JP2000334420A - 不燃材料、不燃ボードおよびそれらの製造方法 - Google Patents

不燃材料、不燃ボードおよびそれらの製造方法

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JP2000334420A
JP2000334420A JP11154693A JP15469399A JP2000334420A JP 2000334420 A JP2000334420 A JP 2000334420A JP 11154693 A JP11154693 A JP 11154693A JP 15469399 A JP15469399 A JP 15469399A JP 2000334420 A JP2000334420 A JP 2000334420A
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crushed
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manufacturing
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Otoshige Sone
音重 曽根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄された廃棄物を有効に活用でき、軽くて
不燃性が高く、しかも加熱・燃焼しても有害ガスが発生
せず安全で、容易に加工できる不燃材料、不燃ボードお
よびそれらの製造方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製の破砕ごみ1を水槽Wに投入
し、この水槽W内で破砕ごみ1を攪拌(20P )し、水槽
W内から沈下物1Bを除去(30P )し、水槽W内から浮
遊物1Bとなった破砕ごみ1を取り出し(40P )、破砕
ごみ1Bをカットし、粉粒状になるまで粉砕し(50P
)、粉粒状の破砕ごみ1に、粉砕され(70P)、植物繊
維を含んだ雑誌等の資源ごみ2を粘着剤として加え、さ
らに、ケイ酸カルシウム3およびリン酸二水素アンモニ
ウム4を加えて混合する(60P )と、不燃材料5とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不燃材料、不燃ボ
ードおよびそれらの製造方法に関する。さらに詳しく
は、A・T級、B級あるいは畳床用のインシュレーショ
ンボード、インテリア用品、寝具建材、ベッド、ソファ
ー、屋根板、内装建材、建材としてのシージングボード
およびより強度を要求されるハードボードなどに特に好
適な不燃材料、不燃ボードおよびそれらの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】家庭から廃棄される廃棄物は、従来よ
り、地方自治体等の回収車により回収されている。最近
では、ダイオキシンを代表とする有害物質を含んだ有害
ガスの発生を防止するために、また、有効資源をリサイ
クルするために、地方自治体の要請により、いくつかの
種類のごみに分別され、別々に回収されている。つま
り、料理くず、残飯等の「燃やせるごみ」と、雑誌、新
聞、ダンボール、麻製もしくは綿製の古着、木皮や木
片、スチール缶、アルミ缶、ガラスビン等の「資源ご
み」と、合成樹脂製のペットボトル、トレー類、ポリ容
器、ポリ袋、発泡スチロール等の「破砕ごみ」に分別さ
れるのである。
【0003】「燃やせるごみ」は、放置しておくと異臭
を放ち始めるが焼却しても有害ガスが発生しないので、
地方自治体等の回収車によって回収され、焼却される。
「燃やせるごみ」は、焼却されても有害ガスが発生しな
いので問題はない。「資源ごみ」は、専用の回収車によ
って回収され、リサイクルされて再生紙となる。このよ
うに、リサイクルによって、新しい再生紙となるのは望
ましいことであり、過剰な森林伐採を防止する一手段と
して有効である。「破砕ごみ」は、自然分解することな
く、しかも焼却するとダイオキシン等の有害物質を含ん
だ有害ガスが発生する。このため、別の専用の回収車に
よって回収されるが、この「破砕ごみ」は破砕されて埋
立地に埋められるのである。
【0004】他方、従来の不燃ボードは、その材料とし
て、石やタイル等がある。しかるに、石やタイル等を材
料とした不燃ボードは、不燃であるが重い。そこで、軽
い材料を難燃性にするための難燃加工、防炎加工の研究
がされており、特に難燃材料の研究は広く行われてい
る。難燃材料と云えば、一般に、塩素、臭素、リン、ホ
ウ素などは難燃性の元素として知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述のごと
く、「破砕ごみ」は、埋められるのみであり、有効に活
用する手段がなく、大きな社会問題となっている。
【0006】また、「資源ごみ」は、リサイクルされて
再生紙となるが、現状では再生紙を製造する費用が高
い。このため、「資源ごみ」は、回収過剰となる場合が
あり、過剰分の古紙等は、倉庫や空き地に高く積み上げ
られたままである。雑誌等の有効な利用もしくは新たな
用途の開拓が望まれている。
【0007】さらに、従来の不燃材料は、不燃性・難燃
性の一面でのみ評価すれば、その効果はかなり高いが、
以下の問題がある。つまり、例えば、アジリジニルホス
フィンオキシドや2、3−ジブロモプロピルホスフィー
トなどの難燃材料は難燃性の効果は高いが、火災時に煙
やダイオキシン等が含まれた有毒ガスが発生する材料と
して知られている。しかも、これらの材料には、発癌性
があることが見い出され、それぞれ使用禁止に至ってい
るという問題がある。
【0008】本発明はかかる事情に鑑み、廃棄された廃
棄物を有効に活用でき、軽くて不燃性が高く、しかも加
熱・燃焼しても有害ガスが発生せず安全で、製造コスト
が低く抑えることができ、容易に加工できる不燃材料、
不燃ボードおよびそれらの製造方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の不燃材料は、
合成樹脂製の破砕ごみを水槽に投入し、該水槽内で前記
破砕ごみを攪拌し、前記水槽内から沈下物を除去し、前
記水槽内から浮遊物となった前記破砕ごみを取り出し、
該破砕ごみをカットし、粉粒状になるまで粉砕し、粉粒
状の破砕ごみに、粘着剤を加え、さらに、ケイ酸カルシ
ウムおよびリン酸二水素アンモニウムを加えて混合する
ことを特徴とする。請求項2の不燃材料は、請求項1記
載の発明において、前記粘着剤が、植物繊維を含んだ雑
誌等の資源ごみが粉砕されたものであることを特徴とす
る。請求項3の不燃材料は、請求項1または2記載の発
明において、前記粘着剤の容量比率が、前記破砕ごみの
50%以上であることを特徴とする。
【0010】請求項4の不燃ボードは、請求項1、2ま
たは3記載の発明において、前記ケイ酸カルシウムおよ
び前記リン酸二水素アンモニウムの混合容量比率が、前
記破砕ごみの容量の80〜120 %であることを特徴とす
る。
【0011】請求項5の不燃ボードは、請求項1、2、
3または4の製造方法によって製造されたことを特徴と
する。請求項6の不燃ボードは、温度をT[℃]、圧力
をP[kg/cm2]とし、 (1) 150 ≦ T ≦ 300 (2) 1.5 ≦ P ≦ 7.5 (3) 40P ≧ T−100 (4) 100 P ≦ 5.9 T−725 の(1) 〜(4) の全ての条件を満たす(T、P)の領域内
で、請求項5の不燃材料をホットプレスすることを特徴
とする。請求項7の不燃ボードは、温度をT[℃]、圧
力をP[kg/cm2]とし、 (5) 150 ≦ T ≦ 200 (6) 1.5 ≦ P ≦ 2.5 の(5) 〜(6) の全ての条件を満たす(T、P)の領域内
で、請求項5の不燃材料をホットプレスすることを特徴
とする。請求項8の不燃材料は、温度をT[℃]、圧力
をP[kg/cm2]とし、 (7) 250 ≦ T ≦ 300 (8) 5.0 ≦ P ≦ 7.5 の(7) 〜(8) の全ての条件を満たす(T、P)の領域内
で、請求項5の不燃材料をホットプレスすることを特徴
とする。請求項9の不燃材料は、請求項6、7または8
の製造方法によって製造されたことを特徴とする。請求
項10の不燃材料は、請求項9の不燃ボードを粉粒状に
なるまで粉砕し、再度、請求項6、7または8記載の
(T、P)の領域内でホットプレスすることを特徴とす
る。
【0012】本明細書において、合成樹脂製の破砕ごみ
とは、ペットボトル、トレー類、ポリ容器、ポリ袋、発
泡スチロール等を含む概念である。また、雑誌等の資源
ごみとは、新聞、雑誌、ダンボール、麻製もしくは綿製
の古着等を含み、スチール缶、アルミ缶、ガラスビン等
を含まない概念である。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の不燃材料の第1製造
方法を示すフローチャートである。同図において、符号
1は合成樹脂製の破砕ごみを示している。この合成樹脂
製の破砕ごみは、合成樹脂製のペットボトル、トレー
類、ポリ袋、ポリ容器、発泡スチロール等である。この
合成樹脂製の破砕ごみ1は、地方自治体によって回収さ
れたものを使用するとよい。もちろん、この合成樹脂製
の破砕ごみ1には、料理くずや残飯等の燃やせるごみは
含まれていない。
【0014】まず、合成樹脂製の破砕ごみ1を、水の入
った水槽Wに投入する(10P )。なお、水槽Wは、約3
m以上の深さのものが好適である。
【0015】つぎに、水槽W内の合成樹脂製の破砕ごみ
1を撹拌する(20P )。撹拌する手段としては、水面を
波打たせると同時に合成樹脂製の破砕ごみ1を上下にか
き混ぜることができる撹拌装置が好適である。
【0016】しかる後、水槽W内の水より比重が高いも
の、例えば鉄、土、石、ガラス等は、沈下物1Aとして
水槽W内の底に沈む。そして、水槽W内の水より比重が
低いものは、浮遊物1Bとして水槽W内の水に浮いてい
る。そこで、前記沈下物1Aを取り出して除去する(30
P )。
【0017】そして、合成樹脂製の破砕ごみ1の浮遊物
1Bを水槽Wから取り出す(40P )。なお、取り出す手
段としては、原料ポンプ、ベルトコンベア等を用いれば
よく、種々の手段を採択しうる。
【0018】この合成樹脂製の破砕ごみ1の浮遊物1B
を、約2mm以下の粉粒になるまで粉砕する(50P )。な
お、粉砕手段としては、ビーター等による水中粉砕でも
よく、空中粉砕機による含水粉砕であってもよく、種々
の手段を採択しうる。とくに、水中粉砕や含水粉砕の場
合には、粉塵を散らすこともなく、衛生的である。
【0019】他方、図2において、符号2は雑誌等の資
源ごみを示している。この雑誌等の資源ごみ2は、植物
繊維を含んだ雑誌、新聞、ダンボール麻製もしくは綿製
の古着木皮や木片等である。この雑誌等の資源ごみ2
は、地方自治体によって回収されたものを使用するとよ
い。もちろん、この雑誌等の資源ごみ2には、料理くず
や残飯等の燃やせるごみは含まれていない。
【0020】この雑誌等の資源ごみ2を、カッター等に
よって約10〜20mm程度の長さになるまでカットし、
粉砕する(70P )。
【0021】さて、前記合成樹脂製の破砕ごみ1の浮遊
物1Bに、粉粒状の雑誌等の資源ごみ2、ケイ酸カルシ
ウム3およびリン酸二水素アンモニウム4を混合すると
(60P )、本発明の不燃材料5が得られる。なお、本発
明の不燃材料5に撥水剤を添付して混合すると、成型時
に撥水作用を示すようになるので、好適である。さらに
なお、合成樹脂製の破砕ごみ1の浮遊物1Bに、雑誌等
の資源ごみ2、ケイ酸カルシウム3およびリン酸二水素
アンモニウム4を混合させる手段としては、ミキサーや
練り機を用いればよい。
【0022】つぎに、雑誌等の資源ごみ2の混合比率に
ついて説明する。雑誌等の資源ごみ2の混合比は、前記
合成樹脂製の破砕ごみ1の浮遊物1Bの50%以上であ
る。もし、合成樹脂製の破砕ごみ1の浮遊物1Bに対し
て、容量比で50%未満の雑誌等の資源ごみ2を混合さ
せた場合には、粘着力が足りず、成型時に脆くなってし
まうという不具合が生じる。このため、合成樹脂製の破
砕ごみ1の浮遊物1Bに対する雑誌等の資源ごみ2の混
合容量比率は、50%以上が好適である。
【0023】前記ケイ酸カルシウム3およびリン酸二水
素アンモニウム4の合計混合比は、前記合成樹脂製の破
砕ごみ1の浮遊物1Bの80〜120 %である。
【0024】ケイ酸カルシウム3およびリン酸二水素ア
ンモニウム4の添加剤の混合比率について説明する。も
し、合成樹脂製の破砕ごみ1の浮遊物1Bに対して、容
量比で80%未満のケイ酸カルシウム3およびリン酸二
水素アンモニウム4の添加剤を混合させた場合には、ケ
イ酸カルシウム3およびリン酸二水素アンモニウム4の
量が少ないので、不燃効果が低い。さもなくばもし、合
成樹脂製の破砕ごみ1の浮遊物1Bに対して、容量比で
120 %を超えてケイ酸カルシウム3およびリン酸二水素
アンモニウム4の添加剤を混合させた場合には、不燃で
はあるが脆くなり、成型時にひび割れが生じるという不
都合が生じる。このため、合成樹脂製の破砕ごみ1の浮
遊物1Bに対するケイ酸カルシウム3およびリン酸二水
素アンモニウム4の添加剤の混合比率は80〜120 %が
好適であり、特に、100 %前後が最適である。
【0025】本発明の不燃材料の製造方法によって製造
された不燃材料5は、合成樹脂製の破砕ごみ1の浮遊物
1Bの粉粒に、雑誌等の資源ごみ2の粉粒と、ケイ酸カ
ルシウム3およびリン酸二水素アンモニウム4とを単に
物理的に混合しただけで、化学的反応を起こしていない
にも拘らず、不燃性が高く、また、燃えても黒煙やダイ
オキシンなどの有害物質を発生せず安全であるという効
果を奏する。このため、この不燃材料5を素材としてハ
ードボードを製造した場合、不燃性が高く、また、燃え
ても黒煙やダイオキシンなどの有害物質を発生せず安全
なので、建材に使用するのに好適である。
【0026】つぎに、不燃ボードの製造方法について説
明する。図2は本発明の不燃ボードの第1製造方法を示
すフローチャートである。同図に示すように、本発明の
不燃ボードの第1製造方法において、その原料として、
本発明の不燃材料の製造方法によって製造された不燃材
料5を使用する。まず、不燃材料5をプレス機で成型し
(81P )、自然乾燥もしくは加熱乾燥によって乾燥する
(82P )。
【0027】そして、プレス機によって、後述する好適
な温度Tおよび圧力Pの条件下でホットプレスする(83
P )と、不燃材料5に含まれる合成樹脂製の破砕ごみ1
および雑誌等の資源ごみ2などの可燃性樹脂が固まると
ともに、前記ケイ酸カルシウム3およびリン酸二水素ア
ンモニウム4が結晶化する。最後に、所望の大きさに例
えば、幅1m×長さ2mに裁断する(84P )と、第1実
施形態の不燃ボード10A となる。この第1実施形態の不
燃ボード10A に釘打ち用孔を穿孔し、建材として使用で
きる。第1実施形態の不燃ボード10A の用途については
後述する。
【0028】つぎに、本発明の不燃ボードの第1製造方
法において、最も重要な前記ホットプレス工程83P での
温度Tおよび圧力Pの条件について説明する。図5はホ
ットプレス工程83P における温度−圧力条件グラフであ
って、縦軸は圧力P、横軸は温度Tを示している。同図
において、縦軸の圧力Pの単位は[kg/cm2]、横軸の温
度Tの単位は[℃]であり、説明のため、縦軸と横軸の
スケールを変えて示している。また、以下では圧力を
P、温度をTとして説明する。
【0029】同図における閉領域(灰色で塗りつぶされ
ている)が、ホットプレス工程83Pに好適な第1(T、
P)領域である。この第1(T、P)領域は、 (1) 150 ≦ T ≦ 300 (2) 1.5 ≦ P ≦ 7.5 (3) 40P ≧ T−100 (4) 100 P ≦ 5.9 T−725 の(1) 〜(4) の全ての条件を満たす領域である。
【0030】もし、T<150 を満たすTでホットプレス
(83P )した場合には、Tが低過ぎて不燃材料5のケイ
酸カルシウム3およびリン酸二水素アンモニウム4が結
晶化せず、またホットプレス工程83P の完了までに時間
がかかり過ぎる。一方、T>300 を満たすTでホットプ
レス(83P )した場合には、Tが高過ぎて不燃材料5が
溶解してしまったり、また、内部にエアが溜まり、この
エアが膨張してエア爆発を生じることがある。さらに、
冷却して固まると硬くなり過ぎて、後工程の裁断(19)や
穿孔などの加工が困難となり、加工性に欠けたものとな
る。このため、前記(1) 150 ≦T≦ 300 を満たすTが
好適である。
【0031】また、前記(1) 150 ≦T≦300 を満たすT
であっても、P<1.5 を満たすPでホットプレス(83P )
した場合には、圧力不足によって厚さが不均一となった
り、また、固まらずばらばらになってしまう。一方、P
>7.5 を満たすPでホットプレス(83P )した場合に
は、硬くなり過ぎて、後工程の裁断(19)や穿孔などの加
工が困難となり、加工性に欠けたものとなる。このた
め、前記(2) 1.5 ≦P≦7.5 を満たすPが好適である。
【0032】さらに、前記(1) 、(2) を満たしていたと
しても、40P<T−100を満たす(T、P)でホットプ
レス(83P )した場合には、Tに対してPが小さ過ぎ、
不燃材料5が固まらずばらばらになってしまうという不
都合が生じる。このため、前記(3) 40P≧T−100を満
たす(T、P)領域が好適である。
【0033】さらにまた、前記(1) 、(2) 、(3) を満た
していたとしても、100 P>5.9 T−725 を満たす
(T、P)でホットプレス(83P )した場合には、Tに
対してPが大き過ぎ、大きな力が加わり変形してしまう
という不都合が生じる。このため、前記(4) 100 P≦5.
9 T−725 を満たす(T、P)領域が好適である。
【0034】したがって、前記(1) 、(2) 、(3) 、(4)
の全てを満たす第1(T、P)領域で不燃材料5をホッ
トプレス(83P )すると、適度な硬さとなり崩れたり変
形したりせずに、第1実施形態の不燃ボード10A を短時
間に製造することができるという効果を奏する。
【0035】つぎに、第1実施形態の不燃ボード10A の
作用・効果を説明する。この第1実施形態の不燃ボード
10A に、1000〜1200℃の直火を2分間当て続けても、引
火しない。このため、第1実施形態の不燃ボード10A
は、不燃性が高いという効果を奏する。しかも、この第
1実施形態の不燃ボード10A を燃やしても、黒煙やダイ
オキシンは全く発生せず、発癌物質はもちろんのこと人
体に有毒なガスは一切発生しないという効果を奏する。
【0036】第1実施形態の不燃ボード10A の用途とし
ては、A・T級、B級あるいは畳床用のインシュレーシ
ョンボード、インテリア用品、寝具建材、パレット、掲
示板などの用途を挙げることができるが、これらは単な
る例示にすぎず種々の用途に使用しうる。
【0037】つぎに、本発明の不燃ボードの第2製造方
法を説明する。前記(1) 、(2) 、(3) 、(4) を満たす第
1(T、P)領域内であって、とくに、次に示す(5) 、
(6) を満たす第2(T、P)領域もしくは、(7) 、(8)
を満たす第3(T、P)領域でホットプレス(83P )す
ると好適である。本発明の不燃ボードの第2製造方法の
ホットプレス工程83P における第2(T、P)領域は、 (5) 150 ≦ T ≦ 200 (6) 1.5 ≦ P ≦ 2.5 の(5) 〜(6) の全ての条件を満たす領域である。
【0038】もし、T<150 を満たすTでホットプレス
(83P )した場合には、上述のごとく、Tが低過ぎて不
燃材料5のケイ酸カルシウム3およびリン酸二水素アン
モニウム4が結晶化せず、またホットプレス工程83P の
完了までに時間がかかり過ぎる。一方、T>200 でホッ
トプレス(83P )した場合には、表面の仕上りに滑らか
さが欠けたものとなる。このため、前記(5) 150 ≦T≦
200 を満たすTが好適であり、特にT=155 前後が最適
である。
【0039】また、前記(5) 150 ≦T≦200 を満たすT
であっても、P<1.5 を満たすPでホットプレス(83P
)した場合には、上述のごとく、圧力不足となり、不
燃材料5が固まらずばらばらになってしまうという不都
合が生じる。一方、P>2.5 を満たすPでホットプレス
(83P )した場合には、不必要な圧力が加わり必要以上
に硬くなり過ぎる。このため、前記(6) 1.5 ≦P≦2.5
が好適である。
【0040】したがって、前記(5) 〜(6) の全てを満た
す第2(T、P)領域でホットプレス(83P )すると、
適度な硬さで崩れたり変形したりせずに、均一な厚さの
第2実施形態の不燃ボード10B を短時間に製造すること
ができるという効果を奏する。
【0041】つぎに、第2実施形態の不燃ボード10B の
作用・効果を説明する。この第2実施形態の不燃ボード
10B に、1000〜1200℃の直火を2分間当て続けても、引
火しない。このため、第2実施形態の不燃ボード10B
は、不燃性が高いという効果を奏する。しかも、この第
2実施形態の不燃ボード10B を燃やしても、黒煙やダイ
オキシンは全く発生せず、発癌物質はもちろんのこと人
体に有毒なガスは一切発生しないという効果を奏する。
【0042】また、第2実施形態の不燃ボード10B の用
途としては、繊維質なので弾力性を有しており、ベッド
やソファーなどに特に好適である。また、A・T級、B
級あるいは畳床用のインシュレーションボード、インテ
リア用品、寝具建材、パレット、掲示板などの用途を挙
げることができるが、これらは単なる例示にすぎず種々
の用途に使用しうる。
【0043】つぎに、本発明の不燃ボードの第3製造方
法を説明する。本発明の不燃ボードの第3製造方法のホ
ットプレス工程83P における第3(T、P)領域は、 (7) 250 ≦ T ≦ 300 (8) 5.0 ≦ P ≦ 7.5 の(7) 〜(8) の全ての条件を満たす領域である。
【0044】もし、T<250 を満たすTでホットプレス
(83P )した場合には、ホットプレス工程83P の完了ま
でに時間がかかってしまう。一方、T>300 を満たすT
でホットプレス(83P )した場合には、上述のごとく、
Tが高過ぎて不燃材料5が溶解してしまい、固まると硬
くなり過ぎて、裁断(19)や穿孔などの加工が困難とな
り、加工性に欠けたものとなる。このため、前記(7) 25
0 ≦T≦300 が好適である。
【0045】また、前記(7) 250 ≦T≦300 を満たすT
であっても、P<5.0 を満たすPでホットプレス(83P
)した場合には、圧力不足となり厚さが不均一とな
り、また、固まらずばらばらになってしまう。一方、P
>7.5 を満たすPでホットプレス(83P )した場合に
は、上述のごとく、硬くなりすぎて、裁断(19)や穿孔な
どの加工が困難となり、加工性に欠けたものとなる。こ
のため、前記(8) 5.0 ≦P≦7.5 が好適である。
【0046】したがって、前記(7) 〜(8) の全てを満た
す第3(T、P)領域でホットプレス(83P )すると、
適度な硬さで崩れたり変形したりせずに、第3実施形態
の不燃ボード10C を短時間に製造することができるとい
う効果を奏する。また、繊維質なので弾力性を有してお
り、ベッドやソファーなどに特に好適である。
【0047】つぎに、第3実施形態の不燃ボード10C の
作用・効果を説明する。この第3実施形態の不燃ボード
10C に、1000〜1200℃の直火を2分間当て続けても、引
火しない。このため、第3実施形態の不燃ボード10C は
不燃性が高いという効果を奏する。しかも、この第3実
施形態の不燃ボード10C を燃やしても、黒煙やダイオキ
シンは全く発生せず、発癌物質はもちろんのこと人体に
有害なガスは一切発生しないという効果を奏する。
【0048】第3実施形態の不燃ボード10C の用途とし
ては、A・T級、B級もしくは畳床用のインシュレーシ
ョンボード、インテリア用品、寝具建材、パレット、掲
示板などの用途を挙げることができるが、これらは単な
る例示にすぎず種々の用途に使用しうる。
【0049】つぎに、本発明の不燃ボードの第4製造方
法を説明する。前記第1実施形態の不燃ボード10A 、第
2実施形態の不燃ボード10B 、第3実施形態の不燃ボー
ド10C を、再びカッターによって破砕し、これを前記第
1製造方法の(T、P)領域内、第2製造方法の(T、
P)領域内もしくは第3製造方法の(T、P)領域内で
ホットプレスする。これにより、再び第1実施形態の不
燃ボード10A 、第2実施形態の不燃ボード10B もしくは
第3実施形態の不燃ボード10C と同様の効果を有する第
4実施形態の不燃ボード10D を製造することができる。
【0050】第4実施形態不燃ボード10D の用途として
は、A・T級、B級もしくは畳床用のインシュレーショ
ンボード、インテリア用品、寝具建材、パレット、掲示
板などの用途を挙げることができるが、これらは単なる
例示にすぎず種々の用途に使用しうる。
【0051】上記のごとく、本発明の不燃ボードの第1
〜4製造方法によれば、不燃ボード10A 〜10D をより簡
単に製造することができ、しかも原料が少なくて済むの
で、製造コストを低く抑えることができるという効果を
奏する。
【0052】
【発明の効果】請求項1の不燃材料の製造方法によれ
ば、廃棄された廃棄物を有効に活用でき、軽くて不燃性
が高く、しかも加熱・燃焼しても有害ガスが発生せず安
全で、容易に加工できる不燃材料を製造することができ
る。請求項2の不燃材料の製造方法によれば、雑誌等の
資源ごみをリサイクルして使用でき、不燃性が高く、ま
た、ダイオキシンなどの有害物質を発生せず安全な不燃
材料を製造することができる。請求項3の不燃材料の製
造方法によれば、成型時に脆くなるのを防止できるとと
もに、重くなるのを防止でき、不燃性が高く、また、ダ
イオキシンなどの有害物質を発生せず安全な不燃材料を
製造することができる。請求項4の不燃材料の製造方法
によれば、不燃性が高く、かつ、成型時にひび割れを防
止できる不燃材料を製造することができる。請求項5の
不燃材料によれば、不燃性が高く、また、ダイオキシン
などの有害物質を発生せず安全である。請求項6の不燃
ボードの製造方法によれば、不燃性が高く、また、ダイ
オキシンなどの有害物質を発生せず安全な不燃ボードを
製造することができる。請求項7の不燃ボードの製造方
法によれば、変形することなく所望の形状に短時間に成
型でき、適度な硬さで加工しやすい。請求項8の不燃ボ
ードの製造方法によれば、弾力性に富み、変形すること
なく所望の形状に短時間に成型でき、適度な硬さで加工
しやすい。請求項9の不燃ボードによれば、頑強で、変
形することなく所望の形状に短時間に成型でき、適度な
硬さで加工しやすい。請求項10の不燃ボードの製造方
法によれば、不燃性が高く、また、ダイオキシンなどの
有害物質を発生せず安全である不燃ボードを製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不燃材料の製造方法を示すフローチャ
ートである。
【図2】本発明の不燃ボード10A の製造方法を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の不燃ボード10A の製造方法のホットプ
レス工程83P における好適領域グラフであって、縦軸は
圧力、横軸は温度を示している。
【符号の説明】
1 合成樹脂製の破砕ごみ 1A 沈下物 1B 浮遊物 2 雑誌等の資源ごみ 3 ケイ酸カルシウム 4 リン酸二水素アンモニウム 5 不燃材料 10A 不燃ボード 10B 不燃ボード 10C 不燃ボード 10D 不燃ボード 83P ホットプレス工程 T 温度 P 圧力
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 18/20 C04B 18/24 Z 4G054 18/24 28/02 ZAB 28/02 ZAB E04B 1/94 U E04B 1/94 B09B 3/00 ZAB Fターム(参考) 2E001 DE01 FA06 FA10 FA16 GA03 GA12 HD11 JA04 JC02 JC08 4D004 AA07 AA12 AC05 BA02 CA04 CA10 CA22 CB02 CB13 CB15 CB31 CC11 CC15 4D065 CA05 EA08 EB11 EB14 EC09 ED02 ED45 4D067 EE11 GA18 4G012 PA23 PB01 PB05 PB26 4G054 AA20 AC04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製の破砕ごみを水槽に投入し、該
    水槽内で前記破砕ごみを攪拌し、前記水槽内から沈下物
    を除去し、前記水槽内から浮遊物となった前記破砕ごみ
    を取り出し、該破砕ごみをカットし、粉粒状になるまで
    粉砕し、粉粒状の破砕ごみに、粘着剤を加え、さらに、
    ケイ酸カルシウムおよびリン酸二水素アンモニウムを加
    えて混合することを特徴とする不燃材料の製造方法。
  2. 【請求項2】前記粘着剤が、植物繊維を含んだ雑誌等の
    資源ごみが粉砕されたものであることを特徴とする請求
    項1記載の不燃材料の製造方法。
  3. 【請求項3】前記粘着剤の容量比率が、前記破砕ごみの
    50%以上であることを特徴とする請求項1または2記
    載の不燃材料の製造方法。
  4. 【請求項4】前記ケイ酸カルシウムおよび前記リン酸二
    水素アンモニウムの混合容量比率が、前記破砕ごみの容
    量の80〜120 %であることを特徴とする請求項1、2
    または3記載の不燃材料の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4の製造方法によ
    って製造されたことを特徴とする不燃材料。
  6. 【請求項6】温度をT[℃]、圧力をP[kg/cm2]と
    し、 (1) 150 ≦ T ≦ 300 (2) 1.5 ≦ P ≦ 7.5 (3) 40P ≧ T−100 (4) 100 P ≦ 5.9 T−725 の(1) 〜(4) の全ての条件を満たす(T、P)の領域内
    で、請求項5の不燃材料をホットプレスすることを特徴
    とする不燃ボードの製造方法。
  7. 【請求項7】温度をT[℃]、圧力をP[kg/cm2]と
    し、 (5) 150 ≦ T ≦ 200 (6) 1.5 ≦ P ≦ 2.5 の(5) 〜(6) の全ての条件を満たす(T、P)の領域内
    で、請求項5の不燃材料をホットプレスすることを特徴
    とする不燃ボードの製造方法。
  8. 【請求項8】温度をT[℃]、圧力をP[kg/cm2]と
    し、 (7) 250 ≦ T ≦ 300 (8) 5.0 ≦ P ≦ 7.5 の(7) 〜(8) の全ての条件を満たす(T、P)の領域内
    で、請求項5の不燃材料をホットプレスすることを特徴
    とする不燃ボードの製造方法。
  9. 【請求項9】請求項6、7または8の製造方法によって
    製造されたことを特徴とする不燃ボード。
  10. 【請求項10】請求項9の不燃ボードを粉粒状になるま
    で粉砕し、再度、請求項6、7または8記載の(T、
    P)の領域内でホットプレスすることを特徴とする不燃
    ボードの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108970699A (zh) * 2018-08-27 2018-12-11 广东合韵达建筑工程有限公司 环保砖制作***及环保砖制作方法
CN109701714A (zh) * 2018-12-28 2019-05-03 郭淑梅 一种建筑用废料粉碎装置

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