JP2001002105A - 液体容器の注入具 - Google Patents

液体容器の注入具

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JP2001002105A
JP2001002105A JP11174168A JP17416899A JP2001002105A JP 2001002105 A JP2001002105 A JP 2001002105A JP 11174168 A JP11174168 A JP 11174168A JP 17416899 A JP17416899 A JP 17416899A JP 2001002105 A JP2001002105 A JP 2001002105A
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JP
Japan
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tear line
line
mouth
tear
fitting
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JP11174168A
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English (en)
Inventor
Terutoshi Kadota
照敏 門田
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KINKI YOKI KK
Original Assignee
KINKI YOKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 瓶の口から簡単に取り外すことができるよう
にした注入具を提供することである。 【解決手段】 瓶Aの口部aに嵌合される嵌合筒2の内
周に、口部aの環状溝bと係合する環状突出部3を横切
る縦引き裂き線22と、その縦引き裂き線22の両端か
ら内周方向に延びる反対向きの上部引き裂き線20およ
び下部引き裂き線21とを形成する。嵌合筒2の下端部
に、下部引き裂き線21の下部に摘み片23を形成する
切り込み24を設ける。摘み片23を円周方向に引き、
下部引き裂き線21、縦引き裂き線22および上部引き
裂き線20を順に引き裂いて注入具の取外しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、瓶等の液体容器
の口部に装着される合成樹脂製の注入具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】しょう油や酢等の液体を充填した瓶の口
部には、普通、合成樹脂の成形品から成るキャップ付き
の注入具が取付けられている。
【0003】上記注入具の取付けには、ねじ込みによる
方法と圧入による方法とが存在し、ねじ込みによる注入
具においては取付けに手間がかかり、その点、圧入によ
る取付けは、単に押し込むだけでよいため、取付けが容
易であるという特徴を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧入によっ
て取付ける従来の注入具においては、瓶の口部に嵌合さ
れる嵌合筒の内周に環状突出部を形成し、その環状突出
部を前記口部の外周に設けられた環状溝に係合して注入
具を抜け止めする構成であるため、取付けがきわめて強
固であり、簡単に取外すことはできない。
【0005】このため、使用済の空瓶を回収する場合、
空瓶と注入具を分別して回収することはきわめて困難で
あった。
【0006】この発明の課題は、瓶等の液体容器の口部
から簡単に取外せるようにした注入具を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、液体容器の口部外周に嵌合
される嵌合筒を有し、その嵌合筒の内周に形成された環
状突出部を前記口部の外周に設けられた環状溝に係合し
て前記嵌合筒を抜け止めした合成樹脂から成る液体容器
の注入具において、前記嵌合筒の内周に、前記環状突出
部を横切る縦引き裂き線と、その縦引き裂き線の両端か
ら円周方向に向けて反対向きに延びる上部引き裂き線お
よび下部引き裂き線とを形成し、前記嵌合筒の下端部に
は前記下部引き裂き線の端部下方に摘み片を形成する切
り込みを設けた構成を採用したのである。
【0008】上記のように構成すると、摘み片を持って
円周方向に引くことにより、下部引き裂き線、縦引き裂
き線およびお上部引き裂き線が順次引き裂かれるため、
環状溝と環状突出部の係合範囲が短くなり、液体容器の
口部から注入具を簡単に取外すことができる。
【0009】ここで、上部引き裂き線と下部引き裂き線
の円周方向長さの和を嵌合筒の円周長さの半分以上とし
ておくと、引き裂きと同時に注入具の取外しを行うこと
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る注入具
1を瓶Aの口部aに取付けた状態を示し、図3はその取
付状態における注入具1の断面図を示す。
【0011】注入具1は合成樹脂の成形品から成る。こ
の注入具1は図3に示すように、瓶Aの口部aに嵌合さ
れる嵌合筒2を有し、その嵌合筒2の内周に環状突出部
3が形成されている。環状突出部3は口部aに嵌合筒2
を圧入することによって、その口部aの外周に形成され
た環状溝bと係合し、その係合によって嵌合筒2は取付
け状態に保持される。
【0012】嵌合筒2の上部にはキャップ保持筒4が設
けられている。また、キャップ保持筒4の内側には注入
筒5が形成されている。
【0013】注入筒5は中底6を有し、その中底6には
エンドレスの溝から成る引き裂き線7が設けられ、その
引き裂き線7の内側が開封蓋8とされている。開封蓋8
の上面には摘み用リング9が設けられ、そのリング9を
引き上げることにより、引き裂き線7が引き裂かれて開
封蓋8が除去され、中底6に図7に示す注ぎ口10が形
成される。
【0014】キャップ保持筒4に嵌合されたキャップ1
1は薄肉厚のヒンジ12を介して嵌合筒2に連設され、
上記ヒンジ12を中心にして開閉自在とされている。キ
ャップ11の外周一部には開閉操作用の舌片13が設け
られている。また、キャップ11の内周下部には係合突
縁14が形成されている。係合突縁14はキャップ11
を閉鎖状態としたとき、キャップ保持筒4の外周上部に
形成された係合突縁15の下面に係合し、その係合によ
ってキャップ11は閉鎖状態に保持される。
【0015】閉鎖状態に保持されたキャップ11の外周
囲にはロックバンド16が設けられている。図2に示す
ように、ロックバンド16は引き裂き可能な複数のつな
ぎ片17を介して嵌合筒2に連結されている。ロックバ
ンド16にはキャップ11の舌片13と上下で対向する
係合片18が形成されている。このため、ロックバンド
16を取外したのちでないとキャップ11を開放するこ
とができず、店頭での陳列の段階等でキャップ11がい
たずらに開放されるのを防止することができる。
【0016】図5(I)は、図3に示す嵌合筒2とキャ
ップ保持筒4の展開図を示す。嵌合筒2の内周には、環
状突出部3の最小内径位置を挟む上下の円筒部2a、2
bに嵌合筒2の円周方向に延びる上部引き裂き線20と
下部引き裂き線21が円周方向に位置をずらして設けら
れ、上部引き裂き線20と下部引き裂き線21の対向端
部間に環状突出部3を横切る縦引き裂き線22が形成さ
れている。また、下側円筒部2bには、前記下部引き裂
き線21の端部下方に摘み片23を形成する切り込み2
4が設けられている。
【0017】上部引き裂き線20の形成に際し、ここで
は、図5(I)、(III )に示すように、嵌合筒2の上
部の厚肉部2cの内周に円周方向に延びる肉盗み25を
形成して、キャップ保持筒4の外周部間に薄肉厚部26
を設け、この薄肉厚部26を上部引き裂き線20として
いる。
【0018】上部引き裂き線20と下部引き裂き線21
の円周方向長さLは、嵌合筒2の円周長さの半分以上と
されている。
【0019】実施の形態で示す注入具1は上記の構造か
ら成り、瓶A内に充填された液体の注入に際しては、ロ
ックバンド16を引き取り、キャップ11を開放したの
ち、リング9を引き上げ、開封蓋8の取外しによって注
入口10を形成し、瓶Aを傾ける操作により、内部の液
体を注入口10から流出する。
【0020】瓶Aが空になり、その空瓶Aの回収に際し
ては、空瓶Aと注入具1とを分別する。分別に際して
は、キャップ11を図6の鎖線で示すように開放したの
ち、摘み片23を摘んで嵌合筒2の円周方向に引き、下
部引き裂き線21、縦引き裂き線22および上部引き裂
き線20を順次引き裂くようにする。
【0021】図7は、引き裂き線20、21、22を引
き裂いた状態を示し、その引き裂きによって環状突出部
3と環状溝bの係合範囲が円周長さの1/2以下となる
ため、口部aから注入具1が外れ、注入具1を簡単に分
離することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、摘
み片を円周方向に引くことによって下部引き裂き線、縦
引き裂き線および上部引き裂き線が順次引き裂かれて嵌
合筒が展開し、その嵌合筒の内周に形成された環状突出
部と口部の外周に設けられた環状溝の係合範囲が短くな
るため、口部から注入具を簡単に取り除くことができ、
分別作業がきわめて簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る注入具の実施の形態を示す斜視
【図2】図1に示す注入具の平面図
【図3】図1に示す注入具の縦断正面図
【図4】図1に示す注入具のロックバンドを取り外した
状態の平面図
【図5】(I)は図1に示す注入具の嵌合筒およびキャ
ップ保持筒の展開図、(II)は(I)のイ−イ線に沿っ
た断面図、(III )は(I)のロ−ロ線に沿った断面図
【図6】図4に示す注入具の一部切欠側面図
【図7】図4に示す注入具の取外し状態を示す斜視図
【符号の説明】
A 瓶 a 口部 2 嵌合筒 3 環状突出部 20 上部引き裂き線 21 下部引き裂き線 22 縦引き裂き線 23 摘み片 24 切り込み
フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 BA03 CA01 CB01 CB02 CB04 CC03 DA01 DB01 DB09 DB11 DB13 DC03 EA04 EB01 EB02 EB04 EC03 FA02 FA09 FC04 GA06 GB06 GB08 GB12 GB17 KA12 KA15 LA03 LA07 LB02 LD01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体容器の口部外周に嵌合される嵌合筒
    を有し、その嵌合筒の内周に形成された環状突出部を前
    記口部の外周に設けられた環状溝に係合して前記嵌合筒
    を抜け止めした合成樹脂から成る液体容器の注入具にお
    いて、前記嵌合筒の内周に、前記環状突出部を横切る縦
    引き裂き線と、その縦引き裂き線の両端から円周方向に
    向けて反対向きに延びる上部引き裂き線および下部引き
    裂き線とを形成し、前記嵌合筒の下端部には前記下部引
    き裂き線の端部下方に摘み片を形成する切り込みを設け
    たことを特徴とする液体容器の注入具。
JP11174168A 1999-06-21 1999-06-21 液体容器の注入具 Pending JP2001002105A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002274558A (ja) * 2001-03-14 2002-09-25 Japan Crown Cork Co Ltd 分別廃棄可能なキャップ
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CN109398921A (zh) * 2018-11-30 2019-03-01 曼盛包装(上海)有限公司 一种便于垃圾分类的快拆盖

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