JP2000330777A - プログラム交換方法 - Google Patents

プログラム交換方法

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JP2000330777A
JP2000330777A JP11140028A JP14002899A JP2000330777A JP 2000330777 A JP2000330777 A JP 2000330777A JP 11140028 A JP11140028 A JP 11140028A JP 14002899 A JP14002899 A JP 14002899A JP 2000330777 A JP2000330777 A JP 2000330777A
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Kazuhiro Uemura
和容 植村
Noriyoshi Ichise
規善 市瀬
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置のプログラム交換を行うにあた
り必要としないプログラム及びデータを一時的に待避さ
せることで、情報処理装置の空き記憶領域を最大限に確
保しデータ転送時の記憶容量不足を回避する。 【解決手段】 接続手段を介して接続された外部記憶手
段から交換用プログラムやデータを伝送することにより
情報処理装置内のプログラムやデータを交換する方法で
あって、前記情報処理装置においてプログラム交換中に
必要となるプログラム以外のプログラムの実行を必要に
応じて停止する工程と、前記プログラム交換を実行する
のに必要のないプログラムやデータを一時的に待避させ
る工程と、前記交換用プログラムやデータを前記情報処
理装置に伝送して交換する工程と、前記プログラムやデ
ータの交換が終了したら、前記一時的に待避させたプロ
グラムやデータを前記情報処理装置に復元する工程を行
うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム交換方
法に関し、特に、資源の少ない情報処理装置のプログラ
ムやデータの交換作業において、データ転送時の記憶容
量不足を回避するとともに、通信路切断による転送中断
が生じても好適にプログラムやデータの交換を遂行でき
るプログラムの交換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、例えばPOS(Point of Sal
es)システムや携帯型情報端末システム等のように、限
られた機能を持たせた情報入力端末をサーバ型情報処理
装置と接続してデータ管理を行うコンピュータシステム
が様々な態様で利用されている。このようなシステムに
おいて、端末側情報処理装置内のプログラムやデータを
更新・交換等する必要が生じた場合には、通常端末装置
には独立の交換プログラム取込み手段を設けずに、サー
バ側からプログラム交換用データを端末側に伝送してプ
ログラム交換を実施するようにしている。
【0003】ところで、端末側装置がサーバ側装置に接
続している状況でも、例えば端末側情報処理装置が携帯
型無線端末である場合等には通信状態が悪化して通信が
切断されてしまう場合がある。また、サーバ側情報処理
装置のスロットに差込んでコネクタ接続するようなタイ
プの端末装置は容易に取外すことができ、予期せぬ切断
が想定しうる。更に、接続中に電源コードの挿抜等によ
り電源供給がストップして接続が中断される場合もあ
る。
【0004】端末側情報処理装置に対するプログラム交
換中にこのような切断が生じると、プログラムやデータ
が一部しか交換されずに、端末装置のシステムが不正な
状態となってしまう場合がある。この不具合を回避する
ため、一般的に、サーバ側装置から転送するプログラム
交換用データの全てを端末側情報処理装置の空き記憶領
域に一旦格納して、当該転送が最後まで正常終了してか
らプログラム交換を実施することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常端
末側情報処理装置は限られた記憶容量で構成されるた
め、プログラム交換用データのサイズが大きいと転送中
に空き記憶領域が足りなくなる場合がある。データ転送
中に記憶領域が一杯になるとそれ以上のデータ転送は不
可能となり、装置は転送が異常終了したと判断して交換
作業を中止するため、端末装置の記憶装置の空き容量が
少ない場合にはプログラムの交換を行うことができなか
った。
【0006】そこで、本発明は、プログラム交換中に端
末側装置内において必要としないプログラム及びデータ
を一時的に待避させることで、端末側情報処理装置の記
憶容量を最大限に確保してデータ転送時の記憶容量不足
を極力回避してプログラムの交換を行う方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、接続手段を介して接続された外部記憶手
段から交換用プログラムやデータを伝送することにより
情報処理装置内のプログラムやデータを交換する方法で
あって、前記情報処理装置においてプログラム交換中に
必要となるプログラム以外のプログラムの実行を必要に
応じて停止する工程と、前記プログラム交換を実行する
のに必要のないプログラムやデータを一時的に待避させ
る工程と、前記交換用プログラムやデータを前記情報処
理装置に伝送して交換する工程と、前記プログラムやデ
ータの交換が終了したら、前記一時的に待避させたプロ
グラムやデータを前記情報処理装置に復元する工程と、
を具えることを特徴とする。
【0008】このように、情報処理装置内のプログラム
交換を実施するにあたり、当該プログラム交換に必要と
ならないプログラムの実行を必要に応じて停止させ、プ
ログラムやデータを一時的に待避させることにより、記
憶媒体の空き容量を確保してからのデータ転送が可能と
なり、転送中の記憶容量不足の発生を抑制することがで
きる。
【0009】上記の方法において、前記プログラムやデ
ータを一時的に待避させるには、前記プログラム交換に
必要のないプログラムやデータを前記接続手段を介して
接続された外部装置の記憶手段に転送して待避させる
か、あるいは、前記プログラム交換に必要のないプログ
ラムやデータを圧縮することにより実現することができ
る。
【0010】また、本発明のプログラム交換方法では、
前記交換用プログラムやデータを前記情報処理装置に伝
送して交換する工程は、前記交換用プログラムやデータ
をまず前記情報処理装置の空き記憶領域に転送し、この
転送が全て終了した後に実際の交換を行うようにしても
良い。このように、交換用プログラムを全て情報処理装
置の空き記憶領域に全て転送してから実際の交換を行う
ようにすると、転送途中に通信路が切断された場合はデ
ータの交換は行われないため、かかる場合に一部のデー
タのみが交換されてシステムに不具合が生じることを防
ぐことができる。また、転送が中断された場合にも再び
交換用データを転送すればプログラム交換を遂行するこ
とができる。
【0011】あるいは、予め前記交換用プログラムやデ
ータを、一部のデータだけが交換された場合に前記情報
処理装置のシステムが不正となる可能性のあるデータ
と、一部のデータだけが交換された場合でも前記情報処
理装置のシステムが不正とならないデータとに分けてお
き、前記交換用プログラムやデータを前記情報処理装置
に伝送して交換する工程が、前記一部のデータだけが交
換された場合にシステムが不正となる可能性のあるデー
タを前記情報処理装置の空き記憶領域に転送し、この転
送が全て終了した後に実際の交換を行うと共に、前記一
部のデータだけが交換された場合でもシステムが不正と
ならないデータをそのまま前記情報処理装置の記憶手段
に伝送することで交換を行うようにしても良い。
【0012】このようにプログラム交換を行うようにす
ると、上述のように全ての交換用データを転送してから
交換する方法に比して、情報処理装置の空き記憶領域に
転送するデータ容量を少なくすることができるため、よ
り有効にデータ転送時の記憶容量不足を回避することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は本発明
の方法を適用する情報処理装置システムの一例を示す図
である。図1を参照すると、本実施例は、プログラム交
換用データを供給する情報処理装置1(以下、適宜「サ
ーバ側装置」と称す。)と、例えば携帯型情報端末など
のような情報処理装置2(以下、適宜「端末側装置」と
称す。)とで構成される。サーバ側装置1は少なくとも
記憶装置11を有しており、一方端末側装置2はプログ
ラム制御により動作するデータ処理装置21と、記憶装
置22とを具えている。
【0014】サーバ側装置1側の記憶装置11は、2つ
のプログラム交換用データ記憶部111、112と、プ
ログラム交換用データ情報記憶部113と、プログラム
交換削除可能データ情報記憶部114と、プログラム交
換復元データ記憶部115と、プログラム交換復元デー
タ情報記憶部116と、を具えている。
【0015】このサーバ側装置1内で、端末装置2への
プログラム交換用データを構成するファイルは2つのデ
ータ記憶部111、112に分けて格納されている。す
なわち、プログラム交換用データファイルのうち、端末
装置2に対するプログラム交換が途中で失敗し一部のフ
ァイルのみが交換された場合に、端末側装置2のシステ
ムが不正な状態に陥ってしまう可能性のあるファイル
(以下、データAと呼ぶ。)は記憶部111に、かかる
場合にも端末装置2のシステムが不正な状態に陥ること
のないファイル(以下、データBと呼ぶ。)は記憶部1
12に格納されている。
【0016】プログラム交換用データ情報記憶部113
には、上記データ記憶部111及び112に格納された
各ファイルの名前(場所を含む)及び交換先における名
前(場所を含む)を特定できる情報が登録されている。
【0017】プログラム交換削除可能データ情報記憶部
114には、端末側装置2内のファイルのうち、プログ
ラム交換の実行にあたり端末装置2が必要としないファ
イルであって、一旦削除してもプログラム交換を遂行す
ることが可能なファイルの名前(場所を含む)を特定で
きる情報が登録されている。
【0018】プログラム交換復元データ記憶部115
は、プログラム交換にあたり端末装置2から待避するフ
ァイルをプログラム交換後に端末装置2に戻すために一
時的に格納しておく記憶領域である。また、プログラム
交換復元データ情報記憶部116には、この復元データ
記憶部115に一時的に待避されたファイルの名前(元
にあった場所を含む)が登録される。
【0019】一方、端末側装置2のプログラム交換処理
部211は、プログラム停止手段212と、データ削除
手段213と、データ転送手段214と、データ復元手
段215とを具えている。
【0020】プログラム停止手段212は、プログラム
交換中に必要となるプログラム以外のプログラムの実行
を、必要であれば停止する。データ削除手段213は、
サーバ側装置1の削除可能データ情報記憶部114の情
報をもとに交換の対象でないファイルであって一時的に
待避可能なファイルを選択し、選択したファイルの複製
を前記プログラム交換復元データ記憶部115に格納す
ると共に、必要な情報(格納したファイル名および復元
先における名前、いずれも場所を含む)をプログラム交
換復元データ情報記憶部116に登録する。更に、これ
らの工程が終了したら、一旦削除可能なファイルを記憶
装置22から削除する。
【0021】データ転送手段214は、サーバ側装置1
のプログラム交換用データ情報記憶部113の情報をも
とに、まずデータA記憶部111のデータを全て記憶装
置22に転送した後に実際の交換を行い、次いでデータ
B記憶部112のデータを記憶装置22に順次転送する
ことで交換を行う。
【0022】データ復元手段215は、上記のプログラ
ム交換が終了した後に、一時的にサーバ側装置1の交換
復元データ記憶部115に待避させていたファイルを、
プログラム交換復元データ情報記憶部116の情報をも
とに記憶装置22に転送することで復元する。
【0023】このように構成したシステムの動作を、図
2に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。例え
ば携帯型情報端末システムにおいて、端末装置2のプロ
グラム交換処理部211がプログラム交換要求を検出す
ると、プログラム停止手段212はプログラム交換中に
必要となるプログラム以外のプログラムの実行を停止す
る(ステップA1)。
【0024】次に、データ削除手段213が、サーバ装
置1の削除可能データ情報記憶部114の情報に基づき
一時的に削除可能なファイルを特定し、これらのうちプ
ログラム交換の対象とならないファイルの複製を前記プ
ログラム交換復元データ記憶部115に待避させると共
に、ここで待避したファイルを復元するために必要な情
報(格納したファイル名および復元先における名前、い
ずれも場所を含む)をプログラム交換復元データ情報記
憶部116に登録した後、一旦削除可能なファイルを記
憶装置22から削除する(ステップA2)。
【0025】次に、データ転送手段214が、サーバ装
置1のプログラム交換用データ情報記憶部113の情報
に基づき、プログラム交換用データA記憶部111に記
憶されている全てのファイル群を記憶装置22の空き領
域に転送する(ステップA3)。この時点では、データ
A(プログラム交換が途中で失敗し一部のファイルのみ
が交換された場合に、端末側装置2のシステムが不正な
状態に陥ってしまう可能性のあるファイル)は記憶装置
22に格納されただけであり実際のプログラム交換は行
われていないため、例えば転送途中で通信路が切断され
転送が失敗した場合にもシステムが不正な状態に陥るこ
とはない。通信が正常終了したか否かはステップA4で
判断され、正常終了しなかった場合は記憶装置22の空
き領域をチェックし(ステップA5)、まだ空き領域が
ある場合には通信路を再接続してプログラム交換を再実
行する。ステップA5にて空き領域がない場合にはエラ
ー処理を行いプログラム交換を終了する。
【0026】ステップA4にてデータAに係るファイル
の転送が全て正常終了したら、データAの実際の交換を
実施する(ステップA6)。このようにしてデータAに
係るファイル群は記憶装置22に全て格納された後に交
換されるため、その一部しか交換されずにシステムが不
正な状態に陥ることはない。
【0027】次に、データ転送手段214は、プログラ
ム交換用データ情報記憶部113の情報をもとに、プロ
グラム交換用データ記憶部112に記憶されているファ
イル群を記憶装置22に転送し、これにより順次交換が
実施される(ステップA7)。なお、ここで転送される
データBは上述したように一部のファイルのみが交換さ
れた場合にも端末装置2のシステムが不正な状態に陥る
ことのないファイルであり、この転送が途中で途切れる
ことがあってもシステムは不正な状態に陥ることはな
い。
【0028】次に、データ復元手段215は、プログラ
ム交換復元データ情報記憶部116の情報をもとに、デ
ータ削除手段213が前記ステップA2で一旦削除した
ファイルを、プログラム交換復元データ記憶部115か
ら転送することにより復元する(ステップA8)。
【0029】これらを全て転送できたか否かをステップ
A9で判断し、転送できた場合にはプログラム交換は完
了する。ステップA9にて転送の中断を検出した場合に
は記憶装置22の空き容量をチェックして(ステップA
10)、空き容量があれば通信路の切断があったものと
判断できるため再接続してファイル転送のやり直しを試
み、空き容量がなければ記憶装置22の空容量不足とし
てエラー処理を行いプログラム交換を終了する。
【0030】このようにプログラム交換を行うようにす
れば、情報処理装置間のプログラム交換用データの転送
時に予め待避可能なファイルをサーバ側に移しておくこ
とで、端末側装置の限られた記憶領域の空き容量を増や
してデータ転送に備えることができる。また、転送途中
に予期せぬ通信路の切断が生じても、端末装置のシステ
ムが不正な状態に陥ることなく再接続してプログラム交
換を続行することができる。
【0031】図3及び図4は、本発明の他の実施形態を
説明する図である。図3を参照すると本実施例は、プロ
グラムやデータの待避/復元手段として図1に示すデー
タ削除手段213とデータ復元手段215ではなく、デ
ータ圧縮手段413とデータ復元手段415を有してい
る。また、図1に示すプログラム交換削除可能データ情
報記憶部114の代りにプログラム交換圧縮可能データ
情報記憶部314を有する。更に、図1に示すプログラ
ム交換復元データ記憶部115とプログラムデータ交換
復元データ情報記憶部116ではなく、端末側装置21
の記憶装置42に、プログラム交換圧縮データ記憶部4
21とプログラム交換復元情報記憶部422を有してい
る。本実施例においてその他の構成要素は図1に示す例
と概略同じ機能を有するものとし、重複する説明は以下
に省略する。
【0032】プログラム交換圧縮可能データ情報記憶部
314には、端末側装置2内のファイルのうち、プログ
ラム交換の実行にあたり端末装置2が必要としないファ
イルであって、圧縮してもプログラム交換を遂行するこ
とが可能なファイルの名前(場所を含む)を特定できる
情報が予め登録されている。
【0033】データ圧縮手段413は、このプログラム
交換圧縮可能データ情報記憶部314の情報をもとに一
旦圧縮可能なファイルを特定し、これらを圧縮してプロ
グラム交換圧縮データ記憶部421に格納するととも
に、圧縮したファイルを復元するために必要な情報をプ
ログラム交換復元情報記憶部422に登録した後、記憶
装置42からこれらのファイルを削除する。
【0034】データ復元手段415は、データ圧縮手段
413がプログラム交換圧縮データ記憶部421に格納
した圧縮ファイルを、プログラム交換復元情報記憶部4
22の情報に基づいて記憶装置42に解凍することによ
り復元する。復元した後は、プログラム交換圧縮データ
記憶部421及びプログラム交換復元情報記憶部422
に格納したデータを削除する。
【0035】図4はこの実施例の動作を示すフローチャ
ートである。図4において図2と同一の符号で示す工程
は図2で説明したのと同じ工程であり、その重複する説
明はここでは省略する。
【0036】本実施例では、プログラム交換にあたり記
憶装置42の空き領域を確保するために、データ圧縮手
段413がプログラム交換圧縮可能データ情報記憶部3
14の情報をもとに、プログラム交換を実行するのに必
要としないファイルを一旦圧縮し記憶装置42内のプロ
グラム交換圧縮データ記憶部421に待避させるととも
に、圧縮したファイルを復元するために必要な情報をプ
ログラム交換復元情報記憶部422に登録する(ステッ
プB2)。また、データ復元手段425は、プログラム
交換用データAの交換が終了した後に、前記圧縮したフ
ァイルを解凍することで復元する(ステップB7)。そ
の後、プログラム交換用データBを転送することにより
データBの交換が実施される(ステップB8)。
【0037】このように本実施例のシステムを構成して
も、図1に示す例と同様の効果を得ることができる。す
なわち、端末装置内の待避可能なファイルを圧縮するこ
とで記憶装置の空き容量を増やしてプログラム変換用デ
ータの転送に備えると共に、データ転送中に通信路の切
断が生じてもシステムが不正な状態に陥ることなくプロ
グラム交換を実施することができる。
【0038】以上、本発明の実施形態について詳細に説
明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態の例に限
るものではなく、他にも様々な例として実現することが
できる。例えば、上記実施例ではプログラム交換にあた
り必要に応じて端末側装置で実行中のプログラムを停止
するようにしているが、実際のシステムにおいてプログ
ラム交換が終了した際に再び停止したプログラムを自動
的に立ち上げるように構成しても良い。
【0039】また、プログラム交換用データを供給する
サーバ側装置は、例えばメモリカード等の記憶手段であ
っても良い。例えば端末側装置に交換用データを格納し
たメモリカードを挿入してプログラム交換を行うシステ
ムにおいて、カードが不意に抜かれてデータ転送が中断
した場合であっても本発明によれば不具合を生じること
なくプログラム交換を遂行することができる。なお、一
般的にメモリカードの記憶容量は少ないことを考慮する
と、この場合は本願第2実施例として図3に示したよう
にデータを端末側装置内で圧縮する方法を好適に用いる
ことができる。
【0040】更に、上記実施例ではプログラム交換時の
動作制御は端末側装置のデータ処理装置21、41が行
うようにしているが、この動作制御はサーバ側装置1、
3の制御部が、あるいは、図示しない第3の情報処理装
置が担うようにしても良い。また、図1に示す例ではプ
ログラム交換に必要のないプログラムやデータを外部記
憶手段に転送することにより、図3に示す例では圧縮す
ることにより待避させるようにしたが、これを組合わせ
て、プログラム交換に必要のないプログラムやデータを
圧縮したうえで外部記憶手段に転送して待避させるよう
にしても良い。
【0041】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、端末
装置のプログラム交換にあたり必要とならないプログラ
ムやデータを一旦待避させることにより、データ転送に
備えて記憶領域を広く確保することができるため、記憶
容量不足によるデータ転送の中断を回避することができ
る。
【0042】更に、予め交換用プログラムを分けてお
き、一部のデータだけが交換された場合にシステムが不
正となる可能性のあるデータを記憶媒体の空き領域に転
送した後に実際の交換を行うようにすると共に、一部の
データだけが交換された場合でもシステムが不正となら
ないデータをそのまま前記記憶媒体に伝送することで交
換を行うようにしているため、全ての交換用データを転
送してから交換する方法に比して、より有効にデータ転
送時の記憶容量不足を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例の構成を示す図で
ある。
【図2】図2は、図1に示すシステムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図3は、本発明の第2実施例の構成を示す図で
ある。
【図4】図4は、図3に示すシステムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1、3 サーバ側情報処理装置 2、4 端末側情報処理装置 11、31 サーバ側記憶装置 21、41 データ処理装置 22、42 端末側記憶装置 211、411 プログラム交換処理部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続手段を介して接続された外部記憶手
    段から交換用プログラムやデータを伝送することにより
    情報処理装置内のプログラムやデータを交換する方法で
    あって、 前記情報処理装置においてプログラム交換中に必要とな
    るプログラム以外のプログラムの実行を必要に応じて停
    止する工程と、 前記プログラム交換を実行するのに必要のないプログラ
    ムやデータを一時的に待避させる工程と、 前記交換用プログラムやデータを前記情報処理装置に伝
    送して交換する工程と、 前記プログラムやデータの交換が終了したら、前記一時
    的に待避させたプログラムやデータを前記情報処理装置
    に復元する工程と、を具えることを特徴とするプログラ
    ム交換方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプログラム交換方法に
    おいて、前記プログラムやデータを一時的に待避させる
    工程及び復元する工程は、前記接続手段を介して接続さ
    れている外部記憶手段に前記プログラムやデータを転送
    して待避させると共に、ここで転送したプログラムやデ
    ータを前記情報処理手段に再び転送して復元することを
    特徴とするプログラム交換方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプログラム交換方法に
    おいて、前記プログラムやデータを一時的に待避させる
    工程及び復元する工程は、前記プログラムやデータを圧
    縮することにより待避させると共に、ここで圧縮したプ
    ログラムやデータを解凍することにより復元することを
    特徴とするプログラム交換方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のプロ
    グラム交換方法において、前記交換用プログラムやデー
    タを前記情報処理装置に伝送して交換する工程は、前記
    交換用プログラムやデータをまず前記情報処理装置の空
    き記憶領域に転送し、この転送が全て終了した後に実際
    の交換を行うことを特徴とするプログラム交換方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載のプロ
    グラム交換方法において、予め前記交換用プログラムや
    データを、一部のデータだけが交換された場合に前記情
    報処理装置のシステムが不正となる可能性のあるデータ
    と、一部のデータだけが交換された場合でも前記情報処
    理装置のシステムが不正とならないデータとに分けてお
    き、 前記交換用プログラムやデータを前記情報処理装置に伝
    送して交換する工程が、前記一部のデータだけが交換さ
    れた場合にシステムが不正となる可能性のあるデータを
    前記情報処理装置の空き記憶領域に転送し、この転送が
    全て終了した後に実際の交換を行うと共に、前記一部の
    データだけが交換された場合でもシステムが不正となら
    ないデータをそのまま前記情報処理装置の記憶手段に伝
    送することで交換を行うことを特徴とするプログラム交
    換方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載のプロ
    グラム交換方法において、前記外部記憶手段は、前記情
    報処理装置に接続された第2の情報処理手段の記憶装置
    であることを特徴とするプログラム交換方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載のプロ
    グラム交換方法において、前記外部記憶手段は、前記情
    報処理装置に対して挿抜可能なメモリカードであること
    を特徴とするプログラム交換方法。
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Cited By (7)

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