JP2001006957A - 鉄心およびその製造方法 - Google Patents

鉄心およびその製造方法

Info

Publication number
JP2001006957A
JP2001006957A JP11176150A JP17615099A JP2001006957A JP 2001006957 A JP2001006957 A JP 2001006957A JP 11176150 A JP11176150 A JP 11176150A JP 17615099 A JP17615099 A JP 17615099A JP 2001006957 A JP2001006957 A JP 2001006957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
shaped plate
iron core
joining
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11176150A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Akita
裕之 秋田
Yuji Nakahara
裕治 中原
Tetsutada Hirakawa
哲眞 平川
Toshiyasu Baba
利靖 馬場
Takashi Matsuda
隆視 松田
Hiroyuki Kakisako
弘之 柿迫
Takao Hirozawa
隆夫 廣澤
Tatsuyuki Tsukamoto
龍幸 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11176150A priority Critical patent/JP2001006957A/ja
Publication of JP2001006957A publication Critical patent/JP2001006957A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気性能の低下を防止することが可能な鉄心
を提供する。 【解決手段】 複数の短冊状板材をそれぞれ両端に直線
部11aを残し折り曲げ部を介して半環状に成形してな
るコア部材が半径方向に積層されて形成された一対のコ
アブロック11を、両端接合部11b同士を重ね合わせ
て接合することにより環状に一体化して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば変成器、
零相変流器、変圧器等の電磁機器の主要部を構成する鉄
心に係り、特に積層して形成された半環状の一対のコア
ブロックを、両端部同士を重ね合わせて接合することに
より環状に一体化する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平10−48257号公報に
開示されたこの種従来の鉄心は、図11(A)に示すよ
うな複数の半円状の鉄片1aを図11(B)に示すよう
に積層してコアブロック1を形成するとともに、このよ
うにして形成されたコアブロック1を図11(D)に示
すように一対組み合わせることによって構成されてお
り、両コアブロック1には図11(B)に示すようにコ
イル2がそれぞれ巻回されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の鉄心は以上のよ
うに構成されているので、両コアブロック1、1の端部
間に生じる隙間により磁気抵抗が増大して磁気性能が低
下するという問題点があった。この発明は上記のような
問題点を解消するためになされたもので、磁気性能の低
下を防止することが可能な鉄心およびその製造方法を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る鉄心は、複数の短冊状板材をそれぞれ両端に直線部を
残し折り曲げ部を介して半環状に成形してなるコア部材
が半径方向に積層されて形成された一対のコアブロック
を、両端接合部同士を重ね合わせて接合することにより
環状に一体化して構成されたものである。
【0005】又、この発明の請求項2に係る鉄心は、請
求項1において、各短冊状板材の直線部の端部を一枚置
きに出っ張って形成したものである。
【0006】又、この発明の請求項3に係る鉄心は、請
求項1において、各短冊状板材の直線部の端部を全て異
なる長さで出っ張って形成したものである。
【0007】又、この発明の請求項4に係る鉄心は、請
求項3において、各短冊状板材の直線部の端部を出っ張
り長さが一方から他方に順次短くなるように形成したも
のである。
【0008】又、この発明の請求項5に係る鉄心は、請
求項1ないし4のいずれかにおいて、各短冊状板材に積
層方向同位置にそれぞれ切り欠きを形成したものであ
る。
【0009】又、この発明の請求項6に係る鉄心の製造
方法は、複数の短冊状板材を積層する工程と、積層され
た短冊状板材をそれぞれ両端に直線部を残し折り曲げ部
を介して半環状に成形してコアブロックを形成する工程
と、一対のコアブロックの両端部同士の各短冊状板材の
直線部を重ね合わせて接合し環状に一体化する工程とを
包含するものである。
【0010】又、この発明の請求項7に係る鉄心の製造
方法は、複数の短冊状板材をそれぞれ両端に直線部を残
し折り曲げ部を介して半環状に成形する工程と、成形さ
れた各短冊状板材を半径方向に積層してコアブロックを
形成する工程と、一対のコアブロックの両端部同士の各
短冊状板材の直線部を重ねて接合し環状に一体化する工
程とを包含するものである。
【0011】又、この発明の請求項8に係る鉄心の製造
方法は、請求項7において、各短冊状板材の折り曲げ部
の曲率半径を積層方向外側のものほど小さく形成したも
のである。
【0012】又、この発明の請求項9に係る鉄心の製造
方法は、請求項7において、各短冊状板材の折り曲げ部
の折り曲げ角度を積層方向外側のものほど小さく形成し
たものである。
【0013】又、この発明の請求項10に係る鉄心の製
造方法は、請求項6ないし9のいずれかにおいて、各短
冊状板材を積層時にかしめにより固定するようにしたも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1における鉄心が適用された変流器の構成を
示し、(A)は正面断面図、(B)は展開図、図2は図
1におけるコアブロックの構成を示す斜視図、図3は図
2におけるコアブロックの製造工程を示し、(A)は短
冊状板材を積層した状態を示す正面図、(B)は短冊状
板材を折り曲げた状態を示す正面図、図4は図2におけ
るコアブロックの両端接合部の構成を示し、(A)は両
端接合部同士が相対向している状態を示す断面図、
(B)は両端接合部同士が重なり合う直前の状態を示す
断面図、(C)は両端接合部同士が重なり合った状態を
示す断面図である。
【0015】図において、11は図3(A)に示すよう
に積層された複数の短冊状板材12を、それぞれ両端に
直線部11aを残して図3(B)に示すように半環状に
成形されたコアブロックで、両直線部11aの先端には
各短冊状板材12が図4に示すように端部が一枚置きに
出っ張った接合部11bが形成されている。13は一対
のコアブロック11の各接合部11b同士を重ね合わせ
て接合することにより構成される鉄心、14は両コアブ
ロック11の各直線部11aにそれぞれ嵌挿される絶縁
ボビン15に巻回される二次巻線で、これら11ないし
15で変流器16が構成されている。
【0016】次に、上記のように構成されたこの発明の
実施の形態1における鉄心13の製造方法を図に基づい
て説明する。まず、図3(A)に示すように複数の短冊
状板材12を積層する。なお、この時、短冊状板材12
は両端部が一枚置きに出っ張るようにそれぞれ配置され
ている。次いで、図3(B)に示すように両端に直線部
11aをそれぞれ残して半環状に成形することによりコ
アブロック11を構成する。そして、上記のようにして
構成された一対のコアブロック11の両端直線部11a
に、図1(B)に示すように予め二次巻線14が巻回さ
れた絶縁ボビン15をそれぞれ嵌挿させるとともに、両
端直線部11aの先端に形成された各接合部11b同士
を、図4(A)、(B)、(C)に示すような順序で重
ね合わせて接合することにより、鉄心13が構成され変
流器16が完成される。
【0017】このように上記実施の形態1によれば、複
数の短冊状板材12を積層するとともに、両端に直線部
11aをそれぞれ残して半環状に成形することによりコ
アブロック11を構成し、さらに、このようにして構成
された一対のコアブロック11を、その両端直線部11
aの先端に形成された各接合部11b同士を、重ね合わ
せて接合することにより鉄心13を構成しているので、
両コアブロック11同士の接合部11bの表面積が増大
することにより、磁気抵抗の増加を抑制して磁気性能の
低下を防止することが可能になる。又、上記説明では詳
しく説明しなかったが、図2に示すように各短冊状板材
12の積層方向同位置に、例えば切り欠き12aをそれ
ぞれ形成するようにすれば、位置決めが容易となり積層
作業の容易化およびコアブロック11の形状の安定化が
可能になる。
【0018】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2における鉄心のコアブロックの両端接合部の構成を
示し、(A)は両端接合部同士が相対向している状態を
示す断面図、(B)は両端接合部同士が重なり合う直前
の状態を示す断面図、(C)は両端接合部同士が重なり
合った状態を示す断面図である。
【0019】上記実施の形態1では、短冊状板材12の
両端部が一枚置きに出っ張るように、コアブロック11
の接合部11bを構成するようにしているが、本実施の
形態2においては、短冊状板材17の両端部を図5に示
すように一方から他方に順次短くなるように、すなわち
階段状に形成してコアブロック18の接合部18aを構
成したものであり、上記のように構成することにより、
相対向する短冊状板材17同士の積層方向への移動に規
制がなくなるため、接合時にいずれかの端部同士に仮に
引っ掛かりが生じても、積層方向に逃げることにより、
容易に引っ掛かりを解消してスムーズに重ね合わせをす
ることができ、組立作業性の向上を図ることが可能にな
る。
【0020】なお、上記構成では、短冊状板材17の両
端部を一方から他方に順次短く、すなわち階段状に形成
した場合について説明したが、これに限定されるもので
はなく、図示はしないが短冊状板材の両端部を全て異な
る長さで出っ張るようにしても良く、この場合、複数の
端部同士が同時に重ね合わされることはなく、順次一対
ずつの端部同士が重ね合わされるので、接合のための摩
擦抵抗が非常に小さくなるため、スムーズに重ね合わせ
をすることができ、上記同様に組立作業性の向上を図る
ことが可能になる。
【0021】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3における鉄心の製造方法を説明するための工程図、
図7は図6における短冊状板材の要部の構成を示す断面
図、図8はこの発明が適用されていない短冊状板材の構
成を図7と比較して示す断面図、図9は図6における短
冊状板材の要部の図7とは異なる構成を示す断面図、図
10はこの発明が適用されていない短冊状板材の構成を
図9と比較して示す断面図である。
【0022】上記実施の形態1では、複数の短冊状板材
12を積層した後、両端に直線部11aをそれぞれ残し
て半環状に成形することによりコアブロック11を構成
し、さらに、このようにして構成された一対のコアブロ
ック11を、その両端連結部11b同士を重ね合わせて
接合することにより鉄心13を構成するようにしている
が、本実施の形態3においては、図6に示すように、ド
ラム19に収納された帯状板材20を引き出し、カッタ
21により所定の長さを有した複数の短冊状板材22に
切断し、両端に直線部22aを残して半環状に成形しな
がら、順次積層して抜きかしめることにより一体化しコ
アブロック23を構成するようにしたものであり、以下
実施の形態1におけると同様に、一対のコアブロック2
3の両端に形成された各接合部23a同士を重ね合わせ
て接合することにより鉄心が構成される。
【0023】このように上記実施の形態3によれば、複
数の短冊状板材22の両端に直線部22aを残して半環
状に成形しながら、順次積層して一体化することにより
コアブロック23を構成し、さらに、このようにして構
成された一対のコアブロック23を、その両端に形成さ
れた各接合部23a同士を重ね合わせて接合することに
より鉄心を構成しているので、両コアブロック23同士
の接合部23aの表面積が増大することにより、磁気抵
抗の増加を抑制して磁気性能の低下を防止することが可
能となり、又、短冊状板材22の積層と同時に抜きかし
めを行っているため、コアブロック23の一体化が容易
となり作業性が改善される。
【0024】又、上記のように複数の短冊状板材22
を、両端に直線部22aを残して半環状に成形する際
に、各短冊状板材22の折り曲げ部の曲率半径を、図7
(A)に示すように積層方向外側の短冊状板材22の曲
率半径R1ほど小さく、すなわちR1<R2<R3の関係を
満足するように成形することにより、図7(B)に示す
ように各短冊状板材22同士を安定して当接させること
ができるため、コアブロック23の一体化がさらに容易
となり作業性が改善される。なお、例えば、図8(A)
に示すように上記関係とは全く逆に積層方向外側の短冊
状板材22の曲率半径R1ほど大きく成形すると、図8
(B)に示すように各短冊状板材22同士は不安定に当
接して隙間等が生じるため、一体化に手間を要し作業性
が低下する。
【0025】さらに又、各短冊状板材22の折り曲げ部
の折り曲げ角度を、図9(A)に示すように積層方向外
側の短冊状板材22の折り曲げ角度θ1ほど小さく、す
なわち、θ1<θ2<θ3の関係を満足するように成形す
ることにより、図9(B)に示すように弾性変形による
接圧がかかった状態で各短冊状板材22同士をさらに安
定して当接させることができるため、コアブロック23
の一体化がさらに容易となり作業性が改善される。な
お、例えば、図10(A)に示すように上記関係とは全
く逆に積層方向外側の短冊状板材22の折り曲げ角度θ
1ほど大きく成形すると、図10(B)に示すように接
圧は作用せず各短冊状板材22同士は不安定に当接して
隙間等が生じるため、一体化に手間を要し作業性が低下
する。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、複数の短冊状板材をそれぞれ両端に直線部を残し
折り曲げ部を介して半環状に成形してなるコア部材が半
径方向に積層されて形成された一対のコアブロックを、
両端接合部同士を重ね合わせて接合することにより環状
に一体化して構成したので、磁気性能の低下を防止する
ことが可能な鉄心を提供することができる。
【0027】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、各短冊状板材の直線部の端部を一枚置きに
出っ張って形成したので、磁気性能の低下を防止するこ
とが可能であることは勿論のこと、端部同士の接合の作
業性の向上を図ることが可能な鉄心を提供することがで
きる。
【0028】又、この発明の請求項3によれば、請求項
1において、各短冊状板材の直線部の端部を全て異なる
長さで出っ張って形成したので、磁気性能の低下を防止
することが可能であることは勿論のこと、端部同士の接
合の作業性の向上をさらに図ることが可能な鉄心を提供
することができる。
【0029】又、この発明の請求項4によれば、請求項
3において、各短冊状板材の直線部の端部を出っ張り長
さが一方から他方に順次短くなるように形成したので、
磁気性能の低下を防止することが可能であることは勿論
のこと、端部同士の接合の作業性の向上をさらに図るこ
とが可能な鉄心を提供することができる。
【0030】又、この発明の請求項5によれば、請求項
1ないし4のいずれかにおいて、各短冊状板材に積層方
向同位置にそれぞれ切り欠きを形成したので、積層作業
の容易化および形状の安定化が可能な鉄心を提供するこ
とができる。
【0031】又、この発明の請求項6によれば、複数の
短冊状板材を積層する工程と、積層された短冊状板材を
それぞれ両端に直線部を残し折り曲げ部を介して半環状
に成形してコアブロックを形成する工程と、一対のコア
ブロックの両端部同士の各短冊状板材の直線部を重ね合
わせて接合し環状に一体化する工程とを包含したので、
磁気性能の低下を防止することが可能な鉄心の製造方法
を提供することができる。
【0032】又、この発明の請求項7によれば、複数の
短冊状板材をそれぞれ両端に直線部を残し折り曲げ部を
介して半環状に成形する工程と、成形された各短冊状板
材を半径方向に積層してコアブロックを形成する工程
と、一対のコアブロックの両端部同士の各短冊状板材の
直線部を重ねて接合し環状に一体化する工程とを包含し
たので、磁気性能の低下を防止することが可能な鉄心の
製造方法を提供することができる。
【0033】又、この発明の請求項8によれば、請求項
7において、請求項7において、各短冊状板材の折り曲
げ部の曲率半径を積層方向外側のものほど小さく形成し
たので、積層作業性の向上を図ることが可能な鉄心の製
造方法を提供することができる。
【0034】又、この発明の請求項9によれば、請求項
7において、各短冊状板材の折り曲げ部の折り曲げ角度
を積層方向外側のものほど小さく形成したので、積層作
業性の向上を図ることが可能な鉄心の製造方法を提供す
ることができる。
【0035】又、この発明の請求項10によれば、請求
項6ないし9のいずれかにおいて、各短冊状板材を積層
時にかしめにより固定するようにしたので、積層作業性
の向上を図ることが可能な鉄心の製造方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における鉄心が適用
された変流器の構成を示し、(A)は正面断面図、
(B)は展開図である。
【図2】 図1におけるコアブロックの構成を示す斜視
図である。
【図3】 図2におけるコアブロックの製造工程を示
し、(A)は短冊状板材を積層した状態を示す正面図、
(B)は短冊状板材を折り曲げた状態を示す正面図であ
る。
【図4】 図2におけるコアブロックの両端接合部の構
成を示し、(A)は両端接合部同士が相対向している状
態を示す断面図、(B)は両端接合部同士が重なり合う
直前の状態を示す断面図、(C)は両端接合部同士が重
なり合った状態を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における鉄心のコア
ブロックの両端接合部の構成を示し、(A)は両端接合
部同士が相対向している状態を示す断面図、(B)は両
端接合部同士が重なり合う直前の状態を示す断面図、
(C)は両端接合部同士が重なり合った状態を示す断面
図である。
【図6】 この発明の実施の形態3における鉄心の製造
方法を説明するための工程図である。
【図7】 図6における短冊状板材の要部の構成を示す
断面図である。
【図8】 この発明が適用されていない短冊状板材の構
成を図7と比較して示す断面図である。
【図9】 図6における短冊状板材の要部の図7とは異
なる構成を示す断面図である。
【図10】 この発明が適用されていない短冊状板材の
構成を図9と比較して示す断面図である。
【図11】 従来の鉄心の製造工程を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11,18,23 コアブロック、11a,22a 直
線部、11b,18a,23a 接合部、12,17,
22 短冊状板材、12a 切り欠き、13 鉄心、1
4 二次巻線、15 絶縁ボビン、16 変流器、R1
〜R3 曲率半径、θ1〜θ3 折り曲げ角度。
フロントページの続き (72)発明者 平川 哲眞 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 馬場 利靖 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松田 隆視 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 柿迫 弘之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 廣澤 隆夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 塚本 龍幸 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5E062 AC05 AC11 AC13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の短冊状板材をそれぞれ両端に直線
    部を残し折り曲げ部を介して半環状に成形してなるコア
    部材が半径方向に積層されて形成された一対のコアブロ
    ックを、上記両端接合部同士を重ね合わせて接合するこ
    とにより環状に一体化して構成されたことを特徴とする
    鉄心。
  2. 【請求項2】 各短冊状板材の直線部は端部が一枚置き
    に出っ張って形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の鉄心。
  3. 【請求項3】 各短冊状板材の直線部は端部が全て異な
    る長さで出っ張って形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の鉄心。
  4. 【請求項4】 各短冊状板材の直線部の端部は出っ張り
    長さが一方から他方に順次短くなるように形成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の鉄心。
  5. 【請求項5】 各短冊状板材には積層方向同位置にそれ
    ぞれ切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかに記載の鉄心。
  6. 【請求項6】 複数の短冊状板材を積層する工程と、積
    層された上記短冊状板材をそれぞれ両端に直線部を残し
    折り曲げ部を介して半環状に成形してコアブロックを形
    成する工程と、一対の上記コアブロックの両端部同士の
    上記各短冊状板材の直線部を重ね合わせて接合し環状に
    一体化する工程とを包含したことを特徴とする鉄心の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 複数の短冊状板材をそれぞれ両端に直線
    部を残し折り曲げ部を介して半環状に成形する工程と、
    成形された上記各短冊状板材を半径方向に積層してコア
    ブロックを形成する工程と、一対の上記コアブロックの
    両端部同士の上記各短冊状板材の直線部を重ねて接合し
    環状に一体化する工程とを包含したことを特徴とする鉄
    心の製造方法。
  8. 【請求項8】 各短冊状板材の折り曲げ部の曲率半径を
    積層方向外側のものほど小さく形成したことを特徴とす
    る請求項7記載の鉄心の製造方法。
  9. 【請求項9】 各短冊状板材の折り曲げ部の折り曲げ角
    度を積層方向外側のものほど小さく形成したことを特徴
    とする請求項7記載の鉄心の製造方法。
  10. 【請求項10】 各短冊状板材は積層時にかしめにより
    固定されていることを特徴とする請求項6ないし9のい
    ずれかに記載の鉄心の製造方法。
JP11176150A 1999-06-23 1999-06-23 鉄心およびその製造方法 Pending JP2001006957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11176150A JP2001006957A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 鉄心およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11176150A JP2001006957A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 鉄心およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001006957A true JP2001006957A (ja) 2001-01-12

Family

ID=16008545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11176150A Pending JP2001006957A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 鉄心およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001006957A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103680851A (zh) * 2012-09-07 2014-03-26 苏州安泰变压器有限公司 一种新型单相卷铁心配电变压器及其装配方法
CN103680886A (zh) * 2012-09-07 2014-03-26 苏州安泰变压器有限公司 一种新型三相卷铁心配电变压器及其装配方法
CN103794339A (zh) * 2014-03-06 2014-05-14 无锡希恩电气有限公司 Co型电抗器铁芯
CN104835630A (zh) * 2015-05-07 2015-08-12 江苏扬动电气有限公司 折片组合式卷铁心
WO2016017333A1 (ja) * 2014-07-29 2016-02-04 株式会社東海理化電機製作所 磁気シールド及びその製造方法
CN106783062A (zh) * 2016-12-08 2017-05-31 上海日港置信非晶体金属有限公司 一种断轭式非晶合金立体卷铁心及其制造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103680851A (zh) * 2012-09-07 2014-03-26 苏州安泰变压器有限公司 一种新型单相卷铁心配电变压器及其装配方法
CN103680886A (zh) * 2012-09-07 2014-03-26 苏州安泰变压器有限公司 一种新型三相卷铁心配电变压器及其装配方法
CN103794339A (zh) * 2014-03-06 2014-05-14 无锡希恩电气有限公司 Co型电抗器铁芯
WO2016017333A1 (ja) * 2014-07-29 2016-02-04 株式会社東海理化電機製作所 磁気シールド及びその製造方法
CN104835630A (zh) * 2015-05-07 2015-08-12 江苏扬动电气有限公司 折片组合式卷铁心
CN106783062A (zh) * 2016-12-08 2017-05-31 上海日港置信非晶体金属有限公司 一种断轭式非晶合金立体卷铁心及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0969581B1 (en) Iron core assembly and method for producing the same
JP5459110B2 (ja) 回転電機の固定子
JP6079225B2 (ja) トランス
JP6407427B2 (ja) 電動機の固定子
JP2003037951A (ja) 車両用交流発電機の固定子
JP6118062B2 (ja) 固定子コア
JP2006352991A (ja) 回転電機用ステータコア及びステータ
JP6638008B2 (ja) 回転電機のステータ
WO2002084842A1 (fr) Stator pour moteurs a rotor interne et procede de production
JPH11122855A (ja) ステータ用コイルボビンと電動機
JP2009142059A (ja) 回転電機
JP5911018B2 (ja) 電機子およびその電機子を備えた回転電機
JP2001006957A (ja) 鉄心およびその製造方法
JP3439658B2 (ja) 鉄 心
EP2676353A2 (en) Split core and stator core
JP2005348470A (ja) 回転電機の固定子及びその製造方法
JP2003264110A (ja) スパイラルコイルとトランス
JP3316762B1 (ja) 鉄心装置の製造方法
JP2000152526A (ja) 積層鉄心
JP2008079485A (ja) 回転電機の固定子およびその製造方法
JP2005130540A (ja) 電動機
WO2007039939A1 (ja) 絶縁シートを有するコアとそれを備えた電気機器
JP3576120B2 (ja) ステータコアおよびこのステータコアを適用した回転電動機
JP6633785B2 (ja) コア本体、リアクトルおよび製造方法
JP2000236638A (ja) 回転電機の固定子