JP2001018808A - 木目調部材及び木目調部材の製造方法 - Google Patents

木目調部材及び木目調部材の製造方法

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JP2001018808A
JP2001018808A JP11194025A JP19402599A JP2001018808A JP 2001018808 A JP2001018808 A JP 2001018808A JP 11194025 A JP11194025 A JP 11194025A JP 19402599 A JP19402599 A JP 19402599A JP 2001018808 A JP2001018808 A JP 2001018808A
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urethane
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woodgrain
recess
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Hiroki Mori
浩樹 森
Hiroyuki Kato
博之 加藤
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】木目模様のグラデーション(濃淡)を表現する
ことができる木目調部材及びその製造方法を得る。 【解決手段】多段階でエッチングして木目模様を表した
金型30で成形されたウレタン系基材16の表面には異
なる深さ(h1、h2、h3)の凹部11が形成され
る。このため、ウレタン系基材16表面の凹部11によ
り模様のグラデーションを表現することができる。そし
て、この凹部11に色材を含有する透過性の目止め剤2
1を刷り込むことにより、凹部11の深さに応じて濃淡
を変化させることができ、珠杢調の木目模様を表現する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車、
船舶、住宅等の操舵系に使用される木目調部材及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、船舶等の操舵系には、木目調部
材を有するウレタンステアリングホイールが従来から使
用されている。
【0003】このウレタンステアリングホイールは、エ
ッチングで木目模様が形成された金型にウレタン系組成
物を注入して硬化させて成形されている。これにより、
図6に示すように、ウレタンステアリングホイール50
の表面には均一の深さの凹部52が形成され、この凹部
52に隠蔽性の良い目止め剤54を刷り込むことにより
柾目の導管部を表現し、ウレタンステアリングホイール
50の表面に木目模様を加飾していた。なお、この目止
め剤54にはトナーが30%含まれ、このトナーには5
%の含有率で黒顔料が含まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記凹部が均
一な深さで形成されていたため、上記木目模様のグラデ
ーション(濃淡)を表現することができず、美しい木目
を表す珠杢調に加飾することは困難であった。
【0005】そこで、本発明は、木目調部材の表面に形
成された凹部の深さを変え、この凹部に色材を含有した
透過性の目止め剤を刷り込むことにより、珠杢調の木目
模様を表現することができる木目調部材及びその製造方
法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ウレタン系基材の表面に異なる深さに形成され模様
を表現した凹部と、凹部に刷り込まれ、色材を含有する
透過性の目止め剤と、を有することを特徴とする。
【0007】この構成によれば、ウレタン系基材の表面
には凹部が異なる深さに形成されているので、模様のグ
ラデーションを表現することができる。そして、この凹
部に色材を含有する透過性の目止め剤を刷り込むことに
より、凹部の深さに応じて濃淡を変化させることがで
き、例えば、模様を木目とすれば珠杢調の木目模様を表
現することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、凹部の角部、お
よび凹部の底部の隅部が角状に形成されていることを特
徴とする。
【0009】この構成によれば、凹部の角部、および凹
部の底部の隅部が角状に形成されているので、凹部に確
実に目止め剤を充填することができ、模様を確実に発現
することができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、目止め剤の透過
性とは光が凹部の底部に到達することができる程度であ
ることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、目止め剤は、光が凹部
の底部に到達する程度の透過性を備えているので、凹部
の深さに応じた模様の濃淡をよりシャープに表現するこ
とができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、エッチングを多
段階で行い腐食回数の相違により木目模様を現した金型
内にインモールドコーティング層を形成する第1の工程
と、金型内にウレタン系組成物を注入する第2の工程
と、ウレタン系組成物を硬化して得られた木目を有する
ウレタンモールドを金型から取り出す第3の工程と、前
記木目の部分に色材を含有する透過性の目止め剤を刷り
込み、ウレタンモールド上にカラークリアー層を設ける
第4の工程と、を有することを特徴とする。
【0013】上記各工程により成形された木目調部材
は、その表面に表された木目模様にグラデーションをつ
け、この木目に色材を含有する透過性の目止め剤を刷り
込むことにより、木目色に変化を与えることができる。
このため、珠杢調の木目模様を表現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、特に
ステアリングホイールを例にとり、本発明の第1実施形
態に係る木目調部材について説明する。
【0015】図1は、本発明の木目調ステアリングホイ
ールの好ましい一実施形態を示す概略構成図であり、図
1において、環状のウレタンモールド10にはスポーク
部12が取り付けられており、環状のウレタンモールド
10は図2に示すようにその内部にはリム部芯材14が
内蔵された構造となっている。
【0016】ウレタンモールド10の表面側は、図3に
示すようにウレタン(系)基材16、インモールドコー
ティング層18、目止め剤部(導管部)20、カラーク
リアー層22、中塗りクリアー層24、上塗りクリアー
層26とから構成されている。ウレタン基材16は、シ
ョアA硬度:75以上、ショアD硬度:20以上、伸び
率:80〜300%、密度:0.3〜0.9g/cm3
であり、望ましくは、ショアA硬度:85〜95、ショ
アD硬度:30〜40、伸び率:100〜200%、密
度:0.4〜0.5g/cm3である。
【0017】ここで、ショアA硬度とは、JIS K−
6253 タイプAに示される硬度をいい、ショアD硬
度とは、JIS K−6253 タイプDに示される硬
度をいう。
【0018】ウレタン基材16がショアA硬度:75以
上、ショアD硬度:20以上、密度:0.3〜0.9g
/cm3であると、木質に近い感触を有し、特にショア
A硬度:85〜95、ショアD硬度:30〜40、密
度:0.4〜0.5g/cm3であると、より木質に近
い感触を有する。ただし、衝突時のステアリングホイー
ルの破損等を確実に防止する観点からは、ウレタン基材
16の伸び率は80〜300%、より望ましくは伸び率
100〜200%である。
【0019】上記のような特性を有するウレタン基材1
6を形成するためには、ポリオール成分とイソシアネー
ト成分とを任意に選定し、架橋剤(例えば、エチレング
リコール等)の配合量を従来の配合量よりも多くする方
法がある。
【0020】本発明におけるウレタン基材16を製造す
るためのポリオール成分としては、ポリエーテルポリオ
ール、ポリエステルポリオール等がいずれも使用可能で
あるが、特にポリエーテルポリオールが好ましく、これ
らのポリエーテルポリオールのなかでも3官能性ポリエ
ーテルポリオールがウレタン基材の硬度を高めるためや
伸びやすさの点で好ましい。
【0021】イソシアネート成分としては、トリレンジ
イソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシ
アネート(MDI)が使用可能であるが、これらのイソ
シアネート成分のなかでもウレタン基材の硬度を高める
ためや毒性の低さ、伸びやすさの点からジフェニルメタ
ンジイソシアネート(MDI)が好ましい。ジフェニル
メタンジイソシアネート(MDI)には、プレポリマー
変性MDI、ポリメリック変性MDI、カシボジイミド
変性MDI、ピュアMDI等を目的とする物性に応じて
任意に配合することができる。
【0022】本発明におけるウレタン基材16を製造す
るためには、ポリオール成分とイソシアネート成分の他
に架橋剤、触媒、発泡剤、セル安定剤等が使用され、必
要に応じて難燃剤等が配合される。
【0023】架橋剤として、例えば、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ジプロピ
レンジオール、トリメチロールプロパン、グリセリン等
の低分子量ポリオール、トリエタノールアミン、ジトリ
エタノールアミン等のアミン系低分子ポリオール、脂肪
族及び脂環族アミン類を使用することができ、また、触
媒として、例えば、トリエチレンジアミン、トリエチル
アミン、N−メチルモルフォリン、N−エチルモルフォ
リン等の第3級アミン類、オクテン酸第1錫、ジブチル
ラウリン酸第2錫等が挙げられる。また、発泡剤として
は、例えば、水、トリクロロモノフルオロメタン、ジク
ロロモノフルオロメタン等のハロゲン化アルカン、アゾ
ビスイソブチロニトリル等が挙げられる。
【0024】また、本発明におけるウレタン基材16を
製造するためには、ポリオール成分とイソシアネート成
分と混合割合を選定することも重要である。これらの混
合割合は、目的とするウレタン基材の物性に応じて選定
されるべきものであるが、例えば、ポリオール成分/イ
ソシアネート成分=90〜110/113〜133とす
ることが望ましい。
【0025】図3において、インモールドコーティング
層18はステアリングホイールの表現する色彩のベース
カラーとなるものであるので、隠蔽性の高い顔料を有
し、無黄変ウレタン塗料からなるものが好ましく、厚み
は10〜20μm程度が好ましい。
【0026】図3において、導管部20には、色材が含
有された目止め剤21が充填されており、目止め剤21
には、透過性のものとして、水性目止め剤、油性目止め
剤、合成樹脂目止め剤のいずれも使用可能であり、これ
らに染料等の色材を盛り込むことにより導管部20の木
目を形成することができる。
【0027】カラークリヤー層22はインモールドコー
ティング層18からなるベースカラーとの関係から補色
効果で目的とする木肌感を呈するための色相が形成され
る。したがって、カラークリヤー層22には、ポリウレ
タン系塗料、2液型ポリウレタン塗料等が使用され、透
明なカラー色が形成される。カラークリヤー層22の厚
みは10〜30μmが望ましい。
【0028】中塗りクリヤー層24は、肉持ち感のよい
透明なウレタン系またはポリエステル系塗料が使用可能
であり、ウレタンモールド10に木質感を付与すること
ができる。中塗りクリヤー層24の厚みは、50〜50
0μmが好ましい。
【0029】上塗りクリヤー層26は、ウレタンモール
ド10の表面物性を付与するために設けられ、目的とす
る表面物性に応じて任意の成分が使用可能であるが、例
えば、高耐光性、紫外線カットタイプ、耐水性、耐薬品
性等の特性を有する各種のウレタン系塗料が使用され
る。上塗りクリヤー層26の厚みは、10〜50μmが
好ましい。
【0030】図4は、本発明の木目調ステアリングホイ
ールを製造する方法の好ましい実施の形態を示す工程図
である。図5は、木目調部材を成形する金型を多段階で
エッチングする工程を示した工程図である。
【0031】まず、ステアリングホイール形状を切削、
鋳造加工した鉄またはアルミの金型30(図5参照)に
直接木目模様を段階的にエッチングすることによりシボ
加工する。
【0032】具体的には、図5(a)に示すように、金
型30に所定の位置にテープ等でマスキング32をして
第1段階のエッチングを行う。この結果、図5(b)に
示すように、金型30のマスキング32で覆った部分以
外の部分が酸で腐食される。次に、図5(c)に示すよ
うに、所定の位置にマスキング32を行い、第2段階の
エッチングを行う。この結果、図5(d)に示ように、
金型30のマスキング32で覆った部分以外の部分が酸
で腐食される。さらに、図5(e)に示すように、所定
の位置にマスキング32を行い、第3段階のエッチング
を行う。この結果、図5(f)に示ように、金型30の
マスキング32で覆った部分以外の部分が酸で腐食され
る。このように、金型30は、多段階でエッチングされ
ることにより、金型30の内面には深さが異なる凹み3
4が形成され、この凹み34により木目模様が形成され
る。なお、上記エッチングでは、金型30の浅い凹み3
4から次々に形成されていくので、エッチングを効率良
く行うことができ、エッチングに要する時間を極力短縮
できる。
【0033】次に、図5(g)ようにして、木目模様が
形成された金型30の内面に対して、インモールドコー
ティングが施され、木目が転写されたインモールドコー
ティング層18が形成される。この場合、インモールド
コーティングの前に必要に応じて金型30の内面に離型
剤等が塗布される。
【0034】次に、金型30の所定の位置にリム部芯材
14等がセットされた後、金型30内にウレタン系組成
物が注入される。このように木目模様が表現された金型
30の内面に対して、インモールドコーティングが施さ
れた状態でウレタン系組成物を注入するため、成形品表
面には1層のウレタン塗料が付着している。これにより
塗装時にウレタンモールド10から気泡が発生しないた
め、美麗な木目塗装品が得られる。そして、ウレタン系
組成物を注入後、所定時間放置してウレタン系組成物を
硬化してウレタンモールド10を形成する(図4の
A)。
【0035】このウレタンモールド10の表面に形成さ
れるシボのシボ幅、シボ長さは本木(天然木)とほぼ同
様でよい。また、シボ深さ(凹部11の深さ)は、本木
の木目(木目深さ0.02mm以下)よりも2〜5倍、
好ましくは3〜4倍の範囲で多段階に形成されているこ
とが好ましい。したがって、木目シボの深さは、0.0
2〜0.1mmの範囲が好ましく、本実施形態では、最
も浅い木目シボの深さが0.02mm(図3のh1)、
最も深い木目シボの深さが0.06mm(図3のh
3)、中間の木目シボの深さが0.04mm(図3のh
2)である。
【0036】また、シボ部(凹部11)の角部(図3
中、符号Aで表す)、およびシボ部(凹部11)の底部
の隅部(図3中、符号Bで示す)は角状形状に形成され
ていることが好ましく、角状形状に形成することによ
り、凹部11に確実に目止め剤21を充填することがで
き、木目模様を確実に発現することができる。
【0037】ここで、木目シボの深さが0.02mm未
満の場合、後記する目止め剤21を木目に刷り込み、目
止め剤21の余剰部分を拭き取る際、目止め剤21がシ
ボ部11に残らないため木目を着色することが困難で木
質感を付与することが難しくなり、一方、木目シボの深
さが0.1mmを超えると、金型30にシボを付けるた
めにエッチングする際、金型30の木目シボのコーナー
部がR形状となるため、シボ部(凹部11)の角部(図
3中、符号Aで表す)、およびシボ部(凹部11)の底
部の隅部(図3中、符号Bで示す)がR形状となり、R
部分に薄く目止め剤が残り、木目の境界がぼやけ、シャ
ープな木目を得ることが困難となり、好ましくない。
【0038】次に、上記ウレタンモールド10を金型3
0から取り外して洗浄する。この洗浄工程では、ウレタ
ンモールド10の表面に付着した離型剤、油類等を除去
するため、各種洗剤を用いた水洗方法、有機溶剤を用い
た洗浄方法が実施される(図4のB)。
【0039】次に、表面に木目が形成されたウレタンモ
ールド10に対して、木質感を表現するために、色材を
含有する透過性の目止め剤が木目に充填され、木目シボ
の導管部を木肌部分から際立たせる(図4のC)。な
お、この目止め剤には、トナーが30%含まれ、さらに
このトナーに含まれる黒顔料の含有率を2.5〜0%に
減量することにより、目止め剤の透過性効果を出してい
る。これにより、光が凹部11の底部まで到達でき、凹
部11の深さに応じたシャープな濃淡を得ることができ
る。
【0040】その後、木肌感を表現するため、カラーク
リヤー層22を設けた(図4のD)後、肉持ち感を向上
させるため、中塗りクリヤー層24を設けた(図4の
E)後、中塗りクリヤー層24の表面を研磨する(図4
のF)。
【0041】この研磨の方法は、特に制約はないが、サ
ンドペーパーによる研磨が望ましい。
【0042】次に、研磨された中塗りクリヤー層24の
表面にウレタンモールド10の要求される特性に応じて
任意のウレタン系成分からなる上塗りクリヤー層26が
形成される(図4のG)。
【0043】以上のように、本実施形態によれば、多段
階のエッチングで成形された金型30で成形することに
より、ウレタンモールド10表面にグラデーション(濃
淡)をつけた木目模様を付することができ、この木目シ
ボに色材を含有した透過性の良い目止め剤を刷り込むこ
とにより、木目シボの深さに応じて木目色が変化するた
め、木目が美しい珠杢調の木目模様を表現することがで
きる。
【0044】なお、上記した実施形態は、特にステアリ
ングホイールに関して記載したが、本発明の木目調部材
は、自動車の内装部材(例えば、センターパネル(空調
スイッチ等のパネル)、ドアサイドパネル、シフトレバ
ーノブ、ウインドウスイッチパネル、レバーコンビネー
ションスイッチ(ワイパー、ライトスイッチ)ノブ等)
あるいは住宅における内装部材(例えば、ドアノブ、電
灯用笠)等においても上記した構成とすることにより同
様の効果を得ることができる。
【0045】ここで、本実施形態の実施例について、以
下に説明する。 実施例1 ステアリングホイール形状を切削、鋳造加工した鉄から
なる金型にエッチングを2段階で行い、木目模様を表現
するシボ加工した。このとき、浅い方のシボ深さは0.
02mm、深い方の0.04mmである。この金型内の
意匠面(木目シボ形成面)にウレタン塗料のインモール
ドコーティングを施した。このインモールドコーティン
グにより、隠蔽性の高い顔料(オズレ−MV:DIC社
製)を用いた無黄変ウレタン塗料(IPDI系ウレタン
塗料)を用いて厚さ15μmのインモールドコーティン
グ層を得た。その後、金型内の所定の位置にリム部芯
材、スポーク部芯材をセットした後、ウレタン系基材と
なる下記の組成から成るウレタン樹脂液を注入した。 <ポリオール配合> 3官能ポリエーテルポリオール(MW=5000〜70
00) 3官能ポリエーテルポリマーポリオール(MW=500
0〜7000) 架橋剤:エチレングリコール 触媒: DABCO−EG(三共エアプロダクト社
製) TOYOCAT−ET(東ソー社製) 老化防止剤 発泡剤:水 <イソシアネート配合> プレポリマー変性MDI ポリメリックMDI カシボジイミド変性MDI ピュアMDI ウレタン樹脂液は、上記のポリオール配合組成物/上記
のイソシアネート配合組成物の混合重量割合を100/
122とした。
【0046】次に、ウレタン樹脂液を金型内に注入した
後、約70秒間放置してウレタン樹脂液を硬化させた
後、金型から取り外した。
【0047】このときのウレタン樹脂液から得られたウ
レタン樹脂層の物性は下記の通りである。
【0048】 (1)ショアA硬度:85 (2)ショアD硬度:30 (3)伸び率 :120% (4)密度 :0.45g/cm3 (5)引張強度 :8MPa 次に、金型から取り出したステアリングホイールの表面
は、離型剤や油類が付着しているので、石油系溶剤で洗
浄する。
【0049】その後、透過性の目止め剤であるロメンフ
ィラー(ミクニペイント社製)を木目に刷り込みなが
ら、余分な目止め剤を拭き取る。
【0050】次に、ウレタン樹脂層の表面に透明性の高
い顔料(オズレーMVカラー:DIC社製)を用いた半
透明の無黄変ウレタン塗料(IPDI系ウレタン塗料)
を用いて厚さ20μmのカラークリアー層を形成する。
このカラークリアー層の色相と前記インモールドコーテ
ィング層の色相と補色効果により独特な木目の色相を呈
することができる。
【0051】このカラークリアー層の上に不飽和ポリエ
ステルクリアー(ミクニペイント社製)又は2液型ポリ
ウレタン塗料を1回または2回塗布し、厚さがほぼ30
0μmの中塗りクリヤー層を設けた。次いで中塗りクリ
ヤー層面を#600サンドペーパーで研磨した後、この
中塗りクリヤ層の上に2液型ポリウレタン塗料(ミクニ
ペイント社製)からなる厚さ30μmの上塗りクリヤー
層を設けた。
【0052】上記のようにして得られたウレタンステア
リングホイールは、ショア硬度、伸び率、密度等におい
て好ましい特性を有しており、衝突時の変形に際して割
れが発生しにくいものとなる。また、木目模様にグラデ
ーションをつけることができ、木目シボの濃淡を変化さ
せることができるため、美しい木目模様を表現すること
ができる。
【0053】
【発明の効果】本発明の木目調部材によれば、木目調部
材の表面に形成された凹部の深さを変え、この凹部に色
材を含有した透過性の目止め剤を刷り込むことにより、
珠杢調の木目模様を表現することができる。
【0054】また、本発明の木目調部材の製造方法によ
れば、珠杢調の木目模様を表現することができる木目調
部材を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の木目調部材の一実施の形態を示す概略
構成図である。
【図2】図1のA−A’線断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】本発明の木目調部材の製造方法の好ましい一実
施形態を示す工程図である。
【図5】本発明の木目調部材を成形する金型を多段階で
エッチングする工程を示した工程図である。
【図6】従来の木目調部材の断面図である。
【符号の説明】
10 ウレタンモールド 11 凹部 16 ウレタン系基材 18 インモールドコーティング層 21 目止め剤 22 カラークリアー層 30 金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:30 Fターム(参考) 3D030 DA34 DA44 DB81 4D075 CB12 DA07 DA32 DB50 DC13 DC38 EA43 4F202 AA42 AD11 AD18 AF08 AG20 AH19 AH28 CA01 CB01 CB12 CB20 CD24 CK11 CM83 4F204 AA42 AD11 AD18 AF08 AG20 AH19 AH28 EA01 EB01 EB12 EW02 EW37

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウレタン系基材の表面に異なる深さに形成
    され模様を表現した凹部と、 前記凹部に刷り込まれ、色材を含有する透過性の目止め
    剤と、 を有することを特徴とする木目調部材。
  2. 【請求項2】前記凹部の角部、および前記凹部の底部の
    隅部が角状に形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の木目調部材。
  3. 【請求項3】前記目止め剤の透過性は、光が前記凹部の
    底部に到達することができる程度であることを特徴とす
    る請求項1に記載の木目調部材。
  4. 【請求項4】エッチングを多段階で行い腐食回数の相違
    により木目模様を現した金型内にインモールドコーティ
    ング層を形成する第1の工程と、 前記金型内にウレタン系組成物を注入する第2の工程
    と、 前記ウレタン系組成物を硬化して得られた木目を有する
    ウレタンモールドを前記金型から取り出す第3の工程
    と、 前記木目の部分に色材を含有する透過性の目止め剤を刷
    り込み、該ウレタンモールド上にカラークリアー層を設
    ける第4の工程と、 を有することを特徴とする木目調部材の製造方法。
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