JP2001025516A - 硬式野球用ボール - Google Patents

硬式野球用ボール

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JP2001025516A
JP2001025516A JP11200240A JP20024099A JP2001025516A JP 2001025516 A JP2001025516 A JP 2001025516A JP 11200240 A JP11200240 A JP 11200240A JP 20024099 A JP20024099 A JP 20024099A JP 2001025516 A JP2001025516 A JP 2001025516A
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Japan
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ball
layer
cotton
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resin
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Haruo Uchida
春男 内田
Hiroharu Uchida
弘治 内田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の硬式ボールと同様の特性を有すると共
に、防水性に優れた硬式野球用のボールを提供すること
である。 【解決手段】 内部に焼コルクを有するゴム芯12の外
周に毛糸からなる層13を設け、その外周に綿糸からな
る層14を介して最外層15を設けてなる硬式野球用ボ
ールにおいて、上記最外層が水不透過性の樹脂から構成
されると共に、上記ゴム芯と毛糸層との間に、上記毛糸
層の10〜75%の密度を有する綿層16を設け、全重
量を142〜148gとすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬式野球に使用
されるボールに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、プロ野球や高校野球等に使用され
る硬式ボールは、図2に示すように、内部に焼コルク1
を有するゴム芯2の外周に毛糸からなる層3を設け、そ
の外周に綿糸からなる層4を介して、牛革5からなる最
外層を設けて形成される。
【0003】このボールは、最外層の牛革が傷みやす
く、打撃等の衝撃による変形が生じやすい。すなわち、
この牛革は密度、強度、復元力が一様でないため、打撃
を繰り返す毎に凹凸が生じ、この凹凸の復元が困難とな
りやすい。これらのため、ボールの使用寿命があまり長
くない。さらに、この硬式ボールは、牛革の縫い合わせ
部分が最も強度の弱い部分となる。このため、この部分
に打撃等の衝撃が与えられると、縫い糸が切れたり、そ
の周辺部の牛革が破断して使用できなくなる場合が生じ
る。
【0004】また、この硬式ボールは、牛革の縫い目よ
り雨水等の水がしみ込みやすい。水が硬式ボール内部に
しみ込むと、毛糸に水が含浸し、毛糸の劣化の原因とな
る。このため、打撃を行ったときに打ち縮みが生ずる。
さらに、上記のように、硬式ボールは牛革の縫い目より
雨水等の水がしみ込みやすいため、使用環境、すなわ
ち、天候や湿度に応じて水分の出入りが生じ、ボール全
体の重量が著しく変化する。
【0005】この問題点を改良するものとして、最外層
を樹脂で覆ったトップボールやプラクティスボール等が
知られている。トップボールは、図3に示すように、発
泡ポリウレタン製芯6の周囲に焼コルク層7を設け、そ
の外周に樹脂エラストマー層8を設けたものである。ま
た、プラクティスボールとは、雨天練習用の硬式野球用
ボールであり、図4に示すように、焼コルク層9の芯の
外周に樹脂エラストマー層10を設けたものである。
【0006】これらのボールは、最外層に樹脂エラスト
マー層を有することから、優れた防水性能を有し、衝撃
に対する変形に抗することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ト
ップボールは、硬式野球用には認められておらず、準硬
式野球用となっている。また、上記のトップボールやプ
ラクティスボールの重量は、通常の硬式ボールに比べて
重い。このため、使用する選手等に違和感を与え、たと
え練習用としてであっても、通常の硬式ボールの代替え
としては、ほとんど使用されていない。さらに、上記の
トップボールやプラクティスボールの芯部の密度に対す
る外周部の密度の比は、通常の硬式ボールの芯部の密度
に対する外周部の密度の比より大きい。このため、ボー
ルに回転を与えると、カーブ等の変化が起こりやすく、
かつ、大きく変化する。
【0008】また、上記のトップボールやプラクティス
ボールは、通常の硬式ボールに比べて最外層の樹脂エラ
ストマー層の弾性や反発力が大きいので、打撃によって
飛距離が伸びやすく、バウンドが大きくなりやすい。
【0009】上記の重量の差を克服し、上記のトップボ
ールやプラクティスボールの重量を通常の硬式ボールと
同等にするため、最外層の樹脂エラストマー層の重量を
減少させることが考えられる。
【0010】この場合、最外層の厚みが減少し、最外層
の強度が相対的に低下する。このため、使用を重ねるに
つれ、最外層の樹脂エラストマー層が変形を起こすと共
に、破断が生じ、防水性が消失することが考えられる。
【0011】そこで、この発明は、通常の硬式ボールと
同様の特性を有すると共に、防水性に優れた硬式野球用
のボールを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この硬式野球用のボールにかかる発明は、内部に焼
コルクを有するゴム芯の外周に毛糸からなる層を設け、
その外周に綿糸からなる層を介して最外層を設けてなる
硬式野球用ボールにおいて、上記最外層が水不透過性の
樹脂から構成されると共に、上記ゴム芯と毛糸層との間
に、上記毛糸層の10〜75%の密度を有する綿層を設
け、全重量を142〜148gとすることを特徴とす
る。
【0013】ボールの最外層を水不透過性の樹脂で構成
するので、防水性を有し、水の浸入によるボールの劣
化、ボールの重量の変動を抑制できる。
【0014】また、得られるボールは、通常の硬式野球
ボールに比べて、最外層を除いた部分を軽量化すること
ができる。このため、最外層の水不透過性樹脂として、
通常の公式野球ボールの最外層の牛革の重量より大きな
重量を使用するすることができるので、厚みのあるもの
を使用することができる。したがって、最外層の強度を
増強させることができ、破断を防止し、防水性を保持す
ることができる。
【0015】さらに、上記水不透過性の樹脂として、テ
ーパー摩耗度が0mgを越えて200mg以下であるも
のを選ぶことができる。
【0016】この構成を有する場合は、最外層の樹脂層
に傷、破断、熱変形、焼き付け等がおこりにくい。この
ため、ボールの寿命を延ばすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。
【0018】この発明にかかる硬式野球用のボール(以
下、「新ボール」と称する。)は、図1に示すように、
内部に焼コルク11を有するゴム芯12の外周に毛糸か
らなる層13を設け、その外周に綿糸からなる層14を
介して最外層として水不透過性の樹脂からなる層15を
設けたものである。
【0019】そして、ゴム芯12と毛糸層13との間
に、所定密度を有する綿層16が設けられる。
【0020】上記新ボールの最外層を構成する水不透過
性樹脂層15に用いられる樹脂の具体例としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアミド
樹脂、エポキシ樹脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂、ポリ
エステル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ABS樹脂、アクリル
樹脂等の熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂の
エラストマーをあげることができる。これらの中でも、
ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、熱可塑性ポリウレタン
樹脂、ポリアミドエラストマー、熱可塑性ポリウレタン
加硫エラストマー等が好ましく、熱可塑性ポリウレタン
樹脂、熱可塑性ポリウレタン加硫エラストマー等が特に
好ましい。
【0021】また、上記水不透過性樹脂層15の形態と
しては、樹脂そのものを使用してもよく、また、合成皮
革や人工皮革の形態として使用してもよい。
【0022】上記水不透過性樹脂層15を構成する水不
透過性樹脂が有すると好ましい特性としては、テーパ摩
耗、硬度、破断強度、軟化温度等があげられる。
【0023】テーパー摩耗は、JIS K 7311の
測定で、0mgを越え1000mg以下であることがよ
く、200mg以下であることが好ましく、100mg
以下であることがより好ましい。さらにまた、得られる
新ボールに傷や破断等を生じさせるのを防止し、耐久性
をより向上させるためには、上記テーパー磨耗が0mg
を越え、15mg以下であることがさらに好ましく、
0.1mg以上10mg以下がさらにまた好ましく、
0.1mg以上1mg以下が特に好ましい。200mg
を越えると、最外層に傷や破断が生じやすくなる。
【0024】硬度は、JIS K 7311のタイプA
の測定で、50〜100が好ましく、60〜100がよ
り好ましく、80〜95がさらに好ましい。50未満だ
と、衝撃により変形が簡単に生じるからであり、また、
100を越えると、硬すぎて、従来ボールと同等の感触
が得られないからである。
【0025】破断強度は、JIS K 7311の測定
で、10〜100MPaが好ましく、40〜100MP
aがより好ましく、50〜100MPaがさらに好まし
い。10MPa未満だと、最外層に傷が生じたり、破断
が生じやすくなる。また、100MPaを越えてもよい
が、そこまでの性能を有する必要性は特にない。
【0026】軟化温度は、JIS K 7206の測定
で、50〜300℃が好ましく、80〜300℃がより
好ましく、90〜300℃がさらに好ましく、105〜
300℃がさらにまた好ましい。50℃未満では、ピッ
チングマシンの使用による摩擦や、バッティングにより
生ずる摩擦等により、焼き付けが生じやすいからであ
る。また、300℃を越えてもよいが、そこまでの性能
を有する必要性は特にない。
【0027】上記の各特性を満たせば、野球の試合、打
撃練習、ピッチングマシンによる練習等、通常のボール
の使用の範囲内では、十分な強度を発揮する。
【0028】また、上記の各特性の中でも、少なくと
も、テーパー摩耗の要件を満たせば、新ボールに使用さ
れる水不透過性樹脂層15は、傷、擦れ、破断、熱変
形、焼き付け等が防止されるのでより好ましい。
【0029】上記のような水不透過性樹脂層15を用い
ると、新ボールは、傷や破断等が防止され、防水性能を
有することとなる。このため、雨天での使用にも耐える
ことが可能となる。また、水不透過性樹脂層15はいず
れの部分も、密度、強度、復元力が均一であるため、打
撃を繰り返しても、凹凸が生じにくい。
【0030】上記水不透過性樹脂層15を最外層として
被覆し、新ボールを製造する方法は、金型を用いた射出
成形により被覆する方法、最外層として上記合成皮革や
人工皮革を貼り合わせて覆い、その境を同じ樹脂で融着
させる方法等、任意の方法を採用することができる。こ
の発明の新ボールは、縫い目を有さないので、強度の弱
い部分が生じない。このため、打撃により縫い糸が切れ
たり、その周囲部の最外層の破断を生じさせず、ボール
としての寿命が長くなる。
【0031】上記綿層16は、その外層を形成する毛糸
層13より軽い、すなわち、密度の小さい層である。こ
の綿層16の密度は、上記毛糸層13の密度の10〜7
5重量%がよく、30〜70重量%が好ましく、40〜
65重量%がより好ましく、50〜63重量%がさらに
好ましい。75重量%より重いと、新ボールを後述する
所定範囲内の重量とするために、最外層の水不透過性樹
脂層15の厚みを薄くせざるを得ず、傷や破断等を生じ
る場合がある。また、10重量%より軽くてもよいが、
そのような綿は、見いだされていない。
【0032】上記綿層16を構成する綿は、綿層16の
密度が上記条件を満たすものであれば特に限定されるも
のではない。特に、パンヤ(Panha) の種子から採取され
る綿は、これを用いて新ボールを製造したときに形成さ
れる綿層16の密度を、毛糸層13の密度の50〜63
重量%とすることができるので好ましい。上記パンヤの
種子から採取される綿は、カポックと通称されている綿
であり、東南アジアの熱帯地域で採取されるものであ
る。なお、綿層16の密度及び毛糸層13の密度は、上
記の新ボールを製造した後に測定することができる。す
なわち、製造された新ボールを半分に割り、綿層16及
び毛糸層13の占める体積を算出し、これと使用した綿
及び毛糸の量とから密度を測定することができる。
【0033】上記綿層16は、上記カポックをゲージ圧
30kg/cm2 程度の圧力で所定の形状に加圧成形
し、次いで全型を240〜260℃で2分〜2分30秒
間加熱処理することにより製造される。
【0034】上記新ボールの全重量は、142〜148
gである。これは、通常、プロ野球や高校野球等で使用
されている、図2に示すような、最外層が牛革により構
成される硬式ボール(以下、「従来ボール」と称す
る。)の規格と同様である。
【0035】上記新ボールの構成のうち、焼コルク11
を有するゴム芯12、毛糸層13、綿糸層14は、従来
ボールのもの、すなわち、プロ野球や高校野球に使用さ
れる焼コルクを有するゴム芯、毛糸、綿糸が用いられ
る。このため、新ボールは、ゴム芯12と毛糸層13と
の間に形成される綿層16、及び最外層の水不透過性樹
脂層15以外は、従来ボールと同様となる。
【0036】また、綿層16及び水不透過性樹脂層15
の重量は、上記の新ボールの全重量の範囲を満たすよう
な重量とする以外に、新ボールの芯部と外周部の密度比
が、従来ボールの芯部と外周部の密度比とは同等となる
ようにするのが好ましい。このようにすると、新ボール
と従来ボールとで、回転による変化に差が生じない。
【0037】上記新ボールは、所定の反発力を有するこ
とが望ましい。この反発力は、従来ボールでの反発テス
トで測定することができる。この反発テストは、13フ
ィート5インチ(約4.09m)の高さから測定対象の
ボールを大理石上に落下させ、跳ね上がった高さを測定
するものである。このときの反発力、すなわち、跳ね上
がった高さが、4フィート7インチ(約1.397m)
〜4フィート9インチ(約1.448m)の範囲に入る
のが従来ボールの反発テストの規格である。新ボールの
反発力がこの範囲に入ると、従来ボールと同等の反発力
を有することとなり、従来ボールと同等の取扱いを受け
ることが可能となる。
【0038】
〔ボールの製造〕
(製造例)半球状の金型の雌型にカポック(東南アジア
産、カネマツ社輸入品)10gを入れ、上方から半球状
の突部を有する雄型をゲージ圧26kg/cm2 で押し
込んだ。次いで、金型を240〜260℃で、2分間加
熱し、カポック成形体を得た。この成形体を綿層として
使用した。上記カポック成形体の密度は、0.33g/
cm3 であった。上記カポック成形体、プロ野球用硬式
ボールに使用される焼きコルクを有するゴム芯、毛糸、
綿糸を用い、図1に示すように新ボールを作製した。す
なわち、上記ゴム芯の周囲に上記のカポック成形体2個
を被せて覆い、その周囲に上記毛糸を巻き、その周囲に
綿糸を巻いた。次いで、これを金型に入れ、その周囲に
溶融した熱可塑性ポリウレタン樹脂((株)クラレ社
製:3537)を流し込んで冷却し、図1に示すような
構造を有するボールを作製した。得られたボールのうち
10個の平均重量は、146gであり、全てのボールが
142〜148gの範囲に入っていた。また、得られた
ボールの1つを半分に割り、綿層(カポック成形体層)
と毛糸層の密度を測定した。その結果、綿層(カッポク
成形体層)の密度は、0.33g/cm3 と、カポック
成形体の製造時の密度と変化はなかった。また、毛糸層
の密度は、0.53g/cm3 であった。なお、使用し
た熱可塑性ポリウレタン樹脂のテーパー摩耗(JIS
K 7311、摩耗輪としてH−22使用)は1mg、
硬度(JIS K 7311 TypeA)は90、破
断強度(JIS K 7311)は57MPa、軟化温
度(JIS K 7206)は116℃であった。 (実施例1)製造例において作成した新ボール10個を
用いて、反発力テストをおこなった。すなわち、13フ
ィート5インチ(約4.09m)の高さから新ボールを
大理石上に落下させ、反発力、すなわち、跳ね上がった
高さを測定した。その結果、反発力の最大は、4フィー
ト9インチ(約1.448m)、最小は、4フィート8
インチ(約1.422m)、10個の平均は、4フィー
ト8.5インチ(約1.435m)であった。この反発
力の値は、従来ボールの規格である4フィート7インチ
(約1.397m)〜4フィート9インチ(約1.44
8m)の範囲に入るので、従来ボールと同等の取扱いを
受けることが可能となる。
【0039】
【発明の効果】この発明によれば、得られるボールは、
表面に傷や破断が生じにくく、また、ボール自体に熱変
形や焼き付けがおこりにくい。このため、ボールの寿命
を延ばすことができる。
【0040】また、得られるボールは、防水性を有する
ので、水の浸入によるボールの劣化、ボールの重量の変
動を抑制することができる。このため、雨天時の練習に
使用することが可能となる。
【0041】さらに、得られるボールは、全重量、反発
力共、従来の公式野球用ボールと同規格を有するので、
従来の公式野球用ボールと同等の取扱いをすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるボールの例を示す断面図
【図2】従来ボールの例を示す断面図
【図3】トップボールの断面図
【図4】プラクティスボールの断面図
【符号の説明】
1 焼コルク 2 ゴム芯 3 毛糸層 4 綿糸層 5 牛革 6 発泡ポリウレタン芯 7 焼コルク層 8 樹脂エラストマー層 9 焼コルク層 10 樹脂エラストマー層 11 焼コルク 12 ゴム芯 13 毛糸層 14 綿糸層 15 水不透過性樹脂層 16 綿層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に焼コルクを有するゴム芯の外周に
    毛糸からなる層を設け、その外周に綿糸からなる層を介
    して最外層を設けてなる硬式野球用ボールにおいて、 上記最外層が水不透過性の樹脂から構成されると共に、
    上記ゴム芯と毛糸層との間に、上記毛糸層の10〜75
    %の密度を有する綿層を設け、全重量を142〜148
    gとすることを特徴とする硬式野球用ボール。
  2. 【請求項2】 上記綿層は、パンヤの種子から採取され
    る綿から構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    硬式野球用ボール。
  3. 【請求項3】 上記水不透過性の樹脂のテーパー摩耗度
    が0mgを越えて1000mg以下である請求項1又は
    2に記載の硬式野球用ボール。
JP11200240A 1999-07-14 1999-07-14 硬式野球用ボール Pending JP2001025516A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101254093B1 (ko) 2010-09-09 2013-04-12 친-첸 호 야구공
KR101738265B1 (ko) * 2015-10-13 2017-05-19 강수연 연습용 야구공
JP2020137813A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 努 神事 硬式野球用ボール

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KR101254093B1 (ko) 2010-09-09 2013-04-12 친-첸 호 야구공
KR101738265B1 (ko) * 2015-10-13 2017-05-19 강수연 연습용 야구공
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