JP2000349336A - Iii族窒化物半導体発光素子 - Google Patents

Iii族窒化物半導体発光素子

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JP2000349336A
JP2000349336A JP15758899A JP15758899A JP2000349336A JP 2000349336 A JP2000349336 A JP 2000349336A JP 15758899 A JP15758899 A JP 15758899A JP 15758899 A JP15758899 A JP 15758899A JP 2000349336 A JP2000349336 A JP 2000349336A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】Si単結晶基板上に平坦で結晶性の優れたII
I族窒化物半導体結晶から成る積層構造を形成し、特性
に優れるIII族窒化物半導体発光素子を提供する。 【解決手段】n形の導電性を有するSi単結晶基板と、
該基板上に形成された緩衝層と、該緩衝層上に形成され
たIII族窒化物半導体結晶からなる積層構造とを具備
するIII族窒化物半導体発光素子において、前記緩衝
層を、Si単結晶基板に接して形成された、ガリウム
(Ga)の酸化物を50重量%より多く含む、n形の導
電性を有する酸化物緩衝層を有するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、珪素(Si)単結
晶基板上にIII族窒化物半導体結晶からなる積層構造
を形成して作製したIII族窒化物半導体発光素子に係
わり、特に、前記基板上に好適な緩衝層を介して形成し
た結晶性の良いIII族窒化物半導体結晶からなる積層
構造を用いて作製したIII族窒化物半導体発光素子に
関する。
【0002】
【従来の技術】窒素(N)を構成元素とするIII族窒
化物半導体結晶からなる積層構造は、短波長可視光発光
用の発光ダイオード(LED)やレーザーダイオード
(LD)などの発光素子に用いられている。従来、上記
の発光素子に用いられるIII族窒化物半導体結晶から
なる積層構造は、もっぱら、六方晶(hexagona
l)系のサファイア(Al23単結晶)や炭化珪素(S
iC)単結晶からなる基板上に、積層構造の構成層を順
次積層させて形成していた。
【0003】これに対し最近では、Si単結晶基板に形
成したIII族窒化物半導体結晶からなる積層構造を用
いて、短波長可視光発光用の発光素子を作製した例があ
る。Si単結晶を基板に用いるのは、ダイヤモンド(d
iamond)構造の結晶構造を有するSi単結晶を基
板とすれば、(1)[011]結晶方向への劈開を利用
して個別素子(チップ)に簡易に裁断できる、(2)レ
ーザーダイオードでは、劈開により簡便に光共振面を形
成できる等の利点があるためである。また、Si単結晶
基板は導電性を有するため、オーミック(Ohmic)
電極を基板の裏面に形成できる利点もある。
【0004】しかし、Si単結晶と例えばIII族窒化
物半導体のひとつであるウルツ鉱(wurtzite)
型の六方晶窒化ガリウム(GaN)との格子定数の差異
(格子ミスマッチ度)は約17%の大きさに達する。こ
のため、Si単結晶基板上に直接GaNのようなIII
族窒化物半導体結晶からなる積層構造を形成した場合、
結晶性に優れかつ平坦な積層構造を得ることは困難であ
った。
【0005】このため、Si単結晶基板上に緩衝層を介
してIII族窒化物半導体結晶からなる積層構造を形成
する方法も、従来から用いられていた。この場合、緩衝
層に窒化アルミニウム(AlN)からなる層が用いられ
ていた例がある(特開平10−242586)。この従
来技術では、AlN緩衝層は840℃で形成されてい
る。しかし、この従来技術のようにSi単結晶基板上に
単層のAlN緩衝層を敷設したところで、該緩衝層上に
積層したIII族窒化物半導体結晶層の表面の平坦性
が、必ずしも充分に確保されるに至っていないのが現状
であった。
【0006】また別の従来技術として、Si単結晶基板
の(111)表面に砒化アルミニウム(AlAs)層と
砒化ガリウム(GaAs)層とを重ねて積層し、さらに
該AlAs層とGaAs層を酸化して、AlOx層とそ
の上のα結晶型の三酸化ガリウム(α−Ga23)層と
を形成すれば、その上に表面を平坦とするα結晶型のG
aN(α−GaN)層が堆積できるという報告がある
(Appl.Phys.Lett.,73(11)(1
998)、1553〜1555頁)。しかし、表面が平
坦なGaN層をもたらすこの従来技術では、Si単結晶
基板表面上に予めAlAs層とGaAs層とを重ねて積
層し、さらに該AlAs層とGaAs層に酸化を及ぼし
て、AlOx層とその上のα結晶型の三酸化ガリウム
(α−Ga23)層とからなる緩衝層を形成するといっ
た煩雑な工程が必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の方
法により表面が平坦なIII族窒化物半導体結晶層をS
i単結晶基板上に形成するためには、砒素(As)を含
むIII−V族化合物半導体層を一旦Si単結晶基板上
に堆積し、更にそれを酸化してSi単結晶基板上に酸化
物からなる緩衝層を形成し、その緩衝層を介して例えば
GaN層のようなIII族窒化物半導体結晶層を積層さ
せるという煩雑な工程が必要であった。
【0008】本発明は、この従来技術の問題点に鑑み成
されたもので、Si単結晶結晶基板上に表面の平坦な結
晶性の良いIII族窒化物半導体結晶からなる積層構造
を形成するために、簡単に形成することが出来る新規な
構造の緩衝層を提供するものである。すなわち本発明
は、簡単に形成できる新規な構造の緩衝層を介して、S
i単結晶基板上に平坦で結晶性の優れたIII族窒化物
半導体結晶から成る積層構造を形成し、Si単結晶を基
板とすることにより得られる多くの素子作製上の特点を
活用して、特性に優れるIII族窒化物半導体発光素子
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、n形
の導電性を有する珪素(Si)単結晶基板と、該基板上
に形成された緩衝層と、該緩衝層上に形成されたIII
族窒化物半導体結晶からなる積層構造とを具備するII
I族窒化物半導体発光素子において、前記緩衝層が、前
記Si単結晶基板に接して形成された、ガリウム(G
a)の酸化物を50重量%より多く含む、n形の導電性
を有する酸化物緩衝層を有することを特徴とする。
【0010】また本発明は、上記の緩衝層が、前記酸化
物緩衝層上に形成されたIII族窒化物半導体からなる
第2の緩衝層を有することを特徴とする。
【0011】さらに本発明は、上記の酸化物緩衝層が、
ベータ(β)結晶型の三酸化ガリウム(β−Ga23
を50重量%より多く含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、Si単結晶基板上に形
成された緩衝層が、Si単結晶基板に接して形成され
た、ガリウム(Ga)の酸化物を50重量%より多く含
む、n形の導電性を有する酸化物緩衝層を有することを
特徴とする。Gaの酸化物には、一般にGa2O(ga
llium suboxide)、GaO(galli
um oxide)やGa23(gallium se
squioxide)がある(L.A. SHEKA他
著、”THE CHEMISTRY OF GALLI
UM”(ELSEVIER Pub.Co.,196
6)、29〜36頁参照)。また、同じGa23でも、
結晶形態からα型(α−Ga23)、β型(β−Ga2
3)、γ型(γ−Ga23)、δ型(δ−Ga
23)、及びε型(ε−Ga23)等がある。本発明の
緩衝層を構成するガリウムの酸化物が、GaOかGa2
Oかであるかは、酸化ガリウムの種類によって結晶の格
子定数(lattice constant)が異なる
ため、X線回折分析法(X−ray diffract
ionanalysis)などにより結晶の格子面間隔
から同定できる。
【0013】本発明の酸化物緩衝層は、ガリウム(G
a)の酸化物を50重量%より多く含むものとする。す
なわち本発明の酸化物緩衝層は、例えば、Ga23を5
0重量%を越えて含む、Ga23と酸化インジウム(I
23)との混合物から構成できる。また、Gaの酸化
物を50重量%より多く含むGa23と酸化カルシウム
(CaO)との混合体からも構成できる。上記のGaの
酸化物を50重量%より多く含む酸化物緩衝層は、例え
ば、トリメトキシガリウム(tri−methoxy
gallium:(H3CO)3Ga)を原料とする化学
的気相堆積(CVD)法などで形成できる。また、酸化
ガリウム粉体をプレス加工したターゲット(targe
t)としたスパッタリング法などの物理的堆積法によっ
ても形成できる。
【0014】また、本発明の酸化物緩衝層は、n形の導
電性を有する酸化物層から構成する。酸化物緩衝層は、
p形の導電性を有するものとすることもできるが、酸化
物層の比抵抗の安定的な制御性を考慮すれば、酸化物緩
衝層はn形の導電性を有する層とするのが有利である。
また、酸化物緩衝層をn形とするのに対応させて、本発
明のSi単結晶基板には、n形の導電性を有するSi単
結晶を使用する。n形のSi単結晶基板には、アンチモ
ン(Sb)或いはリン(P)などのn形不純物が添加さ
れたSbドープ或いはPドープのSi単結晶などが使用
できる。Si単結晶基板の面方位は、(001)方向や
(111)方向あるいは上記方向からオフ角を有するも
のを用いることができる。Si単結晶基板の面方位が何
れであっても、本発明の作用あるいは効果は得られる。
【0015】本発明の酸化物緩衝層の層厚は、数nmか
ら数μmの範囲とするのが好ましい。酸化物緩衝層の厚
さが1nm以下であると、酸化物緩衝層は連続性を欠く
ものとなり、Si単結晶基板の表面を十分に被覆するこ
とができない。逆に、酸化物緩衝層の厚さが10μm以
上であると、酸化物緩衝層の表面に凹凸が発生し、平坦
性を欠くものとなる。特に本発明では、酸化物緩衝層の
層厚は、10nm以上1μm以下の厚さとするのが好ま
しい。従来の技術のように、Si単結晶基板上に窒化ア
ルミニウム(AlN)からなる緩衝層を構成した場合に
は、緩衝層上に形成したGaN層の表面は平坦性が損な
われたものとなった(特開平10−242586)。し
かし、上記の本発明の緩衝層上には、表面が平坦で結晶
性に優れるIII族窒化物半導体結晶からなる積層構造
が成長できる。即ち、本発明の緩衝層は、平坦性に優れ
かつ結晶性の良い積層構造をもたらす作用を有する。
【0016】また本発明の緩衝層は、上記の酸化物緩衝
層の上に形成されたIII族窒化物半導体からなる第2
の緩衝層を有していることが好ましい。第2の緩衝層
は、一般式AlXGaYIn1-X-YN(0≦X≦1、0≦
Y≦1、0≦X+Y≦1)で表されるIII族窒化物半
導体から構成できる。第2の緩衝層は、多結晶と非晶質
とからなる構造を有するものとする。第2の緩衝層の介
在により、その上に形成するIII族窒化物半導体結晶
からなる積層構造は、連続性並びに平坦性に優れたもの
となる。
【0017】酸化物緩衝層の上にIII族窒化物半導体
からなる第2の緩衝層を形成した構成の緩衝層として
は、例えば、Si単結晶基板に直接接するα−Ga23
からなる酸化物緩衝層の上に、GaNからなる第2の緩
衝層を形成したものが挙げられる。また、γ−Ga23
を50重量%より多く含む酸化物緩衝層をSi単結晶基
板上に接して形成し、該酸化物緩衝層上に窒化アルミニ
ウム(AlN)から第2の緩衝層を形成する例もある。
酸化物緩衝層と第2の緩衝層とは、共通のIII族元素
を含んでいる必要はない。
【0018】第2の緩衝層を構成するIII族窒化物半
導体は、有機金属化学気相成長(MOCVD)法や分子
線エピタキシャル(MBE)法、気相成長(VPE)法
で成長できる。上記のMOCVD法、MBE法、VPE
法を総称して、本明細書では気相成長法と呼ぶ。第2の
緩衝層を成長するためには、上記の気相成長法に共通し
て、成長温度を350℃〜550℃とするのが好まし
い。成長温度を350℃〜550℃とすることにより、
第2の緩衝層を多結晶と非晶質とからなる構造とするこ
とができる。また第2の緩衝層の層厚としては、2nm
から200nmの範囲とするのが好適である。第2の緩
衝層は、アンドープ層或いはn形不純物ドープ層の何れ
からも構成でき、ドーピングするn形不純物としては、
珪素(Si)、錫(Sn)等の第IV族元素、若しくは
硫黄(S)やセレン(Se)などの第VI族元素から選
択できる。第2の緩衝層は、n形の導電性を有するもの
とするのが好ましい。
【0019】さらに本発明は、上記の酸化物緩衝層が、
ベータ(β)結晶型の三酸化ガリウム(β−Ga23
を50重量%より多く含むことが好ましい。これはβ−
Ga23が、GaOやGa2Oあるいはα−Ga23
のβ−Ga23以外のGa23に比べて、高温での安定
性に優れるからである。III族窒化物半導体結晶から
なる積層構造の成長温度は、一般に1000℃或いはそ
れを越える高温である。β−Ga23はこの様な高温に
も充分に耐える安定性を有している。一方、Ga2Oは
約700℃で分解し、またα−Ga23は約300℃〜
約600℃でβ−Ga23に変態するなど、β−Ga2
3以外のGaの酸化物は、高温での形態の安定性に欠
ける傾向がある。従って、β−Ga23を50重量%よ
り多く含む酸化物緩衝層を構成すれば、III族窒化物
半導体結晶からなる積層構造の成長の際に、酸化物緩衝
層の熱的解離或いは昇華による緩衝層の損失、損壊を防
止することができる。
【0020】β−Ga23を50重量%より多く含む酸
化物緩衝層をSi単結晶基板上に形成するためには、酸
化物緩衝層の形成温度を600℃以上に設定する必要が
ある。例えば、メトキシ(methoxy)基を有する
有機Ga化合物を原料とするCVD法で酸化物緩衝層を
形成する場合、500℃以下の形成温度では、Si単結
晶基板上にはα−Ga23が主に生成する。また、40
0℃〜500℃近傍の温度では、γ−Ga23が主に形
成される。アズグローン(as−grown)状態の酸
化物緩衝層が、β−Ga23ではなく例えばα−Ga2
3を主体としている場合、該酸化物緩衝層を少なくと
も600℃以上、好ましくは1000℃以上に加熱する
ことにより、β−Ga23を50重量%より多く含む酸
化物緩衝層に変換することができる。
【0021】本発明の緩衝層上には、緩衝層の成長温度
よりも高温でIII族窒化物半導体結晶からなる積層構
造を形成する。本発明の緩衝層の内部の結晶構造は、非
晶質や多結晶や単結晶若しくはそれらの混合物であって
も差し支えないが、その上に形成するIII族窒化物半
導体結晶からなる積層構造は、発光素子の機能層の役割
を果たすため、結晶性に優れる単結晶から構成する必要
がある。このため、積層構造の成長温度を緩衝層よりも
高温とし、単結晶のIII族窒化物半導体からなる積層
構造を形成する必要がある。
【0022】III族窒化物半導体は、一般にAlX
YIn1-X-YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦X+Y
≦1)で表される。また、窒素以外の砒素やリンを含む
III族窒化物半導体、すなわち一般式AlXGaYIn
1-X-Ya1-a(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦X+Y
≦1、Mは窒素以外の第V族元素を表し、0<a≦1)
で表されるIII族窒化物半導体も、積層構造に用いる
ことが出来る。例えば、Si単結晶基板上に接してGa
の酸化物を50重量%より多く含む、n形の導電性を有
する酸化物緩衝層を形成し、その上にn形GaN層を下
部クラッド層、n形窒化ガリウム・インジウム(GaY
In1-YN:0≦Y≦1)層を発光層、p形AlXGa
1-XN(0<X≦1)層を上部クラッド層として順次積
層して積層構造を形成すれば、短波長の可視光乃至近紫
外光を発光する発光素子用の積層構造が形成できる。さ
らに、Si単結晶基板の裏面及び積層構造の表面にオー
ミック(Ohmic)電極を設ければLEDやLD等の
III族窒化物半導体発光素子が構成できる。
【0023】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の詳細を、LED
を作製する場合を例にして具体的に説明する。図1は、
本実施例1に係わるLEDの構造を示す断面模式図であ
る。
【0024】本実施例1のLEDは、Si単結晶基板1
01上に緩衝層102を介して積層構造106を形成し
たエピタキシャルウェハを用いて作製した。該エピタキ
シャルウェハは、(001)面を有するアンチモン(S
b)をドープしたn形のSi単結晶基板101の上に酸
化物緩衝層102を形成し、その上にIII族窒化物半
導体結晶からなる積層構造106の構成層103、10
4、105を積層して形成したものである。上記のエピ
タキシャルウェハは以下のようにして作製した。
【0025】Si単結晶基板101を、MOCVD法に
よる薄膜の成長に用いる一般的なMOCVD反応炉内に
載置した後、95体積%のアルゴン(Ar)と5体積%
の酸素(O2)との混合ガスからなる雰囲気中で650
℃に加熱した。その後、8×10-5mol/分に相当す
る量のトリメトキシガリウム((H3CO)3Ga)の蒸
気を随伴する水素ガスを反応炉内に導入して、層厚を約
10nmとするα型三酸化ガリウム(α−Ga23)か
らなる酸化物緩衝層102をSi単結晶基板101上に
接して堆積した。このエピタキシャルウェハの作製とは
別に、(H3CO)3Gaの供給量を同一に設定し、上記
と同一の条件で高抵抗のSi基板上に約0.8μmと厚
く形成したα−Ga23からなる酸化物層は、通常のホ
ール(Hall)効果測定法に依ればn形の導電性を有
し、そのキャリア濃度は約1017〜1018cm-3であっ
た。また、X線回折分析に依れば、上記の方法で形成し
た酸化物層は、α−Ga23を75重量%以上含むもの
であった。
【0026】酸化物緩衝層102の形成終了後、雰囲気
を上記のアルゴンと酸素の混合ガスとし、直ちに基板1
01の温度を1050℃に昇温した。昇温速度は約80
℃/分に設定した。昇温後、トリメチルガリウムをGa
原料とし、アンモニア(NH3)を窒素原料として、通
常の常圧MOCVD法により、Siをドープしたn形の
GaNからなる下部クラッド層103を成長した。下部
クラッド層103の層厚は約3μmとし、キャリア濃度
は約3×1018cm-3とした。酸化物緩衝層102上に
成長した下部クラッド層103の表面は平坦で連続性に
優れるものとなった。
【0027】下部クラッド層103の成長後、基板10
1の温度を880℃に下げ、下部クラッド層103上に
平均的なインジウム(In)組成比を0.17とするn
形Ga 0.83In0.17N層を発光層104として常圧MO
CVD法で積層した。発光層104はn形でキャリア濃
度は約7×1018cm-3に設定し、層厚を約9nmとし
た。発光層104は、特に、主体相(matrix p
hase)と主体相とはインジウム組成比を相違する従
属相(sub−phase)から成る多相構造の結晶層
から構成した。従属相は、主に、略球状の微結晶体から
成っており、主体相内に散在する従属相(微結晶体)の
中には、外周囲に歪層(歪領域)を有するものも認めら
れた。発光層104の成長後、基板101の温度を10
50℃に戻し、発光層104との接合界面104aでの
アルミニウム(Al)組成比(X)が0.20であり、
表面でのAl組成比が0である、層厚を100nmとす
るマグネシウム(Mg)ドープのp形AlXGa1-XN層
を、発光層104上にコンタクト層を兼ねる上部クラッ
ド層105として積層した。上記のようにして、上記の
n形下部クラッド層103、n形の多相構造の発光層1
04、及び上部クラッド層105よりなるpn接合型の
ダブルヘテロ(DH)接合構造の発光部を備えたLED
用のエピタキシャルウェハを作製した。
【0028】発光部を構成する積層構造106の各構成
層103、104、105は、何れも表面状態に優れ且
つ平坦性のある結晶性の良いIII族窒化物半導体結晶
から作製することが出来た。特に、酸化物緩衝層102
と下部クラッド層103との間には、空隙などは認めら
れず、密着性に優れる積層構造106が作製できた。
【0029】LEDは、上記のようにして作製したエピ
タキシャルウェハのSi単結晶基板101の裏面とAl
組成の勾配を有するAlXGa1-XNからなる上部クラッ
ド層105の表面に、それぞれn形オーミック電極10
8およびp形オーミック電極107を形成し、その後素
子に分離して作製した。p形およびn形オーミック電極
107、108は、ともにAlから構成した。
【0030】上記のようにして得られたLEDのp形お
よびn形オーミック電極107、108の間に順方向に
20mAの動作電流を流して、LEDを発光させた。L
EDからは、ピーク波長を約470nmとし、半値幅を
約15nmとするスペクトルを有する青緑色の発光が観
察された。一般的な積分球を利用して測定される発光の
強度は約15μWであった。このように、本実施例1で
は高輝度のIII族窒化物半導体発光素子が得られた。
【0031】(実施例2)本実施例2では、酸化物緩衝
層と該酸化物緩衝層上に形成されたIII族窒化物半導
体からなる第2の緩衝層とからなる緩衝層を具備したL
EDを作製する場合を例にして、本発明を具体的に説明
する。図2は本実施例2に係わるLEDの構造を示す断
面模式図である。
【0032】本実施例2に係わるLED用のエピタキシ
ャルウェハの作製は、以下のようにして行った。まず、
リン(P)をドープしたn形の(001)面を有するS
i単結晶基板101上に、480℃で主に多結晶から成
る酸化物緩衝層102を堆積した。酸化物緩衝層102
は、三酸化ガリウム(Ga23)の粉状混合物を蒸着源
とする一般的な真空蒸着法で形成した。X線回折分析の
結果に依れば、酸化物緩衝層102の主たる構成要素は
γ−Ga23であり、その構成比率は重量比率にして約
80%であった。酸化物緩衝層102内には、その他α
−Ga23やδ−Ga 23の存在が認められた。酸化物
緩衝層102の層厚は、約18nmとした。また、酸化
物緩衝層102はn形の導電性を示した。
【0033】酸化物緩衝層102上には、同じく480
℃で、トリメチルガリウム((CH33Ga)、トリメ
チルアルミニウム((CH33Al)及びアンモニア
(NH3)を原料とする一般的な常圧MOCVD法によ
り、アルミニウム組成比を0.1とする窒化アルミニウ
ム・ガリウム(Al0.1Ga0.9N)からなる第2の緩衝
層109を積層させた。第2の緩衝層109は、多結晶
と非晶質からなる構造を有し、層厚は約15nmであっ
た。
【0034】第2の緩衝層109上には、実施例1と同
様の手順により、n形下部クラッド層103、n形の多
相構造の発光層104、及び上部クラッド層105から
なる積層構造106を形成した。このようにして、実施
例1と同じn形下部クラッド層103、n形の多相構造
の発光層104、及び上部クラッド層105からなる発
光部を有するLED用のエピタキシャルウェハが作製さ
れた。さらに、実施例1と同じ方法により、上記エピタ
キシャルウェハにp形およびn形オーミック電極10
7、108を形成し、素子に分離してLEDを作製し
た。上記のようにして作製したLEDに20mAの順方
向電流を流した際の発光のピーク波長は約470nmで
あった。また一般的な積分球を利用して測定されたLE
Dの発光強度は、約18μWであった。すなわち本実施
例2では、実施例1のLEDに比べてさらに発光強度の
高いIII族窒化物半導体発光素子が得られた。
【0035】(実施例3)本実施例3では、β−Ga2
3を50重量%より多く含む酸化物緩衝層を含む緩衝
層上にIII族窒化物半導体結晶からなる積層構造を形
成してLEDを作製する場合を例にして本発明を具体的
に説明する。本実施例3に係わるLEDの構造は、図2
に示すLEDと同一とした。
【0036】本実施例3に係わるLEDは、以下の手順
で作製した。Sbをドープしたn形の(001)面を有
するSi単結晶基板101の表面上に、ガリウム酸化物
粉末を高圧プレス法で成型してなしたタ−ゲット材料を
使用して、一般的な高周波スパッタリング法により、4
00℃でα−Ga23を主体とする酸化物層を堆積し
た。該酸化物層の層厚は約100nmとした。
【0037】然る後、上記の酸化物層を形成した基板
を、アルゴン(Ar)気流中で1100℃で20分間加
熱した。これより、酸化物層を構成するα−Ga23
β−Ga 23に変換して、本発明に係わる酸化物緩衝層
102を形成した。酸化物緩衝層102中のβ−Ga2
3の重量構成比率は約98%程度となった。その他
は、α−Ga23がほとんどであった。α−Ga23
加熱してβ−Ga23に変態させて、β−Ga23を5
0重量%より多く含む酸化物緩衝層102を構成した
後、この酸化物緩衝層上に、実施例2と同様にしてAl
0.1Ga0.9Nからなる第2の緩衝層109を積層させ
た。
【0038】その後、上記の第2の緩衝層109上に、
実施例1と同様にして、n形下部クラッド層103、n
形の多相構造の発光層104、及び上部クラッド層10
5からなる積層構造106を形成した。この積層構造1
06の構成層103、104、105は何れも表面の平
坦性に優れるものとなった。
【0039】続いて、上記の方法で得られたエピタキシ
ャルウェハを用いて、実施例1と同様の方法により、L
EDを作製した。本実施例3で作製したLEDに、20
mAの順方向電流を流した際の発光のピーク波長は約4
72nmとなった。また発光強度は、23μWとなっ
た。このように発光強度の強いLEDが得られたのは、
酸化物緩衝層がほぼβ−Ga 23の単体から構成されて
いること、及び酸化物緩衝層上にIII族窒化物半導体
からなる第2の緩衝層を積層したことにより、積層構造
を構成する各構成層の結晶性が優れたものとなったこと
によると考えられる。このように本実施例3では、発光
強度の強いIII族窒化物半導体発光素子が得られる結
果となった。
【0040】
【発明の効果】本発明のIII族窒化物半導体発光素子
によれば、Si単結晶結晶基板上に表面の平坦な結晶性
の良いIII族窒化物半導体結晶からなる積層構造を形
成することができるため、発光強度の強いIII族窒化
物半導体発光素子を作製することが出来る。なお、上記
の実施例では、LEDを作製する場合について説明した
が、本発明はLDを作製する場合にも用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係わるLEDの構造を示す断面模式
図。
【図2】実施例2、3に係わるLEDの構造を示す断面
模式図。
【符号の説明】
101 Si単結晶基板 102 酸化物緩衝層 103 下部クラッド層 104 発光層 104a 発光層と上部クラッド層との接合界面 105 上部クラッド層 106 積層構造 107 p形オーミック電極 108 n形オーミック電極 109 第2の緩衝層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n形の導電性を有する珪素(Si)単結晶
    基板と、該基板上に形成された緩衝層と、該緩衝層上に
    形成されたIII族窒化物半導体結晶からなる積層構造
    とを具備するIII族窒化物半導体発光素子において、
    前記緩衝層が、前記Si単結晶基板に接して形成され
    た、ガリウム(Ga)の酸化物を50重量%より多く含
    む、n形の導電性を有する酸化物緩衝層を有することを
    特徴とするIII族窒化物半導体発光素子。
  2. 【請求項2】前記緩衝層が、前記酸化物緩衝層上に形成
    されたIII族窒化物半導体からなる第2の緩衝層を有
    することを特徴とする請求項1に記載のIII族窒化物
    半導体発光素子。
  3. 【請求項3】前記酸化物緩衝層が、ベータ(β)結晶型
    の三酸化ガリウム(β−Ga23)を50重量%より多
    く含むことを特徴とする請求項1または2に記載のII
    I族窒化物半導体発光素子。
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