JP2001042640A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び画像形成装置

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JP2001042640A
JP2001042640A JP11216837A JP21683799A JP2001042640A JP 2001042640 A JP2001042640 A JP 2001042640A JP 11216837 A JP11216837 A JP 11216837A JP 21683799 A JP21683799 A JP 21683799A JP 2001042640 A JP2001042640 A JP 2001042640A
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developing
developer
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toner
supply roller
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Takashi Hodoshima
隆 程島
Katsuhiro Aoki
勝弘 青木
Junichi Matsumoto
純一 松本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 劣化トナーの装置内での蓄積を防止し、良好
な現像を行うことが可能な現像装置及びこのような現像
装置を用い、画質欠陥のない画像形成を行うことが可能
な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 現像装置3内の現像ローラ10とトナー
供給ローラ12と現像ブレード11を有する空間と、ト
ナー搬送部材15を備え、トナーを収容するトナー収容
部14を仕切り板13によって仕切り、現像ローラ10
とトナー供給ローラ12と現像ブレード11を有する空
間に、これらの部材に近接する近接部材16を設けて空
間の容積を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上に形成
された静電潜像をトナーによって現像する電子写真方式
の現像装置、並びにこのような現像装置を用いて画像形
成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式で感光体上に形成された静
電潜像にトナーを付着させる現像方法は、用いる現像剤
の種類により、トナーとキャリアからなる二成分現像剤
を用いる二成分現像方法と、トナーのみからなる一成分
現像剤を用いる一成分現像方法に大別される。二成分現
像方法では、現像剤中のトナーのみが現像に消費されて
減少するため、トナー濃度を一定に保つためにトナー濃
度制御を行って減少したトナーを補う必要があり、ま
た、劣化によるキャリアの交換が必要である。一方、一
成分現像方法では、トナー濃度制御やキャリアの交換が
不要であり、取り扱い性及びメンテナンスの点で優れて
いるが、トナーの劣化により画像品質の低下が発生する
という問題がある。二成分現像方法の場合、現像装置内
でキャリアと攪拌混合されるトナー量は比較的少なく、
画像形成により消費された分のトナー量が補給装置から
補充される形態であり、トナーが現像装置内に存在する
時間はキャリアに比べて短いので、トナーの劣化は問題
にならない。これに対し、一成分現像方法では、現像装
置内の現像剤がトナーのみから成り、一回のトナー補充
で通常は5,000枚から20,000枚の多量の画像
形成が要求されることから、多量のトナーを収容する事
になる。さらに、一成分現像方法では、トナー粒子への
電荷の付与は、主に現像剤供給ローラと現像ローラの間
での摺擦、及び現像ローラ上にトナー薄層を形成する際
の現像ローラと現像ブレードの間での摺擦により行われ
ており、この結果、トナーは帯電されると同時にストレ
スが与えられ、トナーの劣化が促進されることになる。
そして、トナーの劣化が進むとトナーの流動性が低下し
て凝集度が高まり、小径のドットの現像が不安定とな
り、画像のボソつきや鮮明度の低下等の画像劣化が発生
してくる。同様に、現像装置内のトナーは、攪拌を受け
続けることによって劣化していくため、現像装置内のト
ナー量が少なくなった時の画像品質は、トナー補充後の
画像品質に比べて劣化する。また、トナー補充後は、現
像装置内の残トナーと新たに補充されたトナーの物性が
異なるため、トナー補充後に画像の地肌汚れ等の不具合
が生じる場合もある。
【0003】上記の一成分現像方法に用いる一成分現像
剤としては、磁性一成分トナーから成る現像剤と、非磁
性一成分トナーから成る現像剤があり、このうち、非磁
性一成分トナーは、高画質化及びカラー対応等の点で優
れているが、ストレスによる劣化が起こりやすいという
欠点がある。したがって、一成分現像方法においては現
像装置内のトナー劣化を抑制することが重要である。
【0004】上記のような非磁性一成分現像方法におけ
る画像品質の問題を解決するために、特公平7−952
10号公報に開示される技術は、像担持体上の静電潜像
を可視化するために、トナー供給ローラ及び現像ローラ
をそれぞれ回転しながら互いに圧接するように支持し、
さらに、現像ローラに当接してトナーの薄層を現像ロー
ラ上に形成し、且つ摩擦帯電によりトナーに電荷を付与
するためのトナー層規制部材を有する第1空間部内に、
この第1空間部内でのトナー充填量を制御するための回
転部材を設ける方法であり、これにより、第1空間部内
でのトナー充填量を常に安定させて現像ローラ上に安定
したトナー層を形成し、高品位の画質を形成するもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法には次のような問題がある。特公平7−95210
号公報に記載される方法は、トナー供給ローラと現像ロ
ーラの部分のトナー量の多少によって現像ローラ上の薄
層形成が不安定に成るのを防ぐために、トナー供給ロー
ラ部からトナー収容部へトナーを戻す回転部材を設けて
いるが、このような構成の現像装置では、トナー供給ロ
ーラの部分でストレスを受けたトナーとトナー収容部の
トナーが入れ替わり、結局現像装置内のトナーが一様に
ストレスを受け、トナーの劣化が促進されることにな
る。むしろ、すぐに画像形成に使用されるトナーに限定
して、短時間のストレスを与えるべきであり、すぐに使
用されないトナーについては攪拌の機会を減らすことが
望ましい。本発明は以上のような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、劣化トナーの装置内での蓄積
を防止し、良好な現像を行うことが可能な現像装置及び
このような現像装置を用い、画質欠陥のない画像形成を
行うことが可能な画像形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本願発明の請求項1に記載の発明は、筐体に収容
され、周面上に一成分現像剤を担持して、感光体表面に
形成された静電潜像を顕像化する現像ローラと、該現像
ローラ上の現像剤を薄層化する現像ブレードと、前記現
像ローラに一成分現像剤を供給する現像剤供給ローラ
と、一成分現像剤を収容する現像剤収容部とを備え、
前記現像ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ロ
ーラを収容する空間と前記現像剤収容部の空間との間に
仕切り板を有する現像装置において、 前記仕切り板に
よって隔てられた前記現像ローラと前記現像ブレードと
前記現像剤供給ローラを収容する空間に、前記現像ロー
ラの周面と前記現像剤供給ローラの周面と前記現像ブレ
ードに近接して配置される近接部材を有する現像装置を
提供する。
【0007】請求項2に記載の発明は、筐体に収容さ
れ、周面上に一成分現像剤を担持して、感光体表面に形
成された静電潜像を顕像化する現像ローラと、該現像ロ
ーラ上の現像剤を薄層化する現像ブレードと、前記現像
ローラに一成分現像剤を供給する現像剤供給ローラと、
一成分現像剤を収容する現像剤収容部とを備え、 前記
現像ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ローラ
を収容する空間と前記現像剤収容部の空間との間に仕切
り板を有する現像装置において、 前記筐体は、前記仕
切り板によって隔てられた前記現像ローラと前記現像ブ
レードと前記現像剤供給ローラを収容する空間で、前記
現像ローラの周面と前記現像剤供給ローラの周面と前記
現像ブレードに近接する形状に形成されている現像装置
を提供する。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記現像ブレー
ドと前記近接部材の間の空隙にシール部材を設けた請求
項1に記載の現像装置を提供する。
【0009】請求項4に記載の発明は、前記現像ブレー
ドと前記筐体の間の空隙にシール部材を設けた請求項2
に記載の現像装置を提供する。
【0010】請求項5に記載の発明は、前記仕切り板に
よって隔てられた前記現像ローラと前記現像ブレードと
前記現像剤供給ローラを含む空間に、前記現像ブレード
によって掻き取られた前記現像ローラ上の余剰現像剤を
前記現像剤供給ローラ上に戻す流路を形成する請求項
1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の現像装置
を提供する。
【0011】請求項6に記載の発明は、前記現像剤供給
ローラの回転中心までの高さと前記仕切り板上端までの
高さとの差をLとし、前記現像剤供給ローラの直径をD
とするとき、次式、 D/4≦L を満たすように、前記仕切り板上端までの高さを定める
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5
に記載の現像装置を提供する。
【0012】請求項7に記載の発明は、前記現像剤収容
部は、前記仕切り板を越えて一成分現像剤を前記現像剤
供給ローラ側へ搬送する現像剤搬送部材を有し、 前記
現像剤搬送部材は、間欠的に駆動される請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記
載の現像装置を提供する。
【0013】請求項8に記載の発明は、表面に静電潜像
が形成される感光体と、該感光体の表面に形成された静
電潜像を一成分現像剤によって現像する現像装置を備え
る画像形成装置において、 前記現像装置は、筐体に収
容され、周面上に一成分現像剤を担持して、感光体表面
に形成された静電潜像を顕像化する現像ローラと、該現
像ローラ上の現像剤を薄層化する現像ブレードと、前記
現像ローラに一成分現像剤を供給する現像剤供給ローラ
と、一成分現像剤を収容する現像剤収容部とを備え、
前記現像ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ロ
ーラを収容する空間と前記現像剤収容部の空間との間に
仕切り板を有し、 前記仕切り板によって隔てられた前
記現像ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ロー
ラを収容する空間に、前記現像ローラの周面と前記現像
剤供給ローラの周面と前記現像ブレードに近接して配置
される近接部材を有する画像形成装置を提供する。
【0014】請求項9に記載の発明は、表面に静電潜像
が形成される感光体と、該感光体の表面に形成された静
電潜像を一成分現像剤によって現像する現像装置を備え
る画像形成装置において、 前記現像装置は、筐体に収
容され、周面上に一成分現像剤を担持して、感光体表面
に形成された静電潜像を顕像化する現像ローラと、該現
像ローラ上の現像剤を薄層化する現像ブレードと、前記
現像ローラに一成分現像剤を供給する現像剤供給ローラ
と、一成分現像剤を収容する現像剤収容部とを備え、
前記現像ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ロ
ーラを収容する空間と前記現像剤収容部の空間との間に
仕切り板を有し、 前記筐体は、前記仕切り板によって
隔てられた前記現像ローラと前記現像ブレードと前記現
像剤供給ローラを収容する空間で、前記現像ローラの周
面と前記現像剤供給ローラの周面と前記現像ブレードに
近接する形状に形成されている画像形成装置を提供す
る。
【0015】請求項10に記載の発明は、前記現像ブレ
ードと前記近接部材の間の空隙にシール部材を設けた請
求項8に記載の画像形成装置を提供する。
【0016】請求項11に記載の発明は、前記現像ブレ
ードと前記筐体の間の空隙にシール部材を設けた請求項
9に記載の画像形成装置を提供する。
【0017】請求項12に記載の発明は、前記仕切り板
によって隔てられた前記現像ローラと前記現像ブレード
と前記現像剤供給ローラを含む空間に、前記現像ブレー
ドによって掻き取られた前記現像ローラ上の余剰現像剤
を前記現像剤供給ローラ上に戻す流路を形成する請求項
8、請求項9、請求項10又は請求項11に記載の画像
形成装置を提供する。
【0018】請求項13に記載の発明は、前記現像剤供
給ローラの回転中心までの高さと前記仕切り板上端まで
の高さとの差をLとし、前記現像剤供給ローラの直径を
Dとするとき、次式、 D/4≦L を満たすように、前記仕切り板上端までの高さを定める
請求項8、請求項9、請求項10、請求項11又は請求
項12に記載の画像形成装置を提供する。
【0019】請求項14に記載の発明は、前記現像剤収
容部は、前記仕切り板を越えて一成分現像剤を前記現像
剤供給ローラ側へ搬送する現像剤搬送部材を有し、 前
記現像剤搬送部材は、間欠的に駆動される請求項8、請
求項9、請求項10、請求項11、請求項12又は請求
項13に記載の画像形成装置を提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の請求項8、請求項
10、請求項13又は請求項14に記載の画像形成装置
の一実施形態を示す概略構成図である。この画像形成装
置は、感光体ドラム1の周囲に帯電装置2、図示しない
露光手段、現像装置3、転写装置4及びクリーニング装
置5が順次配設されている。上記感光体ドラム1は、ア
ルミニウム製のドラム基体の表面に下引層、電荷発生層
及び電荷輸送層が順次積層された構造を有し、回転可能
に支持されている。上記帯電装置2としては、例えば、
コロナ放電により電荷を発生させて感光体ドラム1を帯
電させる方式のものを用いることができる。上記露光手
段は、光源としてレーザーダイオードを有し、ポリゴン
ミラーによってレーザビームを感光体上に照射しながら
走査していくものであり、帯電装置2で均一に帯電され
た感光体の表面上に、目的の画像に対応した光を照射す
ることによって静電潜像を形成する。上記現像装置3
は、感光体ドラム1の表面に対向して開口を有する現像
ケース17内に収容され、開口の位置に現像ローラ10
が配置され、矢印の方向に回転するように支持され、感
光体ドラム1の表面に当接して現像ニップ領域を形成し
ている。現像ケース17の内部は、仕切り板13によっ
て感光体ドラム1に対して近位の空間と遠位の空間に分
離されている。感光体ドラム1に対して近位の空間に
は、上記の現像ローラ10と共にトナー供給ローラ12
が現像ローラ10と平行に配設され、現像ローラ10と
同じ方向に回転するように支持されている。現像ニップ
領域に対して現像ローラ10の回転の上流側には、現像
ブレード11が現像ローラ10の表面に近接するように
取り付けられている。これらの2つのローラ10、12
の上部には、ローラ10、12の表面のカーブに適合す
るカーブを有する近接部材E16が配置され、また、現
像ローラ10の表面に当接される現像ブレードとこの近
接部材Aとの間の空隙には、シール部材19が設けられ
ている。シール部材11は、発泡ポリウレタン等の材料
で構成されている。感光体ドラム1に対して遠位の空間
はトナー収容部14であり、それぞれトナー搬送部材1
5が回転可能に支持された2つにトナー搬送路を有し、
トナーが収容されている。上記転写装置4は、2つの張
架ローラ及びこの張架ローラによって張架された転写ベ
ルト7からなり、図示しない電源から転写ベルト7に電
圧を印加することにより、現像装置3で現像されたトナ
ー像を2つの給紙ローラ6の間を通って搬送されてきた
転写紙P上に転写する。
【0021】次に、上記の画像形成装置の動作について
説明する。感光体ドラム1は、帯電装置2により一様に
帯電された後、図示しない露光装置により露光され、表
面に静電潜像が形成される。一方、現像装置3内では、
トナー収容部14に収容されるトナーがトナー搬送部材
15によってトナー供給ローラ12側に搬送される。ト
ナー供給ローラ12側に搬送されたトナーは、トナー供
給ローラ12の回転によってさらに現像ローラ10の近
傍に搬送され、現像ローラ10の表面に汲み上げられる
と、そのまま現像ローラの回転に伴って搬送され、現像
ブレード11の当接位置を通過するときに一定の層厚の
トナー層が形成され、感光体ドラム1と対向する現像ニ
ップ領域に搬送されて静電潜像の現像が行われる。トナ
ー像が形成された感光体ドラム1の表面の領域は、感光
体ドラム1の回転に伴って搬送され、転写装置4と対向
する位置で、2つの給紙ローラ6の間を通って搬送され
てきた転写紙P上に転写された後、図示しない定着装置
によってトナー像が転写紙P上に定着される。
【0022】上記の現像装置3について、さらに詳しく
説明する。図2は、図1に示す画像形成装置を構成する
現像装置3の概略部分拡大図である。トナー収容部14
内にはトナーが収容されている。一回のトナー補充作業
でより多くの画像が形成されることが望ましいため、で
きるだけ多くの量のトナーを収容するように設計されて
おり、通常は、5000〜20000枚分に相当するト
ナー量が収容される。トナー収容部14とトナー供給ロ
ーラ12との間には仕切り板13が設けられている。ト
ナー収容部14には、一端が回転軸に固定され、他の端
部に可撓性部材18が取り付けられたトナー搬送部材1
5が回転可能に支持されており、トナー収容部14内の
トナーは、トナー搬送部材15の回転により仕切り板1
3を越えてトナー供給ローラ12側へ搬送される。トナ
ー搬送部材15は間欠駆動される。すなわち、トナー搬
送部材15は、トナー供給ローラ12側の空間にトナー
がなくなる前に駆動され、仕切り板13を越えてトナー
供給ローラ12側へトナーを搬送する。これにより、ト
ナー搬送部材15の不要な運転をなくして効率よく駆動
すると共に、トナーの劣化を抑制することが可能とな
る。
【0023】仕切り板13の高さは、トナー供給ローラ
12の中心の高さと仕切り板13の上端の高さとの差を
Lとし、トナー供給ローラ12の直径をDとした時、D
/4≦Lとなるように定められており、これにより、ト
ナー収容部14側からトナー供給ローラ12側へ移動し
たトナーが再び仕切り板13を越えてトナー収容部14
内に戻ることは防止される。したがって、現像ローラ1
0側で劣化の影響を受けた残トナーがトナー収容部14
内のトナーと混合され、しだいに劣化したトナーの割合
が増加して現像装置内のトナー全体が一様に劣化の影響
をうける不具合を回避することができる。
【0024】また、仕切り板13によって隔てられたト
ナー供給ローラ12側の空間には、トナー供給ローラ1
2の周面と現像ローラ10の周面及び現像ブレード11
に近接してトナー供給ローラ12と現像ローラ10を含
む空間を占有する近接部材Eが設けられているため、ト
ナー供給ローラ12側のトナー収容可能な空間は縮小さ
れている。このため、トナー収容部14からトナー供給
ローラ12側へ搬送されるトナー量は制限され、トナー
搬送部材15が稼働しても、トナー供給ローラ12側の
空間がトナーで満たされていれば、トナーが仕切り板1
8を越えてトナー供給ローラ12側へ投入される事はな
く、ストレスを受ける領域に有るトナー量を少なくし、
その領域に搬入されるトナー量を制限することができ
る。これに対し、トナー収容部14内のトナーは、トナ
ー搬送部材15による搬送が行われても、この搬送動作
によりトナーが受けるストレスは非常に弱く、また、ト
ナー搬送部材15の駆動は間欠的に行われるため、トナ
ーの劣化はほとんど進まない。さらに、トナー供給ロー
ラ12側の空間でストレスを受けるトナーについて、こ
の領域に収容されるトナー量が多い場合には、この領域
で後に消費されるほど劣化したトナーとなり、少ない画
像形成枚数の間で画像品質の差が生じることになる。し
たがって、このような点からも、トナー供給ローラ12
と現像ローラ10の周囲の空間は狭い方が良い。
【0025】また、現像ブレード11は、現像ローラ1
0の表面に対して弾性的に当接されているため、現像ブ
レード11と現像ローラ10の表面との間には空隙が設
けられていることが必要であるが、トナー供給ローラ1
2側から現像ローラ10上に汲み上げられ、現像ブレー
ド11により掻き取られた余剰のトナーがこの空隙に侵
入すると、トナー凝集が生じ、ブロッキングが発生した
り、凝集したトナー塊が落下し、現像ローラ10と現像
ブレード11との間に挟まって薄層形成を乱すことがあ
る。本実施形態では、現像ブレード11と近接部材Eと
の間の空隙にシール部材19が設けられ、空隙へのトナ
ーの充填が防止されるため、特に、流動性の低いトナー
を用いた場合でも、凝集トナーによる異常画像の発生を
防止することができる。なお、上記の画像形成装置で
は、トナー搬送部材の駆動を間欠的に行うものとした
が、これを、トナー供給ローラ側の空間にトナーがなく
ならない範囲で、トナー搬送部材の回転数を少なくして
連続運転する構成とすることも可能であり、この場合も
トナーの劣化を抑制する効果がある。 (第2の実施形態)請求項9、請求項11、請求項13
又は請求項14に記載の画像形成装置の一実施形態につ
いて説明する。図3は、この画像形成装置に用いられる
現像装置を示す概略部分断面図である。この画像形成装
置に用いられる現像装置23は、現像ケース37内に収
容され、内部に仕切り板33を有し、この仕切り板33
によって、トナー搬送部材35が備えられ、トナーが収
容されるトナー収容部34と現像ローラ30、トナー供
給ローラ32及び現像ブレード31が配設される空間に
分割される。この現像装置23の現像ケース37は、現
像ローラ30とトナー供給ローラ32の上部で現像ロー
ラ30の表面とトナー供給ローラ32の表面の形状に適
合する形状で、2つのローラ30、32の表面に近接す
るように形成されており、これにより、2つのローラ3
0、32の上部の空間は縮小されている。このため、ト
ナー供給ローラ32側に収容可能なトナー量は制限さ
れ、ストレスを受けるトナーを減らすことができる。し
かも、このように現像ローラ30とトナー供給ローラ3
2の表面に近接する部材を現像ケース37の内側を変形
させることにより代用しているため、部品点数を削減し
た装置を低コストで提供することができる。なお、この
画像形成装置の上記の他の構成及び動作は、第1の実施
形態と同様とする。
【0026】(第3の実施形態)請求項9、請求項1
1、請求項12、請求項13又は請求項14に記載の画
像形成装置の一実施形態について説明する。図4は、こ
の画像形成装置に用いられる現像装置43を示す概略部
分断面図である。この現像装置43は、現像ケース57
内に収容され、内部に仕切り板53を有し、この仕切り
板53によって、トナー搬送部材55が備えられ、トナ
ーが収容されるトナー収容部54と現像ローラ50、ト
ナー供給ローラ52及び現像ブレード51が配設される
空間に分割される。この現像装置43は、図4に示すよ
うに、現像ローラ50及びトナー供給ローラ52の上部
空間にこれらの2つのローラ50、52に近接する近接
部材F56が設けられ、現像ケース37は、2つのロー
ラ50、52の上部で近接部材F56を介して2つのロ
ーラ50、52に近接するように形成されている。
【0027】一般に、現像ローラ及びトナー供給ローラ
の周辺の空間を狭くすることにより、現像装置内のトナ
ーの劣化を防止することができるが、トナー供給ローラ
側から現像ローラ側へトナーが搬送される時にその先の
空間が閉じていると、このような領域でトナーが停滞し
凝集しやすく、特に流動性の低いトナーを用いた場合に
は、凝集したトナーが固化する、トナーのブロッキング
という現象が生じることがある。本実施形態では、上記
のような構成により近接部材Fの上方にトナー流路Cが
形成されており、これにより、トナー供給ローラ52側
から現像ローラ50側へ搬送されて現像ローラ50上へ
汲み上げられ、現像ブレード51により掻き落とされた
トナーが現像ブレード51の先端付近に滞留しても、滞
留量が増加すればトナー流路Cへ押し出され、トナー流
路Cから再びトナー供給ローラ52へと戻されるため、
流動性の低いトナーを用いた場合にも、トナー詰まりや
トナーのブロッキングを防止することができる。なお、
本実施形態の画像形成装置の上記の他の構成及び動作
は、第1の実施形態と同様とする。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、現像ローラとトナー供給ローラと現像ブレード
を有する空間と、トナー搬送部材を備え、トナーを収容
する空間を仕切り、トナー供給ローラ側の空間の2つの
ローラの周囲に近接部材を設けて空間の容積を小さくす
ることにより、攪拌のストレスを受けるトナーの量を少
なくし、劣化したトナーが現像装置内のトナー全体に混
合される不具合を防止し、現像装置内のトナーの減少時
でも画像品質を維持することができる。また、2つのロ
ーラ側の空間で劣化トナーが蓄積されることで発生する
現像回数による画像品質の変動を抑制することができ
る。また、請求項8に記載の発明は、このような現像装
置を画像形成装置に用いることで、劣化トナーの蓄積に
よる画質欠陥を防止することができる。
【0029】請求項2に記載の発明は、上記の仕切り板
を有する現像装置において、現像装置を収容する筐体を
現像ローラとトナー供給ローラと現像ブレードの上部で
これらの部材に近接する形状に形成することにより、2
つのローラの周囲の空間容積を縮小し、攪拌のストレス
を受けるトナーの量を少なくし、劣化したトナーが現像
装置内のトナー全体に混合される不具合を防止し、画像
品質を維持することができる。しかも、2つのローラに
近接する部材を設けず、現像ケースの内側の形状により
対応する構成であるため、部品点数を削減することが可
能となり、組み付け性を向上させることができる。請求
項9に記載の発明は、このような現像装置を画像形成装
置に用いることで、劣化トナーの蓄積による画質欠陥を
防止することが可能な小型の画像形成装置を提供するこ
とができる。
【0030】請求項3に記載の発明は、現像ローラとト
ナー供給ローラと現像ブレードの上部にこれらの部材に
近接する近接部材を設け、現像ブレードが当接される現
像ローラの表面と近接部材の間に形成された空隙にシー
ル部材を設けることにより、劣化トナーが現像装置内の
トナー全体に混合される不具合を防止し、画像品質を維
持すると共に、現像ブレードによって掻き取られたトナ
ーのこの空隙での凝集を防止し、現像ローラ上に安定し
た薄層を形成することができる。請求項10に記載の発
明は、このような現像装置を画像形成装置に用いること
で、劣化トナーの蓄積による画質欠陥及び凝集トナーに
よる異常画像の発生を防止することができる。
【0031】請求項4に記載の発明は、現像ローラとト
ナー供給ローラと現像ブレードの上部で筐体の形状をこ
れらの部材に近接する形状に形成し、現像ブレードが当
接される現像ローラの表面と近接部材の間に形成された
空隙にシール部材を設けることにより、劣化トナーが現
像装置内のトナー全体に混合される不具合を防止し、画
像品質を維持すると共に、現像ブレードによって掻き取
られたトナーがこの空隙で凝集することを防止し、現像
ローラ上に安定した薄層を形成することが可能な現像装
置を簡単な構成で提供することができる。請求項11に
記載の発明は、このような現像装置を画像形成装置に用
いることで、劣化トナーの蓄積による画質欠陥及び凝集
トナーによる異常画像の発生を防止することが可能な小
型の画像形成装置を提供することができる。
【0032】請求項5に記載の発明は、現像ローラとト
ナー供給ローラと現像ブレードに近接してこれらの部材
の周囲の空間を縮小する近接部材を設けた現像装置また
は、近接部材を設けず、筐体の形状をこれらの部材の上
部でこれらの部材に近接するように形成した現像装置に
おいて、現像ローラとトナー供給ローラと現像ブレード
を有する空間に現像ブレードによって掻き取られた現像
ローラ上の余剰トナーをトナー供給ローラ上に戻す流路
を形成することにより、劣化トナーが現像装置内のトナ
ー全体に混合される不具合を防止し、画像品質を維持す
ると共に、現像ブレードによって掻き取られた現像ロー
ラ上のトナーがトナー供給ローラ上へ容易に戻されるた
め、流動性の低いトナーによるトナー詰まりやトナーの
ブロッキングを防止することができる。請求項12に記
載の発明は、このような現像装置を画像形成装置に用い
ることで、劣化トナーの蓄積による画質欠陥及び凝集ト
ナーによる異常画像の発生を防止し、流動性の低いトナ
ーにも適用可能であり、良好な画像形成を行うことが可
能な画像形成装置を提供することができる。
【0033】請求項6に記載の発明は、現像ローラとト
ナー供給ローラと現像ブレードを有する空間と、トナー
搬送部材を備え、トナーを収容する空間との間に仕切り
板を備え、現像ローラとトナー供給ローラと現像ブレー
ドを有する空間にこれらの部材に近接する近接部材を備
えた現像装置または、筐体の一部がこれらの部材に近接
する形状に形成された現像装置において、トナー供給ロ
ーラの回転中心までの高さと仕切り板上端の高さとの差
をLとし、トナー供給ローラの直径をDとするとき、D
/4≦Lを満たすように仕切り板の高さを定めることで
仕切り板を高くし、これにより、トナー供給ローラ部分
で攪拌されたトナーが仕切り板を越えてトナー収容部へ
戻ることを防止し、トナー収容部とトナー供給ローラ側
とでトナーの入れ替わりをなくし、現像装置内のトナー
が一様に劣化する不具合を防止することができる。請求
項13に記載の発明は、このような現像装置を画像形成
装置に用いることで、劣化トナーの蓄積による画質欠陥
が防止され、画像形成回数の差による画像品質の変動の
ない画像形成装置を簡単な構成で提供することができ
る。
【0034】請求項7に記載の発明は、現像ローラとト
ナー供給ローラと現像ブレードを有する空間と、トナー
搬送部材を備え、トナーを収容する空間との間に仕切り
板を備え、現像ローラとトナー供給ローラと現像ブレー
ドを有する空間にこれらの部材に近接する近接部材を備
えた現像装置または、筐体の一部がこれらの部材に近接
する形状に形成された現像装置において、トナー搬送部
材を間欠駆動することにより、劣化トナーが現像装置内
のトナー全体に混合される不具合を防止し、画像品質を
維持すると共に、トナー供給ローラ12側の空間にトナ
ーがなくなる前にトナー搬送部材15を駆動することが
可能となり、これにより、トナー搬送部材15の不要な
運転をなくして効率よく駆動すると共に、トナーの劣化
を抑制することができる。請求項14に記載の発明は、
このような現像装置を画像形成装置に用いることで、ト
ナーの劣化を抑制すると共に、劣化トナーの蓄積を防止
し、良好な画像品質が維持される画像形成装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項8、請求項10、請求項13又は請求項
14に記載の画像形成装置の一実施形態を示す概略構成
図である。
【図2】図1に示す画像形成装置を構成する現像装置を
示す概略部分拡大図である。
【図3】請求項9、請求項11、請求項13又は請求項
14に記載の画像形成装置の一実施形態に用いられる現
像装置を示す概略部分断面図である。
【図4】請求項9、請求項11、請求項12、請求項1
3又は請求項14に記載の画像形成装置の一実施形態に
用いられる現像装置を示す概略部分断面図である。
【符号の説明】
1、21、41 感光体ドラム 2 帯電装置 3、23、43 現像装置 4 転写装置 5 クリーニング装置 6 給紙ローラ 7 転写ベルト 8 クリーニングベルト 9 感光体回収トナー搬送部材 10、30、50 現像ローラ 11、31、51 現像ブレード 12、32、52 トナー供給ローラ 13、33、53 仕切り板 14、34、54 トナー収容部 15、35、55 トナー搬送部材 16 近接部材E 17、37、57 現像ケース(現像装置筐体) 18、38、58 可撓性部材 19、39、59 シール部材 56 近接部材F A 現像ニップ領域 B 転写領域 C トナー流路 D トナー供給ローラ直径 L トナー供給ローラ中心〜仕切り板上端 P 転写紙 T トナー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体に収容され、周面上に一成分現像剤
    を担持して、感光体表面に形成された静電潜像を顕像化
    する現像ローラと、該現像ローラ上の現像剤を薄層化す
    る現像ブレードと、前記現像ローラに一成分現像剤を供
    給する現像剤供給ローラと、一成分現像剤を収容する現
    像剤収容部とを備え、 前記現像ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ロ
    ーラを収容する空間と前記現像剤収容部の空間との間に
    仕切り板を有する現像装置において、 前記仕切り板によって隔てられた前記現像ローラと前記
    現像ブレードと前記現像剤供給ローラを収容する空間
    に、前記現像ローラの周面と前記現像剤供給ローラの周
    面と前記現像ブレードに近接して配置される近接部材を
    有することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 筐体に収容され、周面上に一成分現像剤
    を担持して、感光体表面に形成された静電潜像を顕像化
    する現像ローラと、該現像ローラ上の現像剤を薄層化す
    る現像ブレードと、前記現像ローラに一成分現像剤を供
    給する現像剤供給ローラと、一成分現像剤を収容する現
    像剤収容部とを備え、 前記現像ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ロ
    ーラを収容する空間と前記現像剤収容部の空間との間に
    仕切り板を有する現像装置において、 前記筐体は、前記仕切り板によって隔てられた前記現像
    ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ローラを収
    容する空間で、前記現像ローラの周面と前記現像剤供給
    ローラの周面と前記現像ブレードに近接する形状に形成
    されていることを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像ブレードと前記近接部材の間の
    空隙にシール部材を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像ブレードと前記筐体の間の空隙
    にシール部材を設けたことを特徴とする請求項2に記載
    の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記仕切り板によって隔てられた前記現
    像ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ローラを
    含む空間に、前記現像ブレードによって掻き取られた前
    記現像ローラ上の余剰現像剤を前記現像剤供給ローラ上
    に戻す流路を形成することを特徴とする請求項1、請求
    項2、請求項3又は請求項4に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤供給ローラの回転中心までの
    高さと前記仕切り板上端までの高さとの差をLとし、前
    記現像剤供給ローラの直径をDとするとき、次式、 D/4≦L を満たすように、前記仕切り板の上端までの高さを定め
    ることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請
    求項4又は請求項5に記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤収容部は、前記仕切り板を越
    えて一成分現像剤を前記現像剤供給ローラ側へ搬送する
    現像剤搬送部材を有し、 前記現像剤搬送部材は、間欠的に駆動されることを特徴
    とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求
    項5又は請求項6に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 表面に静電潜像が形成される感光体と、
    該感光体の表面に形成された静電潜像を一成分現像剤に
    よって現像する現像装置を備える画像形成装置におい
    て、 前記現像装置は、筐体に収容され、周面上に一成分現像
    剤を担持して、感光体表面に形成された静電潜像を顕像
    化する現像ローラと、該現像ローラ上の現像剤を薄層化
    する現像ブレードと、前記現像ローラに一成分現像剤を
    供給する現像剤供給ローラと、一成分現像剤を収容する
    現像剤収容部とを備え、 前記現像ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ロ
    ーラを収容する空間と前記現像剤収容部の空間との間に
    仕切り板を有し、 前記仕切り板によって隔てられた前記現像ローラと前記
    現像ブレードと前記現像剤供給ローラを収容する空間
    に、前記現像ローラの周面と前記現像剤供給ローラの周
    面と前記現像ブレードに近接して配置される近接部材を
    有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 表面に静電潜像が形成される感光体と、
    該感光体の表面に形成された静電潜像を一成分現像剤に
    よって現像する現像装置を備える画像形成装置におい
    て、 前記現像装置は、筐体に収容され、周面上に一成分現像
    剤を担持して、感光体表面に形成された静電潜像を顕像
    化する現像ローラと、該現像ローラ上の現像剤を薄層化
    する現像ブレードと、前記現像ローラに一成分現像剤を
    供給する現像剤供給ローラと、一成分現像剤を収容する
    現像剤収容部とを備え、 前記現像ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ロ
    ーラを収容する空間と前記現像剤収容部の空間との間に
    仕切り板を有し、 前記筐体は、前記仕切り板によって隔てられた前記現像
    ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ローラを収
    容する空間で、前記現像ローラの周面と前記現像剤供給
    ローラの周面と前記現像ブレードに近接する形状に形成
    されていることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記現像ブレードと前記近接部材の間
    の空隙にシール部材を設けたことを特徴とする請求項8
    に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記現像ブレードと前記筐体の間の空
    隙にシール部材を設けたことを特徴とする請求項9に記
    載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記仕切り板によって隔てられた前記
    現像ローラと前記現像ブレードと前記現像剤供給ローラ
    を含む空間に、前記現像ブレードによって掻き取られた
    前記現像ローラ上の余剰現像剤を前記現像剤供給ローラ
    上に戻す流路を形成することを特徴とする請求項8、請
    求項9、請求項10又は請求項11に記載の画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 前記現像剤供給ローラの回転中心まで
    の高さと前記仕切り板の上端までの高さの差をLとし、
    前記現像剤供給ローラの直径をDとするとき、次式、 D/4≦L を満たすように、仕切り板の上端までの高さとの差を定
    めることを特徴とする請求項8、請求項9、請求項1
    0、請求項11又は請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記現像剤収容部は、前記仕切り板を
    越えて一成分現像剤を前記現像剤供給ローラ側へ搬送す
    る現像剤搬送部材を有し、 前記現像剤搬送部材は、間欠的に駆動されることを特徴
    とする請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12又は請求項13に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003280390A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Seiko Epson Corp 現像装置、画像形成装置及びコンピュータシステム
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JP2015143793A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社沖データ 画像形成ユニット及び画像形成装置

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