JP2001009344A - 高粘度材料塗布装置 - Google Patents
高粘度材料塗布装置Info
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- JP2001009344A JP2001009344A JP11184655A JP18465599A JP2001009344A JP 2001009344 A JP2001009344 A JP 2001009344A JP 11184655 A JP11184655 A JP 11184655A JP 18465599 A JP18465599 A JP 18465599A JP 2001009344 A JP2001009344 A JP 2001009344A
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- Japan
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- barrel
- viscosity material
- temperature
- high viscosity
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- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスペンサーでの高粘度材料吐出量のバ
ラツキをなくす。 【解決手段】高粘度材料塗布装置を、少なくとも高粘度
材料を収納するためのバレルと、バレル内の高粘度材料
を所定の量で吐出するための送り出し装置と、高粘度材
料の温度を一定に保つための加熱装置で構成し、高粘度
材料の粘度を一定に管理する。
ラツキをなくす。 【解決手段】高粘度材料塗布装置を、少なくとも高粘度
材料を収納するためのバレルと、バレル内の高粘度材料
を所定の量で吐出するための送り出し装置と、高粘度材
料の温度を一定に保つための加熱装置で構成し、高粘度
材料の粘度を一定に管理する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は高粘度材料塗布装置
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】高粘度材料の微小量を繰り返し正確に塗
布することは困難なことであった。本発明に係わる高粘
度材料塗布装置の必要性について、水晶振動子の製造工
程を例にして説明する。
布することは困難なことであった。本発明に係わる高粘
度材料塗布装置の必要性について、水晶振動子の製造工
程を例にして説明する。
【０００３】水晶振動子は時計をはじめ多くの電気製品
に使用されている。最近では携帯通信機器への使用が増
えているが、例えば携帯電話は小型軽量化が進み、水晶
振動子や、水晶発振器への小型化が要求されている。ま
た、小型電気製品に使用される電子部品は表面実装が主
流となり、リフロー炉での半田付けができるよう耐熱性
が要求されている。
に使用されている。最近では携帯通信機器への使用が増
えているが、例えば携帯電話は小型軽量化が進み、水晶
振動子や、水晶発振器への小型化が要求されている。ま
た、小型電気製品に使用される電子部品は表面実装が主
流となり、リフロー炉での半田付けができるよう耐熱性
が要求されている。
【０００４】図１は表面実装型水晶振動子に使用する下
ケースの上面図であり、図２は水晶片の上面図である。
図３は下ケースに水晶片を組み込んだ上面図であり、図
４は表面実装型水晶振動子の長手方向断面図である。
ケースの上面図であり、図２は水晶片の上面図である。
図３は下ケースに水晶片を組み込んだ上面図であり、図
４は表面実装型水晶振動子の長手方向断面図である。
【０００５】水晶片１には励振用電極膜１１が設けら
れ、裏面にも同様な励振用電極膜がある。１１１、１１
２はそれらの電極引出線であり、水晶片１の端部の両面
に跨って設けられている。下ケース２は中央に凹部２１
が形成され、上面に４個の水晶片用端子２３がメタライ
ズパターンとして形成されている。図示していないが、
４個の水晶片用端子２３は隣接するものが２端子とな
り、長手方向で相対するもの同士は接続されている。下
ケース２の上に水晶片１を搭載し、水晶片用端子２３の
上に水晶片の引出線１１１、１１２が乗るようにして導
電性接着剤３で導通と支持とを同時に達成している。こ
の時水晶片１の表裏および長手方向の向きを問わない構
造にしている。上ケース５は水晶片１をマウントした下
ケース２に被せて周囲下面を下ケース２と低融点ガラス
６を用いて気密に封着してある。凹部２１は水晶片１が
下ケースに触れないためにあり、中溝２２は隣接する導
電性接着剤３の短絡を避けるために設けられている。非
導電性接着剤４は水晶片１の支持強度を確保するための
ものであるが、導電性接着剤だけで支持強度が確保でき
れば不要なものである。
れ、裏面にも同様な励振用電極膜がある。１１１、１１
２はそれらの電極引出線であり、水晶片１の端部の両面
に跨って設けられている。下ケース２は中央に凹部２１
が形成され、上面に４個の水晶片用端子２３がメタライ
ズパターンとして形成されている。図示していないが、
４個の水晶片用端子２３は隣接するものが２端子とな
り、長手方向で相対するもの同士は接続されている。下
ケース２の上に水晶片１を搭載し、水晶片用端子２３の
上に水晶片の引出線１１１、１１２が乗るようにして導
電性接着剤３で導通と支持とを同時に達成している。こ
の時水晶片１の表裏および長手方向の向きを問わない構
造にしている。上ケース５は水晶片１をマウントした下
ケース２に被せて周囲下面を下ケース２と低融点ガラス
６を用いて気密に封着してある。凹部２１は水晶片１が
下ケースに触れないためにあり、中溝２２は隣接する導
電性接着剤３の短絡を避けるために設けられている。非
導電性接着剤４は水晶片１の支持強度を確保するための
ものであるが、導電性接着剤だけで支持強度が確保でき
れば不要なものである。
【０００６】導電性接着剤の塗布は、一般にディスペン
サーが使用されている。図５はディスペンサーを説明す
るための図である。ディスペンサーは、先端に注射針
（ニードル）Ｃ２を付けたバレルＣ１に導電性接着剤３
を入れてバレルＣ１内を可動な蓋（プランジャ）Ｃ３を
し、アダプタアッセンブリＣ４で密閉する。制御ボック
ス５とアダプタアッセンブリＣ４はホースＣ６（図６に
記載）で接続され、プランジャＣ３を圧縮空気で押すこ
とで所定量の導電性接着剤３をニードルＣ２の先端から
吐出して塗布する。吐出量は、圧縮空気圧、吐出時間、
ニードルの太さ等で調整できる。
サーが使用されている。図５はディスペンサーを説明す
るための図である。ディスペンサーは、先端に注射針
（ニードル）Ｃ２を付けたバレルＣ１に導電性接着剤３
を入れてバレルＣ１内を可動な蓋（プランジャ）Ｃ３を
し、アダプタアッセンブリＣ４で密閉する。制御ボック
ス５とアダプタアッセンブリＣ４はホースＣ６（図６に
記載）で接続され、プランジャＣ３を圧縮空気で押すこ
とで所定量の導電性接着剤３をニードルＣ２の先端から
吐出して塗布する。吐出量は、圧縮空気圧、吐出時間、
ニードルの太さ等で調整できる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】小型化された表面実装
型水晶振動子の大きさは、長手方向３．２ｍｍ、巾方向
２．５ｍｍ程度のものがある。水晶片１は更に小さいた
め、支持による電気特性への影響が大きく、固定部を一
定に生産しなければならない。そのため、導電性接着剤
の塗布量は正確に管理されなければならない。また、隣
接する電極間が狭くなるため高粘度の接着剤（例えば１
２０００ＣＰＳ）を使用し、接着剤の流れによる短絡を
防止しなければならない。
型水晶振動子の大きさは、長手方向３．２ｍｍ、巾方向
２．５ｍｍ程度のものがある。水晶片１は更に小さいた
め、支持による電気特性への影響が大きく、固定部を一
定に生産しなければならない。そのため、導電性接着剤
の塗布量は正確に管理されなければならない。また、隣
接する電極間が狭くなるため高粘度の接着剤（例えば１
２０００ＣＰＳ）を使用し、接着剤の流れによる短絡を
防止しなければならない。
【０００８】高粘度材料（一般に１００００ＣＰＳ以上
をいう）の粘度は環境による粘度の変化が大きく、特に
温度による粘度変化が大きいため、温度環境が変わると
ディスペンサーの吐出量が変化してしまう。
をいう）の粘度は環境による粘度の変化が大きく、特に
温度による粘度変化が大きいため、温度環境が変わると
ディスペンサーの吐出量が変化してしまう。
【０００９】
【課題を解決するための手段】高粘度材料塗布装置を、
少なくとも高粘度材料を収納するためのバレルと、バレ
ル内の高粘度材料を所定の量で吐出するための送り出し
装置と、高粘度材料の温度を一定に保つための加熱装置
で構成し、高粘度材料の粘度を一定に管理する。
少なくとも高粘度材料を収納するためのバレルと、バレ
ル内の高粘度材料を所定の量で吐出するための送り出し
装置と、高粘度材料の温度を一定に保つための加熱装置
で構成し、高粘度材料の粘度を一定に管理する。
【００１０】バレルを固体金属で保持し、固体金属の温
度を加熱装置で制御することによりバレル内の温度を一
定にする。
度を加熱装置で制御することによりバレル内の温度を一
定にする。
【００１１】バレルに発熱抵抗体を付け、発熱抵抗体を
制御することによりバレル内の高粘度材料の温度を一定
に保つ。
制御することによりバレル内の高粘度材料の温度を一定
に保つ。
【００１２】
【発明の実施の形態】図６は本発明による高粘度材料塗
布装置の斜視図である。高粘度材料塗布装置７０は、バ
レル固定部７２を固定しバレルＣ１の位置を制御するロ
ボット７１と、前述のディスペンサーと、加熱装置を有
するバレル固定部７２と、バレル固定部の温度を制御す
る制御装置７３、熱電対７４等で構成されている。
布装置の斜視図である。高粘度材料塗布装置７０は、バ
レル固定部７２を固定しバレルＣ１の位置を制御するロ
ボット７１と、前述のディスペンサーと、加熱装置を有
するバレル固定部７２と、バレル固定部の温度を制御す
る制御装置７３、熱電対７４等で構成されている。
【００１３】バレルＣ１の外周はバレル固定部７２によ
り固定されている。バレル固定部７２内には加熱装置が
組み込まれており（不図示）、加熱装置は制御装置７３
にケーブル７５で接続されている。バレル固定部７２内
には熱電対７４が挿入され、バレル固定部７２内の温度
が測定され、測定結果により加熱装置のＯＮ、ＯＦＦを
制御している。図ではバレルＣ１が見えるように記載し
ているが、実際にはバレルＣ１の大部分はバレル固定部
７２内に収納されていて、環境温度に左右されない構造
としてある。
り固定されている。バレル固定部７２内には加熱装置が
組み込まれており（不図示）、加熱装置は制御装置７３
にケーブル７５で接続されている。バレル固定部７２内
には熱電対７４が挿入され、バレル固定部７２内の温度
が測定され、測定結果により加熱装置のＯＮ、ＯＦＦを
制御している。図ではバレルＣ１が見えるように記載し
ているが、実際にはバレルＣ１の大部分はバレル固定部
７２内に収納されていて、環境温度に左右されない構造
としてある。
【００１４】図７は本発明の他の実施形態で、バレルＣ
１に発熱抵抗体を直接巻き付けた例の斜視図である。発
熱抵抗体７６は平板帯状でバレルＣ１全体に巻き付ける
のが好ましく、熱電対７４はバレルＣ１の温度を測定で
きる部分に取付ける。発熱抵抗体の７６制御は前述の実
施形態と同様である。環境温度変化が少ない場合に有効
であり、加熱部が簡便にできる。
１に発熱抵抗体を直接巻き付けた例の斜視図である。発
熱抵抗体７６は平板帯状でバレルＣ１全体に巻き付ける
のが好ましく、熱電対７４はバレルＣ１の温度を測定で
きる部分に取付ける。発熱抵抗体の７６制御は前述の実
施形態と同様である。環境温度変化が少ない場合に有効
であり、加熱部が簡便にできる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、バレルＣ１の温度を制
御することで、バレルＣ１内の高粘度材料の温度を一定
にすることができ、高粘度材料の温度変化による粘度変
化によるディスペンサーでの吐出量のバラツキを抑える
ことができる。
御することで、バレルＣ１内の高粘度材料の温度を一定
にすることができ、高粘度材料の温度変化による粘度変
化によるディスペンサーでの吐出量のバラツキを抑える
ことができる。
【００１６】バレル固定部またはバレルを直接温度管理
するため、バレルを変更することなく使用できる。
するため、バレルを変更することなく使用できる。
【００１７】
【図１】表面実装型水晶振動子に使用する下ケースの上
面図
面図
【図２】水晶片の上面図
【図３】下ケースに水晶片を組み込んだ上面図
【図４】表面実装型水晶振動子の長手方向断面図
【図５】ディスペンサーを説明するための図
【図６】本発明による高粘度材料塗布装置の斜視図
【図７】本発明のの他の実施形態で、バレルＣ１に発熱
抵抗体を直接巻き付けた例の斜視図
抵抗体を直接巻き付けた例の斜視図
１ 水晶片 １１ 励振用電極膜 １１１ 電極引出線 １１２ 電極引出線 ２ 下ケース ２１ 凹部 ２２ 中溝 ２３ 水晶片用端子 ３ 導電性接着剤 ４ 非導電性接着剤 ５ 上ケース ６ 低融点ガラス ７０ 高粘度材料塗布装置 ７１ ロボット ７２ バレル固定部 ７３ 制御装置 ７４ 熱電対 ７５ ケーブル ７６ 発熱抵抗体 Ｃ１ バレル Ｃ２ ニードル Ｃ３ プランジャ Ｃ４ アダプタアッセンブリ Ｃ５ 制御ボックス Ｃ６ ホース
Claims (3)
- 【請求項１】 少なくとも高粘度材料を収納するための
バレルと、バレル内の高粘度材料を所定の量で吐出する
ための送り出し装置と、高粘度材料の温度を一定に保つ
ための加熱装置で構成されることを特徴とする高粘度材
料塗布装置。 - 【請求項２】 バレルを固体金属で保持し、固体金属の
温度を加熱装置で制御することを特徴とする請求項１記
載の高粘度材料塗布装置。 - 【請求項３】 バレルに発熱抵抗体を付け、発熱抵抗体
を制御することにより高粘度材料の温度を一定に保つこ
とを特徴とする請求項１記載の高粘度材料塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11184655A JP2001009344A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 高粘度材料塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11184655A JP2001009344A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 高粘度材料塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001009344A true JP2001009344A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16157046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11184655A Pending JP2001009344A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 高粘度材料塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001009344A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009081218A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Nec Corp | ダイボンディング方法及び装置 |
| JP2014044973A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Disco Abrasive Syst Ltd | 樹脂塗布装置 |
| CN107377296A (zh) * | 2017-08-04 | 2017-11-24 | 王东红 | 一种小型手动led灯双液灌胶机 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP11184655A patent/JP2001009344A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009081218A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Nec Corp | ダイボンディング方法及び装置 |
| JP2014044973A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Disco Abrasive Syst Ltd | 樹脂塗布装置 |
| CN107377296A (zh) * | 2017-08-04 | 2017-11-24 | 王东红 | 一种小型手动led灯双液灌胶机 |
| CN107377296B (zh) * | 2017-08-04 | 2019-07-26 | 福建劲强新材料科技有限公司 | 一种小型手动led灯双液灌胶机 |
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