JP2001016252A - 通信装置、通信方法、通信システム及び記憶媒体 - Google Patents

通信装置、通信方法、通信システム及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2001016252A
JP2001016252A JP18793899A JP18793899A JP2001016252A JP 2001016252 A JP2001016252 A JP 2001016252A JP 18793899 A JP18793899 A JP 18793899A JP 18793899 A JP18793899 A JP 18793899A JP 2001016252 A JP2001016252 A JP 2001016252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
information
mail
image
information indicating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18793899A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Ushida
勝利 牛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP18793899A priority Critical patent/JP2001016252A/ja
Priority to US09/588,683 priority patent/US7366757B1/en
Publication of JP2001016252A publication Critical patent/JP2001016252A/ja
Priority to US11/681,041 priority patent/US8190690B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メール形式での通信が可能な電子メール
・ファクシミリ交換装置において、公衆回線網をもちい
たファクシミリ通信とユーザが使用したネットワークの
特徴を認識した上で同等の通信結果の確認ができるよう
な通信装置を提供する。 【解決手段】 インターネット200−15に接続して
電子メールデータの送受信を行う通信装置であって、画
像データを添付した電子メールデータの通信を行う場合
においては、画情報の通信が成功したことを表す情報、
画情報の通信が失敗したことを表す情報、画情報の通信
結果が確認できていないことを表す情報及び画像データ
の規格の中で最も標準となる規格に対応する画像データ
を添付して電子メールデータを通信したことを表す情報
のいずれかの通信結果のレポートを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールデータ
の通信及びG3/G4ファクシミリデータの通信が可能
な通信装置、通信方法、通信システム及び記憶媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ITU−T勧告T.30におけるG3フ
ァクシミリ装置においては、ファクシミリ装置で行われ
た通信の結果情報を知るために、図12に示す通信結果
レポートが用意されていた。ファクシミリの通信におい
ては通信結果は回線切断時に正常に終了したか異常終了
したかがわかっており、通信結果レポートを出力した時
点で通信の結果は確定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子メ
ールデータを通信する通信装置においては、送信が確実
に行われたことを示す送達確認の手段(送信結果を判別
する手段)が規定されていなかった。
【0004】このため、ファクシミリファーマットの画
像データを添付して電子メールを送信する場合には、こ
れまでG3ファクシミリのベースライン(ITU−Tの
勧告に準拠したファクシミリが必須の能力として備えな
ければならない最低限の機能をいう)となる形式の画像
をTIFFフォーマット(Aldus 社が開発したラスタ画
像データに関するファイルフォーマット)の画像データ
としてMIMEもしくはSMIME(IETFが勧告し
ていう電子メールデータフォーマット)等を用い電子メ
ールに添付して通信するのが一般的であった。ここでベ
ースラインとなる画像フォーマットは、符号化方式がM
H符号、解像度が主走査、8pel/mm、副走査3.
85line/mm、原稿幅がA4の208mmであ
る。
【0005】本発明は、上記点を鑑みてなされたもの
で、本出願に係わる第1の目的は電子メール形式での通
信が可能な電子メール・ファクシミリ交換装置におい
て、送信確認の交換手段を提供することで、公衆回線網
をもちいたファクシミリ通信とユーザが使用したネット
ワークの特徴を認識した上で同等の通信結果の確認がで
きるような通信装置を提供することである。
【0006】更に、本出願に係わる第2の目的は、電子
メールデータの通信の場合は送達確認情報の到達状況に
応じて送達確認情報の機能を有さないベースラインの通
信と画情報の通信結果が確認できていないことを表す情
報を区別できるようにすることである。
【0007】更に、本出願に係わる第3の目的は、電子
メールデータの通信の場合、送達確認情報の機能を有さ
ないベースラインの通信と送達確認の機能を有する通信
の結果情報を区別できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の通信装置は、ロ
ーカルエリアネットワークに接続するための第1の接続
手段及び/又は広域回線網に接続するための第2の接続
手段と、前記第1の接続手段もしくは前記第2の接続手
段によりインターネットに接続して電子メールデータの
送受信を行うための第1の通信手段と、前記第1の通信
手段で送達確認の情報を受信する手段とを有し、前記第
1の通信手段において画像データを添付した電子メール
データの通信を行う場合においては、画情報の通信が成
功したことを表す情報、画情報の通信が失敗したことを
表す情報、画情報の通信結果が確認できていないことを
表す情報及び画像データの規格の中で最も標準となる規
格に対応する画像データを添付して電子メールデータを
通信したことを表す情報のいずれかの通信結果レポート
を出力する。
【0009】本発明の通信装置の一態様例においては、
前記第2の接続手段により広域回線網に接続してファク
シミリ通信を行うための第2の通信手段を更に有する。
【0010】本発明の通信装置の一態様例においては、
前記第2の通信手段で通信を行う場合には、画情報の通
信が成功したことを表す情報及び画情報の通信が失敗し
たことを表す情報の2種類の通信結果レポートを出力す
る。
【0011】本発明の通信装置は、インターネットに接
続して電子メールデータの送受信を行うための第1の通
信手段と、広域回線網に接続してファクシミリ通信を行
うための第2の通信手段とを有し、前記第1の通信手段
において画像データを添付した電子メールデータの通信
を行う場合においては、画情報の通信が成功したことを
表す情報、画情報の通信が失敗したことを表す情報と、
画情報の通信結果が確認できていないことを表す情報及
び画像データの規格の中で最も標準となる規格に対応す
る画像データを添付して電子メールデータを通信したこ
とを表す情報のいずれかの通信結果レポートを出力し、
前記第2の通信手段で通信を行う場合には、画情報の通
信が成功したことを表す情報及び画情報の通信が失敗し
たことを表す情報のいずれかの通信結果レポートを出力
する。
【0012】本発明の通信装置の一態様例においては、
前記広域回線網は、PSTN若しくはISDNである。
【0013】本発明の通信方法は、インターネットに接
続して電子メールデータの送受信を行う方法であって、
画像データを添付した電子メールデータの通信を行う場
合において、画情報の通信が成功したことを表す情報、
画情報の通信が失敗したことを表す情報、画情報の通信
結果が確認できていないことを表す情報及び画像データ
の規格の中で最も標準となる規格に対応する画像データ
を添付して電子メールデータを通信したことを表す情報
のいずれかの通信結果を通信結果レポートとして出力す
る。
【0014】本発明の通信システムは、インターネット
に接続された複数の通信装置により電子メールデータの
送受信を行う通信システムであって、画像データを添付
した電子メールデータの通信を行う場合において、画情
報の通信が成功したことを表す情報、画情報の通信が失
敗したことを表す情報、画情報の通信結果が確認できて
いないことを表す情報及び画像データの規格の中で最も
標準となる規格に対応する画像データを添付して電子メ
ールデータを通信したことを表す情報のいずれかの通信
結果レポートを前記通信装置から出力する。
【0015】本発明の記憶媒体は、上記通信方法の手順
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶し
たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関する好適な実施
の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実
施形態の電子メール・ファクシミリ交換装置のシステム
構成を示したブロック図である。
【0017】図1においてバス100−1は、後述する
各ブロックが接続されるアドレス及びデータバスで、各
ブロック間の情報の転送を行う。CPU100−2は、
ROM100−3に格納されているコンピュータプログ
ラム(装置全体を制御するためのソフトウエア)を実行
することで、本実施形態の電子メール・ファクシミリ交
換装置の制御を行う。
【0018】ROM100−3は、CPU100−2に
より実行されるコンピュータプログラム及びフォントな
どのデータを格納したリードオンリーメモリである。R
AM100−4は、制御に必要な各種のデータやソフト
スイッチの状態や管理データを記憶するためのランダム
メモリーである。蓄積メモリ100−5は、符号化され
た画像データや電子メールのデータを記憶するためのフ
ァイルメモリである。
【0019】回線I/F部100−7は、ISDNやP
STN回線に接続して通信を行う為のCCU(通信制御
ユニット)、モデム、NCU(網制御ユニット)、等を
有しCPU100−2による制御に従って、回線への発
呼動作、通信動作を行う。読み取り部100−8は、原
稿をスキャンすることにより画像データとして原稿の情
報を取り込む画像読み取り部である。プリンタ部100
−9は、読み取り部100−8,LAN I/F部10
0−6、回線I/F部100−7を介して取り込まれた
画像データもしくは、管理情報等レポート等CPU10
0−2により作成された画像データの記録動作を行う。
【0020】操作部100−10は、本実施形態の電子
メール・ファクシミリ交換装置のマンマシンI/Fを司
るブロックである。不図示の表示器や種々のキーを有
し、CPU100−2の制御によって、キーにより入力
された入力情報の取り込みや、表示器に表示する各種表
示情報の転送を行う。圧縮伸張部100−11は、読み
取り部100−8により読みとられた画像データをM
H,MR,MMR,JBIG等の各種符号化方式で符号
化することで圧縮したり、回線I/F部100−7もし
くはLAN I/F部100−6より受信した符号化さ
れた画像データを復号化したり、蓄積メモリー100−
5上の画像ファイルの符号を通信に際して必要な符号に
符号変換するための符号化復号化処理を行なう。
【0021】LAN I/F部100−6は、LAN
(ローカルエリアネットワーク)に接続するためのイン
ターフェースであり、EthernetやFDDIなど
のインターフェースをもち、このインターフェースを介
して電子メール・ファクシミリ交換装置とローカルエリ
アネットワークとを接続する。
【0022】なお電子メールデータのテキスト部分や通
信管理レポートのテキスト部分を画像データに変換する
際に、文字コードからビットマップイメージデータに変
換するためのフォントのビットマップデータは、ROM
100−3に格納されている。
【0023】ここでは既存のファクシミリ装置をベース
にしたシステム構成を示したがこれに限らず、LANや
モデムなどのインターフェースを有するパーソナルコン
ピュータ本体をベースにスキャナ、プリンタ、ディスプ
レイ、キーボード、モデム等により構成してもよい。そ
の場合、本出願の通信機能を司るプログラムはフロッピ
ーディスク等の外部記憶媒体より供給される。
【0024】次に、本実施形態の電子メール・ファクシ
ミリ交換装置のインターネットヘの接続の例を図2、図
3、図4を参照しながら説明する。本実施形態の電子メ
ール・ファクシミリ交換装置では、後述するように専用
線接続、ダイヤルアップ接続と複数のインターネットヘ
の接続形態をもち、それぞれの形態に応じて最も最適な
方法で電子メール・ファクシミリ交換装置もしくは電子
メール・サーバーのポストオフィスと電子メールの通信
を行なう。また指示により、受信した画像データを電子
メール・ファクシミリ交換装置が中継して他のG3もし
くはG4ファクシミリの各装置へ送信を行なう。
【0025】通常LANとインターネットを接続する形
態としては、図2に示すように、IPルータを使用する
ことで専用線を経由してLANとインターネットが常時
双方向通信を行う専用線接続と、図4に示すように公衆
(広域)回線網であるPSTNもしくはISDNを経由
してダイヤルアップによりLANとインターネットを接
続するダイヤルアップ接続がある(なお図3、図4で
は、電子メール・ファクシミリ交換装置がISDNルー
タの機能をもちLANとインターネットをダイヤルアッ
プにより接続している)。
【0026】従って、本実施形態の電子メール・ファク
シミリ交換装置とインターネットとの接続形態の組み合
わせとしては、図2に示すように電子メール・ファクシ
ミリ交換装置が送信側と受信側共にLANを経由して専
用線接続により接続している場合と、図3に示すように
一方がLANを経由して専用線接続し、もう一方がIS
DN/PSTNを経由してダイヤルアップ接続している
場合と、図4に示すように送信側と受信側が共にISD
N/PSTNを経由してダイヤルアップ接続している場
合とに分けられる。
【0027】なおダイヤルアップ接続では、各電子メー
ル・ファクシミリ交換装置並びにPC(パーソナルコン
ピュータ)の電子メールソフトが接続する電子メールの
POP3(Post Office Protocol Ver.3)サーバは、イ
ンターネット200−15,300−13,400−1
1内の不図示のインターネットプロハイダが提供してい
るものとする。このため、ダイヤルアップ接続では、電
子メールサーバと電子メール・ファクシミリ交換装置が
常に情報のやりとりをしない点を特に注意をする必要が
ある。
【0028】図2において、PC200−1,200−
2は、LAN200−16に接続されたパーソナルコン
ピュータで、LAN200−16を介して、他の各P
C、電子メールサーバ200−5、電子メール・ファク
シミリ交換装置200−7,IPルータ200−9との
情報交換を行う。PC200−3,200−4は、同様
にLAN200−17に接続されたパーソナルコンピュ
ータで、LAN200−17を介して、他の各PC、電
子メールサーバ200−6、電子メール・ファクシミリ
交換装置200−8,lPルータ200−10との情報
交換を行う。
【0029】電子メールサーバ200−5は、SMTP
(Simple Mail Transfer Protocol)/POP3の機能
をもつ電子メールサーバで、LAN内の各クライアント
宛の電子メールを、電子メールサーバ200−5に設定
された各ポストアドレスに蓄積する。
【0030】なお、図2、図3では、電子メールサーバ
と電子メール・ファクシミリ交換装置と分離して記述し
ているが、もちろん電子メールサーバの機能を電子メー
ル・ファクシミリ交換装置内に持ってもよい。
【0031】同様に電子メールサーバ200−6は、S
MTP/POP3の機能をもつ電子メールサーバーで、
LAN内の各クライアント宛の電子メールを、電子メー
ルサーバ200−6に設定された各ポストアドレスに蓄
積する。
【0032】IPルータ200−9は、LAN200−
16とインターネット200−15を接続し、LAN2
00−16のドメインからインターネット200−15
に対して送信されるIPパケット及びインターネット2
00−15からLAN200−16のドメイン宛のIP
パケットのルーティングを行う。同様にIPルータ20
0−10は、LAN200−17とインターネット20
0−15を接続し、LAN200−17のドメインから
インターネット200−15に対して送信されるIPパ
ケット及びインターネット200−15からLAN20
0−17のドメイン宛のIPパケットのルーティングを
行う。
【0033】電子メール・ファクシミリ交換装置200
−7は、本実施形態の特徴となる通信装置であって、回
線I/F部100−7によりISDN/PSTN回線に
接続された他のファクシミリ装置200−11,200
−12とG3/G4プロトコルによるファクシミリ通信
を行い、また、LAN I/F部100−6によりLA
N200−16及びIPルータ200−9を経由してイ
ンターネット200−15との電子メール通信を行う。
同様に電子メール・ファクシミリ交換装置200−8
は、本実施形態の特徴となる通信装置であって、回線I
/F部100−7によりISDN/PSTN回線に接続
された他のファクシミリ装置200−11,200−1
2とG3/G4プロトコルによるファクシミリ通信を行
い、また、LAN I/F部によりLAN200−17
及びIPルータ200−10を経由してインターネット
200−15との電子メール通信を行う。
【0034】ISDN/PSTN200−13,200
−14は、ファクシミリ通信や電話通信等が行われる公
衆回線網(ISDNもしくはPSTN)である。なお、
ここではISDN/PSTN200−13とISDN/
PSTN200−14は別に記載してあるが、もちろん
同一の公衆回線網でもよい。ファクシミリ200−1
1,200−12は、公衆回線網(ISDNもしくはP
STN)に接続されG3もしくはG4プロトコルにより
画像データの通信を行うファクシミリ装置である。
【0035】図3は、ほぼ図2と同じ構成となっている
が、LAN300−14とインターネット300−13
の接続が異なっている。図3では、LAN300−14
とインターネット300−13の接続が、図2の例で説
明したようにIPルータを経由して接続される代わり
に、電子メール・ファクシミリ交換装置300−6によ
る回線I/F部100−7によるダイヤルアップ接続に
よりISDN/PSTN300−11を介してインター
ネット300−13内の不図示のインターネットプロハ
イダと接続している。
【0036】従って、電子メール・ファクシミリ交換装
置300−6が電子メールの通信を行なう場合には、イ
ンターネット300−13内のインターネットプロハイ
ダが設置する不図示の電子メールサーバとダイヤルアッ
プにより接続し、不図示の電子メールサーバを経由して
通信を行うことになる。
【0037】また、電子メール・ファクシミリ交換装置
300−6の回線I/F部100−7は、インターネッ
トの接続の他にISDNT/PSTN300−11を介
して他のファクシミリ装置300−9とのファクシミリ
通信も行う。
【0038】図4では、LAN400−12,400−
13共に公衆回線網(ISDN/PSTN)を経由して
インターネットと接続している。
【0039】従って、電子メールファクシミリ交換装置
400−5が、電子メールの通信を行う場合には、回線
I/F部100−7よりISDN/PSTN400−9
を介してインターネット400−11内の不図示のイン
ターネットプロハイダが提供する電子メールサーバとダ
イヤルアップにより接続することで電子メールの通信を
行う。同様に電子メールファクシミリ交換装置400−
6が、電子メール通信を行なう場合には、回線I/F部
100−7よりISDN/PSTN400−10を介し
てインターネット400−11内の不図示の別のインタ
ーネットプロバイダーが提供する電子メールサーバとダ
イヤルアップにより接続することで電子メールの通信を
行う。
【0040】次に、電子メール・ファクシミリ交換装置
間で画像データを添付した電子メールを通信する際のフ
ローについて詳細説明する。まず最初に機能情報に関し
て説明する。G3ファクシミリの機能情報は、ITU−
TのT.30におけるDIS/DTC/DCSのビット
で規定されており、画像データのフォーマットに関わる
もの、ファクシミリサービスに関わるもの、通信に関わ
るものがある。なおファクシミリサービスの一部で用い
られるサブアドレス、パスワード、選択ポーリングは、
さらに別のFCF(Facsimile Control Field )で指定
される20桁のデジットであるFIF(Facsimile Info
rmation Field )の情報を用いている。
【0041】表1は、ITU−TのT.30におけるD
IS/DTC/DCSの機能情報に関するものに加え、
さらに電子メール通信でファクシミリ画像以外の画像デ
ータを添付する場合を考慮して新たに幾つかの機能情報
を追加したものである。表1では、ITU−T T.3
0に関する機能情報をさらに、取り扱える“画像”に関
するもの、“サービス”に関するもの、“通信”に関す
るものに区分してある。
【0042】
【表1】
【0043】本実施形態の電子メール・ファクシミリ交
換装置では、これらの機能情報の中で、1)G3/G4
通信に関するものと、2)画像及びサービスの扱いをそ
れぞれ区別する。2)画像及びサービスの機能情報に関
しては、一般に装置内のRAM100−4に設定される
ソフトスイッチによる変更などにより切り替わるもので
あるためほぼ装置固定の機能情報となる(一部の電子メ
ール・ファクシミリ交換装置では、装着される紙により
記録幅等が頻繁に切り替わるが、紙サイズ変換機能があ
る場合には、この限りではない)。
【0044】従って、送信側の電子メール・ファクシミ
リ交換装置や電子メールサーバ(ダイヤルアップ接続先
も含む)にデータベースとして機能情報を装置内に登録
しておき、そのデータベースをもとに画像データの通信
を行うことで、データベースを有する装置への通信にお
いては、通信毎の機能情報の交換が不必要となる。特に
これは、図3,4のように電子メール・ファクシミリ交
換装置がダイヤルアップ接続されていて機能情報の交換
を毎通信行うと通信費のコストアップになる場合や、中
継や同報機能により会社社内等でファクシミリネットワ
ークを形成している場合等には特に有効な手段となる。
1)のG3/G4通信に関するものは、電子メール通信
では特に必要とならないため、電子メール通信において
機能情報の交換は省略可能である。
【0045】なお電子メール・ファクシミリ交換装置が
中継により他のG3/G4ファクシミリに受信した画像
データを転送する場合は、中継する電子メール・ファク
シミリ交換装置と通信相手であるG3もしくはG4機と
の間で、通信に関わる機能情報の交換を行なうため、特
に電子メール通信においてはG3/G4通信に関わる機
能情報の交換は必要とならない。
【0046】次に機能情報及び送達確認情報の交換手段
に関して説明する。機能情報に関するやりとりは、現在
下記のように複数の実現手段がある。第1の手段は、電
子メールにMIMEタイプとして機能情報及び送達確認
に関わる情報フィールドを定義してそのフィールドに表
1で示した機能情報に関わる情報及び送達確認に関わる
情報を設定して電子メールを通信する方法である。第2
の手段は、TIFFファイルとして添付された画像デー
タの中に機能情報フィールド及び送達確認フィールドを
定義してそのフィールドに表1で示した機能情報に関わ
る各情報及び送達確認に関わる情報を設定し、TIFF
ファイルとして機能情報を添付して電子メールを通信す
る方法がある。
【0047】これらの手法では、機能情報の交換に関わ
る電子メール、画像データの情報に関わる電子メール、
送達確認に関わる電子メールと、同一プロセスに関わる
電子メールが複数の電子メールに分けて通信されること
があるため、これら電子メールが同一プロセスの電子メ
ールであることを示すために特定のIDを付与し、その
IDにより同一プロセスの電子メールであることを区別
している。
【0048】さらに別の手段として、SMTP(Simple
Mail Transfer Protocol )の拡張プロトコルであるE
SMTPのプロトコルを用いて機能情報の交換に関する
通信及び送達確認を行う手段がある。この場合の送達確
認は、ESMTPで規定されているDSN(Delivery S
tatus Notification)を用いることで実現されることに
なる。なお本実施形態の電子メールファクシミリ交換装
置では、これらの機能情報交換、送達確認に関する手段
に対しては、上記何れかの手段をもちいてもよい。
【0049】次に図5、図6、図7、図8のフローチャ
ートを参照しながら、ファクシミリ画像を添付した電子
メール通信の流れを詳細に説明する。ここでのフロー
は、接続形態が、専用線接続及びダイヤルアップ接続ど
ちらの場合でも対応できる。
【0050】最初にステップS100−1で、操作部1
00−1からのキー操作もしくは、CPU100−2か
らのタイマ起動により画像データを添付した電子メール
通信が指示される。ステップS100−2において指定
された電子メールアドレスに対応する機能情報がデータ
ベースに登録してあるかどうかの検索を行う。なおここ
でのデータベース検索は、本実施形態の電子メール・フ
ァクシミリ交換装置内のRAM100−4に設定されて
いるデータベースに対して行なってもよいし、図2のよ
うに別に設定される電子メールサーバ上のデータベース
に対して行なってもよい。
【0051】データベース上に送信先のアドレスに対応
する機能情報が既に登録されている場合には、ステップ
S100−3に進み登録されていない場合には、ステッ
プS100−6に進む。ステップS100−3では、操
作部100−10の表示内容を参照したデータベースを
元に変更する。もし画像データが既に蓄積されている場
合には、ステップS100−3の操作部100−10の
表示変更はスキップする。ステップS100−4では、
ユーザが指定した機能情報もしくは、既に蓄積されてい
る画像データのフォーマットが参照したデータベースの
情報と異なっている場合には、ステップS100−5に
進み、画像データのフォーマットをデータベースに登録
されている何れかの画像フォーマットに変換する。
【0052】なおステップS100−4のデータベース
との照合処理は、各機能項目毎に照合するかしないの指
定が可能である。機能項目毎の照合指定は機能情報の中
でモードによっては使用されない機能情報照合をスキッ
プすることでデータベースに柔軟性を持たせるためであ
る。
【0053】ステップS100−6では、機能情報通信
のスキップ指示がある場合には、機能情報通信に関する
処理をスキップしてステップS100−25に分岐す
る。
【0054】機能情報のスキップの指定は、特に中継や
同報による通信を行う場合等、既に機能情報に関わるデ
ータベースを持っている場合や、データベースを持たな
い場合でも、通信で使用する機能情報が、ベースライン
である画像データの規格の中で最も標準となる規格(標
準解像度、A4サイズなど)の場合等、改めて機能情報
の交換を必要としない場合に設定される。
【0055】機能情報通信をスキップしない場合には、
ステップS100−7に進み機能情報の通信を開始す
る。ステップS100−8ではこの機能情報に関する通
信のエラーを監視し、通信エラーが発生したらステップ
S100−14に分岐する。さらにステップS100−
9で、不図示のタイマーにより機能情報通信の応答を監
視し、タイムアウトが発生したら同様にステップS10
0−14に分岐する。
【0056】なおこのタイムアウト時間の設定は、送信
相手先アドレスもしくはドメインにより個別に設定可能
とする。これは図2,3,4に示すように送信相手先
が、ダイヤルアップ接続により電子メールサーバに接続
している場合、専用線により接続している場合、また送
信元がダイヤルアップ接続により電子メールサーバに接
続している場合、専用線により接続している場合等、複
数の接続形態に対応するために設けてある。特にダイヤ
ルアップ接続の場合には、機能情報に関わる応答が極端
に遅延する場合がある。
【0057】機能情報の通信が正常に行われた場合に
は、ステップS100−10に進み、必要ならば、相手
先の機能情報に関するデータベースの新規登録もしくは
更新を行う。また図2のように電子メール・ファクシミ
リ装置が電子メールサーバー機能を持たない場合には、
この機能情報のデータベースの更新内容を、別に設置さ
れる電子メールサーバに通信する。
【0058】なお図3,4のようにダイヤルアップ接続
によりインターネットに接続している場合等では、電子
メールサーバ内のデータベースの更新に関するデータの
通信を、電子メール・ファクシミリ装置から再度送信す
ることなく、電子メール・サーバが電子メール・ファク
シミリ交換装置宛ての機能情報通信のデータを取得して
電子メールサーバのデータベースを自動的に更新するよ
うにしてもよい。
【0059】先にステップS100−14以降のエラー
処理に関して説明する。ステップS100−8で通信エ
ラーもしくは、ステップS100−9でタイムアウトエ
ラーが発生した場合には、いずれの場合もステップS1
00−14に進む。ステップステップS100−14で
は、RAM100−4のソフトスイッチの設定に応じて
エラー発生時における画像データのG3/G4送信によ
り振り替え通信指定が有る場合には、ステップS100
−15に進み、蓄積メモリー100−5に蓄積されてい
る画像データを回線I/F100−7を用いたG3/G
4通信にて通信する。
【0060】この場合のG3/G4通信の電話番号は、
本実施形態の電子メール・ファクシミリ交換装置でも、
同一オフィス内にあるG3/G4専用機どちらでもよ
い。またこの電話番号は、電子メールアドレスとは別に
設定される。なおG3/G4の振り替え通信の指定方法
は、1)ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルに電子メー
ルアドレスに加えさらに電話番号と振り替え指定を登録
しておく方法と、2)キー操作により、ユーザが電子メ
ールアドレスの入力を行ない、次に電話番号の入力を行
ない通信スタートの指示をした場合には、G3/G4振
り替え通信指定をセットする方法を用いることが可能で
ある。
【0061】また、更にキー操作において、ユーザが電
話番号の入力を行ない、次に電子メールアドレスの入力
を行ない通信スタートの指示をした場合には、逆に、G
3/G4通信にて画像データの送信を試み、G3/G4
での通信に失敗した場合には、エラー処理の中で電子メ
ールでの通信を行なうようにしてもよい。
【0062】ステップS100−16では、ベースライ
ンの変換指定によりエラー時のベースライン指定がある
場合には、ステップS100−17に進み蓄積されてい
る画像データをベースラインのフォーマットの画像デー
タに変換処理する。これは、通信相手が必ずしも機能情
報の交換手段を持った電子メール・ファクシミリ交換装
置ではなく、パーソナルコンピュータを利用した電子メ
ールユーザや機能情報の交換手段を持たない電子メール
・ファクシミリ交換装置の場合に対応するためである。
【0063】また、あらかじめ送信相手先が機能情報を
持たない装置であることが既知の場合には、画像データ
がベースラインに限定されるように、データベースにベ
ースラインの機能情報を設定し、さらにステップS10
0−6で機能情報の通信及び後述のステップS100−
39の送達確認のスキップ指定して送信することで、機
能情報の交換及び送達確認の機能がない装置に対しての
機能情報の交換や送達確認の交換のための通信をするこ
となく画像データの通信が可能となる。
【0064】なおベースラインのためデータベースの作
成は、ベースラインキー等のキー操作による指定もしく
は、これまでの機能情報交換における通信エラー及びタ
イムアウトエラーの内容に応じて自動的に生成するよう
に指定できる。
【0065】ステップS100−18では、エラーに関
わる情報を特定の電子メールアドレスにテキスト情報と
して送信する設定がされているか判定し、設定されてい
る場合には、ステップS100−19に進みエラー情報
に関する電子メール送信を行う。なおここで設定される
電子メールアドレスは、通信操作をしたユーザの電子メ
ールアドレスや、管理者の電子メールアドレスもしく
は、送信相手先の電子メールアドレス等が指定される。
なおこのエラー情報の内容は、べースラインによる通信
の有無、G3/G4通信の有無等も含む。
【0066】また、エラー情報通信の指定は、各エラー
項目並びにべースライン通信の有無、G3/G4通信の
有無等、個別の項目毎に個別に設定が可能である。また
必要ならばこのエラー情報に関する電子メールにエラー
した画像データを添付して送信してもよい。
【0067】ステップS100−20では、エラーレポ
ートの出力指定の有無を判定し、エラーレポートの出力
が指定されている場合には、ステップS100−21
で、エラーレポートのプリントアウトを行う。なおエラ
ーレポートの出力指定は、エラー情報に関する電子メー
ル送信と同様に、各エラー項目並びにベースライン通信
の有無、G3/G4通信の有無等の項目毎に個別に設定
が可能である。
【0068】ステップS100−22では、蓄積メモリ
ー100−5に蓄積されている画像ファイルの消去をす
るかどうかの指定の判定を行う。画像ファイルの消去指
定が有る場合には、ステップS100−23で蓄積メモ
リ100−5に蓄積されている画像ファイルの消去を行
う。なお画像ファイルの消去の指定も、レポート出力指
定と同様に、各エラー項目並びにベースライン通信の有
無、G3/G4通信の有無等の項目毎に個別に設定が可
能である。
【0069】ステップS100−24では、エラー処理
を終了する。
【0070】次に、図5に示す再発呼のフローについて
説明する。ステップS100−11,S100−12,
S100−13等の再発呼のフローは、図3、図4に示
すように本実施形態の電子メール・ファクシミリ交換装
置がダイヤルアップ接続によりインターネットやローカ
ルエリアネットワークに接続されている場合に対応する
ものである。
【0071】ステップS100−11でダイヤルアップ
接続されている場合には、ステップS100−12に進
む、ステップS100−12では、ソフトスイッチで指
定される複数回発呼をするか否かの指定の判定を行な
う。複数回発行の指定がされている場合には、ステップ
S100−13で、機能情報通信が終了した段階で一度
回線断をし、さらに再発呼して画像データの通信を行う
ようにする。
【0072】これにより機能情報と本体画像通信の間に
時間を必要とする場合等の課金を節約することができ
る。また、ステップS100−9のタイムアウトエラー
の待機処理においてもダイヤルアップ接続の場合には、
一度回線断を行い、指定時間待機したのち再度接続して
タイムアウトの有無の検出を行うことも可能である。
【0073】ステップS100−11でダイヤルアップ
接続されていない場合には、図7に示すステップS10
0−25へ進む。ステップS100−25では、画像デ
ータを添付した電子メールの送信、すなわち、本体画像
通信を行う。なお、ここで必要ならば新たに取得した機
能情報に基づき画像変換を行なう。
【0074】次にステップS100−26及びS100
−27で通信エラー及びタイムアウトエラーの判定を行
い、エラーが発生していたならステップS100−28
に分岐する。ステップS100−28では、まずエラー
内容から再送指定並びに再送指定回数を検索する。ステ
ップS100−29では、再送が指定されていてかつこ
れまでの再送回数が指定される再送回数以下の場合に
は、再度ステップS100−25に戻り本体画像の再送
を行う。エラー項目に対応する再送の指定がない場合
や、すでに指定回数再送エラーが発生した場合には、ス
テップS100−14に進む。ステップS100−14
以下は、既に説明した機能情報通信時のエラー時のフロ
ーと同一のフローとなるためここでは省略する。
【0075】ステップS100−26,S100−27
でエラーが発生していなければ、図8に示すステップS
100−30へ進む。ステップS100−30において
送達確認をスキップするか否か判定を行い、送達確認が
必要ない場合には、正常終了処理を行なうため、ステッ
プS100−39に進む。ステップS100−39で
は、画像ファイルデータを消去するか否かの指定に応じ
て、必要ならばステップS100−40で蓄積メモリー
100−5内に残っている既に送信が終了した画像ファ
イルデータの消去を行いステップS100−41に進み
通信を終了する。
【0076】送達確認が必要な場合には、ステップS1
00−31に進む、ステップS100−31では、本実
施形態の電子メール・ファクシミリ交換装置がダイヤル
アップ接続によりインターネットやローカルエリアネッ
トワークに接続されている場合には、機能情報通信の場
合と同様に、ステップS100−32で、別のソフトス
イッチで指定される複数回発行をするか否かの指定によ
り、本体画像データの通信が終了した段階で、ステップ
S100−33で一度回線断をし、さらに再発呼して画
像データの通信を行うようにする。同様にフローチャー
トに記載されていないが、ダイヤルアップ接続の場合に
は、ステップS100−27のタイムアウトエラーの待
機の時も一度回線断を行い、指定時間待機したのち再度
接続してタイムアウトの有無の検出を行うことが可能で
ある。
【0077】ステップS100−34では、送達確認に
関する通信を行う。次にステップS100−35,S1
00−36で通信エラー及びタイムアウトエラーの検出
を行う。ここでもダイヤルアップ接続に場合には、ステ
ップS100−36のタイムアウトエラーの待機も一度
回線断を行い、指定時間待機したのち再度接続してタイ
ムアウトの有無の検出を行うことができる。
【0078】送達確認での通信に関するエラーもしくは
タイムアウトが発生したら、ステップS100−37に
進む。ステップS100−37では、まずエラー内容か
ら再送指定並びに再送指定回数を検索する。ステップS
100−38では、再送が指定されていてかつこれまで
の再送回数が指定される再送回数以下の場合には、再度
ステップS100−25に戻り本体画像の再送を行う。
エラー項目に対応する再送の指定がない場合や、すでに
指定回数再送エラーが発生した場合には、ステップS1
00−14に進む。ステップS100−14以降は、先
に説明したエラー処理を行ない終了する。
【0079】次に図9を参照しながら、本実施形態の電
子メール・ファクシミリ交換装置のワンタッチボタン登
録における機能情報のデータベース作成に関するフロー
を詳細に説明する。
【0080】先ず、ステップS200−2でワンタッチ
ボタンや短縮ボタンに相手先の電子メールアドレスが設
定された場合には、ワンタッチボタンに登録された電子
メールアドレスに対応するデータベースの新規作成もし
くは更新のため、ステップS200−3に進む。
【0081】ステップS200−3では、操作部100
−10から機能情報に関する登録操作を行なうかどうか
の指示により、登録操作を行なう場合には、ステップS
200−6に進み操作部100−10を用いた登録操作
によりデータベース情報を取得する。次にステップS2
00−9に進みワンタッチダイヤルに登録された電子メ
ールアドレスに対応するデータベースの登録及び更新を
行う。
【0082】ステップS200−3で登録操作を行わな
い場合にはステップS200−4へ進み、ステップS2
00−4では、図3、図4のようにダイヤルアップ接続
によりインターネットと接続しているかどうかのソフト
スイッチの判定により、ダイヤルアップ接続をしている
場合には、ステップS200−5以降の機能情報の通信
及びデータベース更新をスキップして終了する。これ
は、ダイヤルアップ接続時の課金を減らすための機能で
ある。ダイヤルアップ接続の場合には、各々の本実施形
態の電子メール・ファクシミリ装置が、その都度機能情
報通信を行いデータベースの登録及び更新を行うのでは
なく、ワンタッチ登録先のユーザアドレスに対応する機
能情報に関わるデータベースの作成を予め接続先の電子
メールサーバに指示しておく。
【0083】電子メールサーバでは、一括して新規に登
録された電子メールアドレスに対して機能情報の交換を
行ない、電子メールアドレスに対応するデータベースの
登録及び更新を行う。電子メール・ファクシミリ装置で
は、電子メールサーバに作成されたデータベース情報を
引き出すことでワンタッチや短縮ボタンに登録された電
子メールアドレスに対応するデータベースを作成する。
【0084】ダイヤルアップ接続でない場合には、ステ
ップS200−5に進み、ステップS200−5におい
て機能情報のための通信を行なう。次にステップS20
0−7,S200−8に進み、機能情報通信時の通信エ
ラー、タイムアウトを監視し、通信エラーもしくはタイ
ムアウトがあった場合には、ステップS200−13に
進み、操作部100−10に通信エラー表示をするか、
エラーがあったことを知らせる電子メールをあらかじめ
設定されている電子メールアドレスに送信するかのエラ
ー処理を行ない終了する。
【0085】正常の機能情報を取得した場合には、ステ
ップS200−9に進み、電子メールアドレスに対応す
るデータベースの新規登録もしくは更新を行なう。ステ
ップS200−10では、ソフトスイッチにより、LA
N内の別の電子メールサーバにこのデータベース内容を
通信する指定がある場合には、ステップS200−11
に進み電子メールサーバに対しその電子メールアドレス
に対応するデータベースの送信を行なう。電子メールサ
ーバでは、その通信内容をもとにその電子メールアドレ
スに対応するデータベースの登録もしくは更新を行な
う。
【0086】図10は、ワンタッチや短縮ダイヤルとは
別に操作部100−11に設けられた機能情報キーを操
作することで機能情報の取得を行なう場合のフローチャ
ートである。ステップS300−2で機能情報キーが押
されたら、ステップS300−3で指定された電子メー
ルアドレスに対し機能情報通信を行ない、ワンタッチダ
イヤルと同様に指定された電子メールアドレスに対応す
るデータベースの登録及び更新及びサーバヘの通知を行
なう。ステップS300−4以下は、図9のステップS
200−7以下と同様である。この機能情報キーは、特
にワンタッチ登録などはまとめて操作しておき、機能情
報に関わる通信を後でまとめて行なう場合や、端末を新
たに設置した場合等、ワンタッチ登録されている電子メ
ールアドレスのデータベースを一度に登録もしくは更新
する場合に主に用いられる。
【0087】次に、図11を参照しながら、電子メール
・ファクシミリ交換装置のソフトスイッチの変更によ
り、自己の装置の機能情報を変更した場合において、ワ
ンタッチボタンや短縮ボタンに登録されている通信相手
に対して機能情報の変更の通信を行なう手順を説明す
る。
【0088】なお、この自己の装置機能情報の変更の通
知を行う相手は、ワンタッチボタン等に登録されている
すべて電子メールアドレスではなく、個別指定された電
子メールアドレスに対して行ってもよい。図11のフロ
ーでは、ソフトスイッチの変更による同報通信に際し
て、自己の装置の機能情報を相手に通知すると同時に通
信相手機には関する機能情報を取得して自己の装置及び
電子メールサーバ内の相手機に関する機能情報のデータ
ベースを更新している。
【0089】先ず、ステップS400−2で、装置の機
能情報に関するソフトスイッチの変更を行なった場合に
は、ステップS400−3に進む。ステップS400−
3で、ソフトスイッチ変更による機能情報の通信が別に
設定するソフトスイッチにより指定されている場合に
は、ステップS400−4に進み機能情報の通信を行な
う。指定されていない場合には、ステップS400−1
1に進み終了する。ステップS400−4以降の機能情
報の通信フローに関しては、図9で説明しているため省
略する。ソフトスイッチ変更の場合には、複数の宛先に
対し、機能情報が変ったこと知らせる必要があるため、
ステップS400−10ですべての宛先に対し機能情報
の通信が終了したか監視する。すべての宛先に対して機
能情報の通信が終了していない場合には、ステップS4
00−4に戻り、すべての宛先に対する機能情報の通信
が終了するまで指定されるアドレスに対して機能情報の
通信を行なう。
【0090】特に会社内等でネットワークを形成してい
る場合には、図9、図10及び図11に示したようにデ
ータベースを作成することで機能情報の交換を十分に行
うことが可能である。従って、毎通信において機能情報
の交換をすることなく、相手機に対して常に最適な機能
で通信が可能となる。また図9、図10及び図11で
は、記載していないが、登録されている電子メールアド
レス毎にデータベースの更新日時を保持しておくこと
で、このデータベースのメンテナンスを容易に行うこと
ができる。
【0091】また、これまで説明したように、通常送信
された電子メールは、一度電子メールサーバに設定され
たポストオフィスに格納される。その後、電子メールサ
ーバから各ユーザもしくは、電子メール・ファクシミリ
交換装置が電子メールデータを引き出すことになる。従
って、電子メール・ファクシミリ交換装置が電子メール
ステップSMTP/POP3サーバ機能を持っていない
場合には、別に設定される電子メールサーバが電子メー
ル・ファクシミリ交換装置に代わって送達確認や機能情
報の交換を行なう必要がある。そのため、電子メールサ
ーバを電子メール・ファクシミリ交換装置と別に設定す
る場合には、接続元の電子メール・ファクシミリ交換装
置の能力及び通信相手に関する機能情報のデータベース
が電子メールサーバに設定されている必要がある。
【0092】本実施形態における電子メール・ファクシ
ミリ交換装置では、図9、図10、図11のフローチャ
ートに示すように、ワンタッチ登録を行った場合、機能
情報キーを押した場合、機能情報に関わるソフトスイッ
チを変更した場合など、自機及び登録先電子メール・フ
ァクシミリ交換装置の機能情報のデータベースが変化し
た場合には、その内容に関わる機能情報を対応するポス
トオフィスをもつ電子メールサーバに送信する機能を有
している。これにより電子メールサーバでは、この送信
された機能情報を元に対応するデータベースを更新する
ことで、常に最新の機能情報に関する情報を保持するこ
とが可能となる。なお、図2のような専用線接続の場合
などには、機能情報の通信、送達確認を電子メールサー
バで行うのではなく、電子メール・ファクシミリ交換装
置が行うように設定してもよい。
【0093】また電子メールサーバは、複数の電子メー
ルユーザ及び電子メール・ファクシミリ交換装置と接続
される。従って通信相手に関わる機能情報のデータベー
スは、複数の電子メール・ファクシミリ交換装置から送
信され更新されることになる。このような場合には、接
続先の電子メールサーバから特定の周期で同報通信され
るデータベースに関する通信を元に自分の装置のデータ
ベースを更新及び変更することでネットワーク内のすべ
ての装置で、機能情報に関するデータベースを共有化す
ることが可能となる。
【0094】図12、図13は、通信管理レポートの一
例を示している。図12は、これまでのG3装置での通
信管理レポートの例で、通信結果の表示には、OK,N
Gの2種類の表示がある。図13は、本実施形態の電子
メール・ファクシミリ装置の通信管理レポートの例で、
通信結果の表示には、OK,NG、ベースライン(Base
Line)、確認まち、G3/G4の5種類の表示がある。
【0095】画像データを添付した電子メールによる通
信場合では、G3/G4による画像電送と異なり、送達
確認通信の応答に時間を必要とする場合がある。これ
は、各装置がダイヤルアップ接続している場合に頻繁に
発生する場合が生じる。従って、本実施形態の電子メー
ル・ファクシミリ装置では、本文画像データの通信が終
了したが、送達確認の待機をしている状況をユーザに示
すため通信結果レポートに確認待ちを加えている。
【0096】また、上述したように、機能情報を持たな
い相手機に画像データを添付した電子メールで通信を行
なう場合には、強制的にベースラインの画像フォーマッ
トに変換して電子メールを送信する必要がある。このこ
とをユーザに通知するために本実施形態の電子メール・
ファクシミリ交換装置では、通信管理の結果にベースラ
インを加えている。
【0097】更に、本実施形態の電子メール・ファクシ
ミリ交換装置では、画像を添付した電子メール通信にお
いて通信エラーにより電子メールにより通信ができない
場合に、自動的にG3/G4プロトコルを用いて画像デ
ータを通信する振り替え通信機能を持っている。このこ
とをユーザに通知するためG3/G4通信を行なったこ
とを示すG3/G4を通信管理の結果に加えている。
【0098】なお本実施形態の電子メール・ファクシミ
リ交換装置においてこれらの通信管理レポートを取得す
る手段は、操作部100−10からのユーザからの指
示、もしくはLAN I/F部100−6もしくは回線
I/F部100−7を介した外部から指示、もしくはタ
イマー指定により、CPU100−2によりROM10
0−3のフォントを用いて通信管理情報を画像データに
展開しプリンタ部100−9よりプリントアウト出力す
るか、CPU100−2の制御により、通信管理レポー
ト情報の電子メールを作成し、指定された電子メールア
ドレスに電子メールとして通信させることで取得する等
の手段がある。
【0099】また、上述した実施形態の機能を実現する
ように各種のデバイスを動作させるように、上記各種デ
バイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュ
ータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に
格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作
させることによって実施したものも、本発明の範疇に含
まれる。
【0100】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0101】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0102】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、電子メール形式での通
信が可能な電子メール・ファクシミリ交換装置において
も、送達確認の交換手段を提供することで、公衆回線網
を用いたファクシミリ通信とユーザが使用したネットワ
ークの特徴を認識した上で同等の通信結果の確認ができ
るような通信装置を構成することが可能となる。更に、
電子メールデータの通信の場合は送達確認情報の到達状
況に応じて送達確認情報の機能を有さないベースライン
の通信と画情報の通信が成功したことを表す情報と、画
情報の通信結果が確認できていないことを表す情報を区
別できるようになり、ユーザにとって使い易い装置を提
供することができる。更に、電子メールデータの通信の
場合、送達確認情報の機能を有さないベースラインの通
信と送達確認の機能を有する通信の結果情報を区別する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子メール・ファクシミリ交換装置のシステム
構成を示したブロック図である。
【図2】電子メール・ファクシミリ交換装置のインター
ネットヘの接続例を示す模式図である。
【図3】電子メール・ファクシミリ交換装置のインター
ネットヘの接続例を示す模式図である。
【図4】電子メール・ファクシミリ交換装置のインター
ネットヘの接続例を示す模式図である。
【図5】ファクシミリ画像を添付した電子メール通信の
手順を示すフローチャートである。
【図6】ファクシミリ画像を添付した電子メール通信の
手順を示すフローチャートである。
【図7】ファクシミリ画像を添付した電子メール通信の
手順を示すフローチャートである。
【図8】ファクシミリ画像を添付した電子メール通信の
手順を示すフローチャートである。
【図9】電子メール・ファクシミリ交換装置のワンタッ
チボタン登録における機能情報のデータベース作成の手
順を示すフローチャートである。
【図10】操作部に設けられた機能情報キーを操作する
ことで機能情報の取得を行なう場合の手順を示すフロー
チャートである。
【図11】ワンタッチボタンや短縮ボタンに登録されて
いる通信相手に対して機能情報の変更の通信を行なう場
合の手順を示すフローチャートである。
【図12】G3装置による通信管理レポートの一例を示
す模式図である。
【図13】電子メール・ファクシミリ装置による通信管
理レポートの一例を示す模式図である。
【符号の説明】
100−1 バス 100−2 CPU 100−3 ROM 100−4 RAM 100−5 蓄積メモリ 100−6 LAN I/F部 100−7 回線I/F部 100−8 読み取り部 100−9 プリンタ部 100−10 操作部 100−11 圧縮伸張部 200−1,200−2,200−3,200−4 P
C 200−5,200−6 電子メールサーバ 200−7,200−8 電子メール・ファクシミリ交
換装置 200−9,200−10 IPルータ 200−11,200−12 ファクシミリ装置 200−13,200−14 ISDN/PSTN 200−15 インターネット 200−16,200−17 LAN 300−6 電子メール・ファクシミリ交換装置 300−9 ファクシミリ装置 300−11 ISDN/PSTN 300−13 インターネット 300−14 LAN 400−5,400−6 電子メールファクシミリ交換
装置 400−9,400−10 ISDN/PSTN 400−11 インターネット 400−12,400−13 LAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA26 HA02 HA03 HA06 HA10 JA05 JB03 KA12 LA18 5C062 AA29 AA30 AA34 AA35 AB43 AC04 AC22 AC28 AF02 5C075 AB03 AB90 CF09 5K030 HA06 HB04 HB19 HC01 HC14 HD03 HD06 JT05 KA02 9A001 CC04 CC08 DD10 JJ14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルエリアネットワークに接続する
    ための第1の接続手段及び/又は広域回線網に接続する
    ための第2の接続手段と、前記第1の接続手段もしくは
    前記第2の接続手段によりインターネットに接続して電
    子メールデータの送受信を行うための第1の通信手段
    と、前記第1の通信手段で送達確認の情報を受信する手
    段とを有し、 前記第1の通信手段において画像データを添付した電子
    メールデータの通信を行う場合においては、画情報の通
    信が成功したことを表す情報、画情報の通信が失敗した
    ことを表す情報、画情報の通信結果が確認できていない
    ことを表す情報及び画像データの規格の中で最も標準と
    なる規格に対応する画像データを添付して電子メールデ
    ータを通信したことを表す情報のいずれかの通信結果レ
    ポートを出力することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の接続手段により広域回線網に
    接続してファクシミリ通信を行うための第2の通信手段
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2の通信手段で通信を行う場合に
    は、画情報の通信が成功したことを表す情報及び画情報
    の通信が失敗したことを表す情報の2種類の通信結果レ
    ポートを出力することを特徴とする請求項2に記載の通
    信装置。
  4. 【請求項4】 インターネットに接続して電子メールデ
    ータの送受信を行うための第1の通信手段と、広域回線
    網に接続してファクシミリ通信を行うための第2の通信
    手段とを有し、前記第1の通信手段において画像データ
    を添付した電子メールデータの通信を行う場合において
    は、画情報の通信が成功したことを表す情報、画情報の
    通信が失敗したことを表す情報と、画情報の通信結果が
    確認できていないことを表す情報及び画像データの規格
    の中で最も標準となる規格に対応する画像データを添付
    して電子メールデータを通信したことを表す情報のいず
    れかの通信結果レポートを出力し、前記第2の通信手段
    で通信を行う場合には、画情報の通信が成功したことを
    表す情報及び画情報の通信が失敗したことを表す情報の
    いずれかの通信結果レポートを出力することを特徴とす
    る通信装置。
  5. 【請求項5】 前記広域回線網は、PSTN若しくはI
    SDNであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 インターネットに接続して電子メールデ
    ータの送受信を行う方法であって、 画像データを添付した電子メールデータの通信を行う場
    合において、画情報の通信が成功したことを表す情報、
    画情報の通信が失敗したことを表す情報、画情報の通信
    結果が確認できていないことを表す情報及び画像データ
    の規格の中で最も標準となる規格に対応する画像データ
    を添付して電子メールデータを通信したことを表す情報
    のいずれかの通信結果を通信結果レポートとして出力す
    ることを特徴とする通信方法。
  7. 【請求項7】 インターネットに接続された複数の通信
    装置により電子メールデータの送受信を行う通信システ
    ムであって、 画像データを添付した電子メールデータの通信を行う場
    合において、画情報の通信が成功したことを表す情報、
    画情報の通信が失敗したことを表す情報、画情報の通信
    結果が確認できていないことを表す情報及び画像データ
    の規格の中で最も標準となる規格に対応する画像データ
    を添付して電子メールデータを通信したことを表す情報
    のいずれかの通信結果レポートを前記通信装置から出力
    することを特徴とする通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の通信方法の手順をコン
    ピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコン
    ピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP18793899A 1999-06-11 1999-07-01 通信装置、通信方法、通信システム及び記憶媒体 Pending JP2001016252A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18793899A JP2001016252A (ja) 1999-07-01 1999-07-01 通信装置、通信方法、通信システム及び記憶媒体
US09/588,683 US7366757B1 (en) 1999-06-11 2000-06-07 Communication apparatus, communication method, communication system, and storage medium
US11/681,041 US8190690B2 (en) 1999-06-11 2007-03-01 Communication apparatus, communication method, communication system, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18793899A JP2001016252A (ja) 1999-07-01 1999-07-01 通信装置、通信方法、通信システム及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001016252A true JP2001016252A (ja) 2001-01-19

Family

ID=16214814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18793899A Pending JP2001016252A (ja) 1999-06-11 1999-07-01 通信装置、通信方法、通信システム及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001016252A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006299A1 (ja) * 2004-07-14 2006-01-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 瞳孔検出装置および虹彩認証装置
US7283269B2 (en) 2001-12-28 2007-10-16 Murata Kakai Kabushiki Kaisha Internet facsimile machine
US7428225B2 (en) 2004-02-19 2008-09-23 Hitachi Kokusai Electric Inc. Wireless communication system and wireless communication method
US8098387B2 (en) 2007-02-21 2012-01-17 Oki Data Corporation Image transferring apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7283269B2 (en) 2001-12-28 2007-10-16 Murata Kakai Kabushiki Kaisha Internet facsimile machine
US7428225B2 (en) 2004-02-19 2008-09-23 Hitachi Kokusai Electric Inc. Wireless communication system and wireless communication method
WO2006006299A1 (ja) * 2004-07-14 2006-01-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 瞳孔検出装置および虹彩認証装置
US8098387B2 (en) 2007-02-21 2012-01-17 Oki Data Corporation Image transferring apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8190690B2 (en) Communication apparatus, communication method, communication system, and storage medium
US7826102B2 (en) Network facsimile system
US7884956B2 (en) Network facsimile system
US7616336B2 (en) Network facsimile system with relaying server
US6466330B1 (en) Method and apparatus for relaying information
US7092129B2 (en) Internet facsimile and control method thereof
JP2002135505A (ja) ネットワークファクシミリ装置
US7564577B2 (en) Fax gateway, fax machine, and fax transmission system
US20020080414A1 (en) Internet Facsimile machine, communication method of internet facsimile machine, recording medium capable of reading by computer the recorded communication method of internet facsimile machine
JP2001016252A (ja) 通信装置、通信方法、通信システム及び記憶媒体
JP2001014234A (ja) 通信装置、通信方法、通信システム及び記憶媒体
JP3437533B2 (ja) ネットワークファクシミリ装置および回線選択方法
JPH10126551A (ja) インターネットファクシミリ装置
JP3706768B2 (ja) 通信装置、通信方法、通信システム及び記憶媒体
JPH11150645A (ja) ファクシミリ通信システムの制御方法
JP4535688B2 (ja) ネットワークファクシミリ装置
JP3828403B2 (ja) リアルタイムゲートウェイファクシミリ装置
JP3747814B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH1141437A (ja) 電子メール機能付通信端末装置
JP2003092657A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、ファクシミリ装置の制御プログラム
JP3622698B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JP4008788B2 (ja) ネットワーク端末装置
JP2002217944A (ja) 通信装置
JP2002135513A (ja) インターネットファクシミリ装置
JPH10178452A (ja) ネットワークファクシミリ装置の制御方法