JP2000345582A - 作業装置 - Google Patents

作業装置

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JP2000345582A
JP2000345582A JP11158405A JP15840599A JP2000345582A JP 2000345582 A JP2000345582 A JP 2000345582A JP 11158405 A JP11158405 A JP 11158405A JP 15840599 A JP15840599 A JP 15840599A JP 2000345582 A JP2000345582 A JP 2000345582A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックホーにおいて、ブームに油圧ホース挿
通用の孔を形成しないように構成すると共に重量アップ
を図らないでブーム基部を補強し、ブームの強度を確保
することを主目的とする。 【解決手段】 バックホーのアーム及び作業具を作動さ
せる油圧シリンダの圧油の供給・戻し用の油圧パイプ5
1,52をブーム主体部14Cのブーム長さ方向Dに略
直交する方向の上側Fに配管し、左右の側板30を連結
板31のブーム長さ方向Dに略直交する方向の上側Fで
連結部材47にて連結し、前記油圧シリンダ24,25
を制御するコントロールバルブ18から配設される油圧
ホース58,59を連結部材47と連結板31との間を
通して前記油圧パイプ51,52へと接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】油圧シリンダによって作動す
るブーム、アーム、作業具を備えたバックホー等の作業
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧シリンダによって作動(動
作)するブーム、アーム、作業具を備えた作業装置とし
てバックホーがあり、このバックホーを備えたものとし
て、図6に示すTLB1と呼称される作業車両がある。
このTLB1は、トラクタ2(走行車両)の前部にフロ
ントローダ3を、トラクタ2の後部にバックホー4をそ
れぞれ装着して構成される。前記トラクタ2は、左右一
対の前輪5及び後輪6を有し、ハンドル7の後方に運転
席8が前向き姿勢と後向き姿勢とに姿勢変更自在に備え
られている。
【0003】トラクタ2の車体2Aはエンジン、フライ
ホイールハウジング、クラッチハウジング、ミッション
ケース等を直結して主構成されており、この車体2Aに
はフロントローダ3及びバックホー4をトラクタ2に装
着するため、及び車体2Aの補強をするための補強枠9
(装着枠)が取り付けられている。バックホー4は、前
記補強枠9に着脱自在に連結された機枠11を備えてお
り、この機枠11の左右両側にはアウトリガー12が設
けられると共に、機枠11の後部には、揺動枠13の前
部側が上下方向の軸心回りに左右揺動自在に連結されて
いる。
【0004】この揺動枠13には、ブーム14の基部1
4Aが横軸27を介して左右方向の軸心回りに回動自在
に枢着されていて該ブーム14が上下揺動自在に設けら
れており、このブーム14の先端部14Bには、アーム
15の基部15Aが横軸28を介して左右方向の軸心回
りに回動自在に枢着されていて該アーム15が揺動自在
に設けられており、このアーム15の先端側には、作業
具としてのバケット16の基部16Aが横軸29を介し
て左右方向の軸心回りに回動自在に枢着されていて該バ
ケット16が揺動自在に設けられている。
【0005】前記機枠11上には、操作ボックス17が
設けられ、この操作ボックス17内には、該操作ボック
ス17に備えられた操作レバー19,20によって操作
されてバックホー4に備えられた油圧シリンダを制御す
るコントロールバルブ18が収納されている(図8及び
図9参照)。なお、油圧パイプ及び油圧ホース等を介し
て、トラクタ2に備えられた油圧ポンプからコントロー
ルバルブ18へと圧油が供給され、またコントロールバ
ルブ18からトラクタ2側へと圧油が戻されるように構
成されている。
【0006】前記アウトリガー12、揺動枠13,ブー
ム14,アーム15及びバケット16は、それぞれ油圧
シリンダ21,22,23,24,25によって作動す
る油圧式のものが採用されており、各油圧シリンダ2
1,22,23,24,25には前記コントロールバル
ブ18から圧油が供給され、また各油圧シリンダ21,
22,23,24,25からコントロールバルブ18へ
と圧油が戻されるように構成されている。図7に示すよ
うに、ブーム14の基部14Aと先端部14Bとの間の
主体部14Cは四角筒状の筒体によって構成されてい
る。
【0007】また、ブーム14の基部14Aは、この主
体部14Cの基端側(ブーム長さ方向下端側)の左右両
側に溶接等によって固定されていて主体部14Cからブ
ーム長さ方向D下方側に突出状とされた左右一対の側板
30と、この左右側板30のブーム長さ方向Dに略直交
する方向(ブーム14の上下揺動方向)の下側Eの端部
同士を連結する連結板31とから主構成されており、こ
のブーム基部14Aのブーム長さ方向Dに略直交する方
向の上側Fは開放状とされている。このブーム基部14
Aの左右側板30間の、ブーム長さ方向D下部側に、前
記揺動枠13の後部側が挿入状とされると共に、左右側
板30のブーム長さ方向D下端側及び揺動枠13の後部
下端側に前記横軸27が貫通状とされることにより、該
揺動枠13にブーム基部14Aが左右方向の軸心回りに
回動自在に枢着されている。
【0008】また、ブーム14を上下揺動させるブーム
シリンダ23は、ブーム14内にブーム長さ方向D下部
側(左右側板30間)から挿入状とされていると共に、
ブーム14の左右方向の幅の略中央部に位置する。この
ブームシリンダ23の一端側(シリンダ本体のピストン
頂部側の端部側)は、ブーム主体部14Cのブーム長さ
方向D中途部に横軸32を介して左右方向の軸心回りに
回動自在に枢着されており、ブームシリンダ23の他端
側(ピストンロッド先端側)は、揺動枠13の後部の左
右支持壁13A間上部に挿入されると共に該支持壁13
A上部に横軸33を介して左右方向の軸心回りに回動自
在に枢着されており、ブームシリンダ23を伸縮動作さ
せることで、ブーム14が横軸27を中心として上下に
揺動するようになっている。
【0009】また、ブーム14の先端部14Bは、前記
主体部14Cの先端側(ブーム長さ方向D上端側)の左
右両側に溶接等によって固定されていて主体部14Cか
らブーム長さ方向D上方側に突出状とされた左右一対の
側板34によって主構成されており、この左右側板34
間の先端側にアーム15の基部15Aのアーム長さ方向
中途部が挿入状とされると共に、この左右側板34及び
アーム基部15Aに前記横軸28が貫通状とされること
で、ブーム先端部14Bにアーム基部15Aが左右方向
の軸心回りに回動自在に枢着されている。
【0010】また、このアーム15を揺動させるアーム
シリンダ24はブーム14のブーム長さ方向Dに直交す
る方向(アームの揺動方向)の上側Fに該ブーム14と
間隔をおいて配置されており、このアームシリンダ24
の一端側(シリンダ本体のピストン頂部側の端部側)
は、ブーム基部14Aのブーム長さ方向D上部側で且つ
ブーム長さ方向Dに略直交する方向の上側Fに横軸35
を介して左右方向の軸心回りに回動自在に枢着されてお
り、アームシリンダ24の他端側(ピストンロッド先端
側)は、アーム基部15Aのアーム長さ方向上端側に横
軸36を介して左右方向の軸心回りに回動自在に枢着さ
れており、アームシリンダ24を伸縮動作させること
で、アーム15が横軸28を中心として揺動するように
なっている。
【0011】また、バケット16を揺動させるバケット
シリンダ25は、アーム15のアーム長さ方向に直交す
る方向の上側に該アーム14と間隔をおいて配置されて
おり、このバケットシリンダ25の一端側(シリンダ本
体のピストン頂部側の端部側)は、アーム基部15Aに
横軸37を介して左右方向の軸心回りに回動自在に枢着
されており、バケットシリンダ25の他端側(ピストン
ロッド先端側)は、一対のリンク39,40の一端側に
左右方向の軸心回りに回動自在に枢着され、一方のリン
ク39の他端側はアーム14の先端側に左右方向の軸心
回りに回動自在に枢着され、他方のリンク40の他端側
はバケット16の基部16A側に左右方向の軸心回りに
回動自在に枢着されており、バケットシリンダ25を伸
縮動作させることで、バケット16が横軸29を中心と
して揺動するようになっている。
【0012】図7及び図8に示すように、ブーム主体部
14Cの、ブーム長さ方向Dに略直交する方向の上側F
の壁部の、ブーム長さ方向D中途部には油圧ホースを挿
通させるためのホース挿通孔41が形成されている。コ
ントロールバルブ18から、ブームシリンダ23、アー
ムシリンダ24及びバケットシリンダ25への圧油の供
給、並びにこれらシリンダ23,24,25からコント
ロールバルブ18への圧油の戻りは油圧ホース42,4
3,44を介して行われ、これら油圧ホース42,4
3,44は、図8及び図9に示すように、ブーム14の
長さ方向下端側(左右側板30の間)からブーム14内
に挿入されている。
【0013】ブーム用油圧ホース42はブーム14内で
ブームシリンダ23に接続され、アーム用油圧ホース4
3は、ブーム14の主体部14Cに形成されたホース挿
通孔41から外部に引き出されてアームシリンダ24に
接続され、バケット(作業具)用油圧ホース44は、ホ
ース挿通孔41から外部に引き出されて油圧パイプ45
及び油圧ホース46等を介してバケットシリンダ25に
接続されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、バックホー4の容量アップを図った場合、作業時
における荷重がブーム14に作用すると、ブーム14の
ホース挿通孔41形成部分の応力が大きくなることか
ら、該部分を補強しなければならず、構造が複雑になる
と共に重量アップの要因ともなるという問題が生じる。
また、バックホー4の容量アップを図った場合、作業時
にブーム14に作用する荷重により、ブーム基部14A
の、ブーム長さ方向Dに直交する方向の下側Eの部分の
応力が大きくなり、該部分の補強も図らなければならな
いが、左右側板30及び連結板31の板厚を厚くする
と、かなりの重量アップになるという問題が生じる。
【0015】そこで、本発明は前記問題点に鑑みて、応
力集中の問題を解消してブームの強度確保を図ると共
に、大きな重量アップとならないよう考慮することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、機枠11側にブーム1
4の基部14Aを上下揺動自在に枢支し、このブーム1
4の先端側にアーム15を揺動自在に枢支し、このアー
ム15の先端側に作業具16を装着してなり、前記ブー
ム基部14Aは、筒状のブーム主体部14Cのブーム長
さ方向D基端側の左右両側に固定された左右の側板30
を備えると共に、この左右側板30のブーム長さ方向D
に略直交する方向の下側端部同士を連結板31で連結し
てなり、前記左右側板30のブーム長さ方向Dの下部が
横軸27を介して機枠11側に枢支されている作業装置
において、アーム15及び作業具16を作動させる油圧
シリンダ24,25の圧油の供給・戻し用の油圧パイプ
51,52をブーム主体部14Cのブーム長さ方向Dに
略直交する方向の上側Fに配管し、左右の側板30を連
結板31のブーム長さ方向に略直交する方向Dの上側F
で連結部材47にて連結し、前記油圧シリンダ24,2
5を制御するコントロールバルブ18から配設される油
圧ホース58,59を連結部材47と連結板31との間
を通して前記油圧パイプ51,52へと接続したことを
特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はTLBに採用されるバック
ホー4を例示しており、図示省略した部分は前記従来の
構成と略同様であり、また、図示した構成で従来の構成
と同様の部分は、従来のものと同様の符号を付して説明
を省略する。図1〜図4において、ブーム基部14Aを
構成する左右側板30は、外壁板30Aと、この外壁板
30Aの左右方向内面側に溶接等によって固定された内
壁板30Bとから主構成され、外壁板30Aは内壁板3
0Bよりも板厚の厚い部材で形成されている(なお、外
壁板30Aと内壁板30Bとが一体であってもよい)。
【0018】前記内壁板30Bの、ブーム長さ方向D上
端側は、ブーム主体部14Cのブーム長さ方向D下端側
の左右側面に溶接等によって固定されている。また、外
壁板30Aのブーム長さ方向D下端部が横軸27を介し
て揺動枠13に枢支されており、内壁板30Bの、前記
外壁板30Aの枢支部分に対応する部分は切除されてい
る。また、外壁板30Aの、内壁板30Bのブーム長さ
方向Dに略直交する方向の下部側で且つブーム長さ方向
D上端から中途部に亘る部分に対応する部分が切除され
ている。
【0019】また、連結板31は、内壁板30Bのブー
ム長さ方向Dに略直交する方向の内壁板30B端部間を
閉塞するように設けられると共に、ブーム主体部14C
のブーム長さ方向D下端側にも溶接等によって固定され
ている。また、左右の側板30は、この左右側板30間
のブーム長さ方向D下部側で且つブーム長さ方向Dに略
直交する方向の下部側に左右方向に配置された連結部材
47で連結されており、この連結部材47によって、大
幅な重量アップを図らずに、有効にブーム基部14Aを
補強できる。
【0020】この連結部材47は、本実施の形態では、
複数本(図例では3本)の丸棒材から構成され、それぞ
れブーム長さ方向Dに相互に間隔をおいて配置されてい
る。また、各連結部材47は連結板31と間隔をおいて
配置されている。また、各連結部材47の左右端部は、
内壁板30Bを貫通して溶接等によって側板30に固定
されている。ブーム主体部14Cの、ブーム長さ方向D
下端側で且つブーム長さ方向Dに略直交する方向の上側
Fには、アームシリンダ24のシリンダ本体のピストン
頂部側の端部を枢支する支持部材48が設けられてい
る。
【0021】この支持部材48は、ブーム主体部14C
の、ブーム長さ方向Dに略直交する方向の上面に溶接等
によって固定される底壁48Aの左右両側からブーム長
さ方向Dに直交する方向の上側Fに向かって立ち上がる
支持壁48Bとから主構成されており、左右支持壁48
B間にアームシリンダ24のシリンダ本体のピストン頂
部側の端部が枢支されている。なお、この支持部材48
の左右支持部48B外面には、外壁板30Aが溶接等に
よって固定されている。
【0022】前記支持部材48は、ブーム主体部14C
からブーム長さ方向D下方側に突出しており、この支持
部材48のブーム長さ方向Dの下方側には、左右の側板
30間に介在されていて、左右の側板30を連結するコ
字形の補強部材49が配置されている。また、ブーム主
体部14Cのブーム長さ方向Dに略直交する方向の上側
Fには、アームシリンダ24の圧油の供給・戻り用の一
対の油圧パイプ51と、バケットシリンダ25の圧油の
供給・戻り用の一対の油圧パイプ52とがブーム長さ方
向Dに沿って配管されている。したがって、本実施の形
態のブーム主体部14Cのブーム長さ方向Dに直交する
方向の上面側には、油圧ホースを挿通させるための孔は
形成されていない。
【0023】アームシリンダ24用の油圧パイプ51の
一端側は、ブーム主体部14Cのブーム長さ方向D中途
部に固定された支持部材53に固定されると共に、油圧
ホースを介してアームシリンダ24に接続されており、
バケットシリンダ25用の油圧パイプ52の一端側は、
ブーム先端部14Bの側面に取付固定された支持部材5
4に固定されると共に、油圧ホースを介してバケットシ
リンダ25に接続されている。また、アームシリンダ2
4用の油圧パイプ51及びバケットシリンダ25用の油
圧パイプ52の他端側は、ブーム主体部14Cからブー
ム長さ方向D下方側に突出しており、前記補強部材49
に着脱自在に取り付けられる保持部材55によって補強
部材49に固定されていると共に、端部にはそれぞれ継
手部材56,57が設けられており、各継手部材56,
57の接続口はブーム長さ方向Dの下側Eに向けて指向
している。
【0024】これら継手部材56,57は、左右の側板
30間の幅内に位置し、且つ側板30の幅内9の左右一
方(図例では右側)に集められていると共に、ブーム長
さ方向Dに沿って配置されている。前記各継手部材5
6,57はそれぞれコントロールバルブ18と油圧ホー
ス58,59を介して接続されている。この各油圧ホー
ス58,59は、操作ボックス17の後面側から外部に
取り出されると共に、揺動枠13の後部側の左右支持壁
13A間を通って、ブーム基部14Aの左右側板30間
に、横軸27,33間から挿入され、ブーム長さ方向D
最下端の連結部材47とその上側の(中間部の)連結部
材47との間を通り、ブーム長さ方向D最上端及び中間
部の連結部材47と連結板31との間を通り、さらに、
ブームシリンダ23と右側の側板30との間を通って継
手部材56,57ヘと配設されている。
【0025】したがって、前記連結部材47は、ブーム
基部14Aの補強部材としての機能の他に、前記油圧ホ
ース58,59のガイドとしての機能も備えている。な
お、コントロールバルブ18からブームシリンダ23へ
と配設される油圧ホースも途中までは前記油圧ホース5
8,59と同様に配設され、ブーム主体部14C内でブ
ームシリンダ23に接続される。なお、前記継手部材5
6,57は、左右方向一側に集められることはなく、図
5に示すように、一方の油圧パイプ51の継手部材56
を左右の側板30間の幅内の左右一側(図例では右側)
に配置し、他方の油圧パイプ52の継手部材57を左右
の側板30間の幅内の左右他側(図例では左側)に配置
するようにしてもよい。この場合、一方の継手部材56
に接続される油圧ホース58はブームシリンダ23の左
右一側方(右側)を通り、他方の継手部材57に接続さ
れる油圧ホース59はブームシリンダ23の左右他側方
(左側)を通る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、アーム15及び作業具
16を作動させる油圧シリンダ24,25の圧油の供給
・戻し用の油圧パイプ51,52をブーム主体部14C
のブーム長さ方向Dに略直交する方向の上側Fに配管
し、左右の側板30を連結板31のブーム長さ方向に略
直交する方向Dの上側Fで連結部材47にて連結し、前
記油圧シリンダ24,25を制御するコントロールバル
ブ18から配設される油圧ホース58,59を連結部材
47と連結板31との間を通して前記油圧パイプ51,
52へと接続したので、ブーム14に油圧ホース挿通用
の孔を形成しなくてもよいと共に、連結部材47によっ
てブーム基部14Aが大幅な重量アップをしないで補強
され、ブーム14の容量をアップさせても充分にブーム
14の強度が確保でき、しかも、連結部材47が油圧ホ
ース58,59のガイドとしての機能も有するという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックホーのブーム、機枠、揺動
枠等を示す側面図である。
【図2】本発明に係るブームの基部側の構造を示す側面
断面図である。
【図3】ブームの及び油圧パイプの、ブーム長さ方向に
直交する方向の上側からみた図である。
【図4】本発明に係るブームの基部側の構造を示す側面
断面図である。
【図5】油圧パイプの他の例を示す図であって、ブーム
の及び油圧パイプの、ブーム長さ方向に直交する方向の
上側からみた図である。
【図6】従来例に係る、TLBの側面図である。
【図7】従来例に係るブーム等の斜視図である。
【図8】従来の油圧ホースの配設構造を示す斜視図であ
る。
【図9】従来の油圧ホースの配設構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 機枠 14 ブーム 14A ブーム基部 14C ブーム主体部 15 アーム 16 バケット(作業具) 18 コントロールバルブ 24 アームシリンダ 25 バケットシリンダ 27 横軸 30 側板 31 連結板 47 連結部材 51 油圧パイプ 52 油圧パイプ 58 油圧ホース 59 油圧ホース D ブーム長さ方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠(11)側にブーム(14)の基部
    (14A)を上下揺動自在に枢支し、このブーム(1
    4)の先端側にアーム(15)を揺動自在に枢支し、こ
    のアーム(15)の先端側に作業具(16)を装着して
    なり、前記ブーム基部(14A)は、筒状のブーム主体
    部(14C)のブーム長さ方向(D)基端側の左右両側
    に固定された左右の側板(30)を備えると共に、この
    左右側板(30)のブーム長さ方向(D)に略直交する
    方向の下側端部同士を連結板(31)で連結してなり、
    前記左右側板(30)のブーム長さ方向(D)の下部が
    横軸(27)を介して機枠(11)側に枢支されている
    作業装置において、 アーム(15)及び作業具(16)を作動させる油圧シ
    リンダ(24),(25)の圧油の供給・戻し用の油圧
    パイプ(51),(52)をブーム主体部(14C)の
    ブーム長さ方向(D)に略直交する方向の上側(F)に
    配管し、左右の側板(30)を連結板(31)のブーム
    長さ方向に略直交する方向(D)の上側(F)で連結部
    材(47)にて連結し、前記油圧シリンダ(24),
    (25)を制御するコントロールバルブ(18から配設
    される油圧ホース(58),(59)を連結部材(4
    7)と連結板(31)との間を通して前記油圧パイプ
    (51),(52)へと接続したことを特徴とする作業
    装置。
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