JP2000037479A - 硬式野球用ボール - Google Patents

硬式野球用ボール

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JP2000037479A JP10205322A JP20532298A JP2000037479A JP 2000037479 A JP2000037479 A JP 2000037479A JP 10205322 A JP10205322 A JP 10205322A JP 20532298 A JP20532298 A JP 20532298A JP 2000037479 A JP2000037479 A JP 2000037479A
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春男 内田
Hiroharu Uchida
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の硬式ボールと同様の特性を有すると共
に、防水性に優れた硬式野球用のボールを提供すること
である。 【解決手段】 内部に焼コルク11を有するゴム芯12
の外周に毛糸からなる層13を設け、その外周に綿糸か
らなる層14を介して最外層を設けてなる硬式野球用ボ
ールにおいて、上記最外層が水不透過性の樹脂15から
構成されると共に、全重量が142〜148gであるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬式野球に使用
されるボールに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、プロ野球や高校野球等に使用され
る硬式ボールは、図2に示すように、内部に焼コルク1
を有するゴム芯2の外周に毛糸からなる層3を設け、そ
の外周に綿糸からなる層4を介して、牛革5からなる最
外層を設けて形成される。
【0003】このボールは、最外層の牛革が傷みやす
く、打撃等の衝撃による変形が生じやすい。すなわち、
この牛革は密度、強度、復元力が一様でないため、打撃
を繰り返す毎に凹凸が生じ、この凹凸の復元が困難とな
りやすい。これらのため、ボールの使用寿命があまり長
くない。さらに、この硬式ボールは、牛革の縫い合わせ
部分が最も強度の弱い部分となる。このため、この部分
に打撃等の衝撃が与えられると、縫い糸が切れたり、そ
の周辺部の牛革が破断して使用できなくなる場合が生じ
る。
【0004】また、この硬式ボールは、牛革の縫い目よ
り雨水等の水がしみ込みやすい。水が硬式ボール内部に
しみ込むと、毛糸に水が含浸し、毛糸の劣化の原因とな
る。このため、打撃を行ったときに打ち縮みが生ずる。
さらに、上記のように、硬式ボールは牛革の縫い目より
雨水等の水がしみ込みやすいため、使用環境、すなわ
ち、天候や湿度に応じて水分の出入りが生じ、ボール全
体の重量が著しく変化する。
【0005】この問題点を改良するものとして、最外層
を樹脂で覆ったトップボールやプラクティスボール等が
知られている。トップボールは、図3に示すように、発
泡ポリウレタン製芯6の周囲に焼コルク層7を設け、そ
の外周に樹脂エラストマー層8を設けたものである。ま
た、プラクティスボールとは、雨天練習用の硬式野球用
ボールであり、図4に示すように、焼コルク層9の芯の
外周に樹脂エラストマー層10を設けたものである。
【0006】これらのボールは、最外層に樹脂エラスト
マー層を有することから、優れた防水性能を有し、衝撃
に対する変形に抗することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ト
ップボールは、硬式野球用には認められておらず、準硬
式野球用となっている。また、上記のトップボールやプ
ラクティスボールの重量は、通常の硬式ボールに比べて
重い。このため、使用する選手等に違和感を与え、たと
え練習用としてであっても、通常の硬式ボールの代替え
としては、ほとんど使用されていない。さらに、上記の
トップボールやプラクティスボールの芯部の密度に対す
る外周部の密度の比は、通常の硬式ボールの芯部の密度
に対する外周部の密度の比より大きい。このため、ボー
ルに回転を与えると、カーブ等の変化が起こりやすく、
かつ、大きく変化する。
【0008】また、上記のトップボールやプラクティス
ボールは、通常の硬式ボールに比べて最外層の樹脂エラ
ストマー層の弾性や反発力が大きいので、打撃によって
飛距離が伸びやすく、バウンドが大きくなりやすい。
【0009】さらに、上記のトップボールやプラクティ
スボールは、ピッチングマシンに使用した場合、その最
外層の樹脂エラストマー層が摩耗することによりすり減
る。このとき、ピッチングマシンのウレタンホイールも
より摩耗し、ボール自体も予期せぬ回転が加わって、投
球軌道がみだれる場合が生ずる。さらにまた、使用を重
ねるにつれ、最外層の樹脂エラストマー層が熱変形や焼
き付けを起こしやすい。
【0010】上記の重量の差を克服し、上記のトップボ
ールやプラクティスボールの重量を通常の硬式ボールと
同等にするため、最外層の樹脂エラストマー層の重量を
減少させることが考えられる。
【0011】この場合、最外層の厚みが減少し、最外層
の強度が相対的に低下する。このため、ピッチングマシ
ンに使用した場合、使用を重ねるにつれ、最外層の樹脂
エラストマー層が熱変形や焼き付けを起こすと共に、破
断が生じ、防水性が消失することが考えられる。
【0012】そこで、この発明は、通常の硬式ボールと
同様の特性を有すると共に、防水性に優れた硬式野球用
のボールを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この硬式野球用のボールにかかる発明は、内部に焼
コルクを有するゴム芯の外周に毛糸からなる層を設け、
その外周に綿糸からなる層を介して最外層を設けてなる
硬式野球用ボールにおいて、上記最外層を水不透過性の
樹脂から構成すると共に、全重量を142〜148gと
することを特徴とする。
【0014】上記の構成を有するので、ボールの全重
量、及び、芯部の密度と外周部の密度の比が、通常の硬
式ボールと同等となり、通常の硬式ボールの代替えとし
ての使用が可能となり、また、ボールの回転による変化
に差が生じない。さらに、ボールの最外層を水不透過性
の樹脂で構成するので、防水性を有し、水の浸入による
ボールの劣化、ボールの重量の変動を抑制できる。
【0015】また、このボールは、2つのウレタンホイ
ールを有する2輪式ピッチングマシンを用い、初速13
0km/hで投げ出すマシンテストにおいて、少なくと
も2500回の繰り返し使用ができる。
【0016】さらに、上記水不透過性の樹脂として、テ
ーパー摩耗度が0mgを越えて15mg以下であると共
に、軟化温度が80〜300℃であるものを選ぶことが
できる。
【0017】これらの構成を有する場合は、最外層の樹
脂層に傷、破断、熱変形、焼き付け等がおこりにくい。
このため、ボールの寿命を延ばすことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。
【0019】この発明にかかる硬式野球用のボール(以
下、「新ボール」と称する。)は、図1に示すように、
内部に焼コルク11を有するゴム芯12の外周に毛糸か
らなる層13を設け、その外周に綿糸からなる層14を
介して最外層として水不透過性の樹脂からなる層15を
設けたものである。
【0020】上記新ボールの全重量は、142〜148
gである。これは、通常、プロ野球や高校野球等で使用
されている、図2に示すような、最外層が牛革により構
成される硬式ボール(以下、「従来ボール」と称す
る。)の規格と同様である。上記焼コルク11を有する
ゴム芯12、毛糸層13、綿糸層14は、従来ボールの
もの、すなわち、プロ野球や高校野球に使用される焼コ
ルクを有するゴム芯、毛糸、綿糸が用いられる。このた
め、新ボールは、最外層の水不透過性樹脂層15以外
は、従来ボールと同様となり、新ボールの水不透過性樹
脂層15と従来ボールの牛革とは同様の重量を有するこ
ととなり、使用される水不透過性樹脂層15の厚みは限
定される。このため、新ボールの全重量が従来ボールと
同等となり、従来ボールとの代替えをすることが可能と
なる。さらに、新ボールの芯部と外周部の密度比が従来
ボールの芯部と外周部の密度比と同等となり、ボールの
回転による変化に差が生じない。
【0021】新ボールの最外層は、水不透過性樹脂層1
5からなる。このため、新ボールは防水性能を有するこ
ととなり、雨天での使用にも耐えられる。また、水不透
過性樹脂層15はいずれの部分も、密度、強度、復元力
が均一であるため、打撃を繰り返しても、凹凸が生じに
くい。
【0022】この新ボールは、マシンテストに対する耐
久性があることが好ましい。マシンテストとは、2つの
ウレタンホイールを有する2輪式ピッチングマシンを用
い、ボールを何回繰り返し使用できるかをテストするも
のである。初速130km/hでボールを投げ出したと
き、少なくとも2500回の繰り返し使用ができること
が好ましく、少なくとも3000回の繰り返し使用がで
きることがより好ましく、少なくとも4000回の繰り
返し使用ができることがより好ましい。これだけ繰り返
すことができるのは、新ボールに使用される水不透過性
樹脂層15が、限定された厚みでの使用にもかかわら
ず、傷、破断、熱変形、焼き付け等が生じにくいものだ
からである。このため、新ボールの寿命は、従来ボール
に比べて飛躍的に延びる。
【0023】上記水不透過性樹脂層15を構成する水不
透過性樹脂が有すると好ましい特性としては、硬度、破
断強度、テーパ摩耗、軟化温度等があげられる。
【0024】硬度は、JIS K 7311のタイプA
の測定で、60〜100が好ましく、80〜100がよ
り好ましい。60未満だと、衝撃により変形し易いから
であり、また、100を越えると、硬すぎて、従来ボー
ルと同等の感触が得られないからである。
【0025】破断強度は、JIS K 7311の測定
で、40〜100MPaが好ましく、50〜100MP
aがより好ましい。40MPa未満だと、最外層に傷が
生じたり、破断が生じる場合があるからである。また、
100MPaを越えてもよいが、そこまでの性能を有す
る必要性は特にない。
【0026】テーパー摩耗は、JIS K 7311の
測定で、0mgを越え、15mg以下であることが好ま
しく、0.1mg以上10mg以下がより好ましく、
0.1mg以上1mg以下がさらに好ましい。15mg
を越えると、最外層に傷が生じたり、破断が生じる場合
があるからである。
【0027】軟化温度は、JIS K 7206の測定
で、80〜300℃が好ましく、90〜300℃がより
好ましく、105〜300℃がさらに好ましい。80℃
未満では、ピッチングマシンの使用時、焼き付けが生じ
やすいからである。また、300℃を越えてもよいが、
そこまでの性能を有する必要性は特にない。
【0028】上記の各特性を満たせば、野球の試合、打
撃練習、ピッチングマシンによる練習等、通常のボール
の使用の範囲内では、十分な強度を発揮する。
【0029】また、上記の各特性の中でも、少なくと
も、テーパー摩耗及び軟化温度の要件を満たせば、新ボ
ールに使用される水不透過性樹脂層15は、所定厚みに
限定されても、傷、擦れ、破断、熱変形、焼き付け等が
防止されるのでより好ましい。
【0030】上記水不透過性樹脂層15に用いられる樹
脂の具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリスチレン、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、熱可塑
性ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、酢酸ビニル樹
脂、ABS樹脂、アクリル樹脂等の熱可塑性樹脂や熱硬
化性樹脂、熱可塑性樹脂のエラストマーをあげることが
できる。これらの中でも、ポリアミド樹脂、エポキシ樹
脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂、ポリアミドエラストマ
ー、熱可塑性ポリウレタン加硫エラストマー等が好まし
く、熱可塑性ポリウレタン樹脂、熱可塑性ポリウレタン
加硫エラストマー等が特に好ましい。
【0031】また、上記水不透過性樹脂層15の形態と
しては、樹脂そのものを使用してもよく、また、合成皮
革や人工皮革の形態として使用してもよい。
【0032】さらに、上記水不透過性樹脂層15を最外
層として被覆する方法は、金型を用いた射出成形により
被覆する方法、最外層として上記合成皮革や人工皮革を
貼り合わせて覆い、その境を同じ樹脂で融着させる方法
等、任意の方法を採用することができる。この発明の新
ボールは、縫い目を有さないので、強度の弱い部分が生
じない。このため、打撃により縫い糸が切れたり、その
周囲部の最外層の破断を生じさせず、ボールとしての寿
命が長くなる。
【0033】
【実施例】以下、この発明を実施例を用いて説明する。
【0034】〔ボールの製造〕 (製造例1)プロ野球用硬式ボールに使用される焼きコ
ルクを有するゴム芯、毛糸、綿糸を用い、図1に示すよ
うに、ゴム芯の周囲に毛糸を巻き、その周囲に綿糸を巻
いた。これを、金型に入れ、その周囲に溶融した熱可塑
性ポリウレタン樹脂((株)クラレ社製:3537)を
流し込んで冷却し、図1に示すような構造を有するボー
ルを作製した。
【0035】得られたボール10個の平均重量は、14
6gであり、全てのボールが142〜148gの範囲に
入っていた。
【0036】なお、使用した熱可塑性ポリウレタン樹脂
の硬度(JIS K 7311 TypeA)は90、
破断強度(JIS K 7311)は57MPa、テー
パー摩耗(JIS K 7311)は1mg、軟化温度
(JIS K 7206)は116℃であった。
【0037】(製造例2)最外層となる樹脂として、熱
可塑性ポリウレタン樹脂((株)クラレ社製:クラリー
ノ)を用いた以外は、製造例1と同様にしてボールを作
製した。
【0038】得られたボール10個の平均重量は、14
6gであり、全てのボールが142〜148gの範囲に
入っていた。
【0039】なお、使用した熱可塑性ポリウレタン樹脂
の硬度(JIS K 7311 TypeA)は90、
破断強度(JIS K 7311)は57MPa、テー
パー摩耗(JIS K 7311)は35mg、軟化温
度(JIS K 7206)は93℃であった。
【0040】〔マシンテスト〕上記製造例1〜2で製造
されたボール、従来ボール(プロ野球用硬式ボール)、
及びトップボールを使用してマシンテストを行った。
【0041】マシンテストは、2つのウレタンホイール
を有する2輪式オールラウンドピッチングマシン(ミズ
ノ社製)を用い、初速130km/hでボール投げ出す
条件の下、何回繰り返して使用できるかを調べた。な
お、それぞれのボール10個を用いて試験した。
【0042】(実施例1)製造例1において作製したボ
ールを用いて、上記マシンテストをおこなった。その結
果、4000回繰り返し使用しても、10個すべてのボ
ールについて、表面に傷、焼き付け、破断等が見られ
ず、また、ボールの歪みも見られなかった。このため、
4000回の繰り返しで試験を中断した。
【0043】(実施例2)製造例2において作製したボ
ールを用いて、上記マシンテストをおこなった。その結
果、平均で3500回繰り返した時点で、表面が傷つ
き、ボロボロの状態となり、繰り返し使用が不可能とな
った。
【0044】(比較例1)従来ボールとして、プロ野球
において使用される硬式ボールを用いて、上記マシンテ
ストを行った。その結果、平均で1000回繰り返した
時点で、牛革がめくれ、繰り返し使用が不可能となっ
た。
【0045】(比較例2)市販のトップボールを用い
て、上記マシンテストを行った。その結果、平均で20
00回繰り返した時点で、牛革がめくれ、繰り返し使用
が不可能となった。
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、得られるボールは、
表面に傷や破断が生じにくく、また、ボール自体に熱変
形や焼き付けがおこりにくい。このため、ボールの寿命
を延ばすことができる。
【0047】また、ボールの重量、芯部と外周部の密度
の比も、従来ボールと差がないので、これを使用する選
手に違和感を与えない。このため、練習用として、従来
ボールの代替えに使用することが可能となる。
【0048】さらに、最外層以外は、プロ野球や高校野
球に使用される硬式ボールのものが使用されるので、最
外層に起因する性能以外は、従来ボールと同様な性能を
期待することができる。
【0049】さらにまた、防水性を有するので、水の浸
入によるボールの劣化、ボールの重量の変動を抑制する
ことができる。このため、雨天時の練習に使用すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるボールの例を示す断面図
【図2】従来ボールの例を示す断面図
【図3】トップボールの断面図
【図4】プラクティスボールの断面図
【符号の説明】
1 焼コルク 2 ゴム芯 3 毛糸層 4 綿糸層 5 牛革 6 発泡ポリウレタン芯 7 焼コルク層 8 樹脂エラストマー層 9 焼コルク層 10 樹脂エラストマー層 11 焼コルク 12 ゴム芯 13 毛糸層 14 綿糸層 15 水不透過性樹脂層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に焼コルクを有するゴム芯の外周に
    毛糸からなる層を設け、その外周に綿糸からなる層を介
    して最外層を設けてなる硬式野球用ボールにおいて、 上記最外層が水不透過性の樹脂から構成されると共に、
    全重量が142〜148gであることを特徴とする硬式
    野球用ボール。
  2. 【請求項2】 2つのウレタンホイールを有する2輪式
    ピッチングマシンを用い、初速130km/hでボール
    を投げ出すマシンテストにおいて、少なくとも2500
    回の繰り返し使用ができる請求項1に記載の硬式野球用
    ボール。
  3. 【請求項3】 上記水不透過性の樹脂のテーパー摩耗度
    が0mgを越えて15mg以下であると共に、軟化温度
    が80〜300℃である請求項1又は2に記載の硬式野
    球用ボール。
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