JP2000334328A - 鉄製廃棄製品からの鉄板回収方法 - Google Patents

鉄製廃棄製品からの鉄板回収方法

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    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • B03C1/16Magnetic separation acting directly on the substance being separated with material carriers in the form of belts

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送路上に設置した磁力選別機により鉄製廃
棄製品から鉄板を選択的に回収する鉄板回収方法であっ
て、鉄板片の搬送路上での滞留を防止し、円滑に、高い
回収率で鉄板を回収する方法を提供する。 【解決手段】 磁力選別機によって鉄板片を選別する工
程において、磁力により起立しつつ搬送路上に残留した
鉄板片の上部を、回転体等の打突手段によって斜め上方
に打突する。これにより、残留した鉄板片に上向きの力
を加え、磁力選別機に吸着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃品となった空気
調和器、冷蔵庫等の家電製品の一部を構成する鉄製廃棄
製品のリサイクルを行うための鉄製廃棄製品からの鉄板
回収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護の観点から、空気調和
器、冷蔵庫等の家電製品の一部を構成する鉄製廃棄製品
から鉄分を回収し、鋳物材料等としてリサイクルする試
みが盛んである。しかし、高精度かつ高効率な鉄分リサ
イクル法が十分に確立されておらず、得られた鋳物材料
が元よりも低級の鉄にしか利用されていないのが現状で
ある。
【0003】従来の鉄分リサイクル法は、鉄製廃棄製品
を破砕し、得られた破砕物から磁力選別機によって鉄分
を回収し、回収した鉄分を高炉等に投入して鋳物材料と
する方法が一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、破砕物から鉄
分を回収する際に、鉄板片や鋳物鉄片を区別せずに回収
していたため、回収した鉄分を高炉に投入した時に比較
的重い鋳物鉄片は高炉内に落下する一方、軽量な鋳物鉄
片や鉄板片は高炉内の上昇熱風によって吹き上げられて
しまう場合が多かった。吹き上げられた鉄板片等は、再
利用されないだけでなく、高炉の吸い込み機構部に入り
込み、高炉故障の原因ともなる。
【0005】また、破砕過程において、薄い鉄板片は引
き千切られ、押しつぶされて細長く捩れた形状になるた
め、他の破砕物と絡まりやすい。互いに絡まった破砕物
は分離が困難となるため、リサイクルの初期段階におい
て鉄板片を取り除いておくことが好ましい。
【0006】そこで、鉄製廃棄製品の破砕物から、まず
鉄板片だけを磁力選別し、続いて鋳物鉄片を磁力選別す
る。さらに、回収した鋳物鉄片の中で軽量なものを鉄板
片によってサンドイッチ状に挟み、プレスして一体化す
れば、高炉の上昇熱風に吹き上げられることなく高炉に
投入することができ、回収した鉄分を安全かつ有効にリ
サイクルすることができる。また、リサイクルの初期段
階において鉄板片を分離することとなるため、破砕物同
士の絡まりを抑制することもできる。鉄板片の選択的な
磁力選別は、従来の磁力選別機の磁束密度を適切に調節
することにより可能となる。その原理は次の通りであ
る。
【0007】鉄分が磁力選別機に吸着されるか否かは、
鉄分に加わる磁力と重力の大小により決まる。一方、鉄
分に加わる磁力の大きさは、鉄分の表面積と磁束密度に
依存する。鉄板片は、前述したように破砕機によって引
き千切られ、押しつぶされて細長く捩れた形状になるた
め、塊状に破砕される鋳物鉄片に比べて単位重量当たり
の表面積が大きい。したがって、鉄板片には同重量の鋳
物鉄片に比べて大きな磁力が加わることとなり、磁束密
度を適切に調節することにより、鉄板片だけを選択的に
吸着することができる。
【0008】図3は、かかる方法を用いて鉄板片を選択
的に回収する工程を示す概略図である。図3において、
鉄板片16、鋳物鉄片18及び非鉄材料片20から成る
鉄製廃棄製品の破砕物14は、振動コンベア等の搬送路
10に載せて搬送されている。振動コンペア10の上部
には磁力選別機12が設置されており、鉄板片16を選
択的に吸着できるように適切な磁束密度に設定されてい
る。図中右方より搬送されてきた破砕物14は、その中
の鉄板片16のみが磁力選別機12によって吸着され、
残った鋳物鉄片18と非鉄材料片20はそのまま搬送さ
れて次の鋳物鉄片18の回収工程に向かう。
【0009】しかし、図3に示す方法においては、単位
重量当たりの表面積の大小を利用して鉄板片16を選択
的に磁力吸着するため、鉄板片16の形状のばらつきに
よって一部の鉄板片16において磁力と重力が均衡し、
その鉄板片16が振動コンベア10上に残留してしまう
場合がある。残留した鉄板片16の存在は、鉄板の回収
率を低下させると共に下記の問題を生じる。
【0010】残留した鉄板片16は、磁力選別機12の
吸引力によって磁力選別機12の下部に滞留し、後から
搬送されてきた鋳物鉄片18及び非鉄材料片20と絡み
あう。その結果、破砕物14の搬送が渋滞し、リサイク
ル工程の円滑な進行の妨げとなる。さらに、鉄板片16
と他の破砕物14が絡み合い、その後の選別作業を困難
としてしまう。
【0011】また、搬送路10に残留した鉄板片16の
大部分は、最終的に他の破砕物14と共に押し流される
一方、一部の鉄板片16は、他の破砕物と絡み合った際
に磁力と重力の均衡が崩れ、銅線等の軽量な非鉄材料片
20を巻き込んで磁力選別機12に吸い上げられる。従
って、この後の磁力選別によって回収した鋳物鉄片18
に鉄板片16が混入する一方、回収した鉄板片16に非
鉄材料片20が混入することとなる。回収した鋳物鉄片
18への鉄板片16の混入は、鋳物鉄片18と鉄板片1
6をサンドイッチ状にプレスする際の妨げとなる。ま
た、回収した鉄板片16への非鉄材料片の混入は、再生
した鋳物材料の純度を低下させてしまう。
【0012】そこで本発明は、鉄板片の搬送路上での滞
留を防止し、円滑に、高い回収率で鉄板を回収可能な鉄
製廃棄製品からの鉄板回収方法を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、鉄製廃棄
製品又は鉄を含む廃棄製品を、鉄板片と鉄板片以外に破
砕する破砕工程と、上記破砕した製品を、搬送路に載せ
て搬送する搬送工程と、上記搬送路上部に設けられた磁
力選別機により、上記破砕した製品から上記鉄板片を選
択的に吸着する選別工程とを備えた、鉄製廃棄製品又は
鉄を含む廃棄製品からの鉄板回収方法であって、上記選
別工程において、磁力により起立しつつ搬送路上に残留
した鉄板片に選択的に、上向きの力を加えることを特徴
とする鉄板回収方法である。
【0014】また請求項2に記載の発明は、上記残留し
た鉄板片の上部を斜め上方に打突するように配設した打
突手段により、上記上向きの力を加えることを特徴とす
る。
【0015】さらに、請求項3に記載の発明は、上記打
突手段が、回転運動する回転体であることを特徴とす
る。
【0016】またさらに、請求項4に記載の発明は、上
記回転体が、上記搬送路の搬送方向と逆方向に回転する
ことを特徴とする。
【0017】加えて、請求項5に記載の発明は、上記打
突手段が、振子運動する振子体であることを特徴とす
る。
【0018】また、請求項6に記載の発明は、上記回転
体又は振子体を、上記磁力選別機の下部であって上記磁
力選別機の後端寄りに配設することを特徴とする。
【0019】尚、本発明において、鉄製廃棄製品又は鉄
を含む廃棄製品とは、鉄を主成分とする磁性金属からな
る廃棄製品又はかかる磁性金属を多用した廃棄製品を指
す。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の鉄板回収方法において
は、破砕した鉄製廃棄製品又は鉄を含む廃棄製品から鉄
板片を選択的に磁力吸着する工程において、磁力と重力
が均衡して搬送路上に残留した鉄板片に、選択的に上向
きの力を加えることにより、磁力と重力の均衡を崩して
磁力選別機に吸着させる。これにより、鉄板片の搬送路
上への滞留を防止し、その回収効率を高めることができ
る。
【0021】搬送路上に残留した鉄板片に選択的に上向
きの力を加えるには、例えば、鉄板片の上部を斜め上方
に打突すれば良い。搬送路上に残留した鉄板片は磁力と
重力が均衡して起立しており、起立していない他の破砕
物に比較して背が高いため、鉄板片の上部のみを選択的
に打突することが可能である。尚、鉄板片における磁力
と重力の均衡を崩すためには、ごく小さな力を鉄板片に
加えれば足りる。
【0022】以下、具体的な実施形態について説明す
る。 実施の形態1 まず、鉄板回収の対象となるコンプレッサー等の鉄製廃
棄物を、適当な破砕機を用いて鉄板片と、鉄板片以外に
破砕する。鉄板片以外には、一般に鋳物鉄片と非鉄材料
片が含まれる。例えば家庭用空気調和機等のコンプレッ
サーの場合、ローター及びステーターコアは鉄板片に、
シリンダー、ピストン及びシャフトは鋳物鉄片に、銅線
コイルやプラスチック部品は非鉄材料片に破砕する。
【0023】破砕は、破砕物の径が所定の大きさ以下
(例えば30mm以下)となるように行うことが好まし
い。例えば、破砕機の下部に所定の大きさの孔を複数配
列したスクリーンを設置することにより、破砕物の径を
制御することができる。また、破砕機の種類は特に限定
されないが、回転する破砕ハンマーを備えた破砕機を用
いることが好ましい。破砕後の鉄板片は、引き千切ら
れ、押しつぶされて細長く捩れた形状となる一方、鋳物
鉄片は、塊状の形状となる。非鉄材料片の形状は、非鉄
材料の種類に応じて変わるが、例えば銅線等は屈曲した
線状に破砕される。
【0024】次に、図1に示すように、鉄板片16、鋳
物鉄片18及び非鉄材料片20から成る破砕物14を、
振動コンベア等の搬送路10に載せて搬送する。振動コ
ンベア10の上方には、吊下型磁力選別機等の磁力選別
機12が設置されており、鉄板片16を選択的に吸着可
能な磁束密度(例えば、約180ガウス)に設定されて
いる。
【0025】破砕物14が磁力選別機12の下部に到達
すると、鉄板片16及び鋳物鉄片18はその表面積に比
例した磁力を受ける。大部分の鉄板片16は、磁力が重
力に勝るため、磁力選別機12に吸い上げられるが、一
部の鉄板片16は、磁力と重力が均衡するため、起立し
た状態となって振動コンベア10上に残留する。鋳物鉄
片18は、重力が磁力に勝るため、非鉄材料片20と共
にそのまま通過する。
【0026】磁力選別機12と振動コンベア10の間に
は、打突手段である回転体22が設置されており、モー
ター等によって回転運動をしている。回転体22は、起
立した鉄板片16の上部を斜め上方に打突するように
(例えば、最下端が約50mmの高さとなるように)設
置されている。起立した状態で残留している鉄板片16
が回転体22に近づくと、回転体22によって起立した
鉄板片16の上部が斜め上方に打突され、鉄板片16に
上向きの力が加わる。これにより、磁力と重力の均衡が
崩れ、振動コンベア10上に残留した鉄板片は、滞留す
ることなく磁力選別機12に吸い上げられる。一方、鋳
物鉄片18及び非鉄材料片20は起立しておらず、起立
した鉄板片16に比べて背が低いため、回転体22によ
っては殆ど打突されない。
【0027】尚、回転体22は、鉄板片16の上部を斜
め上方に打突可能であればいかなる形態であっても良い
が、当該側面に打突点となる突起22aを複数個設ける
ことが好ましい。さらに、打突時の滑りを防止して効率
的に上方に向かう力を加えるために、突起22aの先端
に所定の長さ(例えば、10mm程度)の打突用部材2
2b(例えばアングル等)をT字状又はL字状に設ける
ことが好ましい。また、回転体22によって鉄板片12
の上部を斜め上方に打突するためには、回転体22が鉄
板片16を打突する点(22b)が回転の最下点を越え
た位置で鉄板片12の上部に接触する必要がある。従っ
て、回転体22の回転方向は搬送路10の搬送方向と逆
向きであることが好ましく、回転体22の回転速度は搬
送速度に比べて十分速いこと(例えば、回転数100回
転/分程度)とすることが好ましい。
【0028】また、回転体22は、起立した鉄板片16
の上部を斜め上方に打突可能であればいかなる位置に設
置しても良いが、回転体が搬送方向と逆向きに回転する
場合には、磁力選別機12の下部であって磁力選別機1
2の後端寄り(例えば、磁力選別機12の後端寄り約1
/3の位置)に配置することが好ましい。これにより、
磁力選別機12が鉄板片16を吸い上げる領域が広がる
と共に、回転体22による打突方向に磁力選別機による
吸い上げ領域が存在することとなり、鉄板片の吸い上げ
がより容易となる。
【0029】実施の形態2 図2は、実施の形態2にかかる鉄板回収方法の搬送工程
及び選別工程を示す概略図である。本実施の形態におい
ては、実施の形態1と異なる打突手段を用いる。尚、打
突手段を除いては、実施の形態1と同様である。
【0030】本実施の形態において、打突手段24は振
子運動する振子体であり、実施の形態1における回転体
22と同様に、起立した鉄板片16の上部を斜め上方に
打突できるように設置する。振子体24の設置位置が磁
力選別機12の下部であって磁力選別機12の後端寄り
であることが好ましく、振子運動速度が搬送速度よりも
十分大きなことが好ましい点は、実施の形態1における
回転体22と同様である。振子体24を用いて打突する
ことによっても、起立した鉄板片16の磁力と重力の均
衡を崩し、鉄板片16を滞留させることなく回収するこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで請求項1に記載の発明によれば、搬送路上
部に設けられた磁力選別機により鉄板片を選択的に吸着
する選別工程において、磁力により起立しつつ搬送路上
に残留した鉄板片に選択的に上向きの力を加えるため、
鉄板片の滞留を防止して、回収効率の高い鉄板回収方法
を提供することができる。
【0032】また、請求項2に記載の発明によれば、鉄
板片の上部を斜め上方に打突するように配設した打突手
段により上向きの力を加えるため、鉄板片と鋳物鉄片の
高さの差を利用して、簡便な手法によって鉄板片に選択
に力を加えることができる。
【0033】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
上記打突手段が、回転運動する回転体であるため、簡易
な構成により鉄板片を打突することができる。
【0034】またさらに、請求項4に記載の発明によれ
ば、上記回転体の回転方向が、上記搬送路の搬送方向と
逆向きであるため、鉄板片に対して効果的に上向きの力
を加えることができる。
【0035】加えて、請求項5に記載の発明によれば、
上記打突手段が、振子運動する振子体であるため、簡易
な構成により鉄板片を打突することができる。
【0036】また、請求項6に記載の発明によれば、上
記回転体又は振子体を、上記磁力選別機の下部であって
磁力選別機の後端寄りに配設するため、磁力選別機が鉄
板片を吸い上げる領域が広がると共に、回転体又は振子
体による打突方向に磁力選別機の吸い上げ領域が存在す
ることとなり、より効率的に鉄板片を回収することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1にかかる鉄板回収方法の搬送工
程及び選別工程を示す概略図である。
【図2】 実施の形態2にかかる鉄板回収方法の搬送工
程及び選別工程を示す概略図である。
【図3】 従来の鉄板回収方法の搬送工程及び選別工程
を示す概略図である。
【符号の説明】 10 搬送路 12 磁力選別機 14 破砕物 16 鉄板片 18 鋳物鉄片 20 非鉄材料片 22 回転体 24 振子体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄製廃棄製品又は鉄を含む廃棄製品を、
    鉄板片と鉄板片以外に破砕する破砕工程と、 上記破砕した製品を、搬送路に載せて搬送する搬送工程
    と、 上記搬送路上部に設けられた磁力選別機により、上記破
    砕した製品から上記鉄板片を選択的に吸着する選別工程
    とを備えた、鉄製廃棄製品又は鉄を含む廃棄製品からの
    鉄板回収方法であって、 上記選別工程において、磁力により起立しつつ搬送路上
    に残留した鉄板片に選択的に、上向きの力を加えること
    を特徴とする鉄板回収方法。
  2. 【請求項2】 上記残留した鉄板片の上部を斜め上方に
    打突するように配設した打突手段により、上記上向きの
    力を加えることを特徴とする請求項1記載の鉄板回収方
    法。
  3. 【請求項3】 上記打突手段が、回転運動する回転体で
    あることを特徴とする請求項2記載の鉄板回収方法。
  4. 【請求項4】 上記回転体が、上記搬送路の搬送方向と
    逆方向に回転することを特徴とする請求項3記載の鉄板
    回収方法。
  5. 【請求項5】 上記打突手段が、振子運動する振子体で
    あることを特徴とする請求項2記載の鉄板回収方法。
  6. 【請求項6】 上記回転体又は振子体が、上記磁力選別
    機の下部であって磁力選別機の後端寄りに配設されたこ
    とを特徴とする請求項4又は5記載の鉄板回収方法。
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