場合には、図8及び図9に示す状態で行な
われる。この場合フランジ32の上面32aを基準とし
てサイジングが行なわれる。
【0041】一方、図10に示すように、コア16とP
CB8とはホール素子の関係上位置決めが必要になり、
よって位置決め部材34を用いて位置決めされる。位置
決め部材34は、図7及び図10に示すように、例えば
樹脂または金属で円柱状に成形したものであり、外周面
に鍔部35を一体に形成してなるものである。
【0042】図10に示すように、前記位置決め部材3
4は、コア16に形成された穴16aと、ベース7に形
成された穴7aと、PCB8に形成された穴8aとにそ
れぞれ挿通されて位置決めされる。このとき、前記鍔部
35はPCB8の上面側で係止されて、位置決め部材3
4がそれ以上下方へ抜け出ないようになっている。
【0043】さらに位置決め部材34には、その外周面
において前記鍔部35の上部に筒体31側へ突出する支
持部36が設けられる。支持部36は、図7に示すよう
に、基端部は板状で且つ先端部は高さ方向へ厚みのある
四角柱状のブロック体37が一体に形成されている。ま
た支持部36は、その幅は前記段差部33の幅と同等ま
たはそれ以下に形成されて段差部33内に進入可能であ
り、且つその突出長さは、ブロック体37の下面が段差
部33の底面に当接可能な程度の長さである。また支持
部36の下面は、段差部33の底面との高さが同一かま
たは支持部36側が若干高くなるように形成されてい
る。または支持部36の下面が段差部33の底面より低
く形成されていても前記下面と底面とが当接できればよ
い。ブロック体37の上面37aは、前記段差部33に
支持部36が支持されたときにフランジ32の上面32
aの高さよりも高くなるように形成される。
【0044】なお、前記位置決め部材34と鍔部35と
支持部36とは、樹脂により一体に成形されるが、それ
ぞれが別部材からなるものであってもよい。
【0045】図10に示すように、前記軸受け30にコ
ア16が設けられると、コア16は回転軸(図示せず)
に垂直な方向に対して角度γを成して軸受け30に傾斜
固定される。このとき、コア16はフランジ32の2点
(2辺)と支持部36の1点(1辺)との計3点(3
辺)において支持されて傾斜姿勢をとる。
【0046】上記のように、前記軸受け10,20,3
0をモータ装置1,2に搭載することにより、コア16
が傾斜して支持され、これにより回転軸14およびロー
タ15が傾き、回転軸14が挿通孔11aの一方へ押付
けられる付勢力が得られる。よって、回転軸14の芯振
れが防止されて正確なオントラック制御を行なうことが
でき、トラッキングエラーを防止することができる。
【0047】本発明のモータ装置は、上記した実施形態
に限られるものではなく、軸受け10において、スペー
サ13の上面13a全体が傾斜面ではなく一方の側に突
起を設けたものでもよく、あるいはベース7またはPC
B8から直接突起(支持部)を設けてコア16を傾き支
持するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明した本発明は、サイジングを高
精度に行なうことができるため、ディスクアクセス時の
オントラック精度を確実に確保してトラッキングエラー
を防止することができ、しかもコスト的にも安価に製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータ装置を示す断面図、
【図2】モータ装置に使用される第1の軸受けを示す斜
視図、
【図3】第1の軸受けを示す平面図、
【図4】図3の4−4線で切断したときの断面図、
【図5】本発明のモータ装置に使用される第2の軸受け
を示す平面図、
【図6】図5の6−6線で切断したときの断面図、
【図7】本発明のモータ装置に使用される第3の軸受け
を示す斜視図、
【図8】第3の軸受けを示す平面図、
【図9】図8の9−9線で切断したときの一部省略断面
図、
【図10】第3の軸受けが設けられたモータ装置の一部
を示す断面図、
【図11】従来のモータ装置に使用される軸受けを示す
斜視図、
【符号の説明】
1,2 モータ装置 3 溝 7 ベース 8 プリント配線基板(PCB) 10,20,30 軸受け 11,21,31 筒体 11a,21a,31a 挿通孔 12,22,32 フランジ 14 回転軸 15 ロータ 16 コア 21 スペーサ 33 段差部 34 位置決め部材 36 支持部 37 ブロック体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、このベースに固定された軸受
    けと、ベース側に固定されるコアおよびコアに巻かれた
    コイルと、前記軸受けに回転自在に支持された回転軸
    と、この回転軸に固定されたロータと、ロータに固定さ
    れ且つ前記コアに対向するマグネットとを有するモータ
    装置において、 前記軸受けには、ベース上に延びるフランジが設けら
    れ、このフランジの上に傾斜面を有するスペーサが設置
    され、前記スペーサの前記傾斜面上にコアが載せられ、
    前記コアが前記ベース上面に対して傾斜して取付けられ
    ていることを特徴とするモータ装置。
  2. 【請求項2】 ベースと、このベースに固定された軸受
    けと、ベース側に固定されるコアおよびコアに巻かれた
    コイルと、前記軸受けに回転自在に支持された回転軸
    と、この回転軸に固定されたロータと、ロータに固定さ
    れ且つ前記コアに対向するマグネットとを有するモータ
    装置において、 軸受けの外周に別体のフランジが嵌着され、フランジの
    下面は前記回転軸と垂直で、上面が前記下面に対して傾
    斜しており、この傾斜面にコアが載せられ、前記コアが
    前記ベース上面に対して傾斜して取付けられていること
    を特徴とするモータ装置。
  3. 【請求項3】 ベースと、このベースに固定された軸受
    けと、ベース側に固定されるコアおよびコアに巻かれた
    コイルと、前記軸受けに回転自在に支持された回転軸
    と、この回転軸に固定されたロータと、ロータに固定さ
    れ且つ前記コアに対向するマグネットとを有するモータ
    装置において、 前記ベース上に前記コアを位置決めする位置決め部材が
    設けられ、この位置決め部材には支持部が一体に形成さ
    れ、この支持部の上面と軸受けとで、コアが前記ベース
    に対して傾斜して取付けられることを特徴とするモータ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部の下部が、前記軸受け上で支
    持されている請求項3記載のモータ装置。
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