JP2000507561A - 架橋されたアミロースに基づく担体とヒドロキシプロピルメチルセルロースとを含有した薬学的徐放性錠剤 - Google Patents

架橋されたアミロースに基づく担体とヒドロキシプロピルメチルセルロースとを含有した薬学的徐放性錠剤

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Abstract

(57)【要約】 予め決められた量の少なくとも1の活性成分が徐放され得ることを目的とした、経口でデリバリーするための薬学的錠剤を開示する。該化合物は、アミロース100グラム当たり0.1から10グラムの量の架橋化剤を用いる手段により架橋された少なくとも40重量%のアミロース担体と混合され、圧縮された活性成分を60重量%までで含有する。該担体は、架橋されたアミロースを30−90%で、さらに少なくとも4000cpsの粘度を有するヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)を10−30%で含有する(なお、前記パーセンテージは該錠剤の総重量に対する重量で示される)。得られた錠剤は、酵素の存在する環境に対して優れた抵抗性を有し、これにより、該環境における酵素濃度に対する依存性が低くなる。

Description

【発明の詳細な説明】 架橋されたアミロースに基づく担体とヒドロキシプロピルメチルセルロースとを 含有した薬学的徐放性錠剤 発明の分野 本発明は、1994年4月19日に発行されたカナダ特許第2,041,77 4号および1995年10月10日に発行された米国特許第5,456,921 号において、本願出願人の名により記載され、権利主張された発明についての改 良に関する。 更に正確には、本発明は、補助剤として4000cps以上の粘度を有するヒ ドロキシメチルプロピルセルロースを添加した担体(アミロースが基になる)と 組合わせて、活性成分を含有する薬学的徐放錠剤に関する。 本発明はまた、架橋されたアミロースに対する酵素の効果、より詳しくは腸内 環境に存在するアルファ−アミラーゼの効果を制御することと、それによる、放 出速度の該環境に存在する酵素濃度への依存性を低下することとを目的として、 4000cps以上の粘度を有するHPMCを、上述した種類の錠剤中において 補助剤として使用することに関する。 従来技術の簡単な説明 上述したカナダ特許第2,041,774号および米国特許第5,456,9 21号は共に、1以上の活性成分の投与量を、所定の時間に亘ってデリバリーま たは放出することを目的として、前記投与量の1以上の活性成分を経口投与用の 薬学的な圧縮錠剤について記述している。そのような錠剤は、1以上の活性成分 (どのような性質のものであってもよい)を60重量%まで含有すると記述され ている。また、そのような錠剤は、100グラムのアミロース当たり0.1から 10グラム、好ましくは0.5から7.5グラム、より好ましくは1から6グラ ムに対応する量の、適切な架橋化剤で架橋されたアミロースからなる「媒体」ま たは担体を、少なくとも40重量%で含有する。そのような架橋されたアミロー 性はない)、エピクロロヒドリンまたは2,3−ジブロモプロプロパノールを架 橋化剤として用いて得ることができる。このような、これらの2つの試薬で架橋 されたアミロースは、米国食品医薬品局を含む殆どの食品および医薬品管理機関 により、数年に亘り認可されている。 にあり、現在使用されている圧縮錠剤を徐放化にするために用いる大抵の担体と は異なる[これらにおいて活性成分は、フィックの速度論(放出された累積的な 画分は、時間の平方根に比例する)に従う拡散によって放出される]。 ための担体として機能する有孔ハイドロゲルを形成し、経口投与の後に続く放出 を制御する。腸内環境において、このハイドロゲルは、消化管における錠剤の崩 壊を導く消化酵素の作用(アミロース鎖を攻撃し、錠剤を侵食する)に対する感 受性を有する。活性成分の該錠剤からの放出を促進することにおいて、アルファ −アミラーゼ酵素が特に効果を示すことから、錠剤の製造における補助剤として のその使用は、本願出願人の名によって1994年2月3日に公開された国際公 開番号W094/02121の目的である発明を形成している。 このように製造された錠剤は、大抵の患者において有効であり、且つ十分な徐 放を提供する。しかし、酵素活性が、食物吸収の機能と同様に、個体間でかなり の多様性を生じるという事実のために、ある患者と別の患者との間にはある程度 を有するため、少なくとも幾つかの活性成分に関しては、この多様性が、そのよ うな錠剤のマーケティングの潜在的な障害となる。 十分に生かしたいと考える者にとっては、酵素の効果を制御できる補助剤の添加 が、有力な強みであると指摘できるであろう。 発明の概要 本発明は、本発明者らによる非常に驚くべき発見、即ち、非常に特異的な補助 のにも対して、得られた薬学的錠剤を保護できるという発見から得られた。 前記補助剤は、一般的に製薬分野において使用されている周知のハイドロゲル (即ち、ヒドロキシプロピルメチルセルロース;HPMC)である。しかしなが ら、この補助剤は、その粘度が4000センチポイズ(cps)以上である場合 と、更に、錠剤に添加された量が、該錠剤の総重量に対して10から30重量% の間の範囲にある場合とであるときにのみ有効である。錠剤に添加したHPMC の量が10%よりも低い場合では、所望する結果を得るには十分ではない。HP MCの量が30%より高い場合は、HPMCが多すぎて該担体に影響し(もはや よる放出が導かれる。 加することにより、ユニークで且つ意外性を有する一定した性質が得られること と、この製品について従来知られていたことからは推論できなかったことと(即 ち、添加により酵素の存在する環境に対する抵抗性が高くなり、更に該環境中に おける酵素濃度に対する放出速度の依存性が低くなるということ)が発見された 。 薬学的分野において使用され、HPMCに代わって使用することが可能である と見なされていた他の種類のポリマー(エチルセルロース、メチルセルロース、 ヒドロキシプロピルセルロースまたはカーボマー等)を添加することにより実施 した同様の試験が、以下に示す通りにネガティブな結果を示しているのであるか ら、この発見は驚くべきものである。 従って、本発明の第1の目的は、権利請求したように、一様な徐放性が得られ ることを目的とした、少なくとも1活性成分の所定量を経口投与するための薬学 的錠剤を提供することであって、前記錠剤は、アミロースの100グラム当たり 0.1から10グラム、好ましくは1から6グラムの架橋化剤で架橋されたアミロ ースを基にした少なくとも40重量%の担体と混合され、圧縮された活性成分を6 0重量%までで含有する薬学的錠剤である。この錠剤は、その担体が以下を含有 することで特徴づけられる: 架橋されたアミロースを30から90%;および 4000cps以上の粘度を有するヒドロキシプロピルメチルセルロ ース(HPMC)を10から30%: [なお、上記のパーセンテージは、該錠剤の総重量に対する重 量によって示されている]。 また、本発明の第2の目的は、経口投与のための薬学的徐放錠剤(該錠剤は、 活性成分を60重量%まで含有する)において、アミロース100グラム当たり 0.1から10グラムの架橋化剤で架橋したアミロースを基にした担体への酵素 の影響を制御するために、4000cps以上の粘度を有するヒドロキシプロピ ルメチルセルロース(HPMC)を補助剤として使用することにある。 その様に得られた錠剤は、酵素の存在する環境に対して優れた抵抗性を示し、 従って、該環境における酵素の濃度に対する依存性は非常に低い。それらはまた 、使用におけるよりよい機械的抵抗を示し、これは商業的観点からも長所となる 。 本発明およびその種々の長所は、本発明者らにより実施された幾つかの試験の 結果を含む以下の記述を読むことにより、更に深く理解されるであろう。しかし 、これにより本発明が制限されるものではない。 発明の総合的な説明 前述したように、本発明は、所定時間に亘る活性成分の徐放性を得ることを目 的とし、1以上の活性成分を経口投与用の薬学的圧縮錠剤に製造する方法に関す る。その様な圧縮した錠剤は、アミロースの100グラム当たり0.1から10 グラムの架橋化剤に相当する量の適切な架橋化剤で架橋されたアミロースで製作 された少なくとも40重量%担体と混合され、圧縮された1以上の活性成分を6 0重量%までで含む。 「制御された放出(徐放)」は、20時間よりも長時間にまで及ぶ期間に亘り 成される、ある程度一定した(直線的な)速度での放出を意味する。 該錠剤で使用される活性成分は、経口で投与することが可能である如何なる種 類のものも可能である。制限しようとするものではないが、その例は、鎮静剤、 制酸剤、抗炎症剤、血管拡張剤、興奮剤、抗ヒスタミン剤、鬱血除去剤、血管収 縮剤、抗凝固剤、抗不整脈剤、抗高血圧剤、アンスノリック剤(ansnolic agents )、高血糖剤または低血糖剤、利尿剤、抗喘息剤、解熱剤、制吐剤、鎮痙剤等で ある。 許第2,041,774号に詳細に記述される種類のものである。この製品は、 好ましくは、アミロース100グラム当たり1から6グラムの架橋化剤で製造さ れる。該架橋化剤は、好ましくはエピクロロヒドリンである。しかしながら、そ の代わりとして、2,3−ジブロモプロパノールのような、他の何れの架橋化剤 粒子の少なくとも50%は、25から700ミクロンの間のサイズを有する。 混合し、続いて、このように得られた混合物を圧縮して、所望する錠剤を得る。 該圧縮は、好ましくは0.15トン/cm2の圧力で行う。 本発明の本質は、圧縮した錠剤を製造するための架橋されたアミロースに基づ ピルメチルセルロース(HPMC:4000cp以上の粘度を持つ)とを実際に 含有することにある(なお、該パーセンテージは錠剤の総重量に対する重量によ って示されている)。 使用されるHPMCは、好ましくは米国薬局方第23版の番号2208および 2910により識別されるHPMCの中から選択される。 HPMC2208は、19から24%の範囲の含有量でメトキシ基を有し、且 つ4から12%の範囲の含有量でヒドロキシプロポキシル基を有する。例として 、この製品は、100、4000、15000および100000cpsの粘度 よび100Mとして、ドウ・ケミカル・CO.(DOW CHEMICAL C O.)により市場に出されている。 HPMC2910は、28から30%の範囲の含有量でメトキシル基を有し、 7から12%の範囲の含有量でヒドロキシプロポキシル基を有する。例として、 この製品は、4000および100000cpsの粘度を有する登録商標メトセれている。 また、架橋されたアミロースの担体は、薬学的圧縮錠剤の製造で一般的に使用 される1以上の他の成分も含有でき、そのような成分には以下のようなものが含 まれる: − 乳糖や蔗糖等の充填剤、40重量%以下の量; − 二酸化珪素等の潤滑剤(glidant)、10重量%以下の量; − 結合剤、10重量%以下の量; − ステアリン酸マグネシウム等の滑沢剤および抗付着剤、5重量% 以下の量;および − 崩壊剤、5重量%以下の量。 該圧縮錠剤は、マトリックスまたはダブルコア型とすることが可能である。 第1の場合、使用されるHPMCは、4000cpsよりも高い粘度を有する HPMC2208および2910の中から好ましく選択される。 また、該錠剤が乾燥コーティング型である場合、使用されるHPMCは、40 00cps以上の粘度を有するHPMC2208および2910の中から好まし く選択される。これらの乾燥コーティング圧縮錠剤は、所定量の活性成分を含有 する内側コアと、別量の同じ活性成分または別の活性成分を含有する外側コーテ ィング(架橋されたアミロースとHPMCとを含む担体と混合され、圧縮されて いる)を具備する。また、該コアは、架橋されたアミロースとHPMCとを含有 する担体を含んでいてもよい。 ダブルコア錠剤は、それらのコーティングで、放出速度における融通性をより 高く得られることから、特に有用である。これは、より高い活性の成分を添加し ている場合であり、特に前記の成分が高水溶性である場合に、最初は放出を遅く し、逆に最後の方ではより早く放出することを可能にするものである。多くの場 合、そのような錠剤は、2段階の放出速度が保証されている。 前述したように、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)やカーボマー[B 取引されるようなカーボマー等]等の幾つかの他のポリマーのように、HPMC は、活性成分の放出を制御することを望む場合に、錠剤を製造するために既に一 般的に使用されている。この点については、限定的するものではないが、例とし て、1962年に発行された米国特許第3,065,143号および1985年 に発行されたカナダ特許第1,188,614号で言及されている。 米国特許第3,065,143号は、HPMCを30重量%よりも多量に使用 するならば、HPMCは徐放性圧縮錠剤を製造するために使用することが可能で あることを教示している。また、この特許は、HPMCが水の作用の下で粘性膨 張による粘性バリアーを形成し、それが胃腸管で進行性に侵食されることを利用 して所望する徐放性を提供することも教示している(インビトロにおける崩壊時 間を示す例1を参照されたい)。この特許は、4時間よりも長期間に亘る活性成 分の二次的な放出を伴なう、圧縮錠剤の緩慢な崩壊に言及している。これは、該 圧縮錠剤が、インビトロの酵素の存在する環境において、20時間よりも長い期 間に亘って殆ど膨張せず、且つ崩壊しないという本発明とは異なる。加えて、本 発明の圧縮錠剤の場合の放出時間は、米国特許第3,065,143号よりも実 質的に長いものである。 カナダ特許第1,188,614号は、活性成分を70から95%で含有し、 同時にインビトロで緩慢な放出を得られる圧縮錠剤を製造するために、副次的な 賦形剤として、HPMCを使用することが可能であると教示している。米国特許 第3,065,143号で言及されるような該システムは、フィックの速度論( 累積的に放出された画分は、時間の平方根に比例する)に従った拡散により活性 成分を放出する「柔軟性粘性ゲルバリアー」を形成する。この特許は、架橋アミ ロースで形成した錠剤に、腸管内流体に存在するアルファ−アミラーゼの酵素活 性に対する抵抗性を与えるために、HPMCを使用することについては示唆して いない。 対照的に、本発明に従う架橋アミロースとHPMCとの錠剤は、水性環境に置 いた場合、少なくとも24時間に亘りその本来の形態を維持する(活性成分を放 出するためにはこの時間は必要不可欠である)。粘性物質は形成されず、その放 出は、通常、一定の速度(ゼロ次速度論)で起こり、カナダ特許第1,188, 614号の実施例の場合よりも長時間に亘り維持される。 従って、それらは本願と同様の技術ではない。 前述した主張および報告の正当性を証明するために、本発明者らは試験を実施 した。錠剤の製造 的錠剤を試験するために、カナダ特許第2,041,774号に詳細に記述され た技術を用いて、HPMCを添加した条件とHPMC無添加の条件とで、各錠剤 を製造した。また、他のゲル化ポリマーについても比較するために試験した。 全てのマトリックス型の圧縮錠剤は、500mgの重量を有し、50mgのア セチルサリチル酸(ASA)を活性成分の1例として含有する。0から30重量 %の範囲の濃度のHPMC、および60から90重量%の範囲の濃度のコントラ た。該圧縮錠剤は、直径が12.7mmの両凸平面円筒型とした。 3.5グラムのエピクロロヒドリンを架橋化剤として使用し、カナダ特許第2, 041,774号に詳細に記述される方法に従って製造した。 乾燥コーティング圧縮錠剤は、活性成分の1例として128mgの塩酸シュー 合されたコアを具備していた。該コアを、72mgの塩酸シュードエフェドリン /100000を含有するコーティングにより被覆した。これらの錠剤を製造す エピクロロヒドリンを架橋化剤として使用することにより製造した。 HPMCは、異なる粘度のものが見出されているので、それらの種類を以下の ように省略する: 100cpsのHPMC2208=HPMC2208/100 4000cpsのHPMC2208=HPMC2208/4000 100000cpsのHPMC2208=HPMC2208/100000 4000cpsのHPMC2910=HPMC2910/4000。インビトロ試験 上述の通り製造した圧縮錠剤からの活性成分の溶出を、37℃、攪拌下で決定 した。全ての試験は少なくとも2例ずつで行い、以下の通りの条件で溶出試験を 行った: 装置:USP溶出試験器3型 攪拌:10dips/min 溶解試験液: 酸性条件(pH1.2)で2時間; 酵素(0から732I.U./ml の範囲内の濃度での桿菌由来 アルファ−アミラーゼ)存在、または不在でのリン酸緩衝 液(pH7.0)中で12時間;および リン酸緩衝液(pH7.0)中で10時間。図面の簡単な説明 これらの試験を用いて得られた結果を、添付した図中に示す: 図1は、18I.U./mlの酵素が存在するリン酸緩衝液中における、50 00を含有する500gの錠剤についての溶出プロフィールを示す曲線である; 図2は、異なる濃度の酵素が存在するリン酸緩衝液中における、50mgのA る500mgの錠剤についての溶出プロフィールを示す曲線である; 図3は、異なる濃度の酵素が存在するリン酸緩衝液中における、50mgのA ての溶出プロフィールを示す曲線である; 図4は、異なる濃度の酵素が存在するリン酸緩衝液中における、50mgのA 0mgの錠剤についての溶出プロフィールを示す曲線である; 図5は、18I.U./mlの酵素が存在するリン酸緩衝液中における、50mgの錠剤についての溶出プロフィールを示す曲線である; 図6は、異なる量の酵素が存在するリン酸緩衝液中における、シュードエフェ 有する乾燥コーティング錠剤についての溶出プロフィールを示す曲線である; 図7は、18I.U./mlの酵素が存在するリン酸緩衝液中における、塩酸 含有する乾燥コーティング錠剤についての溶出プロフィールを示す曲線である。マトリックス型の錠剤 (a) HPMCの濃度の効果 18I.U./mlで酵素が存在する環境において、HPMCの濃度は、該酵 素に対する該錠剤の抵抗性と、該活性成分の放出プロフィールとに対して直接的 な効果を示した。低濃度(<10%)において、該錠剤は、再現性が不安定且つ 不完全な放出を有し、10%以上になって初めてその曲線は直線になる。放出時 間は、20から30%で大いに延長されていた。 これは、該マトリックスの性質が、HPMC濃度の増加した場合、劇的に変化 するということを証明している。最低限でも10%のHPMCを用いることで、 該錠剤は、より直線的且つより限定された放出を得られ、より優れた酵素抵抗性 を有する。20%よりも多く用いた場合、該錠剤は、非常に優れた酵素抵抗性を 有する。 (b)酵素の存在する環境に対する防御 図2および図3は、HPMC2208/100000が該錠剤の酵素抵抗性に おいて直接的な効果を有することを示す。20%のHPMC2208/1000 影響は非常に制限されており、酵素の全く存在しない場合にあっては低放出速度 は顕著であった。しかしながら、HPMC2208/100000を含有しない 錠剤は、低濃度の酵素に対してさえも感受性が非常に高くなり、それに対して酵 素の存在しない環境では、該放出は20%のHPMC2208/100000の 錠剤の放出に殆ど等しいものであった。この最後の観察により、HPMCはコン る該錠剤の感受性に対して影響することを証明している。 比較の目的で、HPMC2208/100を同様の条件で試験した。図4は、 HPMCが100000の粘度を有する場合に比較して、100の粘度を有する 場合の方が、該酵素の影響がより明らかになることを示している。これにより、 HPMCの分子量は、酵素による崩壊に対する抵抗性に関する重要な因子である ことが認知された。 c) ポリマーの種類による影響 水性環境においてハイドロゲルの形成が可能な幾つかのポリマーを用いて行っ た試験は、HPMC2208/100000の独特な性質を明らかにした。図5 は、4000cpsに等しいだけの粘性を有するHPMCを含む他のポリマーが 、全て、該活性成分の迅速な放出を導いたことを示している。しかしながら、最 良の保護効果が高粘度のHPMCで得られることは注目にあたいすべきことであ る。ダブルコア錠剤 以下 で分析された結果は、ダブルコア錠剤で得られたものである。 図6は、HPMC2208/100000を含有している場合、乾燥コーティ ング錠剤が酵素環境に対する優れた抵抗性を有していることを示す。 図7は、更に、使用している第3番目のHPMCが、使用している4000c psのHPMCと同様の粘度を有する場合であれば、この保護効果は等しく得ら れるということを明白に示している。 添付した特許請求の範囲に制限された本発明の範囲から逸脱しない限り、一般 的な方法を用いて、上述した事柄を変更することは可能であることは明白なこと である。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1活性成分の所定量が徐放される経口投与用の薬学的錠剤であっ て、前記錠剤が、アミロース100グラム当たり0.1から10グラムの架橋化 剤で架橋したアミロースを基にした少なくとも40重量%の担体と混合され且つ 圧縮された、60重量%以下の前記活性成分を含有し、前記担体が以下を含有す ることを特徴とする薬学的錠剤: 前記架橋されたアミロースを30から90%;および 4000cps以上の粘度を有するヒドロキシプロピルメチルセルロ ース(HPMC)を10から30%: [なお、前記パーセンテージは、該錠剤の総重量に対する重量に よって示されている]。 2.請求項1に記載の錠剤であって、該担体が、薬学的に許容される充填剤、潤 滑剤、結合剤、滑沢剤、抗付着剤および崩壊剤からなる群から選択された少なく とも1の追加成分をも含有することを特徴とする錠剤。 3.請求項2に記載の錠剤であって、該活性成分と架橋されたアミロースを含有 する該担体とが、所望の錠剤を得るために混合および圧縮される粉末の形態にあ ることと、使用される架橋されたアミロースが、アミロース100グラム当たり 1から6グラムの架橋化剤を用いて製造されたものであることとを特徴とする錠 剤。 4.請求項1から3の何れか1項に記載の錠剤であって、前記錠剤がマトリック ス型であり、且つ該担体に含有されたHPMCが4000cpsよりも高い粘度 を有することを特徴とする錠剤。 5.請求項4に記載の錠剤であって、該担体に含有されるHPMCがHPMC2 208型であることを特徴とする錠剤。 6.請求項5に記載の錠剤であって、該担体に含有されるHPMCがHPMC2 208型であり、且つ100000cpsに等しい粘度を有することを特徴とす る錠剤。 7.請求項6に記載の錠剤であって、l00000cpsと等しい粘度を有する HPMC2208が20重量%で具備されることを特徴とする錠剤。 8.請求項7に記載の錠剤であって、前記活性成分が10重量%で含有され、お よび前記担体に含有される架橋されたアミロースが、アミロース100グラム当 たり3.5グラムの前記架橋化剤であるエピクロロヒドリンを用いて製造された ことを特徴とする錠剤。 9.請求項4に記載の錠剤であって、該担体に含有されるHPMCがHPMC2 910型であることを特徴とする錠剤。 10.請求項1から3の何れか1項に記載の錠剤であって、前記錠剤がダブルコ ーティング型であることを特徴とする錠剤。 11.請求項10に記載の錠剤であって、前記乾燥コーティング型の錠剤が前記 活性成分の所定量を含有するコアと、別量の同じ活性成分または別の活性成分を 含有する外側コーティング(前記架橋されたアミロースおよびHPMCを含有す る前記担体と共に混合され、圧縮される)とを具備することを特徴とする錠剤。 12.請求項11に記載の錠剤であって、該コアも、前記架橋されたアミロース を含有する担体を含有することを特徴とする錠剤。 13.請求項1または2の何れか1項に記載の錠剤であって、前記担体に含有さ れるHPMCがHPMC2208およびHPMC2910型からなる群から選択 されるとこを特徴とする錠剤。 14.放出が制御された経口投与のための薬学的錠剤における、アミロース10 0グラムあたり0.1から10グラムの架橋化剤で架橋されたアミロースを基に した担体への酵素の影響を制御するための補助剤としての4000cps以上の 粘度を有したヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)の使用であって 、前記錠剤が少なくとも1活性成分を60重量%までで含有する使用。 15.請求項14に記載の使用であって、該錠剤がマトリックス型であり、且つ 該担体に添加されたHPMCが4000cpsよりも高い粘度を有することを特 徴とする使用。 16.請求項15に記載の使用であって、該担体に添加されたHPMCがHPM C2208型であることを特徴とする使用。 17.請求項16に記載の使用であって、該担体に添加されたHPMC2208 が100000cpsに等しい粘度を有することを特徴とする使用。 18.請求項17に記載の使用であって、100000cpsに等しい粘度を有 するHPMC2208を該錠剤の総重量を基にして20重量%の量で使用するこ とを特徴とした使用。 19.請求項15に記載の使用であって、該担体に添加されたHPMCがHPM C2910型であることを特徴とする使用。 20.請求項14に記載の使用であって、前記錠剤がダブルコア型であり、且つ 所定量の前記活性成分を含有するコアと、HPMCが添加された前記架橋された アミロースを含有する前記担体を含有する外側コーティングとを具備することを 特徴とする使用。 21.請求項20に記載の使用であって、該担体に添加されたHPMCがHPM C2208およびHPMC2910型からなる群から選択されることを特徴とす る使用。
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