JP2000331168A - 管渠内面画像の処理装置及びその方法 - Google Patents

管渠内面画像の処理装置及びその方法

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JP2000331168A JP2000044984A JP2000044984A JP2000331168A JP 2000331168 A JP2000331168 A JP 2000331168A JP 2000044984 A JP2000044984 A JP 2000044984A JP 2000044984 A JP2000044984 A JP 2000044984A JP 2000331168 A JP2000331168 A JP 2000331168A
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武美 脇川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管渠の内壁面を周囲360度の3次元空間を
分解能よく検出して特に円周方向の亀裂などの欠陥を明
白に表示できる装置を得ること。 【解決手段】 ビデオデータ入力装置36は、全方位セ
ンサーとしての2葉双曲面鏡又は魚眼レンズ61を用い
たビデオカメラ35により管渠壁面11の画像データを
取り込むとともに、画像データに対応したオペレータの
音声データを取り込む。展開図処理装置37は、画像デ
ータを記憶し、この記憶されたデータから展開補正処理
部44で全方位センサー61を使用したことによる中心
点ずれの補正、光軸の傾きの補正、管渠10の深さ方向
の補正処理をして画像歪を補正し、1フレーム毎に展開
図の作成し、各1フレーム毎の画像データ間の歪調整の
ためのデータマッチングを行い、画像データからの文字
情報と音声処理装置38からの損傷判定の文字情報とを
付加して複数フレーム分の画像データの合成により展開
図を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大小口径の上下水
管、鉄道、車道、歩道などの交通用トンネル、ケーブル
埋設管などの管渠内壁面を撮影したビデオデータから管
渠の状態を表示したり、長手方向展開図を作成したりす
るための管渠内面画像の処理装置及びその方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、管渠壁面の検査は、暗くて長い管
渠内を人間が徒歩で巡回しながら目視により変状を描画
し、これをもとに展開図を作成する作業が中心であっ
た。この方法では、検査の対象が大型構造物で、また、
長大な管渠が多いため、多くの人手と時間を要するだけ
でなく、すべての変状を正確にとらえるのが困難であっ
た。また、上下水道用等の口径が小さくて人間が入れな
いような管渠壁面の検査は、ビデオカメラ等を移動させ
て行うが、やはり正確な検査ができなかった。
【0003】そこで、連続的に検査するための管渠内面
画像の処理装置として、図17、図18、図19に示す
ような方法が開発され、報告されている。図17に示す
装置は、(a)に示すように、検査しようとする管渠1
0の略中心部に、4台のラインセンサカメラ12a、1
2b、12c、12dをセットする。それぞれのライン
センサカメラ12a、12b、12c、12dは、異な
る方向に向けてセットされ、かつ、映写角度θa、θ
b、θc、θdをもっており、壁面11の全周を4つに
分割して撮影する。このとき、(b)に示すように、4
枚の壁面画像13a、13b、13c、13dは、円周
方向に互いにわずかな重合部15を有するように設定さ
れる。4台のラインセンサカメラ12a、12b、12
c、12dで全周を撮影したら、管渠10の長さ方向に
一定距離だけ移動して同様に全周を撮影する。このとき
も、長さ方向に一部重合部15を有するように撮影され
る。このようにして順次撮影された壁面画像13a、1
3b、13c、13dから、画像処理装置により壁面1
1の変状として、クラック14、その他、漏水、剥離、
目地切れなどを抽出して表示する。
【0004】この図17に示す装置は、4台の広角度の
高価なカメラを必要とすること、カメラの位置、カメラ
の方向、カメラの移動速度など4台のカメラの撮影条件
全てを一定に設定するのがきわめて面倒であること、壁
面11からカメラの位置までの距離が短すぎた場合、広
角度レンズを必要とし、画像に歪みが生じてうまくつな
がらないこと、壁面11からカメラの位置までの距離を
長くすると、広角度レンズは必要なくなるが、対向する
カメラが撮影画像の邪魔をすること、などの問題を有し
ていた。
【0005】図18に示す装置は、(a)に示すよう
に、検査しようとする管渠10の略中心部に、レール1
8に乗って移動する台車上に回転式パノラマカメラ17
がセットされている。レール18が単線のときは、レー
ル18の上方であって、かつ、管渠10の略中心部に位
置するようにセットされ、レール18が複線のときは、
複線のレール18、18の中間の上方であって、かつ、
管渠10の略中央にセットされる。このような構成にお
いて、(b)のフローチャートに示すように、まず、3
60度回転式の回転式パノラマカメラ17により、1回
の撮影で全周を所定角度ずつ分割して壁面11を連続的
に写真撮影する。1回撮影したら数m移動して同様に順
次撮影する。つぎに、光ディスクにより壁面写真が記録
される。記録された壁面写真に基づき、コンピュータに
より展開写真、展開図を作成、管理する。このとき、展
開写真、展開図は単につなげるだけで、加工を施すこと
はない。つぎに、展開写真、展開図、属性データなどを
検索し、かつ出力する。このようにして得られた展開写
真、展開図からから、壁面11の変状として、クラック
14、その他、漏水、剥離、目地切れなどを抽出する。
【0006】この図18に示す装置は、360度回転式
で、1回の撮影で全周を所定角度ずつ分割して壁面11
を連続的に写真撮影することのできる特殊で、高価なカ
メラを必要とすること、多数枚の写真を加工せずにつな
げるだけでは、正確なクラック14の位置が分かりにく
いこと、などの問題を有していた。
【0007】図19に示す装置は、(a)に示すよう
に、検査しようとするボーリング孔(管渠)21の略中
心部に、ウインチユニットにて上下動自在にプローブ2
2が吊り下げられ、このプローブ22には、CCDカメ
ラ23、コーンミラー24、内部制御ユニット25がセ
ットされる。このような構成において、ボーリング孔
(管渠)21の壁面11から入射した光線がコーンミラ
ー24で反射屈折してCCDカメラ23に入力する。こ
のCCDカメラ23の画像は、プローブ22の降下に伴
って円環中心軸に向かって収束するように働く。全周画
像をA/D変換して(b)に示すようなフレームメモリ
29に展開して、画素毎に画像を取り扱う。すなわち、
フレームメモリ29中の円周Rに対応する画素群をスキ
ャン円周R上の一定位置Pを起点とし、1画素毎に
(c)に示すようにフレームメモリ30に直線上に再配
置し、円周Rに対応する壁面11の微小区間の画素配列
を得る。プローブ22の降下により、上記動作を繰り返
してフレームメモリ30に連続した展開画像を得る。
【0008】この図19に示す装置は、管渠21の略中
心部に、ウインチユニットにて上下動自在にプローブ2
2が吊り下げるための機構であり、使用方法が限定され
ていること、プローブ22には、CCDカメラ23、コ
ーンミラー24、内部制御ユニット25などの特殊な部
品を必要とし、高価で、操作の面倒な装置になること、
などの問題があった。
【0009】さらに、従来のいずれの場合も展開写真や
展開図を単に連結したり、特殊な装置を用いて展開画像
とするものであり、装置が複雑で、高価になるという問
題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、以上のよ
うな問題点を解決するものとして、図20(a)(b)
(c)に示すような管渠内面展開図化方法を既に提案し
た。この方法によれば、標準レンズタイプのビデオカメ
ラ35を使用し、このビデオカメラ35を管渠10の内
部中央で、かつ、中心線Sに向けてセットする。ここ
で、管渠10の壁面11位置と展開図の座標データとの
対応が図20(a)(b)(c)に示される。すなわ
ち、(a)における管渠10の壁面11のL1間の実画
像は、(b)に示すようにビデオカメラ35で映したま
まの1フレームの画像となり、この画像を、管渠10の
長さ方向に展開した展開図が(c)に示すようになる。
この発明では、(b)に示す実画像データ上の座標点
(x,y)に対応する展開図上の座標点(m,n)を展
開処理によって求め、求めた座標データから展開図を作
成するものである。なお、図20(a)(b)(c)に
おいて、14aは、管渠10の実際のクラックを示し、
14bは、ビデオカメラ35で映した画像のクラックを
示し、14cは、展開図のクラックを示している。
【0011】このようなビデオカメラ35における標準
レンズの垂直画角は、一般に22.60度である。管渠
10の内径が250mmとすると、内壁面11の観察可
能な範囲は、ビデオカメラ35の前方L0=約1m先と
なる。そのため、管渠10の壁面11を斜視して撮影す
ることとなって、特に円周方向の亀裂などの欠陥を検出
しにくいという問題があった。また、ビデオカメラ35
からの映像を(b)のような画像データとして取り込んだ
とき、一般に、水平方向640画素、垂直方向480画
素で表示されるが、内径250mmの管渠10の壁面1
1を撮影したときの1画素当りで表示される壁面11の
長さをd、カメラ画角の半角をα、1画素当りの角度を
β、管渠10の内半径をRとすると、 α=22.60/2=11.30 β=α/240 d={R/tan(α−β)}−{R/tan(α)} =2.6375 となる。このように、1画素当りの撮影面積が極めて大
きくなるので、分解能が落ちるとともに、管渠10の壁
面11に凹凸があったり、亀裂が細過ぎたりすると、特
に円周方向の亀裂が画面上に表示されないという若干の
問題があった。
【0012】本発明は、管渠の内壁面を周囲360度の
3次元空間を分解能よく検出して特に円周方向の亀裂な
どの欠陥を明白に表示できる装置を得ることを目的とす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、光軸に対し略
直交する角度まで管渠壁面11の画像信号を受光してこ
の光信号を光軸方向に屈折するための全方位センサー6
1と、この全方位センサー61を用いたビデオカメラ3
5により管渠壁面11の画像データを取り込むビデオデ
ータ入力装置36と、このビデオデータ入力装置36の
画像データに基づき1フレーム毎に展開図の作成処理を
行った後、複数フレーム分の画像データの合成を行う展
開図処理装置37と、合成された展開図を出力する展開
図出力装置39とからなることを特徴とする管渠内面画
像の処理装置であり、この本発明による装置は、前記画
像データ記憶部42と、全方位センサー用展開補正処理
部44と、展開データ記憶部45と、データマッチング
部46と、展開図作成部47と、文字認識処理部56と
を具備し、前記全方位センサー61は、2葉双曲面鏡又
は魚眼レンズからなり、前記全方位センサー用展開補正
処理部44は、ビデオカメラ35の中心点が管渠10の
中心からずれたときの中心点の補正処理、ビデオカメラ
35の光軸Sが傾いたときの傾きの補正処理、全方位セ
ンサー61の画像角度が管渠10の軸方向と線形の関係
ではないことによる管渠10の深さ方向の補正処理をす
るものを具備してなることを特徴とする管渠内面画像の
処理装置である。
【0014】ビデオデータ入力装置36は、全方位セン
サー61を用いたビデオカメラ35により管渠壁面11
の画像データを取り込むとともに、画像データに対応し
たオペレータの音声データを取り込む。音声処理装置3
8は、ビデオデータ入力装置36の音声データを記憶
し、この音声データから音声を認識し、管渠壁面11の
損傷の有無を判定し、文字情報に変換し出力する。展開
図処理装置37は、ビデオデータ入力装置36の画像デ
ータを記憶し、この記憶されたデータから全方位センサ
ー用展開補正処理部44で全方位センサー61を使用し
たことによるビデオカメラ35の中心点がずれたときの
補正、ビデオカメラ35の光軸の傾きの補正、管渠10
の深さ方向の補正処理をして画像歪を補正し、1フレー
ム毎に展開図の作成し、各1フレーム毎の画像データ間
の歪調整のためのデータマッチングを行い、画像データ
から文字を認識し展開図への文字情報を出力し、画像デ
ータからの文字情報と音声処理装置38からの損傷判定
の文字情報とを付加して複数フレーム分の画像データの
合成により展開図を作成する。
【0015】
【発明の実施の形態】1.本発明の原理 (1)座標系の定義(図1、図2) 本発明で用いられるビデオカメラ35の先端部には、写
角(垂直画角)が180度前後の全方位センサー61が
用いられる。この全方位センサー61では、一例とし
て、集光双曲面として2葉双曲面が用いられる。この2
葉双曲面とは、図1に示すように、双曲線をZ軸周りに
回転させることで得られる曲面である。そして、以下の
双曲線が持っている特徴も双曲面において保持される。
(0,0,+c)と(0,0,−c)の2つの焦点を持
っている。即ち、 このとき、2葉双曲線は、次式で表される。 T2/a2−Z2/b2=−1 数式(1) 2葉双曲面における全方位センサー61の原理は、図1
において、壁面11のある点P(x,y,z)から双曲
面鏡61の焦点Omに角度α5で入射した光線が双曲面
鏡61でビデオカメラ35の焦点Ocに向けて角度α6
で反射し、途中のイメージセンサなどの画像面63上の
点P’で結像する。図2において、3次元の点Q(x,
y,z)を2次元のx,y面に投影した点をQ’(x,
y,0)とすると、Q’=x/sinβとなる。
【0016】本発明で使用される具体的なビデオカメラ
35は、図8に示すように、全方位センサーとしての2
葉双曲面鏡61と、CCDなどのイメージセンサー63
とを主体として構成されたものが用いられ、外周には、
管渠10の壁面11を照射する環状の照明灯64が設け
られている。なお、図1では、ビデオカメラ35の焦点
Omに向けて角度α5で入射し、角度α6で反射し、画
像面63で結像するようにしたが、図8(a)に示すよ
うに、光軸Zに平行に反射屈折した光線を、2葉双曲面
鏡61とイメージセンサー63の間に設けられ正しい位
置に結像させるためのリレーレンズ62を介在するよう
にしてもよい。この2葉双曲面鏡61は、その背面が基
端部取付け板76に固着され、この基端部取付け板76
から先端部に向かって透明カバー77で被覆され、この
透明カバー77の先端部には、先端部取付け枠78を介
してビデオカメラ本体79が設けられている。80は、
センターニードルである。この図8のように構成された
2葉双曲面鏡61は、例えば、ビデオカメラ35の光軸
Zに対して最大撮影角α1が140度、最小撮影角α2
が87度までが可視範囲であるとする。
【0017】(2)展開図の作成順序 2葉双曲面鏡61の中心線Zと管渠10の中心線が一致
した状態にセットしたときの画像データに基づき展開図
を作成するには、図3に示すようなフローチャートに従
い、以下の順序で行われる。 展開図と実管渠の対応(図4):展開図座標(m,
n)と実管渠の位置(Z,β)との対応を求める。 管渠深さ方向の補正(図5):実管渠の位置(Z,
β)から、カメラ軸が管渠中心と一致した状態時のレン
ズの焦点Omに対しての入射角度(α1,β1)を求め
る。 中心点の補正(図6):入射角度(α1,β1)から
カメラ軸が管渠中心と平行で、(Δx,Δy)だけずれ
た状態時のレンズの焦点Omに対しての入射角度(α
2,β2)を求める。 傾き補正(図7):入射角度(α2,β2)からカメ
ラ軸が管渠中心線と(θα,θβ)だけ傾いた状態時の
レンズの焦点Omに対しての入射角度(α5,β5)を
求める。 2葉双曲面鏡61の投影関係(図1):入射角度(α
5,β5)から画像の画面座標(x,y)を求める。 以上の工程は、mが0からMまで、また、nが0からN
まで1画素ずつ順次繰り返して行われる。
【0018】以上の工程の詳細を説明する。 展開図と実管渠の対応(図4):展開図座標(m,
n)から実管渠の位置(Z,β)を求める。図4におい
て、展開図座標点Q(m,n)を、2葉双曲面鏡61の
焦点Omが原点0からZだけ移動したときの壁面11の
円周上の点Q’(Z,β)に対応させる。 ここで、Z=B×m β=n×360度/N N:展開図の縦幅 B:管渠深さ方向についての単位展開ドット当りの長さ
である。
【0019】画像データの補正処理 双曲面鏡61を用いて管渠10の壁面11を撮影した場
合、正確に展開図を作成するため、管渠深さ方向の補
正、中心点の補正、傾き補正が必要となる。以下に
詳細に説明する。
【0020】管渠深さ方向の補正(図5):実管渠の
位置(Z,β)から、カメラ軸が管渠中心と一致した状
態時のレンズの焦点Omに対しての入射角度(α1,β
1)を求める。図5において、画像角度αが管渠10の
軸方向Zとは、線形の関係ではない。補正後画像(α
1,β1)データと実管渠10の位置(Z,β)に以下
の関係がある。 β1=β ここで、Z0は、レンズ焦点Omの位置 Rは、管渠半径である。
【0021】中心点の補正(図6):入射角度(α
1,β1)からカメラ軸が管渠中心と平行で、(Δx,
Δy)だけずれた状態時のレンズの焦点Omに対しての
入射角度(α2,β2)を求める。図6(a)(b)
(c)に示すように、ビデオカメラ35の中心点が管渠
10の中心からx軸方向にΔx、y軸方向にΔyだけず
れたものとする。補正後の角度データ(α2,β2)と補
正前の角度データ(α1,β1)との関係は、管渠10の
内半径をR、レンズの中心と展開箇所間距離をdとする
と、以下の関係がある。
【0022】傾き補正(図7):入射角度(α2,β
2)からカメラ軸が管渠中心線と(θα,θβ)だけ傾
いた状態時のカメラ焦点Omに対しての入射角度(α
5,β5)を求める。図7(a)に示すように、管渠10
内の段差や異物の乗り越えなどにより、ビデオカメラ3
5が傾いた場合、展開処理図化時に管渠10の壁面11
と平行な視点に補正する。以下に説明する。 ・座標系Z軸を、θβ回転し、カメラ軸が管渠中心線と
傾きを(θα,0)にする。座標系Z軸のθβ回転によ
り次式を満足する。 α3=α2 β3=β2−θβ ・座標系X軸を、θα回転し、カメラ軸が管渠中心線と
傾きを一致する。座標系X軸のθα回転により次式を満
足する。 α4=α3−θα ・座標系Z軸を−θα回転する。 α5=α4 β5=β4+θβ
【0023】2葉双曲面鏡61の投影関係(図1):
入射角度(α5,β5)から画像の画面座標(x,y)
を求める。図1において、 x=t×sin(β5)=f×tan(α6)×sin(β5) y=t×cos(β5)=f×tan(α6)×cos(β5) ビデオカメラ35で映した1フレームの画像は、図8
(b)及び図9(a)に示すように、外周がドーナツ状
の壁面画像75で、中心部が非映写部73となる。この
うち壁面画像75における実画像データ上の座標点
(x,y)に対応する展開図上の座標点(m,n)を展
開処理によって求め、求めた座標データから展開図を作
成すると、図4の右側及び図9(b)に示すように、管
渠10の長さ方向に展開した展開図となる。なお、図9
(a)(b)において、光軸方向と円周方向の模様は、
実画像と展開図の模式的なクラックを示しているものと
する。
【0024】以上のように、展開図の作成順序を、展
開図と実管渠の対応、管渠深さ方向の補正、中心点
の補正、傾き補正、双曲線レンズの投影関係とした
が、このうち、展開図と実管渠の対応を第1番目に行う
ことで、図12に基づき後述する画像の重なりの際に、
最も歪みの少ないきれいな画像部分のみを取り込み、そ
れ以外の不要部分を取り込まないようにするためであ
る。この方法によれば、メモリの容量を最小限にし、か
つ、展開図の作成時間が大幅に短縮できる。
【0025】つぎに、本発明による具体的装置の一実施
例を図10により説明図する。本発明装置は、ビデオデ
ータ入力装置36と、展開図処理装置37と、音声処理
装置38と、展開図出力装置39との4つの部分から構
成されている。
【0026】前記ビデオデータ入力装置36は、ビデオ
デッキ40とビデオキャプチャボード41からなり、管
渠10の壁面11の状況を示す画像データの他に、劣化
状況その他の壁面11の状況を説明するオペレータの音
声データを取り込み、画像データを補っている。前記展
開図処理装置37は、前記ビデオデータ入力装置36か
らの画像データを記憶する画像データ記憶部42と、こ
の画像データ記憶部42の画像データから文字を認識
し、展開図への文字情報を出力する文字認識処理部56
と、記憶されたデータにおけるビデオデータ入力装置3
6のビデオカメラ35に全方位センサー61(2葉双曲
面鏡、後述する魚眼レンズ等)を使用したり、ビデオカ
メラ35が傾いたり、光軸ずれを起こしたりするなどに
よる歪を補正するとともに、記憶された補正後のデータ
から1フレーム毎に展開図の作成処理を行う全方位セン
サー用展開補正処理部44と、この展開図データを記憶
する展開データ記憶部45と、各1フレーム毎の画像デ
ータ間の歪調整のためのデータマッチングを行うデータ
マッチング部46と、前記文字認識処理部56からの文
字情報と後述する損傷判定部51からの文字情報とを付
加して前記データマッチング部46からの歪調整後の複
数フレーム分の画像データの合成により展開図を作成す
る展開図作成部47と、この展開図作成部47で作成さ
れた展開図を記憶する展開図記憶部48とからなる。
【0027】前記音声処理装置38は、ビデオデータ入
力装置36の音声データを記憶する音声データ記憶部4
9と、この音声データから音声を認識し処理する音声認
識処理部50と、認識された音声データに基づき管渠壁
面11の損傷の有無を判定する損傷判定部51と、この
損傷判定部51の音声情報から文字情報に変換し出力す
る音声記録文字変換部52とからなる。前記展開図出力
装置39は、展開図出力部53と、モニター54と、プ
リンタ55とからなる。
【0028】本発明装置による展開図作成順序を、図1
1のフローチャートと図12の説明図により説明する。 (1)処理を開始する。 (2)ビデオデータ入力装置36のビデオデッキ40
に、管渠10の壁面11の画像信号を1フレーム毎に入
力するとともに、その都度、クラック、取付け管飛び出
し、継ぎ目ずれ、汚れなどの画像データを補うためのオ
ペレータの音声信号を入力する。このとき、全枚数に対
する一定枚数を入力する。例えば、取り込む全枚数を1
00枚とすると、一定枚数として10枚を入力する。 (3)画像データは、展開図処理装置37の画像データ
記憶部42に、音声データは、音声処理装置38の音声
データ記憶部49にそれぞれ保存される。
【0029】(4)音声データ記憶部49の音声データ
に基づき音声認識処理部50にて音声認識処理をする。 (5)損傷判定部51で損傷判断をする。その結果、異
常ありのときは、損傷情報の記録をしてつぎへ移り、異
常なしのときはそのままつぎへ移る。 (6)画像データ記憶部42の画像データに基づき文字
認識処理部56にて、移動距離、ビデオカメラ35の回
転角度など、画面上の文字情報の認識処理をする。
【0030】(7)展開図用画像の判定をする。展開図
用画像として使用をするとき(yesのとき)は、つぎ
の展開図作成へ進み、取り込まないとき(noのとき)
は、後述のビデオデータ終了判断へ進む。 (8)展開図用画像として使用をするとき(yesのと
き)は、全方位センサー用展開補正処理部44で補正処
理を行った後、前述の展開処理方法に基づき、画像デー
タの展開処理を行う。本発明では、全方位センサーとし
て2葉双曲面鏡61を用いて管渠10の壁面11を撮影
したので、正確に展開図を作成するため、展開補正処理
部44で、図5に示す管渠深さ方向の補正、図6に示す
中心点の補正、図7に示す傾き補正の各処理をする。画
像データの展開処理は、図12(a)のように、1フレ
ーム毎に行うので、展開処理後の画像が管渠の奥になれ
ばなるほど情報が不足し歪んだ画像となる。この図12
(a)に示す展開図おいて、57は継ぎ目、58はクラ
ック、59は水面、60は汚れである。1フレーム毎の
展開画像データは、展開データ記憶部45に記憶され
る。
【0031】(9)展開処理後、歪み部分を除去するた
めに、図12(b)に示すように、複数フレーム分の展
開画像の合成を行う。合成の際、管渠10の中心点が画
像毎に異なることがあるので、データマッチング部46
にてデータマッチングを行う。なお、前述のように、展
開図と実管渠の対応を第1番目に行うことで、合成の際
に最も歪みの少ないきれいな画像部分のみを取り込んで
重ね合わせるようにし、重ね合わで必要のない画像は、
展開図として変換しないようにする。これにより、メモ
リ容量の節約と作業性の向上が図られる。 (10)展開図作成部47では、図12(c)に示すよ
うに、合成された画像に、文字認識処理部56から得た
管渠内位置などの文字情報や音声処理装置38の音声か
ら得た損傷情報などを再入力する。 (11)このようにして得られた展開図情報は、展開図
記憶部48に記憶される。
【0032】(12)展開図処理装置37から得られた
展開図情報は、展開図出力装置39の展開図出力部53
を介してモニター54にて表示され、かつ、プリンタ5
5でプリントアウトされる。プリントアウトする場合、
特につぎの点に留意する。 1)1/1000〜2/1000の縮尺でA3用紙やロ
ール紙上に、管渠10の長さを例えば20m置き毎に、
ビデオデータからの展開画像を出力し、管内の全体的な
状況の把握を容易にしている。この長さは、細かな画像
とするときには短く設定し、細かな画像を必要としない
ときには長く設定するなど、適宜設定できる。 2)同一紙上に、画像データおよび音声データより得ら
れる劣化状況に関するイベント情報(クラック、取付け
管飛び出し部、継ぎ目ずれなど)を展開図化する。 3)Aランクと認識される劣化度の部位については、そ
の拡大画像を同一紙上に1ないし複数個所を出力表示
し、管渠内の重要な情報の把握を容易にする。
【0033】(13)ビデオデータが終了かどうを判断
する。取り込む全枚数が100枚に達しない場合(no
の場合)、前記(2)に戻って、(2)〜(12)を繰
り返す。取り込む全枚数が100枚に達した場合(ye
sの場合)、処理を終了する。前記(7)において、展
開図用画像の判定をし、展開図用画像として使用しない
とき(noのとき)は、ビデオデータ終了判断しても、
取り込む全枚数が100枚に達しない場合(noの場
合)に相当するから、前記(2)に戻って、(2)〜
(12)を繰り返す。
【0034】前記実施例では、展開図の作成順序を、
展開図と実管渠の対応、管渠深さ方向の補正、中心
点の補正、傾き補正、双曲線レンズの投影関係とし
た。しかし、この順序に限定されるものではなく、双
曲線レンズの投影関係を求め、次いで、管渠深さ方向
の補正をする、中心点の補正をする、傾き補正をす
る、の各種の補正を行い、最後に展開図と実管渠の対
応を求める、という順序であってもよい。
【0035】2.本発明の第2実施例 (1)第2実施例に使用されるビデオカメラ35 第2実施例のビデオカメラ35では、全方位センサーと
して、図13に示すような、その先端部に写角(垂直画
角)が180度かそれ以上のいわゆる魚眼レンズ61が
使用される。この魚眼レンズ61は、両面凸レンズの一
方面(図13(a)における右側面)の中心部分が凹面
状で、他方面の中心部分が平面状になるようにカットし
た形状をなし、一方面の凹面状にカットした部分は、魚
眼レンズ61の内部から見た凸面鏡の反射面65とな
し、他方面の平面状にカットした部分は、光線が屈折し
て出射する透過面66となし、前記凸面鏡の反射面65
側の外周面は、光が入射する入射面68をなし、前記透
過面66側の外周面は、光が反射する反射面67を構成
している。このように構成された魚眼レンズ61は、例
えば、ビデオカメラ35の光軸Sに対して最大撮影角α
maxが115度、最小撮影角αminが45度までが
可視範囲であるとする。
【0036】この魚眼レンズ61の中心線Sと管渠10
の中心線が一致した状態にセットしたときの画像データ
について説明する。壁面11の可視範囲内における撮影
角度αの画像データ(x,y)は、図13(c)に示すよう
に、魚眼レンズ61の中心を中心とし、半径が撮影角度
αに比例する円になる。即ち、最大撮影角αmaxの画
像データ半径をRmax、最小撮影角αminの画像デ
ータ半径をRminとすると、これらの間の撮影角度α
の画像データ半径をRは、次式を満足する。
【0037】(2)実際の管渠10の壁面11位置と、展
開図の座標データとの対応 ビデオカメラ35を管渠10の内部中央で、かつ、中心
線Sに向けてセットしたときの、管渠10の壁面11位
置と展開図の座標データとの対応を説明する。ビデオカ
メラ35で映した最大撮影角αmax=90度、最小撮
影角αmin=45度としたときの1フレームの画像
は、図15(a)に示すように、外周がドーナツ状の壁面
画像75で、中心部(斜線部)が非映写部73となり、こ
のうち壁面画像75を実画像データ上の座標点(x,y)
に対応する展開図上の座標点(m,n)を展開処理によっ
て求め、求めた座標データから展開図を作成すると、図
15(b)に示すように、管渠10の長さ方向に展開した
展開図となる。なお、図14及び図15(a)(b)におい
て、光軸方向と円周方向の網目又は格子模様は、模式的
なクラックを示しており、図14の14aは、実管渠1
0のクラックを示し、図15(a)の14bは、ビデオカ
メラ35で映した画像のクラックを示し、図15(b)の
14cは、展開図のクラックを示している。
【0038】以上のように、全方位センサーとして魚眼
レンズ61を使用した場合における (3)画像データの展開処理 (4)画像データの補正処理 及び図10に示した本発明装置による図11、図12の
作用は、前述の2葉双曲面鏡の場合と同様であるからそ
の説明を省略する。
【0039】全方位センサー61として、前記第1実施
例では、図8に示すような2葉双曲面鏡を用い、また、
第2実施例では、図13に示すように、魚眼レンズ61
を用いて管渠10の略直交する壁面11のみを撮影して
表示するようにした。しかるに、2葉双曲面鏡又は魚眼
レンズ61は、略中央部分が反射鏡としてほとんど利用
されない領域である。そこで、図16(a)又は(b)
に示すように、反射面65の中央部分を除去して透過部
70を形成する。すると、管渠10の前方からの直線的
な映像信号eを取り込むことができ、この映像信号e
を、本来、中心部分の非映写部73であった個所に、画
像fとして映し出すことができる。従って、管渠10の
前方監視画像74として利用できる。なお、図8におい
て、2葉双曲面鏡からなる全方位センサー61は、これ
に限られるものではなく、2葉双曲面鏡を含む円、楕
円、放物面、円錐などのn次曲線面(nは、1以上の正
の整数)からなる鏡又はレンズであってもよい。
【0040】前記非映写部73には、その全体にできる
だけ拡大して監視画像74を映し出すことが望ましい。
そのためには、リレーレンズ62とイメージセンサ63
との間に、ズームレンズ71を介在する。すると、図1
6(a)(d)に示すように、映像信号eが画像Fのように
拡大されて映し出される。また、前方監視のための映像
信号eの領域が狭すぎる場合には、2葉双曲面鏡又は魚
眼レンズ61の前方に広角レンズ72を介在することに
より、図16(e)のように映像信号eは、拡大されない
が監視領域が広げられる。もちろん、ズームレンズ71
と広角レンズ72の両方を設けることもできる。また、
全方位センサー61として、図8に示すような2葉双曲
面鏡を用いて1回の反射光を結像させてもよいし、、ま
た、図13に示すように、魚眼レンズ61を用いて内部
での2回の反射光を結像させてもよく、反射回数は限定
されない。さらに、図16(b)において、図中左側に
反射鏡を設置し、この反射鏡により全方位センサー61
での反射光を反射させ、透過部70を通って図中右側に
結像させてもよい。
【0041】
【発明の効果】(1)本発明は、管渠壁面11の画像デ
ータを取り込むビデオカメラ35に魚眼レンズ61を用
いたので、管渠の内壁面を周囲360度の3次元空間を
分解能よく検出して特に円周方向の亀裂などの欠陥を明
白に表示できる。
【0042】(2)従来の装置は、いずれも特殊な、ま
たは高価なカメラを主体として構成したものであり、装
置が複雑で、高価になるとともに、操作がきわめて面倒
であったが、本発明は、汎用の安価なビデオ装置によ
り、管渠内を撮影したビデオデータから連続した展開図
を得ることができる。また、操作性にもすぐれている。
【0043】(3)記憶されたデータから展開補正処理
部44により1フレーム毎に展開図の作成処理を行い、
この1フレーム毎に記憶された展開図の各画像データ間
の歪をデータマッチング部46でデータマッチングを行
い、歪調整後の複数フレーム分の画像データの合成によ
り展開図作成部47で展開図を作成するようにしたの
で、ずれのない正確な展開画像となる。
【0044】(4)展開図作成部47による展開図に文
字認識処理部56にて文字情報を入力するようにしたの
で、画像データの信頼性にすぐれ、かつ、整理や管理に
便利である。 (5)ビデオカメラ35の光軸ずれによる歪を展開補正
処理部44にて補正したので、画像データ取り込み中の
誤差をなくすことができる。
【0045】(6)文字認識処理部56からの文字情報
のみならず、損傷判定部51からのオペレータによる音
声情報を変換した文字情報をも展開図に付加するように
したので、画像データ中の劣化状況に関するイベント情
報(クラック、取付け管飛び出し、継ぎ目ずれ、壁面汚
れなど)の区別をより一層明確に知ることができる。
【0046】(7)展開補正処理部44は、ビデオカメ
ラ35の中心点が管渠10の中心からずれたときの中心
点の補正、ビデオカメラ35の光軸Sが傾いたときの傾
きの補正、全方位センサーとしての2葉双曲面鏡又は魚
眼レンズ61の画像角度が管渠10の軸方向と線形の関
係ではないことによる管渠10の深さ方向の補正処理を
するものからなるので、ビデオカメラ35に2葉双曲面
鏡又は魚眼レンズ61を用いたことによる問題点を解消
できる。
【0047】(8)ビデオカメラ35の外周に、管渠壁
面11を照射する環状の照明灯64を設けることによ
り、管渠壁面11の撮影個所をくまなく照明できる。 (9)2葉双曲面鏡又は魚眼レンズ61の反射面65の
略中央部分に透過部70を形成することにより、表示画
面69上に映し出された略ドーナツ状の壁面画像75の
中央の非映写部73に、前方監視画像74を映し出すこ
とができる。 (10)2葉双曲面鏡又は魚眼レンズ61の光軸上にズ
ームレンズ71を設けることにより、前方監視画像74
を拡大して映し出すことができる。 (11)2葉双曲面鏡又は魚眼レンズ61の光軸上に広
角レンズ72を設けることにより、前方監視画像74の
映写領域を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置及び方法に用いられた全方位センサ
ーとしての2葉双曲面鏡61の投影関係を説明するため
の説明図である。
【図2】角度座標の定義を説明するための座標図であ
る。
【図3】展開図を作成する作成手順を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】展開図座標(m,n)と実管渠の位置(Z,
β)との対応を求めるための説明図である。
【図5】管渠10の深さ方向の補正処理のため、実管渠
の位置(Z,β)から、カメラ軸が管渠中心と一致した
状態時のレンズの焦点Omに対しての入射角度(α1,
β1)を求めるための説明図である。
【図6】中心点の補正のための説明図で、(a)は、ビ
デオカメラ35の光軸ずれ状態の説明図、(b)は、光
軸と直交する方向から見たビデオカメラ35の光軸ずれ
状態の説明図、(c)は、光軸と平行する方向から見た
ビデオカメラ35の光軸ずれ状態の説明図である。
【図7】傾き補正のための説明図で、(a)は、ビデオ
カメラ35の傾き状態の説明図、(b)は、ビデオカメ
ラ35と、管渠10と、3次元軸との関係を示す説明
図、(c)は、ビデオカメラ35の傾き補正を説明する
ための説明図である。
【図8】本発明による管渠内面画像の処理装置の第1実
施例を説明するためのもので、(a)は、ビデオカメラ
35の先端に全方位センサーとしての2葉双曲面鏡61
を取り付けた状態と、最大撮影角α1と最小撮影角α2
とによる可視範囲を説明するための説明図、(b)は、
ビデオカメラ35に映し出された画像の投影図である。
【図9】(a)は、図8に示した2葉双曲面鏡61によ
る実画像図、(b)は、その展開図である。
【図10】本発明による管渠内面画像の処理装置の一実
施例を示すブロック図である。
【図11】本発明による展開図作成のフローチャートで
ある。
【図12】本発明による展開図作成の順序を示すもの
で、(a)は、1フレーム分の展開図、(b)は、複数
フレーム分の展開図、(c)は、損傷情報付加後の展開
図である。
【図13】本発明による管渠内面画像の処理装置の第2
実施例を説明するためのもので、(a)は、ビデオカメ
ラ35の先端に全方位センサーとしての魚眼レンズ61
を取り付けた状態の説明図、(b)は、最大撮影角αm
axと、最小撮影角αminと、可視範囲の説明図、
(c)は、ビデオカメラ35に映し出された画像の投影
図である。
【図14】図8又は図13におけるビデオカメラ35を
管渠10にセットした状態の斜視図である。
【図15】(a)は、実管渠10の展開前の実画像デー
タ図、(b)は、展開後の展開図である。
【図16】本発明による管渠内面画像の処理装置の他の
実施例を示すもので、(a)は、魚眼レンズの場合の前
方監視画像を映し出すための説明図、(b)は、2葉双
曲面鏡の場合の前方監視画像を映し出すための説明図、
(c)は、表示画面69に壁面画像75と前方監視画像
74を映し出した状態の説明図、(d)は、前方監視画
像74を拡大して映し出した説明図、(e)は、前方監
視画像74の領域を広げて映し出した説明図である。
【図17】従来の管渠内面画像の処理装置の第1例を示
すもので、(a)は、壁面11撮影時の説明図、(b)
は、その展開図である。
【図18】従来の管渠内面画像の処理装置の第2例を示
すもので、(a)は、壁面11撮影時の説明図、(b)
は、その作業工程を示すフローチャートである。
【図19】従来の管渠内面画像の処理装置の第3例を示
すもので、(a)は、ボーリング孔(管渠)21撮影時
の説明図、(b)は、結像面図、(c)は、その展開図
である。
【図20】本出願人が先に提案した標準カメラによる管
渠内面画像の処理装置の原理を説明するためのもので、
(a)は、管渠10の壁面11をビデオカメラ35で撮
影している状態の斜視図、(b)は、ビデオカメラ35
に映し出された画像の投影図、(c)は、展開図であ
る。
【符号の説明】
10…管渠、11…壁面、12a、12b、12c、1
2d…ラインセンサカメラ、13a、13b、13c、
13d…壁面画像、14…クラック、14a…実管渠1
0のクラック、14b…ビデオカメラ35で映した画像
のクラック、14c…展開図のクラック、15…重合
部、17…回転式パノラマカメラ、18…レール、21
…ボーリング孔(管渠)、22…プローブ、23…CC
Dカメラ、24…コーンミラー、25…内部制御ユニッ
ト、26…画像処理装置、27…メモリ、28…モニタ
ー、29…フレームメモリA、30…フレームメモリ
B、35…ビデオカメラ、36…ビデオデータ入力装
置、37…展開図処理装置、38…音声処理装置、39
…展開図出力装置、40…ビデオデッキ、41…ビデオ
キャプチャボード、42…画像データ記憶部、44…展
開補正処理部、45…展開データ記憶部、46…データ
マッチング部、47…展開図作成部、48…展開図記憶
部、49…音声データ記憶部、50…音声認識処理部、
51…損傷判定部、52…音声記録文字変換部、53…
展開図出力部、54…モニター、55…プリンタ、56
…文字認識処理部、57…継ぎ目、58…クラック、5
9…水面、60…汚れ、61…全方位センサー(2葉双
曲面鏡又は魚眼レンズ)、62…リレーレンズ、63…
イメージセンサ、64…照明灯、65…反射面、66…
透過面、67…反射面、68…入射面、69…画面、7
0…透過部、71…ズームレンズ、72…広角レンズ、
73…非映写部、74…監視画像、75…壁面画像、7
6…基端部取付け板、77…透明カバー、78…先端部
取付け枠、79…ビデオカメラ本体、80…センターニ
ードル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 良文 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 東 京都下水道サービス株式会社内 (72)発明者 出口 敏行 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 東 京都下水道サービス株式会社内 (72)発明者 斉藤 博 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 東 京都下水道サービス株式会社内 (72)発明者 脇川 武美 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 東 京都下水道サービス株式会社内 (72)発明者 滝沢 賢治 東京都港区南麻布2丁目11番10号 日本工 営株式会社内 (72)発明者 沼尾 信二 神奈川県横浜市港北区新吉田町2940番地 日本工営株式会社内 (72)発明者 斎藤 順一 茨城県稲敷郡茎崎町稲荷原2304番地 日本 工営株式会社中央研究所内 (72)発明者 張 冀杭 茨城県稲敷郡茎崎町稲荷原2304番地 日本 工営株式会社中央研究所内 (72)発明者 山口 香奈 茨城県稲敷郡茎崎町稲荷原2304番地 日本 工営株式会社中央研究所内 (72)発明者 北村 幸夫 茨城県稲敷郡茎崎町稲荷原2304番地 日本 工営株式会社中央研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸に対し略直交する角度まで管渠壁面
    11の画像信号を受光してこの光信号を光軸方向に屈折
    するための全方位センサー61と、この全方位センサー
    61を用いたビデオカメラ35により管渠壁面11の画
    像データを取り込むビデオデータ入力装置36と、この
    ビデオデータ入力装置36の画像データに基づき1フレ
    ーム毎に展開図の作成処理を行った後、複数フレーム分
    の画像データの合成を行う展開図処理装置37と、合成
    された展開図を出力する展開図出力装置39とからなる
    ことを特徴とする管渠内面画像の処理装置。
  2. 【請求項2】 全方位センサー61は、光軸に対し略直
    交する角度まで広角に受光してこの光信号を光軸方向に
    屈折するための2葉双曲面鏡からなることを特徴とする
    請求項1記載の管渠内面画像の処理装置。
  3. 【請求項3】 全方位センサー61は、光軸に対し略直
    交する角度まで受光してこの光信号を光軸方向に屈折す
    るための円、楕円、放物面、円錐等のn次曲線面(n
    は、1以上の正の整数)からなる鏡又はレンズからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の管渠内面画像の処理装
    置。
  4. 【請求項4】 展開図処理装置37は、ビデオデータ入
    力装置36の画像データを記憶する画像データ記憶部4
    2と、この記憶されたデータから1フレーム毎に、全方
    位センサー61を用いたことによる展開図のひずみの補
    正を行うとともに、補正処理後の画像データの展開図作
    成処理を行う全方位センサー用展開補正処理部44と、
    この展開図データを記憶する展開データ記憶部45と、
    各1フレーム毎の画像データ間の歪調整のためのデータ
    マッチングを行うデータマッチング部46と、歪調整後
    の複数フレーム分の画像データの合成により展開図を作
    成する展開図作成部47と、前記画像データ記憶部42
    の画像データから文字を認識し前記展開図作成部47に
    よる展開図に文字情報を入力する文字認識処理部56と
    を具備してなることを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の管渠内面画像の処理装置。
  5. 【請求項5】 全方位センサー用展開補正処理部44
    は、全方位センサー61の画像角度が管渠10の軸方向
    と線形の関係ではないことによる管渠10の深さ方向の
    補正処理、ビデオカメラ35の中心点が管渠10の中心
    からずれたときの中心点の補正処理及びビデオカメラ3
    5の光軸Sが傾いたときの傾きの補正処理をするものを
    具備してなることを特徴とする請求項4記載の管渠内面
    画像の処理装置。
  6. 【請求項6】 ビデオカメラ35の外周に、管渠壁面1
    1を照射する環状の照明灯64を設けてなることを特徴
    とする請求項1、2又は3記載の管渠内面画像の処理装
    置。
  7. 【請求項7】 2葉双曲面鏡61は、管渠壁面11から
    焦点に向かって発射される光線を光軸に向かって反射屈
    折する2葉双曲面からなり、最大表示画角が約140
    度、最小表示画角が約87度とし、管渠壁面11を略間
    横から斜め約53度の範囲を受光可能なものからなるこ
    とを特徴とする請求項2記載の管渠内面画像の処理装
    置。
  8. 【請求項8】 魚眼レンズ61は、両面凸レンズの一方
    面の一部が凹面状で、他方面の一部が平面状になるよう
    にカットした形状をなし、凹面状にカットした部分は、
    魚眼レンズ61の内部から見た凸面鏡の反射面65とな
    し、平面状にカットした部分は、光線が屈折して出射す
    る透過面66となし、前記凸面鏡の反射面65側の外周
    面は、光が入射する入射面68をなし、前記透過面66
    側の外周面は、光が反射する反射面68をなし、表示画
    面69上に略ドーナツ状の壁面画像75を映し出すよう
    にしたことを特徴とする請求項3記載の管渠内面画像の
    処理装置。
  9. 【請求項9】 2葉双曲面鏡61における略中央部分又
    は魚眼レンズ61における凸面鏡の反射面65の略中央
    部分に、透過部70を形成することにより、表示画面6
    9上に映し出された略ドーナツ状の壁面画像75の中央
    の非映写部73に、前方監視画像74を映し出すように
    したことを特徴とする請求項7又は8記載の管渠内面画
    像の処理装置。
  10. 【請求項10】 2葉双曲面鏡61又は魚眼レンズ61
    の光軸上に、前方監視画像74を拡大して映し出すため
    のズームレンズ71を設けてなることを特徴とする請求
    項7又は8記載の管渠内面画像の処理装置。
  11. 【請求項11】 2葉双曲面鏡61又は魚眼レンズ61
    の光軸上に、前方監視画像74の映写領域を広げるため
    の広角レンズ72を設けてなることを特徴とする請求項
    7又は8記載の管渠内面画像の処理装置。
  12. 【請求項12】 全方位センサー61の中心線Zと管渠
    10の中心線が略一致した状態にセットしたときの画像
    データに基づき展開図を作成する方法において、展開図
    座標(m,n)と実管渠の特定位置(Z,β)との対応
    を求める工程と、この対応を求める工程により求められ
    た実管渠の位置(Z,β)から、全方位センサー61の
    中心線Zが管渠中心と一致した状態時のレンズの焦点O
    mに対しての入射角度(α1,β1)を求める管渠深さ
    方向の補正工程と、この入射角度(α1,β1)から全
    方位センサー61の中心線Zが管渠中心と平行で、(Δ
    x,Δy)だけずれた状態時のレンズの焦点Omに対し
    ての入射角度(α2,β2)を求める中心点の補正工程
    と、補正後の入射角度(α2,β2)から全方位センサ
    ー61の中心線Zが管渠中心線と(θα,θβ)だけ傾
    いた状態時のレンズの焦点Omに対しての入射角度(α
    5,β5)を求める傾き補正工程と、この入射角度(α
    5,β5)から画像の画面座標(x,y)を求める工程
    とを具備し、これらの工程を繰り返して展開図を作成す
    るようにしたことを特徴とする管渠内面画像の処理方
    法。
  13. 【請求項13】 全方位センサー61の中心線Zと管渠
    10の中心線が略一致した状態にセットしたときの画像
    データに基づき展開図を作成する方法において、実管渠
    の特定位置(Z,β)からの入射角度(α5,β5)に
    基づき画像の画面座標(x,y)を求める工程と、実管
    渠の特定位置(Z,β)と展開図座標(m,n)との対
    応を求める工程と、この対応を求める工程により求めら
    れた実管渠の位置(Z,β)から、全方位センサー61
    の中心線Zが管渠中心と一致した状態時のレンズの焦点
    Omに対しての入射角度(α1,β1)を求める管渠深
    さ方向の補正工程と、この入射角度(α1,β1)から
    全方位センサー61の中心線Zが管渠中心と平行で、
    (Δx,Δy)だけずれた状態時のレンズの焦点Omに
    対しての入射角度(α2,β2)を求める中心点の補正
    工程と、補正後の入射角度(α2,β2)から全方位セ
    ンサー61の中心線Zが管渠中心線と(θα,θβ)だ
    け傾いた状態時のレンズの焦点Omに対しての入射角度
    (α5,β5)を求める傾き補正工程とを具備し、これ
    らの工程を繰り返して展開図を作成するようにしたこと
    を特徴とする管渠内面画像の処理方法。
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KR101997758B1 (ko) 중공관 배면 탐지장치 및 이를 이용한 중공관 배면의 공동 유무를 탐지하는 방법

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