JP2000509047A - 3―アルコキシピリジン―2―カルボキサミドエステル類、その製法および薬剤としてのその使用 - Google Patents

3―アルコキシピリジン―2―カルボキサミドエステル類、その製法および薬剤としてのその使用

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Abstract

(57)【要約】 式

Description

【発明の詳細な説明】 3−アルコキシピリジン−2−カルボキサミドエステル類、 その製法および薬剤としてのその使用 本発明は、3−アルコキシピリジン−2−カルボキサミドエステル類、その製 法およびコラーゲン生合成の阻害のための使用および線維症性疾患の治療用の薬 剤としての使用に関する。 酵素プロリルおよびリシルヒドロキシラーゼを阻害する化合物は、コラーゲン に特異的なヒドロキシル化反応に影響を及ぼすことによってコラーゲン生合成の きわめて選択的な阻害を引き起こす。その過程で、タンパク質に結合したプロリ ンまたはリシンは、酵素プロリルまたはリシルヒドロキシラーゼによってヒドロ キシル化される。もしこの反応が阻害剤によって抑制されるならば、非機能性の 、ヒドロキシル化不足のコラーゲン分子が結果的に生じて、これは、細胞によっ て細胞外隙に少量だけ放出されることができる。このヒドロキシル化不足のコラ ーゲンはさらに、コラーゲンマトリックスに組込まれることができず、非常に簡 単にタンパク分解によって分解される。これらの作用の結果、細胞外に蓄積する コラーゲンの量は、全体で減少する。 プロリルヒドロキシラーゼの阻害剤は、このため、コラーゲンの蓄積が臨床的 状況に決定的に寄与している病気の治療に適する物質である。これらは、なかん ずく、肺、肝臓および皮膚の線維症(強皮症および熱傷、外傷および外科的介入 後の瘢痕)、ならびにアテローム性動脈硬化症も包含する。 酵素プロリルヒドロキシラーゼがピリジン−2,4−および−2,5−ジカルボン酸 によって効果的に阻害されることは、公知である[K.Majamaa外、Eur.J.Bioch em.138(1984)239−245]。しかしながら、細胞培養においては、これらの化合物 は、非常に高い濃度においてのみ阻害剤として活性である [Tschank.G.外、Biochem.J.238(1987)625-633]。ピリジン-2,4(5)−ジカル ボキシレート類のプロドラッグもまた、公知である。これらは、特許出願EP−A −0 590 520およびDE−A−42 38 506およびEP−A−0 562 512に記載されている 。 プロリル−4−ヒドロキシラーゼの阻害剤としてのN−オキサリルグリシン類 は、J.Med.Chem.1992,35,2652−2658(Cunliffe外)およびEP−A−0 457 1 63から公知である。 さらに、3−ヒドロキシピリジン−2−カルボン酸(グリシルエチルエステル )アミドは、J.Org.Chem.31、636−638(1966)に記載されている。 このため、特にその全身的および/または局所的使用において特に高い生体内 および/または試験管内活性によって識別される化合物を提供することが、目的 であった。 驚くべきことに、今回、式Iの3−アルコキシピリジン−2−カルボキサミド エステルが特に強い活性をもつコラーゲン生合成の阻害剤であることがわかった 。本発明の化合物は、EP−A−0 650 960に記載された化合物から選択される。こ の欧州特許出願に述べられた化合物と比べて、これらは、特にそれらが線維症性 疾患に対する全身的および/または局所的使用について特に高い生体内および試 験管内活性によって識別される。これらの疾患には、例えば肺、肝臓、腎臓、心 臓、眼および皮膚の線維症ならびにアテローム性動脈硬化症におけるもの、が包 含される。 式Iの化合物は、最も多様な細胞(たとえば正常なヒト皮膚線維芽細胞、ラッ トの肝臓からの一次脂肪摂取細胞、ラットの肝臓の上皮細胞および頭蓋冠の器官 培養で)におけるコラーゲン生合成の有効な阻害に導く。 これらは特に、コラーゲン生合成の阻害剤としての局所使用、抗線維症活性化 合物としての局所使用および結合組織(コラーゲン)の増大した形成に よって引き起こされる病気の種類における局所使用に適する。このように、式I の化合物は、例えば、人体に関する外科的介入後の瘢痕の回避/減少のための局 所使用ならびに眼疾の術後処置、例えば緑内障の術後処置、および特に肺におけ る、放射線に誘発された線維症または化学療法によって誘発された線維症におけ る局所使用に適している。 本発明に従う化合物は、Bがカルボキシル基である式Iの相当するカルボン酸 のエステルプロドラッグである。 式Iの化合物は、生体内で(生体内で)および細胞培養において(試験管内で )開裂して、Bがカルボキシル基またはその塩である式Iの化合物となる。 式Iの化合物の投与後に、これらは生体内および試験管内で観察されるべきコ ラーゲン生合成の阻害を引き起こし、Bがカルボキシル基またはその塩である式 Iの化合物が形成されでいる。これらの化合物は、プロリル−4−ヒドロキシラ ーゼを阻害し、このためコラーゲン生合成の阻害に導く。 本発明による化合物は、下記式Iに相当し、その生理学的に活性な塩を包含す る。 式中、 R1、R2およびR3は、水素であり、 R4は、(C1−C6)−アルキルであり、 Aは、−CH2基(ここで、1個の水素はメチル基によって置換されていてもよ い)であり、そして Bは、−CO2Gであって、ここでGは、アルコールGOHの基である。 好ましい式Iの化合物は、下記の定義を有する化合物であり、その生理学的に 活性な塩を包含する: R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、(C1−C6)−アルキルであり、 Aが、−CH2基(ここで、1個の水素はメチル基によって置換されていてもよ い)であり、そして Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、分枝または非分枝または環状(C1−C20)−アルキル基、または、分枝ま たは非分枝または環状(C2−C20)−アルケニル基、相当する(C2−C20)−アルキニ ル基、相当する(C4−C20)−アルケニニル基またはレチニル基(ここでこれらの 基は、各々の場合に1個以上の多重結合を有することができる)であるか、また はフェニルアルキル基であり、ここで上記の基は、特に、ヒドロキシル、ハロゲ ン、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、(C1−C12)−アルキル、(C3− C8)−シクロアルキル、(C5−C8)−シクロアルケニル、(C1−C12)−アルコキシ、 (C1−C12)−アルコキシ−(C1−C12)−アルキル、(C1−C12)−アルコキシ−(C1− C12)−アルコキシ、フェニル−(C1−C4)−アルキルオキシ、(C1−C8)−ヒドロキ シアルキル、(C1−C12)−アルキルカルボニルオキシ、(C3−C8)−シクロアルキ ルカルボニルオキシ、ベンゾイルオキシ、フェニル−(C1−C4)−アルキルカルボ ニルオキシより成る群から選択される1個以上の置換基を含む。 好ましい式Iの化合物はさらに、下記の定義を有する化合物であり、その生理 学的に活性な塩を包含する: R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、(C1−C4)−アルキルであり、 Aが、−CH2基(ここで、1個の水素原子はメチル基によって置換されていて もよい)であり、そして Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、分枝または非分枝または環状脂肪族(C1−C18)−アルキル基、(C3−C8) −シクロアルキル−(C1−C8)−アルキル基、ゲラニル、ファルネシルまたはレチ ニル基のような分枝または非分枝(C2−C18)−アルケニル基、または相当する(C2 −C18)−アルキニル基、ベンジル、フェネチル、フェニルプロピルまたはフェニ ルブチル基であり、ここで上記の基は、ヒドロキシル、(C1−C4)−アルコキシ、 (C1−C6)−アルキルカルボニルオキシ、(C3−C8)−シクロアルキルカルボニルオ キシ、ベンゾイルオキシまたはフェニル−(C1−C4)−アルキルカルボニルオキシ より成る群から選ばれる1個の置換基を含む。 特に好ましい式Iの化合物は、下記の定義を有する化合物であり、その生理学 的に活性な塩を包含する: R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、(C1−C4)−アルキルであり、 Aが、−CH2基(ここで、1個の水素原子はメチル基によって置換されていて もよい)であり、そして Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、分枝または非分枝または環状脂肪族(C1−C18)−アルキル基、(C3−C8) −シクロアルキル−(C1−C4)−アルキル基、分枝または非分枝(C2−C18)−アル ケニル基、ベンジル、フェネチル、フェニルプロピルまたはフェニルブチル基で ある。 特に好ましい式Iの化合物はさらに、下記の定義を有する化合物であり、その 生理学的に活性な塩を包含する: R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、メチルであり、 Aが、−CH2基(ここで、1個の水素はメチル基によって置換されていてもよ い)であり、そして Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、分枝または非分枝(C1−C18)−アルキルまたは(C2−C18)−アルケニル基 である。 特に好ましい式Iの化合物はさらに、下記の定義を有する化合物であり、その 生理学的に活性な塩を包含する: R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、メチルであり、 Aが、−CH2基であり、そして Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、分枝または非分枝(C1−C18)−アルキルまたは(C2−C18)−アルケニル基 である。 特に、好ましい式Iの化合物は、下記の定義を有する化合物であり、その生理 学的に活性な塩を包含する: R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、メチルであり、 Aが、−CH2基であり、 Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、線状(C1−C18)−アルキル基である。 特に好ましい式Iの化合物は、Gが線状(C1−C16)−アルキル基である化合物 であり、その生理学的に活性な塩を包含する。 本発明はさらに、式Iの化合物の塩を包含する。 酸性試薬との塩形成は、ピリジンのN原子で実施することができる。 使用される試薬は、例えば、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、HCl、H2 SO4、H3PO4および酸性基を有する薬剤である。 本発明は、特に種々の細胞における、コラーゲン生合成の阻害に使用するため の式Iの化合物および生理学的に許容できる塩に関する。 本発明は、生体内および試験管内でプロリル−4−ヒドロキシラーゼの阻害に 使用するための式Iの化合物および生理学的に許容できる塩に関する。 本発明はさらに、肺、肝臓、腎臓、心臓、眼および皮膚の線維症性疾患に使用 するための式Iの化合物および生理学的に許容できる塩に関する。本化合物はま た、アテローム性動脈硬化症に使用することもできる。これに関して、全身およ び/または局所適用が使用される。 特に本発明は、特にコラーゲン生合成の阻害剤として、抗線維症活性化合物と して、および結合組織(コラーゲン)の増大した形成によって引き起こされる種 類の病気において、局所使用するための式Iの化合物および生理学的に許容でき る塩に関する。これらには、人体に関する外科的介入後の瘢痕の回避/減少のた めの使用、および眼の手術、例えば緑内障手術の術後処置における使用、および 特に肺における、放射線で誘発された線維症または化学療法によって誘発された 線維症における使用が包含される。 結局、本発明は、薬剤として使用するための式Iの化合物に関する。 特に本発明は、皮膚、肺および眼の線維症における、特に緑内障の術後処置の ための、局所使用のための式Iの化合物に関する。 本発明はさらに、式Iの化合物の製造方法に関する。 Aが−CH2−基(ここで、1個の水素はメチル基によって置換されていてもよ い)であり、BがCO2Gである式Iの化合物は、 i1)式II(R5=H)のピリジン−2−カルボン酸を式IIIのアミノエステルまた はそれらの塩と反応させて式Iのアミドエステルを得るか;または i2)式II[R5=(C1−C16−アルキル)のピリジン−2−カルボン酸エステルをア ミノ分解の条件下で反応させて式Iの化合物を得るか;または ii)式IVの化合物をアルコールGOHでエステル化するか、または iii)式Vの化合物をR4X(ここでXは、脱離基、特にハロゲン、−OSO2Me、-OSO2 フェニルなどである)でアルキル化する ことによって製造される。 スキーム1 アミド形成(反応i1)のための適当な工程は、ペプチド化学から公知のカルボ ニル活性化および縮合反応の方法である。 カルボン酸活性化に使用する試薬は、塩化チオニル、塩化オキサリル、塩化ピ バロイル、クロロギ酸エステル誘導体またはN,N'−カルボニルジイミダゾールの ような当技術分野に習熟した人には公知の物質であることができる。式IIの化合 物の活性化された誘導体は、製造後、現場で式IIIのアミド誘導体と反応させる 。 適当な縮合剤は、例えばN,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミド/N−ヒドロ キシ−1H−ベンゾトリアゾールおよびN−エチルモルホリンの組合せである。 適当な溶媒は、ジクロロメタン、テトラクロロメタン、酢酸ブチル、酢酸エチ ル、トルエン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン、ア セトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメ チルスルホキシド、ニトロメタンおよび/またはピリジンである。 本発明による式Iの化合物は、有用な薬理学的性質を有し、そして特に抗線維 症活性を示す。 抗線維症作用は、下記の動物モデルにおいて決定することができる: Unemori.E.N.外、J.Invest.Dermatol.,101:280−5(1993)の、皮下に インプラントされた浸透圧ミニポンプの周囲の結合組織カプセルの形成、 Boyle.E.、Mangan.F.R.,Br.J.Ep.Pathnol.61:351−60(1980)の、 皮下にインプラントされた“コットンペレッド”またはポリビニルスポンジのコ ラーゲン含量;および Ward.H.E.外、Res.,136,15−21(1993)、およびSantana.A.外、Am.J. Respir.Cell.Mol.Biol.13:34−44(1995)の、放射線で誘発されたかまた は化学的に誘発された線維症後の肺のコラーゲン含量。 細胞培養におけるプロピル−4−ヒドロキシラーゼの阻害: 正常なヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)、ラットの肝臓上皮細胞(参考文献1)お よびこの肝臓からの脂肪摂取細胞(参考文献2)を物質試験の細胞モデルとして 使用する。これを行うために、細胞を阻害剤の存在において培養する。同時に、 今度新たに合成されるコラーゲンを、4−3H−L−プロリンおよび14 C−プロリンによって代謝的に標識付けする。次にコラーゲンのヒドロキシル 化度に関する試験物質の効果を、Chojkier外の方法(参考文献3)に従って決定 する。使用する標準物質は、2,2'−ジピリジルである。[1:Schrode.W.,Mec ke、D.,Gebhard.R.(1990)。門脈周囲の肝細胞における肝臓上皮細胞系との共 培養によるグルタミン・シンセターゼの誘発(Induction of glutamine syntheta se in periportal hepatocytes by cocultivation with a liver epithelial ce ll line)。Eur.J.Cell.Biol.53:35−41、2:Blomhoff.R.,Berg T.(199 0)。ラットの肝臓の星状細胞の単離および培養(Isolation and cultivation of rat liver stellate cells)。Methods Enzymol.190:59−71および、3:Chojk ier.M.,Peterkofsky.B.,Bateman.J.(1980)。コラゲナーゼ消化物中のプロ リンの[4−3H]:[14C]比の変化を測定することによるプロリンのヒドロキシル 化の程度を測定するための新規方法(A new method for determining the exten t of proline hydroxylation by measuring changes in the ration of[4−3H] :[14C]proline in collagenase digests)。Anal.Biochem.108:385−393]。 Biochem.J.(1994)300,525−300による試験管内での(鶏の胚の頭蓋冠におけ る)プロリル−4−ヒドロキシラーゼの阻害: 1.代謝性標識付け 頭蓋冠を、受精後15日の鶏の胚から切り離して、ハンクス液最小必須培地イー グル[HMEM、BioWhittaker,米国メリーランド州ウォーカーズビル]中で、37℃ で3分間洗浄する。4個の頭蓋冠の各々を、2mMグルタミンおよび1μCi[lacun a][U−14C]プロリンおよび種々の濃度の阻害剤を加えた1.5mlのHMEMを用いてガ ラス容器中で37℃で2.5時間培養する。この試料容器を氷中に差し込むことによ ってこの培養を終了させる。培地を除去し、頭蓋冠を、 1mlの2回蒸留したH2Oで簡単に洗浄する。次にこの頭蓋冠を、3mlの0.5M酢酸 および18μgのフッ化フェニルメタンスルホニルで処理して、16時間抽出する。 この抽出溶液を、4℃で0.5M酢酸に対して透析して遊離の[U−14C]プロリン を除去し、そしてアリコートに分けて凍結乾燥する。 2.ヒドロキシプロリン−分析 凍結乾燥した試料のアリコートを、2mlの6N HClに溶解させて、105℃で24 時間加水分解する。次に塩酸を蒸発させる。残留物を300μlの2回蒸留したH2O 中に再懸濁させて、エッペンドルフ容器に移し、再び乾燥させる。残留する塩酸 塩を、60μlのエタノール/H2O/トリエチルアミン2:2:1(v:v:v)[lacun a]に溶解させることによって中和し、乾燥を繰り返す。次にアミノ酸を、室温で 20分間、エタノール/トリエチルアミン/フェニルイソチオシアナート/H20 7:1:1:1(v:v:v:v)の溶液中で誘導体化させ、再乾燥させる。HPLCを 用いる分析のために、この試料を150μlのリン酸塩緩衝剤[5mM Na2HPO4、pH7. 4/アセトニトリル95:5(v:v)]に溶解させ、10,000gで5分間遠心分離する 。50μlを分析のために使用する。HPLCクロマトグラフィーは、下記の勾配系を 使用して、C18逆相カラムウルトラスフェアーODS 3μm、4.6nim×7.5cm(ベッ クマン)上で50℃で実施する: 時 間 緩衝剤A 緩衝剤B 0分 100% 0〜9分 100〜90% 0〜10% 9〜11分 90〜0% 10−100% 11〜12分 0% 100% 12〜14分 0〜100% 100〜0% 14〜19分 100% 溶液A:70mM 酢酸Na pH6.14/0.1%アセトニトリル 溶液B:アセトニトリル/メタノール/水45:15:40(v:v:v) 3.SDS−ポリアクリルアミド一ゲル電気泳動 1.からの凍結乾燥させた試料のアリコートを、SDS−ポリアクリルアミド−ゲ ル電気泳動のために、10mMトリス/HCl、pH8/1mM EDTA/1%SDSおよび5% メルカプトエタノールを用いて溶解させ、95℃で5分間変性させる。電気泳動を 直線勾配ゲル(5−15%)上で実施する。メタノール/氷酢酸/水3:1:6( v:v:v)中で固定後、ゲルを乾燥させ、−70℃でコダックX−Oマット・フィル ムの露光に使用する。 以下に、EP−A−0 650 960からの化合物と比較した本発明による化合物の驚く べき利点を、ラットの肝臓細胞におけるプロリル−4−ヒドロキシラーゼ(コラ ーゲン生合成)の阻害による比較実験によって具体的に示す。 この比較は、選択発明である本発明による化合物が、EP−A−0 650 960の化合 物と比較して、驚くべき低濃度(≦10μm、実験モデルに依る)でさえ高い阻害 率(−50%)を示すことを示している。 式Iの化合物は、場合により許容できる製剤用賦形剤とともに、これらを含有 する医薬製剤の形態で薬として使用することができる。本化合物は、例えば、こ れらの化合物を、例えば水、アラビアゴム、ゼラチン、乳糖、澱粉、 ステアリン酸マグネシウム、滑石、植物油、ポリアルキレングリコール、黄色ワ セリンなどのような腸内、経皮または非経口投与または吸入による投与に適する 製剤用の有機または無機賦形剤との混合物として含有する医薬製剤の形態で、医 薬として使用することができる。 この目的のためには、これらは、0.1ないし25mg/kg/日、好ましくは1ない し5mg/kg/日、の用量で経口的に、または0.01ないし5mg/kg/日、好ましく は0.01ないし2.5mg/kg/日、特に0.5ないし1.0mg/kg/日、の用量で非経口的 に、投与することができる。重篤な場合には、用量を増加させることもできる。 しかしながら、多くの場合に、比較的低い用量で十分である。これらの詳細は、 体重ほぼ75kgの成人に関するものである。 3−メトキシピリジン−2−カルボン酸は、E.V.Brown、M.B.Shambhuによ りJ.Org.Chem.36,2002(1971)から公知である(式II;R1−R3=H、R4=Me、 R5=Hと比較されたい)。 さらに、3−メトキシピリジン−2−カルボン酸メチル(式II、R5=CH3と比 較されたい)は、Acta Chem.Scand.23、1791(1969)から公知である。 下記の実施例で出発物質として使用した3−メトキシピリジン−2−カルボン 酸は、マルトールから得た4−クロロ−3−メトキシ−2−メチルピリジンから 出発して得た(EP−A−0 208 452およびEP−A−0 304 732と比較されたい)。 下記の実施例では、本発明による式Iの化合物は、置換されたピリジン−2− カルボン酸(グリシルエステル)アミドと表記する。 この表記法は、置換されたピリジン−2−カルボン酸N−((アルコキシカルボニ ル)メチル)アミドを意味するものである。 あるいはまた、置換されたN−(ピリジル−2−カルボニル)グリシンとしての 分類も可能である。 実施例1 N−(((1−ブチルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2−カ ルボキサミド a)3−メトキシピリジン−2−カルボン酸塩酸塩 a1)4−クロロ−3−メトキシ−2−メチルピリジン1−オキシド 100mlのオキシ塩化リン中の11.2g(80.5ミリモル)の3−メトキシ−2−メ チル−4(1H)−ピリドンを、10時間還流下に加熱した。混合物を続いて濃縮し、 2mlを30mlのトルエンと毎回混合し、再濃縮し、そして残留物を150mlの水に溶 解させ、K2CO3を用いてpH11に調整してジクロロメタンで抽した。有機相を水で 洗浄し、乾燥させ、溶媒を除去した。この淡褐色油(9g)から、標準的な条件下 でジクロロメタン中のm−クロロ過安息香酸を用いて8gの生成物を得た。融点 88〜89℃(石油エーテルから)。 a2)4−クロロ−2−ヒドロキシメチル−3−メトキシピリジン 30g(173ミリモル)の4−クロロ−3−メトキシ−2−メチルピリジンN− オキシドを100mlの氷酢酸に溶解させ、80℃で撹拌しながら滴加して150mlの無水 酢酸と混合して、混合物を110℃で2時間撹拌した。次に混合物を80℃まで冷ま して、200mlのメタノールを滴加し、混合物を加熱して15分間沸騰させ、そして 冷却後に減圧濃縮し、残留物をメタノールに溶解させて、300mlの1.5N水酸化ナ トリウムのメタノール溶液中に注加し、20℃で30分間撹拌し、そして減圧濃縮し た。残留物を水に溶解させて、ジクロロメタンで3回抽出し、有機相を乾燥させ 、濃縮した。残留物を石油エーテルで結晶させた。これにより23gの生成物を得 た。融点64〜66℃。 a3)4−クロロ−3−メトキシピリジン−2−カルボン酸 20℃で、52.2g(0.3モル)の上記アルコールを、900mlの水に溶解させた24g のKOHに加えて、混合物を、70g(0.44モル)の過マンガン酸カリウム と1度に少量づつ、各場合に変色が起こるまで50〜60℃で混合した。50℃で1時 間撹拌した後、この熱混合物を吸引濾過し、濾過ケークを湯で3回すすぎ、濾液 を300mlまで減圧濃縮し、冷却しながら濃HClを用いてpH1に調整した。吸引濾過 し、乾燥させると、50gの生成物が得られた。融点121℃(分解せず)。 a4)500mlのメタノール/テトラヒドロフラン(1:1)中の29g(0.15モル) の上記4−クロロピリジンカルボン酸を、水素化装置内でPd/C(10%)を用い て水素化した。3.1lの水素が吸収された後、触媒を吸引濾過によって除去し、濾 液を濃縮した。結晶質の残留物を酢酸エチルで処理し、吸引濾過して取り、乾燥 させた;収量29g、融点170℃(分解を伴う)。 b)3.8g(20ミリモル)の3−メトキシピリジン−2−カルボン酸塩酸塩を、50 0mlの無水ジクロロメタン中に懸濁させ、20℃で撹拌しながら、6.1g(20ミリモ ル)のグリシン1−ブチルエステル トシレート(水分離器上のグリシン、1− ブタノール、p−トルエンスルホン酸とトルエンから製造された)と混合し、次 に7.5ml(60ミリモル)のN−エチルモルホリン、3g(22.5ミリモル)の1− ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾールおよび8.5g(20ミリモル)のN−シクロ ヘキシル−N'−(2−モルホリノエチル)カルボジイミドメト−p−トルエンス ルホネート(CMC)と混合し、20℃で24時間撹拌した。次に未溶解粒子を吸引濾 過して取り、濾液を重炭酸Na水溶液、1N塩酸水溶液そして水で順次抽出した。 有機相を乾燥させ、減圧濃縮し、油状残留物を引っ掻きによって結晶させた。こ れにより1.76gの無色の標題化合物を得た。融点60〜62℃。 実施例2 N−(((1−オクチルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2− カルボキサミド 2.5g(13ミリモル)の3−メトキシピリジン−2−カルボン酸塩酸塩、5.5ml (45ミリモル)のN−エチルモルホリン、2g(15ミリモル)の1−ヒドロキシ −1H−ベンゾトリアゾール、4.7g(13ミリモル)のグリシンオクチルエステル トシレート(水分離器上でトルエンを用いてグリシン、1−オクタノールおよ びp−トルエンスルホン酸から製造した)および6.3g(15ミリモル)のCMC(実 施例1を参照)を、350の無水ジクロロメタン中で48時間撹拌した。実施例1の 方法によって仕上げた後、粗生成物をジクロロメタン(溶離中に2.5%までのメ タノールを添加した)を使用するシリカゲル上のクロマトグラフにかけた。これ により3.6gの無色油状の標題化合物を得た。1H NMR(CDCl3):δ=4.26(d、 CH2−グリシン)。 実施例3 N−(((1−ドデシルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2− カルボキサミド 実施例1の方法によって、400mlの無水ジクロロメタン中の2.8g(15ミリモル )の3−メトキシピリジン−2−カルボン酸塩酸塩を、20℃で、6.2g(15ミリ モル)のグリシン1−ドデシルエステル トシレート[水分離器上で38g(0.5モ ル)のグリシン、93.2g(0.5モル)の1−ドデカノールおよび115g(0.6モル )のp−トルエンスルホン酸から製造し;140gの生成物がジエチルエーテルで 結晶した、融点約106℃、80℃で焼結]、8.2ml(60ミリモル)のN−エチルモル ホリン、2g(15ミリモル)の1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾールおよび 6.3g(15ミリモル)のCMCとともに24時間撹拌した。強いエマルジョン形成のた め、実施例1と同様に仕上げるためにジクロロメタンを減圧蒸留して除去し、残 留物をジエチルエーテルに溶解させた。有機相を、硫酸マグネシウムで乾燥させ 、減圧濃縮し、得られた4.7gの黄色油を次に、酢酸エチルを使用するシリカゲ ル上のクロマトグラフにかけた。 これによって4gの淡黄色油を得たが、このものはガラスロッドで引っ掻いた後 2日間放置した後結晶化した。3.6gの無色の標題化合物(融点47〜49℃)を単 離した。 実施例4 N−(((1−ペンチルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2 −カルボキサミド。 実施例5 N−(((1−ヘキシルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2 −カルボキサミド。 実施例6 N−(((1−ヘプチルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2 −カルボキサミド。 実施例7 N−(((1−ノニルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2− カルボキサミド。 実施例8 N−(((1−デシルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2− カルボキサミド。 実施例9 N−(((1−テトラデシルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン −2−カルボキサミド。 実施例10 N−(((1−オクタデシルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン −2−カルボキサミド。 実施例11 N−(((1−プロピルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2 −カルボキサミド。 実施例12 N−(((2−プロピルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2 −カルボキサミド。 実施例13 N−(((1−トリデシルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン− 2−カルボキサミド。 実施例14 N−(((1−ヘキサデシルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン− 2−カルボキサミド 300mlのジクロロメタン中の5.7g(30ミリモル)の4−クロロ−3−メトキシ ピリジン−2−カルボン酸および14.2g(30ミリモル)のグリシンヘキサデシル エステル トシレート(融点約90℃、水分離器上でグリシン、1−ヘキサデカノー ル、p−トルエンスルホン酸からトルエンを用いて製造した)を、実施例1の方 法によって、7.7(60ミリモル)のN−エチルモルホリン、4.5g(33ミリモル) の1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾールおよび12.8g(30ミリモル)のN− シクロヘキシル−N'−(2−モルホリノエチル)カルボジイミドメト−p−トル エンスルホネート(CMC)と混合し、24時間撹拌した。その後未溶解粒子を吸引 濾過して除去し、濾液を重炭酸Na水溶液、水そして塩酸水溶液で抽出し、有機相 を濃縮して、残留物(14g)を500mlのテトラヒドロフラン/メタノール(1: 1)に溶解させ、Pd/C(10%)と混合して、水素化装置内で水素化した。 水素の吸収が終わった後、触媒を吸引濾過して除去し、濾液を濃縮して、残留 物を酢酸エチルを使用するシリカゲル上のクロマトグラフにかけた。適 当な分画を濃縮し、残留物をジイソプロピルエーテルを用いて結晶化させた。こ れにより2.1gの標題化合物を無色の物質として得た。融点63〜65℃。 実施例15 N−((エチルオキシカルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2−カルボキ サミド塩酸塩 a)N−((エチルオキシカルボニル)メチル)−4−クロロ−3−メトキシピリジ ン−2−カルボキサミド 製造のために、4.7g(25ミリモル)の4−クロロ−3−メトキシピリジン− 2−カルボン酸を200mlの無水ジクロロメタン中に懸濁させて、20℃で撹拌しな がら連続的に3.5g(25ミリモル)のグリシンエチルエステル塩酸塩、6.4ml(50 ミリモル)のN−エチルモルホリン、3.8g(28ミリモル)の1−ヒドロキシ-(1 H)−ベンゾトリアゾールおよび5.15g(25ミリモル)のN,N'−ジシクロヘキシル カルボジイミドと混合し、20℃で20時間撹拌した。次いで未溶解粒子を濾過して 除去し、有機相を飽和炭酸ナトリウム水溶液とともに震盪し、乾燥し、減圧濃縮 した。残留物(6gの油)を酢酸エチルを使用するシリカゲル上のクロマトグラ フにかけて、5.4gの油状生成物を得た。 B)上記の物質を水素化装置内でPd/C(10%)を用いて水素化することによって 標題化合物を得た。融点141〜142℃(ガスの発生を伴う、ジエチルエーテルから )。 実施例16 N−(((2−ノニルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2−カ ルボキサミドラセミ化合物 2.5g(10ミリモル)のN−(カルボキシメチル)−3−メトキシピリジン− 2−カルボキサミド塩酸塩(融点157℃、ガスの発生を伴う)を100mlの 無水テトラヒドロフラン中に懸濁させて、1.6ml(12ミリモル)のトリエチルア ミンと混合し、次に少量のテトラヒドロフランに溶解させた2.4gの塩化ピバロ イルに撹拌しながら滴加してこれと混合した(温度が35〜40℃まで上昇する)。30 分後に、この混合物を減圧濃縮し、赤みがかった残留物を100mlの無水テトラヒ ドロフランに溶解させて、1.6mlのトリエチルアミンと混合した後、この混合物 を20℃で、2−ノナノール中のNa 2−ノナノラートの溶液[30mlの2−ノナノー ルおよび0.8g(20ミリモル)のNaHから製造した]に加えた。1時間後に、混合 物を減圧濃縮して、残留物をジクロロメタンと混合し、2N塩化アンモニウム水 溶液で抽出した。有機相を乾燥し、減圧濃縮して、残留物(9g)を酢酸エチル を使用するシリカゲル上のクロマトグラフにかけた。これによって1.1gの油状 で無色の標題化合物を得た。1 H NMR(DMSO):δ=3.95(d、CH2−グリシン)。 実施例17 N−(((4−ヘプチルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2− カルボキサミド 2.5g(10ミリモル)のN−(カルボキシメチル)−3−メトキシピリジン− 2−カルボキサミド塩酸塩を実施例16におけるように処理した後、20℃で、140m lの4−ヘプタノール中のNa 4−ヘプタノラートの溶液[140mlの4−ヘプタノ ールおよび0.6g(25ミリモル)のナトリウムから製造した、超音波浴]と混合 した。30分後に、混合物を1時間70ないし80℃に加熱し、冷却後に減圧濃縮して 、残留物を水に溶解し、ジクロロメタンで抽出した。有機相を減圧濃縮して、油 ポンプで乾燥した。油状粗生成物がほぼ15時間後に結晶化した。融点75〜78℃。 実施例18 N−(((3−ペンチルオキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシピリ ジン−2−カルボキサミド。 実施例19 N−(((1−(シス−9−オクタデセニル)オキシ)カルボニル)メチル)−3− メトキシピリジン−2−カルボキサミド。 実施例20 N−(((1−(トランス−3−ヘキセニル)オキシ)カルボニル)メチル)−3− メトキシピリジン−2−カルボキサミド。 実施例21 N−(((1−(3−メチルブヂル)オキシ)カルボニル)メチル)−3−メトキシ ピリジン−2−カルボキサミド。 実施例22 N−((メチルオキシカルボニル)メチル)−3−メトキシピリジン−2−カルボ キサミド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 A61K 31/00 643D A61K 31/44 31/44 (72)発明者 チヤンク,ゲーオルク ドイツ連邦共和国デー―55270クライン― ヴインテルンハイム.パリーザーシユトラ ーセ30 (72)発明者 ビツケル,マルテイン ドイツ連邦共和国デー―61348バートホム ブルク.ミツテルシユテツターヴエーク3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記式Iを有する化合物およびその生理学的に活性な塩。 式中、 R1、R2およびR3は、水素であり、 R4は、(C1−C6)−アルキルであり、 Aは、−CH2基(ここで、1個の水素はメチル基によって置換されていても よい)であり、そして Bは、−CO2Gであって、ここで Gは、アルコールGOHの基である。 2.R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、(C1−C6)−アルキルであり、 Aが、−CH2基(ここで、1個の水素はメチル基によって置換されていても よい)であり、そして Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、分枝または非分枝または環状(C1−C20)−アルキル基、または、分枝 または非分枝または環状(C2−C20)−アルケニル基、相当する(C2-C20)−アルキ ニル基、相当する(C4−C20)−アルケニニル基またはレチニル基(ここでこれら の基は、各々の場合に1個以上の多重結合を有することができる)であるか、ま たはフェニルアルキル基であり、ここで上記の基は、特に、ヒドロキシル、ハロ ゲン、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、(C1−C12)−アルキル、(C3 −C8)−シクロアルキル、(C5−C8) −シクロアルケニル、(C1−C12)−アルコキシ、(C1−C12)−アルコキシ−(C1−C12 )−アルキル、(C1−C12)−アルコキシ−(C1−C12)−アルコキシ、フェニル−( C1−C4)−アルキルオキシ、(C1−C8)−ヒドロキシアルキル、(C1−C12)−アルキ ルカルボニルオキシ、(C3−C8)−シクロアルキルカルボニルオキシ、ベンゾイル オキシ、フェニル−(C1−C4)−アルキルカルボニルオキシより成る群から選択さ れる1以上の置換基を含む で表わされる請求項1に記載の式Iの化合物およびその生理学的に活性な塩。 3.R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、(C1−C4)−アルキルであり、 Aが、−CH2基(ここで、1個の水素原子はメチル基によって置換されてい てもよい)であり、そして Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、分枝または非分枝または環状脂肪族(C1−C18)−アルキル基、(C3−C8 )−シクロアルキル−(C1−C8)−アルキル基、ゲラニル、ファルネシルまたはレ チニル基のような分枝または非分枝(C2−C18)−アルケニル基、または相当する( C2−C18)−アルキニル基、ベンジル、フェネチル、フェニルプロピルまたはフェ ニルブチル基であり、ここで上記の基は、ヒドロキシル、(C1−C4)−アルコキシ 、(C1−C6)−アルキルカルボニルオキシ、(C3−C8)−シクロアルキルカルボニル オキシ、ベンゾイルオキシまたはフェニル−(C1−C4)−アルキルカルボニルオキ シより成る群からの1の置換基を含む で表わされる請求項1または2に記載の式Iの化合物およびその生理学的に活性 な塩。 4.R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、(C1−C4)−アルキルであり、 Aが、−CH2基(ここで、1個の水素原子はメチル基によって置換されてい てもよい)であり、そして Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、分枝または非分枝または環状脂肪族(C1−C18)−アルキル基、(C3−C8 )−シクロアルキル−(C1−C4)−アルキル基、分枝または非分枝(C2−C18)−アル ケニル基、ベンジル、フェネチル、フェニルプロピルまたはフェニルブチル基で ある で表わされる請求項1〜3のいずれか1項に記載の式Iの化合物およびその生理 学的に活性な塩。 5.R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、メチルであり、 Aが、−CH2基(ここで、1個の水素はメチル基によって置換されていても よい)であり、そして Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、分枝または非分枝(C1−C18)−アルキルまたは(C2−C18)−アルケニル 基である で表わされる請求項1〜4のいずれか1項に記載の式Iの化合物およびその生理 学的に活性な塩。 6.R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、メチルであり、 Aが、−CH2基であり、そして Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、分枝または非分枝(C1−C18)−アルキルまたは(C2−C18)−アルケニル 基である で表わされる請求項1〜5のいずれか1項に記載の式Iの化合物およびその生理 学的に活性な塩。 7.R1、R2およびR3が、水素であり、 R4が、メチルであり、 Aが、−CH2基であり、 Bが、−CO2Gであって、ここで Gは、線状(C1−C18)−アルキル基である で表わされる請求項1〜6のいずれか1項に記載の式Iの化合物およびその生理 学的に活性な塩。 8.i1)式II(R5=H)のピリジン−2−カルボン酸を式IIIのアミノエステルまた はそれらの塩と反応させて式Iのアミドエステルを得るか;または i2)式II[R5=(C1−C16)−アルキル)]のピリジン−2−カルボン酸エス テルをアミノ分解の条件下で反応させて式Iの化合物を得るか; または ii)式IVの化合物をアルコールGOHでエステル化するか; または iii)式Vの化合物をR4X(ここでXは、脱離基、特にハロゲン、−OSO2Me、 −OSO2フェニルなどである)でアルキル化する ことより成る、Aが−CH2基〔ここで、1個の水素はメチル基によって置換さ れていてもよい)であり、そしてBがCO5Gである、請求項1〜7のいずれか1項 に記載の式Iの化合物を製造する方法。 9.生体内でプロリル−4−ヒドロキシラーゼを阻害するための請求項1〜7の いずれか1項に記載の式Iの化合物。 10.コラーゲン生合成を阻害するための請求項1〜7のいずれか1項に記載の式 Iの化合物。 11.病気になったヒトの器官における結合組織(コラーゲン)の蓄積(線維症) を回避する/減少させるための請求項1〜7のいずれか1項に記載の式Iの化合 物。 12.線維症性疾患に使用するための請求項1〜7のいずれか1項に記載の式Iの 化合物。 13.肺、肝臓、腎臓、心臓、眼および皮膚の線維症性疾患、ならびにアテローム 性動脈硬化症に使用するための請求項12に記載の式Iの化合物。 14.使用を局所的および/または全身的に行う、請求項12または13に記載の式I の化合物。 15.人体に関する外科的介入後の瘢痕を回避する/減少させるために局所使用す るための請求項14に記載の式Iの化合物。 16.皮膚における結合組織の増大した形成(線維症)の場合に局所使用する ための請求項9〜14のいずれか1項に記載の式Iの化合物。 17.肺における結合組織の増大した形成(線維症)の場合に局所使用する(吸入 による)ための請求項9〜14のいずれか1項に記載の式Iの化合物。 18.眼における結合組織の増大した形成(線維症)の場合に局所使用するための 請求項9〜14のいずれか1項に記載の式Iの化合物。 19.緑内障の術後処置のために眼において局所使用するための請求項9〜14のい ずれか1項に記載の式Iの化合物。 20.放射線で誘発された線維症または化学療法によって誘発された線維症、特に 肺の線維症において局所使用するための請求項9〜14のいずれか1項に記載の式 Iの化合物。 21.請求項1〜8のいずれか1項に記載の式Iの化合物の1種以上を含有する薬 剤。 22.プロリル−4−ヒドロキシラーゼを阻害するための、および線維症性疾患に おける本化合物の使用。
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