JP2001021362A - クローズドループ制御リング共振型振動ジャイロ - Google Patents

クローズドループ制御リング共振型振動ジャイロ

Info

Publication number
JP2001021362A
JP2001021362A JP11197243A JP19724399A JP2001021362A JP 2001021362 A JP2001021362 A JP 2001021362A JP 11197243 A JP11197243 A JP 11197243A JP 19724399 A JP19724399 A JP 19724399A JP 2001021362 A JP2001021362 A JP 2001021362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
ring
amplitude
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11197243A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Okada
健一 岡田
Tomishige Tai
富茂 田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP11197243A priority Critical patent/JP2001021362A/ja
Publication of JP2001021362A publication Critical patent/JP2001021362A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gyroscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スケールファクタを改善したリング共振型振
動ジャイロを提供する。 【解決手段】 リング状振動体80、リング状振動体8
0の基準点から周方向両側に角度θ1 の位置に形成され
る1対の駆動電極E1 、E2 、基準点から周方向両側の
45°および135°の点の内の何れかに形成される検
出電極E3 、1対の駆動電極E1 、E2 を駆動励振する
電圧を発生する振幅制御回路11、12、検出電極E3
の検出出力の同期検波回路21、同期検波回路21の出
力を積算するループフイルタ31、基準電圧源42の基
準電圧VR からループフイルタ31の出力VO を減算加
算処理する演算回路41、演算回路41の減算出力端を
一方の振幅制御回路11に接続すると共に演算回路41
の加算出力端を他方の振幅制御回路12に接続するクロ
ーズドループ制御リング共振型振動ジャイロ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クローズドルー
プ制御リング共振型振動ジャイロに関し、特に、スケー
ルファクタの改善されたクローズドループ制御リング共
振型振動ジャイロに関する。
【0002】
【従来の技術】図6を参照するに、リング共振型振動ジ
ャイロと称されるリング状の振動体を有する振動ジャイ
ロとしては、シリンドリカル共振型振動ジャイロ、半球
共振型振動ジャイロ、リング共振型振動ジャイロを例示
することができる。即ち、図6(a)はシリンドリカル
共振型振動ジャイロを示す図であり、図6(b)は半球
共振型振動ジャイロを示す図であり、図6(c)はリン
グ共振型振動ジャイロを示す図である。リング共振型振
動ジャイロのリング状振動体80を構成する原材料とし
て圧電セラミックスを採用することができる。このリン
グ状振動体80は中心軸である支柱82との間に圧縮状
態の半円スプリング81を円周方向に等間隔に介在させ
て支柱82に結合された状態に構成されている。
【0003】図7を参照するに、圧電セラミックスより
成るリング状振動体80の外表面および内表面に対向し
て電極を形成し、これら両電極間に交流電圧を印加して
圧電駆動することにより振動モード1の振動を生起する
ことができる。即ち、リング状振動体80の中心軸82
に直交すると共に互いに直交する2方向に、リング状振
動体80を屈曲振動させることができる。リング状振動
体80の振動モード1の振動状態において、リング状振
動体80に円周方向に角速度が入力されると、振動モー
ド1と直交する方向にコリオリ力が作用する結果、振動
モード1の方向から45°の方向に振動モード2が発生
する。ここで、振動モード2の方向の力の大きさを知る
ことにより、入力角速度の値を検出することができる。
以下、図8を参照して更に具体的に説明する。
【0004】図8は振動モードの回転を説明する図であ
る。図8(a)は角速度が印加されていない状態を示す
図である。この場合、A点の位置は振動モード1の方向
に一致しており、B点の位置は振動していない点である
ノードとなる。ここで、図8(a)のリング状振動体8
0に角速度が入力されると、リング状振動体80は図8
(b)に示される如く、A点はA’点の位置に回転する
と共にノードであるB点はB’点の位置に回転する。こ
の場合、電極の圧電駆動による振動モード1の振動に加
えて入力角速度による振動モード1に対して45°方向
の振動モード2の振動が生起されることにより、振動モ
ードのピークの位置はA点からずれたA’点の位置にず
れ、振動していない点であるノードも振動モードのB点
からずれたB’点に位置した振動をするに到る。
【0005】図9はリング共振型振動ジャイロの従来例
を説明する図である。振幅制御回路11から供給される
駆動信号Vd はリング状振動体80の共振周波数に等し
い周波数を有する交流の電圧信号であり、リング状振動
体80のA点の位置に設置される駆動電極Ea に印加さ
れる。その結果、リング状振動体80は、先に述べた振
動モード1で振動するに到る。A点と丁度180°回転
したC点の位置の両面に設置される電極Ec は振動モー
ド1のモニタ電極である。このモニタ電極Ec から得ら
れる振動情報は振幅検出回路13に供給され、直流信号
p に変換されて差動増幅器51において基準信号源5
2の出力する基準信号V r と比較される。差動増幅器5
1より得られる差信号Ve は一例として積分器により構
成されたループフイルタ31に入力される。ループフイ
ルタ31より得られる出力Vcontは、振幅制御回路11
に供給され、振幅検出回路13から出力される直流信号
p が基準信号Vr と等しくなって差動増幅器51の差
信号Ve をゼロとすべく、駆動信号Vd の振幅を制御す
る。即ち、リング状振動体80の駆動信号Vd を一定に
制御することにより、リング状振動体80の振動振幅を
常時一定に保持している。
【0006】A点に対して45°の位置であるB点に設
置される電極Eb は、先に述べた入力角速度により発生
する振動モード2を検出するモニタ電極であり、このモ
ニタ電極Eb から得られる振動情報は、同期検波回路2
1により振動の大きさに対応した直流信号に変換され
る。同期検波回路21の出力をそのまま振動の大きさの
検出出力として使用すればオープンループ信号処理のジ
ャイロが構成され、その出力はVO1になる。一方、クロ
ーズドループ信号処理のジャイロは、点線で示される回
路を付加することにより構成される。
【0007】即ち、同期検波回路21の出力は、一例と
して積分器により構成されるループフイルタ32に供給
され、第2ループフイルタ32から得られる出力はフィ
ードバック信号発生回路61に供給される。フィードバ
ック信号発生回路61は、第2ループフイルタ32から
得られる信号と発信回路10から供給されるクロックC
Kが入力され、モニタ電極Eb から得られる振動モード
2の振動とは周波数が同一で極性が逆の信号を発生する
回路である。このフィードバック信号発生回路61の出
力は、B点に対して180°回転した位置に設置される
フイードバック電極Ed に印加され、振動モード2の動
きを逆向きに抑制する。その結果、振動ジャイロに角速
度が入力され、振動モード2が発生しても、振動モード
2は実質的にゼロに抑制されるクローズドループ信号処
理をしていることになる。このクローズドループ信号処
理におけるジャイロ出力は、フイードバック電極Ed
与える電圧Vf を使用することもできるが、この電圧V
f は交流電圧であるところから取り扱い難い。そこで、
電圧Vf と比例関係にあるループフイルタ32の直流出
力をジャイロ出力VO2として使用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したクローズドル
ープ制御リング共振型振動ジャイロの従来例は、モニタ
電極Eb から得られる振動モード2の振動とは周波数が
同一で極性が逆のフイードバック電圧Vf を、モニタ電
極Eb から180°回転した位置に設置されるフイード
バック電極Ed に印加してその信号の大きさをジャイロ
出力として取り出す構成としているところから、リング
状振動体80自体の品質ファクタ(Q値)が変動する
と、ジャイロのスケールファクタはこの変動により大き
な影響を受ける。
【0009】この発明は、上述の問題を解消したクロー
ズドループ制御リング共振型振動ジャイロを提供するも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1:リング状部を
有するリング状振動体80を具備し、リング状振動体8
0の基準点から周方向両側に任意の鋭角の角度θ1 の位
置に形成される1対の駆動電極E1 、E2 を具備し、リ
ング状振動体80の基準点から周方向両側の45°およ
び135°の点の合計4点の内の何れかに形成されるモ
ニタ電極E3 を具備し、1対の駆動電極E1 、E2 それ
ぞれを駆動励振する電圧を発生する振幅制御回路11、
12を具備し、モニタ電極E3 の検出出力を入力して振
動の大きさに対応する信号を出力する同期検波回路21
を具備し、同期検波回路21の出力端を入力端に接続し
て同期検波回路21の出力を積算するループフイルタ3
1を具備し、基準電圧源42の基準電圧VR からループ
フイルタ31の出力VO を減算加算処理する演算回路4
1を具備し、演算回路41の減算出力端を一方の振幅制
御回路11に接続すると共に演算回路41の加算出力端
を他方の振幅制御回路12に接続して、駆動電極を駆動
励振する振幅制御回路の出力電圧を規定するクローズド
ループ制御リング共振型振動ジャイロを構成した。
【0011】そして、請求項2:請求項1に記載される
クローズドループ制御リング共振型振動ジャイロにおい
て、モニタ電極E3 はその形成される点の近傍において
この点から周方向両側に任意の鋭角の角度θ2 の位置に
形成される1対のモニタ電極E4 、E5 に分割形成し、
分割形成されたモニタ電極E4 、E5 の内の他方のモニ
タ電極E5 の検出出力を入力して振動の大きさに対応す
る信号を出力する第2同期検波回路22を具備し、両同
期検波回路は互いに位相の反転した振動の大きさに対応
した信号を出力する反転位相同期検波され、両同期検波
回路の出力端が接続される反転入力端および非反転入力
端を有する差動増幅器61をループフイルタ31の前段
に具備するクローズドループ制御リング共振型振動ジャ
イロを構成した。
【0012】また、請求項3:請求項1に記載されるク
ローズドループ制御リング共振型振動ジャイロにおい
て、駆動電極E1 、E2 のそれぞれから周方向に180
°回転した位置に形成される振幅検出電極E6 、E7
具備し、振幅検出電極E6 、E 7 の検出出力を入力し振
幅の大きさに対応する信号を出力する振幅検出回路1
3、14を振幅検出電極それぞれに具備し、両振幅検出
回路13、14の出力を入力して合成するベクトル合成
回路43を具備し、ベクトル合成回路43の出力V T
入力して第2基準電圧源45の基準電圧VR1から減算し
てその差分電圧Veを発生する差動増幅器44を具備
し、差分電圧Ve を加算して加算出力VC を発生する第
2ループフイルタ46を具備し、第2ループフイルタ4
6の加算出力V C と基準電圧源48の発生する基準信号
R2とを加算する加算器47を具備し、加算器47の出
力VR3を演算回路41の基準信号とするクローズドルー
プ制御リング共振型振動ジャイロを構成した。
【0013】更に、請求項4:請求項3に記載されるク
ローズドループ制御リング共振型振動ジャイロにおい
て、モニタ電極E3 はその形成される点の近傍において
この点から周方向両側に鋭角の角度θ2 の位置に形成さ
れる1対のモニタ電極E4 、E 5 に分割形成し、分割形
成されたモニタ電極E4 、E5 の内の他方のモニタ電極
5 の検出出力を入力して振動の大きさに対応する信号
を出力する第2同期検波回路22を具備し、両同期検波
回路は互いに位相の反転した振動の大きさに対応した信
号を出力する反転位相同期検波され、両同期検波回路の
出力端が接続される反転入力端および非反転入力端を有
する差動増幅器61をループフイルタの前段に具備する
クローズドループ制御リング共振型振動ジャイロを構成
した。
【0014】また、請求項5:リング状部を有するリン
グ状振動体80を具備し、基準点から周方向両側に90
°或いは180°回転した角度位置の任意の位置に形成
される駆動電極Ea1を具備し、その駆動電極Ea1から周
方向に90°或いは180°回転した角度位置の任意の
位置に形成される検出電極Ed1を具備し、リング状振動
体80の共振周波数で発振する発振回路と自動振幅制御
回路より成る駆動回路15を具備し、リング状振動体8
0の基準点から周方向両側に任意の鋭角の角度θ1 の位
置に形成される1対の制御電極Ec1 、Ec2 を具備し、
リング状振動体80の基準点から周方向両側の45°お
よび135°の点の合計4点の内の何れかに形成される
モニタ電極E3 を具備し、1対の制御電極Ec1 、Ec2
それぞれを制御励振する電圧を発生する振幅制御回路1
1、12を具備し、モニタ電極E 3 の検出出力を入力し
て振動の大きさに対応する信号を出力する同期検波回路
21を具備し、同期検波回路21の出力端を入力端に接
続して同期検波回路21の出力を積算するループフイル
タ31を具備し、ループフイルタ31の出力VO に正お
よび負の極正を付与し出力する演算回路41を具備し、
演算回路41の負出力端を一方の振幅制御回路11に接
続すると共に演算回路41の正出力端を他方の振幅制御
回路12に接続して制御電極Ec1 、Ec2 を駆動励振す
る振幅制御回路の出力電圧を規定するクローズドループ
制御リング共振型振動ジャイロを構成した。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1の第
1の実施例を参照して説明する。図1において、A点を
リング状振動体80の説明上の基準点とする。説明上の
基準点とは、角速度が入力されていない状態において振
動モード1がピークとなる位置を意味し、この位置を角
度0°の位置とする。A点、即ち、角度0°の位置から
180°回転したC点から両側に角度θ1 の位置に設置
された駆動電極E 1 および駆動電極E2 には以下の電圧
が印加される。即ち、駆動電極E1 には、振幅制御回路
11を介して、リング状振動体80の固有振動周波数に
一致する周波数の交流駆動電圧Vd1が印加される。そし
て、駆動電極E2 には、第2振幅制御回路12を介し
て、リング状振動体80の固有振動周波数に一致する周
波数の交流駆動電圧Vd2が印加される。その結果、リン
グ状振動体80は、駆動電極E 1 および駆動電極E2
より、図7を参照して説明された振動モード1の振動を
生起せしめられる。この時、駆動電極E1 に印加される
交流電圧Vd1と駆動電極E2 に印加される交流電圧Vd2
とが同一振幅の電圧であるものとすると、両駆動電極の
生起する振動を合成した振動は、振動モード1のピーク
値を基準点であるA点に実質的に一致する振動となる。
A点から45°回転した位置B点に設置されるモニタ電
極E3 は入力角速度により発生する振動モード2の検出
用の電極である。この振動モード2検出用のモニタ電極
3 から得られる振動情報は同期検波回路21により振
動の大きさに対応した直流信号に変換される。同期検波
回路21の直流信号出力は積分器より成るループフイル
タ31に供給、積分されてその出力VO は鎖線により包
囲して示されるフィードバック制御回路90内の演算回
路41に供給され、基準電圧源42から供給される基準
電圧信号VR と加減算される。演算回路41の出力の内
の一方である(VR +VO )は振幅制御回路11に供給
され、駆動電極E1 に印加される交流電圧Vd1に変換さ
れる。演算回路41の出力の内の他方の出力である(V
R −VO )は振幅制御回路12に供給され、駆動電極E
2 に印加される交流電圧Vd2に変換される。これら演算
回路41の出力は振幅制御回路11および振幅制御回路
12の出力の振幅を規定する電圧である。
【0016】ここで、リング状振動体80が振動モード
1の状態にあり、円周方向に角速度の入力がない場合、
振動モード2の発生はなく、同期検波回路21の出力は
ゼロとなる。ループフイルタ31の出力VO もゼロであ
るので演算回路41の出力は双方共に基準電圧信号VR
となる。即ち、振幅制御回路11の交流電圧出力Vd1
よび第2振幅制御回路12の交流電圧出力Vd2は同じ値
となる。その結果、この場合の振動のピーク値はA点に
対応する位置になる。従って、A点から45°回転した
B点においてモニタ電極E3 による検出電圧の発生はな
く、同期検波回路21の出力はゼロとなり、クローズド
ループの制御が成り立つ。
【0017】ここで、リング状振動体80に角速度が入
力されると、振動モード2が発生する。これにより、モ
ニタ電極E3 の形成されるノードの位置はB点から僅か
にずれる。このずれにより、モニタ電極E3 の設置され
るB点においてリング状振動体80に振動が発生する。
モニタ電極E3 はB点におけるリング状振動体80の振
動の大きさに対応した検出電圧を発生し、同期検波回路
21はこの検出電圧に対応した直流電圧を発生出力す
る。同期検波回路21により得られる出力は、ループフ
イルタ31の積分器により積分されて、演算回路41に
供給される。演算回路41の出力端から加算された直流
電圧(VR +VO )と減算された直流電圧(VR
O )が出力される。直流出力電圧(VR −VO )は振
幅制御回路11に入力され、対応する交流電圧Vd1に変
換されて駆動電極E1 に印加される。直流出力電圧(V
R +VO )も、同様に、第2振幅制御回路12に入力さ
れ、対応する交流電圧Vd2に変換されて駆動電極E2
印加される。振幅制御回路11および第2振幅制御回路
12には発振回路10からクロックパルスが供給され、
同期制御される。駆動電極E1 に印加される交流電圧V
d1と駆動電極E2 に印加される交流電圧Vd2の間には差
異が生じている。その結果、リング状振動体80に対し
て駆動電極E1 により生起せしめられる振動と駆動電極
2 により生起せしめられる振動は、その合成ベクトル
の方向を振動モード1のピークが生じるA点の位置を通
る方向から変移すると共にノードのB点位置も変移する
振動である。
【0018】この実施例においては、振動モード1の振
幅のピーク位置がA点からずれた場合、振幅制御回路1
1の出力Vd1と振幅制御回路12の出力Vd2は、合成ベ
クトルの方向を常にA点に引き戻し、振動が発生しない
ノード位置をB点に引き戻す両駆動電極の駆動をする両
出力のバランスを調整するクローズドループ制御を実行
している。
【0019】ここで、交流電圧Vd1、交流電圧Vd2のバ
ランス量は、入力角速度と比例関係にあるので、バラン
ス量のパラメータであるループフイルタの出力VO をジ
ャイロの出力としている。図2を参照して第2の実施例
を説明する。第2の実施例は振動が発生しないノード位
置である基準点Aから45°回転したB点の両側に角度
θ2 で設置したモニタ電極E4 とモニタ電極E5 により
振動を検出し、差動増幅器61により検出した振動の差
分を求めてB点における振動の大きさを検出する構成と
したものである。モニタ電極E4 で検出された振動情報
は同期検波回路21により振動の大きさに対応した直流
信号に変換される一方モニタ電極E5 により検出した振
動情報は第2同期検波回路22により振動の大きさに対
応した直流信号に変換される。なお、同期検波回路21
と第2同期検波回路22は反転位相で同期検波してい
る。同期検波回路21の出力および第2同期検波回路2
2の出力は差動増幅器61において減算される。
【0020】ここで、リング状振動体80が振動モード
1の状態にあり、リング状振動体80に円周方向の角速
度が印加されていないものとすると、振動モード2の発
生はなく、従って、B点から等間隔に設置されたモニタ
電極E4 とモニタ電極E5 における振動の大きさは同一
であり、同期検波回路21の出力と同期検波回路22の
出力は同一である。従って、差動増幅器61の出力はゼ
ロとなる。
【0021】リング状振動体80に角速度が印加される
と振動モード2が発生する。振動モード2が発生したこ
とに起因して、B点から等間隔に設置されたモニタ電極
4における振動の大きさとモニタ電極E5 における振
動の大きさは異なり、同期検波回路21の出力と第2同
期検波回路22の出力は相違するに到る。ここで、同期
検波回路21の出力を第2同期検波回路22の出力から
減算している差動増幅器61の出力は、入力角速度の大
きさに対応した出力が現れてくる。差動増幅器61の出
力は、図1における同期検波回路21の出力と同じ作用
をする。ループフイルタ31以降のフィードバック制御
回路90の動作は図1のフィードバック制御回路90の
動作と同様である。
【0022】図3を参照して第3の実施例を説明する。
第3の実施例は、図1の第1の実施例と比較対照しなが
ら説明する。駆動電極E1 を設置すると共に駆動電極E
1 から180°回転した位置に振幅検出電極E6 を設置
し、駆動電極E2 を設置すると共に駆動電極E2 から1
80°回転した位置に振幅検出電極E7 を設置した。振
幅検出電極E7 の位置における振動の大きさを振幅検出
電極E7 により検出して振幅検出回路13により直流信
号に変換すると共に、振幅検出電極E6 の位置における
振動の大きさを振幅検出電極E6 により検出して第2振
幅検出回路14により直流信号に変換し、両直流信号を
ベクトル合成回路43に供給し、これら直流信号のベク
トル合成値VTを求めて出力する。ベクトル合成値VT
は、差動増幅器44において第2基準電圧源45の発生
する基準信号VR1から減算処理され、その差分電圧Ve
は積分器より成る第2ループフイルタ46に入力され
る。第2ループフイルタ46の出力VC は加算器47に
おいて基準電圧源48の発生する基準信号VR2に加算さ
れ、演算回路41の基準信号VR3とされる。
【0023】ここで、リング状振動体80の振動モード
1の大きさが小さくなり、ベクトル合成回路43の出力
T が第2基準電圧源45の発生する基準信号VR1より
小さくなると、差動増幅器44は正の差分電圧Ve を発
生することになる。この時、積分器より成る第2ループ
フイルタ46は正に増加する設定がなされているものと
すると、加算器47の発生する基準信号VR3は増加し、
演算回路41の出力は双方共に同じ値だけ増加する。そ
の結果、駆動電極E1 と駆動電極E2 に印加される交流
電圧Vd1および交流電圧Vd2は増加し、リング状振動体
80の振動振幅が増加する。第2ループフイルタ46の
出力電圧VC は、ベクトル合成回路43の出力VT と第
2基準電圧源45の基準信号VR1が等しくなり、第2ル
ープフイルタ46の入力である差動増幅器44の差分電
圧Ve がゼロになるまで、即ち、リング状振動体80の
振動の大きさが予め設定した振動レベルになるまで積分
される。即ち、リング状振動体80の振幅の安定化が達
成される。
【0024】図4を参照して第4の実施例を説明する。
第4の実施例は、図3の第3の実施例において、B点に
おける振動の大きさを検出する構成を、振動が発生しな
いノード位置である基準点Aから45°回転したB点の
両側に角度θ2 で設置したモニタ電極E4 とモニタ電極
5 により振動を検出し、差動増幅器61により検出し
た振動の差分を求める構成としたものに相当する。
【0025】即ち、リング状振動体80の基準となる位
置をA点とし、このA点の位置の角度を0°とした場
合、A点或いはA点の位置から90°、180°、27
0°回転した位置の内の何れかであるC点の両側に任意
の鋭角θ1 の位置に振動を励振する駆動電極E1 および
駆動電極E2 を設置し、駆動電極E1 から180°回転
した位置に振動を検出する振幅検出電極E6 を設置する
と共に駆動電極E2 から180°回転した位置に振動検
出用の振幅検出電極E7 を設置し、更にA点から45
°、135°、225°、315°回転した位置の内の
何れかから両側に任意の鋭角θ2 の位置にモニタ電極E
4 およびモニタ電極E5 が形成される。
【0026】駆動電極E1 および駆動電極E2 には、リ
ング状振動体80を駆動振動せしめる交流電圧がそれぞ
れの振幅制御回路11および第2振幅制御回路12から
供給される。振幅検出電極E6 および振幅検出電極E7
は、リング状振動体80の自身の設置位置における振動
の大きさを検出する電極であり、振幅検出回路13およ
び第2振幅検出回路14により振動振幅の大きさを検出
する。振幅制御回路13および第2振幅制御回路14か
ら出力される信号は、ベクトル合成回路43に供給され
て両信号のベクトル合成値が求められる。振幅制御回路
11から出力され交流の駆動用信号および第2振幅制御
回路12から出力される交流の駆動用信号の双方の振幅
を制御し、ベクトル合成回路43の出力であるベクトル
合成値を常時一定に制御する。振幅検出電極E6 および
振幅検出電極E7 はリング状振動体80の振動の大きさ
を検出する電極であり、検出出力は互いに反転位相で同
期検波する同期検波回路21および第2同期検波回路2
2に供給される。同期検波回路21および第2同期検波
回路22は互いに位相の反転した振動の大きさに対応し
た信号を出力し、出力のそれぞれは差動増幅回路61に
供給されて減算処理された後積分器より成るループフイ
ルタ31に供給される。ループフイルタ31の出力VO
は、フイードバック制御回路91に供給され、振幅制御
回路11および第2振幅制御回路12の振幅を制御し、
リング状振動体80に入力角速度が印加されても常時差
動増幅器44の出力を実質的にゼロに制御するクローズ
ドループ信号処理を実行する。
【0027】図5を参照して第5の実施例を説明する。
駆動回路15はリング状振動体80の共振周波数で発振
する発振回路と自動振幅制御回路より成る。リング状振
動体80はこの駆動回路15によりA点に形成される駆
動電極Ea1と、A点から周方向に90°回転した角度位
置に形成される検出電極Ed1とをリング状振動体80の
共振周波数で振動振幅を一定に保持して駆動される。ル
ープフイルタ31の出力VO は演算回路41に入力さ
れ、バランス電圧源49のバランス電圧Vb との間に−
(Vb +VO )と+(Vb +VO )が演算出力される。
−(Vb +VO )出力は振幅制御回路11に印加される
と共に、(Vb +VO )出力は第2振幅制御回路12に
印加される。振幅制御回路11および第2振幅制御回路
12の双方には駆動回路15から出力されるクロックパ
ルスが入力され、駆動回路15と同期制御される。振幅
制御回路11から出力される制御電圧Vd1と第2振幅制
御回路12から出力される制御電圧Vd2は、位相が18
0°相違すると共に絶対量は等しい交流駆動電圧に設定
される。振幅制御回路11の出力および第2振幅制御回
路12の出力は、C点から双方向に例えば22. 5°程
度の任意の角度θの位置に設置される制御電極Ec1、お
よび制御電極Ec2に印加される。図5においては、制御
電極Ec1および制御電極Ec2に振幅が等しく位相が18
0°相違する制御電圧を印加することにより、リング状
振動体80の振動方向を制御してモニタ電極Eb の検出
電圧をゼロとする。即ち、制御電極Ec1および制御電極
c2に印加される電圧は位相差が180°異なり、絶対
値は入力角速度に対応しており、入力角速度に対応して
両制御電極によりリング状振動体80の振動ベクトルを
回転させ、モニタ電極Eb の検出電圧がゼロとする。こ
の場合のジャイロ出力も、他の実施例と同様に、ループ
フイルタ31の出力を使用することができる。バランス
電圧源49のバランス電圧Vb はリング状振動体80の
非対称性その他の設計誤差により生ずるオフセット分を
トリミングすることができる。
【0028】この発明に使用されるリング共振型振動体
は、シリンドリカル型、半球共振型の如くリング状の振
動部分を有するものでありさえすれば、何れも使用する
ことができる。リング共振型振動体を駆動励振する駆動
電極、および半球共振型振動体の振動を検出する検出電
極であるモニタ電極および振幅検出電極としては、上述
した圧電効果を利用した素子、更に、静電力、磁気力を
利用した素子とすることができる。また、リング状振動
体は、圧電セラミックスをはじめとして恒弾性材のエリ
ンバ、クリスタル、シリコンその他、種々の固体材料が
利用される。以上の実施例は、振動体を圧電セラミック
スで構成し、各部位に駆動用および検出用のと電極と接
地用の電極を近接形成して駆動電極および検出電極とし
ている。
【0029】
【発明の効果】以上の通りであって、図9に示されるリ
ング共振型振動ジャイロの従来例においては、フィード
バック電極Ed に印加される電圧とそれにより発生する
力の変換係数の温度特性および経年変化によりジャイロ
出力の入出力利得、即ち、スケールファクタに悪影響を
与えていた。これに対して、この発明のクローズドルー
プ制御リング共振型振動ジャイロは、A点、或いはC点
およびこれと等価のA点から90°回転した位置および
270°回転した位置の両側の同一角度位置に駆動電極
を設置し、これら両電極に印加する交流駆動電圧のバラ
ンスを入力角速度の大きさに対応して変化する構成を採
用したことにより駆動電極の特性の差を相殺することが
でき、これによりリング共振型振動ジャイロのスケール
ファクタの温度安定性を改善することができる。
【0030】振動を検出するモニタ電極および振幅検出
電極についても以上の効果は奏される。即ち、これら検
出電極の温度特性および経年変化はリング共振型振動ジ
ャイロのスケールファクタに影響を及ぼしていたが、こ
の発明は検出電極を2個使用してその差動信号を利用す
ることにより検出電極の特性の差を相殺し、スケールフ
ァクタの安定性を改善することができる。更に、この発
明により、振動ジャイロ一般において解決されるべき最
大の技術的課題であるバイアス温度特性の改善について
も効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】第2の実施例を説明する図。
【図3】第3の実施例を説明する図。
【図4】第4の実施例を説明する図。
【図5】第5の実施例を説明する図。
【図6】リング共振型振動ジャイロの概要を説明する
図。
【図7】振動モードを説明する図。
【図8】振動モードの回転を説明する図。
【図9】従来例を説明する図。
【符号の説明】
11 振幅制御回路 12 第2振幅制御回路 21 同期検波回路 31 ループフイルタ 41 演算回路 42 基準電圧源 80 リング状振動体 E1 2 駆動電極 E3 検出電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状部を有するリング状振動体を具
    備し、 リング状振動体の基準点から周方向両側に任意の鋭角の
    角度位置に形成される1対の駆動電極を具備し、 リング状振動体の基準点から周方向両側の45°および
    135°の点の合計4点の内の何れかに形成されるモニ
    タ電極を具備し、 1対の駆動電極のそれぞれを駆動励振する電圧を発生す
    る振幅制御回路を具備し、 モニタ電極の検出出力を入力して振動の大きさに対応す
    る信号を出力する同期検波回路を具備し、 同期検波回路の出力端を入力端に接続して同期検波回路
    の出力を積算するループフイルタを具備し、 基準電圧源の基準電圧からループフイルタの出力を減算
    加算処理する演算回路を具備し、 演算回路の減算出力端を一方の振幅制御回路に接続する
    と共に演算回路の加算出力端を他方の振幅制御回路に接
    続して、駆動電極を駆動励振する振幅制御回路の出力電
    圧を規定することを特徴とするクローズドループ制御リ
    ング共振型振動ジャイロ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されるクローズドループ
    制御リング共振型振動ジャイロにおいて、 モニタ電極はその形成される点の近傍においてこの点か
    ら周方向両側に任意の鋭角の角度位置に形成される1対
    のモニタ電極に分割形成し、 分割形成されたモニタ電極の内の他方のモニタ電極の検
    出出力を入力して振動の大きさに対応する信号を出力す
    る第2同期検波回路を具備し、両同期検波回路は互いに
    位相の反転した振動の大きさに対応した信号を出力する
    反転位相同期検波され、 両同期検波回路の出力端が接続される反転入力端および
    非反転入力端を有する差動増幅器をループフイルタの前
    段に具備することを特徴とするクローズドループ制御リ
    ング共振型振動ジャイロ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されるクローズドループ
    制御リング共振型振動ジャイロにおいて、 1対の駆動電極のそれぞれから周方向に180°回転し
    た位置に形成される振幅検出電極を具備し、 振幅検出電極の検出出力を入力して振幅の大きさに対応
    する信号を出力する振幅検出回路を振幅検出電極それぞ
    れに具備し、 両振幅検出回路の出力を入力して合成するベクトル合成
    回路を具備し、 ベクトル合成回路の出力を入力して第2基準電圧源の基
    準電圧から減算してその差分電圧を発生する差動増幅器
    を具備し、 差分電圧を加算して加算出力を発生する第2ループフイ
    ルタを具備し、 第2ループフイルタの加算出力と基準電圧源の発生する
    基準信号とを加算する加算器を具備し、 加算器の出力を演算回路の基準信号とすることを特徴と
    するクローズドループ制御リング共振型振動ジャイロ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されるクローズドループ
    制御リング共振型振動ジャイロにおいて、 モニタ電極はその形成される点の近傍においてこの点か
    ら周方向両側に任意の鋭角の角度位置に形成される1対
    のモニタ電極に分割形成し、 分割形成されたモニタ電極の内の他方のモニタ電極の検
    出出力を入力して振動の大きさに対応する信号を出力す
    る第2同期検波回路を具備し、両同期検波回路は互いに
    位相の反転した振動の大きさに対応した信号を出力する
    反転位相同期検波され、 両同期検波回路の出力端が接続される反転入力端および
    非反転入力端を有する差動増幅器をループフイルタの前
    段に具備することを特徴とするクローズドループ制御リ
    ング共振型振動ジャイロ。
  5. 【請求項5】 リング状部を有するリング状振動体を具
    備し、基準点から周方向両側に90°或いは180°回
    転した角度位置の任意の位置に形成される駆動電極を具
    備し、 その駆動電極から周方向に90°或いは180°回転し
    た角度位置に形成される検出電極を具備し、 リング状振動体の共振周波数で発振する発振回路と自動
    振幅制御回路より成る駆動回路を具備し、 リング状振動体の基準点から周方向両側に任意の鋭角の
    角度位置に形成される1対の制御電極を具備し、 リング状振動体の基準点から周方向両側の45°および
    135°の点の合計4点の内の何れかに形成されるモニ
    タ電極を具備し、 1対の制御電極それぞれを制御励振する電圧を発生する
    振幅制御回路を具備し、 モニタ電極の検出出力を入力して振動の大きさに対応す
    る信号を出力する同期検波回路を具備し、 同期検波回路の出力端を入力端に接続して同期検波回路
    の出力を積算するループフイルタを具備し、 ループフイルタの出力に正および負の極正を付与して出
    力する演算回路を具備し、 演算回路の負出力端を一方の振幅制御回路に接続すると
    共に演算回路の正出力端を他方の振幅制御回路に接続し
    て制御電極を駆動励振する振幅制御回路の出力電圧を規
    定することを特徴とするクローズドループ制御リング共
    振型振動ジャイロ。
JP11197243A 1999-07-12 1999-07-12 クローズドループ制御リング共振型振動ジャイロ Withdrawn JP2001021362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11197243A JP2001021362A (ja) 1999-07-12 1999-07-12 クローズドループ制御リング共振型振動ジャイロ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11197243A JP2001021362A (ja) 1999-07-12 1999-07-12 クローズドループ制御リング共振型振動ジャイロ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001021362A true JP2001021362A (ja) 2001-01-26

Family

ID=16371239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11197243A Withdrawn JP2001021362A (ja) 1999-07-12 1999-07-12 クローズドループ制御リング共振型振動ジャイロ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001021362A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7219529B2 (en) 2002-11-20 2007-05-22 Bae Systems Plc Method and apparatus for measuring scalefactor variation in a vibrating structure gyroscope
JP2008012093A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Nec Tokin Corp 健康器具
JP2008241706A (ja) * 2007-03-15 2008-10-09 Northrop Grumman Guidance & Electronics Co Inc デュアル共振子を有するii型コリオリ振動ジャイロにおけるスケール・ファクタの自己較正方法
JP2010096765A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Watson Industries Inc 直角位相制御を備えた振動構造ジャイロスコープ
JP2011027561A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 圧電体膜を用いた振動ジャイロ
JP2012506041A (ja) * 2008-10-20 2012-03-08 サジェム デファンス セキュリテ 振動型ジャイロスコープによるジャイロ測定
JP2016130731A (ja) * 2015-01-12 2016-07-21 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 性能向上のための、コリオリ振動ジャイロスコープ(cvg)の再分配制御のための手法
CN110470291A (zh) * 2019-09-04 2019-11-19 中国海洋大学 一种mems谐振式陀螺仪接口电路与测控***

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7219529B2 (en) 2002-11-20 2007-05-22 Bae Systems Plc Method and apparatus for measuring scalefactor variation in a vibrating structure gyroscope
JP2008012093A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Nec Tokin Corp 健康器具
JP2008241706A (ja) * 2007-03-15 2008-10-09 Northrop Grumman Guidance & Electronics Co Inc デュアル共振子を有するii型コリオリ振動ジャイロにおけるスケール・ファクタの自己較正方法
JP2010096765A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Watson Industries Inc 直角位相制御を備えた振動構造ジャイロスコープ
US8661898B2 (en) 2008-10-14 2014-03-04 Watson Industries, Inc. Vibrating structural gyroscope with quadrature control
JP2012506041A (ja) * 2008-10-20 2012-03-08 サジェム デファンス セキュリテ 振動型ジャイロスコープによるジャイロ測定
JP2011027561A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 圧電体膜を用いた振動ジャイロ
JP2016130731A (ja) * 2015-01-12 2016-07-21 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 性能向上のための、コリオリ振動ジャイロスコープ(cvg)の再分配制御のための手法
CN110470291A (zh) * 2019-09-04 2019-11-19 中国海洋大学 一种mems谐振式陀螺仪接口电路与测控***
CN110470291B (zh) * 2019-09-04 2023-11-24 中国海洋大学 一种mems谐振式陀螺仪接口电路与测控***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7123111B2 (en) Micro-electromechanical systems
JP3894587B2 (ja) 回転速度を感知するためのマイクロマシン化された速度センサシステム、および寄生駆動電圧を最小にする方法
EP0860685B1 (en) Vibrating gyroscope
US20100011857A1 (en) Arrangement for measuring a rate of rotation using a vibration sensor
JP5136016B2 (ja) 駆動装置、物理量測定装置及び電子機器
JPWO2005068939A1 (ja) 検波回路、検波方法および物理量測定装置
JP6604389B2 (ja) 共振器振幅制御システムおよび共振器振幅制御方法
JP2001021362A (ja) クローズドループ制御リング共振型振動ジャイロ
JPH07270166A (ja) 振動ジャイロ検出方式
JP2001264071A (ja) 振動子駆動装置
JPH01143961A (ja) 振動ジャイロの駆動方法
JP2008089572A (ja) 駆動装置、物理量測定装置及び電子機器
EP0658743B1 (en) Vibrating gyroscope
JPH10206166A (ja) 振動型ジャイロスコープ
JPH07139952A (ja) 振動ジャイロ
JP3555518B2 (ja) 電位センサおよびそれを用いた電子機器
JP2003247828A (ja) 角速度センサ
JP2008058305A (ja) 駆動装置、物理量測定装置及び電子機器
JPH0914969A (ja) 振動子駆動装置
JP2006250643A (ja) 角速度センサの異常検出装置
JPH09105637A (ja) 振動ジャイロ
JPH0814916A (ja) 振動ジャイロ検出回路
JP2000292172A (ja) 圧電振動子の駆動および検出装置
JP2004212111A (ja) 角速度センサ
Watson Vibratory gyro skewed driver and pick-off geometry

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061003