JP2001011437A - 蛍光体の製造方法及びプラズマディスプレイパネル - Google Patents
蛍光体の製造方法及びプラズマディスプレイパネルInfo
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Abstract
供することを課題とする。 【解決手段】 蛍光体の構成元素の脂肪族酸塩を加熱又
は光照射により分解して蛍光体を得ることを特徴とする
蛍光体の製造方法により上記課題を解決する。
Description
及びプラズマディスプレイパネル(以下、PDP)に関
する。更に詳しくは、本発明は、原料を熱や光で分解す
るだけの簡便な方法で形成することができる蛍光体の製
造方法及びPDPに関する。
いる。例えば、ランプ用蛍光体、表示装置用蛍光体、X
線撮像管用蛍光体として使用されている。
PDPが知られている。PDPは、視認性に優れ、高速
表示が可能であり、更に比較的大画面の作製が容易であ
り、薄く形成することができるという特性と有してい
る。
り、例えば面放電型のPDPの場合、駆動電圧の印加に
際して対となる表示電極が同一基板上に配置されてい
る。
する。また、蛍光体膜の形成は、一般に次の方法で行わ
れている。まず、原料粉末(一般的には酸化物)を所望
の比率で混合し、得られた混合物を高温で焼成し、粉砕
することにより蛍光体粉末を得る。この粉末を樹脂バイ
ンダー、溶剤等の有機成分と混合してペーストとし、ス
クリーン印刷法により、予め複数の隔壁が形成された基
板の隔壁間にペーストを充填する。この後焼成すること
により、有機成分を分解して蛍光体膜(正確には蛍光体
粉末膜)を得ることができる。
形成すると、蛍光体を構成する結晶が偏析するため、発
光効率が低下する問題があった。この問題は、PDP以
外の表示装置用蛍光体、ランプ用蛍光体、X線撮像管用
蛍光体でも同様に生じていた。
られているため、表示装置を構成する蛍光体膜にも更な
る薄膜化が求められているが、ペーストを高密度に薄く
形成することが困難であった。そのため、余分な蛍光体
が使用されることと、発光効率が低下するという問題も
あった。
ば、蛍光体の構成元素の脂肪族酸塩を加熱又は光照射に
より分解して蛍光体を得ることを特徴とする蛍光体の製
造方法が提供される。
体を有するプラズマディスプレイパネルであって、前記
蛍光体が上記方法により製造された膜状の蛍光体で構成
されていることを特徴とするプラズマディスプレイパネ
ルが提供される。
本発明では、蛍光体の構成元素の脂肪族酸塩が使用され
る。脂肪族酸塩は、熱や光で分解しやすく、溶剤溶解性
が高く、分解後の膜が緻密であり、取り扱いが容易(安
全性も含めて)であり、安価であり、多くの塩の合成が
容易であるという性質を有している。
族酸との塩を形成し得る元素であれば、特に限定される
ことなく、殆どの元素を使用することができる。具体的
には、Eu、Y、Gd、B、Zn、Si、Mn、Ba、
Mg、Al、La、P、Ce、Tb、Ca、W、Tb等
が挙げられる。
ば、脂肪族モノカルボン酸や、脂肪族ジカルボン酸、脂
肪族トリカルボン酸、脂肪族テトラカルボン酸等の脂肪
族ポリカルボン酸が挙げられる。また、脂肪族酸を構成
する炭素鎖は、飽和でも、不飽和でもよい。更に、炭素
鎖には置換基が存在していてもよい。置換基の種類は特
に限定されないが、脂肪族酸の分解時に残存しやすいも
のは好ましくない。
として、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カ
プロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カ
プリン酸、n−ウンデシレン酸、ラウリン酸、n−トリ
デシレン酸、ミリスチン酸、n−ペンタデシレン酸、パ
ルミチン酸、マーガリン酸、ステアリン酸等が挙げられ
る。
クリル酸、ブテン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ビ
ニル酢酸、メタクリル酸、ペンテン酸、ヘキセン酸、ヘ
プテン酸、オクテン酸、デセン酸、ウンデセン酸、ドデ
セン酸、テトラデセン酸、ヘキサデセン酸、オクタデセ
ン酸等のオレフィンモノカルボン酸、プロピオール酸、
テトロール酸、エチルプロピオール酸、プロピルプロピ
オール酸、ブチルプロピオール酸、アミルプロピオール
酸、ウンデシン酸、ステアロール酸等のアセチレンモノ
カルボン酸、ペンタジエン酸、ジアリル酢酸、ゲラニウ
ム酸、デカジエン酸等のジオレフィンモノカルボン酸、
オクタトリエン酸、リノレン酸、オレイン酸等の高度不
飽和モノカルボン酸が挙げられる。
酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピ
メリン酸、スベリン酸、セバシン酸等が挙げられる。
ン二酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸、グル
タコン酸、ジヒドロムコン酸等のオレフィンジカルボン
酸、ムコン酸のようなジオレフィンジカルボン酸が挙げ
られる。
で固体となる(例えば、飽和脂肪族モノカルボン酸の場
合、炭素数が10以上の場合固体となる)が、固体の脂
肪族酸を使用する場合は、塩の形成時の製造工程での作
業性を高めるために、溶剤(水、アルコール等)に溶解
しておくことが好ましい。常温で液体の場合、溶剤を使
用する必要ないが、作業性を高める観点から、使用して
もよい。
ン酸を使用することが好ましい。更に、飽和脂肪族モノ
カルボン酸の内、炭素数2〜10個のものが、分解後の
緻密性の観点からより好ましい。特に、エナント酸、カ
プロン酸、吉草酸、酪酸が好ましい。
法で形成することができる。例えば、蛍光体の構成元素
の水酸化物と脂肪族酸とを脱水反応させる方法が挙げら
れる。
れて分解し、その結果蛍光体に変換される。脂肪族酸
は、分解することにより、炭酸ガス、メタンガス、水蒸
気等として気化するものと考えられる。
0.5〜2時間行うことが好ましい。加熱の雰囲気は、
形成を所望する蛍光体の酸素含有割合に応じて、大気以
外にも、窒素等の還元性ガス、不活性ガス等が挙げられ
るが、初回の大気加熱は必須であり、加熱を2回以上行
う時にこれら雰囲気を組合わせてもよい。
ることが好ましい。光照射は、波長が185〜254n
mの光を、5〜100分間照射することが好ましい。
ための熱処理を行ってもよい。この熱処理は、例えば、
800〜1500℃で0.5〜2時間の条件で行うこと
ができる。
体をいずれも製造することができる。粒子状の蛍光体の
場合、例えば、次のようにして形成することができる。
即ち、脂肪族酸塩を、任意の形状の容器に充填し、加熱
又は光照射することにより蛍光体を形成する。次いで、
蛍光体を粉砕及び分級することにより、所定粒子径の蛍
光体を得ることができる。
層であり、中心部の蛍光体は発光に寄与していない。そ
こで、以下の工程を経ることにより、発光に寄与しない
中心部を無機粒子で置き換えた粒子状の蛍光体を得るこ
とができる。即ち、脂肪族酸塩と所定粒子径の無機粒子
(例えば、アルミナ、シリカ等)とを混合することによ
り、無機粒子の表面を脂肪族酸塩で被覆する。次いで、
得られた無機粒子を加熱又は光照射することにより粒子
状の蛍光体を形成することができる。
て形成することができる。即ち、基板上に公知の塗布方
法により脂肪族酸塩を塗布する。この塗布膜を加熱又は
光照射することにより膜状の蛍光体を形成することがで
きる。ここで、所定パターンの膜状の蛍光体を製造する
場合、塗布膜に、所定パターンの開口部を有するマスク
を介して光照射した後、未照射部の塗布膜を溶媒で除去
する方法、所定パターン以外の部分が開口したマスクを
使用して塗布膜の不必要部分を除去した後、加熱又は光
照射する方法等が挙げられる。これら以外にも、塗布方
法に、スクリーン印刷法のような予め所定の形状に塗布
することができる方法を使用すれば、塗布とパターニン
グを同時に行うことができるので好ましい。
酸化物からなる蛍光体が形成される。形成できる蛍光体
の具体例としては、Y2O3:Eu、LaPO4:Ce,T
b等のランプ用蛍光体、(Y,Gd)BO3:Eu、Z
n2SiO4:Mn、BaMgAl10O17:Eu、Y
2O3:Eu等のPDP用蛍光体、Y2O3:Eu、Y2O3
S:Eu等のCRT用蛍光体、ZnO:Znのような蛍
光表示管用蛍光体、CaWO4、Y2O2S:Tb等のX
線撮像管用蛍光体が挙げられる。
は、上記にも記載したように、ランプ、PDP、CR
T、蛍光表示管、X線撮像管等の用途に用いることがで
きる。以下では、図1のPDPに本発明の製造方法によ
り得られた蛍光体を適用した例について述べる。
Pである。なお、本発明は、このPDPに限らず、蛍光
体を含むPDPであればどのような構成にも適用するこ
とができる。例えば、AC型に限らずDC型でもよく、
反射型及び透過型のいずれのPDPにも使用することが
できる。
とから構成される。まず、前面基板は、一般的に、基板
27上に形成された複数本のストライプ状の表示電極、
表示電極を覆うように形成された誘電体層24、誘電体
層24上に形成され放電空間に露出する保護層29とか
らなる。
板、石英ガラス基板、シリコン基板等が挙げられる。
からなる。また、表示電極の抵抗を下げるために、透明
電極25上にバス電極(例えば、Cr/Cu/Crの3
層構造)26を形成してもよい。
いる材料から形成される。具体的には、低融点ガラスと
バインダとからなるペーストを基板上に塗布し、焼成す
ることにより形成することができる。
るイオンの衝突による損傷から誘電体層24を保護する
ために設けられる。保護層29は、例えば、MgO、C
aO、SrO、BaO等からなる。
に形成された複数本のストライプ状のアドレス電極A、
アドレス電極Aを覆う誘電体層28、隣接するアドレス
電極A間で誘電体層28上に形成された複数本のストラ
イプ状の隔壁21、隔壁21間に壁面を含めて形成され
た蛍光体膜22とからなる。
基板を構成する基板27及び誘電体層24と同種類のも
のを使用することができる。
Cu等の金属層や、Cr/Cu/Crの3層構造からな
る。
らなるペーストを誘電体層28上に塗布し、焼成した
後、サンドブラスト法で切削することにより形成するこ
とができる。また、バインダに感光性の樹脂を使用した
場合、所定形状のマスクを使用して露光及び現像した
後、焼成することにより形成することも可能である。
成されているが、上記で説明した本発明の製造方法の
内、膜状の蛍光体を形成する方法は、この蛍光体膜22
の形成にそのまま使用することができる。具体的には、
隔壁21間に脂肪族酸塩を塗布し、加熱又は光照射によ
り、膜状の蛍光体、即ち蛍光体膜22を形成することが
できる。
光体を使用する場合、公知の方法で蛍光体膜22を形成
することができる。具体的には、溶媒中にバインダが溶
解された溶液に粒子状の蛍光体を分散させたペースト
を、隔壁21間に塗布し、不活性雰囲気下で焼成するこ
とにより蛍光体膜22を形成することができる。また、
粒子状の蛍光体の内、無機粒子の表面に形成したものを
使用すれば、発光に寄与しない蛍光体を節約することが
できるので、製造コストを抑えることができる。
蛍光体を形成する方法の方が、蛍光体膜の厚さを薄くす
ることができることから、放電空間が広がり、その結果
放電効率を改善できるので好ましい。なお、膜状の蛍光
体を形成する方法では、蛍光体膜の厚さを0.1〜2μ
m程度(好ましくは0.1〜1μm程度)にできるが、
従来の方法では3〜30μm程度の範囲でかつムラのあ
る厚さの蛍光体膜しか形成することができない。また、
本発明では、発光中心を極めて均一に存在させることが
できる。
極(25、26)とアドレス電極Aが直交するように、
両電極を内側にして対向させ、隔壁21により囲まれた
空間に放電ガスを充填することによりPDP20を形成
することができる。
隔壁、誘電体層及び保護膜の内、隔壁と誘電体層上に蛍
光体膜を形成しているが、同様の方法により保護膜上に
も蛍光体膜を形成してもよい。更に、保護膜を構成する
材料を粉末化し、これを脂肪族酸塩中に分散させ、誘電
体層上に塗布した後、加熱又は光照射することにより、
蛍光体を含む保護膜を形成することも可能である。
お、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
以下Rは同じ意味を示す)とエナント酸ユーロピウム
(R3Eu)を99.8:0.2(モル比)の割合で混
合した。得られた混合物50重量部を溶媒(水500重
量部と酢酸50重量部の混合物)に溶解することで溶液
を得た。溶液をアルミナ製容器に入れ、溶媒を大気中7
0℃で30分間加熱することにより除去した後、更に大
気中1300℃で1時間焼成した。得られた焼成物を粉
砕及び分級することにより、Y2O3:Euからなる蛍光
体(平均粒子径3.5μm)を製造することができた。
9.8:0.2(モル比)の割合で混合した。得られた
混合物50重量部を溶媒(水500重量部と酢酸50重
量部の混合物)に溶解することで溶液を得た。溶液を平
均粒子径3μmのアルミナ粉末(高融点・低蒸気圧無機
粒子)と混合しながら溶媒を乾燥させた。
焼成した。得られた焼成物を、その凝集をほどく程度に
粉砕し、その後分級に付した。この結果、表面に膜厚約
0.3μmのY2O3:Euからなる蛍光体膜が付着した
アルミナ粉末(平均粒子径3.5μm)を製造すること
ができた。
(モル比)の割合で混合した。得られた混合物を大気中
1300℃で5時間焼成した。得られた焼成物を、その
凝集をほどく程度に粉砕し、その後分級に付した。この
結果、Y2O3:Euからなる蛍光体(平均粒子径3.5
μm)を製造することができた。
を測定した。輝度の測定は、サンプルを真空チャンバー
内に置き、チャンバー外にあるエキシマランプ(ウシオ
電機社製)からMgF2窓を通して波長146nmの光
でサンプルを励起し、サンプルからの発光をチャンバー
外の輝度計(トプコン製BM−7)でサファイア窓を通
して測定した。結果を表1に示す。なお、表中、輝度
は、比較例1の輝度を100とした場合の相対的な輝度
に換算されている。
較例1と比べて輝度が大きいことが分かった。これは、
微量に添加した発光中心(Eu)の分散が、比較例1の
乾式法では十分でなかったためであると考えられる。
ウム(R2Mg)、エナント酸アルミニウム(R3Al)
及びエナント酸ユーロピウムを99.6:100:10
00:0.4(モル比)の割合で混合した。得られた混
合物50重量部を溶媒(水500重量部と酢酸50重量
部の混合物)に溶解することで溶液を得た。溶液をアル
ミナ製容器に入れ、溶媒を大気中70℃で30分間加熱
することにより除去した後、更に大気中500℃で1時
間及び窒素+2%水素からなる還元雰囲気下1400℃
1時間焼成した。得られた焼成物を粉砕及び分級するこ
とにより、BaMgAl10O17:Euからなる蛍光体
(平均粒子径3.5μm)を製造することができた。
量部と酢酸50重量部の混合物)に溶解することで溶液
を得た。溶液をスピナーでガラス上に塗布した。次に、
低圧水銀ランプにより30mW/cm2の強度の紫外線
を、所定形状のパターンを有するマスクを介して、塗布
膜に選択的に1分間照射した。この後、溶媒(水500
重量部と酢酸50重量部の混合物)で未照射部をエッチ
ング除去することにより、所定形状のパターンの蛍光体
膜を形成した。更に、蛍光体膜を400℃で30分間焼
成することにより、厚さ0.2μmの赤色蛍光体膜(E
u 2O3)を製造することができた。
2Zn)を使用すること以外は、実施例4と同様にし
て、厚さ0.2μmの緑色蛍光体膜(ZnO)を製造す
ることができた。
2の製造に本発明を使用した。まず、実施例1と同様に
して、エナント酸イットリウムとエナント酸ユーロピウ
ムを含む溶液を得た。この溶液を背面基板の放電空間を
構成する隔壁21間に充填した。次に、40℃で30分
間乾燥させて溶媒を除去した後、400℃で1時間焼成
することにより、隔壁21間に厚さ0.2μmの蛍光体
膜22を形成することができた。
2の製造に本発明を使用した。まず、実施例1と同様に
して、Y2O3:Euからなる蛍光体(平均粒子径3.5
μm)を製造した。得られた蛍光体を、溶媒に分散させ
た後、この分散液を背面側基板の放電空間を構成する隔
壁21間にスクリーン印刷法で充填した。次に、500
℃で1時間焼成することにより、隔壁間に厚さ0.2μ
mの蛍光体膜22を形成することができた。
照射による分解という極めて単純な方法により、所望す
る蛍光体を製造することができるので、製造コストを低
減することができる。また、得られた蛍光体は、均一な
組成を有しているので、安定した高発光効率を得ること
ができる。更に、薄く均一な組成の蛍光体を形成できる
ので、例えばPDPに使用した場合、パネル内での発光
ばらつきを小さくすることができる。更にまた、膜状の
蛍光体をPDPの蛍光体膜に使用した場合、薄く形成で
きるので、放電空間が広くなり、その結果発光効率を向
上させることができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 蛍光体の構成元素の脂肪族酸塩を加熱又
は光照射により分解して蛍光体を得ることを特徴とする
蛍光体の製造方法。 - 【請求項2】 蛍光体の構成元素の脂肪族酸塩と無機粉
末を混合した後、得られた混合物を加熱又は光照射し
て、無機粉末を内包した蛍光体又は無機粉末の表面に被
覆された蛍光体を得る請求項1に記載の蛍光体の製造方
法。 - 【請求項3】 脂肪族酸塩を溶剤に溶解し、得られた溶
液を基板上に塗布及び乾燥させることにより塗布膜を
得、次いで塗布膜を加熱又は光照射により分解して膜状
の蛍光体を得る請求項1に記載の蛍光体の製造方法。 - 【請求項4】 所定の開口部を有するマスクを用いて、
塗布膜に光を照射することにより所定パターンの膜状の
蛍光体を形成し、光未照射部の塗布膜を溶剤で除去する
請求項3に記載の蛍光体の製造方法。 - 【請求項5】 加熱又は光照射後、得られた蛍光体を粉
砕することにより粒子状とする請求項1に記載の蛍光体
の製造方法。 - 【請求項6】 脂肪族酸塩が、炭素数2〜19個の飽和
脂肪族モノカルボン酸と、Eu、Y、Gd、B、Zn、
Si、Mn、Ba、Mg、Al、La、P、Ce、T
b、Ca、W及びTbから選択される蛍光体の構成元素
との塩である請求項1〜5のいずれかに記載の蛍光体の
製造方法。 - 【請求項7】 蛍光体が、Y2O3:Eu、LaPO4:
Ce,Tb、(Y,Gd)BO3:Eu、Zn2Si
O4:Mn、BaMgAl10O17:Eu、ZnO:Z
n、Y2O3:Eu、Y2O3S:Eu、CaWO4又はY2
O2S:Tbである請求項1〜6のいずれかに記載の蛍
光体の製造方法。 - 【請求項8】 光が紫外線である請求項1〜7のいずれ
かに記載の蛍光体の製造方法。 - 【請求項9】 放電空間内に蛍光体を有するプラズマデ
ィスプレイパネルであって、前記蛍光体が請求項3又は
4に記載の膜状の蛍光体で構成されていることを特徴と
するプラズマディスプレイパネル。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18370899A JP2001011437A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 蛍光体の製造方法及びプラズマディスプレイパネル |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=16140576
Family Applications (1)
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JP18370899A Pending JP2001011437A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 蛍光体の製造方法及びプラズマディスプレイパネル |
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- 1999-06-29 JP JP18370899A patent/JP2001011437A/ja active Pending
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