JP2001032522A - 塔状体の構築方法 - Google Patents
塔状体の構築方法Info
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- JP2001032522A JP2001032522A JP11212425A JP21242599A JP2001032522A JP 2001032522 A JP2001032522 A JP 2001032522A JP 11212425 A JP11212425 A JP 11212425A JP 21242599 A JP21242599 A JP 21242599A JP 2001032522 A JP2001032522 A JP 2001032522A
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- JP
- Japan
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- formwork
- guide rail
- concrete
- tower
- work scaffold
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G3/00—Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height
- E04G3/24—Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height specially adapted for particular parts of buildings or for buildings of particular shape, e.g. chimney stacks or pylons
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
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- E04G3/24—Scaffolds essentially supported by building constructions, e.g. adjustable in height specially adapted for particular parts of buildings or for buildings of particular shape, e.g. chimney stacks or pylons
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コンクリートを十分に養生しつつ、特殊な形状
の塔状体を構築することができる、塔状体の構築方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】塔状体の構築予定範囲内に鋼管を立て、構
築予定範囲外にガイドレールを立てる。このガイドレー
ルに沿って作業足場の上昇を行う。作業足場から上下２
組みの型枠を懸垂する。鋼管群を包囲する状態で組み立
ててある第１型枠の内部にコンクリートを打設する。第
１型枠の下に組み立ててある第２型枠を解体して、第１
型枠の上位置まで吊り上げる。第１型枠の上で、鋼管群
を包囲する状態で第２型枠を組み立て、この第２型枠の
内部にコンクリートを打設する。その後に作業足場をガ
イドレールに沿って上昇させる。
の塔状体を構築することができる、塔状体の構築方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】塔状体の構築予定範囲内に鋼管を立て、構
築予定範囲外にガイドレールを立てる。このガイドレー
ルに沿って作業足場の上昇を行う。作業足場から上下２
組みの型枠を懸垂する。鋼管群を包囲する状態で組み立
ててある第１型枠の内部にコンクリートを打設する。第
１型枠の下に組み立ててある第２型枠を解体して、第１
型枠の上位置まで吊り上げる。第１型枠の上で、鋼管群
を包囲する状態で第２型枠を組み立て、この第２型枠の
内部にコンクリートを打設する。その後に作業足場をガ
イドレールに沿って上昇させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、塔状体の構築方法
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】橋脚のような塔状体を構築するために、
型枠を移動しつつコンクリートを打設する、スリップフ
ォーム工法が開発されている。
型枠を移動しつつコンクリートを打設する、スリップフ
ォーム工法が開発されている。
【０００３】
【本発明が解決しようとする課題】前記したスリップフ
ォーム工法は、型枠が常に移動していることから、コン
クリートの硬化に十分な時間をとることができないとい
う問題がある。
ォーム工法は、型枠が常に移動していることから、コン
クリートの硬化に十分な時間をとることができないとい
う問題がある。
【０００４】
【本発明の目的】本発明は上記したような従来の問題を
解決するためになされたもので、コンクリートを十分に
養生しつつ、特殊な形状の塔状体を構築することができ
る、塔状体の構築方法を提供することを目的とする。
解決するためになされたもので、コンクリートを十分に
養生しつつ、特殊な形状の塔状体を構築することができ
る、塔状体の構築方法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の塔状体の構築方法は、塔状体の構
築予定範囲内に鋼管を立て、構築予定範囲外にガイドレ
ールを立て、このガイドレールに沿って作業足場の上昇
を行い、作業足場から上下２組みの型枠を懸垂し、鋼管
群を包囲する状態で組み立ててある第１型枠の内部にコ
ンクリートを打設し、第１型枠の下に組み立ててある第
２型枠を解体して、第１型枠の上位置まで吊り上げ、第
１型枠の上で、鋼管群を包囲する状態で第２型枠を組み
立て、この第２型枠の内部にコンクリートを打設し、そ
の後に作業足場をガイドレールに沿って上昇させて行
う、塔状体の構築方法を特徴とするものである。
するために、本発明の塔状体の構築方法は、塔状体の構
築予定範囲内に鋼管を立て、構築予定範囲外にガイドレ
ールを立て、このガイドレールに沿って作業足場の上昇
を行い、作業足場から上下２組みの型枠を懸垂し、鋼管
群を包囲する状態で組み立ててある第１型枠の内部にコ
ンクリートを打設し、第１型枠の下に組み立ててある第
２型枠を解体して、第１型枠の上位置まで吊り上げ、第
１型枠の上で、鋼管群を包囲する状態で第２型枠を組み
立て、この第２型枠の内部にコンクリートを打設し、そ
の後に作業足場をガイドレールに沿って上昇させて行
う、塔状体の構築方法を特徴とするものである。
【０００６】
【本発明の実施の態様】以下図面を参照しながら本発明
の塔状体の構築方法の実施例について説明する。
の塔状体の構築方法の実施例について説明する。
【０００７】＜イ＞鋼管の設置。 塔状体の構築予定範囲内に、まず鋼管１を立てて設置す
る。鋼管１は一定の長さを有する中空の筒体であり、ク
レーンによって吊り上げて順次溶接して鉛直方向に延長
してゆく。予定の高さまで鋼管１を延長したら、その上
端には天井枠体２を取り付ける。この天井枠体２は塔状
体の構築範囲の外部まで延長して設置する。
る。鋼管１は一定の長さを有する中空の筒体であり、ク
レーンによって吊り上げて順次溶接して鉛直方向に延長
してゆく。予定の高さまで鋼管１を延長したら、その上
端には天井枠体２を取り付ける。この天井枠体２は塔状
体の構築範囲の外部まで延長して設置する。
【０００８】＜ロ＞ガイドレールの設置。 次に塔状体の構築予定範囲外にガイドレール３を縦方向
に向けに設置する。そのために、ガイドレール３の上端
は天井枠体２に取り付け、ガイドレール３の下端は地上
に設置する。塔状体の上下断面が同一形状の塔状体では
ガイドレール３は鉛直になり、その他の形状の塔状体で
はガイドレール３が傾斜する場合もある。
に向けに設置する。そのために、ガイドレール３の上端
は天井枠体２に取り付け、ガイドレール３の下端は地上
に設置する。塔状体の上下断面が同一形状の塔状体では
ガイドレール３は鉛直になり、その他の形状の塔状体で
はガイドレール３が傾斜する場合もある。
【０００９】＜ハ＞作業足場４。 このガイドレール３に沿って上昇、下降する作業足場４
を取り付ける。この足場４は、複数段の通路を備え、そ
れを上下に連結した多段形式の枠組である。この作業足
場４の通路を水平移動し、あるいは上下段を昇降して作
業員が各種の作業を行う。作業足場４は塔状体の構築予
定範囲の全周囲を包囲した閉鎖形状を呈し、型枠５に加
わるコンクリートの水平方向の圧力に抵抗させる。作業
足場４がガイドレール３に沿ってスムーズに上昇するよ
うに、両者の間には車輪を介在させる。
を取り付ける。この足場４は、複数段の通路を備え、そ
れを上下に連結した多段形式の枠組である。この作業足
場４の通路を水平移動し、あるいは上下段を昇降して作
業員が各種の作業を行う。作業足場４は塔状体の構築予
定範囲の全周囲を包囲した閉鎖形状を呈し、型枠５に加
わるコンクリートの水平方向の圧力に抵抗させる。作業
足場４がガイドレール３に沿ってスムーズに上昇するよ
うに、両者の間には車輪を介在させる。
【００１０】＜ニ＞作業足場４の上昇。 作業足場４をガイドレール３に沿って上昇させるため
に、ガイドレール３に水平方向に貫通孔３１を開設す
る。一方、作業足場４には鉛直ジャッキ３２を設置す
る。そしてジャッキ３２の一方の端（図３の実施例では
上端）を作業足場４にとりつけ、ジャッキ３２の他端
（図３の実施例では下端）はガイドレール３の貫通孔３
１にピンを介して固定する。そのような配置のジャッキ
３２の伸長、あるいは短縮を行えば、挿入したピンに反
力を取って、鉛直ジャッキ３２の伸縮によって作業足場
４の上昇を行うことができる。
に、ガイドレール３に水平方向に貫通孔３１を開設す
る。一方、作業足場４には鉛直ジャッキ３２を設置す
る。そしてジャッキ３２の一方の端（図３の実施例では
上端）を作業足場４にとりつけ、ジャッキ３２の他端
（図３の実施例では下端）はガイドレール３の貫通孔３
１にピンを介して固定する。そのような配置のジャッキ
３２の伸長、あるいは短縮を行えば、挿入したピンに反
力を取って、鉛直ジャッキ３２の伸縮によって作業足場
４の上昇を行うことができる。
【００１１】＜ホ＞型枠支保枠５１の懸垂。 作業足場４の上方から型枠５の支保枠５１を懸垂する。
この支保枠５１には型枠５を取りつけ、取り外し自在で
ある。支保枠５１に取り付けた型枠５は支保枠５１の吊
り上げによって下から上に吊り上げて転用することが可
能である。
この支保枠５１には型枠５を取りつけ、取り外し自在で
ある。支保枠５１に取り付けた型枠５は支保枠５１の吊
り上げによって下から上に吊り上げて転用することが可
能である。
【００１２】＜ヘ＞型枠５の配置。 型枠５は塔状体のコンクリート６を打設するためにその
全外周を包囲する形状を呈する。この型枠５は複数組み
を用意する。最上位置の型枠５は、打設型枠５としてコ
ンクリート６を打設する直前に組み立てて、その内部に
コンクリート６を打設する。コンクリート６の側圧に抵
抗するために、その外周の作業足場４と型枠５の間には
複数本の型枠支持ジャッキ５２を配置しておく。その下
の型枠５は、コンクリート６の打設後の数日間、コンク
リート６の外部に取り付けたままにしておき、養生型枠
５としてコンクリート６の養生を行う。
全外周を包囲する形状を呈する。この型枠５は複数組み
を用意する。最上位置の型枠５は、打設型枠５としてコ
ンクリート６を打設する直前に組み立てて、その内部に
コンクリート６を打設する。コンクリート６の側圧に抵
抗するために、その外周の作業足場４と型枠５の間には
複数本の型枠支持ジャッキ５２を配置しておく。その下
の型枠５は、コンクリート６の打設後の数日間、コンク
リート６の外部に取り付けたままにしておき、養生型枠
５としてコンクリート６の養生を行う。
【００１３】＜ト＞型枠５の転用。 最下位置の養生型枠５は一定期間後に解体して型枠支保
枠５１に取り付ける。そして支保枠５１を吊り上げるこ
とによって、最上部に転用する。最下位置の型枠５の吊
り上げに際しては、上段の型枠支持ジャッキ５２と型枠
５の連結を解体して吊り上げ空間を確保する。最上部ま
で吊り上げたら型枠５を支保枠５１から取り外し、打設
型枠５として組み立ててその内部にコンクリート６を打
設する。型枠５の組み立てに際しては、鋼管１群の外周
を水平鉄筋などで包囲し、その外周に型枠を設置する。
枠５１に取り付ける。そして支保枠５１を吊り上げるこ
とによって、最上部に転用する。最下位置の型枠５の吊
り上げに際しては、上段の型枠支持ジャッキ５２と型枠
５の連結を解体して吊り上げ空間を確保する。最上部ま
で吊り上げたら型枠５を支保枠５１から取り外し、打設
型枠５として組み立ててその内部にコンクリート６を打
設する。型枠５の組み立てに際しては、鋼管１群の外周
を水平鉄筋などで包囲し、その外周に型枠を設置する。
【００１４】＜チ＞作業足場４の上昇。 型枠５の上昇、コンクリート６打設、養生、型枠５の上
昇、といった作業は、一定の位置に固定した作業足場４
を基礎にして行う。したがってこの繰り返し作業が吊り
上げの限界まで達したら、作業足場４をガイドレール３
に沿って上昇させる。こうして作業足場４の上昇と、最
下位置の型枠５の最上部への転用、を繰り返して塔状体
の構築を完成する。完成後はガイドレール３に沿って足
場と型枠５を地上まで下降させ、ガイドレール３をクレ
ーンなどで解体して作業を完了する。
昇、といった作業は、一定の位置に固定した作業足場４
を基礎にして行う。したがってこの繰り返し作業が吊り
上げの限界まで達したら、作業足場４をガイドレール３
に沿って上昇させる。こうして作業足場４の上昇と、最
下位置の型枠５の最上部への転用、を繰り返して塔状体
の構築を完成する。完成後はガイドレール３に沿って足
場と型枠５を地上まで下降させ、ガイドレール３をクレ
ーンなどで解体して作業を完了する。
【００１５】
【本発明の効果】本発明の塔状体の構築方法は以上説明
したようになるから、複数組の型枠５を使用し、コンク
リート６を打設する型枠５以外はコンクリート６の養生
に利用することができる。したがって十分に養生を行っ
た品質の良好なコンクリート６よりなる塔状体を構築す
ることができる。
したようになるから、複数組の型枠５を使用し、コンク
リート６を打設する型枠５以外はコンクリート６の養生
に利用することができる。したがって十分に養生を行っ
た品質の良好なコンクリート６よりなる塔状体を構築す
ることができる。
【図１】本発明の塔状体の構築方法の実施例の説明図。
【図２】足場と鋼管群との配置の実施例の平面図。
【図３】作業足場４の上昇機構の実施例の説明図。
【図４】型枠５の取り付け状態の実施例の説明図。
【図５】型枠５の吊り上げ状態の実施例の説明図。
Claims (2)
- 【請求項１】塔状体の構築予定範囲内に鋼管を立て、 構築予定範囲外にガイドレールを立て、 このガイドレールに沿って作業足場の上昇を行い、 作業足場から上下２組みの型枠を懸垂し、 鋼管群を包囲する状態で組み立ててある第１型枠の内部
にコンクリートを打設し、 第１型枠の下に組み立ててある第２型枠を解体して、第
１型枠の上位置まで吊り上げ、 第１型枠の上で、鋼管群を包囲する状態で第２型枠を組
み立て、 この第２型枠の内部にコンクリートを打設し、 その後に作業足場をガイドレールに沿って上昇させて行
う、 塔状体の構築方法 - 【請求項２】ガイドレールには水平方向に貫通孔を開設
し、 作業足場には鉛直ジャッキを設置し、 貫通孔に挿入したピンに反力を取って、鉛直ジャッキの
伸縮によって作業足場の上昇を行う、 請求項１記載の、塔状体の構築方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21242599A JP3353094B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 塔状体の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21242599A JP3353094B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 塔状体の構築方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001032522A true JP2001032522A (ja) | 2001-02-06 |
| JP3353094B2 JP3353094B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=16622389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21242599A Expired - Fee Related JP3353094B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 塔状体の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3353094B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104278828A (zh) * | 2014-09-30 | 2015-01-14 | 北京首钢建设集团有限公司 | 一种混凝土烟囱拆除操作平台 |
-
1999
- 1999-07-27 JP JP21242599A patent/JP3353094B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104278828A (zh) * | 2014-09-30 | 2015-01-14 | 北京首钢建设集团有限公司 | 一种混凝土烟囱拆除操作平台 |
| CN104278828B (zh) * | 2014-09-30 | 2016-08-24 | 北京首钢建设集团有限公司 | 一种混凝土烟囱拆除操作平台 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3353094B2 (ja) | 2002-12-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |