JP2000517209A - シート並びにその製造用の方法、モールド及びシステム - Google Patents

シート並びにその製造用の方法、モールド及びシステム

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JP2000517209A JP10511126A JP51112698A JP2000517209A JP 2000517209 A JP2000517209 A JP 2000517209A JP 10511126 A JP10511126 A JP 10511126A JP 51112698 A JP51112698 A JP 51112698A JP 2000517209 A JP2000517209 A JP 2000517209A
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Abstract

(57)【要約】 乗客シートは、枠要素と、該枠要素に接続する乗物への固定手段とを包含しており、乗客シート本体は、枠要素及びトリムカバー取り付け手段について固定されている弾性材料を包含しており、トリムカバー取り付け手段は、その表面に配置されている溝を有する比較的高い密度の、堅い泡の部材を包含しており、該溝は、トリムカバー接続手段を受けることができる。また、乗客シートを製造する方法、システム及びモールドが説明されている。

Description

【発明の詳細な説明】 シート並びにその製造用の方法、モールド及びシステム 技術分野 本発明は、その一面において、シート(seat)、特に、乗物用乗客シート(pa ssenger seat)に関する。より詳しくは、本発明は、改良されたトリム(外装) カバー(trim cover)取り付けシステムを有する乗物用乗客シートに関する。本 発明は、他の一面において、乗客シート、特に、乗物用乗客シートの製造法に関 する。さらに他の一面において、本発明は、乗客シート、とくに乗物用乗客シー トの製造システムに関する。さらにそれの別の一面において、本発明は、シート 、とくに乗物用乗客シートの製造のためのモールド(mold)に関する。 背景技術 自動車などの乗物の乗客シートは、典型的には、所望の形状に成形され、適切 なトリムカバーで覆われたフォーム(foam)(通常はポリウレタン)材料から作 られる。発泡材料は、弾性シートを提供することによって乗客に快適さを提供す るべく選択され、トリムカバーは所望の美的性質を提供するべく選択される。 望まれる安全基準に適合するために、自動車などの乗物の乗客シートは、今日 では、アンチ「サブマリーン」性(anti-submarine properties)を備えている ものが多い。サブマリーニング(submarining)とは、腰掛けている乗客の骨盤 が、衝突の間に、前方及び下方へ移動する傾向を記述するために用いられている 用語である。乗客が肩掛け式又は腰固定式シートベルトを着用しているときに、 この傾向のために、シートベルトが乗客にからまることとなる可能性があり、潜 在的に致命的結果をもたらす可能性がある。従って、当該技術において、アンチ サブマリーン性をもつ乗用シートを設計することが知られている。これらの性質 は、シート内に埋設され、衝突の間に乗客に追加の骨盤支持をもたらす硬質また は半硬質構成要素によってもたらされうる。適切に機能するためには、これらの 構成要素は移動することはできず、従って、乗物に(直接または間接的に)固定 されていなければならない。 シートの発泡材料の弾性が乗客に快適さをもらす一方で、それがシートに必要 な構造強度をもたらさないことも、当該技術において既知である。このことが、 乗物内での適切なシート着席状態及びアンチサブマリーン要素(anti-submarine elements)の適切な支持を確保するのに必要な程度の構造強度をもたらすため に、シートを付加的に強化することを必要ならしめる。従って、先行技術の乗物 シートは、典型的には、シートを強化する金属製周辺枠を含んでいる。さらに、 典型的には、該枠を補強し、シートを乗物に固定する手段のための適当な取り付 け点を提供するために、支持横棒が前記金属枠を横切って装着されている。通常 、前記金属枠及び/又は支持横棒は、シート成形時に、フォーム材料中に実質的 に完全に埋没させられる。多くの場合、前記金属枠は、さらに、トリムカバーを シートに取り付けるための複数の開口又は他の手段を包含することであろう。 当然のことながら、かかる周辺金属枠及び支持横棒の必要性は、シート製造コ ストを増すこととなり、より重要なことであるが、シートの重量及びそれが装着 される乗物の総重量を増すこととなる。この付加重量は、シートを乗物製造者へ 輸送するコストおよび乗物の最終寿命運転費を増大させる。最後に、シートに金 属枠および支持横棒または他の構成成分が存在することは、今日の環境に関心を もつ市場においてますます重要となってきているシート材料の究極的リサイクリ ングを妨げる。 それぞれ1995年3月28日及び1996年8月6日に交付されたアメリカ 合衆国特許第5,400,490号〔バーチ(Burchi)〕及び第5,542,7 47号〔バーチ〕(それらの各々の内容をここに引用により挿入する)は、比較 的高密度の硬質フォームから成形された枠要素;該枠要素に結合された乗物取り 付け手段;及び前記枠要素に対して固定された弾性材料からなるシート本体を包 含する乗客シートを記載している。比較的高密度の硬質フォームから成形された 枠要素を提供することにより、従来の金属枠の必要性はなくなる。前記の’49 0及び’747の両特許は、乗客シートへのトリムカバーの装着をも教示してい る。該トリムカバーは、プッシュピンを用いて、または底面フラップと(’49 0及び’747特許の図3及び9参照)と慣用の機械的取り付け手段(たとえば ベルクロ(商標)、J−リテーナまたはプッシュピン)との組合せを用いて取り 付けることができる。 ’490及び’747の両特許で教示されている発明は、当該技術における顕 著な進歩に当たるものであるが、なお改良の余地がある。一つのかかる領域はト リムカバーの乗客シートへの取り付けにある。特に、いくつかの場合に、多くの 理由から、’490及び’747の両特許で教示されているごときトリムカバー 取り付けのためのプッシュピンの使用を回避することが有利でありうる。第一に 、プッシュピンの貫通を可能ならしめるためにトリムカバーに事前に穴をあける かまたは他の方法で事前処理しなければならないことがあるが、これは追加の製 造コストを伴う(ビニル又はレザーなどの不透過性材料で作られているトリムカ バーの場合にはとくにその通りである)。第二に、比較的高密度の硬質フォーム 枠にトリムカバーを適切に固定するには、多数のプッシュピンが必要であるが、 これは、材料および労働力の双方に関しての追加の製造コストを伴う。第三に、 プッシュピンの配置とは無関係に、弾性材料及び比較的高密度の硬質フォーム枠 の上にトリムカバーを正確に配置しなければならないが、このことが、トリムカ バーの不適切な配置、取り付けの可能性を増大させる。 それゆえ、改良されたトリムカバー取り付けシステムを包含する乗客シート、 とくに乗物シートをもつことは望ましいことであろう。改良された方法及びモー ルドを用いてかかるシートを製造できれば、さらに望ましいであろう。 発明の開示 従って、その一面において、本発明は、枠要素、該枠要素に結合された乗物へ の取り付け手段、枠要素に対して固定された弾性材料からなるシート本体、およ び、トリムカバー中に含まれる結合手段を受け入れることのできる溝が表面に配 置されている比較的高密度の硬質フォーム部材(rigd foammember)を包含する トリムカバー取り付け手段を包含する乗客シートを提供する。 他の一面において、本発明は、係合してモールドキャビティ(mold)を規定し 得るモールドの第一の半分(first mold half)と、モールドの第二の半分(sec ond mold half)とからなるモールドの中で乗客シートを製造するために、 (i)乗物への取り付け手段に結合された枠要素をモールドの第一の半分に入れ (ii)トリムカバー取り付け手段をモールドの第一の半分に入れ; (iii)モールドの第一の半分及びモールドの第二の半分の少なくとも一方に発 泡可能な液状のポリマー組成物を配量し; (iv)モールドの第一の半分及び第二の半分を閉じ; (v)トリムカバー取り付け手段の少なくとも一部を発泡可能な液状ポリマー組 成物に対してシールし; (vi)発泡可能な液状ポリマー組成物を、モールドキャビティを実質的に満たす ように、膨張させて、枠要素の少なくとも一部に固定された比較的低密度の弾性 シート本体を製造させる 各工程を包含し、 ここで、(A)枠要素が比較的高密度の硬質フォームを包含するという条件、 又は(B)トリムカバー取り付け手段が、その表面に配置されている溝を有する 比較的高密度の硬質フォーム部材を包含する比較的高密度の硬質フォーム部材で あり、結合手段を受け入れることのできる溝がトリムカバー中に包含されるとい う条件のうちの少なくとも一つの条件が満たされる乗客シート製造方法を提供す る。 さらに他の一面において、本発明は、 比較的高密度の硬質フォームで構成された枠要素を製造するための第一のモー ルドであって、係合して枠モールドキャビティを規定しうるモールドの第一の半 分とモールドの第二の半分とからなり、モールドの第一の半分は枠要素と乗物取 り付け手段との周辺の少なくとも一部に対応する位置に配置されたトリムカバー 取り付け手段を枠要素へ運ぶのに適合したものである第一のモールド; 枠要素を比較的低密度の弾性フォームに付着させるための第二のモールドであ って、係合してシートモールドキャビティを規定しうるモールドの第三の半分と 第四の半分とからなり、モールドの第三の半分は枠要素を担持して、枠要素中の トリムカバー取り付け手段がモールドの第三の半分の内面に隣接するようにし、 モールドの第三の半分はさらに、その内面に、枠要素中のトリムカバー取り付け 手段に対応する位置に対して相対的に周辺の部位において、シール手段を包含し ている第二のモールド を包含する乗客シート製造システムを提供する。 さらに他の一面において、本発明は、比較的高密度の硬質フォームにより構成 され、トリムカバー取り付け手段を包含する枠要素を包含する乗客シートを製造 するためのモールドであって、係合してモールドキャビティを規定しうるモール ドの第一の半分と第二の半分とからなり、モールドの第一の半分は、枠要素中の トリムカバー取り付け手段がモールドの第一の半分の内面に隣接するように枠要 素を担持し、モールドの第一の半分はさらに、その内面に、枠要素中のトリムカ バー取り付け手段に対応する位置に対して相対的に周辺の部位において、シール 手段を包含しているモールドを提供する。 図面の簡単な説明 本発明の具体化態様を、添付の図面を参照しながら説明する。図面中、 図1は、本乗客シートの一具体化例の斜視断面図を示しており; 図2は、本乗客シートに使用するためのトリムカバー取り付けシステムの一具 体例の斜視図を示しており; 図3〜5は、図2に示したトリムカバー取り付けシステムにおいて有用な、互 いに代替しうるロック(固定)要素をそれぞれに示しており; 図6は、本乗客シートの他の一具体化例の部分断面斜視図を示しており; 図7は、図6の直線VII−VIIに沿って見た断面図を示しており; 図8は、本乗客シートの製造に有用なモールドを示しており; 図9は、閉じられた状態の図8に示したモールドの一部の拡大断面図を示して いる。 発明を実施するための最良の形態 従って、本発明の一面は乗客シートに関するものである。本明細書において「 シート」なる語はその通常の意味を有するものとし、クッション(すなわち占有 者が座るシート部分)および背部または背もたれ(すなわち占有者の背中を支え るシート部分の一方または両方を包含する。自動車産業、航空機産業および関連 産業において既知の通り、「シート」はクッションおよび背部(または背もたれ )の両者を包含する。かくして、本明細書で使用した「シート」なる語は、クッ ション、背部(または背もたれ)もしくはクッションと背部(または背もたれ) とを包含するユニット構造を包含する。 図1を参照すれば、そこには乗客シート10が示されている。乗客シート10 は枠要素20を包含している。枠要素(frame elemnt)20は溝15および骨盤 支え(pelvic support)25を含んでいる。枠要素20は、比較的高密度の硬質 フォームから構成されている。かかるフォームは、上で検討し、引用により本明 細書に挿入した両バーチ特許中で論じられている。好ましくは、枠要素20は、 ASTM3574−B1に従って測定するとき、約150〜約4000ポンド、 より好ましくは約500〜約2500ポンド、とくに好ましくは約900〜約2 000ポンドの範囲内の25%たわみ時押込み力たわみを有するフォームから構 成される。 枠要素20はポリウレタンフォームから構成されていることが好ましい。より 好ましくは、枠要素20のポリウレタンフォームは約0.40未満の、さらに好 ましくは約0.10〜約0.25の範囲内の比重を有する。好ましくは、枠要素 20を製出するために用いる液状の成形可能なポリウレタン組成物は、1立方フ ィート当たり約1ポンドから約20ポンドまでの自由上昇密度をもち、より好ま しくは1立方フィート当たり約2ポンドから約8ポンドまでの自由上昇密度をも つ。たいていの成形されたフォームの場合、これは、約1.5〜約24pcf、 より好ましくは約2.5〜約12pcfの範囲内の密度を有するフォームコアを 生じるであろう。 枠要素20を製出するに当たって使用するのに適したポリウレタンフォームの 好ましい、しかし限定を意味するものではない例は、慣用の硬質ポリウレタンフ ォーム類である。 一般に、枠要素20を製出するのに適した、必要な特性を有するポリウレタン フォームは、次の一般的な非限定的処方から製出できる: 成分 量 ポリマーポリオール 100〜0部 ポリオール 0〜100部 架橋剤 0〜30部/総ポリオール100部 触媒 0.05〜3.5部/総ポリオール100部 シリコーン界面活性剤 0〜1. 5部/総ポリオール100部 H2O 0.5〜3.5部/総ポリオール100部 イソシアネート NCO反応性部位の当量に対するNCO当量の比 が約0.60〜1.30という指数となるのに適 した量。 好適なポリマーポリオール、ポリオールおよびイソシアネートは、合衆国特許 3,304,273、3,383,351、3,523,093、3,939, 106および4,134,610、ベルギー特許788,115、カナダ特許7 85,835および「ポリマー/ポリオール類、新規クラスのポリウレタン中間 体(Polymer/Polyols,a New Class of Pol yurethane Intermediates)」、W.C.クリラ(Ku ryla)ら、ジャーナル・オブ・セリュラー・プラスチックス、3月号(19 66年)に記載されており、これらの内容を引用によりここに挿入する。ヘリン トン(Herrington)らによる「フレキシブルポリウレタンフォーム」 (1991年)も参照されたい。これの内容もここに引用により挿入する。 好適な架橋剤、触媒およびシリコーン界面活性剤は、合衆国特許4,107, 106および4,190,712に記載されており、それらの内容をここに引用 により挿入する。 枠要素20に使用するのに適当な好ましいポリウレタンフォームは、次の処方 から製造できる: 成分 量 ポリマーポリオール(1) 20〜100部 ポリオール(2) 0〜80部 架橋剤(3) 5〜15部/総ポリオール100部 触媒(4) 0.5〜1.2部/総ポリオール100部 シリコーン界面活性剤(5) 0.3〜1.1部/総ポリオール100部 H2O 1.75〜2.75部/総ポリオール100部 イソシアネート(6) NCO反応性部位の当量に対するNCO当量の比 が約0.8〜1.1という指数となるのに適した 量。 (1)ACウェストヴァージニア・ポリオールカンパニーNIAX31−28 (2)第一級キャッピングが75%でMWが5000のプロピレンオキシド−グ リセリン付加物 (3)BASF953 (4)DABCO R−8020 (5)ゴルトシュミットB04113 (6)ダウケミカルカンパニーPAPI901 乗客シート20はさらに、枠要素20を被覆する弾性体30を包含する。弾性 体30は、シートの製造に慣用的に有用な任意の材料から構成されていてよい。 該弾性体はフォーム材料または非フォーム材料から作られていてよい。有用な非 フォーム材料の非限定的例としては、馬毛、有機繊維などの繊維材料が挙げられ る。弾性体は、任意の適当なフォーム材料から構成されていてよい。弾性体が比 較的低密度の弾性フォーム、より好ましくはポリウレタンフォームから構成され ているのが理想的である。この目的に有用なポリウレタンフォームは当該技術に おいて周知である。 乗客シート10はさらに、弾性体30並びに枠要素20の周辺を覆うトリムカ バー35を包含する。トリムカバー35は、枠要素20にある溝15とロック状 態で係合するタング(舌状)構成要素40を包含する。タング構成要素40と溝 15との相互作用については、のちにより詳細に記述する。 図6および7を参照すれば、そこには、本乗客シートの一つの代替具体化態様 が示されている。この具体化態様において、同じ番号は図1のものと同様の部材 を示している。この具体化態様における主たる相違は、硬質の非フォーム枠要素 20’を用いていることである。硬質の非フォーム枠要素20’は、金属、プラ スチックなどの任意の適当な材料で構成される。たとえば、硬質の非フォーム枠 要素20’は慣用の金属枠である。この具体化態様において、溝15は、対応し て乗客シート10の底面の周辺に沿って、硬質枠要素20’の周辺の内側の位置 に配置された複数の硬質フォーム構成要素23’の中にある。硬質フォーム構成 要素23’の数は、当業者の領域の範囲内のもので、トリムカバー35の適切な 取り付けをもたらすよう選択すべきである。硬質フォーム構成要素23’は、図 1に関して上に論じた枠要素20と同じ性質および組成を有するフォームから構 成されていることが好ましい。 図2を参照すれば、そこには、図1に示したトリムカバー取り付けシステムの 拡大図が示されている。タング構成要素40は任意の適当な材料で構成されてい てよい。好ましくは、タング構成要素40は、ポリエチレン、ポリプロピレンな どのプラスチック材料で構成される。該プラスチック材料は、リサイクル品であ ってもヴァージンのものであってもよい。タング構成要素40は、縫い目(ステ ッチング)45によってトリムカバー35に取り付けられる。当業者ならば、タ ング構成要素40のトリムカバー35への取り付けの具体的方法はとくに限定さ れるものではなく、接着、ステープル止めなどの変形を利用できることは直ちに 認識するであろう。溝15は、タング構成要素40の入り込みを許容するための 開いた末端および実質的に円形の断面を有する閉じた末端55をもつ細長い通路 50を包含していることが好ましい。 トリムカバー35は、タング構成要素40を矢印60の方向に差し込むことに よって枠要素20に取り付けることができる。差し込みは、タング構成要素40 の末端が溝15の閉じた末端55と係合するまで行われる。この時点で、タング 構成要素40は、枠要素20の溝15とロック状態の係合関係にある。枠要素2 0はフォーム材料で構成されているので、必要ならば、十分な力を加えて、タン グ構成要素40を抜き出すことが可能である。 図3を参照すれば、そこには、図2のタング構成要素40の一つの代替具体化 態様が示されている。すなわち、図3では、タング構成要素40’は3つのかど のある区画41’、42’、43’を包含している。タング構成要素40’は、 図2に示したごとき溝15を有する枠要素20とともに用いることができる。 図4を参照すれば、そこには、図3に示したタング構成要素40’の一代替構 成が示されている。とくに、図4では、かどのある区画41’、42’、43’ を包含するタング構成要素40の一部が、トリムカバー35が取り付けられるタ ング構成要素40’の残りの部分に対して実質的に垂直な角度で折り曲げられて いる。この変形の長所は、トリムカバー35と乗客シート10の枠要素20の底 面との同一平面での取り付けがもたらされることである。これは、差し込み後に 溝15から部分的にはみ出しそうな比較的硬質の材料からタング構成要素40ま たは40’が構成されている場合に、とくに重要である。 図5を参照すれば、そこには、枠要素20の溝15に差し込むためのタング構 成要素40の他の一具体化態様が示されている。図5の場合、タング構成要素4 0”は、単一のかどのある区画41”を包含している。タング構成要素40”は 上記の通りにして枠要素20の溝15に差し込むことができる。 当然のことながら、当業者には、他の種々のタング構成要素の形状、デザイン が直ちに明らかなことであろう。タング構成要素40の形状、デザインは、溝1 5との組合せにおいて、枠要素20からトリムカバー35が容易には脱離しない のに十分な強さの干渉はまり合いをもたらす限り、とくに限定されるものではな い。同様に、溝15の具体的デザインもとくに限定されるものではなく、場合に よっては、タング構成要素40のデザインによって指示されることもある。 タング構成要素40の溝との係合によってもたらされる干渉はまり合いは、枠 要素20の少なくとも部分的周辺に沿ってのびているべきである。このトリムカ バー取り付けシステムは、枠要素20の周辺の実質的全体に沿ってのびているこ とが好ましい。さらに、いくつかの応用面においては、溝15を枠要素20の実 質的に全周辺に配置し、ただし、上記の干渉はまり合いをもたらすのに十分な溝 15の一部分のみと係合するようなタング構成要素40の妥当な配置を採用する のが好都合でありうる。かかる場合には、タング構成要素40の割合(すなわち 溝15に対する)およびその配置は、当業者の領域の範囲内にある。 図8を参照すれば、そこには、本乗客シートの一具体化例を製造するプロセス の一工程が示されている。すなわち、完成した乗客シートを乗物に固定するのに 役立つ一対のワイヤ区画18(明瞭にするためにこれまでの図では示されていな い)とともに示されている枠要素20が設けられている。枠要素20は、枠要素 20に溝15を設けるのに適当なように適合させた慣用のクラムシェルフ型フォ ームモールドを用いて製造できる。 本乗客シートは、好ましくは、モールド100中で製造される。モールド10 0は、モールドの上方の半分105(当該技術分野においては「蓋」としても知 られている)および下方の半分110(当該技術分野においては「ボウル」とし ても知られている)を包含する。モールドの上方の半分105および下方の半分 110は係合できて、製造すべき乗客シートの形状のモールドキャビティを規定 する。 モールドの上方の半分105は、枠要素20のワイヤ18を受け入れるように 配置された開口118を包含する。モールドの上方の半分105はさらに、発泡 可能な液状ポリマー組成物が溝15へ入るのに対するせき止め(ダム)として役 立つところの、それの周辺をめぐる***108を包含する(これについてはのち により詳細に論じる)。 モールドの下方の半分110は、モールドの下方の半分110の側壁から前記 モールドキャビティ中へと曲げられた一対の突起115を包含する。突起115 の目的はのちにより詳しく論じる。枠要素20は、モールドの上方の半分中に、 枠要素20中のワイヤ18がモールドの上方の半分105の開口118に入るよ うに、矢印の方向に据えられる。 モールドの上方の半分105への枠要素20の配置ののち、発泡可能な液状ポ リマー組成物がモールドの下方の半分110中へ配量される(図示されていない )。発泡可能な液状ポリマー組成物をモールドの下方の半分110へ配量する方 法は慣用のものであり、とくに限定されるものではなく、たとえば、上で論じ、 引用により本明細書に挿入した’490および’747特許の図7を参照された い。 発泡可能な液状ポリマー組成物の正確な本質はとくに限定されることはない。 該発泡可能な液状ポリマー組成物は、ジフェニルメタンジイソシアネート(MD I)を主成分とする低インデックスの系と高分子量の慣用のポリオールとから導 かれたポリウレタンを包含するものであることが好ましい。かかる系は、典型的 には、高触媒作用無色アミンおよび気泡調整剤を用いて、完全に「水で発泡」さ せられる。典型的には、この系は、室温で約3分間またはそれ未満で硬化する。 代替的には、ポリウレタンは、トルエンジイソシアネート(TDI)を主成分と する低インデックスの系と高分子量の慣用のポリオールとからのものである。か かるTDIを主成分とする系を用いるときには、完成製品中のフォームの気泡は 開放型であるべきである。かかるフォーム気泡の開放は、当業者の領域の範囲内 である。それは、その工程でトリムカバー(存在するとき)が損傷されないよう にしながら、製品の押し砕き、もみ、ロールプレス、化学的処理、加圧などの任 意の慣用手段によって達成できる。その発泡可能な液状ポリマー組成物がMDI を主成分とするシステムとTDIを主成分とするシステムとの混合物を包含して いてもよいことは、了解されるであろう。 発泡可能な液状ポリマー組成物をモールドの下方の半分105に配量したのち に、その組成物は膨張し始める。この時点で、モールドの上方の半分105と下 方の半分110とを閉じる。 モールドの上方の半分105と下方の半分110とを閉じるすぐ前またはすぐ 後に、枠要素20をモールドの上方の半分105に押しつけることが好ましい。 これは、種々の方法で達成できる。押しつけは、好ましくは、ワイヤ18を開口 118を通してモールドキャビティから遠ざかる方向へ引っ張ることによって達 成することができる。これは図9によく示されている。詳記すると、移動可能な ピストン130を有するシリンダ125がリンク(連結具)135を介してワイ ヤ18に連結される。シリンダ125は、空気圧または液圧により操作されて、 ピストン130を矢印140の方向に作動させる。かくして、乗客シートを製造 したいと望むときは、モールドキャビティからピストン130を引っ込めるよう シリンダ125を操作して、それにより枠要素20をモールドの上方の半分10 5に押しつける。 代替法として、突起115によって枠要素20をモールドの上方の半分に押し つけることもできる。図に示したように、モールドの上方の半分105と下方の 半分110とを閉じるとき、突起115は、枠要素20をモールドの上方の半分 105に押しつける。 場合によっては、枠要素20をモールドの上方の半分105に押しつけるため に、シリンダ125および突起115を併用することが望ましいこともある。 枠要素20をモールドの上方の半分105に押しつける態様とは関係なく、押 しつけ手段は、モールドの上方の半分105の***108と枠要素20との間の 「干渉シール」を確立するようにデザインされるべきである。詳記すると、十分 な押しつけ力が加えられたとき、***108は枠要素20に対して圧縮可能に押 しつけられて、発泡可能な液状ポリマー組成物が溝15へ入るのに対するシール をもたらすであろう。 本発明者らは、発泡可能な液状ポリマー組成物の膨張の間、枠要素20の周辺 をシールする処置を講じなければ、前記組成物が溝15に流入し、これを閉塞し て、トリムカバーの適用には不適当なものとすることを発見した。 当業者ならば、***108の厳密な形状はとくに限定されるものではないこと を容易に認めるであろう。本発明者らは、とがった先端を有する***が好都合で あることを発見した。上に言及した「干渉シール」を得るのに必要な押しつけ力 が極小となるからである。当該***は約10mm未満の高さを有することが好ま しく、より好ましくは約2〜約8mmの範囲内にあり、さらに好ましくは約2〜 約6mmの範囲内にあり、とくに好ましくは約2〜約4mmの範囲内にある。 図9に示されているように、かかる「干渉シール」の使用は、弾性体30を形 成する発泡可能な液状ポリマー組成物が溝15へ入るのを未然に防ぐ。 発泡可能な液状ポリマー組成物の膨張の間、モールド100に通気口を与え、 組成物の反応の間に生成した膨張ガスを排出することが好ましい。かかる通気は 慣用のものである。たとえば合衆国特許5,482,721〔クラーク(Clark )ら〕参照。これの内容を引用によりここに挿入する。 発泡可能な液状ポリマー組成物の膨張が完了したとき、フォームシート製品を モールド100から取り出すことができる。その後に、トリムカバー35を該フ ォーム製品に装着できる。これは、フォーム製品を圧縮し、つぎにタング構成要 素40を溝15に挿入することによってなされる。 随意的に、本方法を、弾性体30をシート10の上面でトリムカバー35に結合 するのに役立つ慣用的な「現場発泡成形」プロセスと組合せることができる。こ れは、トリムカバー35の枠要素20への取り付けを捕捉するものとなるであろ う。たとえば、上に論じ、引用により本明細書に挿入した’490および’74 7特許ならびにその内容を引用によりここに挿入する合衆国特許5,132,0 63〔ヒューズ(Hughes〕)参照。 弾性体30を枠要素20に結合することが好ましい。しかし、弾性体30を枠 要素20に対して機械的に結び付けるために、トリムカバー35を利用すること が可能である。随意的に、かかるトリムカバー取り付けを、トリムカバー35を 弾性体30に結合することによって補足することができる。たとえば、合衆国特 許5,089,191〔ヒューズ(Hughes〕)および5,096,639 〔ヒューズ〕参照。これらの各々の内容を引用によりここに挿入する。 以上、本発明の特定の具体化態様を記述したが、当業者ならば、本発明の精神 および範囲を逸脱することなく、多くの修飾、変形が可能なことを認識するであ ろう。 たとえば、本方法において、枠要素20を慣用的金属枠と硬質フォーム構成要 素23’との組合せで置き換えることが可能である。この場合には、乗客シート は、その硬質枠構成要素と硬質フォーム構成要素とをモールドの上方の半分に固 定し、発泡可能な液状ポリマー組成物を、生じる弾性体が該硬質枠要素および硬 質フォーム構成要素に接着するように、発泡させることによって製造されるであ ろう。この場合、***108は、硬質枠要素20に押しつけられたときに有利な 「干渉シール」が形成されるよう、非硬質材料から形成されうる。 さらに、当業者ならば、トリムカバー取り付けシステムについて種々の具体化 態様が可能であることを認めるであろう。一般的に言えば、本発明において有用 なトリムカバー取り付けシステムは、タングまたは類似の構成要素を受け入れ、 これと係合するように適合した溝を設けることに基づいている。 さらに、金属ワイヤなどをトリムカバー固定のためにそこに埋設したフォーム 枠要素を利用するように本プロセスを修飾することが可能である。この場合、枠 要素をモールドの上半分に押しつけることによって生じる「干渉シール」は、の ちのトリムカバーへの取り付けのために金属ワイヤの一部分を暴露された状態に 残しておくべきであろう。この具体化態様は、フォーム枠要素中に溝を設けるこ とに関して上に記載したものよりは有利ではないことを認めるべきであろう。す なわち、かかる溝を設けることは、フォームシート製品からある金属部分を除去 する結果となるが、これは技術的観点から常に望ましいことである。さらに、フ ォームシート製品から金属を除去することは、フォームシート製品のリサイクル 可能性を向上させることとなる。 さらにまた、枠要素20に結合された少なくとも一つの骨盤支持要素を有する または有さない本乗客シートを製造することができる。骨盤支持要素を使用する とした場合、それはフォーム枠要素と一体に成形することが好ましい。さらに、 乗物取り付けワイヤ(または他の手段)を枠要素中に成形することが好ましい。 さらにまた、いくつかの応用面においては、シートの底面(すなわちシートの トリムカバーの反対側)が構造特性(すなわち屈曲しうるが破壊しない)特性を 有することが望ましい。これは、乗客シートを金属枠のないシート背もたれ用途 に用いるべき場合にはとくに望ましいことである。かかる用途では、設計への取 組みは、乗物のトランクの中の重い物品が、乗物が衝撃を受けたときに後部乗客 シート(すなわちシート背もたれ)を通って突き出すという出来事を軽減するこ とにある。かかる場合、フォーム枠要素の主要な面の一方または両方に補強層を 組み込むことが望ましく、好ましいかもしれない。 補強層の選択はとくに限定されることはなく、非金属もしくは金属であってよ い。該補強層は可撓性であることが好ましい、透過性(すなわち空気、水などに 対して)であることがより好ましい。該可撓性補強層は繊維性であっても非繊維 性であってもよい。繊維性補強層の非限定的な例としては、本質的にガラス繊維 (たとえばニコ(Nico)754 1オンス/平方フィートなどのストランドが短 く切断されているまたはされていないクロスまたはマットの形態のもの)、ポリ エステル繊維、ポリオレフィン繊維(たとえばポリエチレンおよびポリプロピレ ン)、ケルヴァー(Kelvar)繊維、ポリアミド繊維(たとえばナイロン)、セル ロース繊維(たとえば麻布)、炭素繊維、不織ポリエステル(たとえばルトラヴ ィル(Lutravil)1DH7210B/LDVT222およびフロイデンベル ク(Freudenberg)PTLD585G/PTLD600B)などのクロス材料お よび紙(たとえばクラフト紙#60)からなる群から選ばれた少なくとも一つが 含まれる。繊維性補強層は、織布であっても不織布であってもよいことは了解さ れるであろう。非繊維性層の非限定的な例としては、本質的に熱硬化性樹脂(た とえばポリウレタン、ポリエステルおよびエポキシ樹脂)、アルミニウム箔など の金属、ポリカーボネート(たとえばレキサン(Lexan)およびダウカリバー(D ow Calibre)、ポリカーボネート/ABSアロイ(たとえばダウパルス(Dow Pu lse)、ABSターポリマー(たとえばローヤライト(Royalite)59およびダ ウマグナム(Dow Magnum)、ポリエステルテレフタレート(PET)、ビニール、 スチレン−無水マレイン酸(たとえばアーコダイラーク(Arco Dylark)及びガ ラス繊維強化ポリプロピレン(たとえばアズデル(Azdel)からなる群から選ば れた少なくとも一つが含まれる。多くの非繊維性補強層材料はそれら自体が繊維 性材料で補強されていてもよく、従って、可撓性補強層は繊維性材料と非繊維性 材料との構成上混合または混成の組合せであってもよいことが了解されるであろ う。枠要素20に用いられるもののごときポリウレタンフォームへの補強層の組 み入れ方法は、とりわけアメリカ合衆国特許第5,389,316号〔カーマン (Kerman)〕に開示されており、その内容を引用によりここに挿入する。 本発明の範囲および精神に含まれる他の修飾、変形は、当業者にとっては明ら かであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 105:04 B29L 31:58 (31)優先権主張番号 08/706,432 (32)優先日 平成8年8月30日(1996.8.30) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/706,433 (32)優先日 平成8年8月30日(1996.8.30) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ヒル キース アメリカ合衆国 ミシガン州 48067 ロ イアル オウク フェリス ストリート 1127

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.比較的高い密度の堅いフォームの枠要素(frame element)及びトリムカバ ーの取付け手段を包含する乗客シート製造用モールドにおいて、該モールドは 、モールドキャビティ(mold cavity)を限定するように組合わすことができ るモールドの第一の半分及びモールドの第二の半分を包含しており、該モール ドの第一の半分は、枠要素に埋められているトリムカバーの取付け手段が、該 モールドの第一の半分の内面と隣り合うような方法で枠要素を支持するように 変えられており、該モールドの第一の半分は、さらに、枠要素に埋められてい るトリムカバーの取付け手段に対応する位置に対し比較的周辺の位置で、その 内面に配置されている密封手段を包含することを特徴とする乗客シート製造用 モールド。 2.密封手段がダム(dum)であることを特徴とする請求の範囲1に記載のモー ルド。 3.ダムが約10mm未満の高さを有することを特徴とする請求の範囲2に記載 のモールド。 4.ダムが約2乃至8mmの範囲内の高さを有することを特徴とする請求の範囲 2に記載のモールド。 5.ダムが約2乃至6mmの範囲内の高さを有することを特徴とする請求の範囲 2に記載のモールド。 6.ダムが約2乃至4mmの範囲内の高さを有することを特徴とする請求の範囲 2に記載のモールド。 7.ダムが第一のモールドの内面の全周辺に実質的に沿って配置されていること を特徴とする請求の範囲2〜6の何れか一項に記載のモールド。 8.モールドの第一の半分に対して枠要素を押し付けるためのプレス手段を包含 することを特徴とする請求の範囲1〜7の何れか一項に記載のモールド。 9.プレス手段が、モールドの第二の半分の内面上に配置され、モールドキャビ ティ内に突き出る部材を包含することを特徴とする請求の範囲8に記載のモー ルド。 10.プレス手段が、モールドの第二の半分の内面上に配置され、モールドキャ ビティ内に突き出る複数の部材を包含しており、該部材は、閉位置において、 モールドの第一の半分及びモールドの第二の半分の組合わせにより、モールド の第一の半分の内面に対して、枠要素を押圧することを実施できるものである ことを特徴とする請求の範囲8に記載のモールド。 11.さらに、枠要素に埋められた乗物への固定手段(vehicle anchorage mean s)を受ける入れ物手段(receptacle means)を包含することを特徴とする請 求の範囲1〜10の何れか一項に記載のモールド。 12.入れ物手段は、乗物への固定手段が、モールドの第一の半分の外側に延び ることを許す孔を包含することを特徴とする請求の範囲11に記載のモールド。 13、さらに、モールドの第一の半分の内面に対して枠要素を押圧するように、 該孔を通して延びる乗物への固定手段を引張るための引張り手段(pulling me ans)を包含することを特徴とする請求の範囲12に記載のモールド。 14.引張り手段が油圧シリンダ(hydraul cylinder)を包含することを特徴と する請求の範囲13に記載のモールド。 15.引張り手段が空気シリンダ(pneumatic cylinder)を包含することを特徴 とする請求の範囲13に記載のモールド。 16.さらに、モールドの第一の半分及びモールドの第二の半分の間のパート− ライン(part-line)に配置されている通気手段(vent means)を包含するこ とを特徴とする請求の範囲1〜15の何れか一項に記載のモールド。 17.乗客シートの製造用システムにおいて、比較的高い密度の、堅い泡で構成 されている枠要素を製造するための第一のモールドを包含しており、該第一の モールドは、枠モールドキャビティを限定するように組み合わせることができ る第一のモールドの半分及び第二のモールドの半分を包含しており、該第一の モールドの半分は、枠要素及び乗物への固定手段の周辺の少くとも部分に沿っ てトリムカバー取付け手段を運ぶように適合されており、また枠要素を比較的 低い密度、弾性の泡に付着させるための第二のモールドを包含しており、該第 二モールドは、乗客シートモールドキャビティを限定するように組み合わせる ことができるモールドの第三の半分及びモールドの第四の半分を包含しており 、モールドの第三の半分は、枠要素に埋められているトリムカバー取付け手段 が、モールドの第三の半分の内面に隣接するような方法で、枠要素を支持する ように適合されており、さらに、モールドの第三の半分は、枠要素に埋められ ているトリムカバー取付け手段に対応する位置に対し比較的周辺の箇所にその 内面に配置されている密封手段を包含することを特徴とするシステム。 18.密封手段がダムであることを特徴とする請求の範囲17に記載のシステム 。 19.ダムが約10mm未満の高さを有することを特徴とする請求の範囲18に 記載のシステム。 20.ダムが約2乃至8mmの範囲内の高さを有することを特徴とする請求の範 囲18に記載のシステム。 21.ダムが約2乃至6mmの範囲内の高さを有することを特徴とする請求の範 囲18に記載のシステム。 22.ダムが約2乃至4mmの範囲内の高さを有することを特徴とする請求の範 囲18に記載のシステム。 23.ダムが第三のモールドの内面の全周辺に実質的に沿って配置されているこ とを特徴とする請求の範囲18〜22の何れか一項に記載のシステム。 24.モールドの第三の半分に対して枠要素を押圧するためのプレス手段を包含 することを特徴とする請求の範囲17〜23の何れか一項に記載のシステム。 25.プレス手段が、モールドの第四の半分の内面上に配置され、モールドキャ ビティ内に突き出る部材を包含することを特徴とする請求の範囲24に記載の システム。 26.プレス手段が、モールドの第四の半分の内面上に配置され、モールドキャ ビティ内に突き出る複数の部材を包含しており、該部材は、閉位置において、 モールドの第三の半分及びモールドの第二の半分の組合わせにより、モールド の第三の半分の内面に対して、枠要素を押圧することを実施できるものである ことを特徴とする請求の範囲24に記載のシステム。 27.さらに、枠要素に埋められた乗物への固定手段を受ける入れ物手段を包含 することを特徴とする請求の範囲26の何れか一項に記載のシステム。 28.入れ物手段は、乗物への固定手段が、モールドの第三の半分の外側に延び ることを許す孔を包含することを特徴とする請求の範囲27に記載のシステム 。 29.さらに、モールドの第三の半分は、該孔を通して延びる乗物固定手段を引 張るための引張り手段を包含することを特徴とする請求の範囲28に記載のシ ステム。 30.引張り手段が油圧シリンダを包含することを特徴とする請求の範囲29に 記載のシステム。 31.引張り手段が空気シリンダを包含することを特徴とする請求の範囲29に 記載のシステム。 32.第一のモールドは、モールドの第一の半分及びモールドの第二の半分の間 のパート−ラインに配置されている通気手段を包含することを特徴とする請求 の範囲17〜31の何れか一項に記載のシステム。 33.第二のモールドは、モールドの第三の半分及びモールドの第二の半分の間 のパート−ラインに配置されている通気手段を包含することを特徴とする請求 の範囲17〜32の何れか一項に記載のシステム。
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