JP2001000328A - 製パン機 - Google Patents

製パン機

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JP2001000328A
JP2001000328A JP11171362A JP17136299A JP2001000328A JP 2001000328 A JP2001000328 A JP 2001000328A JP 11171362 A JP11171362 A JP 11171362A JP 17136299 A JP17136299 A JP 17136299A JP 2001000328 A JP2001000328 A JP 2001000328A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 混ねつ・加熱を行う製パン機に冷却機能を追
加して、例えばアイスクリーム製造のようなバリエーシ
ョンのある調理が行えるようにした汎用機の提供。 【解決手段】 混練羽根19を有するパン容器16と、
該パン容器16が装着される焼成室3と、該焼成室3内
に設けられるヒータ13と、前記混練羽根19を駆動す
るモータ4と、焼成室内あるいはパン容器の温度を検出
する温度センサ14と、前記パン容器16と差し替えて
焼成室内に装着され、底部に撹拌羽根を有する蓄冷容器
とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製パンに必要な各工程
を自動化し、材料をセットするだけで手軽にパンを作る
ための製パン機に関し、複数の調理メニューの中にアイ
スクリームを製造できるメニューを追加したものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている製パン機は、モー
タ、ヒータ及び温度センサを備えた焼成室に混練羽根を
備えたパン容器を取り付け、モータを介して混練羽根を
回転させパン容器内のパン材料を混練し、続いて、ヒー
タと温度センサによってパン材料を所定の温度に保持し
ながら発酵させ、最後にパンとして焼き上げるという工
程を順次実行することによってパンを製造するものであ
る。そして、最近では製パン機に、普通の食パンを製造
する以外にもフランスパン、ソフト食パン等のメニュー
やレーズン等を添加したパンあるいはパン生地だけを作
る手作りメニュー等も追加され、多機能な製品として認
知されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした中で出願人
は、製パン機においてアイスクリームが作れないかとい
うテーマを持っていた。それは、アイスクリーム製造に
必要な工程が温度管理を必要とする撹拌・混ねつで行わ
れていることに着目したものである。すなわち、アイス
クリーム等の卵を用いた調理の場合、雑菌の繁殖を防止
する意味で70℃で1分間以上加熱処理することが好ま
しい点や材料を撹拌しながら冷凍させる点において製パ
ン機の機能が全て代用できると考えたためである。これ
に対し、今までの製パン機には、混練・加熱・温度管理
の機能は備えられているものの、材料を冷却する機能が
なかったのである。本発明はこのような課題を解決した
製パン機を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、従来の混練・加熱機能を有する製パ
ン機にパン容器と差し替えて装着される蓄冷容器を追加
することで、従来の製パン機に冷却機能をプラスしアイ
スクリームの製造を可能としたものである。アイスクリ
ームメニューは、記憶手段に記憶されるアイス加熱メニ
ューとアイス冷却メニューを順次実行することで行われ
る。このうち、アイス加熱メニューでは、雰囲気温度や
蓄冷容器に影響されるため、明確な時間設定が困難であ
ることから、最大時間Tmax経過するか、最小時間Tmin
経過から最大時間Tmax経過までの時間内に適正温度αm
inに達するか、最小時間Tmin経過前に上限温度αmaxに
達するか、いずれかの条件になるまでヒータとモータを
動作させるようにしている。
【0005】また、蓄冷容器がセットされた状態で製パ
ン動作をさせない安全手段として、焼成室内に装着され
た容器がパン容器か冷却容器かを判別する容器判別手段
を備え、この判別手段により装着されている容器が実行
するメニューに対して適正ではないと判断されたとき
に、スタートさせない手段を備えている。
【0006】蓄冷容器は上面を除く周囲に蓄冷剤を充填
した二重構造の容器で構成しており、上面には冷気が逃
げるのを防止する蓋体を設け、該蓋体には蓄冷容器内に
アイスクリーム材料を投入するための開口が設けられる
とともに、該開口には漏斗状の材料投入部材が着脱自在
に取り付けられる。
【0007】
【作用】このような本発明によれば、パン容器とは別に
蓄冷容器を備えたことによりメニューに応じて両方の容
器を差し替えて併用することにより製パン機において冷
却調理が可能となる。従って、通常の製パン調理では、
パン容器にパン材料をセットして希望する製パンメニュ
ーを実行すればよいことはいうまでもないが、アイスク
リームを作る場合には、パン容器にアイスクリーム材料
を入れ、アイス加熱メニューを実行すれば、最適な条件
で加熱殺菌の工程が実行され、その後アイス冷却メニュ
ーを実行し、撹拌させながらアイスクリーム材料を蓄冷
容器内に投入していくことでアイスクリームの冷却凝固
が図られるのである。
【0008】
【実施例】以下、図面を基に本発明一実施例について説
明する。図1は本発明一実施例の製パンにおいてパン容
器をセットした状態を示す内部構造図、図2は同製パン
機において蓄冷容器をセットした状態を示す内部構造図
である。
【0009】図1,2において、1は本体ケースで、底
部にベース2を固定し、該ベース2の上面には焼成室3
とモータ4が並設されている。5は焼成室3の内底面に
設けられる支持部で、略円筒形状をなし、その中心に回
転軸6を備え、その回転軸6を包囲するようにパン容器
を取り付けるための係合爪7を複数立ち上げている。回
転軸6は、上端にカップリング8を備え、下端に前記モ
ータ4の駆動軸9に取り付けられる小プーリ10とVベ
ルト11を介して連係される大プーリ12が取り付けら
れている。13は焼成室3の底部に水平に設けられるヒ
ータ、14は焼成室3の内側面に設けられる温度センサ
で、焼成室3内の温度を所定温度に保持するものであ
る。15は焼成室3の上面開口部に取り付けられる蓋体
で、中央部に調理室内の調理の状態が確認できるよう覗
き窓50を設けている。
【0010】図1において、16は製パン調理及びアイ
ス加熱調理を行うパン容器で、上面を開口した有底筒状
をなし、底部中心に回転軸17を突出形成するとともに
底面下方に焼成室3の支持部7に支持される筒部18を
形成している。回転軸17の上端には混練羽根19が取
り付けられ、下端にはパン容器16を焼成室3に取り付
けた状態(すなわち、筒部18が支持部7に結合した状
態)で焼成室3のカップリング8と噛合するカップリン
グ20を備えている。筒部18は、外周に前記支持部5
の係合爪7に係合する凸部18aが爪と同じ数だけ突出
形成している。従って、凸部18aを係合爪7にねじ込
むこと(いわゆるバヨネット結合)によってパン容器1
6は焼成室3内に取り付けられ、同時にパン容器16の
回転軸17が焼成室3の回転軸6と連結してモータ4の
回転力が与えられることになる。
【0011】混練羽根19は、製パン時の混練と、アイ
スクリーム加熱時の撹拌とを共通して行うものであり、
回転軸17に嵌まるボス部19aと、該ボス部19aか
らパン容器16の底面に沿って延びる水平翼部19b
と、ボス部19aから垂直に延びる垂直翼部19cとか
らなる略L字形状となっている。
【0012】図2において、21はパン容器16と差し
替えて焼成室3に取り付けられる蓄冷容器で、上面を開
口した有底筒状をなし、底部中心に回転軸22を突出形
成するとともに上面を除く周囲に蓄冷剤が充填される二
重容器で形成され、底面下方に調理室3の支持部5に支
持される筒部23を形成している。回転軸22の上端に
は冷却調理用の撹拌羽根24が取り付けられ、下端には
焼成室3に取り付けた状態(すなわち、筒部23が支持
部7に嵌合した状態)で焼成室3の回転軸6上端に取り
付けられるカップリング8と噛合するカップリング25
を備えている。筒部23は、外周に前記支持部5の係合
爪7を挟持する2体一対の挟持爪23aが2組設けられ
ている。従って、挟持爪23aで係合爪7を挟むように
取り付ければ、蓄冷容器21が焼成室3内にセットされ
ることになり、同時に蓄冷容器21の回転軸22が焼成
室3の回転軸6と連結してモータ4の回転力が与えられ
る。
【0013】冷却用の撹拌羽根24は、回転軸22に嵌
まるボス部24aと、該ボス部24aを上方に延長した
縦軸部24bと、一端をボス部24aから容器21内面
に向かって水平に延出させ、その先端を容器内面と僅か
な隙間を有するように立ち上げた左右対称の翼部24c
とから形成されている。
【0014】図3は蓄冷容器21を示したものであり、
これを用いて更に説明する。蓄冷容器21は、上面開口
には冷気が逃げないように遮断する透明の内蓋26を備
えている。27は蓄冷容器21の持ち運びや取り付けに
用いられる取手で、蓄冷容器21を焼成室3内にセット
した状態で内蓋26を固定する機能を兼用する。この取
手27は、蓄冷容器21の上縁部を挟むように固着され
る左右一対のブラケット29に軸支されており、内蓋2
6の上面に回転させた状態で、内蓋26の上面に凸設し
た凸部26aに係合して内蓋26を固定するものであ
る。また、内蓋26の上面中心には内蓋26の着脱に用
いられるつまみ28が設けられ、内面中心には撹拌羽根
24の縦軸部24b先端が嵌まる軸支部26bが設けら
れている。
【0015】51は内蓋26に開口した材料投入口であ
り、後述するがアイス冷却メニューを実行して撹拌羽根
24を駆動させながらアイスクリームの材料を投入する
ための開口部である。52はこの材料投入口51に着脱
される漏斗で、入れにくい材料をスムーズに投入するた
めのものである。尚、この漏斗52は投入口51に取り
付けたままでも本体の蓋体15が閉められる程度の大き
さである。
【0016】尚、図1及び図2において、53は焼成室
3の内側面に設けられる容器判別用のスイッチであり、
焼成室3に蓄冷容器21がセットされている図2の状態
でONとなり、パン容器16がセットされている図1の
状態ではONとならない位置に突出させた弾性片54の
変位により、焼成室3内にセットされている容器を判別
するものである。
【0017】図4はこの実施例の制御系を示すブロック
図である。30は制御部で、複数の製パンメニューに対
応したプログラムが記憶されたメモリ31を内蔵したマ
イクロコンピュータ32及び操作パネル33を備えたマ
イコンボード34と、モータを駆動するモータ駆動回路
35、ヒータを駆動するヒータ駆動回路36、温度セン
サの信号を受けて温度を検出する温度検出回路37、ブ
ザー38を備え、容器判別用スイッチ53を接続したパ
ワーボード39とから構成している。
【0018】操作パネル33は、LCDからなる表示パ
ネル42と、調理メニューを選択するメニューキー43
と、調理の開始及び再スタートさせるスタートキー44
と、動作の中止及び設定の取消を行うストップキー45
と、予約調理時間の設定を行う予約タイマーキー46を
備えている。表示パネル42では、調理時間やメニュー
キー43で選択された調理メニューの番号等が表示され
るようになっている。
【0019】本調理機では、実行できるメニューとし
て、混練から焼成までを行う各種製パンメニューをはじ
め、アイスクリーム材料の加熱殺菌を行うアイス加熱メ
ニュー、材料を冷却するアイス冷却メニュー及びフロー
ズンヨーグルトメニューを備えており、各メニューに必
要なモータ、ヒータの駆動データがマイクロコンピュー
タ32のメモリ31に書き込まれている。
【0020】続いて、以上のように構成する本発明で調
理を行う動作についてメニュー別に説明する。 製パン調理を行う場合 各種製パンメニューを実行する場合は、パン容器16に
必要な材料をセットして焼成室3内に上記の方法で取り
付け、メニューキー43で希望する製パンメニューを選
択して(必要であれば予約タイマーをセットして)、ス
タートキー44を入力する。容器判別用スイッチ53で
パン容器16がセットされていることを確認したのち、
モータ4が駆動して混練羽根19が回転し材料を練り上
げ、次に焼成室3内の温度をヒータ13と温度センサ1
4によって発酵温度に保持しながら生地を発酵させ、最
後に生地を焼き上げることによってパンを作ることがで
きる。
【0021】アイスクリームを作る場合 アイスクリームを製造する場合には、パン容器内で材料
を加熱殺菌するアイス加熱メニューを実行してから材料
を冷蔵庫などで適温にさまし、最終的にこの材料を少し
づつ蓄冷容器に入れて固めるアイス冷却メニューを実行
して出来上がりとなる。これら各メニューの動作は次の
通りである。
【0022】a.アイス加熱メニュー アイスクリーム材料をパン容器16内に入れ、焼成室3
内にセットする。メニューキー43でアイス加熱メニュ
ーを選択し、スタートキー44を入力すると、図5に示
すフローチャートに沿ってプログラムが実行される。ス
タートすると(1)、容器判別用スイッチ53によりセ
ットされている容器がパン容器16であるか確認される
(2)。もし、パン容器でない場合には以後の動作を中
止し、ブザー38で警報するとともに表示パネル42に
その旨表示する(3)。
【0023】容器が正しければ、タイマーがセットされ
(4)、モータ4が駆動するとともヒータ13に通電さ
れ(5)、マイコン32内のタイマーがカウントを開始
し、加熱殺菌に必要な最小時間Tminが経過するまで
(6)アイスクリーム材料は適正な温度で加熱殺菌され
るのである。ここでもし、タイマーが最小時間Tmin経
過する前に温度センサ14で検出される温度が上限温度
αmaxに達してしまった場合には材料の変質等の恐れが
あるためその時点で直ちに動作を終了させるようにして
いる(7)。
【0024】処理(6)でタイマーが最小時間Tmin経
過したら、タイマーが最大時間Tmax経過するまでに温
度センサ14で検出される温度が必須温度αminに達す
るか否かをチェックし(8)、必須温度αminに達した
ら(9)直ちにモータ4及びヒータ13を停止して(1
0)動作を終了させる。ここでもし、タイマーが上限時
間Tmax経過するまでに温度センサ14で検出される温
度が必須温度αminに達しなかった場合には上限時間Tm
ax経過した時点で動作を終了させるものである。
【0025】尚、この間モータ4は終始一定の速度で回
転している。このように一義的な温度や時間によって動
作の終了を制御するものではなく、一定の範囲の中で条
件が適した時点で動作を終了するようにしているので、
周囲の雰囲気温度や材料の分量に応じた加熱殺菌が行え
る。また、各タイマー時間や設定温度の上限・下限は雰
囲気にかかわらず材料を70℃程度に加熱できるように
実験によって求めたものである。
【0026】b.アイス冷却メニュー 予め冷凍室で凍らせておいた蓄冷容器21を焼成室3内
に取り付け、メニューキー43でアイス冷却メニューを
選択し、スタートキー44を入力すると、図6に示すフ
ローチャートに沿ってプログラムが実行される。スター
トすると(11)、容器判別用スイッチ53によりセッ
トされている容器が蓄冷容器16であるか確認される
(12)。もし、蓄冷容器でない場合には以後の動作を
中止し、ブザー38で警報するとともに表示パネル42
にその旨表示する(13)。
【0027】容器が正しければ、タイマーをセットし
(14)、モータ4が駆動して(15)、マイコン32
内のタイマーがカウントを開始する。この状態の蓄冷容
器21内に漏斗52を取り付けた材料投入口51からア
イスクリーム材料を投入すると、撹拌羽根24によって
蓄冷容器21の内面に擦られて冷やされ凍結し、アイス
クリームとして凝固するのである。撹拌を開始してから
蓄冷容器内に材料を移すのは、入れた材料が蓄冷容器に
接触した途端に凍り付いてしまうためである。タイマー
が時間Ta経過すると(16)、出来上がりの目安とし
てブザー38を鳴らす(17)が、この段階ではアイス
クリームは未だ柔らかいためモータ4は停止させず、し
かも回転速度を早めて回転する(18)。アイスクリー
ムにレーズンなどの添加物を加える場合には、このタイ
ミングで投入するとよく、ここでのブザーは添加物の投
入タイミングを報知する意味も有している。その後、ス
トップキー45により使用者の希望によって動作を停止
することになるが、タイマー時間Tb経過すると(1
9)モータロックの危険性を考慮して強制的にモータ4
を停止する(20)。
【0028】尚、モータ4はスタート直後わずか中速で
回転し、時間Ta経過するまで低速で回転し、時間Ta
経過してから上限時間Tb経過するまでは中速で回転す
る。これは、スタート直後わずか中速回転で蓄冷容器を
冷凍室等で凍結する際に凍り付いた回転軸の解凍を図
り、その後の低速回転で材料全体をよく冷やして凝固さ
せ、その後の中速回転で添加物をよく混ぜるものであ
る。こうして、滑らかなアイスクリームが完成するので
ある。また、各タイマー時間は雰囲気にかかわらず材料
を固めることができるように実験によって求めたもので
ある。
【0029】アイス加熱メニューとアイス冷却メニュー
は、それぞれ独立したメニューとなっているため、アイ
スクリーム以外の調理も可能となる。例えば、アイス冷
却メニューではシャーベット等が調理可能である。ま
た、フローズンヨーグルトは粘性が高く固まりやすいの
で別に専用メニューを有しているが、タイマーの設定時
間が短いほかはアイス冷却メニューと同じ動作である。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、従来の
製パン機に蓄冷容器をセットできるようにしたので、撹
拌しながら冷却を行うアイスクリームの製造が可能とな
り、製パン機自体の商品価値が向上する。また、アイス
クリーム製造に必要な材料の殺菌加熱の調理が可能とな
り、1台でアイスクリームに必要な全ての工程を実行す
ることができる。そして、これらのメニューはそれぞれ
独立したメニューとして記憶されており、且つセットさ
れる容器を判別する機能を備えているので、材料を焦げ
付かせたり、固めすぎたりするような失敗がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の製パン機で製パン調理または
アイス加熱メニューを行う状態を示す内部断面図であ
る。
【図2】同製パン機でアイス冷却メニューを行う状態を
示す内部断面図である。
【図3】同製パン機に用いられる蓄冷容器を示す説明図
である。
【図4】同製パン機の制御系を示すブロック図である。
【図5】アイス加熱メニューの動作を示すフローチャー
ト図である。
【図6】アイス冷却メニューの動作を示すフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
1 本体 3 焼成室 4 モータ 13 ヒータ 14 温度センサ 16 パン容器 19 混練羽根 21 蓄冷容器 24 冷却用の撹拌羽根 52 漏斗 54 容器判別スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 めぐみ 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケー 精工株式会社内 Fターム(参考) 4B014 GB18 GB21 GP02 GP12 GP14 GT02 GT15 GT16 GT20 GT21 GY03 4B031 CA09 CK10 4B040 AA03 AA06 AA08 AB04 AC01 AC15 AC16 AC17 AC20 AE05 AE20 ED10 GD04 GD21 GD23 GD24 GD25 GD30 LA01 LA11 LA12 LA16 LA20 NB01 NB11 NB18 NB21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混練羽根を有するパン容器と、該パン容
    器が装着される焼成室と、該焼成室内に設けられる加熱
    手段と、前記混練羽根を駆動する駆動手段と、焼成室内
    あるいはパン容器の温度を検出する温度検出手段と、前
    記パン容器と差し替えて焼成室内に装着され、底部に撹
    拌羽根を有する冷却容器とを備えたことを特徴とする製
    パン機。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の製パン機において、
    複数のメニューを記憶する記憶手段と、該記憶手段から
    希望するメニューを選択する選択手段と、該選択手段と
    選択したメニュー及び実行中の工程・時間等を表示する
    表示手段と、工程もしくはメニューの終了を報知する報
    知手段とを備え、前記記憶手段には練り−発酵−焼成か
    らなる製パンメニューと、アイスクリームの材料を加熱
    殺菌するアイス加熱メニューと、蓄冷容器でアイスクリ
    ーム等の冷菓を冷却凝固するアイス冷却メニューが記憶
    されていることを特徴とする製パン機。
  3. 【請求項3】 上記請求項1あるいは2記載の製パン機
    において、焼成室内に装着された容器がパン容器か冷却
    容器かを判別する容器判別手段を備えたことを特徴とす
    る製パン機。
  4. 【請求項4】 上記請求項3記載の製パン機において、
    前記選択手段で選択されたメニューを開始するスタート
    手段を備え、該スタート手段からの入力があると前記容
    器判別手段で焼成室内に装着されている容器を判別し、
    装着されている容器が実行するメニューに対して適正で
    はない場合、スタートさせない制御手段を備えたことを
    特徴とする製パン機。
  5. 【請求項5】 上記請求項2記載の製パン機において、
    アイス加熱メニューは、最大時間Tmax経過するか、最
    小時間Tmin経過から最大時間Tmax経過までの時間内に
    適正温度αminに達するか、最小時間Tmin経過前に上限
    温度αmaxに達するか、いずれかの条件になるまで前記
    加熱手段及び駆動手段を動作させることを特徴とする製
    パン機。
  6. 【請求項6】 上記請求項2記載の製パン機において、
    アイス冷却メニューは、所定時間Taが経過したことを
    前記報知手段により報知するとともに前記駆動手段は継
    続して駆動させ、且つ前記駆動手段による回転を所定時
    間Taが経過する前よりも速くすることを特徴とする製
    パン機。
  7. 【請求項7】 上記請求項1記載の製パン機において、
    前記蓄冷容器は上面を除く周囲に蓄冷剤を充填した二重
    構造の容器であり、上面には冷気が逃げるのを防止する
    蓋体を設け、該蓋体には蓄冷容器内にアイスクリーム材
    料を投入するための開口が設けられるとともに、該開口
    には漏斗状の材料投入部材が着脱自在に取り付けられる
    ことを特徴とする製パン機。
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