JPH11150645A - ファクシミリ通信システムの制御方法 - Google Patents

ファクシミリ通信システムの制御方法

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JPH11150645A
JPH11150645A JP9329728A JP32972897A JPH11150645A JP H11150645 A JPH11150645 A JP H11150645A JP 9329728 A JP9329728 A JP 9329728A JP 32972897 A JP32972897 A JP 32972897A JP H11150645 A JPH11150645 A JP H11150645A
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JP9329728A
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Toshihiko Hasegawa
敏彦 長谷川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宛先ユーザが閲覧ソフトウェアを容易に取得
することのできるファクシミリ通信システムの制御方法
を提供することを目的としている。 【解決手段】 画情報の宛先ユーザに対して、必要に応
じ、画像データを閲覧するビューワーソフトウェアを添
付した電子メールを送信するので、ユーザがいちいちビ
ューワーソフトウェアを取得するための努力をする必要
が無く、使い勝手が大幅に向上するという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワークおよびインターネット上でのデータのやりと
りの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順
によるファクシミリデータのやりとりの機能を備えると
ともに、ファクシミリ伝送手順により受信するサブアド
レス情報と、そのサブアドレス情報に対応したネットワ
ークアドレスを関連づけて記憶したアドレス変換テーブ
ルを備え、公衆網を介して受信した画情報を、その画情
報受信時に相手端末より通知されたサブアドレス情報に
対応して上記アドレス変換テーブルに記憶されているネ
ットワークアドレスの宛先に、ローカルエリアネットワ
ークを介して送信するネットワークファクシミリ装置、
および、公衆網を伝送路として用いるファクシミリ装置
からなるファクシミリ通信システムの制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ローカルエリアネットワーク
およびインターネット上でのデータのやりとりの機能
と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送手順によるフ
ァクシミリデータのやりとりの機能を備えるとともに、
ファクシミリ伝送手順により受信するサブアドレス情報
と、そのサブアドレス情報に対応したネットワークアド
レスを関連づけて記憶したアドレス変換テーブルを備
え、公衆網を介して受信した画情報を、その画情報受信
時に相手端末より通知されたサブアドレス情報に対応し
て上記アドレス変換テーブルに記憶されているネットワ
ークアドレスの宛先に、ローカルエリアネットワークを
介して送信するネットワークファクシミリ装置、およ
び、公衆網を伝送路として用いるファクシミリ装置から
なるファクシミリ通信システムが実用されている。
【0003】このようなファクシミリ通信システムを利
用すると、公衆網に接続されたファクシミリ装置よりロ
ーカルエリアネットワークまたはインターネットに接続
された宛先に対して画情報を送信することができるの
で、非常に便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、画情報をローカ
ルエリアネットワークまたはインターネットに接続され
た端末装置に送信する際、宛先が使用する端末装置(例
えば、ワークステーション装置やパーソナルコンピュー
タ装置など)に、受信した画情報を表示する機能がなけ
れば、その宛先ユーザは、受信した画情報を閲覧するこ
とができず、かかる画情報送信は、無駄に終わってしま
う。
【0005】そのために、例えば、このファクシミリ通
信システムがインターネット上で公開するWWW(Wo
rld Wide Web)サーバなどにおいて、画情
報の閲覧ソフトウェアを配布することも考えられるが、
宛先ユーザがいちいち閲覧ソフトウェアの配布を受ける
必要があり、面倒である。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、宛先ユーザが閲覧ソフトウェアを容易に取得
することのできるファクシミリ通信システムの制御方法
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローカルエリ
アネットワークおよびインターネット上でのデータのや
りとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミリ伝送
手順によるファクシミリデータのやりとりの機能を備え
るとともに、ファクシミリ伝送手順により受信するサブ
アドレス情報と、そのサブアドレス情報に対応したネッ
トワークアドレスを関連づけて記憶したアドレス変換テ
ーブルを備え、公衆網を介して受信した画情報を、その
画情報受信時に相手端末より通知されたサブアドレス情
報に対応して上記アドレス変換テーブルに記憶されてい
るネットワークアドレスの宛先に、ローカルエリアネッ
トワークを介して送信するネットワークファクシミリ装
置、および、公衆網を伝送路として用いるファクシミリ
装置からなるファクシミリ通信システムの制御方法にお
いて、上記ネットワークファクシミリ装置は、上記宛先
側で上記画情報を閲覧するための閲覧ソフトウェアを登
録した閲覧ソフトウェア登録手段を備え、上記宛先へ上
記画情報を送信する際、上記閲覧ソフトウェア登録手段
に登録されている閲覧ソフトウェアも送信するようにし
たものである。
【0008】また、前記アドレス変換テーブルには、宛
先に対応した画像データフォーマットが登録されてお
り、画情報を送信する際には、そのときの宛先に対応し
て上記アドレス変換テーブルに登録されている画像デー
タフォーマットにその画情報を変換した後に送信するこ
ともできる。
【0009】また、前記閲覧ソフトウェア登録手段に
は、複数の閲覧ソフトウェアが登録され、前記宛先に送
信する画像データフォーマットを閲覧可能な閲覧ソフト
ウェアを選択して送信するようにするとよい。
【0010】また、前記閲覧ソフトウェア登録手段に登
録する閲覧ソフトウェアを、ローカルエリアネットワー
クを介して新規登録または更新できるようにするとよ
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例にかかるファク
シミリ通信システムの概略を示している。
【0013】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが接続されている。
【0014】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。
【0015】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、ローカルエリアネットワークLANを介して
種々のデータのやりとりを行うための種々のソフトウェ
アなどの種々のプログラムが導入されているとともに、
新たなソフトウェア(例えば、後述するビューワーソフ
トウェア(閲覧ソフトウェア)など)を導入すること
で、新しい機能を実現することができ、また、特定のユ
ーザにより使用されるものである。ここで、通常、特定
のユーザは、一人または複数人のユーザであってよい。
【0016】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、ローカルエリアネットワークLANを介し、画情報
を電子メールとしてやりとりするための電子メール処理
機能、公衆網(PSTN)に接続し、この公衆網を伝送
路として用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による
画情報伝送を行う伝送機能、および、ビューワーソフト
ウェアの配布機能等を備えている。
【0017】図2は、ネットワークファクシミリ装置F
Xの構成例を示している。
【0018】同図において、システム制御部1は、この
ネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、
および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御
処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構
成するものであり、パラメータメモリ3は、このネット
ワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶
するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を
出力するものである。
【0019】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作す
るためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示
器からなる。
【0020】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0021】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0022】網制御装置11は、このファクシミリ装置
を公衆網(PSTN)に接続するためのものであり、自
動発着信機能を備えている。
【0023】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、このネットワークファクシミリ装置F
XをローカルエリアネットワークLANに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、
他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりす
るための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理
を実行するためのものである。
【0024】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部13は、内部バス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス14を介して行われている。
【0025】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0026】さて、本実施例において、基本的には、ロ
ーカルエリアネットワークLANに接続されている端末
相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IP
と呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコル
と、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合
わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われ
る。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レ
イヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)とい
う通信プロトコルが適用される。
【0027】ただし、電子メールには、画情報データや
画像データなどのバイナリデータを直接含ませることが
できず、所定の変換方法(例えば、Base64符号化
方法)を適用して可読情報(7ビットのキャラクタコー
ド)に変換した状態で、電子メールに含められる。この
ような電子メールの形式をMIME(Multipur
pose Internet Mail Extens
ions(多目的メール);RFC(後述)1521,
RFC1522参照)形式という。
【0028】また、各端末がメールサーバ装置SMに対
して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や送信要求など
のために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP
(Post Office Protocol)などを
適用することができる。
【0029】また、TCP/IP,SMTP,POPな
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETF(In
ternet Engineering Task F
orce)というインターネットに関する技術内容をま
とめている組織から発行されているRFC(Reque
st For Comments)文書により規定され
ている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC
793、SMTPはRFC821、電子メールの形式
は、RFC822,RFC1521,RFC1522、
POPはRFC1725でそれぞれ規定されている。
【0030】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、ファクシミリ伝送手順により受信するサブアドレス
情報と、そのサブアドレス情報に対応したメールアドレ
スを関連づけて記憶したアドレス変換テーブルを備え、
公衆網を介して受信した画情報を、その画情報受信時に
相手端末より通知されたサブアドレス情報に対応してア
ドレス変換テーブルに記憶されているメールアドレスの
宛先に、ローカルエリアネットワークLAN(およびイ
ンターネット)を介して送信する。また、受信画情報
は、宛先に応じた画像データフォーマットに変換して送
付する。
【0031】このようなファクシミリ画情報の配信のた
めのアドレス変換テーブルの一例を図3に示す。このア
ドレス変換テーブルは、サブアドレス、メールアドレ
ス、その宛先に送信するときの画像データのフォーマッ
ト、その宛先に配布するビューワーソフトウェアの名
称、および、その宛先に対してビューワーソフトウェア
を配布したか否かをあらわす添付済情報からなる。ま
た、このアドレス変換テーブルは、ネットワークファク
シミリ装置FXを直接操作して構成することができると
ともに、ローカルエリアネットワークLANを介し、ロ
ーカルエリアネットワークLANに接続されたいずれか
のワークステーション装置WS1〜WSnまたはメール
サーバ装置SMから、適宜に遠隔操作により構成するこ
とができる。
【0032】さて、ネットワークファクシミリ装置FX
が画情報を配信する際、アドレス変換テーブルの添付済
情報が「有り」になっている場合には、ビューワーソフ
トウェアを添付せず、画情報のみを配信する。この場合
の電子メールの一例を図4に示す。この電子メールは、
非マルチパートのMIME形式である。また、「Con
tent−Type」フィールドのサブフィールドの
「name=Test.tif」により、送付される画
像データのファイル名が表示される。
【0033】一方、ネットワークファクシミリ装置FX
画情報を配信する際、アドレス変換テーブルの添付済情
報が「なし」になっている場合には、ビューワーソフト
ウェアを添付した状態で画情報を配布する。この場合の
電子メールの一例を図5に示す。この電子メールは、最
初のMIMEパートに画情報(画像データ)が配置さ
れ、2番目のMIMEパートにビューワーソフトウェア
が配置(添付)されたマルチパートMIME形式であ
る。また、その電子メールの「Content−Typ
e」フィールドのサブフィールドの「name=Tes
t.fit」により、送付される画像データのファイル
名が表示されるとともに、「X−attachemen
ts」フィールドには、添付するビューワーソフトウェ
アのファイル名が表示されている。
【0034】また、ネットワークファクシミリ装置FX
に保存するビューワーソフトウェアは、ローカルエリア
ネットワークLANに接続されたいずれかのワークステ
ーション装置WS1〜WSnまたはメールサーバ装置S
Mから、図6に示すような電子メールを用いてネットワ
ークファクシミリ装置FXに送信されて、ネットワーク
ファクシミリ装置FXで保存される。この場合、その電
子メールの「Subject」フィールドには、ビュー
ワーソフトウェアを追加する旨をあらわす「NetFa
xViewer Add」なる文字列が表示され、「X
−attachements」フィールドには、添付す
るビューワーソフトウェアのファイル名が表示されてい
る。
【0035】このような電子メールを受信すると、ネッ
トワークファクシミリ装置FXは、受信した電子メール
よりビューワーソフトウェアを変換して取り出すととも
に、そのビューワーソフトウェアを保存する。
【0036】そして、図7に示すように、ビューワーソ
フトウェアの登録が完了した旨をあらわす返信メール
を、ビューワーソフトウェアの配布元へ送信し、その旨
を配布元へ通知する。
【0037】また、ネットワークファクシミリ装置FX
に保存するビューワーソフトウェアを更新することもで
きる。このような事態が生じるのは、ビューワーソフト
ウェアをバージョンアップする場合などである。その場
合には、「Subject」フィールドに、ビューワー
ソフトウェアの更新をあらわす「NetFaxView
er Update」なる文字列が表示され、バージョ
ンアップ後のビューワーソフトウェアが添付される。
【0038】この場合、ネットワークファクシミリ装置
FXは、ビューワーソフトウェアの更新が完了した旨を
あらわす返信メールを、ビューワーソフトウェアの配布
元へ送信し、その旨を配布元へ通知する。
【0039】一方、ネットワークファクシミリ装置FX
では、ビューワーソフトウェアの更新がされた場合に
は、そのビューワーソフトウェアを配布するメールアド
レスに対応した添付済情報を「なし」状態に変更し、次
の画情報配信時に更新したビューワーソフトウェアを添
付できるようにしておく。この添付済情報は、更新した
ビューワーソフトウェアを添付した電子メールの配信後
は、「有り」状態に変更される。
【0040】そして、宛先ユーザが使用しているワーク
ステーション装置WS1〜WSnでは、画像データ配布
の電子メールを受信すると、その電子メールにビューワ
ーソフトウェアが添付されていない場合には、電子メー
ルの本文情報(MIME情報)から画像データを取り出
して、適宜な記憶手段(例えば、メールスプーラ等)に
保存し、ビューワーソフトウェアでその画像データを閲
覧できるようにしておく。
【0041】それにより、宛先ユーザは、受信した画像
データを閲覧する場合には、ビューワーソフトウェアを
起動して、その画像データファイルを開き、その内容を
表示することで、ファクシミリ装置より送信された画情
報の内容を閲覧することができる。
【0042】また、受信した電子メールにビューワーソ
フトウェアが添付されている場合には、電子メールの本
文情報(マルチパートMIME情報)から画像データと
ビューワーソフトウェアをそれぞれ取り出し、画像デー
タは、適宜な記憶手段(例えば、メールスプーラ等)に
保存するとともに、ビューワーソフトウェアはアプリケ
ーションを保存する適宜な記憶手段(例えば、アプリケ
ーション記憶領域等)に保存する。
【0043】これにより、宛先ユーザは、新たに保存さ
れたビューワーソフトウェアを起動して、保存された画
像データファイルを開き、その内容を表示することで、
ファクシミリ装置より送信された画情報の内容を閲覧す
ることができる。
【0044】このようにして、本実施例では、画情報の
宛先ユーザに対して、必要に応じ、画像データを閲覧す
るビューワーソフトウェアを添付した電子メールを送信
するので、ユーザがいちいちビューワーソフトウェアを
取得するための努力をする必要が無く、使い勝手が大幅
に向上する。
【0045】また、ユーザに応じて配信する画情報の画
像データフォーマットを指定できるので、ユーザが使用
する端末装置の画像表示能力等に応じて適切な画像デー
タを配信することができ、使い勝手が大幅に向上する。
また、ユーザに配布するビューワーソフトウェアは、そ
のユーザが受信する画像データのフォーマットを処理で
きるものであるから、ユーザは、適切に受信した画像デ
ータを閲覧することができ、画情報送信の自由度が非常
に大きく、便利である。
【0046】また、ユーザに配布するビューワーソフト
ウェアを、ローカルエリアネットワークまたはインター
ネットに接続されている他の端末装置のユーザより、ネ
ットワークファクシミリ装置FXに送付して登録または
更新することができるので、種々のビューワーソフトウ
ェアを効率よくネットワークファクシミリ装置FXに登
録することができ、非常に便利である。
【0047】図8は、公衆網からの着信検出時にネット
ワークファクシミリ装置FXが行う処理の一例を示して
いる。
【0048】着信検出すると(判断101の結果がYE
S)、着信応答して(処理102)、所定のグループ3
ファクシミリ受信蓄積処理を実行して(処理103)、
画情報を受信するとともに必要な各種の情報(例えば、
サブアドレスなど)を受信して蓄積する(処理10
3)。画情報の受信動作が終了すると、回線を復旧する
(処理104)。
【0049】次いで、保存しているサブアドレスを用
い、サブアドレス変換テーブルを参照して、対応するユ
ーザのメールアドレス、画像データフォーマットおよび
添付済情報を取得する(処理105,106,10
7)。
【0050】ここで、添付済情報の内容が「有り」にな
っているかどうかを調べる(判断108)。添付済情報
の内容が「なし」になっている場合で、判断108の結
果がNOになるときには、さらにビューワー名を取得し
(処理109)、保存しているビューワーソフトウェア
を読み出して、対応するMIME情報に変換し(処理1
10)、添付済情報を「有り」に更新する(処理11
1)。
【0051】次に、保存しているファクシミリ画情報
を、取得した画像フォーマットの画像データに変換し
(処理112)、その画像データを対応するMIME情
報に変換して(処理113)、そのときに送信する電子
メールを作成する(処理114)。このとき、ビューワ
ーソフトウェアを添付しない場合には、図4に示したよ
うな非マルチパートのMIME形式の電子メールを作成
し、ビューワーソフトウェアを添付する場合には、図5
に示したようなマルチパートMIME形式の電子メール
を作成する。
【0052】そして、その作成した電子メールを、メー
ルサーバ装置SMに対して送信する(処理115)。
【0053】図9は、電子メールを受信した場合に実行
するネットワークファクシミリ装置FXの処理の一例を
示している。
【0054】電子メールを受信すると(判断201の結
果がYES)、その電子メールのヘッダ情報の「Sub
jedt」フィールドの内容を解析し(処理202)、
その受信した電子メールが公衆網のファクシミリ装置へ
の転送要求のものであるか、ビューワー登録要求のもの
であるか、あるいは、ビューワー更新要求のものである
かを調べる(判断203,204,205)。
【0055】いずれでもない場合には、自端末宛の画情
報を受信した場合なので、本文情報のMIME情報を元
のファクシミリ画情報に変換し(処理206)、その画
情報をプロッタ6より記録出力して(処理207)、判
断201へ戻る。
【0056】また、受信した電子メールが公衆網のファ
クシミリ装置への転送要求のものであり、判断203の
結果がYESになるときには、本文情報をファクシミリ
画情報に変換し、指定された公衆網のファクシミリ装置
へ送信する所定の転送処理(処理208)を実行して、
判断201へ戻る。
【0057】また、受信した電子メールがビューワー登
録要求のものであり、判断204の結果がYESになる
ときには、受信した電子メールの本文情報に添付されて
いるビューワーソフトウェアを登録するビューワー登録
処理(処理209;後述)を実行して、判断201へ戻
る。
【0058】また、受信した電子メールがビューワー更
新要求のものであり、判断205の結果がYESになる
ときには、受信した電子メールの本文情報に添付されて
いるビューワーソフトウェアを更新登録するビューワー
更新処理(処理209;後述)を実行して、判断201
へ戻る。
【0059】ビューワー登録処理の一例を図10に示
す。
【0060】まず、登録されているビューワーソフトウ
ェアを1つ選択し(処理301)、受信したビューワー
ソフトウェアと同じ名前のものであるかどうかを調べる
(判断302)。受信したビューワーソフトウェアと同
じ名前のものが既に登録されている場合で、判断302
の結果がYESになるときには、そのビューワーソフト
ウェアが既に登録されている旨を通知する返信メールを
作成し(処理303)、その返信メールをメールサーバ
装置SMに送信して(処理304)、このビューワー登
録処理を終了する。
【0061】また、判断302の結果がNOになるとき
には、そのときに調べた登録ビューワーソフトウェアが
最後のもであるかどうかを調べ(判断305)、判断3
05の結果がNOになるときには、処理301へ戻り、
残りの登録ビューワーソフトウェアについて、同じ処理
を繰り返し行う。
【0062】また、判断305の結果がYESになると
きには、受信したビューワーソフトウェアと同じ名前の
ものが登録されていない場合、すなわち、受信したビュ
ーワーソフトウェアを新規登録する場合である。
【0063】したがって、この場合には、受信したビュ
ーワーソフトウェアを新規に保存し(処理306)、新
規登録を送信元に通知する返信メールを作成し(処理3
07)、その返信メールをメールサーバ装置SMに送信
して(処理308)、このビューワー登録処理を終了す
る。
【0064】ビューワー更新処理の一例を図11に示
す。
【0065】まず、登録されているビューワーソフトウ
ェアを1つ選択し(処理401)、受信したビューワー
ソフトウェアと同じ名前のものであるかどうかを調べる
(判断402)。受信したビューワーソフトウェアと同
じ名前のものが既に登録されている場合で、判断402
の結果がYESになるときには、そのビューワーソフト
ウェアを更新する場合である。
【0066】したがって、受信したビューワーソフトウ
ェアを上書き保存し(処理403)、登録更新を送信元
に通知する返信メールを作成し(処理404)、その返
信メールをメールサーバ装置SMに送信して(処理40
5)、このビューワー更新処理を終了する。
【0067】また、判断402の結果がNOになるとき
には、そのときに調べた登録ビューワーソフトウェアが
最後のもであるかどうかを調べ(判断406)、判断4
06の結果がNOになるときには、処理401へ戻り、
残りの登録ビューワーソフトウェアについて、同じ処理
を繰り返し行う。
【0068】また、判断406の結果がYESになると
きには、受信したビューワーソフトウェアと同じ名前の
ものが登録されていない場合、すなわち、受信したビュ
ーワーソフトウェアを新規登録する場合である。
【0069】したがって、この場合には、受信したビュ
ーワーソフトウェアを新規に保存し(処理407)、新
規登録を送信元に通知する返信メールを作成し(処理4
08)、その返信メールをメールサーバ装置SMに送信
して(処理409)、このビューワー更新処理を終了す
る。
【0070】また、図12は、返信メールの作成処理の
一例を示している。
【0071】まず、「From」フィールドに自端末の
メールアドレスをセットし(処理501)、「To」フ
ィールドに受信メールの「From」フィールドの値を
セットし(処理502)、「Subject」フィール
ドには、受信メールの「Subject」フィールドの
内容の先頭に返信メールであることをあらわす「R
E:」なる文字列を付加したものをセットし(処理50
3)、作成した本文情報を配置する(処理504)。
【0072】したがって、受信メールの「Subjec
t」フィールドに、ビューワーソフトウェアを新規登録
(すなわち、追加)する旨をあらわす「NetFaxV
iewer Add」なる文字列が表示されている場合
には、その返信メールの「Subject」フィールド
には、「RE:NetFaxViewer Add」な
る文字列が表示される。
【0073】それにより、この返信メールを受信したユ
ーザは、自分が指定したビューワーソフトウェアを新規
登録についての返信メールであることを知ることができ
る。その結果は、本文情報にあらわれる。
【0074】新規登録が成功した場合には、「Adde
d Viewer.exe」などの内容が本文情報に表
示され、また、失敗した場合には、「Failed」な
どの内容が本文情報に表示される。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画情報の宛先ユーザに対して、必要に応じ、画像データ
を閲覧するビューワーソフトウェアを添付した電子メー
ルを送信するので、ユーザがいちいちビューワーソフト
ウェアを取得するための努力をする必要が無く、使い勝
手が大幅に向上するという効果を得る。
【0076】また、ユーザに応じて配信する画情報の画
像データフォーマットを指定できるので、ユーザが使用
する端末装置の画像表示能力等に応じて適切な画像デー
タを配信することができ、使い勝手が大幅に向上すると
いう効果も得る。
【0077】また、ユーザに配布するビューワーソフト
ウェアは、そのユーザが受信する画像データのフォーマ
ットを処理できるものであるから、ユーザは、適切に受
信した画像データを閲覧することができ、画情報送信の
自由度が非常に大きく、便利である、という効果も得
る。
【0078】また、ユーザに配布するビューワーソフト
ウェアを、ローカルエリアネットワークまたはインター
ネットに接続されている他の端末装置のユーザより、ネ
ットワークファクシミリ装置FXに送付して登録または
更新することができるので、種々のビューワーソフトウ
ェアを効率よくネットワークファクシミリ装置FXに登
録することができ、非常に便利である、という効果も得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるファクシミリ通信シ
ステムの概略を示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を
示したブロック図。
【図3】ファクシミリ画情報の配信のためのアドレス変
換テーブルの一例を示した概略図。
【図4】電子メールの一例を示す概略図。
【図5】電子メールの他の例を示す概略図。
【図6】電子メールのさらに他の例を示す概略図。
【図7】ビューワーソフトウェアの登録が完了した旨を
あらわす返信メールの一例を示した概略図。
【図8】公衆網からの着信検出時にネットワークファク
シミリ装置FXが行う処理の一例を示したフローチャー
ト。
【図9】電子メールを受信した場合に実行するネットワ
ークファクシミリ装置FXの処理の一例を示したフロー
チャート。
【図10】ビューワー登録処理の一例を示したフローチ
ャート。
【図11】ビューワー更新処理の一例を示したフローチ
ャート。
【図12】返信メールの作成処理の一例を示したフロー
チャート。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルエリアネットワークおよびイン
    ターネット上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を
    介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデ
    ータのやりとりの機能を備えるとともに、ファクシミリ
    伝送手順により受信するサブアドレス情報と、そのサブ
    アドレス情報に対応したネットワークアドレスを関連づ
    けて記憶したアドレス変換テーブルを備え、公衆網を介
    して受信した画情報を、その画情報受信時に相手端末よ
    り通知されたサブアドレス情報に対応して上記アドレス
    変換テーブルに記憶されているネットワークアドレスの
    宛先に、ローカルエリアネットワークを介して送信する
    ネットワークファクシミリ装置、および、公衆網を伝送
    路として用いるファクシミリ装置からなるファクシミリ
    通信システムの制御方法において、 上記ネットワークファクシミリ装置は、上記宛先側で上
    記画情報を閲覧するための閲覧ソフトウェアを登録した
    閲覧ソフトウェア登録手段を備え、上記宛先へ上記画情
    報を送信する際、上記閲覧ソフトウェア登録手段に登録
    されている閲覧ソフトウェアも送信することを特徴とす
    るファクシミリ通信システムの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記アドレス変換テーブルには、宛先に
    対応した画像データフォーマットが登録されており、画
    情報を送信する際には、そのときの宛先に対応して上記
    アドレス変換テーブルに登録されている画像データフォ
    ーマットにその画情報を変換した後に送信することを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ通信システムの制
    御方法。
  3. 【請求項3】 前記閲覧ソフトウェア登録手段には、複
    数の閲覧ソフトウェアが登録され、前記宛先に送信する
    画像データフォーマットを閲覧可能な閲覧ソフトウェア
    を選択して送信することを特徴とする請求項2記載のフ
    ァクシミリ通信システムの制御方法。
  4. 【請求項4】 前記閲覧ソフトウェア登録手段に登録す
    る閲覧ソフトウェアを、ローカルエリアネットワークを
    介して新規登録または更新できるようにしたことを特徴
    とする請求項1または請求項2または請求項3記載のフ
    ァクシミリ通信システムの制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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